JPH047302A - ゲルの製造方法 - Google Patents

ゲルの製造方法

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JPH047302A
JPH047302A JP10979290A JP10979290A JPH047302A JP H047302 A JPH047302 A JP H047302A JP 10979290 A JP10979290 A JP 10979290A JP 10979290 A JP10979290 A JP 10979290A JP H047302 A JPH047302 A JP H047302A
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JP
Japan
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polymer
gel
light
hours
soln
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JP10979290A
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English (en)
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Yasushi Tamada
靖 玉田
Kenji Yasuda
健二 安田
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JSR Corp
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゲルの製造方法に関し、さらに詳しくは、耐
熱性および機械的強度を有するゲルの製造方法に関する
〔従来の技術〕
含水ゲルは、生体に対する損傷が少ないため種々の人工
生体組織として利用されている。(M、F。
Refojo、 5ynthetic Biomedi
cal Ploymers、 171(1980)、 
J、D、Andrade、 )Iydrogels f
or Medicaland Re1ated App
lications、 31(1976)、 S、 D
Bruck J、 Biomed、 Mater、 R
es、、 7.387(1973))。
また、含水ゲルは、抗血栓性に優れているた給人工血管
用材料としても用いられ、さらに、物質透過性に優れて
いるため、酵素固定用担体や、細胞包埋用材料としても
利用されている。このように含水ゲルは種々の分野で利
用されて(、Yるが、機械的強度が劣るという重大な欠
点を有するため、その利用は制限されたものとなってい
る。
このため、含水ゲルの機械的強度を向上させる試みがい
くつかなされている。例えば、含水ゲルを−5℃以下で
冷凍処理した後、常温空間または常温水中に放置する方
法(特公昭48−30462号公報)、−6℃以下で凍
結させたのち融解させずに真空乾燥し、含水率を20〜
92重量%に調整し、その後再度吸水させる方法(特開
昭57−130543号公報)、−15℃以下で凍結さ
せ、融解させることなく脱水率が5重量%以上となるよ
うに脱水し、その後再度吸水させる方法(特開昭58−
36630号公報)、−3℃以下で凍結させ、次に55
℃以下で融解させ、再び凍結および融解を2回以上繰り
返す方法(特開昭59−56446号公報)、氷点以下
で凍結させた後、氷点以上の温度(0〜10℃)で10
時間以上低温で結晶化させる方法(特開昭60−177
066号公報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの方法によれば、高含水で実用的な機械的強度を
有する含水ゲルが得られるものの、生成したゲルはいず
れも耐熱性がなく、温水中で溶解したり、あるいは機械
的強度が低下するという問題がある。
従って、本発明の目的は、架橋効率にすぐれ、耐熱性を
有し、しかも機械的強度が高く、高含水のゲルとして好
適なゲルの製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は下記一般式(I) 〔式中、R1は水素原子、低級アルキル基または低級ア
ルコキシ基を示し、R2は複素環化合物残基、複素環化
合物塩残基またはアリール基を示し、mは1〜6の整数
を示し、nおよびpはそれぞれOまたは1を示す〕 で表わされる構成単位を有する重合体(以下「重合体1
」という)の溶液を、低温に保持したのち、光を照射す
ることを特徴とするゲルの製造方法を提供するものであ
る。
本発明で用いられる重合体1は、前記一般式(I)で表
わされる構成単位を有するものである。
この一般式(1)におけるR1のうち、低級アルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
等の炭素数が1〜4のものを、低級アルコキシ基として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等の炭素数
1〜4のものを、R2のうち、複素環化合物残基および
複素環化合物塩残基としては、ピリジン、N−アルキル
ピリジニウム、キノリン、N−アルキルキノリニウム、
イソキノリン、N−アルキルイソキノリニウム、チアゾ
ール、N−アルキルチアゾリウム、ベンズチアゾール、
N−アルキルベンズチアゾリウム、イミダゾール、N−
アルキルイミダゾリウム、ペンズイミダゾーノペN−ア
ルキルベンズイミダゾリウム等、およびこれらの化合物
の塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、過塩素酸塩
、ホウフッ化水素酸塩、メトサルフェート、リン酸塩、
硫酸塩、メタンスルホン酸塩、p−)ルエンスルホン酸
塩等の第4級塩の残基を、アリール基としては、ジメチ
ルアミノフェニル基、メトキシフェニル基、ニトロフェ
ニル基等を挙げることができる。
上記のうち、R1としては、水素原子、メトキシ基等が
好ましく、R2としては、ピリジン、N−アルキルピリ
ジニウム、キノリン、N−アルキルキノリニウム等の残
基が好ましい。また、一般式(I)におけるのは1〜3
が好ましい。
このようにして得られる重合体1における、前記一般式
(I)で表わされる構成単位の含量は、重合体1の全構
成単位の0.3〜20モル%であることが好ましい。0
.3モル%未満では、重合体1への光の照射による架橋
に長時間を要し、20モル%を超えると、重合体1の水
溶性が低下する傾向にある。
また、重合体1のポリエチレングリコール換算重量平均
分子量は、5.000〜50.000であることが好ま
しく、5.000未満では、形成させるゲルの強度が弱
くなる傾向があり、50.000を超えると高濃度の溶
液を形成しにくくなる。
重合体1は、例えばビニルエステル類と親水性単量体と
の重合体(「重合体2」という)をけん化してけん化物
(以下、「重合体3」という)を合成し、次いでこれに
一般式(II) (式中、^はホルミル基またはアセタール基を示し、R
1,R2、Ql、nおよびp It前記ト同シ)で表わ
される化合物(以下、「化合物■」という)を反応させ
ることにより製造される。
前記重合体2の合成に用いられるビニルエステル類とし
ては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビ
ニル等が挙げられ、親水性単量体としては、例えばN−
ビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルカ
プロラクタム等のN−ビニルラクタム類;アクリルアミ
ド、ジメチルアクリルアミド、N−プロピルオキシメチ
ルアクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジメチ
ルアクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド類;アク
リル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ジエチレングリコールメタクリレート、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレ
ート等の(メタ)アクリル酸またはそれらのエステル類
;ビニルピリジン等のビニルアミン類が挙げられる。
前記重合体2の重合比は、ビニルエステル順/親水性単
量体が90〜100/10〜0(モル比)、特に98〜
100/2〜0 (モル比)であることが好ましい。親
水性単量体が10モル%を超えると重合体2をもとにし
て製造される重合体1から得られるゲルの強度が弱い等
の問題が生じる場合がある。
なお、重合体2の合成は、通常のラジカル重合によって
容易に行うことができる。
また、重合体2をけん化して製造される重合体3のけん
化度は80〜100%であることが好ましい。このけん
化度が小さすぎると機械的強度の高いゲルが得にくくな
る。
ここで、重合体2のけん化は、例えばアルカリ性有機溶
媒中で重合体2を加熱することによって行うことができ
る。
このようにして得られる重合体3に反応させる化合物■
としては、例えばピリジン、N−アルキルピリジニウム
、キノリン、N−アルキルキノリニウム、インキノリン
、N−アルキルイソキノリニウム、チアゾール、N−ア
ルキルチアゾリウム、ベンズチアゾール、N−アルキル
ベンズチアゾリウム、イミダゾール、N−アルキルイミ
ダゾリウム、ベンズイミダゾール、N−アルキルベンズ
イミダゾリウム等、およびこれらの化合物の塩酸塩、臭
化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、過塩素酸塩、ホウフッ化
水素酸塩、メトサルフェート、リン酸塩、硫酸塩、メタ
ンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の第4級
塩のような複素環化合物または複素環化合物塩の残基を
有する化合物、ならびにジメチルアミノフェニル基、メ
トキシフェニル基、ニトロフェニル基等のアリール基を
有する化合物を挙げることができる。
重合体3と化合物■との反応は、例えば塩酸、硫酸、リ
ン酸、過塩素酸、ホウフッ化水素酸、メタンスルホン酸
、p−トルエンスルホンi12、酢酸、酪酸等の酸の存
在下、10〜100℃で行う。ここで、化合物■の使用
量は、通常、重合体3の構成単位1モルに対して0.0
03〜0.5モルである。
なお、反応は、一般的には水中で行い、水中の酸濃度は
、通常、0.01〜5規定である。
本発明において、重合体1の溶液を調製するのに用いる
溶媒としては、ポリビニルアルコール誘導体を溶解でき
るものであればいずれでもよく、例えば水または水と親
和性が高く任意の割合で混合できる有機溶媒との混合溶
媒を挙げることができる。かかる有機溶媒とし・では、
例えばジメチルスルホキシド、グリセリン、エチレング
リコール、プロピレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ジメチルホルムアミド、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラン、アミノ
エタノール、フェノール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール等が挙げられる。また、重合体1
の溶液の溶液濃度は1〜50重量%(以下、単に%で示
す)とするのが好ましい。1%未満では、生成するゲル
の機械的強度が不充分な場合があり、50%を超えると
、常温における溶液の粘度が著しく増加し、取扱いに不
便である。
この重合体1の溶液を、まず任意の形状の容器または所
定形状の容器に注入し、低温に保持することにより凍結
させる。低温に保持する際の温度は、0℃以下が好まし
く、溶液が少なくとも一度凍結されればよい。0℃を超
える温度では、生成するゲルの機械的強度が劣り、好ま
しくない。冷却方法は、特に制限されないが、例えば塩
化ナトリウム−氷(23ニア7)(−21℃)、塩化カ
ルシウム−氷(30ニア0)(−55℃)、ドライアイ
ス−メタノール(−72℃)、液体窒素(−196℃)
、液体ヘリウム(−269℃)等の冷却剤や冷凍庫など
を利用することができる。
また、冷却速度についても特に制限されず、緩慢71]
(0,1〜b b 次に、この低温に保持することにより凍結した重合体1
の溶液を、融解させればゲルが形成されるが、例えば特
開昭58−36630号公報に開示されているように脱
水率が5%以上真空乾燥したり、前記特開昭59−56
446号公報に開示されているように55℃以下で融解
させ、再び凍結および融解を2回以上繰り返す方法、前
記特開昭60−177066号公報に開示されているよ
うに氷点以上の温度(0〜10℃)で10時間以上低温
で結晶化させる方法等により、ゲルを形成させるのが好
ましい。なお、凍結した溶液を融解するには、温度を徐
々に上げ、ゆっくりと行うのが好ましい。
次に、このゲルに光を照射して、光二量化反応によりゲ
ルの架橋を行うが、凍結した状態の重合体1の溶液に光
を照射して架橋を行ってもよい。
光の照射は、水、緩衝液等の液中、また空気、窒素等の
気相中のいずれで行ってもよい。
照射する光は、光二量化反応を起こすのに必要な波長、
すなわち、600 nm以下、好ましくは、500n+
n以下の光を含んでいればよい。このような光の光源と
しては、例えば蛍光灯、タングステンランプ、キセノン
ランプ、アルゴンレーザー水銀灯または太陽光を用いる
ことができる。光の照射は10〜25℃程度の室温で行
い、また、照射光の強度や照射時間は作成するゲルの大
きさおよび形状、光源等の種類によって異なるが、通常
、1〜1100ff1/CII!の強度で1〜60分照
射すれば充分である。光の照射が不足するとゲルの耐熱
性が低下する場合があるが、これは、例えば感光性基由
来のゲルの着色(淡黄色)が薄くなることを目安に、照
射光の強度および照射時間を設定することにより、調節
することができる。
このようにして得られるゲルは、固形分が5〜30%で
5〜30kg/cIlの範囲の引張強度を有し、120
℃で20分程度には充分耐える耐熱性を有する。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発
明は、これら実施例に限定されるものではない。
実施例1 ホルミルスチリルピリジニウム塩4gを、平均重合度1
700、けん化率99%ポリビニルアルコール50gを
精製水600m1!に溶解した溶液に加え、80重量%
リン酸8gを加えて室温で24時間反応させた。反応後
、アセトン中で凝固させ、さらにメタノールで洗浄した
後、メタノールを用いて8時間ソックスレー抽出を行い
、室温で一晩減圧乾燥して、下記一般式で表わされる構
成単位を全構成単位の3モル%有するスチリルピリジニ
ウム化ポリビニルアルコールを合成した。
次いで、スチリルピリジニウム化ポリビニルアルコール
10gを精製水90gに溶解して水溶液を調製し、10
cm径のプラスチック製シャーレの中に10m1!注入
し、−20℃の冷凍庫中に12時間静置し凍結した。そ
の後、そのシャーレを4℃の冷蔵庫中で12時間放置し
融解した。
次に生成したゲルに、300W高圧水銀灯により、約2
0mW/cmの光強度で30分光を照射した。
得られたゲルの引張強度、耐熱性および透明性を以下の
方法により評価した。結果を表1に示した。
(引張強度) TOYOMeasuring Instruments
製テンシロン[JTM−11500型引張試験機と5 
kgロードセルを使用して、室温下、5cm/minの
ヘッドスピードで引張試験を行った。試料は、ダンベル
型に成形し、乾燥を防ぐために水を噴霧しながら測定し
た。ゲルの破断強度により評価した。
(耐オートクレーブ性) 平山製作所製HA300M型オートクレーブを使用して
、試料を水に浸漬し、120℃、20分加熱した。滅菌
後、形状を保持しているものを可、溶解したものを不可
とした。
(透明性) ゲルの透明性を目視観察により評価した。
実施例2 実施例1において、ホルミルスチリルピリジニウム塩の
代わりにホルミルスチリルキノリニウム塩を用いた以外
は実施例1と同様にして、下記−般式で表わされる構成
単位を全構成単位の3モル%有するスチリルキノリニウ
ム化ポリビニルアルコールを合成した。
次に、実施例1と同様にしてスチリルキノリニウム化ポ
リビニルアルコールのゲルを製造し、実施例1と同様な
試験を行った。結果を表1に示した。
実施例3 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を一20℃の冷凍庫中に12時
間静置し凍結し、その後6時間真空乾燥した。さらに室
温の精製水100m1’中に12時間放置し融解した後
、実施例1と同様に光を照射してゲルを製造し、実施例
1と同様な試験を行った。結果を表1に示した。
実施例4 実施例2と同様に調製したスチリルキノリニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を実施例3と同様に処理し、得
られたゲルについて実施例1と同様な試験を行った。結
果を表1に示した。
実施例5 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を一20℃の冷凍庫中に12時
間静置し凍結し、その後室温に5時間放置し融解した。
次いで、−20℃の冷凍庫中に12時間静置し再度凍結
し、また室温で5時間放置し再度融解するという操作を
4回繰り返したのち、実施例1と同様に光を照射してゲ
ルを製造し、実施例1と同様な試験を行った。結果を表
1に示した。
実施例6 実施例1と同様に合成したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール10gを水/ジメチルスルホキシド=
2/8 (重量比)の混合溶媒90gに溶解して溶液を
調製した。この溶液を実施例1と同様に凍結し、融解し
、光を照射したのち、生成したゲルについて実施例1と
同様の試験を行った。結果を表1に示した。
比較例1 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を一20tの冷凍庫中に12時
間静置し凍結したのち、4℃の冷蔵庫中に12時間放置
し融解し、生成したゲルについて、実施例1と同様な試
験を行った。結果を表1に示した。
比較例2 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を一20tの冷凍庫中に12時
間静置し凍結したのち、6時間真空乾燥し、さらに室温
の精製水100m1中に12時間放置し融解したのち、
生成したゲルについて実施例1と同様の試験を行った。
結果を表1に示した。
比較例3 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液を一20℃の冷凍庫中に12時
間静置し凍結し、その後室温に5時間放置し融解し、再
び一20℃の冷凍庫中に12時間静置し再度凍結し、ま
た室温で5時間放置し再度融解するという操作を4回繰
り返したのち、生成したゲルについて、実施例1と同様
な試験を行った。結果を表1に示した。
比較例4 実施例1と同様に調製したスチリルピリジニウム化ポリ
ビニルアルコール水溶液をプラスチック製シャーレの中
に10−注入し、300W高圧水銀灯により、約20m
W/cII!の光強度で30分間光を照射した。生成し
たゲルについて、実施例1と同様な試験を行った。結果
を表1に示した。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明によれば、架橋効率にすぐれ、耐熱性を有し、し
かも機械的強度が高く、高含水のゲルとして好適なゲル
を製造することができる。また、得られたゲルはオート
クレーブ滅菌等も可能であり、人工生体組織、薬剤放出
担体、酵素固定担体、細胞包埋用材料、眼内レンズ、コ
ンタクトレンズ、蓄熱材、クツション材等として種々の
分野において有用である。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は水素原子、低級アルキル基または低級
    アルコキシ基を示し、R^2は複素環化合物残基、複素
    環化合物塩残基またはアリール基を示し、mは1〜6の
    整数を示し、nおよびpはそれぞれ0または1を示す〕 で表わされる構成単位を有する重合体の溶液を、低温に
    保持したのち、光を照射することを特徴とするゲルの製
    造方法。
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