JPH0472530A - 振動式トランスデューサ - Google Patents

振動式トランスデューサ

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JPH0472530A
JPH0472530A JP18656290A JP18656290A JPH0472530A JP H0472530 A JPH0472530 A JP H0472530A JP 18656290 A JP18656290 A JP 18656290A JP 18656290 A JP18656290 A JP 18656290A JP H0472530 A JPH0472530 A JP H0472530A
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JP
Japan
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vibrator
physical quantity
self
frequency
distortion
Prior art date
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Pending
Application number
JP18656290A
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English (en)
Inventor
Nobuo Miyaji
宣夫 宮地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、振動式トランスデユーサに係り、特にシリコ
ン基板に形成した梁状の振動子をその振動子の持つ固有
振動数で振動させておき、このシリコン基板に加えられ
る力、圧力、或いは差圧などの物理量に対応して振動子
に生する固有振動数の変化からこれ等の物理量を検出す
る振動式トランスデユーサに関する。
〈従来の技術〉 第3図〜第6図は従来の振動式トランスデユーサの一実
施例の構成を示す構成図である。
第3図は振動式トランスデユーサを圧力センサとして用
いた構成したときの斜視図、第4図は第3図におけるA
部を拡大しこれに振動検出回路を接続した構成図、第5
図は第4図におけるA−A−断面を示す断面図、第6図
は第4図に示す構成を電気的な等価回路で示した説明図
である。
第3図に示すように、10はその上面が結晶面(100
)を有する例えば不純物濃度10”ffi子/ c m
 ”以下で伝導形式がp形のシリコン単結晶の基板であ
る。この基板10の一方の面にダイアフラム11が裏面
からエツチングにより掘り起こされて薄肉に形成されて
いる。
このダイアフラム11の周辺の厚内部12は中央に導圧
孔13をもつ台Ji14に接合され、更にこの台1ti
14は導圧孔13と貫通するように導圧管15が接合さ
れて、この導圧管15に測定すべき圧力Pが導入される
このダイアフラム11の符号Aで示す前記エツチングし
ない側の表面には部分的に不純物濃度1017程度のn
+拡散層(図では省略)が形成され、このn+拡散層の
一部に振動子16が結晶軸<001>方向に形成されて
いる(第4図)、この振動子16は例えばダイアフラム
11に形成されたn”層および2層をフォトリソグラフ
ィとアンダエッチングの技術を用いて加工する。
17は振動子16の略中央上部に振動子16に直交して
非接触の状態で設けられた磁石であり、18は絶縁膜と
してのS i O2膜である(第5図参照)。
19a、19bは例えばAlなどの金属電極であり、こ
の金属電極19aの一端は振動子16から延長しなn“
層にS i 02層を介して設けたコンタクトホール2
0aを通じて#枕され、その他端はリード線を介して振
動子16の抵抗値にほぼ等しい比較抵抗ROの一端と増
幅器21の入力端にそれぞれ接続されている。増幅器2
1の出力端からは出力信号が取り出されると共にトラン
ス22の一部コイルし、の一端に接続されている。この
コイルL、の他端はコモンラインに接続されている。
一方、比較抵抗R0のe端は中点がコモンラインに接続
されたトランス22の2次コイルL2の一端に接続され
、この2次コイルL2のfl!!端は振動子16の他端
に前記同様に形成された金属電極19b、コンタクトホ
ール20を介してn+層に接続されている。
以上の構成において、P形層(基板10)とn”形層(
振動子16)の間に逆バイアス電圧を印加して絶縁し、
振動子16に交流電流iを流すと振動梁16の共振状態
において振動子16のインピーダンスか上昇するがこの
ときのインピーダンスをRとすると第6図に示すような
等価回路を得る。
従って、中点C0をコモンラインに接続した2次コイル
L2、比較抵抗R0、およびインピーダンスR0により
ブリッジが構成されるので、このブリッジによる不平衡
信号を増幅器21で検出しその出力を帰還線23を介し
て1次コイルし、に正帰還すると、系は振動子16の固
有振動数で自励発振を起こす。
上記構成において、振動梁16のインピーダンスRは固
有振動数に応じて上昇する。このインとダンスRは、次
式のように表わすことができる。
R中(1/222)  ・ (1/(Egγ) I72
 )(AB’ l’ /bh2 ) ・Q十Rdここで
、Eは弾性率、gは重力加速度、γは振動子を構成して
いる材料の密度、Aは振動モードによって決まる定数、
Bは磁束密度、!は振動梁の長さ、bは振動梁の幅、h
は振動梁の厚さ、Qは共振の鋭さ、R,は直流抵抗値で
ある。
上式によれば振動子16のQが数百〜敵方の値をとるた
め、共振状態において増幅器21の出力として、大きな
振幅信号を得ることかできる。このように振動式トラン
スデユーサは増幅器21のゲインを充分大きくとって正
帰還するように構成すればその系は固有振動数で自励発
振する。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、以上のような振動式トランスデユーサは
、第5図に示すように永久磁石17を用いて磁場を形成
している。このなめ磁石17を振動子16の近傍に配置
する必要があり、小形化の障害となり、組立性も良くな
い。さらに、磁石17と振動子16との間隙を正確に保
持する必要があるが、この寸法を出すのか難しい。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、以上の課題を解決するために、測定すべき物
理量に対応する歪か印加されるダイアフラム上に形成さ
れた梁状の振動子と、この振動子に近接して形成され前
記振動子の受ける張力に対応する歪を検出して歪信号を
出力する歪検出素子と、前記振動子にほぼ平行して配置
され前記振動子の少なくとも近傍に磁場を印加する線条
電流体と、前記磁場と前記振動子に流れる励6!を流と
の相互作用により電磁力を発生させこれにより前記歪信
号を発生させるように前記振動子に励振電流を正帰還さ
せて自励発振回路を形成する増幅手段とを具備し、この
自励発振回路の周波数を前記物理量に対応する出力信号
として取り出すようにしたものである。
〈作 用〉 増幅手段は振動子に励振を流を流し、この振動子に平行
して印加された磁場との相互作用によりこの振動子を振
動させて歪検出素子に歪信号を発生させ、この歪信号を
増幅手段に入力させて系全体として自励発振している。
この場合に、測定すべき物理量の印加によりダイアフラ
ムが歪むとこれに伴ない振動子の張力が変化し、自励発
振の周波数が変化する。
この周波数の変化は測定すべき物理量の大きさに対応し
ているので、この周波数の変化を検出することにより物
理量を検出することができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。第
1図は本発明の1実施例の構成を示す構成図である。
24はシリコンのダイアフラム11の上に例えば3次元
リソグラフィ技術などを用いて形成されたシリコンの振
動子である。この振動子24の固定端の近傍に歪検出素
子として機能するピエゾ抵抗素子25が形成されている
このピエゾ抵抗素子25には図示しない定電流源から端
子26を介して定を流icが供給されている。
この定電流icによってピエゾ抵抗素子25に発生した
歪信号Svは抵抗R1を介して出力端と入力の一端との
間に抵抗R2が接続された増幅器27に印加されている
。この入力の他端は共通電位点COMに#枕されている
。また出力端からは励振電流ieの一部の励振電流te
lが振動子24に流され、その周囲に磁場B1を発生さ
せている。
この振動子24にはこれに平行してこの振動子24と同
様な構成の梁状の線条を流体として機能する振動子28
が接続され励振を流ieの他の一部の励振電流ie2が
分流しており、これによってその周囲に磁場B2を発生
させている。この場合に、振動子28は3次元リングラ
フィ技術により振動子24に対して10μm程度まで接
近して配置させることができ、更にその誤差は1μmぐ
らいまでの範囲内に収めることができる。
次に以上のように構成された振動式トランスデユーサの
動作について説明する。
まず、ダイアフラム11に測定すべき物理量が印加され
ない状態について説明する。
増幅器27からはsin波状の励振電流ieが振動子2
4.28にそれぞれ分流して同方向に流れる。この結果
、振動子24.28は電磁力によって互いに離れる方向
(外側)に変位するが、この変位は励振電流1eがsi
n波状にその大きさが変化するので、振動子24.28
には周期的に変化する張力が印加される。
従って、振動子24の固定端の近傍に配置されたピエゾ
抵抗素子25には周期的に変化する歪が発生し、その抵
抗値Rgが変化する。
この場合に、ピエゾ抵抗素子25に流す定電流icを5
0μA=5X10− ’ Aとし、ピエゾ抵抗素子25
の長さ11を50μm、幅Wを10μmとするとll/
W=50/10=50となり、これを例えばボロンイオ
ン注入で製作するとすると200Ω/口は楽に出来るの
で、 Rg=200X5=1000Ω となる。
その変化ΔRgを20Ωとすると、発生する歪信号Sv
は 5v=20X5X10− ’ A =1mV となり、これが増幅器27に出力される。
増幅器27はこの歪信号Vgを増幅して振動子24に励
振電流ieとして正帰還する。これ等の振動子24、ピ
エゾ抵抗素子25、増幅器27などにより発振ループが
形成され、振動子24の寸法、張力などにより決定され
る固有振動数により系全体として自励発振を継続してい
る。
その出力周波1kfは増幅器27の出力端から得られる
次に、ダイアフラム11に物理量として例えば圧力Pが
印加されると、これにより振動子24の張力が変化する
ので、系全体の固有振動数が変化して出力周波数でか変
化する。従って、この出力周波′pIfの変化から圧力
Pを測定することができる。
第2図はピエゾ抵抗素子に定電圧源から電圧を印加する
場合についての実施例である。
ピエゾ抵抗素子25に定電圧Egから電圧を供給する場
合には、抵抗Rsを用いて定電圧Egを分圧比[Rg/
 <Rg+−Rs )]で分圧してピエゾ抵抗素子25
に印加すれば良い。
以上の説明では、振動子28を振動子24と同一の構成
として並列接続するものとして説明したが、これに限ら
れず、例えば振動子28は振動子24と平行はしていて
も別電源から一定のS流を供給しても良い。
さらに、振動子28は振動子として構成しなくても単な
る線条体として振動子24に平行に固定的に配置し振動
させなくても良い。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明によ
れば、振動子に極めて近接して線条電流体を配置する構
成であるので、従来のような大きな永久磁石が不要とな
り小形化に寄与する。また、この線条th流体と振動子
とは例えば3次元リングラフィなどにより精度良く配置
出来るので、従来のように永久磁石の機械的位置精度を
出す雛しさが低減できる。さらに、振動に伴なう歪はピ
エゾ抵抗素子を用いて検出するので永久磁石を用いる場
合に比べて感度を大きくすることができる。この場合に
、出力は周波数信号として導出されるので歪検出素子の
ドリフトは間組にならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のl実施例の構成を示す構成図、第2図
は本発明の他の実施例の構成を示す構成図、第3図は振
動式トランスデユーサを圧力センサとして用いたときの
従来の構成を示す射視図、第4図は第3図におけるA部
を拡大しこれに振動検出回路を接続した構成図、第5図
は第4図におけるA−A−断面を示す断面図、第6図は
第4図に示す構成を電気的な等価回路で示した説明図で
ある。 第1図 e 10・・・基板、11・・・ダイアフラム、16・・・
振動子、17・・・磁石、21・・・増幅器、24・・
・振動子、25・・・ピエゾ抵抗素子、27・・・増幅
器、28・・・振動子。 τ  〜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 測定すべき物理量に対応する歪が印加されるダイアフラ
    ム上に形成された梁状の振動子と、この振動子に近接し
    て形成され前記振動子の受ける張力に対応する歪を検出
    して歪信号を出力する歪検出素子と、前記振動子にほぼ
    平行して配置され前記振動子の少なくとも近傍に磁場を
    印加する線条電流体と、前記磁場と前記振動子に流れる
    励振電流との相互作用により電磁力を発生させこれによ
    り前記歪信号を発生させるように前記振動子に励振電流
    を正帰還させて自励発振回路を形成する増幅手段とを具
    備し、この自励発振回路の周波数を前記物理量に対応す
    る出力信号として取り出すことを特徴とする振動式トラ
    ンスデューサ。
JP18656290A 1990-07-13 1990-07-13 振動式トランスデューサ Pending JPH0472530A (ja)

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JP (1) JPH0472530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763625A (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 Mettler Toledo Ag 力測定用ストリング
JP2009002953A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Commiss Energ Atom 表面技術を用いて製造されたピエゾ抵抗検出共鳴素子

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JPH0763625A (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 Mettler Toledo Ag 力測定用ストリング
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