JPH0474120B2 - - Google Patents

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JPH0474120B2
JPH0474120B2 JP59040420A JP4042084A JPH0474120B2 JP H0474120 B2 JPH0474120 B2 JP H0474120B2 JP 59040420 A JP59040420 A JP 59040420A JP 4042084 A JP4042084 A JP 4042084A JP H0474120 B2 JPH0474120 B2 JP H0474120B2
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water
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/3039Fluid removing means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般家庭、飲食店、ホテル等の調
理場より生ずる生ゴミを自動的に圧縮脱水するこ
とができる生ゴミ処理装置に関する。
従来、生ゴミたとえば食品の調理時に排出され
る各種の排出物(魚のはらわた、骨、肉、果物や
野菜のくず、これらの腐敗物等々)の処理は、流
し台の内側に設けたバケツトに一旦入れておい
て、水を自然に切り、次いで、そのバケツトが生
ゴミで一杯になると、例えばポリバケツ等にその
生ゴミを入れかえ、生ゴミ回収機関にその生ゴミ
の廃棄を委託していた。
しかしながら、通常、バケツトが一杯になるま
で生ゴミは露出したまゝ放置され、また、生ゴミ
回収機関が巡回してくるまで生ゴミがポリバケツ
中に入れたまゝ放置されることになるので、放置
期間中、生ゴミの腐敗によりバケツトやポリバケ
ツ等は、雑菌、ハエ、ゴキブリ等の温床となる。
したがつて、放置された生ゴミにより、食中毒が
発生し易すくなる。
また、回収された生ゴミは、焼却後埋立処理が
なされているのであるが、現状の生ゴミにあつて
は、水分が60〜80%も含まれているために、生ゴ
ミを入れたビニール袋の底に多量の腐汁がたま
り、これがために、生ゴミの収集運搬にあつて
も、焼却、埋立においても、多大の労力と燃料と
を費やし、さらにその汚水による環境破壊が行な
われている。
この出願人は、前記事情に基づいて、既に、投
入した生ゴミを確実に圧縮してこれを脱水するこ
とができる生ゴミ処理装置について特許出願をし
たが(特願昭58−233898号)、前記生ゴミ処理装
置についていくつかの改善すべき点を見い出し
た。
すなわち、前記生ゴミ処理装置には、圧縮板に
切断刃が設けられていて、生ゴミを圧縮すると共
に圧縮した生ゴミを複数のブロツクに切断するよ
うになつているのであるが、圧縮板に切断刃を設
けているのでは必らずしも圧縮した生ゴミを確実
に切断することができるものではなく、また、圧
縮板で生ゴミを圧縮する際に、生ゴミが圧縮板の
正面に沿つてせり上り、生ゴミ投入口内に逆流し
てしまうことが判明した。
そこで、この発明者は前記問題点を解決するた
めに種々工夫を重ねた結果、この発明に到達し
た。
すなわち、この発明は、従来の技術的問題点の
解決を図つた前記出願に係る生ゴミ処理装置を改
善するためになされたものであり、生ゴミ投入口
に生ゴミを逆流させることなく、投入した生ゴミ
を確実に圧縮することができると共に圧縮した生
ゴミを確実に複数のブロツクに裁断することので
きる生ゴミ処理装置を提供することを目的とする
ものである。
次に、この発明についてその一実施例を図面と
共に参照しながら説明する。
第1図に示すように、生ゴミ処理装置1は、装
置本体のケース2の上面に生ゴミ投入口3を設け
ると共にケース2の傾斜側面には処理モードを切
り変える操作レバー4を取り付け、ケース2の側
面には生ゴミ排出口を開口し、防水袋たとえばビ
ニール袋を着脱可能に装着する開口部5を下端に
有する生ゴミパツクカバー6を前記生ゴミ排出口
に取り付ける。そして、生ゴミパツクカバー6の
開口部5の下方には、ゴミ容器たとえばポリバケ
ツ6Aを配置しておく。さらに、前記生ゴミ投入
口3の上方には、ケース2の上面に開口するホツ
パー3Aを取り付け、ケース2の上面には水道蛇
口2Aを設けて、この水道蛇口2Aから供給され
る水で前記ホツパー3Aを洗浄することができる
ようになつている。
装置本体内には、第2図および第3図に示すよ
うに、前記生ゴミ投入口3の下方に、生ゴミの投
入方向に交差すると共に前記生ゴミ排出口6Bか
ら下方に傾斜し、上方が開口する角筒状の排水路
7を設置し、その排水路7における傾斜面の最下
位に、前記傾斜面上に流れる排水をケース2の底
面に排出するための排出口8を開口する。ケース
2の底面には、前記排水路7を介して前記生ゴミ
投入口3の直下に、ケース2の底面に流出した排
水を下水道に放流するための放出口9を開口す
る。前記生ゴミ投入口3の直下に放出口9を設け
るのは、例えば一般家庭の流し台では、前記流し
場の排出口の直下に、下水道に通じるパイプの開
口部が設けられ、前記流し台の排出口と前記パイ
プの開口部とが接続管を介して接続されているの
で、前記接続管のかわりに、前記流し台の排出口
の直下に前記生ゴミ投入口3を位置させると共に
前記放出口9と下水道に通じるパイプの開口部と
を接続することにより、この実施例に係る生ゴミ
処理装置1を例えば一般家庭あるいは料亭等の流
し台に取付けることができるようにするためであ
る。
前記排水路7の短手方向において相対向する前
記排水路7の側面それぞれの外側には、相対する
位置で、回動部材10を回動自在に枢支する。つ
まり、回動部材10は、第4図に示すように、角
筒状の排水路7の相対向する側面を挟むのに十分
な間隔をもつて相対向して延在する長尺の腕部1
0A,10Bと、前記腕部10A,10Bそれぞ
れの下端部を連結する連結部10Cとを備えて略
上向きコ字状に形成され、前記腕部10A,10
Bそれぞれの中間部を支持部材例えば支点ピン1
0Dで前記排水路7の相対向側面の外側に枢支す
る。したがつて、回動部材10を排水路7に枢支
した状態にあつては、前記連結部10Cは、排水
路7の底面下方に位置することとなる。一方、排
水路7の下面であつて排水路7の傾斜下方には、
後に詳述する第2水ポンプ装置11を配置し、第
2図に示すように前記第2水ポンプ装置11にお
けるピストンロツド12の先端に取り付けた略コ
字状の連結部材13を回動部材10の連結部10
Cの中間部に結合し、ピストンロツド12の前後
進によつて、排水路7に枢支した回動部材10が
回動するようになつている。
また、前記腕部10A,10Bの上端近傍には
長孔10Eを開口しており、前記長孔10Eには
押圧レバー14の一端近傍の側面に立設するピン
14Aを挿入している。一方、前記排水路7の相
対向側面のそれぞれの外側には、排水路7の傾斜
角度と同じ傾斜角度で傾斜して延在すると共に前
記相対向する側面に向つて開口する案内溝15A
(第3図)を備えて短手方向の断面が略コ字状の
ガイドレール15,15を配置し、そして、前記
ガイドレール15,15それぞれの前記案内溝1
5A内に前記押えレバー14を摺動可能に嵌装す
る。したがつて、回動部材10の回動によつて、
ガイドレール15の案内溝15A内を押えレバー
14が前後進可能に摺動するようになつている。
ところで、角筒状の前記排水路7内には、前記
排水路7の傾斜に沿つて傾斜すると共に傾斜方向
上方に水切り部材16を配置し、また、その傾斜
下方には第1水ポンプ装置17を配置する。
前記水切り部材16は、前記排水路7の底面よ
り上方に位置する底面部16Aと、その底面部1
6Aにおける短手方向の両端に相対向して立設す
る側面部16B,16Bとを有して、短手方向断
面が上向きコ字状となり、前記底面部16Aおよ
び側面部16Bに多数の脱水孔16Cを開穿し
て、水切り部材16内の生ゴミを圧縮する際に生
じる水たとえばしぼり汁を水切り部材16外に排
出する構造となつている。また、前記底面部16
Aは、前記生ゴミ投入口3の直下にまで延在して
いて、生ゴミ投入口3内に投入した生ゴミを受け
ることができるようになつている。そして、前記
水切り部材16の相対向する側面部16B,16
Bそれぞれには、その傾斜方向における上方にあ
る端面中間部にコ字状の第1切欠部16D,16
Dを設ける。なお、前記水切り部材16の側面部
16B,16Bの先端には、把手16Eを取り付
けていて、この把手16Eを引つ張ると前記水切
り部材16を前記排水路7から引き出すことがで
きるようになつている。
また、排水路7の相対向する側面それぞれに
も、その傾斜方向における上方にある端面中間部
にコ字状の第2切欠部7B,7Bが設けられ、水
平方向から見て前記第1切欠部16D,16Dと
第2切欠部7B,7Bとが重なり合うようになつ
ている。
そして、水平方向において、前記第1切欠部1
6Dと第2切欠部7Bとに対応するガイドレール
15の位置には、第3図に示すように、案内溝1
5Aの相対向する内壁面間に架け渡されると共に
案内溝15Aの開口部に対する壁面(底面)から
少なくとも押えレバー14の厚みよりも大きな距
離に位置する支持ピン18にストツパ19を回動
自在に取付ける。このストツパ19はたとえばス
プリング20により常時案内溝15A内に収納す
るように付勢されている。そして、前記ストツパ
19は、ガイドレール15の案内溝15A内を前
進する押えレバー14の先端部に押圧されて前記
スプリング20の付勢力に抗して支持ピン18を
中心にして回動し、ストツパ19が案内溝15A
内に収納されているときのストツパ19の、案内
溝15Aの底面に平行な一辺が、前記第1切欠部
16Dおよび第2切欠部7Bに這入り込み、スト
ツパ19の先端部が水切り部材16内に突出する
ようになる。
なお、第5図に示すように、このストツパ19
の前記平行な一辺19Aと、これに直交する前記
押えレバー14側の一辺19Bとの間にテーパ面
19Cを設けておくと、この押えレバー14によ
るこのストツパ19の回動を円滑なものとするこ
とができる。
前記生ゴミ排出口6Bには、ケース2の上面に
上端を回動可能に取り付けた開閉蓋21を設け、
この開閉蓋21は、その上端に取り付けたコイル
スプリング21Aにより、水切り部材7の底面に
対し開閉蓋21が垂下するように、付勢されてい
る。この開閉蓋21の、前記水切り部材7に対向
する面には、第2図に示すように、三角形板状の
複数、たとえば2枚の切断刃21Bを並列して配
置する。この切断刃21Bは、生ゴミの圧縮の際
に、圧縮した生ゴミを複数の小ブロツクに裁断す
るものである。したがつて、この切断刃21Bの
先端を鋭利にしておくのが望ましい。さらに、こ
の開閉蓋21の内側面両端の上方には、後述する
ローラのガイド板21Cが設けられている。この
ガイド板21Cは、その端面上を後述のローラを
転動させることにより前記開閉蓋21の下端を高
くはね上げるために設けられているのであつて、
この実施例では、前記端面が斜面を形成するよう
になつている。
前記第1水ポンプ装置17は、前記排水路7の
傾斜方向に沿つて配置したシリンダ22の下方開
口部を、第1導水孔23を有する第1封止板24
で封止すると共に、シリンダ22の上方開口部
を、第2導水孔(図示せず)を有する第2封止板
25で封止し、シリンダ22内に、シリンダ22
の内周面に密接して摺動する第1ピストン26を
備える。前記第2封止板25の中心にはピストン
ロツド挿通孔27を有する。
前記シリンダ22の第2封止板25近傍の周側
面には、水切り部材7の傾斜方向から見て四角形
状の鍔部28を有し、前記鍔部28に第1ロツド
挿通孔29を開設する。
シリンダ22内の第1ピストン26を一端に結
合するピストンロツド30を前記ピストンロツド
挿通口27に挿通し、シリンダ22外にあるピス
トンロツド30の他端には、傾斜方向から見て四
角形であり、また、水平方向から見て前傾状態の
正面を有する圧縮板35が固着している。そし
て、この圧縮板35の背面両側には、前記第1ロ
ツド挿通孔29に挿通したロツド34の先端を固
着する。このロツド34は、圧縮板35が前後進
する際のガタ付きを防止するために設けられる。
この圧縮板35は、水平方向から見るとその断
面肉厚が上から下へと減少し、圧縮板35の正面
が前記水切り部材16の傾斜方向に対し前方に傾
斜してなる。このように、この圧縮板35の正面
を前傾にしたのは、この圧縮板35で生ゴミを圧
縮する際に、前進する圧縮板35の正面を生ゴミ
がせり上つて生ゴミ投入口3内に逆流しないよう
にするためである。
また、前記圧縮板35の上端面には、ローラ3
9を設ける。このローラ39の取付位置は、前記
開閉蓋21に立設したガイド板21Cのその立設
延長線上に一致するように決定する。このように
ローラ39の取付位置を決定しておくと、前進す
る圧縮板35が開閉蓋21に到達し、さらに圧縮
板35が前進すると、前記ローラ39がガイド板
21Cの端面すなわち開閉蓋に対して斜行する端
辺上を転動し、この転動によつて開閉蓋21が上
方へ円滑にはね上げることができる。
さらに、前記圧縮板35の上端面には、排水路
7の傾斜面に平行な閉鎖板35Aを取付け、前記
閉鎖板35Aには多数の水抜き穴35Bを開設す
る。前記閉鎖板35Aの、排水路7の傾斜方向に
沿つた長さは、圧縮板35が生ゴミを圧縮してい
るときに、前記閉鎖板が生ゴミ投入口3を閉鎖す
るのに十分な寸法であれば良い。
先出の第2水ポンプ装置11は、シリンダ40
内に図示しない第2ピストンを摺動可能に有して
おり、シリンダ40内の第2ピストンとシリンダ
40の一端封止部との間に水を入れることにより
その水圧で第2ピストンを一方向に摺動させ、ま
た、シリンダ40内の第2ピストンとシリンダ4
0の他端封止部との間に水を入れることによりそ
の水圧で第2ピストンを前記とは反対の方向に摺
動させ、これによつて第2ピストンに、連結部材
13、回動部材10、押えレバー14を介して結
合するストツパ19の先端部を、水切り部材16
内に入出させるようになつている。
また、前記生ゴミ投入口3の内壁には、水を供
給する3個の水流出口41を開設する。
前記第1水ポンプ装置17、第2水ポンプ装置
11は水道水の水圧により駆動するものであるの
で、次に、駆動装置について第6図により説明す
る。
前記第1導水孔23には第1水路管42を接続
し、第2導水孔43には第2水路管44を接続
し、第2水ポンプ装置11の一端封止部にはシリ
ンダ40内に水を給排する第3水路管45を接続
し、第2水ポンプ装置11の他端封止部にはシリ
ンダ40内に水を給排する第4水路管46を接続
し、第1〜第4水路管42,44,45,46の
末端を切り換えバルブ47に接続する。切り換え
バルブ47は、さらに、たとえば水道水を供給す
る水供給管48を接続すると共に、第1ポンプ装
置17および第2ポンプ11から排出される水を
水流出口41に導びく水排出管49を接続する。
そして、操作レバー4が生ゴミ受入れモードAの
場合には、第1水路管42および第4水路管46
と水排出管49とが接続すると同時に、第2水路
管44および第3水路管45と水供給管48とが
接続する。そして、操作レバー4が生ゴミ圧縮モ
ードBの場合には、第1水路管42および第4水
路管46と水供給管48とが接続すると同時に第
2子路管44および第3水路管45と水排出管4
9とが接続する。更に操作レバー4が生ゴミ排出
モードCの場合には、第1水路管42および第3
水路管45と水供給管48とが接続すると同時に
第2水路管44および第4水路管46と水排出管
49とが接続するように、切り換えバルブ47を
例えばリングバルブで構成する。
次に、以上構成の生ゴミ処理装置1の作用につ
いて説明する。
先ず、初期状態として、操作レバー4を生ゴミ
受入れモードAにすると、切り換えバルブ47に
より水供給管48と第2水路管44および第3水
路管45とが接続されて、第2導水孔43から第
1水ポンプ装置17におけるシリンダ22内に水
道水が圧入すると同時に第2水ポンプ装置11に
おけるシリンダ40内にも水道水が圧入する。第
1水ポンプ装置17においては、第2導水孔43
が第2封止板25に形成されているので、供給す
る水道水が、シリンダ22内の第2封止板25と
第1ピストン26との間の空間に圧入されるこ
とゝなつて、第1ピストン26が、排水路7の傾
斜方向に沿つて後退するように摺動し、第1ピス
トン26が第1封止板24に当つて停止する。同
様にして第2水ポンプ装置11においても、圧入
する水道水によつて、図示しない第2ピストン
が、シリンダ40内を摺動し、次いで停止する。
切り換えバルブ47におては、第1水路管42
および第4水路管46と水排出管49とが接続さ
れてもいるので、第1ピストン26の摺動によつ
て、シリンダ22内の、第1ピストン26と第1
封止板24との間に満たされていた水道水が、水
排出管49と接続する水流出口41から生ゴミ投
入口3内に噴出し、水切り部材16内を洗浄し、
次いで脱水口16Cを通過し、その後、排水路7
内を流下して行く。同様にして、第2水ポンプ装
置11内の水道水も水流出口41から噴出する。
第1ピストン26および第2ピストンがシリンダ
22およびシリンダ40内を摺動し切つた状態の
下では、圧縮板35が生ゴミ投入口3を退避して
おり、また、ストツパ19がガイドレール15の
案内溝15A内に収納されているので、生ゴミ排
出口5を閉鎖する開閉蓋21と水切り部材16と
圧縮板35とにより生ゴミ投入口3の下方に生ゴ
ミの受入れ空間が形成されることになる。
そこで、生ゴミ投入口3から投入する生ゴミを
前記受入れ空間に集積する。なお、生ゴミ投入口
3は、流し台の排水孔に結合しておき、調理時に
生ずる生ゴミをそのまゝ流し台の排出孔から生ゴ
ミ投入口3内に投入することができるようにして
もよいし、流し台と生ゴミ処理装置1とを別体と
しておき、前記実施例のように生ゴミ投入口3に
ホツパー3Aを取付けて、生ゴミを投入するよう
にしてもよい。
前記受入れ空間内に生ゴミが充満したならば、
次に、操作レバー4を生ゴミ圧縮モードBに切り
換える。
そうすると、切り換えバルブ47により、水供
給管48が第1水路管42と第4水路管46とに
接続すると同時に、水排出管49が第2水路管4
4と第3水路管45とに接続する。そして、第1
導水路23から、シリンダ22の、第1封止板2
4と第1ピストン26との間の空間内に水道水が
圧入されるので、第1ピストン26がシリンダ2
2内を前進する。第1ピストン26の前進によつ
て、第2封止板25と第1ピストン26との間の
空間内に満たされていた水道水は、第2水路管4
4からシリンダ22外に排出され、最終的に、水
流出口41から生ゴミ投入口3内に噴出する。
同時に、第1ピストン26の前進によつて、圧
縮板35も水切り部材16内をその傾斜方向に沿
つて上方へと前進し、受入れ空間内の生ゴミを圧
縮して行く。この圧縮板35の前進の際、圧縮板
35の正面にある生ゴミが圧縮板35の前進と共
に圧縮板35の正面をせり上つていくこともある
が、圧縮板35の正面を前傾に形成しているの
で、せり上つた生ゴミが圧縮板35の正面前方に
倒れ込んでいく。したがつて、この圧縮板35に
より生ゴミを圧縮するときに、生ゴミ投入口3内
に生ゴミがあふれることを有効に防止することが
できる。第1水ポンプ装置17のシリンダ22内
に水道水が圧入されるのと同時に、第2水ポンプ
装置11のシリンダ40内にも水道水が圧入し、
これによつて図示しない第2ピストンが後退する
こととなり、第2ピストンの後退により回動部材
10が支点ピン10Dを中心にして回動し、これ
によつて、回動部材10に取り付けた押えレバー
14がガイドレール15の案内溝15A内を前進
する。前進する押えレバー14の先端が、ストツ
パ19を、支持ピン18を中心にしてスプリング
20の付勢力に抗して回動させ、ストツパ19の
先端部が、第3図に示すように、水切り部材16
内に突出し、しかも、開閉蓋21の外面に位置す
ることとなる。
また、シリンダ40内に水道水が圧入すると生
ゴミ受入れモードAのときにシリンダ40内に圧
入した水道水が、シリンダ40外に排出され、最
終的に、水流出口41から生ゴミ投入口3内に噴
出する。
生ゴミの圧縮中に水流出口41から噴出する水
道水が生ごみの上に降りかゝり、生ゴミ中に濃縮
して残留する腐汁その他の水分が、降りかゝる水
道水で希釈されて、脱水孔16Cを通り抜け、排
水路7面を流下していく。このように、圧縮する
生ゴミを水道水で洗浄することにより生ゴミ内の
腐汁等を希釈した状態で下水に放流することにな
るので、濃縮した腐汁をそのまゝ下水に放流する
ことにより生ずる環境破壊(下水処理場における
処理能力低下による河川のBODの増大等)を防
止することができる。
開閉蓋は、第7図に示すように、ストツパ19
により回動不能に係止されているので、圧縮板3
5により押し進められる生ゴミが開閉蓋21に押
し付けられる。開閉蓋21により前進を阻まれた
生ゴミは、なお前進する圧縮板35で押し付けら
れ、圧縮される。開閉蓋21には切断刃21Bが
立設しているので、生ゴミの圧縮と同時に切断刃
21Bが生ゴミ内を刺通し、生ゴミ内の割りばし
や固塊物を切断する。
生ゴミ内に切断刃21Bが刺通することによ
り、圧縮して固めた生ゴミを細塊にし易すくする
ことができ、圧縮板35の圧縮力と相俟つて、圧
縮した生ゴミ内に残留する腐汁等の水分をさらに
しぼり出すことができる。
なお、生ゴミの圧縮時には、圧縮板35による
圧力が開閉蓋21およびストツパ19にかかるの
であるが、ストツパ19にかかつた圧力は押圧レ
バー14の押圧力に転化するだけで、第2水ポン
プ装置11に直接に前記圧力が伝わらない。した
がつて、第2水ポンプ装置11を特に強力にしな
くても済む。
また、支持板31が生ゴミを圧縮しているとき
は、閉鎖板が生ゴミ投入口3を閉鎖しているの
で、誤つて生ゴミを生ゴミ投入口3内に投下した
としても、閉鎖板の上面に生ゴミを留めておくこ
とができ、圧縮板35の後方部分を生ゴミで埋も
れさせてしまうのを防止することができる。
次に、操作レバー4を生ゴミ排出モードCにす
る。
そうすると、切り換えバルブ47により、水供
給管48と第1水路管42および第3水路管45
とが接続すると同時に、水排出管49と第2水路
管44および第4水路管46とが接続する。そし
て、シリンダ22内の、第1封止板24と第1ピ
ストン26との間の空間内に水道水がなお圧入し
て第1ピストン26がさらに前進しようとして、
圧縮板35による生ゴミの押圧を継続し、また、
第2水ポンプ装置11においては、図示しない第
2ピストンの後進によりガイドレール15内の案
内溝15Aを押えレバー14が後退し、これによ
つてスプリング20の付勢力に従つて、ストツパ
19が回動して案内溝15A内に収納される。ス
トツパ19が案内溝15A内に収納されてしまう
と、圧縮板35が生ゴミを押圧すると共に開閉蓋
21が回動自在の状態になるので、圧縮板35の
押圧力により、塊状の生ゴミが、瞬間的に開閉蓋
21をはね上げて生ゴミパツクカバー6内に放出
される。このとき、第1封止板24と第1ピスト
ン26との間の空間内に水道水がなお圧入してい
るので、圧縮板35が圧縮時の位置よりさらに前
進し、第7図に示すように、ローラ39がガイド
板21Cの斜面を転動しつつ、開閉蓋21をさら
に上方へ回動させて、圧縮板35が水切り部材1
6の傾斜方向での上端よりも前方へと前進するこ
とになる。この圧縮板35の前進によつて、水切
り部材16内に残る生ゴミ残渣がこの水切り部材1
6外に完全に放出されてしまう。また、ローラ3
9の転動と同時に、回動する開閉蓋21のガイド
板21Cの斜面に沿つて圧縮板35の正面上端が
相対的に進行するので、開閉蓋21に付着する圧
縮状態の生ゴミを圧縮板35の正面上端が掻き取
ることとなり、圧縮状態の生ゴミの放出を容易な
ものとすることができる。さらに、放出の際、圧
縮された塊状の生ゴミは、切断刃21Bによる刺
通痕部分で割れて複数の細塊ブロツクとなり、生
ゴミパツクカバー6に取り付けたビニール袋内に
収納される。
生ゴミを放出後、第1水ポンプ装置17のシリ
ンダ22内の水道水及び第2水ポンプ装置11に
おけるシリンダ40内の水道水が、水流出口41
から生ゴミ投入口3内に噴出し、噴出した水道水
が水切り部材16や圧縮板35等洗浄することと
なるので、放出後の水切り部材16、圧縮板35
等を常に清浄に保つことができる。
生ゴミの放出後、操作レバー4を生ゴミ受入れ
モードAにし、前述の初期状態にもどる。
以上の詳述のように操作レバー4のモードを、
生ゴミ受入れモードA、生ゴミ圧縮モードBおよ
び生ゴミ排出モードCのサイクルでくり返すこと
により、生ゴミの集積、圧縮および放出をくり返
すこととなる。
前記サイクルを何度もくり返すうちに、水切り
部材16の内壁に生ゴミがこびり付き、この生ゴ
ミにひつかかつて、ばね上つた開閉蓋21が、水
切り部材16の底面部16Aに対して垂下しなく
なることがあつたとしても、前記生ゴミ処理装置
1にあつては、開閉蓋21を水切り部材16の底
面部16Aに対して完全に垂下させることができ
る。
すなわち、前記生ゴミ圧縮モードBにおいて、
ガイドレール15内に収納されているストツパ1
9が、前進する押えレバー14に押されて回動す
る際、ストツパ19の先端部が、水切り部材16
内で水切り部材16の底面部16Aに対して傾斜
している開閉蓋21の外面に当接し、ストツパ1
9の回動と共にストツパ19の先端部が開閉蓋2
1の外面を強制的に押圧し、開閉蓋21を強制的
に垂下させることとなる。
したがつて、はね上つた開閉蓋21が回動して
垂下しようとするときに、開閉蓋21が水切り部
材16内でひつかかつて完全に垂下しなかつたと
しても、ストツパ19の回動により開閉蓋21は
強制的に回動させられ、常に完全に垂下すること
となるのである。
このように、ストツパ19は、生ゴミ圧縮の
際、開閉蓋21を回動不能に阻止するのみなら
ず、完全に垂下していなかつた開閉蓋21を強制
的に、かつ、完全に垂下させることができるので
ある。
前記実施例によると、圧縮板の正面を前傾状態
に形成しているので、圧縮板で生ゴミを押圧する
際に、生ゴミが圧縮板の正面をせり上つて生ゴミ
投入口内にあふれ出るのを有効に防止することが
できる。また、切断刃を立設する開閉蓋に向つて
生ゴミを圧縮板で押圧するので、たとえ生ゴミの
中に固塊物、野菜くず、割りばし等が混入してい
てもこれらを切断刃で裁断し複数の細塊ブロツク
に生ゴミを圧縮、分断することができる。
前記実施例によると、調理場等から排出される
生ゴミを直接手に触れることなく自動的に防水性
袋内にパツクすることができる。しかも、付勢力
を受けた圧縮板で生ゴミを強力に圧縮すると共に
圧縮した生ゴミの放出の際に水を降りかけている
ので、パツクする生ゴミは、焼却処理の際に必要
な適度の水分を含んだ固塊とすることができる。
また、水を降りかけたにもかゝわらず水切り部
材内に生ゴミがこびりつき、これによつて開閉蓋
の垂下が阻止されるようなことがあるにしても、
ストツパにより強制的に、かつ、確実に開閉蓋を
垂下させることができる。したがつて、生ゴミの
圧縮を常に確実に行なうことができる。
この実施例の生ゴミ処理装置は生ゴミの圧縮や
放出を行なう装置の駆動を、水圧を利用して行な
い、駆動に利用した水を水切り部材等の洗浄に利
用するので、電力を用いる装置に比べてエネルギ
節約型の装置であり、しかも、生ゴミを扱うとは
いつても常に清浄に維持するので雑菌、有害小動
物の温床とはならない装置である。また、生ゴミ
の圧縮の際に生ずる腐汁等のしぼり汁を、降りか
ける水で希釈し、希釈したしぼり汁を下水に放流
するようにしているので、下水処理に過度の負担
がかゝらなくなり、下水処理の不能あるいは困難
による環境破壊を防止することができる。
以上、この発明の一実施例について詳述した
が、この発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、この発明の要旨の範囲内で適宜に変形して
実施することができるのはいうまでもない。
この発明によると、圧縮板の正面を前傾状態に
形成しているので、圧縮板で生ゴミを押圧する際
に、たとえ生ゴミが圧縮板の正面に沿つて上方に
せり上つていたとしても、せり上つた生ゴミが圧
縮板の正面前方にくずれ落ちて行くこととなつ
て、せり上る生ゴミが生ゴミ投入口内にあふれる
ことを有効に防止することができる。また、開閉
蓋に切断刃を立設し、切断刃を立設する開閉蓋に
生ゴミを押圧するので、生ゴミがどのような成分
を有していようとも、圧縮状態の生ゴミを切断刃
で細塊のブロツクに切断することができ、脱水、
圧縮した生ゴミの処理を容易なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す外観斜視
図、第2図は前記実施例を示す縦断面図、第3図
は前記実施例を示す横断面図、第4図は前記実施
例における回動部材を示す斜視図、第5図は前記
実施例におけるストツパを示す上面図、第6図は
前記実施例における第1水ポンプ装置および第2
水ポンプ装置の駆動系統を示す説明図、第7図は
前記実施例において生ゴミを圧縮した状態を示す
縦断面図、および第8図は前記実施例において生
ゴミを放出する状態を示す縦断面図である。 1……生ゴミ処理装置、3……生ゴミ投入口、
7……排水路、16……水切り部材、11……第
2水ポンプ装置、17……第1水ポンプ装置、1
9……ストツパ、21……開閉蓋、21B……切
断刃、35……圧縮板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生ゴミ投入口の下方に傾斜して配置された排
    水路内に、板状部材に多数の脱水孔を開設してな
    る水切り部材の傾斜下端に、水圧駆動の第1水ポ
    ンプ装置により前記水切り部材内をその傾斜方向
    に沿つて前後進すると共に正面を前傾状態にした
    圧縮板を配置し、前記水切り部材内の傾斜上端
    に、回動可能に支持されると共に前記水切り部材
    の傾斜上端面を閉鎖可能な面積を有する開閉蓋を
    設け、この開閉蓋の、前記水切り部材に対向する
    平面に複数の切断刃を並設し、回動不能に閉鎖し
    た前記開閉蓋と前記圧縮板とで生ゴミを圧縮する
    と共に前記切断刃で圧縮した生ゴミを裁断した
    後、開閉蓋を回動して、圧縮した生ゴミを裁断片
    にして放出可能としたことを特徴とする生ゴミ処
    理装置。 2 前記圧縮板は、前記第1水ポンプ装置におけ
    るピストンロツドの先端に設けた支持板上の付勢
    部材で付勢されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の生ゴミ処理装置。
JP59040420A 1984-03-05 1984-03-05 生ゴミ処理装置 Granted JPS60184494A (ja)

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JPS60184494A JPS60184494A (ja) 1985-09-19
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