JPH0471680A - 紫外線照射による超純水の製造法とその装置 - Google Patents
紫外線照射による超純水の製造法とその装置Info
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- JPH0471680A JPH0471680A JP18413490A JP18413490A JPH0471680A JP H0471680 A JPH0471680 A JP H0471680A JP 18413490 A JP18413490 A JP 18413490A JP 18413490 A JP18413490 A JP 18413490A JP H0471680 A JPH0471680 A JP H0471680A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
41発明の目的
〈産業上の利用分野〉
本発明は、紫外線照射を用いた超純水の製造法とその装
置に関するもので、特にLSI等の半導体を製造する際
に、半導体の洗浄水として使用する超純水を、紫外線照
射によって製造する方法とその装置に関するものである
。
置に関するもので、特にLSI等の半導体を製造する際
に、半導体の洗浄水として使用する超純水を、紫外線照
射によって製造する方法とその装置に関するものである
。
〈従来の技術〉
従来、例えばLSI等の半導体を製造する際に、その半
導体の洗浄水として超純水が使用されているが、この超
純水は、紫外線照射装置、イオン交換装置、超ろ過膜装
置、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせた超純水製造シス
テムによって製造される。
導体の洗浄水として超純水が使用されているが、この超
純水は、紫外線照射装置、イオン交換装置、超ろ過膜装
置、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせた超純水製造シス
テムによって製造される。
この超純水製造システムの前処理装置として、有機物の
酸化分解を行う185nmの紫外線酸化分解装置が広く
用いられている。
酸化分解を行う185nmの紫外線酸化分解装置が広く
用いられている。
この紫外線酸化分解装置においては、超純水の原水、例
えば−次純水、に含まれている有機物を酢酸等の有機酸
、二酸化炭素等に酸化分解処理し、この処理水に含まれ
ている有機酸、二酸化炭素等を、後処理装置であるイオ
ン交換装置、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等で除去して
超純水を製造している。
えば−次純水、に含まれている有機物を酢酸等の有機酸
、二酸化炭素等に酸化分解処理し、この処理水に含まれ
ている有機酸、二酸化炭素等を、後処理装置であるイオ
ン交換装置、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等で除去して
超純水を製造している。
しかし、原水中に細菌が含まれていると、185nmの
紫外線酸化分解装置によっては、原水中の細菌の殺菌は
あまり期待できず、細菌によって後処理装置のイオン交
換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等が細菌で汚染される欠点
があった。
紫外線酸化分解装置によっては、原水中の細菌の殺菌は
あまり期待できず、細菌によって後処理装置のイオン交
換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等が細菌で汚染される欠点
があった。
従って、原水中に細菌が存在する場合には、殺菌を行う
ために、種々の殺菌装置を別途に設置しなければならな
ず、前述の場合と同様に、装置コストが高くなるという
不都合があった。
ために、種々の殺菌装置を別途に設置しなければならな
ず、前述の場合と同様に、装置コストが高くなるという
不都合があった。
さらに、紫外線照射による有機物の酸化分解の際に、原
水中の溶存酸素濃度が低い場合は問題はないが、溶存酸
素濃度が高い(10〜10100pp場合は、その処理
水中にオゾンが発生して後処理装置のイオン交換樹脂、
超ろ過膜、逆浸透膜等がオゾンによって劣化、破損する
欠点があった。
水中の溶存酸素濃度が低い場合は問題はないが、溶存酸
素濃度が高い(10〜10100pp場合は、その処理
水中にオゾンが発生して後処理装置のイオン交換樹脂、
超ろ過膜、逆浸透膜等がオゾンによって劣化、破損する
欠点があった。
従って、原水中の溶存酸素濃度が高い場合には、溶存酸
素の除去を行うために、真空脱気装置、窒素ガスバブリ
ング装置等の溶存酸素除去装置を別途に設置しなければ
ならなず、装置コストが高くなるという不都合があった
。
素の除去を行うために、真空脱気装置、窒素ガスバブリ
ング装置等の溶存酸素除去装置を別途に設置しなければ
ならなず、装置コストが高くなるという不都合があった
。
また、原水中に有機物等の不純物とともに最初からオゾ
ンが含まれていることもあるが、この場合は、185n
mの紫外線を照射する有機物分解装置によって処理して
も、オゾンは酸化分解されずに処理水中に流出し、後処
理装置のイオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等がオゾ
ンによって劣化、破損することには変りない。
ンが含まれていることもあるが、この場合は、185n
mの紫外線を照射する有機物分解装置によって処理して
も、オゾンは酸化分解されずに処理水中に流出し、後処
理装置のイオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等がオゾ
ンによって劣化、破損することには変りない。
さらに、254nmの紫外線を、細菌を含む原水に照射
して細菌を殺菌する紫外線殺菌装置も使用されているが
、この装置は殺菌目的のみに使用されているに過ぎなか
った。
して細菌を殺菌する紫外線殺菌装置も使用されているが
、この装置は殺菌目的のみに使用されているに過ぎなか
った。
く本発明が解決しようとする課題〉
本発明は、前述した前処理装置としての185nmの紫
外線照射装置を用いた超純水の製造法とその装置の欠点
を解決するものであり、紫外線照射装置の後処理装置の
イオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等の細菌による汚
染、オゾンによる劣化、破損を防止することに目的があ
る。
外線照射装置を用いた超純水の製造法とその装置の欠点
を解決するものであり、紫外線照射装置の後処理装置の
イオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等の細菌による汚
染、オゾンによる劣化、破損を防止することに目的があ
る。
また本発明の他の目的は、従来のように殺菌装置や溶存
酸素除去装置を別途に設置することはせずに、超純水製
造システムの装置のイニシャル及びランニンイグ・コス
トを低減することにある。
酸素除去装置を別途に設置することはせずに、超純水製
造システムの装置のイニシャル及びランニンイグ・コス
トを低減することにある。
口1発明の構成
く課題を解決するための手段〉
超純水製造システムにおける殺菌、オゾン分解ついて種
々研究を重ねた結果、紫外線照射によって細菌、オゾン
をさらに効率よく殺菌、オゾン分解するには、254n
mの紫外線を照射するとよく、場合によっては、185
nmの紫外線照射と254nmの紫外線照射とを併用す
ると、細菌、オゾンは格段に効率よく殺菌、オゾン分解
でき、さらに有機物、溶存酸素をも除去でき、高純度の
超純水を得られることを知見し、本発明を構成するに至
った。
々研究を重ねた結果、紫外線照射によって細菌、オゾン
をさらに効率よく殺菌、オゾン分解するには、254n
mの紫外線を照射するとよく、場合によっては、185
nmの紫外線照射と254nmの紫外線照射とを併用す
ると、細菌、オゾンは格段に効率よく殺菌、オゾン分解
でき、さらに有機物、溶存酸素をも除去でき、高純度の
超純水を得られることを知見し、本発明を構成するに至
った。
すなわち、本発明は、紫外線照射装置、イオン交換装置
、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせて超
純水を製造するについて、紫外線照射装置の紫外線とし
て、254nmの紫外線を、細菌、オゾン等を含む原水
に照射することによって、原水中の細菌の殺菌及びオゾ
ン分解の処理を行う超純水の製造法に関するものである
。
、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせて超
純水を製造するについて、紫外線照射装置の紫外線とし
て、254nmの紫外線を、細菌、オゾン等を含む原水
に照射することによって、原水中の細菌の殺菌及びオゾ
ン分解の処理を行う超純水の製造法に関するものである
。
さらに、本発明は、紫外線照射装置の紫外線として、1
85nmの紫外線を、有機物、細菌、溶存酸素等を含む
原水に照射することによって、有機物の酸化分解の処理
を行い、そのf&254nmの紫外線を、前記の殺菌及
びオゾンを含む処理水に照射することによって、処理水
中の細菌の殺菌及びオゾン分解の処理を行う超純水の製
造法に関するものである。
85nmの紫外線を、有機物、細菌、溶存酸素等を含む
原水に照射することによって、有機物の酸化分解の処理
を行い、そのf&254nmの紫外線を、前記の殺菌及
びオゾンを含む処理水に照射することによって、処理水
中の細菌の殺菌及びオゾン分解の処理を行う超純水の製
造法に関するものである。
また、本発明は、185nmの紫外線を照射する紫外線
ランプと254nmの紫外線を照射する紫外線ランプと
を、一つの処理装置内に、分離した状態で配置した超純
水製造用の二段紫外線照射装置に関するものである。
ランプと254nmの紫外線を照射する紫外線ランプと
を、一つの処理装置内に、分離した状態で配置した超純
水製造用の二段紫外線照射装置に関するものである。
以下に本発明の実施態様の一例を図面に従って説明をす
る。
る。
第1図は、原水中に細菌、オゾンは存在するが、有機物
は存在しない場合の超純水製造法であって、図中1は、
254nmの紫外線を照射する紫外線ランプ2を配設し
た紫外線照射装置であり、この紫外線照射装置1の後段
にイオン交換装置、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等の後
処理装置3を適宜組み合わせて設置する。
は存在しない場合の超純水製造法であって、図中1は、
254nmの紫外線を照射する紫外線ランプ2を配設し
た紫外線照射装置であり、この紫外線照射装置1の後段
にイオン交換装置、超ろ過膜装置、逆浸透膜装置等の後
処理装置3を適宜組み合わせて設置する。
紫外線ランプ2は、通常、石英ガラス、テフロン等の紫
外線透過性を有する物質よりなる透過管4に内臓して紫
外線照射装置1内に配設し、同装置1内において原水に
紫外線を照射して細菌の殺菌を行うように構成した内照
式ものが多いが、この他にも、紫外線照射装置1内に、
石英ガラス、テフロン等の紫外線透過性を有する物質よ
りなる通水管を配設し、この通水筒の外面に近接させて
紫外線ランプ2を設け、通水筒内を通過する原水に紫外
線を照射して細菌の殺菌を行うように構成した、いわゆ
る外照式のものであってもよい。
外線透過性を有する物質よりなる透過管4に内臓して紫
外線照射装置1内に配設し、同装置1内において原水に
紫外線を照射して細菌の殺菌を行うように構成した内照
式ものが多いが、この他にも、紫外線照射装置1内に、
石英ガラス、テフロン等の紫外線透過性を有する物質よ
りなる通水管を配設し、この通水筒の外面に近接させて
紫外線ランプ2を設け、通水筒内を通過する原水に紫外
線を照射して細菌の殺菌を行うように構成した、いわゆ
る外照式のものであってもよい。
なお紫外線照射装置1と後処理装置3の間に各種の水処
理装置を付設してもかまわない。
理装置を付設してもかまわない。
第2図は、原水中に有機物、溶存酸素、細菌等が存在す
る場合の超純水製造法に関するものであって、紫外線照
射装置1には、254nmの紫外線を照射する紫外線ラ
ンプ2を配設し、かつ紫外線照射装置1の後段にイオン
交換装置、超ろ過膜装置等の後処理装置3を適宜設置す
ることは、第1図の場合と同様であるが、紫外線照射装
置1の前段に185nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ4を配設した紫外線照射装置1−を設置することが異
なる点である。なお紫外線照射装置1−と紫外線照射装
置1の間、及び紫外線照射装置1と後処理装置3の間に
各種の水処理装置を付設してもかまわない。
る場合の超純水製造法に関するものであって、紫外線照
射装置1には、254nmの紫外線を照射する紫外線ラ
ンプ2を配設し、かつ紫外線照射装置1の後段にイオン
交換装置、超ろ過膜装置等の後処理装置3を適宜設置す
ることは、第1図の場合と同様であるが、紫外線照射装
置1の前段に185nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ4を配設した紫外線照射装置1−を設置することが異
なる点である。なお紫外線照射装置1−と紫外線照射装
置1の間、及び紫外線照射装置1と後処理装置3の間に
各種の水処理装置を付設してもかまわない。
第3図は、石英ガラス、テフロン等の紫外線透過性を有
する材質よりなる原水の通水管7を設けた外照式の二段
紫外線照射装置6であって、同装置6内の一方の空間、
例えば、原水の流入側に、185nmの紫外線を照射す
る紫外線ランプ5を配設して支持体8で固定し、かつ紫
外線照射装置6内の他方の空間、例えば原水(処理水)
の流出側に、254nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ2を配設して支持体8で固定した構造を有するもので
、一つの紫外線照射装置内において、185nmの紫外
線を照射と254nmの紫外線を照射とを順次行うこと
を特徴とするものであり、この二段紫外線照射装置6の
後段にイオン交換装置、超ろ過膜装置等の後処理装置を
適宜設置する。
する材質よりなる原水の通水管7を設けた外照式の二段
紫外線照射装置6であって、同装置6内の一方の空間、
例えば、原水の流入側に、185nmの紫外線を照射す
る紫外線ランプ5を配設して支持体8で固定し、かつ紫
外線照射装置6内の他方の空間、例えば原水(処理水)
の流出側に、254nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ2を配設して支持体8で固定した構造を有するもので
、一つの紫外線照射装置内において、185nmの紫外
線を照射と254nmの紫外線を照射とを順次行うこと
を特徴とするものであり、この二段紫外線照射装置6の
後段にイオン交換装置、超ろ過膜装置等の後処理装置を
適宜設置する。
く作用〉
実施例 1
純水製造装置の一次純水を原水とし、この原水を測定し
たところ、原水中の細菌は100〜1000個/ 10
0 c c 、オゾンは0.1〜0−21)I)論であ
った。
たところ、原水中の細菌は100〜1000個/ 10
0 c c 、オゾンは0.1〜0−21)I)論であ
った。
この原水を254nmの紫外線を照射する紫外線照射装
置、すなわち62w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−5>を石英ガラス製の透過管に収め、この
透過管12本を配設した紫外線照射装置で処理した。
置、すなわち62w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−5>を石英ガラス製の透過管に収め、この
透過管12本を配設した紫外線照射装置で処理した。
その結果、処理水中の細菌は殺菌されて1個/100c
c、オゾンはオゾン分解されて0.01〜0.021)
pHまで減少し、後処理装置である温床式イオン交換装
置の強酸性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹
脂は、細菌によってほとんど汚染されることはなく、ま
たオゾンによってあまり破損、劣化することはなく、本
発明の方法は、254nmの紫外線を照射する紫外線照
射装置を付設しない場合に比較して、温床式イオン交換
装置の運転時間を30〜50%延長することができた。
c、オゾンはオゾン分解されて0.01〜0.021)
pHまで減少し、後処理装置である温床式イオン交換装
置の強酸性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹
脂は、細菌によってほとんど汚染されることはなく、ま
たオゾンによってあまり破損、劣化することはなく、本
発明の方法は、254nmの紫外線を照射する紫外線照
射装置を付設しない場合に比較して、温床式イオン交換
装置の運転時間を30〜50%延長することができた。
実施例 2
純水製造装置の一次純水を原水とし、この原水を測定し
たところ、原水中の有機物は5oppb、溶存酸素は3
0ppb、細菌は100〜1000個/ 100 c
cであった。
たところ、原水中の有機物は5oppb、溶存酸素は3
0ppb、細菌は100〜1000個/ 100 c
cであった。
この原水を185nmの紫外線を照射する紫外線照射装
置、すなわち53w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−3)を石英ガラス製の透過管に収め、この
透過管20本を配設した紫外線照射装置で処理した。
置、すなわち53w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−3)を石英ガラス製の透過管に収め、この
透過管20本を配設した紫外線照射装置で処理した。
その結果、処理水中の有機物は酸化分解されて5 pp
b、溶存酸素は酸化分解されて10pl)bに減少した
が、オゾンが00−05pl発生し、細菌は殺菌されて
10〜30個/ 100 c cとなった。
b、溶存酸素は酸化分解されて10pl)bに減少した
が、オゾンが00−05pl発生し、細菌は殺菌されて
10〜30個/ 100 c cとなった。
次ぎに、上述の処理水を254nmの紫外線を照射する
紫外線照射装置、すなわち62w低圧水銀ランプ(日本
フォトサイエンス製AZ−5)を石英ガラス製の透過管
に収め、この透過管12本を配設した紫外線照射装置で
処理した。
紫外線照射装置、すなわち62w低圧水銀ランプ(日本
フォトサイエンス製AZ−5)を石英ガラス製の透過管
に収め、この透過管12本を配設した紫外線照射装置で
処理した。
その結果、処理水中の細菌は殺菌されて1個/100c
cに、オゾンはオゾン分解されて0−011)p−まで
減少し、後処理装置である温床式イオン交換装置の強酸
性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂は、細
菌によってほとんど汚染されることはなく、またオゾン
によってあまり破損、劣化することはなく、さらに後処
理装置である超ろ過膜装置の超ろ過膜も同様に汚染、破
損、劣化されなかった。
cに、オゾンはオゾン分解されて0−011)p−まで
減少し、後処理装置である温床式イオン交換装置の強酸
性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂は、細
菌によってほとんど汚染されることはなく、またオゾン
によってあまり破損、劣化することはなく、さらに後処
理装置である超ろ過膜装置の超ろ過膜も同様に汚染、破
損、劣化されなかった。
このように本発明によると、185.254nmの紫外
線を照射する紫外線照射装置を付設しない場合に比較し
て、温床式イオン交換装置の運転時間を30〜50%延
長することができ、超ろ過膜装置の運転時間も30〜5
0%延長することができた。
線を照射する紫外線照射装置を付設しない場合に比較し
て、温床式イオン交換装置の運転時間を30〜50%延
長することができ、超ろ過膜装置の運転時間も30〜5
0%延長することができた。
実施例 3
紫外線照射装置の内部を流入側と流出側に二分割し、そ
の流入側に、185nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ、すなわち53w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−3)を34本を配設し、さらに、その流出
側に、254nmの紫外線を照射する紫外線ランプ、す
なわち62w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエンス1
4AZ=5)を4本を配設した紫外線照射装置で、実施
例2の原水を処理しな。
の流入側に、185nmの紫外線を照射する紫外線ラン
プ、すなわち53w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエ
ンス製AZ−3)を34本を配設し、さらに、その流出
側に、254nmの紫外線を照射する紫外線ランプ、す
なわち62w低圧水銀ランプ(日本フォトサイエンス1
4AZ=5)を4本を配設した紫外線照射装置で、実施
例2の原水を処理しな。
その結果、処理水中の有機物は酸化分解されて1 p
pb以下に減少し、細菌は殺菌されて1個/100cc
に減少し、オゾンはオゾン分解されて0゜01 ppb
まで減少し、後処理装置である温床式イオン交換装置の
強酸性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂は
、細菌によってほとんど汚染されることはなく、またオ
ゾンによってあまり破損、劣化することはなく、185
.254 nmの紫外線を照射する紫外線照射装置を付
設しない場合に比較して、後処理装置として設置した温
床式イオン交換装置の運転時間を50〜100%延長す
ることができた。
pb以下に減少し、細菌は殺菌されて1個/100cc
に減少し、オゾンはオゾン分解されて0゜01 ppb
まで減少し、後処理装置である温床式イオン交換装置の
強酸性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂は
、細菌によってほとんど汚染されることはなく、またオ
ゾンによってあまり破損、劣化することはなく、185
.254 nmの紫外線を照射する紫外線照射装置を付
設しない場合に比較して、後処理装置として設置した温
床式イオン交換装置の運転時間を50〜100%延長す
ることができた。
ハ0発明の効果
以上述べたように、本発明によると、紫外線照射装置の
後処理装置のイオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等の
細菌による汚染、オゾンによる劣化、破損を防止でき、
従来に比較して、これらの後処理装置の運転時間を、実
施例で示したように、長時間延長することができた。
後処理装置のイオン交換樹脂、超ろ過膜、逆浸透膜等の
細菌による汚染、オゾンによる劣化、破損を防止でき、
従来に比較して、これらの後処理装置の運転時間を、実
施例で示したように、長時間延長することができた。
また本発明によると、従来のように殺菌装置や溶存酸素
除去装置を別途に設置する必要はないので、従来に比較
して、純水製造システムの装置のイニシャルを10〜3
0%低減することができ、さらにランニンイグ・コスト
を30−50%低減することができた。
除去装置を別途に設置する必要はないので、従来に比較
して、純水製造システムの装置のイニシャルを10〜3
0%低減することができ、さらにランニンイグ・コスト
を30−50%低減することができた。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は254n
mの紫外線を照射する紫外線ランプを配設した紫外線照
射装置の後段にイオン交換装置を後処理装置として設置
した状態を示す説明図、第2図は254nmの紫外線を
照射する紫外線ランプを配設した紫外線照射装置の前段
に185nmの紫外線を照射する一紫外線ランプを配設
し、これらの紫外線照射装置の後段にイオン交換装置を
後処理装置として設置した状態を示す説明図、第3図は
原水の通過する通水管を設けた紫外線照射装置の内部を
流入側と流出側とに分割し、流入側に185nmの紫外
線を照射する紫外線ランプを配設し、さらに流出側に2
54nmの紫外線を照射する紫外線ランプを配設しな外
照式の二段紫外線照射装置の断面図である。 1.1−紫外線照射装置 6 二段紫外線2 254n
o+紫外線ランプ 照射装置3 後処理装置
7 通水管 4 透過管 5 185nm紫外線ランプ
mの紫外線を照射する紫外線ランプを配設した紫外線照
射装置の後段にイオン交換装置を後処理装置として設置
した状態を示す説明図、第2図は254nmの紫外線を
照射する紫外線ランプを配設した紫外線照射装置の前段
に185nmの紫外線を照射する一紫外線ランプを配設
し、これらの紫外線照射装置の後段にイオン交換装置を
後処理装置として設置した状態を示す説明図、第3図は
原水の通過する通水管を設けた紫外線照射装置の内部を
流入側と流出側とに分割し、流入側に185nmの紫外
線を照射する紫外線ランプを配設し、さらに流出側に2
54nmの紫外線を照射する紫外線ランプを配設しな外
照式の二段紫外線照射装置の断面図である。 1.1−紫外線照射装置 6 二段紫外線2 254n
o+紫外線ランプ 照射装置3 後処理装置
7 通水管 4 透過管 5 185nm紫外線ランプ
Claims (3)
- (1)紫外線照射装置、イオン交換装置、超ろ過膜装置
、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせて超純水を製造する
について、紫外線照射装置の紫外線として、254nm
の紫外線を、細菌、オゾン等を含む原水に照射すること
によって、、原水中の細菌の殺菌及びオゾン分解の処理
を行う超純水の製造法。 - (2)紫外線照射装置、イオン交換装置、超ろ過膜装置
、逆浸透膜装置等を適宜組み合わせて超純水を製造する
について、紫外線照射装置の紫外線として、185nm
の紫外線を、有機物、細菌、溶存酸素等を含む原水に照
射することによつて、原水中の有機物の酸化分解の処理
を行い、その後254nmの紫外線を、前記の殺菌及び
オゾンを含む処理水に照射することによって、処理水中
の細菌の殺菌及びオゾン分解の処理を行う超純水の製造
法。 - (3)185nmの紫外線を照射する紫外線ランプと2
54nmの紫外線を照射する紫外線ランプとを、一つの
処理装置内に分離した状態で配置した超純水製造用の二
段紫外線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413490A JPH0471680A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 紫外線照射による超純水の製造法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413490A JPH0471680A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 紫外線照射による超純水の製造法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471680A true JPH0471680A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16147971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18413490A Pending JPH0471680A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 紫外線照射による超純水の製造法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471680A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06254548A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-13 | Hikari Dento Kogyosho:Yugen | シアン排水の処理方法及びシアン排水処理装置 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP18413490A patent/JPH0471680A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06254548A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-13 | Hikari Dento Kogyosho:Yugen | シアン排水の処理方法及びシアン排水処理装置 |
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