JPH0471466B2 - - Google Patents
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- JPH0471466B2 JPH0471466B2 JP61040114A JP4011486A JPH0471466B2 JP H0471466 B2 JPH0471466 B2 JP H0471466B2 JP 61040114 A JP61040114 A JP 61040114A JP 4011486 A JP4011486 A JP 4011486A JP H0471466 B2 JPH0471466 B2 JP H0471466B2
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- Japan
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- sheet
- guaiac
- receptor sheet
- receptor
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
- G01N33/726—Devices
-
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- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/52—Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
- G01N33/528—Atypical element structures, e.g. gloves, rods, tampons, toilet paper
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/805—Test papers
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は潜血の有無について検便するのに用い
る装置に関するものである。より具体的には、本
発明は製造するのが安価で、開業医が自分の診療
所で用いるように設計され、性能コントロールモ
ニタが含まれているような検便用装置に関するも
のである。
る装置に関するものである。より具体的には、本
発明は製造するのが安価で、開業医が自分の診療
所で用いるように設計され、性能コントロールモ
ニタが含まれているような検便用装置に関するも
のである。
(従来技術及び解決しようとする問題点)
潜血を分析するため便のサンプルを得るのに用
いる多くの装置が従来技術において示唆されてい
る。典型的な前記装置が米国特許第3996006号、
第4175923号、第4365970号、第4259964号及び第
4273741号において示されている。
いる多くの装置が従来技術において示唆されてい
る。典型的な前記装置が米国特許第3996006号、
第4175923号、第4365970号、第4259964号及び第
4273741号において示されている。
前述した特許の全ては一般的に言つて個人の家
庭において患者が用いるように設計された便サン
プリング装置を開示している。現在の所、診療所
において医者がゴム手袋を用いて直腸検査の際便
のサンプルを採取する場合には、便がグアヤク樹
脂を浸潤した紙のシート上に塗られ、この便に現
像試薬が添加され、当該便内の潜血の有無が確か
められる。診療所で現在用いられているグアヤク
浸潤シートはこれに現像試薬が添加された時のグ
アヤクの反応状態を示す性能コントロールモニタ
を含んではいない。便の潜血テストにおいて用い
られるグアヤク試薬は空気及び/又は光に露出さ
れた時には劣下され易い。現在診療所において医
師が用いているグアヤク浸潤シートは空気に対し
て浸透性であり、光又は空気の循環からの遮断を
確実にするようには梱包されていない。かくて、
そのようなシートの積重ね物はボール箱内に配置
してあつても光及び/又は空気に露出され易く、
かくて同シートの貯蔵中に前記グアヤクが劣下し
易い。便のサンプルを、性能コントロールモニタ
の無い、劣下したグアヤク脂シート上において分
析した場合には、当該便が内部に血液を有してい
ても何らの色変化が出ないという間違つた情報を
与える可能性がある。
庭において患者が用いるように設計された便サン
プリング装置を開示している。現在の所、診療所
において医者がゴム手袋を用いて直腸検査の際便
のサンプルを採取する場合には、便がグアヤク樹
脂を浸潤した紙のシート上に塗られ、この便に現
像試薬が添加され、当該便内の潜血の有無が確か
められる。診療所で現在用いられているグアヤク
浸潤シートはこれに現像試薬が添加された時のグ
アヤクの反応状態を示す性能コントロールモニタ
を含んではいない。便の潜血テストにおいて用い
られるグアヤク試薬は空気及び/又は光に露出さ
れた時には劣下され易い。現在診療所において医
師が用いているグアヤク浸潤シートは空気に対し
て浸透性であり、光又は空気の循環からの遮断を
確実にするようには梱包されていない。かくて、
そのようなシートの積重ね物はボール箱内に配置
してあつても光及び/又は空気に露出され易く、
かくて同シートの貯蔵中に前記グアヤクが劣下し
易い。便のサンプルを、性能コントロールモニタ
の無い、劣下したグアヤク脂シート上において分
析した場合には、当該便が内部に血液を有してい
ても何らの色変化が出ないという間違つた情報を
与える可能性がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の装置は内科医の診療所で用いるように
設計されており、医師のゴム手袋から添加される
便塗布の受容体として作用する。便のサンプルは
医師がゴム手袋をした手の指を患者の直腸内に挿
入することで取られる。テスト装置はビニール又
はその類いのような柔軟性のある材質からなる非
浸透性ベースシートを含んでいる。前記非浸透性
シート上にはグアヤク浸潤紙又はその類いの吸収
性便受容体が配設されている。前記受容体シート
はベースシートよりも十分小さいので、受容体シ
ートを取囲むスカートは前記ベースシートの余縁
によつて形成されている。このスカートは空気及
び湿気に対して非浸透性である。例えば受容体シ
ートの1つのコーナにおける如く、装置上には性
能コントロールモニタが設けられており、同モニ
タはヘマチン又は他のペルオキシダーゼに陽性の
試薬から形成されている。前記試薬は現像試薬が
モニタ及びグアヤクシートに添加された時に色を
変化させる。前記性能コントロールモニタはグア
ヤクの状態のみならず現像液の状態を検証する。
前記モニタ試薬は現像試薬が添加される前にはグ
アヤク浸潤シートと反応する関係が断ち切られて
いる。これにより、ペルオキシダーゼ陽性試薬が
直接グアヤクシートに加えられる時に従来技術装
置において形成される可能性のある血液−グアヤ
ク複合体の形成が防止される。従来技術において
存在するようなそのような血液−グアヤク複合体
は適正に機能しているテストシステムが誤つた指
示を与える原因となる。何故ならば、前記血液−
グアヤク複合体は単なるグアヤク紙よりも光及び
空気による劣化に対してより耐性があるからであ
る。
設計されており、医師のゴム手袋から添加される
便塗布の受容体として作用する。便のサンプルは
医師がゴム手袋をした手の指を患者の直腸内に挿
入することで取られる。テスト装置はビニール又
はその類いのような柔軟性のある材質からなる非
浸透性ベースシートを含んでいる。前記非浸透性
シート上にはグアヤク浸潤紙又はその類いの吸収
性便受容体が配設されている。前記受容体シート
はベースシートよりも十分小さいので、受容体シ
ートを取囲むスカートは前記ベースシートの余縁
によつて形成されている。このスカートは空気及
び湿気に対して非浸透性である。例えば受容体シ
ートの1つのコーナにおける如く、装置上には性
能コントロールモニタが設けられており、同モニ
タはヘマチン又は他のペルオキシダーゼに陽性の
試薬から形成されている。前記試薬は現像試薬が
モニタ及びグアヤクシートに添加された時に色を
変化させる。前記性能コントロールモニタはグア
ヤクの状態のみならず現像液の状態を検証する。
前記モニタ試薬は現像試薬が添加される前にはグ
アヤク浸潤シートと反応する関係が断ち切られて
いる。これにより、ペルオキシダーゼ陽性試薬が
直接グアヤクシートに加えられる時に従来技術装
置において形成される可能性のある血液−グアヤ
ク複合体の形成が防止される。従来技術において
存在するようなそのような血液−グアヤク複合体
は適正に機能しているテストシステムが誤つた指
示を与える原因となる。何故ならば、前記血液−
グアヤク複合体は単なるグアヤク紙よりも光及び
空気による劣化に対してより耐性があるからであ
る。
前記装置は約100の装置からなる積重ね物とし
て詰込むことが可能であり、各積重ね物は好まし
くはポリスチレン又はABSのような比較的剛固
なプラスチツク物質から作られている空気密な不
透明容器内に配置される。前記容器内側にはばね
負荷された従動子が設けられており、同従動子は
積重ね物を容器の一方の端部に向けて押圧する。
前記容器の前記一方の端部の側には溝が形成され
ており、当該溝は容器から本装置を一度に一つず
つ引出すためのポートを提供している。前記容器
は内科医診療検査室内の壁に締結されたマウント
に取付けるか、検査台に容器を固定出来るような
吸引マウントを設けてやることが出来る。前記ば
ねを収納する容器の端部は現象試薬のびんを入れ
るための凹所を設けるべく凹まされている。前記
凹所また従動子ばねのためのばねガイドとしても
作用している。
て詰込むことが可能であり、各積重ね物は好まし
くはポリスチレン又はABSのような比較的剛固
なプラスチツク物質から作られている空気密な不
透明容器内に配置される。前記容器内側にはばね
負荷された従動子が設けられており、同従動子は
積重ね物を容器の一方の端部に向けて押圧する。
前記容器の前記一方の端部の側には溝が形成され
ており、当該溝は容器から本装置を一度に一つず
つ引出すためのポートを提供している。前記容器
は内科医診療検査室内の壁に締結されたマウント
に取付けるか、検査台に容器を固定出来るような
吸引マウントを設けてやることが出来る。前記ば
ねを収納する容器の端部は現象試薬のびんを入れ
るための凹所を設けるべく凹まされている。前記
凹所また従動子ばねのためのばねガイドとしても
作用している。
従つて、本発明の目的は便のサンプルが潜血を
含むか否かを分析するべく医師が診療所で用いる
のに適した装置を提供することである。
含むか否かを分析するべく医師が診療所で用いる
のに適した装置を提供することである。
本発明の別の目的は前述の特徴を有する装置に
おいて、観察されたテスト結果の有効性を検証す
るための性能コントロールモニタを含んでいる装
置を提供することである。
おいて、観察されたテスト結果の有効性を検証す
るための性能コントロールモニタを含んでいる装
置を提供することである。
本発明の更に別の目的は前述の特徴を有する装
置において、前記特性コントロールモニタがペル
オキシダーゼに対して陽性の試薬を含んでおり、
当該試薬は現像試薬が本装置に加えられる迄グア
ヤク浸潤シートと反応接触しないように保持され
ている装置を提供することである。
置において、前記特性コントロールモニタがペル
オキシダーゼに対して陽性の試薬を含んでおり、
当該試薬は現像試薬が本装置に加えられる迄グア
ヤク浸潤シートと反応接触しないように保持され
ている装置を提供することである。
本発明の別の目的は前述の特徴を有する装置に
おいて、貯蔵の間グアヤク試薬が劣下するのを防
ぐべく、空気密であるも、閉じていない積重ね物
として詰め込むようにされている装置を提供する
ことである。
おいて、貯蔵の間グアヤク試薬が劣下するのを防
ぐべく、空気密であるも、閉じていない積重ね物
として詰め込むようにされている装置を提供する
ことである。
本発明の更に別の目的は前述の特徴を有する装
置において、当該装置はグアヤク試薬が光に露出
されるのを防止するべく不透明な容器内に配置さ
れた同装置積重ね物から取出されるような装置を
提供することである。
置において、当該装置はグアヤク試薬が光に露出
されるのを防止するべく不透明な容器内に配置さ
れた同装置積重ね物から取出されるような装置を
提供することである。
(実施例)
次に付図を参照すると、第1図及び第2図には
本発明に係り形成された、全体を番号2で示す検
便装置の好ましい実施例が示されている。装置2
は基底シート4を含んでおり、該シートはビニー
ルのようなプラスチツク又はプラスチツクと紙の
積層物又は他の湿気及び空気を通さない柔軟材料
から形成されている。この基底シート4にはグア
ヤク樹脂を浸潤した受容体シート6が粘着的に固
定されており、同受容体シート6には性能コント
ロールモニタ8が取付けられている。前記受容体
シート6は好ましくは繊維質の紙部材であり、前
記モニタ8は紙又はこれに類似の物質から作られ
たベース部10と、同ベース部上に堆積されて、
吸収されたヘマチン反応体を含むボタン部12と
を含んでいる。前記モニタ8のベース部10は受
容体シート6内のグアヤク樹脂からヘマチン反応
体を化学的に遮断するのに役立つている。かく
て、モニタ8のベース部10は前記ヘマチン反応
体がグアヤク樹脂と結合して血液−グアヤク複合
体を形成するのを防止する。尚この複合体は、前
述したように、現像剤がモニタ8に加えられた時
に受容体シート内のグアヤク樹脂がまだ活性を有
しているという間違つた指示を与える可能性があ
る。過酸化物のような現像剤が前記ボタン12に
加えられた時には、前記ヘマチンはボタンから溶
離し、現像剤とヘマチンの溶液がベース部10の
エツジ上をこぼれてグアヤク樹脂を浸潤させた受
容体シート6へと落ちる。もしも前記グアヤクが
まだ活性状態にある時には、特徴的な青色がベー
ス部10のまわりにあらわれる。第3図は粘着領
域Aによつて受容体シート6が基底シート4に取
付けられる態様を示すとともに、反応剤ボタン1
2が性能コントロールモニタ8のベース10上に
堆積される態様をも示している。
本発明に係り形成された、全体を番号2で示す検
便装置の好ましい実施例が示されている。装置2
は基底シート4を含んでおり、該シートはビニー
ルのようなプラスチツク又はプラスチツクと紙の
積層物又は他の湿気及び空気を通さない柔軟材料
から形成されている。この基底シート4にはグア
ヤク樹脂を浸潤した受容体シート6が粘着的に固
定されており、同受容体シート6には性能コント
ロールモニタ8が取付けられている。前記受容体
シート6は好ましくは繊維質の紙部材であり、前
記モニタ8は紙又はこれに類似の物質から作られ
たベース部10と、同ベース部上に堆積されて、
吸収されたヘマチン反応体を含むボタン部12と
を含んでいる。前記モニタ8のベース部10は受
容体シート6内のグアヤク樹脂からヘマチン反応
体を化学的に遮断するのに役立つている。かく
て、モニタ8のベース部10は前記ヘマチン反応
体がグアヤク樹脂と結合して血液−グアヤク複合
体を形成するのを防止する。尚この複合体は、前
述したように、現像剤がモニタ8に加えられた時
に受容体シート内のグアヤク樹脂がまだ活性を有
しているという間違つた指示を与える可能性があ
る。過酸化物のような現像剤が前記ボタン12に
加えられた時には、前記ヘマチンはボタンから溶
離し、現像剤とヘマチンの溶液がベース部10の
エツジ上をこぼれてグアヤク樹脂を浸潤させた受
容体シート6へと落ちる。もしも前記グアヤクが
まだ活性状態にある時には、特徴的な青色がベー
ス部10のまわりにあらわれる。第3図は粘着領
域Aによつて受容体シート6が基底シート4に取
付けられる態様を示すとともに、反応剤ボタン1
2が性能コントロールモニタ8のベース10上に
堆積される態様をも示している。
第2図からわかるように、前記基底シート4は
受容体シート6を取囲む保護スカート5を形成す
るのに十分な程度、受容体シートのエツジを越え
て外向きに延びている。患者確認領域7を所望に
応じてスカート5上に設けることが出来る。
受容体シート6を取囲む保護スカート5を形成す
るのに十分な程度、受容体シートのエツジを越え
て外向きに延びている。患者確認領域7を所望に
応じてスカート5上に設けることが出来る。
前記装置は次の如く用いられる。いつたん医者
が便を入手したならば、塗布標本がゴム手袋から
受容体シート6上へとほぼその中央においてぬり
つけられる。次に現像剤が受容体シート上の便塗
布(標本)上及び性能コントロールモニタ8へと
添加される。もしも特徴的な青色が便塗布及びモ
ニタのまわりに観察されるならば、当該便内の潜
血が確認されたことになる。もしも青色がモニタ
8においてのみ表われた場合には、当該便内に潜
血が無いことが確認される。もしもモニタ装置に
おいて青色があらわれない時には、前記グアヤク
及び/又は現像剤溶液が劣下していることを示し
ているので、新しい試薬により再度テストが行な
われる。
が便を入手したならば、塗布標本がゴム手袋から
受容体シート6上へとほぼその中央においてぬり
つけられる。次に現像剤が受容体シート上の便塗
布(標本)上及び性能コントロールモニタ8へと
添加される。もしも特徴的な青色が便塗布及びモ
ニタのまわりに観察されるならば、当該便内の潜
血が確認されたことになる。もしも青色がモニタ
8においてのみ表われた場合には、当該便内に潜
血が無いことが確認される。もしもモニタ装置に
おいて青色があらわれない時には、前記グアヤク
及び/又は現像剤溶液が劣下していることを示し
ているので、新しい試薬により再度テストが行な
われる。
次に第4図及び第5図を参照すると、本装置の
第2の実施例が示されている。第2の実施例3は
より小さな便受容体シート6を付着せしめた、柔
軟性に富む非浸透性材料からなる基底シート4を
含んでいる。前記基底シート4は受容体シート6
よりも十分大きく、かくて受容体シート6を取囲
む非浸透性の保護スカート5を形成している。前
記性能コントロールモニタ8は受容体シート6の
端の部分下方において基底体シート4上に配置さ
れている。受容体シート6は接着領域Aによつて
基底シート4に取付けられており、モニタ8はペ
ルオキシダーゼと反応する反応剤ボタン12を含
んでいる。ボタン12は直接基底シート4上に堆
積することも出来るし、前述したようにベース部
材上に堆積し、このベース部材を基底シート4に
堆積することも出来る。前記受容体シート6は乾
燥しており、試薬ボタン12も又便サンプル及び
現像剤の添加前には乾燥している。これら両要素
が乾燥しているので、前記ペルオキシダーゼと反
応する試薬は、現像剤溶液が受容体シート6と試
薬ボタン12をぬらして、全ての薬品が反応する
よう混合する迄は、グアヤク樹脂と化学的に反応
接触をすることはない。かくて、本装置は性能コ
ントロールモニタを含んではいるが、使用に先立
つ貯蔵の期間にあつては血液−グアヤク複合体を
生ずることはない。
第2の実施例が示されている。第2の実施例3は
より小さな便受容体シート6を付着せしめた、柔
軟性に富む非浸透性材料からなる基底シート4を
含んでいる。前記基底シート4は受容体シート6
よりも十分大きく、かくて受容体シート6を取囲
む非浸透性の保護スカート5を形成している。前
記性能コントロールモニタ8は受容体シート6の
端の部分下方において基底体シート4上に配置さ
れている。受容体シート6は接着領域Aによつて
基底シート4に取付けられており、モニタ8はペ
ルオキシダーゼと反応する反応剤ボタン12を含
んでいる。ボタン12は直接基底シート4上に堆
積することも出来るし、前述したようにベース部
材上に堆積し、このベース部材を基底シート4に
堆積することも出来る。前記受容体シート6は乾
燥しており、試薬ボタン12も又便サンプル及び
現像剤の添加前には乾燥している。これら両要素
が乾燥しているので、前記ペルオキシダーゼと反
応する試薬は、現像剤溶液が受容体シート6と試
薬ボタン12をぬらして、全ての薬品が反応する
よう混合する迄は、グアヤク樹脂と化学的に反応
接触をすることはない。かくて、本装置は性能コ
ントロールモニタを含んではいるが、使用に先立
つ貯蔵の期間にあつては血液−グアヤク複合体を
生ずることはない。
この実施例の装置も前述の場合と同一の態様で
用いられる。異なる点は現像剤がモニタボタン1
2上において受容体シート6に加えられた後、色
の変化が受容体シート6を通して出現してくると
いう点である。
用いられる。異なる点は現像剤がモニタボタン1
2上において受容体シート6に加えられた後、色
の変化が受容体シート6を通して出現してくると
いう点である。
次に第6図を参照すると、第1図又は第4図の
装置を積重ねたものが示されている。積重ね物S
は内部の装置が比較的一様な積重ね隙間を与える
ように整列されて作られる。かくて、受容体シー
ト6は全体的に垂直方向に整合されて配置されて
おり、基底シート4のスカート部分5は互いに重
なり合つて積重ね物Sの縁部を形成している。個
個の装置のスカート部分は互いに密接しており、
装置群の内の2つの装置が互いに上下をなすよう
配設された時に、非浸透性の基底シートは2つの
装置の内の下側のもの上にある受容体シートを封
じ込め、同シートを空気、湿気及び光から保護す
る。かくて装置が積重ねられた時に、最上側にく
る装置のものを除けば、各受容体シートはグアヤ
クの劣下を防ぐように保護される。各基底シート
4のスカート部分5は重なり合う装置上の受容体
シート6を保護するのに十分な程度広がつていな
ければならない。
装置を積重ねたものが示されている。積重ね物S
は内部の装置が比較的一様な積重ね隙間を与える
ように整列されて作られる。かくて、受容体シー
ト6は全体的に垂直方向に整合されて配置されて
おり、基底シート4のスカート部分5は互いに重
なり合つて積重ね物Sの縁部を形成している。個
個の装置のスカート部分は互いに密接しており、
装置群の内の2つの装置が互いに上下をなすよう
配設された時に、非浸透性の基底シートは2つの
装置の内の下側のもの上にある受容体シートを封
じ込め、同シートを空気、湿気及び光から保護す
る。かくて装置が積重ねられた時に、最上側にく
る装置のものを除けば、各受容体シートはグアヤ
クの劣下を防ぐように保護される。各基底シート
4のスカート部分5は重なり合う装置上の受容体
シート6を保護するのに十分な程度広がつていな
ければならない。
第10図及び第11図を参照すると、ストリツ
プの形態で作られた、本発明の装置の別の形態が
示されている。このストリツプは非浸透性のプラ
スチツク材から成形された連続ウエブWを備えて
いる。装置2はストリツプ上において直列的に配
列されており、隣接する装置はフラツプ50によ
つて連結されている。各フラツプ50は装置2の
関連する1つと一体にされており、フラツプ50
を次の近接装置に接続している引裂き線54に向
けて収束している。ウエブWは第10図に示すよ
うに折り曲げられており、かくて前述の如く容器
内に詰められる。本装置を用いるに際しては、リ
ードフラツプ50、それに取付いた装置2及び次
のフラツプ50を容器から引張り出す。次に引裂
き線54を破つて、次の装置を用いる時に同装置
が把持し易いよう容器から突出させた状態にして
おく。
プの形態で作られた、本発明の装置の別の形態が
示されている。このストリツプは非浸透性のプラ
スチツク材から成形された連続ウエブWを備えて
いる。装置2はストリツプ上において直列的に配
列されており、隣接する装置はフラツプ50によ
つて連結されている。各フラツプ50は装置2の
関連する1つと一体にされており、フラツプ50
を次の近接装置に接続している引裂き線54に向
けて収束している。ウエブWは第10図に示すよ
うに折り曲げられており、かくて前述の如く容器
内に詰められる。本装置を用いるに際しては、リ
ードフラツプ50、それに取付いた装置2及び次
のフラツプ50を容器から引張り出す。次に引裂
き線54を破つて、次の装置を用いる時に同装置
が把持し易いよう容器から突出させた状態にして
おく。
次に第7図を参照すると、容器にしてそれから
本装置を個々に医者がそのオフイスで取出すこと
の出来る容器の好ましい実施例が示されている。
全体として番号20を付す前記容器20は底部2
2並びに底部22上にスナツプ装着される頂部2
4を含んでいる。これらの2つの部分はポリスチ
レン又はABCのようなプラスチツクから射出成
形で作るのが好ましい。前記容器20は前掲した
装置の積重ね物とほぼ同一の横断面積を備えてい
るので、前記積重ね物は容器内に入れられた時に
その形状を保持する。取出し溝26が容器の底部
コーナに形成されており、これにより個々の装置
を積重ね物からかつ容器から引出すことが可能と
されている。前記溝26は最初は非浸透性のテー
プ又はその類いのストリツプによつて閉じられ
る。容器20の頂部24にはその上側表面におい
て凹所28が形成されており、現像試薬のびん3
0の収納及び保存に用いられる。
本装置を個々に医者がそのオフイスで取出すこと
の出来る容器の好ましい実施例が示されている。
全体として番号20を付す前記容器20は底部2
2並びに底部22上にスナツプ装着される頂部2
4を含んでいる。これらの2つの部分はポリスチ
レン又はABCのようなプラスチツクから射出成
形で作るのが好ましい。前記容器20は前掲した
装置の積重ね物とほぼ同一の横断面積を備えてい
るので、前記積重ね物は容器内に入れられた時に
その形状を保持する。取出し溝26が容器の底部
コーナに形成されており、これにより個々の装置
を積重ね物からかつ容器から引出すことが可能と
されている。前記溝26は最初は非浸透性のテー
プ又はその類いのストリツプによつて閉じられ
る。容器20の頂部24にはその上側表面におい
て凹所28が形成されており、現像試薬のびん3
0の収納及び保存に用いられる。
第8図に参照すると、容器20の内部が図示さ
れている。装置の積重ね物Sは容器20内におい
て従動子32によつて下向きに偏倚されており、
前記従動子は従動子ばね34によつて偏倚されて
いる。前記ばね34は凹所28をつつみ込むコイ
ルばねであり、かくて凹所28の壁は従動子ばね
34に対するばねガイドとして作用している。前
記従動子32は積重ね物S内の最上側装置上の受
容体シートを保護するよう非浸透性の物質から形
成されているのが好ましい。現像試薬びん30は
全パツケージをきつちり包装して診療所に発送出
来るよう、凹所28内に完全にフイツトしている
のが好ましい。容器20の底部にはこれと一体の
突起にして(想像線で示す)ゴム製吸引カツプ3
8を備えるようにされた形状突起を設けることが
出来る。前記吸引カツプ38は実験台又はその類
いの頂部に容器を固定するようにされている。
れている。装置の積重ね物Sは容器20内におい
て従動子32によつて下向きに偏倚されており、
前記従動子は従動子ばね34によつて偏倚されて
いる。前記ばね34は凹所28をつつみ込むコイ
ルばねであり、かくて凹所28の壁は従動子ばね
34に対するばねガイドとして作用している。前
記従動子32は積重ね物S内の最上側装置上の受
容体シートを保護するよう非浸透性の物質から形
成されているのが好ましい。現像試薬びん30は
全パツケージをきつちり包装して診療所に発送出
来るよう、凹所28内に完全にフイツトしている
のが好ましい。容器20の底部にはこれと一体の
突起にして(想像線で示す)ゴム製吸引カツプ3
8を備えるようにされた形状突起を設けることが
出来る。前記吸引カツプ38は実験台又はその類
いの頂部に容器を固定するようにされている。
別法として、容器20の背壁には一体のリブ4
0を形成することが可能であり、前記リブの形状
は医師の診療所内の壁に締結することの出来る装
着片内に形成された適合溝内に着脱可能かつ滑動
的に挿入し得るものとされる。
0を形成することが可能であり、前記リブの形状
は医師の診療所内の壁に締結することの出来る装
着片内に形成された適合溝内に着脱可能かつ滑動
的に挿入し得るものとされる。
本発明の装置は製造するのに安価であり、しか
も作動が確実であるということは容易に理解され
よう。現像試薬が本装置に添加される迄は受容体
シートと化学的に活性な関係とならないような性
能コントロールモニタが装置に設けられたという
ことは、同モニタの作動を確実なものにしてい
る。現像試薬はペルオキシダーゼに反応するモニ
タ試薬並びにグアヤク樹脂をぬらし、両物質が化
学反応をおこして結合することを許容せしめる。
その結果、グアヤクが貯蔵の間劣下していなけれ
ば特徴的な色変化が発生する。本装置はそれらが
積重ねられて配置される時に、空気、湿気及び光
からグアヤクの浸透された受容体シートが保護さ
れるように形成されている。前記積重ねシートは
不透明な容器内に詰め込まれるが、同容器は積重
ね物をばね負荷するための装置を備えているの
で、本装置の個々の装置は積重ね物の底部におい
て容器から引出すことが出来る。前記容器はその
頂部壁において、前記ばね負荷装置のばねガイド
として作用するとともにテストにおいて用いられ
る現像試薬のびんをも収納する凹所を備えてい
る。
も作動が確実であるということは容易に理解され
よう。現像試薬が本装置に添加される迄は受容体
シートと化学的に活性な関係とならないような性
能コントロールモニタが装置に設けられたという
ことは、同モニタの作動を確実なものにしてい
る。現像試薬はペルオキシダーゼに反応するモニ
タ試薬並びにグアヤク樹脂をぬらし、両物質が化
学反応をおこして結合することを許容せしめる。
その結果、グアヤクが貯蔵の間劣下していなけれ
ば特徴的な色変化が発生する。本装置はそれらが
積重ねられて配置される時に、空気、湿気及び光
からグアヤクの浸透された受容体シートが保護さ
れるように形成されている。前記積重ねシートは
不透明な容器内に詰め込まれるが、同容器は積重
ね物をばね負荷するための装置を備えているの
で、本装置の個々の装置は積重ね物の底部におい
て容器から引出すことが出来る。前記容器はその
頂部壁において、前記ばね負荷装置のばねガイド
として作用するとともにテストにおいて用いられ
る現像試薬のびんをも収納する凹所を備えてい
る。
本発明の開示された実施例の多くの変更例を本
発明の概念から離脱することなくなし得るので、
前記開示実施例は特許請求の範囲によつて限定す
る以外には本発明を限定するものではないことを
理解されたい。
発明の概念から離脱することなくなし得るので、
前記開示実施例は特許請求の範囲によつて限定す
る以外には本発明を限定するものではないことを
理解されたい。
第1図は本発明により形成された装置の第1実
施例の展開斜視図、第2図は第1図の装置の上平
面図、第3図は第2図の線に沿つて眺めた断片的
断面図、第4図は第2図と類似するも、本発明の
装置の第2実施例を示す上平面図、第5図は第4
図の線5−5に沿つて眺めた断片的断面図、第6
図は第2図又は第4図に示した装置の積重ね物の
側立面図、第7図は前記積重ね物から個別の装置
を取出すべく本発明の装置の積重ね物を保持する
ようにされた容器の斜視図、第8図は本装置が前
記容器内に保持される態様を示す、第7図の容器
の断面図、第9図は第7図と類似するも容器の背
部を示している斜視図、第10図は連続ストリツ
プの部品として形成された、本発明に係り作られ
る装置積重ね物の側立面図、第11図は第10図
のストリツプの平面図である。 2……検便用装置、4……基底シート、6……
受容体シート、8……モニタ、10……ベース
部、12……ボタン部。
施例の展開斜視図、第2図は第1図の装置の上平
面図、第3図は第2図の線に沿つて眺めた断片的
断面図、第4図は第2図と類似するも、本発明の
装置の第2実施例を示す上平面図、第5図は第4
図の線5−5に沿つて眺めた断片的断面図、第6
図は第2図又は第4図に示した装置の積重ね物の
側立面図、第7図は前記積重ね物から個別の装置
を取出すべく本発明の装置の積重ね物を保持する
ようにされた容器の斜視図、第8図は本装置が前
記容器内に保持される態様を示す、第7図の容器
の断面図、第9図は第7図と類似するも容器の背
部を示している斜視図、第10図は連続ストリツ
プの部品として形成された、本発明に係り作られ
る装置積重ね物の側立面図、第11図は第10図
のストリツプの平面図である。 2……検便用装置、4……基底シート、6……
受容体シート、8……モニタ、10……ベース
部、12……ボタン部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 潜血検便用装置であつて、 (a) 便受容体シートにして、該シートはグアヤク
樹脂で浸潤されているシートと、 (b) 前記装置上に設けた性能コントロールモニタ
にして、該モニタはペルオキシダーゼに対して
陽性の水溶性物質からなる乾いたボタンを含ん
でおり、同ボタンは現像試薬でぬらされた時に
は、前記受容体シート内のグアヤクと反応して
同グアヤク及び現像試薬の活性レベルを示すよ
う作動する、モニタと、 (c) 前記ペルオキシダーゼ陽性物質が現像試薬に
よりぬらされる以前に、前記受容体シート内の
グアヤクと反応するのを防止する装置とを有す
る検便用装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の検便用装置に
おいて、更に非浸透性の柔軟な基底シートが含ま
れており、同シート上に前記受容体シートが装着
されていることを特徴とする検便用装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の検便用装置に
おいて、前記モニタは前記基底シートと前記受容
体シートの間において、前記基底シート上に装着
されていることを特徴とする検便用装置。 4 特許請求の範囲第2項に記載の検便用装置に
おいて、前記基底シートは前記受容体シートより
も十分に大きく、前記受容体シートを取囲む非浸
透性のスカートを形成しており、同スカートは前
記基底シートの下に積重ねられた装置の別の装置
上における受容体シートを保護するよう作動可能
なことを特徴とする検便用装置。 5 特許請求の範囲第2項に記載の検便用装置に
おいて、前記モニタは前記受容体シート上に装着
された紙ベース部材を含んでおり、前記ボタンは
前記ベース部材の前記受容体シートから遠い方の
表面上に装着されており、前記ベース部材は前記
ペルオキシダーゼ陽性物質がグアヤクと反応する
のを防止する前記装置を形成していることを特徴
とする検便用装置。 6 潜血検便用装置であつて、 (a) 空気非浸透性の柔軟な基底シートと、 (b) 前記基底シート上に装着された便受容体シー
トにして、該シートはグアヤク樹脂で浸潤され
ている受容体シートと、 (c) 水溶性の、ペルオキシダーゼに対して陽性の
物質からなり、前記基底シートと前記受容体シ
ートの間に配設され、前記基底シートに取付け
られた乾いたボタンにして、前記物質は現像試
薬とともにぬらされた時には、前記受容体シー
ト内のグアヤクと反応して同グアヤク及び現像
試薬の活性度レベルを表示するよう作動可能な
るボタンと、 (d) 前記ペルオキシダーゼ陽性物質が現像試薬に
よりぬらされる以前に前記受容体シート内のグ
アヤクと反応するのを防止する装置とを有する
検便用装置。 7 潜血検便用装置であつて、 (a) 空気非浸透性の柔軟な基底シートと、 (b) 前記基底シートに取付られた便受容体シート
にして、該便受容体シートはグアヤク樹脂によ
つて浸潤されている受容体シートと、 (c) 前記基底シートの前記受容体シート各エツジ
を超えて延びる縁部分によつて形成された周縁
スカート部分にして、前記スカート部分は前記
受容体シートを取囲んでおり、前記スカート部
分は2つの本装置が上下に積重ねられた時に第
2番目の装置上の受容体シートを空気及び湿気
から遮断させるよう作動可能である周縁スカー
ト部分とを有する検便用装置。 8 特許請求の範囲第7項に記載の検便用装置に
おいて、ペルオキシダーゼに対して陽性な物質か
らなる水溶性ボタンを備えた性能コントロールモ
ニタが更に含まれており、前記ボタンは現像試薬
によつてぬらされた時に前記受容体シート内のグ
アヤクと化学的に反応して同グアヤク及び現像試
薬の活性度のレベルを指示するように配置されて
おり、更にまた前記ペルオキシダーゼ陽性物質が
現像試薬によつてぬらされる以前に前記受容体シ
ート内のグアヤクと反応するのを防止するための
装置が含まれていることを特徴とする検便用装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US70496285A | 1985-02-25 | 1985-02-25 | |
US704962 | 1985-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61230057A JPS61230057A (ja) | 1986-10-14 |
JPH0471466B2 true JPH0471466B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=24831555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61040114A Granted JPS61230057A (ja) | 1985-02-25 | 1986-02-25 | 潜血検便用装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4804518A (ja) |
EP (1) | EP0193115B1 (ja) |
JP (1) | JPS61230057A (ja) |
AR (1) | AR243283A1 (ja) |
AT (1) | ATE76508T1 (ja) |
AU (1) | AU587013B2 (ja) |
BR (1) | BR8600768A (ja) |
CA (1) | CA1269597A (ja) |
DE (2) | DE193115T1 (ja) |
Cited By (1)
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