JPH0470043B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0470043B2 JPH0470043B2 JP63298157A JP29815788A JPH0470043B2 JP H0470043 B2 JPH0470043 B2 JP H0470043B2 JP 63298157 A JP63298157 A JP 63298157A JP 29815788 A JP29815788 A JP 29815788A JP H0470043 B2 JPH0470043 B2 JP H0470043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- cleaning
- cylinder
- tube
- discharge valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、工業用水、下水道二次処理水、河川
水、海水その他各種流体中のゴミを取り除く目的
で使用されるストレーナーに関するものである。
水、海水その他各種流体中のゴミを取り除く目的
で使用されるストレーナーに関するものである。
従来この種ストレーナーにより洗浄方法を大別
すると次の如くなる。
すると次の如くなる。
(1) こし筒を取り出して洗浄する、取り出し洗浄
方式 (2) 流体の流れを利用して洗浄する、逆流洗浄方
式 (3) 固定ブラシによる、強制掻き取り方式 (4) (2)と(3)を合わせ持つた方式 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、近年のストレーナーの多様化に
より、流体中の多量のゴミの除去や付着性の強い
ゴミ、繊維質のゴミ等、従来の洗浄方法ではこし
筒を完全に再生することが不可能な場合が多く、
洗浄効果の高い、性能の良いストレーナーが要求
されるようになつてきた。
方式 (2) 流体の流れを利用して洗浄する、逆流洗浄方
式 (3) 固定ブラシによる、強制掻き取り方式 (4) (2)と(3)を合わせ持つた方式 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、近年のストレーナーの多様化に
より、流体中の多量のゴミの除去や付着性の強い
ゴミ、繊維質のゴミ等、従来の洗浄方法ではこし
筒を完全に再生することが不可能な場合が多く、
洗浄効果の高い、性能の良いストレーナーが要求
されるようになつてきた。
本発明の自動洗浄機能を有するストレーナー
は、上記要望に答えるための手段として下記の構
成を具えている。
は、上記要望に答えるための手段として下記の構
成を具えている。
(1) 本体内に設けられた回転可能の円筒状のこし
筒、本体内の一部に設けられ前記こし筒の外周
と接触する回転ブラシとスクレーパーを内蔵す
る洗浄室、該洗浄室と連通し圧力低下による逆
流を生ぜしむる洗浄排出弁、前記こし筒の駆動
機、前記回転ブラシ駆動用のギヤボツクス、お
よび前記こし筒内外の圧力差またはタイマーか
らの信号により前記駆動機、ギヤボツクスおよ
び洗浄排出弁を間欠的に作動させる電気的制御
装置とを備えたこと。
筒、本体内の一部に設けられ前記こし筒の外周
と接触する回転ブラシとスクレーパーを内蔵す
る洗浄室、該洗浄室と連通し圧力低下による逆
流を生ぜしむる洗浄排出弁、前記こし筒の駆動
機、前記回転ブラシ駆動用のギヤボツクス、お
よび前記こし筒内外の圧力差またはタイマーか
らの信号により前記駆動機、ギヤボツクスおよ
び洗浄排出弁を間欠的に作動させる電気的制御
装置とを備えたこと。
(2) 前記こし筒がくさび状断面のウエツジワイヤ
を先端部を内側にして多数段若干の間隔を置い
て巻き付けた形状のものであること。
を先端部を内側にして多数段若干の間隔を置い
て巻き付けた形状のものであること。
本発明によると、流体はストレーナーの本体の
流体入口より流入し、こし筒の外側より内側へ通
過することによりろ過され、ゴミはこし筒の外側
に捕捉される。こし筒のゴミ捕捉量の増加に従つ
て通過抵抗が上昇する。あらかじめ設定された通
過抵抗（標準設定0.3Kg／cm2）になると、差圧ス
イツチが検知して自動洗浄が開始する。また、タ
イマーの併用により設定時間に達すると、通過抵
抗に関係なく、自動洗浄が開始される。こし筒は
駆動機により回転し、回転ブラシはギヤボツクス
により回転し、こし筒に捕捉したゴミを回転ブラ
シでウエツジワイヤの表面と間〓を強制的に洗浄
し、頑固な固着物はスクレーパーで剥離する。一
方洗浄排出弁の作動により洗浄室内の圧力が一時
的に低下してこし筒内の液がウエツジワイヤの間
からノズル的に噴出して付近のゴミを誘引して排
出する。こし筒が所定時間洗浄され、クリーンな
状態となると洗浄は自動的に停止する。
流体入口より流入し、こし筒の外側より内側へ通
過することによりろ過され、ゴミはこし筒の外側
に捕捉される。こし筒のゴミ捕捉量の増加に従つ
て通過抵抗が上昇する。あらかじめ設定された通
過抵抗（標準設定0.3Kg／cm2）になると、差圧ス
イツチが検知して自動洗浄が開始する。また、タ
イマーの併用により設定時間に達すると、通過抵
抗に関係なく、自動洗浄が開始される。こし筒は
駆動機により回転し、回転ブラシはギヤボツクス
により回転し、こし筒に捕捉したゴミを回転ブラ
シでウエツジワイヤの表面と間〓を強制的に洗浄
し、頑固な固着物はスクレーパーで剥離する。一
方洗浄排出弁の作動により洗浄室内の圧力が一時
的に低下してこし筒内の液がウエツジワイヤの間
からノズル的に噴出して付近のゴミを誘引して排
出する。こし筒が所定時間洗浄され、クリーンな
状態となると洗浄は自動的に停止する。
図面は本発明実施の１例を示すもので、第１図
は一部切断斜視図、第２図は斜視図、第３図Ａ，
Ｂはウエツジワイヤーの断面図である。
は一部切断斜視図、第２図は斜視図、第３図Ａ，
Ｂはウエツジワイヤーの断面図である。
第１，２図において、１はストレーナーの本
体、２は回転する円筒状のこし筒、３は回転ブラ
シ、４はスクレーパー、５は３，４を内蔵する洗
浄室、６は該洗浄室５に連通する洗浄排出弁、７
は駆動機でキヤードモーター９の駆動力をもつて
こし筒２を回転させる。８はギヤボツクスで同じ
くギヤードモーター９の駆動力をもつて回転ブラ
シ３を回転させる。回転ブラシ３はステンレスの
ワイヤ製でクリンプ加工してあり、こし筒２の表
面のウエツジワイヤの表面と間〓を強制的に洗浄
する。スクレーパー４はテフロン製で頑固な固着
物を剥離させる。
体、２は回転する円筒状のこし筒、３は回転ブラ
シ、４はスクレーパー、５は３，４を内蔵する洗
浄室、６は該洗浄室５に連通する洗浄排出弁、７
は駆動機でキヤードモーター９の駆動力をもつて
こし筒２を回転させる。８はギヤボツクスで同じ
くギヤードモーター９の駆動力をもつて回転ブラ
シ３を回転させる。回転ブラシ３はステンレスの
ワイヤ製でクリンプ加工してあり、こし筒２の表
面のウエツジワイヤの表面と間〓を強制的に洗浄
する。スクレーパー４はテフロン製で頑固な固着
物を剥離させる。
流体は本体１の入口Ａより流入し、こし筒２ａ
外側（一次側）Ｂから内側（二次側）Ｃへ通過
し、流体出口Ｄから吐出される。この時、流体中
に含まれるゴミはこし筒２の外側に捕捉され、ゴ
ミの量が増加するにしたがい、こし筒２の通過抵
抗が増大していく。この通過抵抗が予め設定した
値に達した時、差圧スイツチ（図示しない）によ
り検知され、駆動機７と回転ブラシのギヤボツク
ス８、洗浄排出弁６が作動する。
外側（一次側）Ｂから内側（二次側）Ｃへ通過
し、流体出口Ｄから吐出される。この時、流体中
に含まれるゴミはこし筒２の外側に捕捉され、ゴ
ミの量が増加するにしたがい、こし筒２の通過抵
抗が増大していく。この通過抵抗が予め設定した
値に達した時、差圧スイツチ（図示しない）によ
り検知され、駆動機７と回転ブラシのギヤボツク
ス８、洗浄排出弁６が作動する。
そこでこし筒２と回転ブラシ３が回転し、こし
筒２に捕捉されたゴミは、洗浄室５を通過すると
きに、回転ブラシ３とスクレーパー４によつて強
制的に洗浄剥離され、更に洗浄排出弁６の作動で
洗浄室５内の圧力が下がつて逆流洗浄状態とな
り、こし筒２から完全に分離されて順次機外へ排
出される。
筒２に捕捉されたゴミは、洗浄室５を通過すると
きに、回転ブラシ３とスクレーパー４によつて強
制的に洗浄剥離され、更に洗浄排出弁６の作動で
洗浄室５内の圧力が下がつて逆流洗浄状態とな
り、こし筒２から完全に分離されて順次機外へ排
出される。
第３図はこし筒２に巻着けられているウエツジ
ワイヤ２ａの一部拡大断面を示し、Ａは平常作動
状態、Ｂは自動洗浄状態を示す。Ｂに示すごとく
ウエツジワイヤ２ａの生ずるノズル効果によりゴ
ミの洗浄効果は増加される。
ワイヤ２ａの一部拡大断面を示し、Ａは平常作動
状態、Ｂは自動洗浄状態を示す。Ｂに示すごとく
ウエツジワイヤ２ａの生ずるノズル効果によりゴ
ミの洗浄効果は増加される。
本発明により奏せられる効果は次の通りであ
る。
る。
(1) ノーマンコントロール機構である。
ラインの流れを中断することなく、タイマー
またはゴミ捕捉によるこし筒内外の差圧を検知
し、自動的に洗浄する機能がある。
またはゴミ捕捉によるこし筒内外の差圧を検知
し、自動的に洗浄する機能がある。
(2) 省エネルギー機構である。
動力へ電力以外を必要とせず、モーターは
0.1〜0.2KWと低出力で、しかも間欠運転だか
ら消費電力は極めて少ない。
0.1〜0.2KWと低出力で、しかも間欠運転だか
ら消費電力は極めて少ない。
(3) ノーメンテナンス機構である。
自動洗浄機能により、完璧な自動ろ過機能を
発揮し、さらに、こし筒はウエツジワイヤーの
採用によつて耐圧性、逆流洗滌効果にすぐれる
ため開放洗浄を必要としない。
発揮し、さらに、こし筒はウエツジワイヤーの
採用によつて耐圧性、逆流洗滌効果にすぐれる
ため開放洗浄を必要としない。
(4) 安心機構である。
サイドグラスよりこし筒と洗浄室内の回転ブ
ラシ及びスクレーパーの状態を機外より観察で
きる。
ラシ及びスクレーパーの状態を機外より観察で
きる。
回転ブラシは本体を開放することなく簡単に取
り外すことが出来る。駆動機、洗浄排出弁の過負
荷やこし筒の過閉塞等の異常に対して警報ランプ
及び警報ブザーで知らせることが出来る。
り外すことが出来る。駆動機、洗浄排出弁の過負
荷やこし筒の過閉塞等の異常に対して警報ランプ
及び警報ブザーで知らせることが出来る。
手動ハンドルでも簡単に洗浄機構を操作するこ
とができる。
とができる。
図面は本発明実施の１例を示すもので、第１図
は一部切断斜視図、第２図斜視図、第３図Ａ，Ｂ
はウエツジワイヤーの断面図である。図中の符号
はそれぞれ下記部材を示す。 １：本体、２：こし筒、３：回転ブラシ、４：
スクレーパー、５：洗浄室、６：洗浄排出弁、
７：駆動機、８：ギヤボツクス、９：ギヤードモ
ーター、２ａ：ウエツジワイヤー。
は一部切断斜視図、第２図斜視図、第３図Ａ，Ｂ
はウエツジワイヤーの断面図である。図中の符号
はそれぞれ下記部材を示す。 １：本体、２：こし筒、３：回転ブラシ、４：
スクレーパー、５：洗浄室、６：洗浄排出弁、
７：駆動機、８：ギヤボツクス、９：ギヤードモ
ーター、２ａ：ウエツジワイヤー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 本体内に設けられた回転可能の円筒状のこし
筒、本体内の一部に設けられ前記こし筒の外周と
接触する回転ブラシとスクレーパーを内蔵する洗
浄室、該洗浄室と連通し圧力低下による逆流を生
ぜしむる洗浄排出弁、前記こし筒の駆動機、前記
回転ブラシ駆動用のギヤボツクス、および前記こ
し筒内外の圧力差またはタイマーからの信号によ
り前記駆動機、ギヤボツクスおよび洗浄排出弁を
間欠的に作動させる電気的制御装置とを備えたこ
とを特徴とする自動洗浄機能を有するストレーナ
ー。 ２ 前記こし筒がくさび状断面のウエツジワイヤ
を先端部を内側にして多数段若干の間隔を置いて
巻き付けた形状のものであることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の自動洗浄機能を有す
るストレーナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298157A JPH02144105A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動洗浄機能を有するストレーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298157A JPH02144105A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動洗浄機能を有するストレーナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144105A JPH02144105A (ja) | 1990-06-01 |
| JPH0470043B2 true JPH0470043B2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=17855936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63298157A Granted JPH02144105A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動洗浄機能を有するストレーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02144105A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030024518A (ko) * | 2001-09-18 | 2003-03-26 | 서정헌 | 산업용 스트레이너 |
| JP5616830B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2014-10-29 | 荏原冷熱システム株式会社 | 自動ストレーナ |
| CN104162305A (zh) * | 2014-01-28 | 2014-11-26 | 成都陵川常友汽车部件制造有限公司 | 一种自动清洗污水过滤机构 |
| CN104128027B (zh) * | 2014-08-05 | 2015-09-09 | 余姚市生碧源环保科技有限公司 | 一种反冲洗叠片过滤器 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP63298157A patent/JPH02144105A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02144105A (ja) | 1990-06-01 |
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