JPH047039Y2 - - Google Patents

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JPH047039Y2
JPH047039Y2 JP1985091265U JP9126585U JPH047039Y2 JP H047039 Y2 JPH047039 Y2 JP H047039Y2 JP 1985091265 U JP1985091265 U JP 1985091265U JP 9126585 U JP9126585 U JP 9126585U JP H047039 Y2 JPH047039 Y2 JP H047039Y2
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JP
Japan
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submersible
stabilizing
horizontal
fin
hull
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JP1985091265U
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English (en)
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JPS6295U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は潜水船の航走時船体の安定を図るため
の潜水船安定ひれに関する。
〔従来の技術〕
従来の有人潜水船としては第4,5図に示すよ
うなものがあるが、このような有人潜水船では海
底付近での観察時の様な低速直進時に安定した航
走を可能にするため船体1から水平方向に張り出
す左右一対の水平安定ひれ2S,2P及び船体1
から上方に張り出した垂直安定ひれ3が船体1の
後部に固設されている。
この有人潜水船には上記した安定ひれの他に制
御・監視機構及び乗員を収容するための耐圧殻
4、動力源としての主畜電池5、推進装置6、バ
ラスト装置7および調査観測機器8等が設けられ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、潜水船特に大深度潜水船に於いて
は、通常バラスト装置7によつて負浮力及び正浮
力を与え潜入及び浮上する方式が採用されている
が前述の如く、水平安定ひれ2S,2Pが船体1
に固設されており、潜入浮上時に同水平安定ひれ
2S,2Pによる抵抗が付加され、これにより潜
入浮上時間が長くなるという問題点がある。この
問題点の解決のためには、バラストの追加により
潜入浮上時間の短縮を図ることができるが、その
場合潜水船の重量増を伴い、潜水船の大型化を招
くという新たな問題点が生じる。
また、潜水船は通常前後非対称であるため、潜
入浮上時に前後方向の流体力の差が生じ潜入及び
浮上時に水平移動が生じるという問題もある。
このため本考案は、水平安定ひれを約90°必要
に応じて時計廻り又は反時計廻りに回動できる機
構を水平安定ひれに設けることによつて潜入、浮
上時の抵抗を減少させ潜入、浮上時間の短縮をは
かるとともに潜水船の前後非対称による前後方向
の流体力の差に伴う潜入、浮上時の水平移動を減
少させることのできる、即ち海面に対しほぼ垂直
方向に潜入浮上させることのできる潜水船安定ひ
れを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の潜水船安定ひれは、海面に
対しほぼ垂直方向に潜入浮上して水中探査を行う
潜水船の安定ひれにおいて、船体側面から水平方
向に張り出して設けられた水平安定ひれを船体か
ら張り出した方向の軸廻りに必要に応じて時計廻
り若しくは反時計廻りにおよそ90°回動させるこ
との出来る機構を安定ひれに設けたことを特徴と
している。
〔作用〕
上述の本考案の潜水船安定ひれによれば、潜水
船が潜入、浮上の際に水平安定ひれを流れの方向
に向けることができ、潜入浮上時に於ける該水平
安定ひれの抵抗を大きく減少できる。またこのと
き、該水平安定ひれは潜水船の前後方向には抵抗
として働くため、潜水船の潜入浮上時の水平移動
を妨げ、海面に対しほぼ垂直方向に潜入浮上させ
る働きを持つ。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての潜
水船安定ひれについて説明する。第1図はその概
略構成を示す側面図、第2図は同平面図であり、
第3図a,bはいずれも水平安定ひれ11S,1
1Pを時計廻り及び反時計廻りに90°回転させた
状態を示す側面図である。
第1図、第2図に示す様に、船体1の後部には
一対の水平安定ひれ11S,11Pが左右に張り
出すように取り付けられており、該水平安定ひれ
11S,11Pはその支持軸12廻りに回転可能
なように装着されている。支持軸12の中央には
油圧等により起動する駆動装置13が取り付けら
れており、駆動装置13を回転駆動させ支持軸1
2を回転させることにより水平安定ひれ11S,
11Pをその支持軸12廻りに回転させることが
できる。
上記の構成により、本潜水船の潜入時には水平
安定ひれ11S,11Pを第3図aに示すように
下方に90°回転させる。これにより潜入時の潜水
船に加わる流体抵抗を大幅に減少できる。又、こ
の時水平安定ひれ11S,11Pは潜水船の前後
方向への移動を妨げる働きを有している。従つて
速やかかつ海面上の潜入点より大きな水平遷移を
生じることなく、海面に対しほぼ垂直方向に所定
深度まで潜入できる。
さらに船体1の前後非対称による流体力の差に
伴う潜水船の前後方向への移動に対しては、水平
安定ひれ11S,11Pを適宣の迎角に設定して
移動方向と反対方向の揚力を水平安定ひれ11
S,11Pに発生させ移動を防止するとともに、
船体の水平状態からの姿勢変化に対しても該水平
安定ひれ11S,11Pの制御により防止するこ
とが出来る。
同様に浮上時には、第3図bに示すように水平
安定ひれ11S,11Pを上方に90°若しくは適
宣な角度に回転させる。これにより、浮上時の流
体抵抗、船体移動若しくは船体の姿勢変化は大幅
に減少でき、潜入時と同様の効果が得られる。
又、所定深度で観測、調査等の活動に従事する
場合には水平安定ひれ11S,11Pを第1図及
び第2図に示すように水平状態にする。これによ
り低速直進時の安定性を確保することができる。
本機構により、潜入浮上時の船体に加わる流体
抵抗を大幅に減少することができ、潜入浮上時間
の短縮及び船体の小型軽量化を図ることができ
る。
〔考案の効果〕
以上、詳述したように、本考案の潜水船安定ひ
れによれば、水平安定ひれとその支持軸及び駆動
装置から成る水平安定ひれの回転機構により、潜
水船の潜入浮上の際に水平安定ひれを流れの方向
に向けることができ同潜水船の抵抗を大きく減少
することができる。この結果、潜入浮上に要する
時間の短縮及び潜入船の小型軽量化を図ることが
できる。
また潜入浮上の際、同水平安定ひれは潜水船の
前後方向には抵抗として働かせ若しくは移動方向
と反対方向の力を水平安定ひれに発生させること
ができるため、潜水船の潜入浮上時の水平移動を
防止し、海面に対しほぼ垂直方向に潜入浮上でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての潜水調査船
を模式的に示す側面図、第2図は本考案の一実施
例としての潜水調査船を模式的に示す平面図、第
3図aは本考案の一実施例としての潜水調査船の
側面図で水平安定ひれを下方に90°回転させた状
態を示す図、第3図bは本考案の一実施例として
の潜水調査船の側面図で水平安定ひれを上方に
90°回転させた状態を示す図である。第4図は従
来の潜水調査船の一例を示す側面図、第5図は従
来の潜水調査船の一例を示す平面図である。 1……船体、2S,2P……水平安定ひれ、3
……垂直安定ひれ、4……耐圧殻、5……蓄電
池、6……推進装置、7……バラスト装置、8…
…調査観測機器、11S,11P……水平安定ひ
れ、12……支持軸、13……駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海面に対しほぼ垂直方向に潜入浮上して水中探
    査を行う潜水船の安定ひれにおいて、船体側面か
    ら水平方向に張り出して設けられた水平安定ひれ
    を船体から張り出した方向の軸廻りに必要に応じ
    て時計廻り若しくは反時計廻りにおよそ90°回動
    させることの出来る機構を安定ひれに設けたこと
    を特徴とする潜水船安定ひれ。
JP1985091265U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH047039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985091265U JPH047039Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985091265U JPH047039Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295U JPS6295U (ja) 1987-01-06
JPH047039Y2 true JPH047039Y2 (ja) 1992-02-25

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ID=30647006

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JP1985091265U Expired JPH047039Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108100192A (zh) * 2017-11-24 2018-06-01 中国船舶科学研究中心(中国船舶重工集团公司第七0二研究所) 一种潜水器艉部结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313790A (en) * 1976-07-24 1978-02-07 Ando Kunio Submarine
JPS5867594A (ja) * 1981-10-16 1983-04-22 Nec Corp 曳航機器の深度調整装置

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JPS5313790A (en) * 1976-07-24 1978-02-07 Ando Kunio Submarine
JPS5867594A (ja) * 1981-10-16 1983-04-22 Nec Corp 曳航機器の深度調整装置

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JPS6295U (ja) 1987-01-06

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