JPH0469373A - アルカンスルホンアニリド誘導体およびそれらを含有する医薬組成物 - Google Patents

アルカンスルホンアニリド誘導体およびそれらを含有する医薬組成物

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JPH0469373A
JPH0469373A JP17984590A JP17984590A JPH0469373A JP H0469373 A JPH0469373 A JP H0469373A JP 17984590 A JP17984590 A JP 17984590A JP 17984590 A JP17984590 A JP 17984590A JP H0469373 A JPH0469373 A JP H0469373A
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Application number
JP17984590A
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Inventor
Masaaki Matsuo
松尾 昌昭
Kiryo Tsuji
辻 喜良
Nobukiyo Konishi
小西 信清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は新規なアルカンスルホンアニリド誘導体およ
び医薬として許容されるその塩、およびそれを有効成分
として含有する医薬組成物に関し、更に詳細には、抗炎
症作用や鎮痛作用等の薬理作用を有するアルカンスルホ
ンアニリド誘導体および医薬として許容されるその塩、
並びにそれを有効成分として含有する医薬組成物に関す
るものである。
C従来の技術] 抗炎症作用や鎮痛作用等を有するアルカンスルホンアニ
リド誘導体としては、特開昭63−190869号公報
に開示された様な薬理活性化合物が知られている。
[発明の目的] この発明の一つの目的は、上記公開公報に開示されたス
ルホンアニリド話導体に匹敵しあるいはそれを上回る薬
理活性を有する新規なアルカンスルホンアニリド誘導体
および医薬として許容されるその塩を提供しようとする
ものである。この発明の他の目的は、上記の新規なアル
カンスルホンアニリド誘導体またはその医薬として許容
されるその塩を有効成分として含有する治療効果の優れ
た医薬組成物を提供しようとするものである。
[発明の構成] この発明の目的とするアルカンスルホンアニリド誘導体
および医薬として許容されるその塩は、下記−散大[I
]で示すことができる。
[式中、 Rl 、 R2、R3はそれぞれ同一または異なって水
素、ハロゲン、低級アルキル基、シアノ基、ハロ(低級
)アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスル
フィニル基、低級アルキルスルホニル基または低級アル
コキシ基、 R4は低級アルキル基または千ノーもしくはジー低級ア
ルキルアミノ基、 R5ばオキサロ基、低級アルカメイル基、ヒドロキシ(
低級)アルカメイル基、ジヒドロキシで低級)アルキル
基、ヒドロキシ及びカルボキシを有する(低級)アルキ
ル基またはヒドロキシ及び(低級)アルコキシカルボニ
ルを有する(低級)アルキル基、 R6は水素、低級アルキル基またはアミノ基を夫々意味
する] および医薬として許容されるその塩。
この発明のアルカンスルホンアニリド誘導体[I]およ
びその塩は、たとえば下記反応式で示される様な方法に
よって製造することができる。
製ン去 1 [I+ ] またはその塩 製法2 Cool( [1a] またはその塩 製法3 COO)I [Iaコ またはその塩 C0OR’ [Ibコ またはその塩 C0OH [Ial またはその塩 製法4 OH [1cコ またはその塩 OH OH [1eコ [1f] またはその塩 またはその塩 製法6 ■ 叶 [Ial またはその塩 製法5 [Ial またはその塩 [1g]             [Ihコまたはそ
の塩      またはその塩[上記式中、R7、R1
1、Rlo、 R12は低級アルキル基、R9、R11
,R13は低級アルキレン基を夫々意味するコ 目的化合物[I]の医薬として許容される好ましい塩は
、常用の無毒性塩であり、無機塩基との塩、その例とし
て、例えばリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等の
アルカリ金属塩、例えばカルシウム塩、マグネシウム塩
等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等:有機塩基
との塩、その例として、例えばトリエチルアミン塩、エ
タノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロ
ヘキシルアミン塩、N、N’ −ジベンジルエチレンジ
アミン塩等の有機アミン塩等のような塩基との塩が挙げ
られる。
この発明の範囲に包含される上記種々の定義の好ましい
具体例について以下説明する。
「低級」とは特にことわりのない限り炭素原子1〜6個
を意味するものとする。
「ハロゲン」の例としては、フッ素、塩素、臭素、沃素
が挙げられる。
「低級アルキル基」、「ハロ(低級)アルキル基」、「
ヒドロキシ及びカルボキシを有する(低級)アルキル基
」および「ヒドロキシ及び(低級)アルコキシカルボニ
ルを有する(低級)アルキル基」における低級アルキル
部分の好ましい例としては、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、
ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等のような炭素原子
1〜6個を有する直鎖または分岐鎖アルカン残基か挙げ
られ、それらの中でも特に好ましいのは炭素原子1〜4
個を有するものである。
「ハロ(低級)アルキル基」の好ましい例としては、「
低級アルキル基」の好ましい例として上に掲げた基に、
フッ素、塩素、臭素および/または沃素1個以上か置換
した基が挙げられる。そのような基の最も好ましい例と
しては、例えばトリフルオロメチル基が挙げられる。
「千ノーまたはジー低級アルキルアミノ基」の好ましい
例としては、低級アルキル部分が上記「低級アルキル基
」の好ましい例として掲げたものと同じものである千ノ
ーまたはジー低級アルキルアミノ基が挙げられる。その
ような基のさらに好ましい例としては、メチルアミノ、
エチルアミノ、ジメチルアミン、ジエチルアミノ等の基
が挙げられる。
「低級アルキルチオ基」の好ましい例としては、メチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、
ブチルチオ等の基、好ましくは炭素原子1〜4個を有す
る基が挙げられる。
「低級アルキルスルフィニル基」の好ましい例としては
、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピル
スルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスル
フィニル等の基、好ましくは炭素原子1〜4個を有する
基が挙げられる。
「低級アルキルスルホニル基」の好ましい例としては、
メチルスルホニル(メシル)、エチルスルホニル、プロ
ピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスル
ホニル等の基、好ましくは炭素原子1〜4個を有する基
が挙げられる。
「ヒドロキシ及び(低級)アルコキシカルボニルを有す
る(低級)アルキル基Jおよび「低級アルカノイル基」
における低級アルコキシ部分の好ましい例としては、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、第3級ブトキシ、ペンチルオキシ
、ヘキシルオキシ等のような直鎖状または分枝鎖状のア
ルコキシ基か挙げられ、それらの中でも好ましいのは炭
素原子1〜4個を有するアルコキシ基、最も好ましいの
はメトキシ基またはエトキシ基である。
「ヒドロキシ(低級)アルカノイル基」における低級ア
ルカノイル部分の好ましい例としては、ホルミル、アセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンチ
ル、イソペンチル、ヘキシル、イソヘキシル等のような
炭素原子1〜6個を有する直鎖状または分枝鎮状アルカ
ノイル残基が挙げられ、これらの中でも好ましいのは炭
素原子1〜4個を有するアルカノイル基である。
「低級アルキレン基」における低級アルキレン部分の好
ましい例としては、メチレン、エチレン、プロピレン、
ブチレン、アミジノ、ヘキシレン等が挙げられ、それら
の中でも好ましいのは炭素原子1〜4個を有するアルキ
レン基、最も好ましいのはメチレン基およびエチレン基
である。
次に、前記反応式で示したこの発明の目的化合物[1]
またはその塩の製造法について詳細に説明する。
製法1 目的化合物[1a]またはその塩は、化合物[TI ]
またはその塩を酸化セレン等により酸化することによっ
て製造することができる。
化合物[11]および[Ialの好適な塩としては、前
記化合物[1Fの医薬として許容される塩として例示し
たものと同じものが挙げられる。
反応は通常、ピリジン、ジオキサン、酢酸、無水酢酸の
様な常用の溶媒中で行なわれるが、反応に悪影響を及ぼ
さない溶媒であればその他のいかなる溶媒を使用しても
良い。
反応温度は特に限定されないが、通常は100℃前後の
温度で行なわれる。
製法2 目的化合物[1b]またはその塩は、化合物[I a]
またはその塩をエステル化反応させることによって製造
することができる。
化合物[Ialおよび[Ib]の好適な塩としては、化
合物[1]の医薬として許容される塩として例示した塩
と同しものが挙げられる。
この反応は、エタノール、クロロホルム、ベンゼン、ト
ルエンの様な反応に悪影響を及ぼさない常用の溶媒の存
在下、硫酸、パラトルエンスルホン酸等の触媒を用いて
行なわれる。
反応温度は特に限定されず、常温、加温または加熱下に
行なうことができる。
製法3 目的化合物[1c]またはその塩は、化合物[Ialま
たはその塩を還元することにより製造することができる
化合物[1aコおよび[Ic]の好適な塩としては、化
合物[I]の医薬として許容される好適な塩として例示
した前記塩と同じものが挙げられる。
還元は接触還元:鉄、スズまたは亜鉛のような金属と、
塩酸、硫酸等の無機酸または酢酸等の有機酸のような酸
との組合せ;例えばナトリウムアマルガム、アルミニウ
ムアマルガム等の合金、例えば亜鉛、スズ、鉄等の金属
または例えば塩化亜鉛、塩化第一スズ、塩化第−鉄等の
それらの金属の塩と、水、アルカリ溶液または例えばメ
タノール、エタノール、プロパツールまたはブタノール
等のアルコールとの組合せ;例えばフェニルヒドラジン
またはヒドラジンのようなヒドラジン化合物;塩化チタ
ンと塩酸との組合せ;水素化ホウ素ナトリウムおよび水
素化ホウ素カリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属
:水素化アルミニウムリチウム:ジボラン、ボラン等に
よる還元または電解還元のような常法によって行なわれ
る。
この還元の反応条件、例えば使用すべき溶媒および反応
温度は、採用する還元法等に応じて任意に選定すればよ
い。−数的には、水、メタノール、エタノールおよびプ
ロパツールのようなアルコール、ジオキサン、アセトニ
トリル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、
とリジン等のような溶媒を使用するのが好ましい。
反応温度は特に限定されず、通常冷却下、常温または加
熱下に反応が行なわれる。
製法4 目的化合物[Id]またはその塩は、化合物[Ielま
たはその塩をエステル化反応させることによって製造す
ることができる。
化合物[1dlおよび[Ielの好適な塩としては、化
合物[I]の医薬として許容される好適な塩として例示
した前記塩と同じものが挙げられる。
この反応は、エタノール、クロロホルム、ベンゼン、ト
ルエンの様な反応に悪影響を及ぼさなl/X常用の溶媒
の存在下、硫酸、パラトルエンスルホン酸等の触媒を用
いて行なわれる。
反応温度も特に制限はなく、常温、加温もしくは加熱下
に行なうことができるが、通常は溶媒の還流温度で反応
が行なわれる。
製法5 目的化合物[If]またはその塩は、化合物[Ielま
たはその塩を還元することによって製造することができ
る。
化合物[1e]および化合物[1f]の好適な塩として
は、化合物[I]の医薬として許容される好適な塩とし
て例示したのと同様のものが挙げられる。
還元は、前記製法3で説明したのと同様の還元試剤およ
び溶媒を用いて常法に従って行なうことができ、この反
応は常温、加温もしくは加熱下に進められる。
製法6 目的化合物[!h]またはその塩は、化合物[I g]
またはその塩を加水分解することによって製造すること
ができる。
化合物[I g]および[Ih]の好適な塩としては、
化合物[I]の医薬として許容される塩として例示した
塩と同じものが挙げられる。
この加水分解反応は塩基または酸の存在下に行なうのが
好ましく、好適な塩基としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金
属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物、例えば炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属
炭酸水素塩、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム等
のアルカリ金属炭酸塩またはアルカリ土類金属炭酸塩、
例えば燐酸二水素ナトリウム、燐酸二水素カリウム、燐
酸水素二ナトリウム、燐酸水素二カリウム等のアルカリ
金属燐酸塩のような無機塩基、または例えばナトリウム
メトキシド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アル
コキシド、例えばトリエチルアミン、とリジン、ルチジ
ン等のアミンのような有機塩基が挙げられる。
好適な酸としては例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸等の
有機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸か挙
げられる。
反応は常法に従って行なわれる。例えば、水、メタノー
ル、エタノール、プロパツール、 N、 N−ジメチル
ホルムアミドのような反応に悪影響を及ぼさない常用の
溶媒、またはそれらの任意の混合物中、冷却、常温、加
温または加熱下に反応を行なうのが好ましい。
この発明の目的化合物であるアルカンスルホンアニリド
話導体[I]および医薬として許容されるその塩は新規
化合物であり、抗炎症作用、鎮痛作用および下前作用を
有し、人および動物の抗リウマチ、抗関節炎を含む抗炎
症薬、鎮痛薬または下熱薬として使用することができる
従ってこの発明の医薬組成物は、前記アルカンスルホン
アニリド誘導体[11および医薬として許容されるその
塩の1種または2種以上を有効成分として含むものであ
り、この医薬組成物は、粉剤、微細顆粒、顆粒、錠剤、
糖衣錠、マイクロカプセル、カプセル、坐剤、溶液、懸
濁液、エマルジョン、シロップ等のような常用の医薬の
形で使用することができる。所望に応じて、例えばシュ
クロース、乳糖、でん粉、結晶性セルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース、合成ケイ酸アルミニウム
等の希釈剤または崩壊剤、例えばセルロース、メチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリプロピルピロリトン、
ポリビニルピロリドン、ゼラチン、アラビアゴム、ポリ
エチレングリコール等の結合剤、着色剤、芳香剤、例え
ばステアリン酸マグネシウム等の滑剤等が上記組成物に
配合されてもよい。
この発明の前記組成物の投与量は患者の体重、条件等に
よるが一般的には1日投与量として目的化合物[I]ま
たは医薬として許容されるその塩50mg〜5g、好ま
しくは同じ基準で100mg〜500mgが1日当たり
1〜3回の間隔で経口投与される。典型的な単位投与量
としては50mg、100mg、200mg、500m
g、1 g等の量が挙げられるが、これらは単なる例で
あって、これらに限定されるものではないことはもちろ
んのことである。
次に本発明に係る化合物の医薬としての効果の例を示す
試験1 ラットにおけるビール酵母話発炎症性痛覚過敏 方法: スプラグ−・トウリー系雄うット10匹を1群
として使用した。0,5%メチルセルロース中に懸濁し
た5%濃度のビール酵母0.1mlを右後足置に投与し
、試験薬剤は酵母投与から2時間後に与えた。
結果・ 痛みの発生は、酵母投与から3時間後に測定するものと
し、投与量に加える力を徐々に高めていきラットが足を
引込めるとぎの力(疼痛閾値)を読み取った。処理ラッ
トにおける疼痛閾値を標準ラットのそれと比較し鎮痛係
数として求めた。
結果 取する。好中球は試験薬剤の存在または非存在下に、ア
ラキドン酸と酵母細胞壁成分と共に37℃、1時間培養
する。上清中のプロスタグランジンE2をラジオイムノ
・アッセイによって定量する。
試験2 ラット好中球によるプロスタグランジンの産生 方法・ スプラグ−・トウリー系雄ラットを使用して、
ナトリウムカゼインを腹腔内に注入し、18時間後腹腔
から好中球を採[実施例] 以下、この発明の実施例を示す。
実施例1 4°−アセチル−2’ −(2,4−ジフルオロプエノ
キシ)メタンスルホンアニリドH,4g)と2酸化セレ
ン(1,8g)の混合物を、ビリジン(16■l)中1
00℃で8時間攪拌したゆ反応混合物から不溶物を濾去
し、濾液を減圧留去した。
残留物を炭酸水素ナトリウム水溶液に溶かし、酢酸エチ
ルで洗浄した。水層を希塩酸で酸性とした後、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥すると、油状の3−(2,4−ジフルオロ
フェニルオキシ)−4−(メチルスルホニルアミノ)フ
ェニルグリオキシル酸(3,7g)  (目的物)が得
られた。
IR(フィルム、 cm−’)  : 3250.17
40.1680゜1600、 151O N M R(CDC13,δ)  : 3.17(3H
,s)、6.7〜8.1(7H,m) 、8.67 (
IH,s)実施例2 3−(2,4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−(メ
チルスルホニルアミノ)フェニルグリオキシル酸(+、
2g)をテトラヒドロフラン(100ml)とメチルア
ルコール(20+nl)の混合溶剤に溶かして氷冷して
おき、これに水素化硼素ナトリウム(1,2g)を少量
ずつ加えた。得られた混合液を5℃で1時間、次いで室
温で1時間攪拌した後、減圧濃縮した。残留物を水に溶
かしてから酢酸エチルで洗浄し、水層を塩酸酸性とした
のち酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗し硫酸マグネ
シウムで乾燥した後減圧濃縮した。残留物を酢酸エチル
とヘキサンの混合溶媒を用いて結晶化させると、3− 
(2,4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−(メチル
スルホニルアミノ)フェニルグリコール酸(6,5g)
  (目的物)が結晶として得られた。
mp:167〜168℃ IR(ヌジョール、 cm−’) : 3425,3250,1730゜ 1810.1510 MS  (m/z)  :373  (M”)、  3
28N M R(DMSO−da、  δ)  : 3
.04(3H,S)、4.96(18゜s) 、6.8
1 (11(、s) 、7.0 〜7.6 (5)1.
l11) 、9.44 (IH。
S) 、12.62 (IH,s) 実施例3 3−(2,4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−(メ
チルスルホニルアミノ)フェニルグリコール酸(1,7
g)と硫酸(3滴)をエタノール(15■l)に加えた
混合液を1時間加熱還流した。この反応液を減圧濃縮し
、残留物を酢酸エチルに溶かした。得られた溶液を、炭
酸水素ナトリウム水溶液、水の順序で洗浄した後乾燥し
、減圧乾固すると、3− (2,4−ジフルオロフェニ
ルオキシ)−4−(メチルスルホニルアミノ)フェニル
グリコール 的物)が固形物として得られた。
mp:108〜109℃ IR(ヌジョール, cm−’) : 3300,17
40.1615。
実施例4 3−(2.4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−(メ
チルスルホニルアミノ)フェニルグリコール酸エチルエ
ステル(2g)のメタノール(30■l)溶液を氷冷し
ておき、これに水素化硼素ナトリウム(1g)を分割添
加した。この混合液を室温で30分間攪拌した後、3時
間還流した。得られた混合液を減圧濃縮し、残留物を水
に熔かした。得られた水溶液を塩酸酸性とした後酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を水洗、乾燥後減圧濃縮した。残
留物をシリカゲルの充填されたカラムクロマトグラフィ
ーにかけて精製し、トルエンと酢酸エチル(1 2)の
混合溶媒を用いて溶出した。目的物をヘキサンとメタノ
ールの混合溶媒によって再結晶すると、2°−(2.4
−ジフルオロフェニルオキシ)−4’ − (1.2−
ジヒドロキシエチル)メタンスルホンアニリド(0.6
g)(目的物)が結晶として得られた6 mp:122〜123℃ IR(ヌジョール, ca+−’)  : 3450,
3200.1610。
50O N M R ( DMSO−da/DzO;δ)  :
 3,02(3H,S)、3.33(2)1,d,J−
7)IZ) 、4.43 (l)l,t.J−7Hz)
 、6.75 (1)1,S) 、7.0 〜7.6(
5H,m) MS (m/z): 359 (M”)、328元素分
析: C+sHtsNFa Os S計算値: C50
,14;H4,21; N  3.90 (豹分析値:
C50,48;H4,28,N  3.83傭)実施例
5 水酸化カリウム(2,4g)のメタノール(20ml)
溶液に蟻酸エチル(3,1g)を徐々に加え、添加終了
後2時間還流した。混合液を室温まで冷却し、これに4
′−ブロモアセチル−2゜(2,4−ジフルオロフェニ
ルオキシ)メタンスルホンアニリド(11,8g )を
加えた。得られた混合液を4時間還流してから減圧濃縮
し、残留物を酢酸エチルに溶かして水洗、乾燥した後減
圧濃縮した。油状の残留物を、酢酸エチルとエタノール
の混合溶媒を用いて結晶化させると、2゜(2,4−ジ
フルオロフェニルオキシ)−4゜(ヒドロキシアセチル
)メタンスルホンアニリド(6g)(目的物)が得られ
た。
mp:144〜145℃ IR(ヌジョール、 cl’) : 3470,340
0,1680゜1610.1510 (2Ls)、7.1〜7.8(6H,m)MS  (m
/z)  :  357  (M”)、 326元素分
析: C+sHr、N F 20 s S計算値:C5
0,42,H3,67、N  3.92 (豹分析値:
C50,76、H3,74; N  3.84 (豹[
発明の効果] この発明の目的化合物であるアルカンスルホンアニリド
誘導体および医薬として許容されるその塩は新規化合物
であり、抗炎症作用、鎮痛作用および下前作用を有し、
人および動物の抗リウマチ、抗関節炎を含む抗炎症薬、
鎮痛薬または下前薬として使用することができる。
出願人  藤沢薬品工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R^1、R^2、R^3はそれぞれ同一または異なって
    水素、ハロゲン、低級アルキル基、シアノ基、ハロ(低
    級)アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルス
    ルフィニル基、低級アルキルスルホニル基または低級ア
    ルコキシ基、 R^4は低級アルキル基またはモノ−もしくはジ−低級
    アルキルアミノ基、 R^5はオキサロ基、低級アルコキサリル基、ヒドロキ
    シ(低級)アルカノイル基、ジヒドロキシ(低級)アル
    キル基、ヒドロキシ及びカルボキシを有する(低級)ア
    ルキル基またはヒドロキシ及び(低級)アルコキシカル
    ボニルを有する(低級)アルキル基、 R^6は水素、低級アルキル基またはアミノ基を夫々意
    味する] で示されるアルカンスルホンアニリド誘導体および医薬
    として許容されるその塩。
  2. (2)R^1およびR^2がそれぞれハロゲン、R^3
    が水素、R^4が低級アルキル基、R^5がオキサロ基
    、R^6が水素である請求項(1)記載のアルカンスル
    ホンアニリド誘導体および医薬として許容されるその塩
  3. (3)R^1およびR^2がそれぞれフッ素、R^4が
    メチル基である請求項(2)記載のアルカンスルホンア
    ニリド誘導体および医薬として許容されるその塩。
  4. (4)有効成分として請求項(1)〜(3)のいずれか
    に記載のアルカンスルホンアニリド誘導体または医薬と
    して許容されるその塩を含有する医薬組成物。
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