JPH047310B2 - - Google Patents
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- JPH047310B2 JPH047310B2 JP58142228A JP14222883A JPH047310B2 JP H047310 B2 JPH047310 B2 JP H047310B2 JP 58142228 A JP58142228 A JP 58142228A JP 14222883 A JP14222883 A JP 14222883A JP H047310 B2 JPH047310 B2 JP H047310B2
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は画像情報に基づいて駆動される液晶パ
ネルによりカラー画像を再現し、その画像を感光
材に記録する、液晶を用いたプリンタに関するも
のである。
ネルによりカラー画像を再現し、その画像を感光
材に記録する、液晶を用いたプリンタに関するも
のである。
例えば特開昭57−160667号公報に示されるよう
に、露光光が照射される感光材の表面上に、多数
組の透明電極が配列されてなる液晶パネルを配
し、該液晶パネルを画像情報を担持する信号によ
つて駆動して該パネルに画像を再現し、上記露光
光によりこの画像の透過像を感光材上に露光して
記録するプリンタが考えられている。
に、露光光が照射される感光材の表面上に、多数
組の透明電極が配列されてなる液晶パネルを配
し、該液晶パネルを画像情報を担持する信号によ
つて駆動して該パネルに画像を再現し、上記露光
光によりこの画像の透過像を感光材上に露光して
記録するプリンタが考えられている。
しかし上記公報に示される液晶を用いたプリン
タは、液晶パネルと感光材との間に例えば光フア
イバープレート等の光透過性支持体を設けている
ので、光フアイバープレートの個々の光フアイバ
ー間で光漏話が生じて記録画像のコントラスト比
が低下したり画像にボケが生じ、また光フアイバ
ーに露光光が斜めに入射する場合にコントラスト
比が低下するという問題もある。元よりコントラ
スト比が小さい液晶に対して、さらにコントラス
ト比を低下させる要因を加えるのは、階調性の良
い記録画像を得る上で甚だ不利である。光フアイ
バープレートに理想的な垂直光選択性を付与させ
ることは不可能ではないが、そのような光フアイ
バープレートは高価なものとなるばかりか感材に
到達する光量を減少させるものであり、実用的で
ない。
タは、液晶パネルと感光材との間に例えば光フア
イバープレート等の光透過性支持体を設けている
ので、光フアイバープレートの個々の光フアイバ
ー間で光漏話が生じて記録画像のコントラスト比
が低下したり画像にボケが生じ、また光フアイバ
ーに露光光が斜めに入射する場合にコントラスト
比が低下するという問題もある。元よりコントラ
スト比が小さい液晶に対して、さらにコントラス
ト比を低下させる要因を加えるのは、階調性の良
い記録画像を得る上で甚だ不利である。光フアイ
バープレートに理想的な垂直光選択性を付与させ
ることは不可能ではないが、そのような光フアイ
バープレートは高価なものとなるばかりか感材に
到達する光量を減少させるものであり、実用的で
ない。
一方特開昭55−98721号公報に示されるように、
直線状光線を投射する光源を露光源として用いる
プリンタも考えられているが、このような露光源
によると十分な光量が得られる反面、露光光が散
光し解像力、コントラスト比の低下を招く。画質
向上のために例えば断面楕円状の反射鏡やセルフ
オツクレンズ等を用いることも考えられている
が、そのようにすると装置の大型化は避けられな
い。
直線状光線を投射する光源を露光源として用いる
プリンタも考えられているが、このような露光源
によると十分な光量が得られる反面、露光光が散
光し解像力、コントラスト比の低下を招く。画質
向上のために例えば断面楕円状の反射鏡やセルフ
オツクレンズ等を用いることも考えられている
が、そのようにすると装置の大型化は避けられな
い。
特にカラー画像を記録するプリンタは、カラー
フイルタやその駆動装置等が必要であるため、本
来、大型化しやすいものである。そこで、液晶パ
ネルを用いてカラープリンタを形成する場合は、
特に小型化が望まれる。
フイルタやその駆動装置等が必要であるため、本
来、大型化しやすいものである。そこで、液晶パ
ネルを用いてカラープリンタを形成する場合は、
特に小型化が望まれる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、高解像力、高コントラスト比の画像が
得られ、しかも安価で小型に形成されうる、液晶
を用いたプリンタを提供することを目的とするも
のである。
のであり、高解像力、高コントラスト比の画像が
得られ、しかも安価で小型に形成されうる、液晶
を用いたプリンタを提供することを目的とするも
のである。
カラー感光材に向けて露光光を投射する点光源
と、多数組の透明電極が配列されてなり上記カラ
ー感光材の感光面に密接配置されて上記露光光の
透過を制御する液晶パネルと、画像情報を担持す
る信号により上記各電極への電圧印加を制御する
液晶駆動回路と、上記液晶パネルおよび点光源の
間の光路に出入り可能に設けられたカラーフイル
タとを備えたことを特徴とするものである。
と、多数組の透明電極が配列されてなり上記カラ
ー感光材の感光面に密接配置されて上記露光光の
透過を制御する液晶パネルと、画像情報を担持す
る信号により上記各電極への電圧印加を制御する
液晶駆動回路と、上記液晶パネルおよび点光源の
間の光路に出入り可能に設けられたカラーフイル
タとを備えたことを特徴とするものである。
上記構成の本発明のプリンタにおいては、前述
したような光フアイバープレート等の光透過性支
持体を用いていないから、当然前記の光漏話や、
斜入射光によるコントラスト比低下の問題は生じ
ない。そして露光光を平行光にするための複雑な
手段を用いないから、装置は小型、安価に形成さ
れる(上記絞りは簡単な1枚の板部材によつて形
成されるから、安価でありしかも大きな設置スペ
ースを必要としない)。ある程度の厚みが有る液
晶パネルに対し、上記のように平行光を用いず点
光源により露光をしても、本発明のプリンタにお
いては液晶パネルを感光材に密接配置しているか
ら、画像にボケが生じない。なお点光源からの露
光光を絞りによつて絞ることにより露光用光量が
減少するが、この光量減少は感光材として高感度
の銀塩感材を使用することで補うことができる。
したような光フアイバープレート等の光透過性支
持体を用いていないから、当然前記の光漏話や、
斜入射光によるコントラスト比低下の問題は生じ
ない。そして露光光を平行光にするための複雑な
手段を用いないから、装置は小型、安価に形成さ
れる(上記絞りは簡単な1枚の板部材によつて形
成されるから、安価でありしかも大きな設置スペ
ースを必要としない)。ある程度の厚みが有る液
晶パネルに対し、上記のように平行光を用いず点
光源により露光をしても、本発明のプリンタにお
いては液晶パネルを感光材に密接配置しているか
ら、画像にボケが生じない。なお点光源からの露
光光を絞りによつて絞ることにより露光用光量が
減少するが、この光量減少は感光材として高感度
の銀塩感材を使用することで補うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明の1実施例による液晶を用いた
プリンタを示すものである。本実施例のプリンタ
1は一例として3色分解法によりカラープリント
を形成するものであり、ハロゲンランプ、クセノ
ンフラツシユ等の点光源2と、該点光源2により
露光光Lが照射されるカラー感材3との間には、
図示しない駆動装置によつて回転駆動される
RGBフイルタ4が配されている。上記点光源2
の前面には、ピンホール5aにより該点光源2か
らの露光光の散光成分を除去してこの点光源2を
理想的点光源に近いものとする絞り5が設けら
れ、さらにこの絞り5と上記RGBフイルタ4と
の間には露光光Lの色補正を行なう補正フイルタ
6が配設されている。
プリンタを示すものである。本実施例のプリンタ
1は一例として3色分解法によりカラープリント
を形成するものであり、ハロゲンランプ、クセノ
ンフラツシユ等の点光源2と、該点光源2により
露光光Lが照射されるカラー感材3との間には、
図示しない駆動装置によつて回転駆動される
RGBフイルタ4が配されている。上記点光源2
の前面には、ピンホール5aにより該点光源2か
らの露光光の散光成分を除去してこの点光源2を
理想的点光源に近いものとする絞り5が設けら
れ、さらにこの絞り5と上記RGBフイルタ4と
の間には露光光Lの色補正を行なう補正フイルタ
6が配設されている。
上記カラー感材3は高感度銀塩感材からなるも
のであり、ドライブロール7によつて回転される
搬送ベルト8上に支持され、図中の矢印A方向に
搬送されるようになつている。搬送ベルト8の上
方には、該搬送ベルト8上のカラー感材3に密着
するように液晶パネル9が配設されている。該液
晶パネル9は公知のいわゆるマトリクス型のもの
であるが、以下簡単に説明する。液晶パネル9は
第2図に側断面形状を示すように、対向配置され
た上部ガラス10と下部ガラス11の内面に各々
多数整列配置された透明な横電極12と縦電極1
3とを有し、これら横電極12と縦電極13の表
面にはネマチツク液晶分子を一方向に配列する配
向膜14,15が形成されている。上記横電極1
2と縦電極13は、第3図に示すように互いに直
交する向きに配されている。上記配向膜14,1
5は周辺部に配されたシール材16をはさみ互い
に空隙をおいて対向配置され、この空隙内にツイ
ステツド・ネマチツク液晶17が封入されてい
る。上記配向膜14,15により、該液晶17の
分子の配向方向は、横電極12,縦電極13表面
で相対的に90゜ずらされている。また上部ガラス
10の外側には、偏光軸を横電極12表面の液晶
分子配向方向に合わせた偏光板18が配され、一
方下部ガラス11の外側には金属マスク19,フ
イルタ20を介して偏光板21が配されている。
この偏光板21の偏光軸は上記偏光板18の偏光
軸に合わされている。上記の構造はプリント基板
22に支持され、横電極12,縦電極13間には
導電ゴムコネクタ23を介して電圧が印加される
ようになつている。
のであり、ドライブロール7によつて回転される
搬送ベルト8上に支持され、図中の矢印A方向に
搬送されるようになつている。搬送ベルト8の上
方には、該搬送ベルト8上のカラー感材3に密着
するように液晶パネル9が配設されている。該液
晶パネル9は公知のいわゆるマトリクス型のもの
であるが、以下簡単に説明する。液晶パネル9は
第2図に側断面形状を示すように、対向配置され
た上部ガラス10と下部ガラス11の内面に各々
多数整列配置された透明な横電極12と縦電極1
3とを有し、これら横電極12と縦電極13の表
面にはネマチツク液晶分子を一方向に配列する配
向膜14,15が形成されている。上記横電極1
2と縦電極13は、第3図に示すように互いに直
交する向きに配されている。上記配向膜14,1
5は周辺部に配されたシール材16をはさみ互い
に空隙をおいて対向配置され、この空隙内にツイ
ステツド・ネマチツク液晶17が封入されてい
る。上記配向膜14,15により、該液晶17の
分子の配向方向は、横電極12,縦電極13表面
で相対的に90゜ずらされている。また上部ガラス
10の外側には、偏光軸を横電極12表面の液晶
分子配向方向に合わせた偏光板18が配され、一
方下部ガラス11の外側には金属マスク19,フ
イルタ20を介して偏光板21が配されている。
この偏光板21の偏光軸は上記偏光板18の偏光
軸に合わされている。上記の構造はプリント基板
22に支持され、横電極12,縦電極13間には
導電ゴムコネクタ23を介して電圧が印加される
ようになつている。
上記液晶パネル9において電極12,13間に
電圧を印加しないと、偏光板18を通過した光は
直線偏光となつて液晶17の層に入射し、該液晶
17の分子配向に従い偏光面を90゜回転して偏光
板21に達する。前述したようにこの偏光板21
と上側の偏光板18の偏光軸は揃えてあるので、
偏光面を90゜回転させて偏光板21に達した光は、
該偏光板21によつて遮断される。一方、電極1
2,13間にしきい値をある程度上回る電圧が印
加されると、液晶17の分子は電界効果によつて
両電極12,13間で90゜向きを変える。そこで
上側の偏光板18を通過した光は偏光面を変えな
いで下側の偏光板21に達し、該偏光板21を通
過する。また上記しきい値をやや超える領域にお
いては、液晶17の分子の配向回転量(すなわち
液晶17での光透過率)が印加電圧に対してリニ
アに変化するので、電極12,13に印加する電
圧を変えることにより、偏光板18から偏光板2
1への光透過率を制御することができる。そして
このようなマトリクス型の液晶パネル9において
は、互いに直交するように配列された横電極1
2,縦電極13のうち、電圧を印加する電極を選
択することにより、両電極12,13の対向部分
単位で明部(光透過部)、暗部(光不透過部)を
設定して、所望の画像を形成することができる。
すなわち上記両電極12,13の対向部分が1画
素9aとなる(第3図参照)が、選択された両電
極12,13への印加電圧値を変えることによ
り、この画素9aの明るさを変えて中間調を得る
ことができる。
電圧を印加しないと、偏光板18を通過した光は
直線偏光となつて液晶17の層に入射し、該液晶
17の分子配向に従い偏光面を90゜回転して偏光
板21に達する。前述したようにこの偏光板21
と上側の偏光板18の偏光軸は揃えてあるので、
偏光面を90゜回転させて偏光板21に達した光は、
該偏光板21によつて遮断される。一方、電極1
2,13間にしきい値をある程度上回る電圧が印
加されると、液晶17の分子は電界効果によつて
両電極12,13間で90゜向きを変える。そこで
上側の偏光板18を通過した光は偏光面を変えな
いで下側の偏光板21に達し、該偏光板21を通
過する。また上記しきい値をやや超える領域にお
いては、液晶17の分子の配向回転量(すなわち
液晶17での光透過率)が印加電圧に対してリニ
アに変化するので、電極12,13に印加する電
圧を変えることにより、偏光板18から偏光板2
1への光透過率を制御することができる。そして
このようなマトリクス型の液晶パネル9において
は、互いに直交するように配列された横電極1
2,縦電極13のうち、電圧を印加する電極を選
択することにより、両電極12,13の対向部分
単位で明部(光透過部)、暗部(光不透過部)を
設定して、所望の画像を形成することができる。
すなわち上記両電極12,13の対向部分が1画
素9aとなる(第3図参照)が、選択された両電
極12,13への印加電圧値を変えることによ
り、この画素9aの明るさを変えて中間調を得る
ことができる。
第4図は第1図に示した装置を制御する回路の
ブロツク図である。以下、この第4図を参照して
本実施例のプリンタ1の作用について説明する。
画像情報を担持する信号は画像処理回路30に入
力され、該画像処理回路30は液晶パネル9の各
画像9a単位で画像濃度、RGB情報(赤、緑、
青色情報)を求める。これら画像濃度、RGB情
報を担持する画像信号S0はRAM(Random
Access Memory)31に記憶される。一方回転
駆動されるRGBフイルタ4の回転位置はエンコ
ーダ32によつて検出され、該エンコーダ32の
フイルタ信号S1は、同期制御回路33に入力され
る。
ブロツク図である。以下、この第4図を参照して
本実施例のプリンタ1の作用について説明する。
画像情報を担持する信号は画像処理回路30に入
力され、該画像処理回路30は液晶パネル9の各
画像9a単位で画像濃度、RGB情報(赤、緑、
青色情報)を求める。これら画像濃度、RGB情
報を担持する画像信号S0はRAM(Random
Access Memory)31に記憶される。一方回転
駆動されるRGBフイルタ4の回転位置はエンコ
ーダ32によつて検出され、該エンコーダ32の
フイルタ信号S1は、同期制御回路33に入力され
る。
液晶駆動回路34は、マトリクス型液晶パネル
をいわゆる線順次走査駆動する公知のものであ
り、横電極12を所定タイミングで順次電圧印加
状態に選択するとともに、このタイミングに同期
したタイミング信号S2によつてRAM31から、
選択された横電極12が構成する各画素9aに対
応する画像信号S0′を読み出し、該画像信号S0′の
画像濃度情報に基づいて多数の縦電極13を選択
的に電圧印加状態に設定し、選択された横電極1
2が構成する各画素9aを所望の明暗状態に設定
する。以上の操作をすべての横電極12に亘つて
順次繰り返す駆動信号S4が液晶パネル9に入力さ
れ、画素9a単位で明暗が設定されてなる画像が
液晶パネル9上に再現される。なおこのとき、上
記画像濃度情報に基づいて各縦電極13の印加電
圧値を変えることにより、各画素9aの明るさが
変えられる。
をいわゆる線順次走査駆動する公知のものであ
り、横電極12を所定タイミングで順次電圧印加
状態に選択するとともに、このタイミングに同期
したタイミング信号S2によつてRAM31から、
選択された横電極12が構成する各画素9aに対
応する画像信号S0′を読み出し、該画像信号S0′の
画像濃度情報に基づいて多数の縦電極13を選択
的に電圧印加状態に設定し、選択された横電極1
2が構成する各画素9aを所望の明暗状態に設定
する。以上の操作をすべての横電極12に亘つて
順次繰り返す駆動信号S4が液晶パネル9に入力さ
れ、画素9a単位で明暗が設定されてなる画像が
液晶パネル9上に再現される。なおこのとき、上
記画像濃度情報に基づいて各縦電極13の印加電
圧値を変えることにより、各画素9aの明るさが
変えられる。
上述のようにして液晶パネル9に明暗部を設定
して濃淡画像を形成するとともに、液晶駆動回路
34には前記同期制御回路33から同期信号S4を
入力し、RGBフイルタ4の各色フイルタが露光
系内に位置するタイミングと、各画素9aの明状
態選択のタイミングとを、前記画像信号S0′の
RGB情報に基づいて制御することにより、各画
素9aを透過する光を所望の色相に設定する。
して濃淡画像を形成するとともに、液晶駆動回路
34には前記同期制御回路33から同期信号S4を
入力し、RGBフイルタ4の各色フイルタが露光
系内に位置するタイミングと、各画素9aの明状
態選択のタイミングとを、前記画像信号S0′の
RGB情報に基づいて制御することにより、各画
素9aを透過する光を所望の色相に設定する。
以上のように駆動される液晶パネル9を介して
露光光Lが照射されるカラー感材3には、この液
晶パネル9において各画素9a単位で色相、濃淡
が形成されてなる画像の透過像が露光される。し
たがつて前述のマトリクス型液晶パネル9の線順
次走査が終了したならば、前記同期制御回路33
からドライブロール7に駆動信号S5を出力し、搬
送ベルト8を回転させてカラー感材3を露光系か
ら取り出す。カラー感材3として、通常の現像処
理が必要なものが使用される場合には、搬送ベル
ト8によりカラー感材3を自動的に現像ユニツト
に供給することが可能である。またカラー感材3
として、自己処理型フイルムユニツト、いわゆる
インスタント写真用フイルムを使用することもで
き、そのような場合には通常の現像ユニツトを設
けず、処理液展開ロールに該フイルムを通して直
ちにプリントが得られる。
露光光Lが照射されるカラー感材3には、この液
晶パネル9において各画素9a単位で色相、濃淡
が形成されてなる画像の透過像が露光される。し
たがつて前述のマトリクス型液晶パネル9の線順
次走査が終了したならば、前記同期制御回路33
からドライブロール7に駆動信号S5を出力し、搬
送ベルト8を回転させてカラー感材3を露光系か
ら取り出す。カラー感材3として、通常の現像処
理が必要なものが使用される場合には、搬送ベル
ト8によりカラー感材3を自動的に現像ユニツト
に供給することが可能である。またカラー感材3
として、自己処理型フイルムユニツト、いわゆる
インスタント写真用フイルムを使用することもで
き、そのような場合には通常の現像ユニツトを設
けず、処理液展開ロールに該フイルムを通して直
ちにプリントが得られる。
以上説明のプリンタ1においては、露光源とし
て点光源2が用いられ、露光光を平行光にする複
雑な手段が用いられないから、該プリンタ1は極
めて構造簡単で小型、安価に形成されるものとな
る。また簡単な絞り5を用いることにより上記点
光源2は理想的点光源に近いものとなり、加えて
カラー感材3に液晶パネル9を密接配置している
から、露光光Lがある程度の厚みのある液晶パネ
ル9を通過するにもかかわらずプリント像はボケ
ない。さらに本プリンタ1においては、前述した
ような光透過性支持体としての光フアイバープレ
ート等が用いられていないから、当然前述のよう
な光漏話によるコントラスト比の低下や、画像の
ボケは生じない。
て点光源2が用いられ、露光光を平行光にする複
雑な手段が用いられないから、該プリンタ1は極
めて構造簡単で小型、安価に形成されるものとな
る。また簡単な絞り5を用いることにより上記点
光源2は理想的点光源に近いものとなり、加えて
カラー感材3に液晶パネル9を密接配置している
から、露光光Lがある程度の厚みのある液晶パネ
ル9を通過するにもかかわらずプリント像はボケ
ない。さらに本プリンタ1においては、前述した
ような光透過性支持体としての光フアイバープレ
ート等が用いられていないから、当然前述のよう
な光漏話によるコントラスト比の低下や、画像の
ボケは生じない。
なお上記実施例のプリンタ1においては、マト
リクス型の液晶パネル9が使用されているが、液
晶パネルとして縦電極が1本だけ用いられた細長
いいわゆるアレイ型のものを使用し、該アレイ型
液晶パネルの駆動によつて主走査を得、副走査
は、同期制御回路33によつてRGBフイルタ4
と同期させつつ搬送ベルト8をステツプ送りし
て、カラー感材3を縦電極と直交する方向に送る
ことによつて得るようにしてもよい。
リクス型の液晶パネル9が使用されているが、液
晶パネルとして縦電極が1本だけ用いられた細長
いいわゆるアレイ型のものを使用し、該アレイ型
液晶パネルの駆動によつて主走査を得、副走査
は、同期制御回路33によつてRGBフイルタ4
と同期させつつ搬送ベルト8をステツプ送りし
て、カラー感材3を縦電極と直交する方向に送る
ことによつて得るようにしてもよい。
また本発明によれば、既述の通り、露光光をカ
ラー感光材に照射する機構が構造簡単で小型に形
成されるから、RGBフイルタやその駆動装置等
が必要で大型化しやすいカラープリンタを小型化
する上で特に効果的である。
ラー感光材に照射する機構が構造簡単で小型に形
成されるから、RGBフイルタやその駆動装置等
が必要で大型化しやすいカラープリンタを小型化
する上で特に効果的である。
第1図は本発明の1実施例によるプリンタを示
す概略図、第2図は上記プリンタに用いられる液
晶パネルの側断面図、第3図は上記液晶パネルの
透明電極を示す平面図、第4図は上記プリンタの
制御回路を示すブロツク図である。 1……プリンタ、2……点光源、3……カラー
感材、4……RGBフイルタ、5……絞り、9…
…液晶パネル、12……横電極、13……縦電
極、34……液晶駆動回路、L……露光光、S0…
…画像信号。
す概略図、第2図は上記プリンタに用いられる液
晶パネルの側断面図、第3図は上記液晶パネルの
透明電極を示す平面図、第4図は上記プリンタの
制御回路を示すブロツク図である。 1……プリンタ、2……点光源、3……カラー
感材、4……RGBフイルタ、5……絞り、9…
…液晶パネル、12……横電極、13……縦電
極、34……液晶駆動回路、L……露光光、S0…
…画像信号。
Claims (1)
- 1 カラー感光材に向けて露光光を投射する点光
源と、多数組の透明電極が配列されてなり上記カ
ラー感光材の感光面に密接配置されて上記露光光
の透過を制御する液晶パネルと、画像情報を担持
する信号により上記各電極への電圧印加を制御す
る液晶駆動回路と、上記液晶パネルおよび点光源
の間の光路に出入り可能に設けられたカラーフイ
ルタとからなる液晶を用いたプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142228A JPS6032679A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 液晶を用いたプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142228A JPS6032679A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 液晶を用いたプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032679A JPS6032679A (ja) | 1985-02-19 |
JPH047310B2 true JPH047310B2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=15310392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58142228A Granted JPS6032679A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 液晶を用いたプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032679A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931655A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-22 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58142228A patent/JPS6032679A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931655A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032679A (ja) | 1985-02-19 |
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