JPH0474293A - 硬貨回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は硬貨回収装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、自動販売機等に装着した硬貨処理装置から払い出
される硬貨を、送出シュートを通して硬貨取出口と回収
容器のいずれかに切換え送出可能な通路切換部材を設け
、硬貨を硬貨取出口へ送出する通常位置と、金庫へ送出
する回収位置とに切換え回動自在に構成し、かつ通路切
換部材の各回動位置にて弾止保持するバネ部材を設けｔ
（発明があり、特願平１−８４９９４−Ｑ−に示してい
る。

（ハ）発明が解決しようとする課題 かかる構成の通路切換部材は、バネ部材によって各回動
位置に弾止保持する構成であるため、硬貨処理装置から
送出される硬貨によって各回動位置から離脱する虞れが
あり、不安定となる問題があった。

本発明はこのようなことから、通路切換部材の各回動位
置での保持を確実にするとともに、切り換え操作が簡単
にできる硬貨回収装置を捉供するしのである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、硬貨処理装置から払い出される硬貨を、送出
シュートを通して硬貨取出口と回収容器のいずれかに切
換え送出可能にした硬貨回収装置において、前記送出シ
ュートの底部に設けた開口部と、この開口部を閉塞して
前記硬貨取出口への硬貨通路を形成する通常位置と開口
部を開放し前記硬貨取出口への硬貨通路を閉止して前記
回収容器への硬貨通路を形成する回収位置とに回動自在
に軸支され、かつ回収位置にて回収容器を係止する係止
片を設けた通路切換部材と、この通路切換部材の下面に
てスライド移動自在に設けたロック部材とを備え、通路
切換部材は通常位置にて下端を送出シュートの底部上に
重ね位置し、ロック部材の下端を送出シュートの底部下
に進出位置して保持するとと６に、ロック部材の下端を
送出シュートの底部下から後退移動することにより回収
位置に回動可能とし、この回収位置にて軸支部分よりも
係止片側にて硬貨処理装置から払い出される硬貨を受け
るようにしたものである。

（ホ）作用 かかる構成の本発明は、通常時に通路切換部材は下端を
送出シュートの底部上に重ね位置して開口部を閉塞し硬
貨取出口への硬貨通路を形成するとと６に、ロック部材
の下端を送出シュートの底部下に進出位置することによ
って通常位置に保持される。そして、ロック部材を上方
へスライド移動操作して、ロック部材の下端を送出シュ
ートの底部下から後退させると、通路切換部材は回収位
置に回動可能となるとともに、回収位置で通路切換部材
の係止片が回収容器を係止し、硬貨処理装置から払い出
される硬貨を軸支部分よりも係止片側にて受け、回収容
器へ案内する。

くへ）実施例 各図は本発明の実施例を示すしのであり、ｌは自動販売
機本体で前面には開閉自在に扉２を枢支している。この
扉２の前面パネル３には、看板部４、商品選択ボタン５
、硬貨投入口６、後述の硬貨処理装置７から払い出され
た硬貨を取り出し可能に収納する硬貨取出口８、及び商
品取出口９等をそれぞれ配設している。

硬貨処理装置７は、硬貨投入口６から投入されｔこ硬貨
を受は入れて選別する硬貨選別部７Ａと、この硬貨選別
部７Ａで選別された正貨を収納するとと６に、払出指令
に基づいて収納硬貨を下端から払い出す硬貨収納部７Ｂ
とを備えている。

１０は硬貨処理装置７の下部に設けた送出シュドであり
、硬貨収納部７Ｂから払い出されｔこ硬貨を、前記硬貨
取出口８へ案内送出するように設けている。また該送出
シュート１０は、硬貨処理装置７の下部から払い出され
る硬貨の落下地点に対応して、上下方向に傾斜した底部
１０Ａに開口部１１を設けている。

１２は退出シュート１０の開口部１１に対応して設けた
通路切換部材であり、送出シュート１０内へ突出して硬
貨取出口８への硬貨通路を閉止可能な閉止部＋２Ａを下
部に設け、後述する回収容器１３を係止可能な係止片１
２Ｂを上部に設けているとともに、この上部の係止片１
２Ｂ側に重心があるように、かつこの上部側が硬貨処理
装置７の下部から払い出される硬貨の落下地点となるよ
うに、下部を軸杆１４にて回動自在に軸支している。

すなわち、通路切換部材１２は軸杆１４にて軸支されｔ
こ部位よりも上部側を、硬貨処理装置７の下部から払い
出される硬貨の落下地点となるように構成するとと６に
、この上部側に重心を持たせて、軸杆１４を軸にして係
止片１２Ｂ側が自重にて下方へ回動するように構成して
いる。

そして通路切換部材１２は、閉止部１２Ａの下端を送出
シュー）１０の底部１０Ａ上に重ねることで送出シュー
　ト１０の開口部１１を閉塞し、硬貨取出口８への硬貨
通路を形成する通常位置と、閉止部１２Ａを送出シュー
ト１０内へ突出して、硬貨取出口８への硬貨通路を閉止
するとともに、硬貨収納部７Ｂから払い出された硬貨を
、開口部１１を通して回収容器１３へ案内すべく硬貨通
路を形成する回収位置とに回動自在に設けている。

１５は下部の側面に長孔１６を設け、この長孔１６に軸
杆１４を挿通するとともに、上部を通路切換部材１２の
上部に設けた係止片１２Ｂの開口部１２Ｇに神通し、通
路切換部材１２の下面にてスライド移動自在に設けたロ
ック部材である。

このロック部材１５は、通路切換部材１２が通常位置に
あるときは、自重にて下方へ移動して下端を送出シュー
ト１０の底部１０Ａ下に進出位置し、また、上部に折曲
して設けた操作片１５Ａを上方へスライド移動操作して
、下端を送出シュド１０の底部１０Ａ下から後退位置さ
せると、通路切換部材１２が回収位置へ回動可能となる
ように構成している。また更に、ロック部材１５は下端
の側面に円弧状に形成したガイド部１５Ｂを設け、送出
シュート１０内から送出シュート１０の底部１０Ａ下へ
回動する際に、このロック部材１５が自重にて下動した
場合でも、ガイドとなってロック部材１５が底部１０Ａ
下へ容易に回動できるようにしている。なお、操作片１
５Ａは係止片１２Ｂと同様に、回収容器１３を係止でき
るようになっている。

１７は前記送出シュート１０の下方に対応して設けた金
庫収納ケースであり、前記扉２を開くことによって開放
される開口部１８を設け、金庫として６作用する回収容
器１３を、この開口部１８から着脱自在にしている。

一方、回収容器１３は上端を開口しｔζ箱体を形成して
おり、通常時は金庫収納ケース１７内に装着し、硬貨の
回収操作時には第２図に示すように金庫収納ケース１７
から途中まで引き出しｔζ状態で、回収位置にある通路
切換部材１２の係止片１２Ｂ、またはロック部材１５の
操作片１５Ａに係止保持されるようになっている。

したがって、かかる構成による通常時は第１図に示すよ
うに、通路切換部材１２は閉止部１２Ａを送出シュート
１０の底部！ＯＡ上に重ね位置して開口部１１を閉塞し
、ロック部材１５は自重にて下部位置にあり、下端を送
出シュートｌＯの底部１０Ａ下に進出位置させている。

これにより通路切換部材１２は、開口部１１を閉塞した
通常位置に保持され、硬貨収納部７Ｂから払い比される
硬貨は硬貨取出口８へ送出される。

こＣで硬貨収納部７Ｂ内の硬貨回収作業を行う場合は、
まず扉２を開いてこの扉２の裏面を開放する。これによ
り硬貨処理装置７、送出シュートｌＯ１金庫収納ケース
１７等が露出状態となる。

ここでロック部材１５の操作片１５Ａを指でつまんで上
方へスライド移動させ、ロック部材１５の下端を送出シ
ュート１０の底部１０Ａ下から後退させると、通路切換
部材１２は通常位置での保持状態が角イ除されるｔこめ
、自重により軸杆１４を中心に係止片１２Ｂ側を下方へ
回動させて回収位置となる。このとき閉止部１２Ａは送
出シュート１０内に突出して硬貨取出口８への硬貨通路
を閉止する。

そして金庫収納ケース１７内に収納されている回収容器
１３を途中まで引き出し、通路切換部材１２の係止片１
２Ｂ、あるいはロック部材１５の操作片１５Ａを回収容
器１３の上端に係止し、保持する。

ここで硬貨処理装置７を操作して硬貨収納部７Ｂから硬
貨を払い出すと、硬貨は送出シュート１０の底部１０Δ
に開口した開口部１１を通して、係止片＋２Ａ側の通路
切換部材Ｉ２上に落下されて回収容器１３へ案内送出さ
れる。まｔと、このとき通路切換部材１２上に落下した
硬貨は、通路切換部材１２０両側部に立ち上がり形成し
ｔこ一対の側板部＋２Ｄ、＋２Ｄによって側方への落下
を防止される。

そして硬貨回収作業終了後は、回収容器１３に係止しｔ
こ係止片１２Ｂ、あるいは操作片１５Ａを回収容器１３
から外して上方へ回動させると、ロック部材１２は自重
にて下方へスライド移動するが、ロック部材１５のガイ
ド部１５Ｂが開口部１１の端縁、すなわち送出シュー）
１０の底部１０Ａに当接し、ロック部材１５はこのガイ
ド部１５Ｂの作用によって上方へ移動され、底部１０Ａ
を乗り越えた時点で再び自重にて下方へスライド移動し
、下端を底部１０Ａ下に進出位置させる。これにより通
路切換部材１２は通常位置に保持状態となる。

（ト）発明の効果 本発明による通路切換部材は、硬貨処理装置から払い出
される硬貨によって各回動位置から離脱する虞れがな（
、安定かつ確実に保持することができるとともに、切り
換え操作が簡単にできる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すしので、第１図は通常状態
における本発明装置部分の縦断側面図、第２図は硬貨の
回収状態における本発明装置部分の縦断側面図、第３図
は通路切換部材の動作説明図、第４図は自動販売機の前
面斜視図である。 ８・・硬貨取出口、１０・退出シュート、ＩＯＡ・底部
、１１・・・開口部、１２−通路切換部材、１２Ｂ・・
係止片、１３・−回収容器、１５・・ロック部材。 第２図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、硬貨処理装置から払い出される硬貨を、送出シュー
   トを通して硬貨取出口と回収容器のいずれかに切換え送
   出可能にした硬貨回収装置において、前記送出シュート
   の底部に設けた開口部と、この開口部を閉塞して前記硬
   貨取出口への硬貨通路を形成する通常位置と開口部を開
   放し前記硬貨取出口への硬貨通路を閉止して前記回収容
   器への硬貨通路を形成する回収位置とに回動自在に軸支
   され、かつ回収位置にて回収容器を係止する係止片を設
   けた通路切換部材と、この通路切換部材の下面にてスラ
   イド移動自在に設けたロック部材とを備え、通路切換部
   材は通常位置にて下端を送出シュートの底部上に重ね位
   置し、ロック部材の下端を送出シュートの底部下に進出
   位置して保持するとともに、ロック部材の下端を送出シ
   ュートの底部下から後退移動することにより回収位置に
   回動可能とし、この回収位置にて軸支部分よりも係止片
   側にて硬貨処理装置から払い出される硬貨を受けること
   を特徴とする硬貨回収装置。