JPH0469185A - 支持装置 - Google Patents

支持装置

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JPH0469185A
JPH0469185A JP17743990A JP17743990A JPH0469185A JP H0469185 A JPH0469185 A JP H0469185A JP 17743990 A JP17743990 A JP 17743990A JP 17743990 A JP17743990 A JP 17743990A JP H0469185 A JPH0469185 A JP H0469185A
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JP
Japan
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gripping member
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vertical
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JP17743990A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Komoriya
均 小森谷
Katsushi Nishimoto
西本 克史
Yasuyuki Nakada
康之 中田
Yasuki Yamamoto
山本 泰機
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 部品把持部材に少なくとも鉛直平面内での垂直方向の自
由度とその鉛直平面に直交する軸線回りでの自由度とを
与えるように該部品把持部材を支持するためのコンプラ
イアンス機構を持つ支持装置に関し、 コンプライアンス機構および把持部材の設計条件を事実
上排除し得る支持装置を提供すること目的とし、 かかる支持装置において、部品把持部材の鉛直方向重量
を相殺する重量相殺手段を設けたことを特徴とする支持
装置を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は部品把持部材に少なくとも鉛直平面内での垂直
方向の自由度とその鉛直平面に直交する軸線回りでの自
由度とを与えるように該部品把持部材を支持するための
コンプライアンス機構を持つ支持装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、種々の製造ラインでロボットによる製品の組立が
行われており、このような製品組立1こは例えばピン部
品を孔内に挿入させる挿入作業が伴い得る。ピン部品と
その挿入孔との公差が数μmないし数十μmである場合
には、当然ロボットにも同程度の位置決め精度が要求さ
れることになる。
しかしながら、−船釣には、市販のロボットの分解能す
なわち位置決め精度は数十μm程度であり、このため公
差が数十μm以下である場合にはかかる挿入作業は不可
能となる。この場合、ロボットにティーチングを行って
ピン部品の挿入作業を行わせることも考えられるが、か
かる精度のティーチング作業を目測で行うことはきわめ
て困難である。また、ロボットのアーム端の座標を絶対
座標で指定して駆動させることも考えられるが、市販の
ロボットの絶対位置決め精度はQ、1mm程度であるの
で、数μmないし数十μmの公差でのピン部品の挿入作
業を行うことはできない。
そこで、従来では、ロボットのアーム端に受動的コンプ
ライアンス機構を組み込むことによって、上述したよう
な高精度での挿入作業を実現化している。
詳述すると、第3図(a)ないし第3図(C)に例示す
るように、従来では、ロボットのアーム10の先端には
コンプライアンス機構12が組み込まれ、このコンプラ
イアンス機構12を介して把持部材(所謂ハンド)14
がアーム10の端部に保持される。アーム10の端部に
はコンプライアンス機構12の収容する収容部16が形
成され、コンプライアンス機構12は収容部16の底部
に張設さ、れた十字形板ばね要素12aと、この十字形
板ばね要素12Hの中心箇所から吊下された第1の矩形
状プレート要素12bと、この第1の矩形状板要素12
bの一方の対向側辺から吊下する一対の板ばね要素12
Cと、この一対の板ばね要素12Cに下端に取り付けら
れた第2の矩形状プレート要素12dとからなる。この
ような構成のコンプライアンス機構12によれば、把持
部材14には鉛直平面内での水平方向の自由度およびそ
の鉛直平面に直交する軸線回りでの自由度が与えられる
ことになる。すなわち、把持部材14は一対の板ばね要
素12Cの変形によって鉛直平面内で水平方向に変位自
在となり、また十字形板ばね要素12aの変形によって
該鉛直平面に直交する軸線回りで変位自在となる。把持
部材14は第2の矩形状プレート要素12dの中心箇所
に取り付けられ、それは一対の把持爪要素14aと、こ
の一対の把持爪要素14aを互いに接近あるいは離間さ
せるように駆動させる駆動部14bとから構成される。
駆動部14bには例えばラック/ピニオン機構および駆
動モータが内蔵され、これにより一対の把持爪要素14
aが互いに接近あるいは離間するように駆動される。
第3図(a)ないし第3図(C)では、一対の把持爪要
素14aによって把持されたピン部品Pをロボットの駆
動制御により挿入孔H内に挿入させる例が示されている
。図示するように、ピン部品Pの挿入側先端縁および挿
入孔Hの入口縁にはそれぞれテーパ面Ptが形成され、
挿入孔Htへのピン部品Pの挿入時にそれらテーパ面P
rおよびHtが係合して該ピン部品Pを挿入孔H内に導
くように案内することになる。なお、挿入孔Hは例えば
適当な製品のフレーム等に形成されたものである。
第3図(a)には、ピン部品Pが挿入孔Hに対して整合
状態でアクセスされた例が示され、この場合にはピン部
品Pは何等の支障なく挿入孔Hに挿入され得る。しかし
ながら、上述したように、ロボットの位置決め精度が数
十μmで、ピン部品Pと挿入孔Hとの公差が数μm (
なお、第3図(a)ないし第3図(C)では、ピン部品
手と挿入孔Hとの直径差は図示の都合上便宜的に大きく
されている)である場合には、かかる整合状態が得られ
ることはきわめて稀であり、通常は第3図(b)あるい
は第3図(C)に示すようにピン部品Pは挿入孔Hに対
して非整合状態でアクセスされる。第3図(b)には、
ピン部品Pは挿入孔Hに対して水平方向にずれた状態で
アクセスされる例が示されているが、この場合にはピン
部品Pが挿入孔Hのテーパ面Hrの片側から力を受けて
コンプライアンス機構12の一対の板ばね要素14Cが
変形し、これにより挿入孔Hへのピン部品Pの挿入が可
能となる。また、第3図(C)には、ピン部品Pは挿入
孔Hに対して角度的にずれた状態でアクセスされる例が
示されているが、この場合にはピン部品Pが挿入孔Hの
テーパ面H2との係合によって回転力を受けてコンプラ
イアンス機構12の十字形板ばね要素14aが変形し、
これにより挿入孔Hへのピン部品Pの挿入が可能となる
。更に、ピン部品Pが挿入孔Hに対して水平方向にもま
た角度的にもずれたとしても、ピン部品Pは挿入孔Hの
テーパ面H2との係合によってその挿入可能位置に位置
補正されることになる。第3図(a)ないし第3図(C
)では、ピン部品Pの挿入側先端縁と挿入孔Hの入口縁
との双方にテーパ面が形成されたが、そのうちのいずれ
−か一方だけにテーパ面が形成される場合でも同様であ
る。
以上に述べたように、ロボットの位置決め精度がピン部
品とその挿入孔との公差よりも粗い場合でも、ロボット
のアーム端に受動的コンプライアンス機構を組み込むこ
とによって、挿入孔へのピン部品の挿入作業を確実に行
うことが可能となる。
なお、ピン部品Pと挿入孔Hのテーパ面Hrとの係合は
0.3ないし数mm程度の位置決め精度で達成し得るか
ら、数十μmの位置決め精度を持つロボットであれば、
ピン部品Pと挿入孔Hのテーパ面Ht との係合は確実
に得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第3図(a)ないし第3図(C)で示した例
では、鉛直方向の挿入孔にピン部品を鉛直方向から挿入
する場合について説明したが、水平方向の挿入孔にピン
部品を水平方向から挿入しようとする場合、コンプライ
アンス機構および把持部材の設計条件は大巾に制限され
ることになる。この点について以下に詳述する。
第4図には第3図(a)ないし第3図(C)に示したも
のと同様な構成を持つコンプライアンス機構12および
把持部材14が示され、その相違点は第3図(a)ない
し第3図(C)ではコンプライアンス機構12および把
持部材14は垂直方向に配列されるのに対して、第4図
ではコンプライアンス機構12および把持部材14は水
平方向に配列されるという点にだけある。なお、コンプ
ライアンス機構12は収容枠体18の底部に十字形板ば
ね12aを介して取り付けられ、収容枠体18は支持ブ
ラケット20によってロボットのアーム10の端部に支
持される。要するに、第4図では、把持部材14には鉛
直平面内での垂直方向の自由度とその鉛直平面に直交す
る軸線回りでの自由度とが与えられ、これにより水平方
向の挿入孔Hへのピン部品Pの挿入が行い得ることにな
る。しかしながら、第4図に示すように、コンプライア
ンス機構12の十字形板ばね12aおよび一対の板ばね
要素12Cが把持部材14の重量によって変形されて第
2の矩形状プレート要素12dが収容枠体18の底部側
に当接した場合には、上述したような把持部材14の自
由度が確保されなくなり、その結果水平方向の挿入孔H
へのピン部品Pの挿入は行い得ないことになる。したが
って、把持部材14に鉛直平面内での垂直方向の自由度
とその鉛直平面に直交する軸線回りでの自由度とを保証
するためには、以下の2つの式が満たされなければなら
ない。
藺> K、  x l、        ・・・ 0M
 < (K2 X S2)/L2   −・・  ■こ
こで、 (Kg/cm) Ll: コンプライアンス機構12の垂直方向変位限界
(cm) K、: コンプライアンス機構12の回転剛性(Kgc
m/rad) S2: コンプライアンス機構120回転変位限界(r
ad) し2: コンプライアンス機構12の中心と把持部材1
4との重心間距離(C(11) なお、式■が把持部材14に鉛直平面内での垂直方向の
自由度を保証するための条件であり、また式■が該鉛直
平面に直交する軸線回りでの自由度を保証する条件であ
ることは明らかであろう。
式■および■から明らかなように、把持部材14の自由
度を保証するためにはその重量を軽くしなければならな
い。また、挿入孔Hへのビン部品Pの挿入時に該ピン部
品Pに加わる垂直方向の力をできるだけ小さ(するため
には、式■のに1の値をできるだけ小さくしなければな
らないが、この値を小さくすればする程、把持部材14
の重量を軽くしなければならない。要するに、第4図に
示すような構成においては、コンプライアンス機構およ
び把持部材の設計条件が厳しく、それを実用化すること
はきわめて難しい。
したがって、本発明の目的は部品把持部材に少なくとも
鉛直平面内での垂直方向の自由度とその鉛直平面に直交
する軸線回りでの自由度とを与えるように該部品把持部
材を支持するためのコンプライアンス機構を持つ支持装
置であって、コンプライアンス機構および把持部材の設
計条件を事実上排除し得る支持装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、部品把持部材に少なくとも鉛直平面内
での垂直方向の自由度とその鉛直平面に直交する軸線回
りでの自由度とを与えるように該部品把持部材を支持す
るためのコンプライアンス機構を持つ支持装置において
、該部品把持部材の鉛直方向重量を相殺する重量相殺手
段が設けられていることが特徴とされる。
〔作用〕
本発明による支持装置にあっては、部品把持部材の鉛直
方向重量を相殺する重量相殺手段が設けられるので、コ
ンプライアンス機構の設計については部品把持部材の鉛
直方向重量を配慮する必要がなくなる。
〔実施例〕
次に、添付図面の第1図および第2図を参照して、本発
明による支持装置の実施例について説明する。
第1図(a)および第1図(社)に示す支持装置は第4
図に示したものと同様な構成な持つものであり、同様な
構成要素については同じ参照記号が用いられている。す
なわち、コンプライアンス機構12および把持部材14
の構成自体は第4図(または第3図(a)ないし第3図
(C))の場合と同様であり、またコンプライアンス機
構12をロボットのアーム10の端部に支持させる構成
も第4図の場合と同様である。したがって、同じ参照記
号で示される構成要素の説明については上述の説明を援
用することする。
第1図(a)および第1図(5)に示す支持装置は把持
部材14の鉛直方向重量を相殺する重量相殺手段22を
具備している点を特徴とし、この重量相殺手段22は本
実施例では定張力スプリング要素22aから構成される
。定張力スプリング要素22aは鋼製の長尺ス) IJ
ツブとして形成され、その一端は支持ブラケット20の
上面に設置された軸要素22bに取り付けられてぜんま
い状に巻き付けられ、その他端は支持ブラケット20に
形成された貫通スロワ)20aを貫通させられて把持部
材14の駆動部14bの上面に連結片22Cによって連
結される。
軸要素22bに対する定張力スプリング要素22aの巻
付は量を大きくすることによって、把持部材14の垂直
方向の変位範囲内で定張力スプリング要素22Hのばね
力を実質げに一定とすることが可能であるので、そのば
ね力を把持部材14の鉛直方向重量と釣り合わせること
によって、その鉛直方向重量が相殺され得ることになる
。すなわち、把持部材14が第1図(a)に示す位置か
ら垂直方向下向きにあるいは垂直方向上向きに変位させ
られたとしても、定張力スプリング要素22Hのばね力
は変化することはなく、そのばね力と把持部材14の鉛
直方向重量との釣合い関係は維持される。したがって、
コンプライアンス機構12の設計条件を把持部材14の
重量によって制限されることなく自由に設定し得る。な
お、本実施例では、定張力スプリング要素として、ぜん
まい状に巻き付けた鋼製ストリップが使用されたが、そ
の他のタイプのものを用いられ得ることは言うまでもな
い。
また、第1図(a)および第11!I(b)に示す支持
装置は把持部材14を必要に応じて不動状態とするため
の釈放可能なロック手段24を具備している点も特徴と
し、このロック手段24は本実施例では一対の空気作動
式シリンダ24aから構成され、各空気作動式シリンダ
24aはロックピン24bを内蔵する。第1図(b)か
ら明らかなように、一対の空気作動式シリンダ24aは
支持ブラケット20の土壁部の両側から吊下された支持
板24cに取り付けられ(なお、第1図(a)では、図
示の複雑化を避けるために空気作動式シリンダ24aお
よび支持板24cは省略されている)、このとき各空気
作動式シリンダ24aのロックピン24bは該当支持体
24Cを貫通させられる。一方、把持部材14の駆動部
14bの側壁にはロックピン24bの先端と係合し得る
ようになった凹部14Cが形成され、空気作動式シリン
ダ24Hの作動時、すなわちそこに圧縮空気がパイプ2
4dによって供給されたとき、ロックピン24bが突出
させられて、その先端が該当凹部14cと係合させられ
、これにより把持部材14は不動状態にロックされるこ
とになる。
把持部材14がビン部品を把持して挿入準備位置までロ
ボットのアーム10によって移動させられる間、把持部
材14に振動が垂じることになるが、ロック手段24の
作動により把持部材14をロック状態すなわち不動状態
にすることができるので、かかる把持部材14の振動は
阻止され得る。
把持部材14がビン部品Pを把持して挿入準備位置まで
移動させられたとき、把持部材14のロック状態を解除
することによってビン部品Pの挿入作業に速やかに移行
することが可能となる。なお、把持部材14がビン部品
Pを把持して挿入準備位置まで移動させられも、把持部
材14が振動している場合には、その振動が静まるまで
、ビン部品Pの挿入作業は待たなければならない。
第2図(a)および第2図(b)を参照すると、本発明
による支持装置の別の実施例が示され、この支持装置も
把持部材14の鉛直方向重量を相殺する重量相殺手段2
6を具備している点を特徴とし、この重量相殺手段26
は本実施例では支持ブラケット20に対してピボット軸
26aで枢支されたレバー部材26bからなる。レバー
部材26bはピボット軸26aすなわち枢支点から反対
方向に延びるアーム部分26b1および26b2を備え
、その一方のアーム部分26b1には一対のリンク要素
28を介して把持部材14の鉛直方向重量が作用させら
れ、またその他方のアーム部分26b2にはその鉛直方
向重量を相殺するようなカウンタウェイト30が取り付
けられる。第2図ら)から明らかなように、一対のリン
ク要素の一端はアーム部分26blの端部に挿通された
シャフト28aの両端に枢着され、また一対のリンク要
素の他端はそれぞれ把持部材14の駆動部14bの側壁
部にピボット軸28bに枢着される。また、第2図(a
)から明らかなように、アーム部分26b2は支持ブラ
ケット20の垂直壁部に形成されら開口部20bを貫通
させられ、その開口部20bはア−ム部分26b2に対
して充分な大きさとされ、これによりレバー部材26b
はそのピボット軸26aを中心として所定の範囲内で揺
動し得ることになる。
このような実施例においても、第1図(a)およびで、
コンプライアンス機構12の設計条件を把持部材14の
重量によって制限されることなく自由に設定し得る。
また、第1図(a)および第1図(b)に示した実施例
の場合と同様に、第2図(a)および第2図(ハ)に示
した支持装置においても、把持部材14は釈放可能なロ
ック手段32によって必要に応じて不動状態とされる。
ロック手段32は支持ブラケット20の垂直壁部に取り
付けられた空気作動式シリンダ32aから構成され、こ
の空気作動式シリンダ32aはロックピン32b(第2
図(5))を内蔵する。
空気作動式シリンダ32aの作動時、そのロックピン3
2bは突出させられ、その先端がレバー部材26bのア
ーム部分26b2の側面に形成された凹部26Cと係合
させられ、これによりレバー部材26がロックされて、
把持部材14が不動状態となる。なお、ロック手段32
が上述のロック手段24と同様な機能を果たすことは言
うまでもない。
以上述べた実施例では、コンプライアンス機構の構成要
素の一部として十字形板ばね要素および一対の板ばね要
素を用いたが、その他の弾性体例えばクロロプレンゴム
等の合成ゴム等を用いてコンプライアンス機構を構成す
ることもできる。
〔発明の効果〕
以上の記載から明らかなように、本発明による支持装置
においては、コンプライアンス機構の設計条件は把持部
材の重量によって制限されないので、コンプライアンス
機構の設計上の自由度が拡大される。その結果、水平方
向の挿入孔にピン部品等を水平方向から挿入させる挿入
作業を市販のロッポトよって確実に達成させ得ることに
なる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明による支持装置の一実施例を示す
側面図、第1図(社)は第1図(a)のI−I線に沿っ
て見た平面図、第2図(a)は本発明による支持装置の
別の実施例を示す側面図、第2図(b)は第2図(a)
の■−■線に沿って見た平面図、第3図(a)、第3図
(b)および第3図(C)はロボットのアーム端に受動
的コンプライアンス機構を組み込むことによって垂直方
向の挿入孔にピン部品を垂直方向から挿入する際の挿入
作業の従来例を説明するための説明図、ロボットのアー
ム端に設けられた把持部材の支持装置を示す側面図、第
4図は本発明によって解決すべき課題を説明するための
説明図であって、ロボットのアーム端に設けられた把持
部材の支持装置を示す側面図である。 10・・・ロボットのアーム、 12・・・コンプライアンス機構、 14・・・把持部材、    18・・・収容枠体、2
0・・・支持ブラケット、 22・26・・・重量相殺手段、 24・32・・・ロック手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、部品把持部材(14)に少なくとも鉛直平面内での
    垂直方向の自由度とその鉛直平面に直交する軸線回りで
    の自由度とを与えるように該部品把持部材(14)を支
    持するためのコンプライアンス機構(12)を持つ支持
    装置において、前記部品把持部材(14)の鉛直方向重
    量を相殺する重量相殺手段(22:26)が設けられて
    いることを特徴とする支持装置。 2、請求項1に記載の支持装置において、前記重量相殺
    手段(22)が前記コンプライアンス機構(12)の支
    持体(20)と前記部品把持部材(14)との間に設け
    られた定張力スプリング要素(22a)からなり、この
    定張力スプリング要素(22a)の張力によって前記部
    品把持部材(14)の鉛直方向重量が相殺されることを
    特徴とする支持装置。3、請求項2に記載の支持装置に
    おいて、前記部品把持部材(14)を必要に応じて不動
    状態とするための釈放可能なロック手段(24)が設け
    られていることを特徴とする支持装置。 4、請求項1に記載の支持装置において、前記重量相殺
    手段(26)が前記コンプライアンス機構(12)の支
    持体(20)に枢支されたレバー部材(26b)であっ
    て、その枢支点(26a)から延びる一方のアーム部分
    (26b_1)に前記部品把持部材(14)の鉛直方向
    重量を作用させたレバー部材(26b)と、その鉛直方
    向重量を相殺するように該レバー部材(26b)の他方
    のアーム部分(26b_2)に取り付けたカウンタウェ
    イト(30)とからなることを特徴とする支持装置。 5、請求項4に記載の支持装置において、前記レバー部
    材(26b)を必要に応じて不動状態とするための釈放
    可能なロック手段(32)が設けられていることを特徴
    とする支持装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000890A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sang-Wan Joo 一つの弾性体で構成された弾性中心機器
JP2012091264A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Murata Machinery Ltd ローダ装置
JP2012218112A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Fanuc Ltd フローティング機構を備えたロボットハンド

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