JPH0473259B2 - - Google Patents
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- JPH0473259B2 JPH0473259B2 JP60127251A JP12725185A JPH0473259B2 JP H0473259 B2 JPH0473259 B2 JP H0473259B2 JP 60127251 A JP60127251 A JP 60127251A JP 12725185 A JP12725185 A JP 12725185A JP H0473259 B2 JPH0473259 B2 JP H0473259B2
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- Japan
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- laser
- vacuum chamber
- laser beam
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 22
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Landscapes
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は固体や液体から分離したイオンを質
量分析するためのレーザー質量分析装置に関す
る。
量分析するためのレーザー質量分析装置に関す
る。
第7図は例えば特開昭58−66245号公報に示さ
れた従来のレーザーマイクロプローブ質量分析装
置の概略構成図であり、図において、1は真空
槽、2は真空槽1内におかれた試料、3はレーザ
装置4から出射されるレーザービーム、5はレー
ザビーム3を小さなスポツトに集光するための集
光レンズ、6は真空槽1中へレーザービーム3を
導くための窓(例えばガラスの窓)、7は試料2
の表面へのレーザー照射によつて発生したイオン
や中性粒子(原子,分子)などの2次粒子、8は
2次粒子7のイオンを質量分析する質量分析器、
9は試料を微動させて分析したい部分をレーザー
ビームの照射点に合わせるための試料微動装置で
ある。
れた従来のレーザーマイクロプローブ質量分析装
置の概略構成図であり、図において、1は真空
槽、2は真空槽1内におかれた試料、3はレーザ
装置4から出射されるレーザービーム、5はレー
ザビーム3を小さなスポツトに集光するための集
光レンズ、6は真空槽1中へレーザービーム3を
導くための窓(例えばガラスの窓)、7は試料2
の表面へのレーザー照射によつて発生したイオン
や中性粒子(原子,分子)などの2次粒子、8は
2次粒子7のイオンを質量分析する質量分析器、
9は試料を微動させて分析したい部分をレーザー
ビームの照射点に合わせるための試料微動装置で
ある。
次に動作について説明する。
レーザー装置4から出射したレーザービーム3
は真空槽1に取り付けられた窓6を通過して真空
槽1内に導かれ、集光レンズ5によつて真空槽1
内に設置された試料2の表面上に小さなスポツト
が集光形成される。この集光されたレーザービー
ム3の照射によつて、試料2の表面上の微小領域
からは、原子や分子などの中性粒子や電子イオン
(荷電粒子)などの2次粒子7が飛びだす。これ
らの2次粒子7のうち、荷電粒子であるイオンは
質量分析器8に取り込まれて質量分析され、試料
2の微小領域の元素分析や構造解析が行なわれ
る。なお、イオンの平均自由行程は大気中では
1μmもなく、気体分子等との衝突によつて散乱
され、電荷も失なつてしまう。そのため、試料2
は真空中に設置することがこの質量分析の前提と
なる。
は真空槽1に取り付けられた窓6を通過して真空
槽1内に導かれ、集光レンズ5によつて真空槽1
内に設置された試料2の表面上に小さなスポツト
が集光形成される。この集光されたレーザービー
ム3の照射によつて、試料2の表面上の微小領域
からは、原子や分子などの中性粒子や電子イオン
(荷電粒子)などの2次粒子7が飛びだす。これ
らの2次粒子7のうち、荷電粒子であるイオンは
質量分析器8に取り込まれて質量分析され、試料
2の微小領域の元素分析や構造解析が行なわれ
る。なお、イオンの平均自由行程は大気中では
1μmもなく、気体分子等との衝突によつて散乱
され、電荷も失なつてしまう。そのため、試料2
は真空中に設置することがこの質量分析の前提と
なる。
従来のレーザー質量分析装置は以上のように構
成されているので、試料2のサンプリングとイオ
ン化がレーザービームの単発照射により同時にお
こなわれ、このため、試料2自体を質量分析器の
ある真空槽1内に設置することが必要であり、真
空槽1内にある試料2の位置制御には真空用の特
殊なマニピユレータ(ゴニオステージ)を必要と
するため、設備が高価になつていた。また、試料
2のサイズが真空槽1の大きさで制限をうけるほ
か、液体試料や蒸気圧の高い試料は分析不可能あ
るいは困難であるという問題点があつた。さら
に、生物などを真空中では生きたまま分析するこ
とができなかつた。また、試料交換時には一度真
空を破る必要があり、真空排気のために試料交換
時間が長くなるという問題点があつた。
成されているので、試料2のサンプリングとイオ
ン化がレーザービームの単発照射により同時にお
こなわれ、このため、試料2自体を質量分析器の
ある真空槽1内に設置することが必要であり、真
空槽1内にある試料2の位置制御には真空用の特
殊なマニピユレータ(ゴニオステージ)を必要と
するため、設備が高価になつていた。また、試料
2のサイズが真空槽1の大きさで制限をうけるほ
か、液体試料や蒸気圧の高い試料は分析不可能あ
るいは困難であるという問題点があつた。さら
に、生物などを真空中では生きたまま分析するこ
とができなかつた。また、試料交換時には一度真
空を破る必要があり、真空排気のために試料交換
時間が長くなるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、真空槽外に設置された試料の
分析を行うことができるレーザー質量分析装置を
得ることを目的とする。
になされたもので、真空槽外に設置された試料の
分析を行うことができるレーザー質量分析装置を
得ることを目的とする。
この発明にかかるレーザー質量分析装置は、第
1のレーザー装置からのレーザービームを試料に
照射することによりその試料をガス化するととも
に、このガス化した試料が通過するノズルを真空
槽に設け、この真空槽内でガス化した上記試料に
第2のレーザー装置からのレーザービームを照射
することにより、この試料をイオン化し、このイ
オン化した試料の質量を質量分析器にて分析する
ような構成としたものである。
1のレーザー装置からのレーザービームを試料に
照射することによりその試料をガス化するととも
に、このガス化した試料が通過するノズルを真空
槽に設け、この真空槽内でガス化した上記試料に
第2のレーザー装置からのレーザービームを照射
することにより、この試料をイオン化し、このイ
オン化した試料の質量を質量分析器にて分析する
ような構成としたものである。
この発明における第1のレーザー装置は、真空
槽外に設置した試料にレーザービームを照射し
て、この試料をガス化して中性粒子や電子および
イオンなどの荷電粒子を飛びださせ、これらを上
記真空槽内に導き、導びかれた中性粒子を第2の
レーザー装置からのレーザービームによつてイオ
ン化し、このイオン化したイオンを質量分析器に
よつて質量分析し、これによつて構造分析や元素
分析を行う。
槽外に設置した試料にレーザービームを照射し
て、この試料をガス化して中性粒子や電子および
イオンなどの荷電粒子を飛びださせ、これらを上
記真空槽内に導き、導びかれた中性粒子を第2の
レーザー装置からのレーザービームによつてイオ
ン化し、このイオン化したイオンを質量分析器に
よつて質量分析し、これによつて構造分析や元素
分析を行う。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図において、1Aは真空槽、2は真空槽1
Aの外側に置かれた試料、3は第1のレーザー装
置4から出射されるレーザービーム、5aはレー
ザービーム3を小さなスポツトに集光するための
集光レンズ、6は真空槽1の内部へ第2のレーザ
ー装置10から出射されたレーザービーム11を
導くための窓、5bはレーザービーム11を集光
するための集光レンズである。
Aの外側に置かれた試料、3は第1のレーザー装
置4から出射されるレーザービーム、5aはレー
ザービーム3を小さなスポツトに集光するための
集光レンズ、6は真空槽1の内部へ第2のレーザ
ー装置10から出射されたレーザービーム11を
導くための窓、5bはレーザービーム11を集光
するための集光レンズである。
7Aは、レーザービーム3の試料2への集光照
射によつて発生した中性粒子(原子、分子)であ
り、12はこの中性粒子7Aを真空槽1内に導入
させるために、真空槽1Aに設けたノズルであ
る。
射によつて発生した中性粒子(原子、分子)であ
り、12はこの中性粒子7Aを真空槽1内に導入
させるために、真空槽1Aに設けたノズルであ
る。
7Bは中性粒子7Aへのレーザービーム11の
集光照射によつて生じたイオン、尚、8は質量分
析器、9は試料2の位置決めを行う試料微動装置
である。ここで、試料2として固体、液体、その
他のあるゆる物質が適用される。
集光照射によつて生じたイオン、尚、8は質量分
析器、9は試料2の位置決めを行う試料微動装置
である。ここで、試料2として固体、液体、その
他のあるゆる物質が適用される。
次に動作について説明する。先ずレーザー装置
4から出射されたレーザービーム3は、集光レン
ズ5aにより、真空槽1Aの外側におかれた試料
2の表面上に0.5〜数μmφの小さなスポツトで
集光照射される。この試料2へのレーザー照射に
よつて、試料2からは中性粒子7Aと電子やイオ
ン7Bなどの荷電粒子が飛び出してくる。これら
の中性粒子7Aや荷電粒子の真空槽1A外での平
均自由行程は非常に小さく、たちどころに気体分
子と衝突して散乱したり、電荷を失なつたりして
ほとんどが中性粒子7Aとなる。すなわち、試料
2がガス化されることになる。この中性粒子7A
(原子、分子)は真空槽1Aに設けたノズル12
を通過して真空槽1A内に導入され、第2のレー
ザー装置10からのレーザービーム11の集光照
射によつてイオン化される。このイオン7Bは真
空槽1A内に設置された質量分析器8によつて質
量分析が行われ、試料2の元素分析や構造分析が
なされる。この様に、レーザビーム3の試料2へ
の集光照射によつて、この試料を原子、分子レベ
ルに分解して蒸発させ、これらの蒸発した中性粒
子をノズル12を通じて真空槽1A内に導入した
後に、はじめてレーザービーム11によつてイオ
ン化することで、試料2を真空槽1A内でなく、
真空槽外に設置して、上記分析することを可能に
した。
4から出射されたレーザービーム3は、集光レン
ズ5aにより、真空槽1Aの外側におかれた試料
2の表面上に0.5〜数μmφの小さなスポツトで
集光照射される。この試料2へのレーザー照射に
よつて、試料2からは中性粒子7Aと電子やイオ
ン7Bなどの荷電粒子が飛び出してくる。これら
の中性粒子7Aや荷電粒子の真空槽1A外での平
均自由行程は非常に小さく、たちどころに気体分
子と衝突して散乱したり、電荷を失なつたりして
ほとんどが中性粒子7Aとなる。すなわち、試料
2がガス化されることになる。この中性粒子7A
(原子、分子)は真空槽1Aに設けたノズル12
を通過して真空槽1A内に導入され、第2のレー
ザー装置10からのレーザービーム11の集光照
射によつてイオン化される。このイオン7Bは真
空槽1A内に設置された質量分析器8によつて質
量分析が行われ、試料2の元素分析や構造分析が
なされる。この様に、レーザビーム3の試料2へ
の集光照射によつて、この試料を原子、分子レベ
ルに分解して蒸発させ、これらの蒸発した中性粒
子をノズル12を通じて真空槽1A内に導入した
後に、はじめてレーザービーム11によつてイオ
ン化することで、試料2を真空槽1A内でなく、
真空槽外に設置して、上記分析することを可能に
した。
この場合において、レーザー照射によつて発生
した中性粒子7Aを効率よく真空槽1A内に導入
するためには、レーザー集光照射点に対するノズ
ル12の口径の立体角を大きくする必要がある。
これを実現させる手段としては、(A)試料2とノズ
ル12との間の距離を小さくする方法、(B)ノズル
口径を大きくする方法がある。このうち(A)の方法
では、一般にレーザーの集光照射が困難となる。
これを解決するため、第2図に示すように、レー
ザー光透過材料14を用いたノズル12Aを使用
するものがある。また、レーザーを小さなスポツ
トに集光させるためには、短焦点距離の集光レン
ズ5を使用する必要があり、必然的に集光レンズ
5を試料近傍に設置する必要が生じる。そこでこ
れらの問題を解決するため、第3図に示すよう
に、ノズル12Bを集光レンズにより形成すれば
よい。
した中性粒子7Aを効率よく真空槽1A内に導入
するためには、レーザー集光照射点に対するノズ
ル12の口径の立体角を大きくする必要がある。
これを実現させる手段としては、(A)試料2とノズ
ル12との間の距離を小さくする方法、(B)ノズル
口径を大きくする方法がある。このうち(A)の方法
では、一般にレーザーの集光照射が困難となる。
これを解決するため、第2図に示すように、レー
ザー光透過材料14を用いたノズル12Aを使用
するものがある。また、レーザーを小さなスポツ
トに集光させるためには、短焦点距離の集光レン
ズ5を使用する必要があり、必然的に集光レンズ
5を試料近傍に設置する必要が生じる。そこでこ
れらの問題を解決するため、第3図に示すよう
に、ノズル12Bを集光レンズにより形成すれば
よい。
一方、(B)の方法では、ノズル12の口径が大き
くなると、必要な真空度を維持するための真空排
気用ポンプの負担が大きくなる。これを解決する
ため、ノズル12にシヤツタ機能を付加し、レー
ザービーム3の照射に同期させて、パルス信号に
よりそのノズル12を開閉し、開時にのみ上記の
分析作業を実行させるようにすれば、ポンプの上
記負担を大幅に改善できる。第4図および第5図
はこのシヤツタ構造の一実施例を示す。同図にお
いて、15はモータ16によつて駆動される円板
状シヤツタ板で、このシヤツタ板15には回転に
よつて真空槽1側のノズル孔17に間欠的に連通
開口する通孔18が設けられている。つまりノズ
ル孔17、通孔18が連通しているとき中性粒子
7Aの真空室1A内への導入を可能にする。な
お、レーザービーム3,11の照射タイミング
は、シヤツタ板15の回転検出用センサ19の回
転数信号をアンプ20を通して取り出し、この取
り出した信号にもとづいて発生させた同期信号に
マツチングされる。
くなると、必要な真空度を維持するための真空排
気用ポンプの負担が大きくなる。これを解決する
ため、ノズル12にシヤツタ機能を付加し、レー
ザービーム3の照射に同期させて、パルス信号に
よりそのノズル12を開閉し、開時にのみ上記の
分析作業を実行させるようにすれば、ポンプの上
記負担を大幅に改善できる。第4図および第5図
はこのシヤツタ構造の一実施例を示す。同図にお
いて、15はモータ16によつて駆動される円板
状シヤツタ板で、このシヤツタ板15には回転に
よつて真空槽1側のノズル孔17に間欠的に連通
開口する通孔18が設けられている。つまりノズ
ル孔17、通孔18が連通しているとき中性粒子
7Aの真空室1A内への導入を可能にする。な
お、レーザービーム3,11の照射タイミング
は、シヤツタ板15の回転検出用センサ19の回
転数信号をアンプ20を通して取り出し、この取
り出した信号にもとづいて発生させた同期信号に
マツチングされる。
また、上記実施例のような真空槽1A外にある
試料へのレーザービームの照射方法のほかに、第
6図に示すように、真空槽1A内に窓6Aへ通し
てレーザービーム3を導入し、これを真空槽1A
内に設けた集光レンズ5c、反射鏡21を介し
て、真空槽1A内から真空槽1A外にある試料2
に照射するようにすることもできる。
試料へのレーザービームの照射方法のほかに、第
6図に示すように、真空槽1A内に窓6Aへ通し
てレーザービーム3を導入し、これを真空槽1A
内に設けた集光レンズ5c、反射鏡21を介し
て、真空槽1A内から真空槽1A外にある試料2
に照射するようにすることもできる。
なお、上記第1のレーザー装置4および第2の
レーザー装置は単一のレーザー装置としてつまり
同一のレーザー装置として構成することも可能で
あり、上記同様の作用、効果を得ることができ
る。
レーザー装置は単一のレーザー装置としてつまり
同一のレーザー装置として構成することも可能で
あり、上記同様の作用、効果を得ることができ
る。
以上のように、この発明によれば、レーザービ
ームの照射による中性粒子のサンプリングとイオ
ンの分離をそれぞれ真空槽外と真空槽内でそれぞ
れ別々に行う様な構成としたので、真空槽外に設
置した任意の試料のレーザー質量分析が可能にな
り、従来における如き高価なマニピユレータが不
用になるほか、あるゆる固体、液体、気体、その
他の物質、生物を試料として任意に選んで、大気
中の所定部位に設置するだけで、これらのイオン
の質量分析を簡単にしかも安価に実施できる効果
がある。
ームの照射による中性粒子のサンプリングとイオ
ンの分離をそれぞれ真空槽外と真空槽内でそれぞ
れ別々に行う様な構成としたので、真空槽外に設
置した任意の試料のレーザー質量分析が可能にな
り、従来における如き高価なマニピユレータが不
用になるほか、あるゆる固体、液体、気体、その
他の物質、生物を試料として任意に選んで、大気
中の所定部位に設置するだけで、これらのイオン
の質量分析を簡単にしかも安価に実施できる効果
がある。
第1図はこの発明の一実施例によるレーザー質
量分析装置の概略構成図、第2図および第3図は
同じくノズルの実施例を示す拡大断面図、第4図
は同じくノズル用シヤツタの実施例を示す拡大断
面図、第5図は同じく側面図、第6図は同じく他
のレーザービーム照射方式を示す要部の拡大断面
図、第7図は従来のレーザー質量分析装置の概略
構成図である。 1Aは真空槽、2は試料、3はレーザービー
ム、4は第1のレーザー装置、7Aは中性粒子、
7Bはイオン、8は質量分析器、12Aはノズ
ル、10は第2のレーザー装置、11はレーザー
ビーム。
量分析装置の概略構成図、第2図および第3図は
同じくノズルの実施例を示す拡大断面図、第4図
は同じくノズル用シヤツタの実施例を示す拡大断
面図、第5図は同じく側面図、第6図は同じく他
のレーザービーム照射方式を示す要部の拡大断面
図、第7図は従来のレーザー質量分析装置の概略
構成図である。 1Aは真空槽、2は試料、3はレーザービー
ム、4は第1のレーザー装置、7Aは中性粒子、
7Bはイオン、8は質量分析器、12Aはノズ
ル、10は第2のレーザー装置、11はレーザー
ビーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 試料にレーザビームを照射することにより、
その試料をガス化するための第1のレーザー装置
と、このガス化した試料が通過しうるノズルを設
けた真空槽と、この真空槽内で上記ガス化した試
料にレーザービームを照射することにより、この
試料をイオン化するための第2のレーザー装置
と、このイオン化した試料の質量を分析するため
の質量分析器とを備えたレーザー質量分析装置。 2 ノズルをレーザー光透過材料によつて形成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
レーザー質量分析装置。 3 ノズルを集光レンズで形成したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のレーザー質量分
析装置。 4 試料に対するレーザービームの照射を真空槽
内から実施するようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
のレーザー質量分析装置。 5 第1のレーザー装置および第2のレーザー装
置が単一のレーザー装置として構成されたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項の
いずれかに記載のレーザー質量分析装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127251A JPS61285649A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | レ−ザ−質量分析装置 |
GB08614362A GB2177507B (en) | 1985-06-13 | 1986-06-12 | Laser mass spectroscopic analyzer |
US06/873,376 US4740692A (en) | 1985-06-13 | 1986-06-12 | Laser mass spectroscopic analyzer and method |
DE19863619886 DE3619886A1 (de) | 1985-06-13 | 1986-06-13 | Vorrichtung zur massenspektrometrischen analyse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127251A JPS61285649A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | レ−ザ−質量分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285649A JPS61285649A (ja) | 1986-12-16 |
JPH0473259B2 true JPH0473259B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=14955426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60127251A Granted JPS61285649A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | レ−ザ−質量分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285649A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5024375B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-09-12 | 株式会社島津製作所 | 質量分析装置 |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP60127251A patent/JPS61285649A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61285649A (ja) | 1986-12-16 |
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