JPH0471661A - 粉粒体の転移式塗布方法 - Google Patents

粉粒体の転移式塗布方法

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JPH0471661A
JPH0471661A JP18463390A JP18463390A JPH0471661A JP H0471661 A JPH0471661 A JP H0471661A JP 18463390 A JP18463390 A JP 18463390A JP 18463390 A JP18463390 A JP 18463390A JP H0471661 A JPH0471661 A JP H0471661A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉粒体の転移式塗布方法に係わる。
のイオン粒子が互いに反発し合って所謂逆電離現象を起
こし、これらかまた塗布層面を粗面化、即ち肌荒れを起
こす原因となっていたのである。
[従来の技術1 従来の粉粒体の塗布方法としては、一般にスプレィ方式
か多く採用されてきた。しかし乍ら同スプレィ方式にお
いては、ノズルからのエアの噴出流に粉粒体を便乗させ
て行うものてあって、第20図にその一例を示すように
、被塗物(O14)面上にはエアの反射流(Ar+)に
伴って多くの撹乱流(Ar2.Ar3.・・・)が発生
し、それらが後続の噴射流に対しエアクツションとなっ
て粉粒体の直進を阻害し、それのみならずそれら撹乱流
が塗布層の面も荒らし、塗着効率も10%〜20%とか
なり低く、更に上記撹乱流(A r 2 +Ar3.・
・ )に巻き込まれた粉粒体(Pd2s)は四方バカに
飛散し、それらの大気中への飛散を防ぐためには、被塗
物全体に対して比較的大きな囲い即ちブースを設置する
ことは避けられなかったのである。
上記の如き不具合を少なくするために静電式塗布方法が
採用されてき、塗着効率も40%〜60%と、ある程度
向上してはきたが依然として低く、また他の面でも不都
合が発生してきた。それは同静電式塗布方式においては
、電子イオンの荷電された粒子が被塗物面上に付着する
際、それらが堆積しである厚さに達すると、それらの電
荷が蓄電され、表面電位が増大して局部放電が発生、そ
して同種[解決しようとする課題] 上述の如く、従来の粉粒体の塗布方式にあっては、粉粒
体をノズルなどよりの気体の噴出流の勢いをかって直接
に被塗物面上に打ち当て、それらを付着即ち塗布してい
た。そのために粉粒体が反射して周辺に飛散したり、塗
布面が荒らされたりしていたのである。本発明の着眼は
、直接ではなく間接的に粉粒体を塗布することであって
、先ずこれら粉粒体を循環移動するシートの面上に仮塗
布し、次にその仮塗布面の反対の面から断続的衝撃を与
え、その衝撃力によって上記シート面上の粉粒体を離脱
せしめ、被塗物面に到達付着即ち転移式に塗布せしめる
ことである。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨は、先ず粉粒体を循環移動するシートの一
方側の面上に散布又は仮塗布して仮付着させ、次に上記
粉粒体の仮付着している面の反対面側より断続的衝撃を
与えることによって該シート上の粉粒体を離脱させ、被
塗物面上に到達させて付着、即ち転移式に塗布せしめる
ことである。
本発明の方法を図面によって説明する。第1図を参照さ
れたい。
同図は断続的衝撃の手段として、気体用ノズルを使用し
たものである。またシートの型式は、ローラ(7,8)
間に掛けられ循環移動しているものである。該シートが
上側を” H”方向へ走行中に先ずそのシート面(1f
)のスタート側上にスプレィなどにより粉粒体を仮塗布
又は散布(Pd)きせる。それらは上記シート(1)上
に載って前進移動し、” c ”地点付近にくると、上
方から長尺の被塗物(O1)か降下してきて方向を変え
て上記シート(1)と平行に移動する。それらの間隔”
 T ”は諸条件によって異なるが、ある間隔を保ちつ
つ同方向へ移動する。更に上記シート(1)が前進して
”°A°°地点にくると、その詳細部を第2図に示すよ
うに、上記粉粒体の仮付着している面(1f)の反対面
(1b)側に向けて気体用ノズル(3)などにより圧縮
気体(Ab)を断続的に噴出し、同面(1b)に吹き当
てる。それらによる断続的衝撃力によって該シート (
1)はある振幅とサイクルとをもって上下に振動する。
そのエネルギの与えられた該シート(1)上の粉粒体(
Pd+)は、該シート面上を離脱して上下に運動しくP
d+’)、それらの上方を該シートと平行に移動してく
る被塗物(O1)の下面に到達付着(Pd2)、即ち転
移式に塗布されるのである。
なお上記断続的気体吹き当てによって振動したシート(
1)の余波は、該シートの前述したスタート側にも波及
するので、同部上に散布された粉粒体の層の凹凸面(第
3図参照)は均一に均されて(第4図参照)、断続的気
体吹き当て位置” A ”部に到来し、均一に転移塗布
されるのである。なお上記断続的気体吹き当てとしては
パルス的気体吹き当てが望ましい。そして、使用する気
体としては、最も安価であるエアが望ましい。
上記シート(1)としては、パルス的気体吹き当てに順
応きせるために、プラスチックの加撓性の大なるものが
望ましい。また微粒子の微量塗布の場合などには、プラ
スチックフィルム製などのシートも適応する。その他ゴ
ム製、また粉粒体の付着性を上げるためにシート面を粗
面化したもの、織布又は不織布製などのシートも適用さ
れることもある。
上記説明にては、粉粒体の仮塗布をスプレィ式としたが
、重力散布式(第5図参照)でもよい。パルス的気体吹
き当て用ノズルは、面塗布の場合にはスリットノズルが
望ましい。これらのパルス的気体吹き当ては、それらの
ガン(4)をソレノイドバルブ(6)を介してパルスコ
ントローラ(51により容易にコントロールすることが
できる。
また上記被塗物としては長尺物をあげたが、単葉量でも
コンベア上に81@することによって塗布することがで
きることはいうまでもない。
次にシート(1)と被塗物(O1)との間隔” T ”
について説明する。これは−概には言えないが、次の諸
条件に左右されると思われる。
(1)粉粒体の大きき、形状及び重量 (2)粉粒体の表面積対重量の比 (3)シートに与える断続的衝撃の手段(断続的又はパ
ルス的気体吹き当て、又は機械的打撃、電気的振動など
)(4)同上衝撃の振幅及びサイクル (5)同上の衝撃の初速度 (6)シートの材質と特性とその厚さ (7)シートの面の平滑度 (8)被塗物の面の平滑度 (9)塗布面の大きざ (10)塗布膜の厚薄度及びその均一性(11)粉粒体
の塗布される面に対する粗密度(12)塗布雰囲気の状
態 (13)静電塗布の有無等その他 上述の如く多くのファクターにより決定されるべきであ
るが、参考までに現在までの実験の一例を次にあげる。
粉粒体:エポキシ樹脂系粉体塗料(仮塗布時、ノードソ
ン社製トリボマチックシステムにより帯電させた。)粒
径:30u〜50μ パルス的気体吹き当て時間:開15m5−断50m5(
20cs)振幅:2mm 気体用(エア)ノズル:スリット式にて輻50mm圧縮
気体圧力’5Kg/cm2 被塗物ニアルミシート 10100mmX100ライン
スピード:2m/min 塗布時間:3秒 塗布膜厚き=70μ±10% 上記条件下でシートと被塗物との間隔” T ”は4m
mであった。
またシート下面とスリットノズル先端部との間隔”S”
は1.5mmであった。
きて、上述の説明における断続的衝撃の手段としてパル
ス的気体ノズルの吹き当てをあげたが、これを他の手段
をもって行うこともできる。次にこれらの例をあげる。
(A)機械的打撃装置 第6図を参照きれたい。同装置には各種各様の形式のも
のがあるが、同図には型車型カムを示している。即ち回
転する型車型カム(49)上に槓杵(45A)をスプリ
ング(46)により加圧し、その槓杵の他端部(45B
J上にハンマ(48)を取り付けて、上記型車型カムの
回転により、該ハンマ先端部を、シート(41)の下面
(41b)に叩き付け、断続的衝撃を与えるものである
。その衝撃力がシート(41)に伝わり、第8図に示す
ように同シート面上の粉粒体(pdt)は上方に跳ね上
がって該上方にある被塗物(O2)面上に到達付着する
のである。
(B)電気式振動発生装置 第7図を参照されたい。上記機械的打撃装置に代わって
、電気式振動発生装置(54)に直結きれた振動板(5
3)をシート(41)の下面に接触きせたものである。
電気式振動の場合には振幅は比較的小であるか、サイク
ルは比較的高サイクルを利用することができる(第9図
参照)。
また、従来の被塗物に直接塗布するスプレィ方式におい
ては、前述したように粉粒体の大気中への飛散を防ぐた
め、被塗物の周囲には比較的大きなブースを必要とし、
またその排気量も大きな容量を必要としたが、本発明に
てはそれらの膨大化を防ぐため、第1図に示すように、
仮塗布個所にのみブース(12)を設け、そのブース内
に飛散する粉粒体を吸引し、それを集塵!(18)に導
いて粉粒体を回収し、それを再び粉粒体のエジェクター
(15)に戻す、所謂リサイクル方式を採用することが
できるのである。上述のスプレィによる粉粒体の散布に
おいては、それらの散布層の厚ざは第4図にも示すよう
に、比較的均一性のもの(pdt)が得られる。
なお、ここで示されたスプレィ方式の他に、より軽量簡
易な粉粒体散布装置を用いても良い。同装置には各種各
様の形式のものがあるが、第5図はロータリイフィーダ
ー式のものを示している。その他回転ブラシュ式、円板
掻をせ式、振動供給式、など種々あげられるが、倒れも
粉粒体の散布又は付着した後の層の厚さに凹凸のあるこ
とは第3図上のPdに示すように避けられないものであ
る。しかし、これら散布層の凹凸は、本発明方法による
シートに対して与える断続的衝撃の余波の振動によって
均一に均されることは前述した通りである。
上述の如き各種の断続的衝撃だけによっては、シート上
の粉粒体を被塗物面上に転移付着させ難い場合がある。
その補助的手段として一般塗装におけるが如く、粉粒体
の仮塗布又は散布の段階において、それら粉粒体に静電
気を荷電する方法がある。以下それらの具体的手段につ
いて述べる。
(イ)第10図を参照されたい。即ちシート(51)の
面上に粉粒体をエアスプレィによって仮塗布する際、従
来の静電式塗布におけるのと同様、そのスプレィノズル
の先端部に設けられたコロナビン(62)によって噴出
する粉粒体の各粒子に静電気を荷電せしめる方法である
。これら荷!きれた粉粒体(Pd))は、シー)(51
)との電気的引力により付着し乍ら移動し、次の段階で
ある断続的衝撃部に至ると、第12図に示すように、上
述した粉粒体(Pd7)とシート(51°)間の引力よ
りも大なる断続的衝撃力により、粉粒体は弾き飛ばされ
、その荷電されたままの状態の各粒子は被塗物(O5)
面上に達し、今度はこれらの間の引力により付着即ち塗
布されるのである。
(ロ)第11図を参照されたい。粉粒体をシート(71
)面上にスプレィ又は散布し、該ベルトが移動した後、
次の道程においてコロナビン(72)による電気力線に
より、上記粉粒体を荷電せしめるのである。その後は、
これら粉粒体と被塗物に対する付着作用は、上記(イ)
項の場合と同様につき説明は省略する。
その他トリボマチックといって、本出願人が権利を委ね
られている特許(日本特許公告昭62−24135号、
昭62−46221号及びPCT  Publicat
ion No、WO32103573,WO35101
894)に記載されている方法で、粉粒体の各粒子を特
殊なチューブ内を通すことによって摩擦帯電きせ、それ
らを上記各項におけるが如く、シート上に散布するもの
である。以降は、上記各項におけるのと同様に、被塗物
面に付着せしめるもので、説明は省略する。
上記各種方法により粉粒体に荷電させた場合には、粉粒
体はシート面上に電気的引力により付着しているので、
それらのシートを下向き、又は横向きなどの各方向に向
けて塗布する場合には粉粒体がこぼれ落ちることなく有
利である。なお、これらの実施態様については、次の実
施例の項にて詳しく説明する。
[実施例] 第1実施例 上述の本発明の説明においては、主としてシートを横型
コンベアベルト式とし、先ず該シートの上面上に粉粒体
を仮塗布又は散布し、それらを一方向(” H” )に
横移動しつつ、同上方におけるある位置において該シー
トの下方より気体を上方に向けて吹き当て、その衝撃力
によって該シート面上に予め仮塗布された粉粒体を上方
に突き上げ、該シートの上方部に置かれた即ち下向きの
被塗物面に転移塗布することであった。
しかし、実際問題として工場設備の配置上、又は作業上
、被塗物は本横型コンベアベルト式装置の下方を走らせ
、かつ被塗物面は上向きの方か便利なる場合がある。そ
の要望に応えた装置が本実施例である。第13図を参照
されたい。先ず、横型コンベアベルト式シート(91)
の上面(91f)に対し粉粒体を仮塗布し、横移動(”
H”)する。同横移動の端末において該シート(91)
は、リターンロール(99)に沿ってUターンし、即ち
下方に回って方向を上記(”H”)と逆の方向(′”H
b’“)に移動させ、次に下方より送られてくる被塗物
(O7)を該シートと平行移動させ、その状態において
転移する方法である。
従って、シート(91)面上に仮付着している粉粒体(
Pd11)は下向きとなり、当然気体用ノズル(93)
も上記シート(91)の上方に設けて、下向きに該シー
トに吹き当てることになる(Ab3)。そして該シート
下面に仮付着している粉粒体(P d 11)は被塗物
(O7)面上に転移塗布されるのである。
この場合、特に!!、tされることは、上述の如くシー
ト(91)上の粉粒体(P d 11)は下向きとなる
ため、気体吹き当て以前に重力により被塗物(O7)面
上に自然落下し、付着することである。それを避けるた
めには、種々の対策が必要である。例えば1)粉粒体と
シートの材質間における付着力が比較的大であって、粉
粒体にかかる重力の比較的小なるものを使用すること。
2)上記第1)項における付着力を増大きせるために、
シートを織布又は不織布、発泡プラスチック(又はゴム
)製などとし、細かい粗面即ち表面積のより大なるもの
とすること。
3)粉粒体の仮塗布時に前述のコロナ放電等により、荷
電させながら仮塗布すること(第14図参照)。
4)粉粒体の仮塗布時に前述のトリボマチック式により
、摩擦帯電させながら仮塗布すること。
5)シート上の粉粒体をそれらの上向きの状態において
、前述のコロナ放電等によりイオン荷電(97,98)
しておくこと。
第2実施例 前記特定発明及び上記第1実施例における説明において
は、横型コンベアベルト式シートの横移動は水平として
きた。しかし、これを第15図に示すように該シート面
を約90度横に立てた(91 A)ものとし、即ちシー
トを慣向きにほぼ垂直に立てた状態で横移動させるもの
とするのである。この状態で本発明における仮塗布(1
00A)及び本塗布(93A)を行うことができるので
ある。これが本実施例であり、その特長はシート面上に
付いている粉粒体が重力により被塗物面上に落ち、汚す
ということが全くないということである。しかにの時、
シートへの仮塗布を重力に作用きれず均質とならしめる
ためには、仮塗布時にコロナ放電式又はトリボマチック
式等により、粉粒体を帯電きせておくことが望ましい。
第3実施例 上記の説明にては、シートをコンベアベルト型としたが
、これらをシリンドリカル型としたものが本実施例であ
る。第16図を参照されたい。シリンドリカルシート(
101)は、双輪型の枠(107)上に固定されている
。同双輸型枠(107)の軸心を中空として気体の供給
通路(105)とし、該通路を気体用ガン(104)内
のバルブ部に接続、更に該バルブ部よりの出口をスロッ
トノズル(103)口に接続せしめる。その作用を説明
すると、先ずシリンドリカルシートの上方より散布装置
(110)などより粉粒体を散布する(P d 14)
。該粉粒体は、上記シートとの付着性が良くない場合に
は、第1実施例において述べたように、シート(101
)を粉粒体との付着性の良いものとするか、又は静電気
(112)により粉粒体を荷電して同シート(101)
面上に付着せしめる(Pd、5)。モして又、必要によ
っては振動板(108)などにより、粉粒体を均一に均
す。このようにして粉粒体の付着されたシート(101
)は逐次回転、上向きから下向きへと移行する。該シー
トの下方には、被塗物(O8)が必要とする間隔(”T
”)をあけて走行しており、上記シートの内側に近接(
”S”)して設けられているスロットノズル(103)
よりの気体の断続的又はパルス的吹き当て(Ab4)に
よって、該シート面上に付着している粉粒体(Pd+s
)はシート面上から離脱し、被塗物(O8)面上に到達
即ち転移塗布される(Pd+a)。本実施例においては
、前記横型コンベアベルト式に比べると、コンパクトで
小型、かつ構造藺単、設備面積及び設備費中というのが
利点としてあげられる。
第4実施例 本実施例は、特定発明における横型コンベアベルト式を
縦型循環ベルト型としたものである。第17図を参照さ
れたい。該シート(111)の上部水平移動(H゛°)
部上に粉粒体(P d 17)を散布、上記実施例と同
様に静電気式(122)又は/及び振動式(128)な
どにより、シート(111)面上に仮付着(Pd+8)
したる後、上記シート(111)を90度ターンして下
降(” Hv ” )、再び90度ターンして上記水平
移動時と反対方向に水平移動(°。
Hb“°)シ、上記シート(111)の上下を反対とし
、即ち粉粒体(P d +e)の付着面を下向きとなし
た状態において、その付着面の下方に、ある間隔(” 
T ” )をあけて被塗物(O+0)を上記シート(1
11)と同一方向(”Hb”)に平行移動せしめ、同時
に該シート(111)の粉粒体の付着面の反対面側より
、気体用ノズル(113)を以て断続的又はパルス的気
体吹き当てを行い、該粉粒体(P d +a)をシート
(111)面上から離脱せしめ、その下方にある被塗物
(O10)面上に到達付着、即ち転移塗布する方法であ
る。
なお、本方法において、同図上仮想線で示すようにシー
ト(111)移動の降下(”Hv−の道程において気体
を吹き当て(気体用ノズル123により)、被塗物(O
11)面上に塗布することもできる。
また、本実施例は縦型としたが、前記第2実施例におけ
るが如く、はぼ9011411に倒して横型とすること
もできる。
第5実施例 本実施例は、上述の各側におけるが如きシートを比較的
面的に広いものとし、それを円形枠(140)上に組み
込九で円板型となしたるものである。第18図及び第1
9図を参照されたbl。該円板(141)をほぼ水平に
して一定方向(”Ra”)に回転させ、該円板上の一部
上方より粉粒体(Pd2+)を散布し、それらを必要に
よりては反復衝撃(149)によって均一の厚とに均し
、その後上記円板(141)上に、ある間隔(”T”)
をあけて被塗物(O13)を一定方向(” K ” )
に走らせ、かつ上記円板(141)の下方には、ある間
隔(”S’“)をあけて設けられたスロットノズル(1
33)よりの断続的又はパルス的気体吹き当てによって
、上記円板(141)上に付着している粉粒体(Pd2
2)を上方に突き上げて被塗物(O13)面上に到達付
着即ち転移式に塗布する方法である。
本方法においては、粉粒体の付着部の上下が逆転即ち下
向きにされることがないので、静電気荷電も不要であり
、上記各実施例中量も構造簡単という利点がある。ただ
し、粉粒体を被塗物(O13)面上に上向きに付着きせ
るとき、各粉粒体が荷電していることが有利な場合には
、仮塗布時又は回転移動時に静電気(142)を荷電す
ることが望ましい。
[効*] 上述した本発明における諸利点を列挙すると、1)気体
吹き当てその他機械的打撃、電気式振動等による断続的
衝撃を、シート上に散布した粉粒体に与えることによっ
て、該粉粒体を被塗物面上に転移式に塗布することは、
吹き当て気体による反射流や撹乱流などによるエアクツ
ションの妨害が従来の直接的スプレィ方式等に比べると
殆どなくなり、従って塗布層面が荒らされることもなく
、平滑で美麗な塗布面が得られる。
2)上述の如く塗布面上における乱流等の発生が少ない
ため、粉粒体の飛散が少なく、塗着効率は95%以上と
なる。これは静電塗布における60%を逢かに上回って
いるということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明(以下特記以外は本発明によるものにつ
き、その旨の説明は省略する。)による粉粒体の転移式
塗布方法の基本説明図第2図は第1図上” A ”部の
拡大図  第3図は第1図上” B ”部の拡大図であ
り、特にシート面上に仮塗布又は散布された粉粒体の層
の面が凹凸である場合の説明図  第4図は同上図にお
いて散布された粉粒体の層の面が比較的均一である場合
の説明図  第5図はシート面上に粉粒体散布装置によ
り粉粒体を散布している状態説明図  第6図は断続的
衝撃が機械的打撃による場合の側面説明図  第7図は
断続的衝撃が電気式振動による場合の側面説明図  第
8図は第6図上°゛E′部の拡大図で機械的打撃により
粉粒体が浮遊し被塗物に付着する状態説明図  第9図
は第7図上” F ”部の拡大図で電気式振動により粉
粒体が浮遊し被塗物に付着する状態説明図  第10図
は粉粒体のシート面上に対する仮付着を静電式スプレィ
によって行っている場合の側断面図  第11図は粉粒
体の散布又はスプレィされたシート面上の粉粒体に対し
静電気を荷電している状態説明図  第12図はシート
上の荷電された粉粒体が衝撃力によって浮遊し被塗物面
上に付着する状態説明図  第13図は第1実施例の方
法によるもので、特定発明における横型コンベアベルト
のリターンする下側において転移塗布する状態説明図 
 第14図は第13図上” I ”部の拡大説明図  
第15図は第2実施例の方法を示し、前記横型コンベア
ベルトの水平面をほぼ垂直に横向けに倒して塗布する状
態説明図  第16図は第3実施例を示し、上記横型コ
ンベアベルト式シートをシリンドリカル型となしたもの
の側面図  第17図は第4実施例の方法を示すもので
、縦型多角形状ベルト型シートの側面説明図  第18
図は第5実施例の方法を示すもので、シートを円板型と
なしたるものの斜視説明図  第19図は第18図上”
 J ”矢視図  第20図は従来のスプレィ式塗布時
における反射流及び撹乱流、飛散流の発生状況の説明図 主要な符合の説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、循環移動するシート(1)の一方の面(1f)上に
    粉粒体(Pd)を仮塗布し、続いて移動する上記シート
    (1)の他方の面(1b)側より断続的衝撃を与え、そ
    の衝撃力によって上記シート(1)の面(1f)上にあ
    る粉粒体(Pd)を離脱せしめ、被塗物(O_1)面上
    に到達付着(Pd_2)せしめ、即ち転移式に塗布する
    ことを特徴とする粉粒体の転移式塗布方法。 2、断続的衝撃を与える手段が、気体用ノズル(3)よ
    りの圧縮気体の断続的又はパルス的噴出によるものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の転移式塗布方法
    。 3、断続的衝撃を与える手段が、機械的打撃装置(44
    )によるものである特許請求の範囲第1項記載の粉粒体
    の転移式塗布方法。 4、断続的衝撃を与える手段が、電気式振動発生装置(
    54及び53)によるものである特許請求の範囲第1項
    記載の粉粒体の転移式塗布方法。 5、循環移動するシートが、横型コンベアベルト式であ
    る特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の転移式塗布方法
    。 6、循環移動するシートが、横型コンベアベルト式であ
    ると共に、上側走行中のシート上に仮塗布された粉粒体
    (Pd_1_0又はPd_1_1)の付着面(91f)
    がリターンローラ(99)によりUターンし、天地逆の
    下向きとなって下側をバック移動(“Hb”)する道程
    において、該粉粒体(Pd_1_1)の下向きに付着し
    ている面(91f)の反対面(91b)側より断続的衝
    撃を与え、その衝撃力によって上記シート(91)の下
    向きの面(91f)に付着している粉粒体(Pd_1_
    1)を離脱せしめ、被塗物(O_7)面上に転移式に塗
    布することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉
    粒体の転移式塗布方法。 7、循環移動するシートが、シリンドリカル型(101
    )である特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の転移式塗
    布方法。 8、循環移動するシートが、3個以上のローラ(116
    、117、118、・・・)を介し、多角形状に循環す
    るベルト型である特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の
    転移式塗布方法。 9、循環移動するシートが、円板状(141)であり、
    その中心を軸として回転するものである特許請求の範囲
    第1項記載の粉粒体の転移式塗布方法。 10、粉粒体の仮塗布が、スプレィ式(10)によるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の転移式塗
    布方法。 11、転移塗布時に粉粒体を帯電せしめ、及び/又はそ
    れ以前に粉粒体が帯電されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の粉粒体の転移式塗布方法。 12、粉粒体が、短繊維である特許請求の範囲第1項記
    載の粉粒体の転移式塗布方法。
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