JPH0470130B2 - - Google Patents

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JPH0470130B2
JPH0470130B2 JP58098901A JP9890183A JPH0470130B2 JP H0470130 B2 JPH0470130 B2 JP H0470130B2 JP 58098901 A JP58098901 A JP 58098901A JP 9890183 A JP9890183 A JP 9890183A JP H0470130 B2 JPH0470130 B2 JP H0470130B2
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Japan
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glass fiber
stock solution
flame
flame resistance
mica
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Yoshio Nishimoto
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/1209Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements by impregnating a preformed part, e.g. a porous lining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/06Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts
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    • B29K2105/16Fillers

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は低密度発泡プラスチツク成形品の耐炎
性を改良するために低密度発泡プラスチツクスと
不燃物との複合体からなる表面層を形成する成形
法に関する。 発泡ポリウレタンをはじめとする0.02〜0.08
Kg/程度の低密度の発泡プラスチツクスは樹脂
または高密度のものと比較して樹脂部分の空気接
触面積が大きいため耐炎性が低い。それゆえ通常
の低密度発泡プラスチツク成形品の耐炎性は難燃
剤を含有する原料を用いて成形品自体に難燃性を
付与したり、難燃性を有する他の部材で成形品表
面を被覆させるなどの方法により改善されてい
る。しかし前者の方法では難燃剤に含有される塩
素などの成分によりプラスチツクスの特性が損わ
れたり、表面被覆材やインサート部品として用い
る金属を腐蝕させるというような欠点を有してい
るうえ、どのような難燃剤を用いても充分な難燃
性を永続してうることは極めて困難である。後者
の方法では難燃性を有する他の部材として主とし
て無機物が使用されるが、その無機質を成形品と
同じ形状を有するように成形したのちさらにその
部品を発泡体成形品に接着などの方法により固定
させるというように工数が多くなるなどの製造上
の問題を多く有している。 本発明者は前記のような耐炎性を有する低密度
発泡プラスチツク成形品の製造における従来法の
問題点を解消するため、成形品表面に不燃性物質
を多く含んだ層を形成させ、耐炎性を向上させる
ことを目的として鋭意研究を重ねた結果、発泡成
形時に金型に装着した不織布またはガラス繊維マ
ツトにマイカおよび(または)ガラス繊維を5%
(重量%、以下同様)以上含んだ原液よりえられ
る発泡樹脂を含浸させることにより、空〓率が少
なくとも90%の内部層を有し、空〓率が10〜15%
で耐炎性にすぐれた表面層を有し、難燃剤を使用
するばあいに生ずるプラスチツクスの特性が損わ
れたり、表面被覆材やインサート部品として用い
る金属を腐蝕させたり、永続して難燃性を保持す
ることが困難であるというような欠点を生じさせ
ない、かつ難燃性を有する他の部材で成形品表面
を被覆させるばあいに生ずる工数が多くなるとい
うような製造上の問題を生じさせない難燃性発泡
プラスチツク成形品がえられるという顕著な効果
を見出し、本発明を完成するに至つた。 本発明に用いる不織布またはガラス繊維マツト
にはとくに限定はないが、低密度の発泡プラスチ
ツク成形品をうるためには金型形状を忠実に再現
することが必要であり、そのためには原液または
原液からえられる発泡樹脂が不織布またはガラス
繊維マツトに容易に含浸され、金型表面に到達す
ることが必要である。それゆえ繊維間距離が広い
約10〜500g/m2程度の不織布またはガラス繊維
マツトを表面の複合材料として用いることが好ま
しい。しかしそのような不織布またはガラス繊維
マツトを用いるだけでは表面層における不燃性無
機物含有率が充分でないため所望される耐炎性を
うることができない。それゆえ本発明においては
原液中に別の不燃物を含有させて発泡樹脂の破泡
をともなう不織布またはガラス繊維マツトなどの
表面材への含浸時に前記の別の不燃物を表面層に
集結させることにより、表面層における不燃物の
含有率を高めるとともに表面での金型形状の再現
精度と平滑性とを損わず発泡プラスチツク成形品
の耐炎性の飛躍的な向上が達成される。 本発明に用いるマイカおよび(または)ガラス
繊維は原液中に加えられる前記の別の不燃物とし
て用いられるものであり、たとえば平均粒径0.03
〜1.0mm程度のマイカフレークまたはマイカ粉末
などや直径0.002〜0.01mm、長さ0.5〜5.0mm程度の
ガラス短繊維などが原液中への分散性、ガラス繊
維マツトや不織布などへの集結性、原液混合時の
ミキサーへのからまりなどの点から好ましい。 本発明に用いる原液は通常のイソシアヌレート
フオーム原液やポリウレタンフオーム原液のよう
な発泡性原液またはその組成物などにマイカおよ
び(または)ガラス繊維を加えたものである。原
液中にしめるマイカおよび(または)ガラス繊維
の割合は約5%以上で約60%以下が作業性、表面
層への集結性などの点から好ましい。 本発明に用いられる原液がイソシアヌレートフ
オーム原液であるばあいにはイソシアヌレートフ
オーム原液の一方であるP液にマイカおよび(ま
たは)ガラス繊維を添加したのち数千RPMの回
転数を有するミキサーで撹拌し、均一に分散させ
たのちイソシアヌレートフオーム原液の他方であ
るR液を加え、必要に応じて他の成分を加え、速
かに撹拌し、均一にしたのち速かに使用されるこ
とが必要である。なぜならば、通常調製された原
液は数秒で発泡が開始するため金型への流込みを
速かに行なう必要があるためである。金型への充
填は通常20〜40秒程度で完了するが反応を完結さ
せ、成形品を取出すまで40〜80℃、3〜20分間程
度放置することがより安定した形状を有する成形
品をうるために好ましい。充填過程において不織
布またはガラス繊維マツトに到達した発泡樹脂は
不織布またはガラス繊維マツトの隙間を通過する
際に泡の破壊をともない樹脂化しながら含浸され
る。しかしマイカおよび(または)ガラス繊維の
大半はこのガラス繊維マツトを通過しないため表
面層には高濃度の不燃物を含浸する空〓率が10〜
15%で高密度の層が形成されるとともにイソシア
ヌレートフオームの発泡圧によりこの層が金型表
面に密着するように押付けられ、金型形状を精度
よく再現する。また、空〓率が少なくとも90%の
内部層が形成される。 前記のような本発明の方法によりえられた低密
度でも耐炎性にすぐれた表面層を有する難燃性発
泡プラスチツク成形品の1例の概略説明部分断面
図を第1図に示す。第1図において1はガラス繊
維マツト、2はガラス繊維、3は気泡、4は樹
脂、5は表面層、6は内部層である。 つぎに本発明の方法を実施例および比較例にも
とづいて説明する。 実施例 1 PIR−01−P(イソシアヌレートフオーム原液
P液、武田薬品工業(株)製)100部(重量部、以下
同様)にスズオライトマイカ200HK(マイカフレ
ーク、(株)クラレ製)40部を加え、予備混合として
回転数6000RPMのミキサーで3秒間撹拌したの
ちPIR−01−R(イソシアヌレートフオーム原液
R液、武田薬品工業(株)製)20部を加え速かに6秒
間撹拌し、原液(以下、原液1という)を調製し
た。50±5℃に保温した金型表面にガラス繊維マ
ツト(230g/m2のチヨツプマツト、旭フアイバ
ーグラス(株)製)を装着したのち金型内に原液1を
流込み約30秒で完全に充填させた。原液1の発泡
開始は5〜6秒後であるため金型への流込みは速
かに行なう必要があつた。充填後約80℃の雰囲気
で約6分間放置することにより安定した形状を有
する成形品をえた。 えられた成形品の表面層と内部層とをそれぞれ
加熱し、加熱残査により各組成比を求めた。その
結果を第1表に示す。 一方、各種耐炎性試験法における本発明による
成形品の耐炎性を評価するため第2表に示す試験
に用いる試料を耐炎性試料作製用金型を用いて成
形したものより作製し、耐炎性評価を行なつた。
その結果を第2表に示す。なお第2表に示す試験
法の概要はつぎのとおりである。UL−94は所定
の成形物の水平燃焼試験であり、JIS K7201は酸
素指数の測定であり、鉄道車両用材料の難燃試験
は傾斜面の着火テストである。 実施例 2 実施例1で用いた原液1中のマイカのかわりに
長さ2.0mmのガラス繊維を用いた以外は実施例1
と同様にして原液を調製し、成形品を作製し、該
成形品の表面層と内部層との成分分析を行なつ
た。その結果を第1表に示す。また実施例1と同
様にして耐炎性を測定した。その結果を第2表に
示す。 実施例 3 #1904−23R液(東洋ゴム工業(株)製)100部に
スズオライトマイカ200HKの86部を加え、予備
混合として回転数6000RPMのミキサーで3秒間
撹拌したのち#1904−23P液(東洋ゴム工業(株)
製)102部を加えて速かに6秒間撹拌し、原液
(以下、原液2という)を調製した。約45℃に保
温した耐炎性試料作製用の金型表面にガラス繊維
マツト(100g/m2のサーフエイシングマツト、
旭フアイバーグラス(株)製)を装着したのち金型内
に原液2を流込み、実施例1と同様にして充填し
た。充填後すぐに金型を密閉し、5分間放置した
のち成形品を取出した。 えられた耐炎性試験用試料である成形品を用い
て実施例1と同様にして耐炎性を測定した。その
結果を第2表に示す。 実施例 4 実施例3で用いたガラス繊維マツトをソフロン
1017(不織布、大王製紙(株)製)に変更した以外は
実施例3と同様にして耐炎性試験用試料を作製
し、耐炎性を測定した。その結果を第2表に示
す。 実施例 5 マイテツクフオーム(フリーフオーム密度30
Kg/m3のイソシアヌレートフオーム原液、化成ア
ツプジヨン(株)製)を用いてスズオライトマイカ
200HKを原液中に10%含有されるように投入し
たものについて実施例3と同様にしてガラス繊維
マツトを表面材とした成形品を作製し、実施例1
と同様にして耐炎性を測定した。その結果を第2
表に示す。 実施例 6 実施例5で用いたスズオライトマイカ200HK
の濃度10%を40%に変更した以外は実施例5と同
様にして成形品を作製し、耐炎性を測定した。そ
の結果を第2表に示す。 比較例 1 実施例1で用いたスズオライトマイカ200HK
およびガラス繊維マツトを使用しない以外は実施
例1と同様にして試料を作製し、耐炎性を測定し
た。その結果を第2表に示す。 比較例 2 実施例3で用いたスズオライトマイカ200HK
およびガラス繊維マツトを使用しない以外は実施
例3と同様にして試料を作製し、耐炎性を測定し
た。その結果を第2表に示す。 比較例 3 実施例5で用いたスズオライトマイカ200HK
およびガラス繊維マツトを使用しない以外は実施
例3と同様にして試料を作製し、耐炎性を測定し
た。その結果を第2表に示す。
【表】
【表】 第1表に示すように成形品の内部層と比較して
表面層には不燃物(マイカおよびガラス)が約
7.5倍も含有されているため第2表に示すように
本発明による成形品の耐炎性が良好になるものと
考えられる。不燃物を用いることによる成形品の
耐炎性への効果は実施例1または2と比較例1と
のイソシアヌレートフオームを用いたばあいの耐
炎性の比較、実施例3または4と比較例2とのポ
リウレタンフオームを用いたばあいの耐炎性の比
較または実施例5または6と比較例3との別の種
類のイソシアヌレートフオームを用いたばあいの
比較から明白である。本発明の方法により不燃物
を用いて成形品を作製するとその耐炎性は不燃物
を用いないばあいよりも1〜2クラス改善され
る。 本発明による低密度難燃性プラスチツク成形品
はポリウレタン原液のような発泡性原液中にガラ
ス繊維やマイカなどを含有する発泡樹脂が金型表
面に設置されたガラス繊維マツトや不織布に含浸
されることによつて作製される。えられた表面層
はガラス繊維やマイカなどを含有しない発泡樹脂
からえられた表面層と比較して平滑性および金型
形状再現性などが劣らず、かつ硬度や耐摩耗性な
どの機械特性にすぐれているため本発明による成
形品は風路または水路用などの部材としても適し
ている。 前記のように本発明の方法によれば発泡プラス
チツク成形品の表面層が高濃度の不燃物を含有す
るような構造であるため極めてすぐれた耐炎性を
有する成形品をうることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によりえられた難燃性発
泡プラスチツク成形品の1例の概略説明部分断面
図を示す。 (図面の主要符号) 1:ガラス繊維マツト、
2:マイカおよび(または)ガラス繊維、3:気
泡、4:樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発泡成形時に、金型に装着した不織布または
    ガラス繊維マツトにマイカおよび(または)ガラ
    ス繊維を5重量%以上含んだ原液よりえられる発
    泡樹脂を含浸させることを特徴とする空〓率が少
    なくとも90%の内部層を有し、空〓率が10〜15%
    で耐炎性にすぐれた表面層を有する難燃性発泡プ
    ラスチツク成形品の成形法。
JP58098901A 1983-06-01 1983-06-01 難燃性発泡プラスチツク成形品の成形法 Granted JPS59222318A (ja)

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JP58098901A JPS59222318A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 難燃性発泡プラスチツク成形品の成形法

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JPS59222318A JPS59222318A (ja) 1984-12-14
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