JPH0469415A - 多重クラッチ構造およびこの多重クラッチ構造を用いた変速機 - Google Patents

多重クラッチ構造およびこの多重クラッチ構造を用いた変速機

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JPH0469415A
JPH0469415A JP2178975A JP17897590A JPH0469415A JP H0469415 A JPH0469415 A JP H0469415A JP 2178975 A JP2178975 A JP 2178975A JP 17897590 A JP17897590 A JP 17897590A JP H0469415 A JPH0469415 A JP H0469415A
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Yukio Morita
由紀夫 森田
Yoichi Kojima
洋一 小島
Kimihiko Kikuchi
菊池 公彦
Tsunefumi Niiyama
常文 新山
Yorinori Kumagai
頼範 熊谷
Shinichi Sakaguchi
阪口 伸一
Tomoharu Kumagai
熊谷 智治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ11発明目的 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、平行な軸間に複数の変速ギヤ列を並
列配置してなるカウンターシャフト式変速機において、
これら複数の変速ギヤ列による動力伝達を選択的に行わ
せるためのクラッチ構造に関する。
(従来の技術) 複数の動力伝達経路を有した変速機、例えば、カウンタ
ーシャフト式変速機は、自動車用の変速機等として従来
から良く知られている(例えば、特公昭57−2382
2号公報参照)。
カウンターシャフト式変速機においては、平行な2軸間
にそれぞれ互いに噛合する複数の変速ギヤ列を並列に配
置するとともに、各変速ギヤ列による動力伝達を行わせ
るためのクラッチを各変速ギヤ列に対応して配置してい
る。この場合、変速ギヤ列およびクラッチは軸方向に並
列に配設されるため、変速機の軸方向寸法が長くなり易
いという問題がある。とくに、変速段数が多くなるとこ
れに比例して変速機軸方向寸法か長くなるという問題が
ある。
このようなことから、本出願人は、平行な2軸に加えて
第3の軸を配設し、この第3の軸との間にも変速ギヤ列
を配設してなるカウンタ/ヤント式変速機(特開平1−
206138号公報)や、入力軸を囲むようにして複数
のカウンタ軸を互いに並列に配設し、入力軸と各カウン
タ軸との間に変速ギヤ列を配設してなるカウンタシャフ
ト式変速機(特開平1−303341号公報)を提案し
た。
(発明が解決しようとする課題) このようなカウンタシャフト式変速機の場合には、変速
ギヤ列およびクラッチを軸と直角な方向に並列配置する
ことかできるため、変速機の軸方向寸法の短縮化を図る
ことができるというメリットがある。しかしながら、そ
の分、変速機の軸と直角な方向の寸法、すなわち、変速
機の幅方向および上下方向の寸法が大きくなるという問
題がある。
本考案はこのような問題に鑑み、変速機の軸方向寸法の
短縮化を図ることができ、且つ、軸と直角な方向の寸法
を大きくすることがないような構成の変速機を得ること
ができるようにしたクラッチ構造を提供することを目的
とする。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明の多重クラッチ構造におい
ては、シリンダ部材に形成されたシリンダ孔内に、挿入
孔が形成された第1ピストン部材を軸方向に摺動自在に
挿入するとともに、この第1ピストン部材をシリンダ部
材と一体回転するように係合して取り付け、一方、第1
ピストン部材の挿入孔内に第2ピストン部材を軸方向に
摺動自在に挿入するとともに、この第2ピストン部材を
第1ピストン部材と一体回転するように係合して取り付
けており、さらに、シリンダ部材のシリンダ孔に供給さ
れる作動油圧を受けた第1ピストンにより加えられる押
力により係合して動力伝達を可能となす第1クラッチと
、第1ピストン部材の挿入孔に供給される作動油圧を受
けた前記第2ピストンにより加えられる押力により係合
して別の動力伝達を可能となす第2クラッチとを宵して
いる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
本発明に係るクラッチ構造を備えたカウンターシャフト
式変速機のスケルトンは第1図のようになる。この変速
機はその入力軸3上にトルクコンバータ2を有する。ト
ルクコンバータ2は、エンジン出力軸1に連結するポン
プ2aと、固定保持されたステータ2bと、変速機入力
軸3に連結するタービン2cとからなる。
変速機入力軸3は一対のベアリングeia、6bにより
回転自在に支持され、この変速機入力軸3と平行に且つ
所定距離をおいて変速機出力軸4がベアリング7a、7
bにより回転自在に支持されて配設されている。両軸3
,4の間には、1速〜5速用およびリバース用の合計6
列の変速機ギヤ列が配設されている。この変速ギヤ列は
、変速機入力軸3上に配設された1速〜5連用およびリ
バース用ドライブギヤ11〜16と、これらドライブギ
ヤ11〜16に噛合するとともに変速機出力軸4上に配
設された1速〜5速用およびリバース用ドリブンギヤ2
1〜26とから構成される。
なお、リバースドライブギヤ16とリバースドリブンギ
ヤ26とは間にアイドラギヤ(図示せず)を介して噛合
する。さらに、工速〜5速用ドライブギヤ11〜15は
変速機入力軸3に対して相対回転自在であり、1連用ド
リブンギヤ21〜26は変速機出力軸4に固定されてお
り、リバース用ドライブギヤ16は変速機入力軸3に固
定され、リバース用ドリブンギヤ26は変速機出力軸4
に回転自在である。
上記6列のギヤ列のうちの1速〜5速用変速ギヤ列によ
る動力伝達を選択的に行わせるための多重クラッチ構造
30が変速機入力軸3上に配設され、リバース用変速ギ
ヤ列にょる動力伝達を行ゎせるリバース用ドグクラノ千
18が変速機出力軸4上に配設されている。多重クラッ
チ構造30は1速〜5速用ドライブギヤ11〜15を変
速機入力軸3と選択的に連結して1速〜5速変速ギヤ列
による動力伝達を選択的に行わせるためのもので、この
ため、1速〜5速用クラッチ41〜45を有する。なお
、この多重クラッチ構造30の詳細構造は後述する。
この多重クラッチ構造30は、左側に配設された2速お
よび4通用ギヤ列と、右側に配設された1速、3速、5
速およびリバース用ギヤ列との間に配設されている。こ
のため、変速機出力軸4の下部に空間かでき、この空間
内に、変速制御装置(変速制御バルブ等)9が配設され
、スペースの有効利用を図り、変速機のコンパクト化を
図るようにしている。
なお、軸荷重の大きくなる1通用ギヤ列およびリバース
用ギヤ列をベアリング6b、7bに近接して配設してお
り、これにより軸3,4に加わる曲げ力および軸撓みを
できる限り小さく抑えるようにしている。
このような構成の変速機において、多重クラッチ30の
1速〜5速用クラッチおよびリバース用ドグクラッチ1
8を変速制御装置9からの制御油圧により選択的に作動
させていずれかの変速ギヤ列による動力伝達を行わせる
。そして、このようにして変速して変速機出力軸4に伝
達された動力は、出力ギヤ列5a、5bを介してデフ機
構(図示せず)等に出力される。
上記多重クラッチ30の詳細構造を第2図を用いて説明
する。なお、第2図は多重クラッチ30の右半分の構造
、すなわち、1速、3速および5速用クラッチ41,4
3.45を有する部分の構造を示す半断面図である。
この多重クラッチ構造30は、変速機入力軸3に固定さ
れたシリンダ31を有し、この/リンダ31には右方に
開口したシリンダ孔31bが形成され、このシリンダ孔
31bの開口端側内面には内歯スプライン31aが形成
されている。
シリンダ孔3ib内には5速用ピストン32が摺動自在
に嵌入されており、シリンダ孔3ib内において5連用
ピストン32により■われで形成された5速用曲圧室3
2cには5速用浦路3aか連通している。この5速用ピ
ストン32には右方に開口した挿入孔32bが形成され
、この挿入孔32bの開口端側内面には内面スプライン
32aが形成されている。この5連用ピストン32の挿
入孔32b内には3速用ピストン33か摺動自在に嵌入
されており、挿入孔32b内において3連用ピストン3
3により覆われて形成された3速用油圧室33cには3
速用油路3bが連通している。この3速用ピストン33
には右方に開口した挿入孔33bが形成され、この挿入
孔33bの開口端側内面には内歯スプライン33aが形
成されている。同様に、3連用ピストン33の挿入孔3
3b内にはl速用ピストン34が摺動自在に嵌入されて
おり、挿入孔33b内において1連用ピストン34によ
り覆われて形成された1速用油圧室34cには1速用油
路3cが連通している。
この構成から分かるように、多重クラッチ3゜において
は、シリンダ孔内に、複数のピストンが順次入れ予成に
挿入されて径方向に重なって配設されており、この部分
の軸方向長さを短縮化している。
この1速用ピストン34にも右方に開口した挿入孔34
bが形成され、この挿入孔34bにバランス用ピストン
35が嵌入されている。バランス用ピストン35はその
内周端部においてリテーニングリング35aにより右方
への移動を阻止されており、且つ挿入孔34b内におけ
るバランス用ピストン35により覆われたバランス油圧
室35b内にはバランススプリング36が配設されてい
る。また、バランス油圧室35bにはバランス用油路3
dが連通している。
変速機入力軸3上には、また、ニードルベアリング51
.51により回転自在に支持されて1速用連結部材39
が配設されている。この1速用連結部材39は右端部に
おいて1連用ドライブギヤ11とスプライン39bによ
り結合されており、これにより、1連用ドライブギヤ1
1が変速機入力軸3に対して相対回転自在となっている
。1速用連結部材39の左端部外周面には、3速用ピス
トン33の挿入孔33b内面に形成された内歯スプライ
ン33aと対向して外歯スプライン39aが形成されて
おり、両スプライン33a、39aの間に1速用クラッ
チ41が配設されている。そして、1連用ピストン34
の右端面はこの1速用クラッチ41と側方から対向する
さらに、1連用連結部材39の上にはニードルベアリン
グ52.52により回転自在に支持されて3速用連結部
材38が配設されている。3速用連結部材38は右端部
において3連用ドライブギヤ13とスプライン38bに
より結合されており、これにより、3速用ドライブギヤ
13が変速機入力軸3に対して相対回転自在となってい
る。
3速用連結部材38の左端部外周面には、5速用ピスト
ン32の挿入孔32b内面に形成された内歯スプライン
32aと対向して外歯スプライン38aが形成されてお
り、両スプライン32a、38aの間に3連用クラッチ
43が配設されている。そして、3速用ピストン33の
右端面はこの3速用クラッチ43と側方から対向する。
同様に、3速用連結部材&8の上には、ニードルベアリ
ング53.53により回転自在に支持されて5速用連結
部材37が配設されている。この5速用連結部材37は
右端部において5連用ドライブギヤ15とスプライン3
7bにより結合されており、これにより、5速用ドライ
ブギヤ15が変速機入力軸3に対して相対回転自在とな
っている。5速用連結部材37の左端部外周面には、シ
リンダ31のシリンダ孔31b内面に形成された内歯ス
プライン31aと対向して外面スプライン37aが形成
されており、両スプライン31a。
37aの間に5連用クラッチ45が配設されている。そ
して、5速用ピストン32の右端面はこの5速用クラッ
チ45と側方から対向する。
1速用、3速用および5速用クラッチ41,43.45
の構造は類似するので、5速用クラッチ45を例にして
説明する。このクラッチ45は、リテーニングリング4
5aと5連用ピストン32の右端部との間に交互に配設
された複数のクラッチプレート45bとクラッチディス
ク45cとから構成される。クラッチプレート45bは
/リンダ31の内歯スプライン31aと係合し、クラッ
チディスク45cは5速用連結部材37の外歯スプライ
ン37aと係合している。このため、5速用油路3aを
介して5速用油圧室32c内に所定のクラッチ油圧が供
給されると、5速用ピストン32はこの油圧力を受けて
右方に押圧され、その右端部は上記クラッチプレー)4
5bおよびクラッチディスク45cをリテーニングリン
グ45aに対して押し付ける。これにより、クラッチプ
レート45bとクラッチディスク45cとは摩擦係合し
、シリンダ31と5速用連結部材37とを連結させる。
この結果、5速用ドライブギヤ15が変速機入力軸3と
連結されて一体回転し、5速用変速ギヤ列による動力伝
達が行われる。
3速用クラッチ43および1速用クラッチ41について
も同様であり、3速用油路3bを介して3速用油圧室3
3c内にクラッチ油圧を供給すれば、3連用ピストン3
3の押圧力により3速用クラッチ43を係合させて3速
用変速ギヤ列による動力伝達を行わせることがてき、1
速用油路3Cを介して1速用油圧室34c内にクラッチ
油圧を供給すれば、1連用ピストン34の押圧力により
1速用クラッチ41を係合させて1速用変速ギヤ列によ
る動力伝達を行わせることができる。
さらに、本例においては、/\ランス油圧室35b内に
配設したバランススプリング36のスプリング力と、バ
ランス用油路3dを介してノくランス油圧室35b内に
供給されるバランス油圧を受けて1連用ピストン34に
作用するバランス油圧力とにより、ピストン32,33
.34を左方に押し戻すようにしており、これにより、
クラ・ソチ油圧が作用していないピストンを確実に押し
戻すようにしている。
なお、第2図においては、多重クラッチ30の右半分の
みを示したか、左半分についても同様な構成であり、そ
の説明は省略する。
次に、本発明に係るクラッチ構造を用いたカウンターシ
ャフト式変速機の異なる実施例を第3図を用いて説明す
る。
この変速機もその入力軸53上に、エン/ン出力軸1に
連結するポンプ2aと、固定保持されたステータ2bと
、変速機入力軸53に連結するタービン2Cとから構成
されたトルクコンノh−タ2を有する。
変速機入力軸53および出力軸54は各一対のベアリン
グ6a、6bおよび7a、7bによりそれぞれ回転自在
に支持されている。両軸3,4の間には、1速〜5速用
およびリバース用の合計6列の変速ギヤ列が配設されて
いる。この変速ギヤ列は、変速機入力軸53上に配設さ
れた1速〜5速用およびリバース用ドライブギヤ61〜
66と、これらドライブギヤ61〜66に噛合するとと
もに変速機出力軸54上に配設された1速〜5速用およ
びリバース用ドリブンギヤ71〜76とから構成される
。なお、リバースドライブギヤ66とリバースドリブン
ギヤ76とは間にアイドラギヤ(図示せず)を介して噛
合する。
ここて、1速、2速およびリバ−スドライブギヤ61,
82.66は変速機入力軸3に対して相対回転自在であ
り、これらギヤと変速機人力軸53とを選択的に連結さ
せるための1速、2速およびリバース用クラッチ91,
92.96を有した第1多重クラッチ81が変速機入力
軸53に取り付けられている。なお、■速、2速および
リバース用ドリブンギヤ71,72.76は変速機出力
軸54に固定されている。
また、3速〜5速用ドライブギヤ62.64゜65は変
速機入力軸53に固定され、3速〜5速用ドリブンギヤ
73.74.75は変速機出力軸54上に回転自在に取
り付けられている。このため、これらドリブンギヤ73
,74.75と変速機出力軸54とを選択的に連結させ
るための3速、4速および5速用クラッチ93,94.
95を宵した第2多重クラッチ82が変速機出力軸54
に取り付けられている。
第1および第2多重クラッチ81.82は第2図のもの
と同様な構成であり、それに内蔵された1速〜5速用お
よびリバース用クラッチ91〜96を選択的に作動させ
ることにより、いずれかの変速ギヤ列による動力伝達を
行わせる。このようにして変速して変速機出力軸54に
伝達された動力は、出力ギヤ列55a、55bを介して
デフ機構(図示せず)等に出力される。
本例の場合には、多重クラッチを2つに分けるとともに
入力軸53および出力軸54に別々に取り付けているの
で、図示のように、これらを軸と直角な方向に重ねて配
設することができ、第1図の場合より軸方向寸法の短縮
化を図ることかできる。
なお、本例の場合、変速機出力軸54上に配設されるク
ラッチ(第2多重クラッチ82に内蔵されるクラッチ)
は、変速されたトルクをうけるため、変速機出力軸54
上には減速比の小さな変速ギヤ列用のクラッチを配設し
てフランチ容量をできる限り小さくするのか望ましい。
このため、本例では、高速側変速ギヤ列用クラッチであ
る3速〜5速用クラッチ93〜95を第2多重クラッチ
82内に配設して、クラッチ容量を可能な限り小さくす
るようにしている。
また、変速機出力軸54に加わる軸荷重は、低速用変速
ギヤ列(例えば、1連用およびリバース用ギヤ列)およ
び出力ギヤ列55a、55bからのものが最も大きくな
るため、図示のようにこれらギヤ列を軸の両端部側に分
けて配設するのが望ましく、これにより軸に加わる曲げ
荷重および軸撓みを小さく抑えることができる。例えば
、本例の場合には、1速およびリバース用ギヤ列を右端
に、出力ギヤ列を左端にそれぞれベアリングに近接させ
て配置している。なお、この配置は第1図の構成の場合
も同様である。
以上においては、カウンターシャフト式変速機に用いら
れる多重クラッチ構造について説明したが、本発明の多
重クラッチ構造はこのようなものに限られるものではな
く、例えば、遊星歯車式変速機において並列配置される
複数のクラッチにこの多重クラッチ構造を採用すること
もできる。
ハ9発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、シリンダ部材に形
成されたシリンダ孔内に、挿入孔が形成された第1ピス
トン部材を軸方向に摺動自在に挿入するとともに、この
第1ピストン部材をンIJンダ部材と一体回転するよう
に係合して取り付け、一方、第1ピストン部材の挿入孔
内に第2ピストン部材を軸方向に摺動自在に挿入すると
ともに、この第2ピストン部材を第1ピストン部材と一
体回転するように係合して取り付けており、さらに、シ
リンダ部材のシリンダ孔に供給される作動油圧を受けた
第1ピストンにより加えられる押力により係合して動力
伝達を可能となす第1クラッチと、第1ピストン部材の
挿入孔に供給される作動油圧を受けた前記第2ピストン
により加えられる押力により係合して別の動力伝達を可
能となす第2クラッチとを有して多重クラッチ構造を構
成しているので、クラッチ構造の軸方向長さを短縮する
ことができ、変速機の軸と直角な方向の寸法を増大させ
ることなく軸方向の寸法の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明に係るクラッチ構造を有し
たカウンタ−7ヤフト式変速機を示すスケルトン図、 第2図は第1図の変速機におけるクラッチ構造を詳細に
示す断面図である。 2・・・トルクコンバータ 3・・・変速機入力軸4・
・・変速機出力軸   9・・・変速制御装置11〜1
6・・・ドライブギヤ 21〜26・・・ドリブンギヤ 30・・・多重クラッチ構造 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)並列配置された複数の動力伝達経路から所定の動力
    伝達経路による動力伝達を選択するためのクラッチ構造
    であって、 シリンダ部材と、 このシリンダ部材に形成されたシリンダ孔内に軸方向に
    摺動自在に挿入されるとともにこのシリンダ部材と一体
    回転するように係合して取り付けられた第1ピストン部
    材と、 この第1ピストン部材に形成された挿入孔内に軸方向に
    摺動自在に挿入されるとともにこの第1ピストン部材と
    一体回転するように係合して取り付けられた第2ピスト
    ン部材と、前記シリンダ孔に供給される作動油圧を受け
    た前記第1ピストンにより加えられる押力により係合し
    て動力伝達を可能となす第1クラッチと、前記挿入孔に
    供給される作動油圧を受けた前記第2ピストンにより加
    えられる押力により係合して別の動力伝達を可能となす
    第2クラッチとを有してなることを特徴とする多重クラ
    ッチ構造。
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