JPH0468285A - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
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- JPH0468285A JPH0468285A JP18087490A JP18087490A JPH0468285A JP H0468285 A JPH0468285 A JP H0468285A JP 18087490 A JP18087490 A JP 18087490A JP 18087490 A JP18087490 A JP 18087490A JP H0468285 A JPH0468285 A JP H0468285A
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷蔵庫、冷凍庫等に用いる断熱箱体に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
近年、フロン公害問題が社会的問題となり、硬質ウレタ
ンフオーム等の発泡断熱材の発泡剤であるトリクロロモ
ノフルオロメタンの削減全廃が大きなテーマとなってい
る。このため、オゾン破壊係数の小さな物質を発泡剤候
補として検討が進められている。
ンフオーム等の発泡断熱材の発泡剤であるトリクロロモ
ノフルオロメタンの削減全廃が大きなテーマとなってい
る。このため、オゾン破壊係数の小さな物質を発泡剤候
補として検討が進められている。
例えば、特開昭５２−５９３５９号公報にフルオロカー
ボン０６Ｆ１２を発泡剤として使用することが提案され
ている。０６Ｆ１２は、分子構造中に塩素原子が含まれ
ておらず、オゾン破壊のない発泡断熱材を生成すること
が特徴となっている。
ボン０６Ｆ１２を発泡剤として使用することが提案され
ている。０６Ｆ１２は、分子構造中に塩素原子が含まれ
ておらず、オゾン破壊のない発泡断熱材を生成すること
が特徴となっている。
発明が解決しようとする課題
このような硬質ウレタンフオームを断熱箱体の発泡断熱
材に使用した場合、初期においては、フルオロカーボン
Ｃ６Ｆ１゜が、気泡内を十分に満たしており、フオーム
熱伝導率は小さく、優れた断熱性能を示す。
材に使用した場合、初期においては、フルオロカーボン
Ｃ６Ｆ１゜が、気泡内を十分に満たしており、フオーム
熱伝導率は小さく、優れた断熱性能を示す。
しかし、フルオロカーボン０６Ｆ１２は、気体拡散係数
も大きいため、経時的にプラスチック製の内箱を介して
断熱箱体外へ透過してしまい、気体熱伝導率の大きい空
気が侵入し、急激に断熱性能が悪化するという問題がめ
った。第３図で説明すると、１は断熱箱体で鉄板から匁
る外箱２とＡＥＳ樹脂製の内箱３及び両箱間に一体発泡
してなる硬質ウレタンフオーム４から構成されている。
も大きいため、経時的にプラスチック製の内箱を介して
断熱箱体外へ透過してしまい、気体熱伝導率の大きい空
気が侵入し、急激に断熱性能が悪化するという問題がめ
った。第３図で説明すると、１は断熱箱体で鉄板から匁
る外箱２とＡＥＳ樹脂製の内箱３及び両箱間に一体発泡
してなる硬質ウレタンフオーム４から構成されている。
内箱３には汎用のＡＢＳ樹脂を用いている。汎用のＡＢ
Ｓ樹脂とは共役ジエン系合成ゴムの存在下に１０〜４０
重量％のシアン化ビニル化合物と６０〜９０重量％の芳
香族ビニル化合物との単量体混合物を重合させて得た、
すなわちグラフト共重合体にシアン化ビニル化合物の含
有率が６０〜９０重量％であるシアン化ビニル化合物と
芳香族ビニル化合物共重合体を混合した樹脂組成物をい
う。
Ｓ樹脂とは共役ジエン系合成ゴムの存在下に１０〜４０
重量％のシアン化ビニル化合物と６０〜９０重量％の芳
香族ビニル化合物との単量体混合物を重合させて得た、
すなわちグラフト共重合体にシアン化ビニル化合物の含
有率が６０〜９０重量％であるシアン化ビニル化合物と
芳香族ビニル化合物共重合体を混合した樹脂組成物をい
う。
また、硬質ウレタンフオーム４は、フルオロカーボン０
５Ｆ１２を発泡剤として用いたものである。
５Ｆ１２を発泡剤として用いたものである。
このような構成においては、経時的に、０５Ｆ１２が内
箱３を介して断熱箱体１から拡散し、断熱箱体１への空
気の侵入が多くなる。この結果、断熱箱体１の断熱性能
が急激に悪化するという問題が起こり、経時的にも優れ
た断熱性能を維持することが課題であった。
箱３を介して断熱箱体１から拡散し、断熱箱体１への空
気の侵入が多くなる。この結果、断熱箱体１の断熱性能
が急激に悪化するという問題が起こり、経時的にも優れ
た断熱性能を維持することが課題であった。
課題を解決するための手段
本発明は、上記課題を解決するために、外箱と、フルオ
ロカーボン０６Ｆ１２を発泡剤とする硬質ウレタンフオ
ームと、共役ジエン系合成ゴム１３〜１６重量部の存在
下に５２〜６８重量％のシアン化ビニ／ｌ／化合物と４
２〜４８重量％の芳香族ビニル化合物との単量体混合物
を重合させて得た。すなわちグラフト共重合体にシアン
化ビニル化合物の含有率が４２〜４８重量％であるシア
ン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物共重合体を混合
した高ニトリ１ｖＡＢＳ樹脂組成物を成型した内箱とよ
り成る断熱箱体を形成するものである。
ロカーボン０６Ｆ１２を発泡剤とする硬質ウレタンフオ
ームと、共役ジエン系合成ゴム１３〜１６重量部の存在
下に５２〜６８重量％のシアン化ビニ／ｌ／化合物と４
２〜４８重量％の芳香族ビニル化合物との単量体混合物
を重合させて得た。すなわちグラフト共重合体にシアン
化ビニル化合物の含有率が４２〜４８重量％であるシア
ン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物共重合体を混合
した高ニトリ１ｖＡＢＳ樹脂組成物を成型した内箱とよ
り成る断熱箱体を形成するものである。
ここでシアン化ビニル化合物としてはアクリロニトリル
、芳香族ビニル化合物としてはスチレン等を用いること
ができる。
、芳香族ビニル化合物としてはスチレン等を用いること
ができる。
作 用
上記構成によって硬質ウレタンフオーム中の０６Ｆ１２
は、拡散しやすく、樹脂透過性が大きいにもかかわらず
、分子構造が緻密で気体透過しにくい商工） ！Ｊ ／
１／Ａ Ｂ Ｓ樹脂組成物を内箱材に使用しているため
、空気の侵入は小さく、経時的にも優れた断熱性能を示
すのである。また、上記構成による商工）！１ｚＡＢｓ
樹脂組成物は、断熱箱体の内箱材として要求される真空
成型性や外観品質等において問題なく適用することが可
能である。
は、拡散しやすく、樹脂透過性が大きいにもかかわらず
、分子構造が緻密で気体透過しにくい商工） ！Ｊ ／
１／Ａ Ｂ Ｓ樹脂組成物を内箱材に使用しているため
、空気の侵入は小さく、経時的にも優れた断熱性能を示
すのである。また、上記構成による商工）！１ｚＡＢｓ
樹脂組成物は、断熱箱体の内箱材として要求される真空
成型性や外観品質等において問題なく適用することが可
能である。
このように長期にわたって断熱性能の優れた断熱箱体を
提供することができるのである。
提供することができるのである。
実施例
以下、実施例をあげて本発明の断熱箱体を第１図〜第２
図を用いて説明する。なお、従来と同一構成のものにつ
いては同一番号を符して説明を省略する。
図を用いて説明する。なお、従来と同一構成のものにつ
いては同一番号を符して説明を省略する。
６は内箱であり、表１に組成内容を示したようにシアン
化ビニ７し化合物としてアクリロニトリルを、芳香族ビ
ニル化合物としてスチレンをモノマーとする高ニトリＡ
／ＡＢＳ樹脂組成物をコートハンガーダイ付き押し出し
機で溶融して平板に加工、この平板を真空成型機で成形
したものである。この内箱５を外箱２にはめこんだ後、
表１に示すような０５Ｆ１２−を発泡剤とするウレタン
原料を内箱６と外箱２の両箱間に注入充填し、硬質ウレ
タンフオーム４を生成、断熱箱体ｅを得ている。
化ビニ７し化合物としてアクリロニトリルを、芳香族ビ
ニル化合物としてスチレンをモノマーとする高ニトリＡ
／ＡＢＳ樹脂組成物をコートハンガーダイ付き押し出し
機で溶融して平板に加工、この平板を真空成型機で成形
したものである。この内箱５を外箱２にはめこんだ後、
表１に示すような０５Ｆ１２−を発泡剤とするウレタン
原料を内箱６と外箱２の両箱間に注入充填し、硬質ウレ
タンフオーム４を生成、断熱箱体ｅを得ている。
表
なお、前記平板における内箱真空成型時の外観、内箱５
を外箱２にはめ込む際の内箱５のクラックの有無につい
ての結果を表１に示した。また、断熱箱体６に充填した
硬質ウレタンフオーム４の熱伝導率を発泡後１日後と５
４０日後の条件でそれぞれ断熱箱体６からサンプリング
して測定した結果を同様に表１に示した。
を外箱２にはめ込む際の内箱５のクラックの有無につい
ての結果を表１に示した。また、断熱箱体６に充填した
硬質ウレタンフオーム４の熱伝導率を発泡後１日後と５
４０日後の条件でそれぞれ断熱箱体６からサンプリング
して測定した結果を同様に表１に示した。
比較例として、組成内容の異なるＡＢＳ樹脂組成物原料
処方の異なる硬質ウレタンフオームを用いたときの結果
について同時に表１に示した（比較例Ａ−Ｄ）。
処方の異なる硬質ウレタンフオームを用いたときの結果
について同時に表１に示した（比較例Ａ−Ｄ）。
このように本発明の断熱箱体６は、長期にわたって優れ
た断熱性能を維持すると共に、内箱６の品質においても
問題なく、容易に安定して提供することが可能である。
た断熱性能を維持すると共に、内箱６の品質においても
問題なく、容易に安定して提供することが可能である。
実施例や比較例から判かるように、０５Ｆ１２を発泡剤
として硬質ウレタンフオーム４に適用した場合、６４０
日後では、モノマー混合物中のアクリロニトリルの組成
比が、５２重量％以上のものから製造された商工ＩＩＡ
’ＡＢｓ樹脂組成物からなる内箱５でないと、熱伝導率
が大きく劣化していることが判った。これは、内箱６を
形成するＡＢＳ樹脂組成物の分子構造が緻密になり、空
気゛の侵入が小さくなると共に、０５Ｆ１２の内箱外へ
の拡散が抑制されるために硬質ウレタンフオーム４の熱
伝導率の劣化がないのである。
として硬質ウレタンフオーム４に適用した場合、６４０
日後では、モノマー混合物中のアクリロニトリルの組成
比が、５２重量％以上のものから製造された商工ＩＩＡ
’ＡＢｓ樹脂組成物からなる内箱５でないと、熱伝導率
が大きく劣化していることが判った。これは、内箱６を
形成するＡＢＳ樹脂組成物の分子構造が緻密になり、空
気゛の侵入が小さくなると共に、０５Ｆ１２の内箱外へ
の拡散が抑制されるために硬質ウレタンフオーム４の熱
伝導率の劣化がないのである。
なお、アクリロニトリルの組成比が５８重量％を越え共
役ジエン系ゴム分が１３％を下回ると、内箱５の真空成
型性や、外箱２にはめ込む際の耐クラツク性の弱さに起
因した割れの発生があり、内箱６の品質確保の上で大き
な問題となるのである。
役ジエン系ゴム分が１３％を下回ると、内箱５の真空成
型性や、外箱２にはめ込む際の耐クラツク性の弱さに起
因した割れの発生があり、内箱６の品質確保の上で大き
な問題となるのである。
このように、熱伝導率の経時劣化が小さく、又、内箱５
の品質上も問題なく、優れた品質を有する断熱箱体６が
得られるのである。
の品質上も問題なく、優れた品質を有する断熱箱体６が
得られるのである。
発明の効果
以上のように本発明は、外箱と、フルオロカーボン０６
Ｆ１２を発泡剤とする硬質ウレタンフオームと共役ジエ
ン系合成ゴム１３〜１５重量部の存在下に５２〜６８重
量％のシアン化ビニル化合物と４２〜４８重量％の芳香
族ビニル化合物との単量体混合物を重合させて得た商工
）！Ｊ＃ＡＢＳ樹脂組成物を成形した内箱とよりなる断
熱箱体であるから、樹脂透過性の大きい０６Ｆ１２を発
泡剤として適用しても内箱外への拡散は小さく、経時的
な空気の侵入についても防ぐことができる。
Ｆ１２を発泡剤とする硬質ウレタンフオームと共役ジエ
ン系合成ゴム１３〜１５重量部の存在下に５２〜６８重
量％のシアン化ビニル化合物と４２〜４８重量％の芳香
族ビニル化合物との単量体混合物を重合させて得た商工
）！Ｊ＃ＡＢＳ樹脂組成物を成形した内箱とよりなる断
熱箱体であるから、樹脂透過性の大きい０６Ｆ１２を発
泡剤として適用しても内箱外への拡散は小さく、経時的
な空気の侵入についても防ぐことができる。
この結果、硬質ウレタンフオームの熱伝導率は小さいま
まで経時的に維持され、優れた断熱性能を長期にわたっ
て有する断熱箱体を提供することができるのである。又
、内箱は、真空成型性や耐クラツク性においても問題な
く、優れた外観品質を保持することが可能である。
まで経時的に維持され、優れた断熱性能を長期にわたっ
て有する断熱箱体を提供することができるのである。又
、内箱は、真空成型性や耐クラツク性においても問題な
く、優れた外観品質を保持することが可能である。
第１図は本発明の一実施例における断熱箱体の一部を切
り欠いた斜視図、第２図は同断熱箱体の断面図、第３図
は従来例の断熱箱体の断面図である。 ２・・・・・・外箱、４・・・・・・硬質ウレタンフオ
ーム、６・・・・・・内箱、６・・・・・・断熱箱体。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名画 第 図 図 タト 箱 碩實ウレタンフオーム 内 箱 廂熱箱伴
り欠いた斜視図、第２図は同断熱箱体の断面図、第３図
は従来例の断熱箱体の断面図である。 ２・・・・・・外箱、４・・・・・・硬質ウレタンフオ
ーム、６・・・・・・内箱、６・・・・・・断熱箱体。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名画 第 図 図 タト 箱 碩實ウレタンフオーム 内 箱 廂熱箱伴
Claims (1)
- 外箱と、フルオロカーボンＣ＿５Ｆ＿１＿２を発泡剤と
する硬質ウレタンフォームと、共役ジエン系合成ゴム１
３〜１５重量部の存在下に５２〜５８重量％のシアン化
ビニル化合物と４２〜４８重量％の芳香族ビニル化合物
との単量体混合物を重合させて得た高ニトリルＡＢＳ樹
脂組成物を成形した内箱とよりなる断熱箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18087490A JPH0468285A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18087490A JPH0468285A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 断熱箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0468285A true JPH0468285A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16090855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18087490A Pending JPH0468285A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0468285A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8580465B2 (en) | 2009-12-09 | 2013-11-12 | Asahi Glass Company, Limited | Multilayer mirror for EUV lithography and process for its production |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18087490A patent/JPH0468285A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8580465B2 (en) | 2009-12-09 | 2013-11-12 | Asahi Glass Company, Limited | Multilayer mirror for EUV lithography and process for its production |
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