JPH047152A - 印刷機 - Google Patents

印刷機

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JPH047152A
JPH047152A JP2233960A JP23396090A JPH047152A JP H047152 A JPH047152 A JP H047152A JP 2233960 A JP2233960 A JP 2233960A JP 23396090 A JP23396090 A JP 23396090A JP H047152 A JPH047152 A JP H047152A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、印刷中に印刷機を停止させることなく刷版
を取り替えできる印刷機に関する。
〔従来の技術〕
印刷物、特に新聞のようなニュース性のある情報を対象
とする印刷物は、印刷中にその一部の面だけを取り賛え
て印刷することが多く、例えばトップニュースが入ると
第一面だけを取り替えたり、又予め設定された場合とし
て−2の版の中で地方版のみを取り替えたりする。
このような刷版の取替作業をしながら印刷物を印刷する
従来の印刷機として、その片面に多色印刷をする場合は
一つの共通圧胴の周りにブランケット胴と版胴から成る
印刷ユニットを印刷される色の数に対応する総数設けた
多色印刷機や、両面に印刷する場合は印刷物の両面に互
いに対向して設けられた一対のブランケット胴とそれぞ
れのブランケット胴に係合する2つの版胴等から成る印
刷機が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の印刷機では、いずれ
かの刷版の取替えをしようとすると印刷機全体を停止し
て古い刷版と新しい刷版の取替えを行なわなければなら
ず、印刷物の生産性が低下し、横紙が多く発生するとい
う不都合がある。
上記不都合に対処する方法として、スポットカラー付印
刷を施す印刷機の構成を利用して連続印刷する方法が考
えられる。
上記スポットカラー付印刷を施す印刷機は、対のブラン
ケット胴の一方に第一版胴を、他方のブランケット胴に
第二版胴又は第三版胴のいずれかを選択的に係合するよ
うに構成され、スポットカラー付印刷を施す場合は、第
三版胴にカラーインキを供給してカラー印刷を行ない、
通常の本文印刷の場合は第三版胴を使用せず、他方のブ
ランケット胴に対してそのギヤを係脱させることによっ
て逃すようにしている。
このような印刷機を転用する場合、第三版胴はカラー印
刷用としてではなく通常印刷における待機用として第二
版胴と取替えて使用されることになる。
しかしながら、上記構成のま−で単にこれを転用しても
、待機中に取替えようとする刷版を第三版胴に予め取り
付けておけば第三版胴による印刷開始までの時間を短縮
することはできるが、ギャの係合のため版胴の取替時に
印刷機を停止させなければならないことに変わりはなく
、刷版の取替えを行ないかつ連続的に印刷をするという
ことはやはりできない。
この発明は、上述した従来の印刷機の有する問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は印刷物の印刷内容
を変えるため刷版の取替えを自在に行ないかつ連続的に
印刷を行なうことのできる印刷機を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこでこの発明では上記課題を解決するための手段とし
て、1つのブランケット胴、このブランケット胴に接離
自在に設けた複数の版胴、それぞれの版胴に対して設け
られ、圧胴又はブランケット胴との位相を調整する位相
調整手段及び各版胴の駆動軸の切替えをする切替手段か
ら成る印刷ユニットと、圧胴とを備え、1つの版胴で印
刷中他の版胴の1つで刷版を交換して準備待機させ、こ
の準備待機中に位相調整手段により位相合せをしておき
、前記印刷終了後直ちに前記他の版胴の1つへ切替手段
により切替えて版胴を選択的に取替え自在とし、連続的
に印刷を行なう印刷機の構成を採用したのである。
また、両面印刷をする場合の解決手段として、前記印刷
ユニットの2組から成り、そのブランケット胴を互いに
対向して設けた印刷機の構成とすることができる。
さらに、多色印刷をする場合の解決手段としては、前記
印刷ユニットの複数組を1つの圧胴の周りに設けた印刷
機の構成とすることができるあるいは別の解決手段とし
て、前記印刷ユニットの複数組を1つの圧胴の周りに接
離自在に設けた印刷機の構成としてもよい。
又、第1の解決手段と対応する別の解決手段として、1
つのブランケット胴、このブランケット胴に接離自在に
設けた1つの版胴、前記版胴に対して設けられ圧胴との
位相を調整する位相調整手段及び版胴の駆動軸の切替え
をする切替手段から成る印刷ユニットの複数組と、圧胴
とを備え、1組の印刷ユニットで印刷中他の印刷ユニッ
トの1つの版胴で刷版を交換して準備待機させ、この準
備待機中に位相調整手段により位相合せをしておき、前
記印刷終了後直ちに前記他の印刷ユニットの1つの版胴
へ切替手段により切替えて印刷ユニットを選択的に取替
え自在とし、連続的に印刷を行なう印刷機の構成を採用
してもよい。
さらに又、直接印刷法における解決手段として、1つの
圧胴と、これに接離自在に係合する複数の版胴と、それ
ぞれの版胴に対して設けられ上記圧胴との位相を調整す
る位相調整手段及び版胴の駆動軸の切替えをする切替手
段とを備え、1つの版胴で印刷中他の版胴の1つで刷版
を交換して準備待機させ、この準備待機中に位相調整手
段により位相合せをしておき、前記印刷終了後直ちに前
記他の版胴の1つの切替手段により切替えて版胴を選択
的に取替え自在とし、連続的に印刷を行なう印刷機の構
成を採用することもできる。
上記いずれかの解決手段における前記位相調整手段は、
前記版胴の支持軸上に設けられる差動装置、二〇差動装
置に連結される天地見当調整用のモータ、及び圧胴又は
ブランケットFに対する回転位相を検出する位相検出器
から構成される。
又、前記切替手段は、前記版胴の支持軸を支持する偏心
軸受とその駆動手段から構成される。
あるいは前記位相中性手段は、前記複数の版胴それぞれ
の支持軸と選択的に連結される共通軸上に設けられる天
地見当調整用の共通モータ、及び圧胴又はブランケット
胴に対する回転位相を検出する位相検出器から構成する
こともできる。
間接印刷法による別の解決手段として、ブランケット胴
とこれに係合する版胴の2組をブランケット胴が互いに
接離自在に対向するように設けた印刷ユニットを複数組
設け、それぞれの印刷ユニットに対して設けられた他の
印刷ユニットとの位相調整手段、及び各印刷ユニットの
駆動軸の切替えをする切替手段とを備え、1つの印刷ユ
ニットで印刷中他の印刷ユニットで版胴を交換して準備
待機させ、この準備待機中に位相調整手段により位相合
せをしておき、前記印刷終了後直ちに前記他の印刷ユニ
ットへ切替手段により切替えて印刷ユニットを選択的に
取替え自在とし、連続的に印刷を行なう印刷機の構成と
してもよい。
〔作用〕
上記のように構成した第一の発明では、1つの圧胴に対
して印刷物の片面側に1つのブランケット胴と複数の版
胴が設けられている。上記複数の版胴の1つで高速で印
刷運転中に刷版を取り替えようとする場合、まず休止し
ている他の版胴の1つに刷版を巻き付けて版掛を行なう
版掛が終ると駆動軸によりその版胴を回転させて圧胴に
係合できる同期速度とする。この版胴が同期回転しても
未だ命劇中の刷版と印刷位置か一致しないことがある。
このため、位相調整手段により圧胴の基準位相と取り替
えようとする版胴の位相を検出して電気制御回路内でそ
の位相差を演算し、その位相差が0となるまで版胴の回
転を加速して天地見当調整を行なう。
位相差がOになると、天地見当調整を停止すると共に、
その検知信号を切替手段へ送り、印刷中の版胴を胴逃し
すると同時に版替えしようとする版胴を胴入れすること
によって版胴の取替えが完了する。こうして印刷は印刷
物に対して連続的に印刷機を停止することなく行なわれ
る。
第二の発明は、ブランケット胴に複数の版胴を選択的に
取替え自在に係合させた第一の発明の印刷ユニットを印
刷物の両面に設けたものである。
従って、そのいずれか片側面でいずれかの版胴を選択的
に交互に取り替えするようにすれば、その作用は基本的
に第一の発明と同様である。
第三の発明は多色印刷に適する構成である。複数組の印
刷ユニットは印刷しようとする印刷内容のカラーに適合
するユニット数のものが設けられる。
印刷図柄が異なるカラー印刷をする際は最初の版胴の組
から他の版胴の組が各印刷ユニットに対して選択されて
使用される。
第四の発明も多色印刷に適する構成であるが、この場合
は使用する色として特定のいくつかの色を選択し、それ
を組合せて印刷することができる。
色の選択はそのま\で刷版の内容を変えたいときは第三
の発明と同様に他の版胴の組が使用される。
第五の発明は、第一、第二の発明と同様単色印刷に適合
し、印刷ユニットは1つのブランケット胴と1つの版胴
から成り、この印刷ユニットの複数組のいずれかの組を
選択して圧胴に係合させ、印刷が行なわれる。ブランケ
ット胴は版胴との間に設けた同期回転機構によって駆動
される。
第六の発明は、上記いずれの発明も間接印刷方式である
のに対して直接印刷方式を用いた印刷機の構成に本発明
の基本思想を適用した場合の構成である。従って、ブラ
ンケット胴が設けられておらず、複数の版胴のいずれか
が圧胴に係合して印刷が行なわれる。
第七の発明は、再び間接印刷法によるものであり、単色
印刷又は多色印刷に適合し、印刷ユニットは、ブランケ
ット胴と版胴の2組を対向して設けて成り、この印刷ユ
ニットの複数組のいずれかを選択して印刷が行なわれる
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照して説明す
る。
この実施例は印刷物Wの片面に単色の印刷をする場合で
ある。
第1図に示すように、この実施例の印刷機は1つの圧胴
1に係合するブランケット胴2に対して版胴3.3′の
2組が選択的に係合するように設けられている。図示の
例では図示省略しであるが、ブランケット胴2に対して
版胴3.3′はそれぞれ胴入れ、胴逃し自在に支持され
ている。
その支持機構は、通常の印刷機と同様に一般に版胴3.
3′の両端の支持軸を偏心軸受で支持し、偏心軸受を駆
動手段により回転させて版胴3.3′をブランケット胴
2に対して接離自在とするように構成される(図示省略
)。そして上記偏心軸受と駆動手段とで切替手段を形成
している。
また、この実施例では圧胴1とブランケット胴2の間に
は歯車による同期回転機構(図示省略)が設けられてい
るが、ブランケット胴2と版胴3、3′の間には上記同
期回転機構は設けられていない。
圧胴1は駆動軸21により回転駆動される。この駆動軸
21は、複数の印刷機を回転駆動する主駆動軸20を歯
車22、軸継手23を介して歯車24へ連結し、歯車2
4で分岐されて連結されており、分岐された他の駆動軸
21は後述するように版胴3.3′へそれぞれ連結され
ている。
各版胴3.3′は、それぞれその支持軸の片側に歯車7
、クラッチ8を介して版掛用のモータ9を有する。10
はこのモータ9による版胴の回転位相を検出するための
エンコーダである。
さらに、各版胴3.3′はその支持軸の他側に前記駆動
軸21をパウダクラッチ11、ギヤクラッチ12、歯車
13、差動装置14を介して連結している。差動装置1
4には天地見当調整用のモータ15が連結されている。
差動装置14は通常の形式のものである。そして前記エ
ンコーダ10と差動装置14及びそのモータ15とで位
相調整手段を形成している。なお、圧胴1にはその回転
位相を検出するためのエンコーダ17がギヤ16を介し
て接続されている。
第2図に上記2&[lの版胴3.3′の駆動部を含む詳
細構造を示している。いずれの組もその構成は原則とし
て同じである。
以上のように構成したこの実施例の印刷機は次のように
作用する。
今、版胴3が胴入れ、版胴3′が胴逃しの状態とする。
この状態で印刷機が例えば毎時10万部の速度で印刷物
Wに印刷中とする。そして、ある時点から刷版の内容を
取り替えようとすると、まず休止中の版胴3′に別の刷
版(図示省略)を取り付ける。この刷版の取付けは、ク
ラッチ8、版掛用のモータ9をONにして行なわれる。
版掛作業が終るとモータ9を停止させ、次に版胴3′を
回転駆動する。なお、この段階では未だ版胴3′は胴入
れされていない。上記回転駆動は駆動軸21の回転をま
ずパウダクラッチ11をONにして版胴3′に伝達する
。しかし、パウダクラッチ11は静止状態から版胴3′
、ブランケット胴2の所定回転までにはそのすべりのた
め少し遅れて同期する。
完全に回転が所定回転に達すると、クラッチはギヤクラ
ッチ12に切替えられる。このようにクラッチを2段り
ランチとするのは、版胴3′の回転起動時の衝撃を緩和
するためである。圧胴1、版胴3′は共に駆動軸21で
回転されるから版胴3′の回転を圧胴1に同期させるこ
とは容易に得られる。
こうして回転が同期されても直ちに印刷することはでき
ず、その前に印刷中の刷版と取り替えようとする版胴3
′の刷版との相互の天地見当調整が必要である。そこで
、今度は天地見当調整用のモータ15を起動させる。
モータ15が起動されると、これによって回転される差
動装置14のハウジング14’  (第2図参照)が回
転され、その回転数は駆動軸21の回転数に加算されて
その分だけ版胴3′は圧胴1より速く回転する。
一方、圧胴1の回転数はエンコーダ17により刻々と測
定され、その発するパルス数が図示省略の電気制御回路
で算出されると共に、その時間経過により基準点に対す
る位相が算出される。
そして、版胴3′の回転もそのエンコーダ10により同
様に回転数、位相が算出されている。従って、上記圧胴
1のエンコーダ17による原点の位相と、版胴3′のエ
ンコーダ10による位相の差は電気制御回路の例えば比
較回路等で比較され、位相差があればその位相差に基づ
く指令信号により天地見当調整用のモータ15を駆動し
て版胴3′を圧胴1より高速回転させる。
上記位相制御をしているうちに、版胴3′と圧胴1の基
準位相が合致する6両者の位相が合致すれば、切替の必
要に応じて前記切替手段へ上記合致信号を送り、版胴3
は胴逃しされ、版胴3′は胴入れされて版胴3′による
印刷が開始される。
そして、切替え後は直ちに版胴3′は圧胴1に同期回転
する状態に戻される。
さらに別の刷版と取り替えて印刷内容を変えたいときは
、上述した手順と同様にして版胴3′を版胴3に取り替
える。こうして版胴3と版胴3′とを選択的に交互に取
り替えることができる。
上述した版胴の取替作業をするに当り、従来であれば印
刷機全体を停止させて版胴を取り替える必要があったが
、この実施例の場合は取り替えようとする版胴に対する
版掛け、同期回転駆動、天地見当調整の各作業を予め行
なっておけば、版胴の取替えは印刷機の運転を停止させ
ることなく連続的に行なうことができる。
又、上記版胴の取替作業をするに当り、エンコーダ10
.17による圧胴1、版胴3.3′の回転位相の検出、
差動袋N14のモータ15、腹掛用のモータ9、及び切
替手段の駆動部の回転駆動のだめの指令信号、パウダク
ラッチ11、ギヤクラッチ12の大切の指示等は全て図
示省略の電気制御回路からのシーケンス制御により行な
われるが、この発明の主要部でないためこ−では説明を
省略する。
二        ・ この実施例は印刷物Wの両面に単色の印刷をする場合の
例である。
第3図に示すように、この実施例の印刷機の構成は、第
一実施例の印刷ユニットを印刷物Wの両面に対向して設
けたものである。従って、一対のブランケット胴4.4
′を対向して設け、それぞれのブランケット胴4.4′
に互いに選択的に係合する2つの版胴の組を2Mi、合
計4つの版胴5.6、及び5’、6’を備えている。版
胴は5と6の間で及び5′と6′の間で選択的に取り替
えられる。
版胴5.6.5’、6’のそれぞれに連結して設けられ
る腹掛用の歯車7、クラッチ8、モータ9、エンコーダ
10、及び駆動と位相調整のためのパウダクラッチ11
、ギヤクラッチ12、歯車13、差動装置14、モータ
15等は第一実施例の場合と全く同様に構成されている
。図示同一部材に対しては同一符号が付しである。
第一実施例の場合の圧胴1の回転、位相検出のためのギ
ヤ16、エンコーダ17は、一方のブランケット胴4の
軸上にそれぞれ16’、17’として設けられている。
又、ブランケット胴4.4′はその一方を駆動軸21で
回転駆動され、他方は図示省略のギヤによる同期駆動装
置により同期駆動されているが、これらブランケット胴
4.4′とそれぞれの版胴5.6及び5’、6’の間に
は歯車による同期回転機構は設けられていない。
上記のように構成したこの実施例の印刷機は、第一実施
例と主要な構成が異なるが、印刷物Wの片面例えばその
右側で見ると、圧胴1がブランケット胴4に、ブランケ
ット胴2が4′に、版胴3.3′が版胴6’、5’に相
当するものと見れば、その作用ははダ同じである。即ち
、ブランケット胴4.4′のそれぞれに対して版胴5.
6及び5′6′が選択的に交互に取り替えられ、印刷機
全体を停止させことなくそのいずれか片面又は両面で刷
版の取り替えをしながら連続的に印刷が行なわれる。
なお、天地見当調整は、第一実施例の場合印刷物の片面
内での印刷位置を調整するために行なわれるが、この実
施例の場合は、さらに印刷物の裏表の印刷位置の調整を
も行なう点で若干具なる。
この実施例の印刷機は、上述したように印刷物の両面の
連続印刷を行なうものであるから、新聞の輪転印刷に好
適である。トップニュースが入ったときは第一面の刷版
を容易に取り替えて情勢の変化に対応できる。
三       4゛ この実施例は印刷物の片面に多色の印刷をする場合の例
である。
図示のように、この実施例の印刷機は1つの圧胴1に対
して、第一実施例のブランケット胴2、版胴3.3′か
ら成る印刷ユニットを4組設けたものから成る。第一実
施例と同じ構成部材には同じ符号を付してあり、複数組
のものは小文字a、b、c、dが付しである。
各々のブランケット胴2a・・・・・・2dは圧胴1に
固定して係合され、歯車による同期回転機構(図示省略
)により回転されている。又、ブランケット胴2a・・
・・・・2dの各々とこれらに設けられている版胴3a
、3’ a・・・・・・3d、3’dとの間には同期回
転機構は設けられていない。
上記のように構成したこの実施例の印刷機では次のよう
にして多色印刷が連続して行なわれる。
例えば図示の4組の印刷ユニットは、小文字a。
b、c、dを付したものがそれぞれシアン(青)、マゼ
ンタ(赤)、イエロー(黄)、黒のインキで印刷するも
のとする。そして最初の刷版はそれぞれ版胴3a、3b
・・・・・・3dに取り付けられているものとする。
この状態で高速で多色印刷が行なわれており、次に版内
容が異なるカラー印刷をしたい場合、各印刷ユニットの
休止している版胴3′a・・・・・・3′dのそれぞれ
に別の刷版を取り付ける0個々の版胴への刷版の取付、
位相調整、駆動軸の切替えは第一実施例の場合と全く同
じ手順で行なわれる。
但し、駆動軸の切替えは4Mの印刷ユニットで同時に行
なわれる。
従って、上記手順で刷版の取替えが行なわれるから、印
刷は印刷機全体を停止されることなく連続して行なわれ
る。
この実施例も印刷物の片面に多色の印刷をする場合であ
るが、色を選択的に切替える場合の例である。従って、
この実施例では第三実施例とその構成は殆んど同じであ
るが、ブランケット胴2a・・・・・・2dが圧胴1に
対して接離自在に係合するように構成され、このためブ
ランケット胴2a・・・・・・2dを胴逃しできるよう
にそれぞれの版胴3a。
3′a・・・・・・3d、3’dを配置している点が異
なる。
なお、各ブランケット胴を圧胴に対して接離自在に支持
する機構は第一実施例の版胴の支持機構と原則として同
じものが用いられている。又、第5図では上記配置構成
が異なる点のみを示し、第三実施例と同じ構成部材には
同し符号を付し、各版胴3a、3′a・・・・・・3d
、3’dへの駆動軸上の構成部材及び腹掛は用の駆動装
置については図示省略している。
カラーインキは、例えばブランケット胴2a、2bのそ
れぞれの印刷ユニットに対して赤、黄が供給され、ブラ
ンケット胴2C12dのそれぞれの印刷ユニットに対し
て青、黒が供給されるものとする。なお、色の選択及び
印刷ユニットと色の組合せは上記以外のどんな組合せで
もよいことは勿論である。
上記4組の印刷ユニットのうち、まず赤、黄の印刷ユニ
ットにより印刷をするものとする。この場合は、赤、黄
の印刷ユニットのブランケット胴2a、2bを圧胴1に
係合させ、かつ各ブランケット胴2a、 2bではそれ
ぞれの第一〇版胴3a。
3bに所定の刷版を取り付けて高速で印刷を行なう。
次に、印刷内容の異なる青、黒の印刷をブランケット胴
2C12dにより行うものとする。この場合も各ブラン
ケット胴に対してはそれぞれの第一版胴3c、3dに所
定の刷版を取付け、前記赤、黄のブランケット胴2a、
2bの圧胴1への係合を離脱させると同時にブランケッ
ト胴2C12dを圧胴1に係合させて連続的に印刷を行
なう。
上記ブランケット胴2C12dの各ユニットへの刷版の
取付けは、第一実施例の場合と同様にその印刷ユニット
が休止している間に同様な手順で行なわれる。
さらに、再び色の選択は前回の赤、黄と同じであるが刷
版の内容の異なる印刷を連続的に行なう場合、前々回の
赤、黄の刷版を取り付けた版胴3a、3bは刷版を取り
付けたま−(あるいは取外していてもよい)として各ブ
ランケット胴2a、2bとの係合を離脱させると共に第
二版胴3′a、3’bをブランケット胴2a、2bに係
合させ、これらを圧胴1に係合させると同時に、前回の
青、黒の印刷を行なっているブランケット胴2c、2d
の圧胴1への係合を離脱させて連続的に印刷を行なう。
青、黒の二回目の刷版による印刷も上記と同様にして連
続して行なわれ、こうして種々の印刷内容を多色で複数
回連続して行なうことができる。
6゛ この実施例は再び印刷物Wの片面に単色の印刷をする場
合の例であるが、図から分かるように第一実施例とは2
つのブランケット胴2.2′が各版胴3.3′と一対一
に設けられた2つの印刷ユニットから成っている点が異
なっている。従って、この場合版胴3.3′とブランケ
ット胴2.2′の間には歯車による同期回転機構(図示
省略)が設けられ、ブランケット胴2.2′と圧胴1と
の間には上記同期回転機構は設けられていない。
その他第−実施例と同じ部材には同じ符号が付してあり
、詳細な説明は省略する。
この実施例の作用は、上述した2つのブランケット胴2
.2′が2つの版胴3.3′と一対一に設けられかつ同
期回転機構の設は方が異なる点によるブランケット胴2
.2′の接離動作が第一実施例と異なるだけで、2つの
印刷ユニットを選択的に圧胴1に係合させて印刷機を停
止させることなく印刷を連続的に行える点では原則とし
て同しである。
工     7゛ 上述した実施例が全て間接印刷法による印刷機であるの
に対して、この実施例の印刷機は直接印刷法により印刷
物Wの片面に単色印刷をする場合の例である。
従って、圧胴1に対して2つの版胴3.3′が選択的に
係合するように構成されている0版胴3.3′のそれぞ
れと圧胴1の間には同期回転機構は設けられていない、
その他第−実施例と同じ構成部材には同じ符号が付して
あり、詳しい説明は省略する。
上記のように構成したこの実施例の作用は、第一実施例
のブランケット胴2にこの実施例の圧胴1が相当するも
のと見れば、印刷方式は基本的に異なっても、2つの印
刷ユニットを圧胴1に対して選択的に係合させて印刷機
を停止させることなく連続的に印刷を行なうという点で
は同じである。
この実施例は再び第一実施例と同様に印刷物Wの片面に
単色の印刷をする場合の例であるが、位相調整、同期回
転を得る方法が全く異なっている。
まず、圧胴1に係合するブランケット胴2に対して版胴
3.3′の2組が選択的に係合し、ブランケット胴2に
対して版胴3.3′がそれぞれ胴入れ、胴逃し自在に支
持されている点は第一実施例と同じである。
その支持機構、これによる切替手段の構成、又同期回転
機構を圧胴1とブランケット胴2の間に設け(図示省略
)ブランケット胴2と版胴3.3′の間には設けていな
い点も同じである。さらに、圧胴1を駆動軸21で駆動
し、分岐された他の駆動軸21で版胴3.3′を駆動す
る点も同しである。
しかし、図示のように、各版胴3.3′へ前記分岐され
た駆動軸21の回転を与える機構、及び位相調整する機
構が次のように異なる。
各版胴3.3′は、第9図の詳細図に示すように、それ
ぞれの支持軸の片側にプーリ7X、7X′とクラッチ8
X、8x′を有し、タイミングベルトT組を介して共通
のサーボモータ9′に連結されている。
サーボモータ9′は、後述するように腹掛作業及び位相
調整用に用いられる。IOX、10X′は版胴の回転位
相を検出するためのエンコーダであり、版胴の回転数を
1:1で検出するアブソリュートエンコーダを使用して
いる。
通常運転時の各版胴3.3′へ回転駆動力を伝達する機
構も、第9図に示すように全く異なっている。
即ち、分岐された駆動軸21からの回転力は、各版胴3
.3′の他端に設けたクラッチ11x、11X′、はず
ば歯車12X、12x′に対シテ歯車13から並列に伝
達するように構成されている。従って、クラッチは各版
胴に対して1&Hのみであり、第一実施例のような差動
装置14は設けられていない。
なお、第9図中の天地調整部14X及びモータ15Xは
次の第八実施例に関連して設けられるものであり、説明
は後述する。
17Xはブランケット胴2の回転位相を検出するための
アブソリュートエンコーダである。
次に、この実施例の印刷機の作用について説明する。
今、版胴3が胴入れ、版胴3′が胴透しの状態とし、例
えば毎時10万部の速度で印刷物Wに印刷中であるとす
る。この場合、クラッチ11XはON、他のクラッチ1
1 X’ 、8X、8X’はOFFである。
この状態で刷版の内容を取り替えるため、休止中の版胴
3′に別の刷版を取り付ける。この版板の取付けは、ク
ラッチ8X′、サーボモータ9′をONにして行なう。
腹掛作業が終ると、サーボモータ9′を例えば毎時3万
部の印刷機の速度まで加速する。同時に主駆動軸20の
回転を上記毎時3万部の速度まで減速し、印刷中の版胴
3の印刷速度を落す。
上記版胴3の減速された印刷速度に対して版胴3′の回
転速度をサーボモータ9′により同期制御する間に、両
版胴3.3′の刷版の位相合せがアブソリュートエンコ
ーダ17X、10X′からのパルス信号に基づいて制御
回路(図示省略)により行なわれる。
前記位相調整及び同期回転調整が終了するとその完了信
号を各版胴3.3′の切替手段へ送り、版胴3は胴逃し
され、版胴3′は胴入れされると同時に、クラッチ11
XはOFF、クラッチ11X′がONとされ、版胴3′
による印刷が開始される。
上記印刷開始後は再び主駆動軸20の回転を通常速度ま
で加速して通常運転に移行する。
さらに、別の刷版と取り替えるときは上記手順と同様に
して版胴3′を3に取り替え、両者を選択的に取り替え
て連続的に印刷を続けることができる。
10パ この実施例は第二実施例と同様に印刷物Wの両面に単色
印刷をする場合の例であり、図示のように第七実施例の
印刷ユニットを印刷物Wの両面に対向して設けた印刷機
である。
一対のブランケット胴4.4′の版胴5.6及び5’、
6’は第二実施例と同様な関係で設けられている。従っ
て、版胴は5と6の間及び5′と6′の間で選択的に取
り替えられる。
ブランケット胴4.4′は一方が駆動軸21で回転駆動
され、他方は同期駆動装置により同期駆動され、ブラン
ケット胴4.4′とそれぞれの版胴5.6及び5’、6
’の間には歯車による同期回転機構は設けられていない
版胴5.6及び5′、6′に連結される位相調整(同期
調整)機構及び主駆動力を伝達する機構も第七実施例と
同様に設けられている。
この実施例の印刷機の作用も、第二実施例が第一実施例
の印刷ユニットを対向して設けたことにより得られる作
用と同様であり、従って、ブランケット胴4.4′のそ
れぞれに対して版胴5.6及び5’、6’を選択的に交
互に取り替え、印刷機全体を停止させることなく、その
いずれか片面又は両面で刷版の取り替えをしながら、連
続的に印刷を行なう。
なお、第9図の天地調整部14X及びモータ15Xはこ
の実施例の印刷機の場合に設けられる。
天地調整部14Xは、モータ15Xに連結される軸上に
ねじを設け、モータ15Xを回転するとはすば歯車12
Xを軸方向に移動させ、相手はすば歯車との歯当りを変
化させることにより天地調整を行なうことができる。
しかし、この装置はこの発明には不要であり、この実施
例の印刷機を前述した従来例のスポットカラー印刷に利
用する場合に用いられる。
11゛ この実施例は印刷物Wの両面に単色又は多色印刷をする
場合の例である。
図示のように、この実施例の印刷機は版胴5、ブランケ
ット胴4と他の一対5′、4′を印刷物Wに対して互い
に対向して設けた第一印刷ユニットと第二印刷ユニット
50.40.50’、40’の2組を上下2段に積重ね
たものから成る。
図示省略しているが、各ユニットの2つのブランケット
胴4.4’  (40,40′)は、印刷時には印刷物
Wの両面に接合し、版胴5.5′(50,50′)にも
接合するにように胴入れ、胴逃し自在に支持されている
。この支持機構は第一実施例と同様である。又、版胴5
.5’  (50,50′)は位置固定されている。
ブランケット胴4.4’  (40,40’)、版胴5
.5’  (50,50′)に対しては、各胴と胴間に
歯車による同期回転機構(図示省略)が設けられ、図示
のようにブランケット胴4に対して入力される主駆動力
で各胴が同期回転駆動される。
上記駆動力は主駆動軸20を歯車22、軸継手23を介
して歯車26へ連結し、歯車26で分岐されて各ユニッ
トへ入力され、各ユニットではクラッチ11X、はすば
歯車12X、歯車25を介して伝達される。15Xは後
述する多色印刷時の天地調整用のモータである。
さらに、上記各ユニットの駆動軸系に対してこの実施例
では歯車25を介してサーボモータ9′の回転が入力さ
れる。8Xはクラッチである。各ユニットの回転位相は
アブソリュートエンコーダ17Xにより検出される。
以上のように構成したこの実施例の印刷機では、第一印
刷ユニット(5,4,5’、4’)で例えば毎時10万
部の高速印刷中に、別の刷版を取付けた第二印刷ユニッ
ト50.40.50’、40’に印刷機を停止すること
なく切り替えることができる。
この場合、第一印刷ユニットで印刷中はそのクラッチ1
1XはON、クラッチ8XはOFFであり、第二印刷ユ
ニットのクラッチ11X、8Xは共にOFFとなってい
る。又、第二印刷ユニットのブランケット胴40.40
′は共に胴逃しの状態である。
第二印刷ユニットのサーボユニット9′用のクラッチ8
XをONとしてこの印刷ユニットに別の刷版を取付ける
腹掛は終了後、第一印刷ユニットによる印刷速度を例え
ば毎時3万部まで減速すると共に、第二印刷ユニットの
サーボモータ9′で上記中間速度まで第二印刷ユニット
を加速する。
この加速中に、第二印刷ユニットを第一印刷ユニットに
同期回転させると共に、それぞれのアブソリュートエン
コーダ17X、17Xで位相を検出し、第二印刷ユニッ
トのサーボモータ9′のレジスタ機能を利用して位相合
せを行なう0位相合せが完了し、第二印刷ユニットが同
期回転に達すると、その完了信号により第二印刷ユニッ
トのクラッチ11XをON、クラッチ8XをOFFとし
、第一印刷ユニットのクラッチ11X、8XをOFFと
する。
その後、第二印刷ユニットのブランケット胴40.40
′を胴入れし、第一印刷ユニットのブランケット胴4.
4′を胴逃しすると版替えが完了する。
第二印刷ユニットから第一印刷ユニットへの版替えは、
上記手順を逆に行なえばよい。
なお、この実施例の印刷ユニットを2段積みした形式の
印刷機は、従来一般に両面2色機として、又4段積みの
ものは両面4色機とて使用されているが、この実施例の
印刷機もサーボモータ9′を使用せずに従来の両面2色
機と同様な駆動をすれば、両面2色機としても使用する
ことができる。
その場合は、天地調整部14X及びモータ15X(第9
図参照)による天地調整する。
なお、上述した各実施例では印刷物Wは連続したシート
状のものを挙げて説明したが、この印刷物Wはこれに限
らず、例えば枚葉シートに連続的に印刷する場合にも適
用できることは言うまでもない。
又、この発明による各種実施例以外にも本願発明の基本
思想の範囲内で種々の印刷機に適用されることは当業者
であれば明らかであろう。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、本願発明は1つのブランケ
ット胴と複数の版胴から成る印刷ユニットを圧胴に対し
て設けたもの、上記印刷ユニット2組を互いに対向して
設けたもの、上記印刷ユニットの複数組を圧胴に対して
設けたもの、あるいは1つのブランケット胴と1つの版
胴から成る印刷ユニットの複数組を圧胴に対して設けた
もの、若しくは複数の版胴を圧胴に対して設けたものか
ら構成し、各印刷ユニット又は版胴を圧胴又はブランケ
ット胴に対して選択的に接離自在に係合させるようにし
、あるいはブランケット胴と版胴の2組から成る印刷ユ
ニットを複数組設け、各印刷ユニットを選択的に取替え
自在としたから、トップニュース等91急に印刷の取替
えを必要とする場合等に印刷機を停止させることなく版
胴又は印刷ユニットの取り替えをして連続的に印刷がで
き、従って住産性の低下が防止され、横紙の発生を極め
て少なくすることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による印刷機の第一実施例の全体概略
構成図、第2図はその版胴の支持軸上に設けられた各種
構成部を含む詳細平面図、第3図は第二実施例の全体概
略構成図、第4図は第三実施例の全体概略構成図、第5
図は第四実施例の全体概略構成図、第6図は第五実施例
の全体概略構成図、第7図は第六実施例の全体概略構成
図、第8図は第七実施例の全体概略構成図、第9図はそ
の版胴の支持軸上に設けられた各種構成部を含む詳細平
面図、第10図は第八実施例の全体概略構成図、第11
図は第九実施例の全体概略構成図である。 1・・・・・・圧胴、 2.2′・・・・・・ブランケット胴、3.3′・・・
・・・版胴、 4.4′・・・・・・ブランケット胴、5.5′、6.
6′・・・・・・版胴、7・・・・・・歯車、 8、Bx、Bx’・・・・・・クラッチ、9・・・・・
・腹掛用のモータ、 9′・・・・・・サーボモータ、 10.17.17′・・・・・・エンコーダ、10X、
10X′、17X、17X′・・・・・・アプリュート
エンコーダ、 11・・・・・・パウダクラッチ、 11X、11′・・・・・・クラッチ、12・・・・・
・ギヤクラッチ、14・・・・・・差動装置、15.1
5X・・・・・・天地見当調整用のモータ、21・・・
・・・駆動軸。 第4図 第5図 第6図 第8図 第7図 第9図 第11図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)1つのブランケット胴、このブランケット胴に接
    離自在に設けた複数の版胴、それぞれの版胴に対して設
    けられ、圧胴又はブランケット胴との位相を調整する位
    相調整手段、及び各版胴の駆動軸の切替えをする切替手
    段から成る印刷ユニットと、圧胴とを備え、1つの版胴
    で印刷中他の版胴の1つで刷版を交換して準備待機させ
    、この準備待機中に位相調整手段により位相合せをして
    おき、前記印刷終了後直ちに前記他の版胴の1つへ切替
    手段により切替えて版胴を選択的に取替え自在とし、連
    続的に印刷を行なうことを特徴とする印刷機。 (2)前記印刷ユニットの2組から成り、そのブランケ
    ット胴を互いに対向して設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の印刷機。 (3)前記印刷ユニットの複数組を1つの圧胴の周りに
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の印刷機。 (4)前記印刷ユニットの複数組を1つの圧胴の周りに
    接離自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載の印
    刷機。 (5)1つのブランケット胴、このブランケット胴に接
    離自在に設けた1つの版胴、前記版胴に対して設けられ
    圧胴との位相を調整する位相調整手段、及び版胴の駆動
    軸の切替えをする切替手段から成る印刷ユニットの複数
    組と、圧胴とを備え、1組の印刷ユニットで印刷中他の
    印刷ユニットの1つの版胴で刷版を交換して準備待機さ
    せ、この準備待機中に位相調整手段により位相合せをし
    ておき、前記印刷終了後直ちに前記他の印刷ユニットの
    1つの版胴へ切替手段により切替えて印刷ユニットを選
    択的に取替え自在とし、連続的に印刷を行なうことを特
    徴とする印刷機。 (6)1つの圧胴と、これに接離自在に係合する複数の
    版胴と、それぞれの版胴に対して設けられ上記圧胴との
    位相を調整する位相調整手段、及び版胴の駆動軸の切替
    えをする切替手段とを備え、1つの版胴で印刷中他の販
    胴の1つで刷板を交換して準備待機させ、この準備待機
    中に位相調整手段により位相合せをしておき、前記印刷
    終了後直ちに前記他の版胴の1つの切替手段により切替
    えて版胴を選択的に取替え自在とし、連続的に印刷を行
    なうことを特徴とする印刷機。 (7)前記位相調整手段が、前記版胴の支持軸上に設け
    られる差動装置、この差動装置に連結される天地見当調
    整用のモータ、及び圧胴又はブランケット胴に対する回
    転位相を検出する位相検出器から成ることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかに記載の印刷機。(8)前記
    切替手段が、前記版胴の支持軸を支持する偏心軸受とそ
    の駆動手段から成ることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の印刷機。 (9)前記位相調整手段が、前記複数の版胴それぞれの
    支持軸と選択的に連結される共通軸上に設けられる天地
    見当調整用の共通モータ、及び圧胴又はブランケット胴
    に対する回転位相を検出する位相検出器から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の印刷機。 (10)ブランケット胴とこれに係合する版胴の2組を
    ブランケット胴が互いに接離自在に対向するように設け
    た印刷ユニットを複数組設け、それぞれの印刷ユニット
    に対して設けられた他の印刷ユニットとの位相調整手段
    、及び各印刷ユニットの駆動軸の切替えをする切替手段
    とを備え、1つの印刷ユニットで印刷中他の印刷ユニッ
    トで版胴を交換して準備待機させ、この準備待機中に位
    相調整手段により位相合せをしておき、前記印刷終了後
    直ちに前記他の印刷ユニットへ切替手段により切替えて
    印刷ユニットを選択的に取替え自在とし、連続的に印刷
    を行なうことを特徴とする印刷機。
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