JPH0474019A - 映像符号化装置 - Google Patents

映像符号化装置

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JPH0474019A
JPH0474019A JP18687190A JP18687190A JPH0474019A JP H0474019 A JPH0474019 A JP H0474019A JP 18687190 A JP18687190 A JP 18687190A JP 18687190 A JP18687190 A JP 18687190A JP H0474019 A JPH0474019 A JP H0474019A
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Minoru Yoneda
稔 米田
Naoki Endo
直樹 遠藤
Shuichi Shibaoka
秀一 柴岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、ディジタル映像信号の記録再生系または伝
送系において、複数のブロックに分割されたディジタル
映像信号をブロック単位で圧縮符号化する映像符号化装
置に係り、特に誤り訂正符号の構成法に関する。
(従来の技術) 音声信号をディジタル信号に変換して記録または再生す
るシステムは種々実用化されており、例えば民生用の分
野においてはコンパクトディスク(CD)、回転ヘッド
式ディジタルオーディオチーブ(R−DAT)なとかあ
る。CDにはサンプリング周波数44.1kHz 、量
子化ビット数16bitのディジタル音声信号が2チヤ
ンネル記録されている。このときのデータレートは、4
4、IX to3x 16x 2 = 1.41X 1
06bps−L、4LMbps となる。
一方、映像信号をディジタル化して記録あるいは再生す
るシステムは、放送用または業務用のビデオテープレコ
ーダ(VTR)で商品化されている。従来の例えばD1
規格のディジタルVTRでは、映像信号を輝度信号(Y
)と2つの色差信号(Cr、  Cb)に分け、輝度信
号をサンプリング周波数13.5MHz S量子化ビッ
ト数8bit、色差信号をサンプリング周波数6.75
MHz 。
量子化ビット数8bitで記録している。このときのデ
ータレートは 13.5X 106X 8 + 8.75X 106x
 g x 2−21[1X106bps −218Mb
psとなる。
このように映像信号をディジタル記録するためには、音
声信号の100倍以上の記録速度が要求されると同時に
、記録容量、記録密度も非常に大きくなってしまう。そ
こで、ディジタル映像信号の冗長成分を削減することに
より、画質劣化が視覚的な検知限以下の範囲内で圧縮符
号化を行い、記録する符号量を削減することが行われて
いる。
ディジタル映像信号を圧縮符号化して記録するディジタ
ルVTRの公知例として、テレビジョン学会技術報告V
R8B−59r 1 / 2インチ民生用ディジタルV
TRの実験」かある。この公知例においてはデインタル
映像信号をブロック化し、各ブロックに適応して圧縮符
号化のモードを切り替え、記録時に圧縮後の映像データ
に各ブロックの圧縮符号化のモードを示すモードデータ
を付加している。
また、ディジタル映像信号にブロック毎に圧縮後の符号
の大きさが異なるような圧縮符号化を施す場合、上記の
ようなモードデータを付加する代わりに、復号時に必要
なブロックの位置を示すブロックポインタおよびブロッ
クアドレスからなるヘッダ符号を付加することが考えら
れる。
一方、ディジタル記録再生系では、一般に記録媒体の傷
など種々の要因により発生するランダム状やバースト状
の誤りを検出・訂正するために、誤り訂正符号が用いら
れる。例えば先のCDやR−DATでは、リードソロモ
ン符号による誤り訂正が行われている。
リードソロモン符号は極めて強力な誤り訂正符号である
か、このような符号を用いてもその訂正能力以上の誤り
が発生した場合には、誤訂正を行う可能性が高くなる。
このため、1つの誤り訂正符号系列に訂正不可能な誤り
が存在すると判断した場合に、その誤り訂正符号系列の
全ての情報に対して誤りを検出したことを意味する符号
を付加し、その情報を全て誤りとして扱うことが行われ
ている。このとき、上記のようなヘッダ符号を圧縮符号
に付加する方式において、多数のヘッダ符号が含まれて
いる誤り訂正符号系列上に訂正不可能になるような誤り
が発生すると、同時に多くのヘッダ符号が誤りに扱われ
てしまう。
例えば、第3図においてヘッダ符号が配置されたヘッダ
データの誤り訂正符号系列Q1が訂正不能になってしま
い、この系列Q1に属する全てのシンボルが誤りである
と処理されてしまうと、全てのヘッダ符号が誤りとなる
。その結果、誤り訂正マトリクス内に含まれる全ての映
像データが復号化できなくなってしまう。
(発明か解決しようとする課題) 上述したように、従来の技術では多数のへ・ノダ符号か
含まれている部分に訂正不可能な誤りが発生すると、記
録再生あるいは伝送における同期ブロック内に含まれる
大量の圧縮符号ブロックか復号化不能になってしまうと
いう問題かあった。
本発明は、このような問題点を解決するために、同時に
多くのヘッダ符号が誤りにより復号化の不可能な状態に
ならないようにすることかできる映像符号化装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明ではディジタル映像
信号を複数のブロックに分割しブロック単位で圧縮符号
化して圧縮符号ブロックを生成し、この圧縮符号ブロッ
クを誤り訂正符号化のためにマトリクス上の行方向に並
べ、マトリクス上の各行に含まれる最初の圧縮符号ブロ
ックのその行の先頭からの距離を示す符号(ブロックポ
インタ)とそのブロックの映像内の位置を示す符号(ブ
ロックアドレス)とを含むヘッダ符号をその行の特定の
位置に付加し、さらに該マトリクスに検査符号を付加し
て誤り訂正符号を得る映像符号化装置において、マトリ
クス上のヘッダ符号の並びに対して斜めの誤り訂正符号
系列が少なくとも1つ以上存在するように誤り訂正符号
を生成することを特徴とする。 また、誤り訂正符号の
各系列はサブデータと圧縮符号ブロックが配置された映
像データおよび検査符号を含み、サブデータはさらにヘ
ッダ符号と該ヘッダ符号の誤り訂正のための検査符号か
らなり、サブデータ内のヘッダ符号の各符号に対応する
シンボル数の最小シンボル数との差がサブデータ内の検
査符号に対応するシンボル数の最小シンボル数との差よ
り少ないことが望ましい。
(作用) ヘッダ符号の並びに対して斜めに設定された誤り訂正符
号系列上では、1つの誤り訂正符号系列に含まれるヘッ
ダ符号が少なくなるため、訂正不可能になるような誤り
が発生した場合に誤りとなるヘッダ符号の数が最小限に
抑えられる。従って、このようなヘッダ符号の並びに対
して斜めの誤り訂正符号系列を少なくとも1つ以上設け
ると、訂正不可能な誤りが発生した場合に復号化が不可
能となるような圧縮符号ブロックの数も少なくなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は、本発明を映像信号を圧縮符号化して記録再生するデ
ィジタルVTRに適用した一実施例を示すブロック図で
ある。
まず、本発明による映像符号化装置を含む記録系につい
て説明する。
入力端子11には、図示しないA/D変換器によりディ
ジタル化された映像信号が入力される。このディジタル
映像信号は、フレームメモリを用いたブロック分割回路
12に入力され、圧縮符号化を行うために適当なサイズ
の複数のブロックに分割される。例えば1フレ一ム分の
ディジタル映像信号のデータが768X488個てあり
、これをブロック分割回路12で8×8個のデータから
なるブロックに分割すると、96X61個のブロックが
発生する。
ブロック分割回路12で得られた各ブロックのディジタ
ル映像信号は、圧縮符号化回路であるDCT (離散コ
サイン変換)回路13に導かれ、ブロック毎にDCTが
施されて、符号化結果としてブロック毎のDCT係数が
出力される。
これによって、各ブロックの持つ冗長成分が効率よく取
り除かれ、圧縮符号化が行われる。圧縮符号化の方式と
しては、他にアダマール変換などを用いてもよい。
DCT回路13から出力されるDCT係数は、量子化回
路14により量子化され、さらにハフマン符号化回路1
5においてハフマン符号化が施されることによって、ブ
ロック単位の最終的な圧縮符号(以下、これを圧縮符号
ブロックという)となる。これらの圧縮符号化ブロック
は、ブロック毎に情報量に応じた異なる大きさを持つ可
変長データとなっている。
ハフマン符号化回路15から出力される圧縮符号ブロッ
クはインタリーブ回路16に入力され、誤り訂正符号化
を行うための一定の大きさのマトリクス上に行方向に沿
って並べられる。
この際、ハフマン符号化回路15から出力される可変長
データである圧縮符号ブロックは、固定長データとなる
。一方、ヘッダ生成回路17ではインタリーブ回路16
においてマトリクス上に並べられたデータから、マトリ
クス上の各行に含まれる最初の圧縮符号ブロックの、そ
の行の先頭からの距離を示す符号(ブロックポインタ)
と、その圧縮符号ブロックの映像(フレーム)内の位置
(ブロックアドレス)を示す符号をヘッダ符号として生
成する。
そして、インタリーブ回路16からの出力データと、ヘ
ッダ生成回路17から出力されるヘッダ符号とが加算器
18で合成される。この際、ヘッダ符号はそれに対応す
る圧縮符号ブロックが並べられる行の特定の位置に付加
される。加算器18から出力されるマトリクスは誤り訂
正エンコーダ19に入力され、誤り訂正符号化される。
誤り訂正エンコーダ19は固定長データについての処理
が可能であれば良く、定の大きさのマトリクスに対して
、再生側で誤り訂正および誤り検出を行うための検査符
号を付加することによって誤り訂正符号を生成する。
こうして得られた誤り訂正符号のデータは、記録回路2
0において記録再生系の特性に適合した変調方式で変調
および増幅された後、記録ヘッド21によって磁気テー
プ22に記録される。
次に、映像復号化装置を含む再生系について説明する。
磁気テープ22に記録された信号は、再生ヘッド23に
よって再生される。再生ヘッド23は記録へラド21と
兼用でもよい。再生ヘッド23からの再生信号は再生回
路24において増幅および復調される。再生回路24て
得られた復調データは、誤り訂正デコーダ25に入力さ
れる。誤り訂正デコーダ25においては検査符号を基に
して記録再生時に発生した誤りを検出し、訂正可能なデ
ータに対しては誤り訂正を行い、訂正不可能なデータに
対しては誤りフラグを付加する。
誤り訂正デコーダ25のaカは、デインタリーブ回路2
6およびヘッダ再生回路27に入力される。デインタリ
ーブ回路26では、ヘッダ再生回路27によって再生さ
れたヘッダ符号を基にして、インタリーブ回路16と逆
の処理を行う。デインタリーブ回路26の出力データは
、ハフマン復号化回路28、逆量子化回路29、逆DC
T回路30、フレーム再生回路31においてそれぞれ記
録系のハフマン符号化回路15、量子化回路14、DC
T回路13、ブロック分割回路12と逆の処理が施され
ることによって、基のディジタル映像信号が復元され、
出力端子32より出力される。ディジタル映像信号は、
最終的に図示しないD/A変換器によりアナログ信号に
戻され、表示などに用いられる。
第2図は、誤り訂正エンコーダ19及び誤り訂正デコー
ダ25によって行われる誤り訂正の方式を説明するため
の誤り訂正マトリクスを示す図であり、一つ一つの升目
はシンボル(記録単位)を表わしている。インタリーブ
回路16から出力される圧縮符号ブロックの各シンボル
は、マトリクス内の映像ブロックに水平方向に並べられ
、この順で記録される。
ヘッダ生成回路17から出力されるヘッダ符号(ブロッ
クポインタとブロックアドレス)は、マトリクス上の水
平方向の先頭にあるヘッダデータブロックに配置され、
順に記録される。
そして、加算器18から得られる映像データブロックと
へラダデータブロックとを合わせたデータに対して、誤
り訂正エンコーダ19において検査符号が付加され、誤
り訂正符号が生成される。
誤り訂正符号としては2重の誤り訂正符号が用いられ、
特にリードソロモン符号が好適である。誤り訂正符号系
列の取り方は、次の通りである。すなわち、誤り訂正符
号系列のうち内符号系列はPlに示されるように映像デ
ータか記録されていく方向と同じ水平方向に取られ、検
査符号がPパリティブロックに配置される。
方、外符号はQlに示されるように内符号に対して斜め
に取られ、検査符号がQパリティブロックに配置される
。ここで、外符号系列を設定するときの留意点は、 (a)1つの外符号系列内に、同一の内符号系列に属す
るシンボルが1つのみしか存在しないこと、 (b)1つの外符号系列内に含まれるヘッダ符号が最小
になるようにすること、 である。このような条件を満たすために、本実施例では
外符号系列を内符号系列とヘッダ符号の並びの両者に対
して45°の角度に設定している。この場合、1つの外
符号系列に含まれるヘッダ符号の数を最小の3シンボル
となる。
このようにすると、外符号系列である例えばQlの誤り
符号系列が訂正不能となるような誤りが生じ、この系列
Q1に属する全てのシンボルが誤りであると処理された
場合でも、誤りとなるヘッダ符号は高々3シンボルであ
るから、誤り訂正マトリクス内に含まれる映像データの
圧縮符号ブロックのシンボルのうち再生不能となるシン
ボル数は最小限に抑えられることになる。
次に、誤り訂正符号系列における各情報のシンボルへの
割り当てについて説明する。
リードソロモン符号では固定長の単位、つまりシンボル
単位でしか誤り訂正を行うことができない。このため、
従来では記録するディジタル情報の大きさをシンボルの
大きさの整数倍とすることが一般的であった。
これに対して、1シンボルの大きさの整数倍と異なった
大きさを持つ情報を記録する場合、例えば情報の大きさ
が1シンボルの大きさより大きい場合は、第7図(a)
に示すように1つの情報を複数のシンボルに割り当て、
逆に情報の大きさが1シンボルの大きさより小さい場合
は、第7図(b)に示すように1つの情報を1つのシン
ボルに割り当てることが行われている。このため、割り
当てた工ないし複数のシンボルの大きさから情報の大き
さを差し引いた端数分が有効に利用されないことになり
、記録媒体の有効利用という観点から問題となる。
この問題を避けるために端数部分を詰めて記録すると、
第7図(C)に示すように1つの情報が必要以上に多く
のシンボルにまたがってしまい、誤り訂正を行う上で情
報に対する誤り訂正能力が低下してしまう。すなわち、
誤り訂正はシンボル単位で行われるため、その誤り訂正
能力は情報がまたがるシンボルの数が多くなるほど悪く
なる。
このような問題を解決するため、本発明では記録する情
報の大きさと、その情報が持っている重要度に着目し、
シンボルと異なる大きさを持つ情報を詰めて記録する場
合に発生する1つの情報がまたがるシンボルの数が、重
要度の高い情報ほど優先的に少なくなるように、例えば
インタリーブ回路16において情報の並べ替えを行うか
、もしくは重要度の低い情報の幾つかを分割する。
このように情報を記録するときのシンボルの大きさと、
その情報を記録するために必要な領域の大きさが異なる
情報が発生した場合、それぞれをシンボル単位で区切ら
ずに、複数個をまとめてシンボルの整数倍の大きさに記
録することは、1つの情報をそれぞれシンボルの整数倍
の大きさに記録するよりも、記録媒体の記録容量を有効
に利用するという点で有利である。
方、重要度の高い情報がまたがるシンボルの数が少ない
ことは、シンボル単位の誤り訂正を行う上で訂正能力を
有効に使用することを可能とする。
第4図は、本発明における1つの誤り訂正符号系列の構
成例を示す図である。この誤り訂正符号系列はサブデー
タ41.映像データ42および検査符号43から構成さ
れている。サブデータ41はシンボルとは異なる大きさ
の情報を少なくとも1つ含んでおり、その情報の大きさ
はシンボルの大きさの整数倍である。
サブデータ41の内部構成は、例えば第5図に示すよう
な構成が考えられる。第5図の例では3つの情報A、B
、Cかシンボルの大きさの3倍の領域に配置されており
、情報A、B、Cのまたがる最少のシンボル数はそれぞ
れ“1”“2゛、“1′となっている。第5図(a)で
は情報Aか2シンボルにまたがっており、また第5図(
b)では情報Bが3シンボル、第5図(C)では情報C
が2シンボルにそれぞれまたがっている。
検査符号43による誤り検出および誤り訂正は、シンボ
ル単位でしか行われないため、情報に対する訂正能力は
、情報の大きさではなく、その情報がまたがるシンボル
の数に比例して悪くなってしまう。従って、1つの情報
がまたがるシンボルの数が少ない方が訂正能力が高くな
る。しかし、情報A、B、Cの全てについて、またがる
シンボルの数を最小にするためには、第5図(e)に示
すようにシンボルの大きさの4倍の領域か必要となり、
情報の記録効率が低下してしまう。
そこで、本発明では情報A、B、Cの重要度IA、 I
a、 Icが I^>In>Ic の関係にある時、誤り訂正符号系列上での情報の最適な
配置方法を選択するために、次の処理■■を行う。
■基本的に、重要度の最も高い情報ほどまたがるシンボ
ルの数が少なくなるように並べ換えを行う。
■その結果、情報全体の占有するシンボルの数が、第5
図(e)のように情報を全て詰めたときに占有するシン
ボルの数(この場合、“4”)より大きくなってしまう
場合には、重要度が最も低い情報から順にまたがるシン
ボルの数を多くする。
以下、同様の処理を繰り返す。・第5図(a) (b)
(C)に示す3種類の中では、(C)が最適な配置とな
る。また、1つの情報が2カ所に離れて記録することを
許せば、第5図(d)も有効な配置と言える。
第6図は、本発明における1つの誤り訂正符号系列の他
の構成例を示す図である。この例では第4図のサブデー
タ41内に、誤り訂正符号を構成するための検査符号4
1Cを含む構成になっている。サブデータ41の残りの
二つの情報41Aと41Bは、例えば先に説明したブロ
ックポインタとブロックアドレスである。検査符号41
Cはサブデータ41内の他の情報41A、41Bに発生
した誤りを検出・訂正するための符号で、1ビット単位
で誤り訂正を行うことが可能である。誤り訂正方式とし
ては、例えばCRCCがある。
また、この例ではシンボルと異なる大きさを持つ情報を
組み合わせてもシンボルの整数倍の大きさと等しくなら
ない時、検査符号4ICの大きさを適当に選ぶことによ
って、サブデータ41の大きさをシンボルの大きさの整
数倍にすることが容易になる。さらに、検査符号41C
を利用してサブデータ41の誤り訂正を行うことで、サ
ブデータ41に対する誤り訂正能力を上げることが可能
となる特徴を持っている。その結果、1つの情報が複数
シンボルにまたがったことによる検査符号43による誤
り訂正能力の低下を、サブデータ41内の検査符号41
Cによる誤り訂正能力で補う働きを持たせることができ
る。
このとき、サブデータ41のうち誤り訂正符号41Cを
最も重要度の低い情報(C)として扱い、またブロック
ポインタ41A、ブロックアドレス41Bは、それぞれ
最も重要度の高い情報(A)および次に重要度の高い情
報(B)として扱うことによって、第4図のサブデータ
41と同様な方法で情報を配置すればよい。
なお、以上の実施例ではディジタルVTRのようなディ
ジタル映像信号の記録再生装置について説明したか、デ
ィジタル映像信号を伝送する装置にも本発明を適用でき
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればディジタル映像信
号をブロック単位で圧縮符号化した圧縮符号ブロックを
その圧縮符号ブロックについてのヘッダ符号と共に誤り
訂正符号化した誤り訂正符号系列上に、誤り訂正が不可
能になるような誤りが発生してその誤り訂正符号系列上
の全てのシンボルが誤りとして扱われてしまった場合で
も、復号化に必要なヘッダ符号が大量に誤ってしまうこ
とがなく、復号化不可能となる圧縮符号ブロックの数を
最小に抑えることが可能となる。
また、本発明によればディジタル映像信号などのディジ
タル記録再生装置や伝送装置において、シンボルと異な
る大きさを持つ情報を詰めて記録する場合に発生する1
つの情報がまたがるシンボルの数を、重要度の高い情報
ほど優先的に少なくなるように情報の並べ替え、もしく
は重要度の低い情報の幾つかについて分割を行うことに
よって、1つの情報がまたがるシンボル(記録単位また
は伝送単位)の数を最少にすることができ、かつ情報全
体が占有するシンボルの数を小さくできるので、シンボ
ル単位の誤り訂正と組み合わせる場合に情報の記録また
は伝送効率と誤り訂正効率の向上を同時に達成すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るディジタルVTRの要
部を示すブロック図、第2図は同実施例における誤り訂
正マトリクス上の誤り訂正符号系列を説明するための図
、第3図は本発明の詳細な説明するための誤り訂正マト
リクスを示す図、第4図は同実施例における1つの誤り
訂正符号系列の構成例を示す図、第5図は第4図におけ
るサブデータの内部情報の配置例を示す図、第6図は同
実施例における1つの誤り訂正符号系列の他の構成例を
示す図、第7図は従来の誤り訂正符号系列におけるデー
タ構成を説明するための図である。 11・・・入力端子 12・・・ブロック分割回路 13・・・DCT回路 14・・・量子化回路 15・・・ハフマン符号化回路 16・・・インタリーブ回路 17・・・ヘッダ生成回路 19・・・誤り訂正エンコーダ 25・・・誤り訂正デコーダ 26・・・デインタリーブ回路 27・・・ヘッダ再生回路 28・・・ハフマン復号化回路 29・・・逆量子化回路 30・・・逆DCT回路 31・・・フレーム再生回路 32・・・出力端子 41・・・サブデータ 42・・・映像データ 43・・・検査符号 41A・・・ブロックポインタ 41B・・・ブロックアドレス 41C・・・検査符号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル映像信号を複数のブロックに分割する
    手段と、 前記ディジタル映像信号を前記ブロック単位で圧縮符号
    化して圧縮符号ブロックを得る手段と、 前記圧縮符号ブロックを所定の大きさのマトリクス上の
    行方向に並べる手段と、 前記マトリクス上の各行に含まれる最初の圧縮符号ブロ
    ックのその行の先頭からの距離を示す符号と、その圧縮
    符号ブロックの映像内の位置を示す符号とを含むヘッダ
    符号をその行の特定の位置に付加する手段と、 前記マトリクス上の前記ヘッダ符号の並びに対して斜め
    方向の誤り訂正符号系列が少なくとも1つ以上存在する
    ように前記マトリクスに検査符号を付加して誤り訂正符
    号を得る手段とを具備することを特徴とする映像符号化
    装置。
  2. (2)ディジタル映像信号を複数のブロックに分割する
    手段と、 前記ディジタル映像信号を前記ブロック単位で圧縮符号
    化して圧縮符号ブロックを得る手段と、 前記圧縮符号ブロックを所定の大きさのマトリクス上の
    行方向に並べる手段と、 前記マトリクス上の各行に含まれる最初の圧縮符号ブロ
    ックのその行の先頭からの距離を示す符号と、その圧縮
    符号ブロックの映像内の位置を示す符号とを含むヘッダ
    符号をその行の特定の位置に付加する手段と、 前記マトリクスに検査符号を付加してシンボル単位で誤
    り訂正を行うための誤り訂正符号を得る手段とを具備し
    、 前記誤り訂正符号の各系列はサブデータと前記圧縮符号
    ブロックが配置された映像データおよび検査符号を含み
    、前記サブデータはさらに前記ヘッダ符号と該ヘッダ符
    号の誤り訂正のための検査符号からなり、ヘッダ符号の
    各符号にそれぞれ対応するシンボル数の最小シンボル数
    との差が、サブデータ内の検査符号に対応するシンボル
    数の最小シンボル数との差より小さいことを特徴とする
    映像符号化装置。
  3. (3)ディジタル映像信号を符号化する手段と、この手
    段により符号化されたディジタル映像信号から固定長の
    シンボル単位で誤り訂正を行うための誤り訂正符号を得
    る手段と、前記誤り訂正符号を前記シンボル単位で記録
    または伝送する手段とを具備し、 前記誤り訂正符号は該符号の各系列を構成する前記シン
    ボルとは大きさの異なる複数個の情報のうち、重要度の
    高い情報ほど対応するシンボル数の最小シンボル数との
    差が小さいことを特徴とする映像符号化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319998A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Olympus Optical Co Ltd 音声データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10319998A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Olympus Optical Co Ltd 音声データ処理装置

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