JPH0468254U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案による密封装置の第１の実施
例を示す概略図、第２図はこの考案による密封装
置の第２の実施例を示す概略図、第３図は従来の
密封装置を示す概略図である。 １，２１，５１……固定体、２，２２，５２…
…回転体、３，２３……段部、４，２４……被回
転部材、５，５５……リテーナ、６……円筒部、
７……突出部、８，２８，５８……オイルシール
、９，２９，５９……シールリツプ部、１０，３
０……ダストリツプ部、１１……溝、１２，３２
……スプリング、１３，３４，６３……スリーブ
、１４，３５……円筒部、１５，３６……係止部
、１６，３７……鍔部、１７，３８……振り切り
板、１８，３９……切欠部、１９，４０……フア
ブリツク部材、２０，４１……シール部材、３３
……補強部材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エンジン本体等の固定体１とクランクシヤ
   フト等の回転体２との間を密封する密封装置であ
   つて、該密封装置は、前記固定体１に取り付けら
   れるリテーナ５と、前記回転体２に遊嵌される円
   筒部１４、該円筒部１４の一端に設けられる径方
   向外方に延出する鍔部１６および円筒部１４の他
   端に設けられ、径方向外方に延出するとともに、
   先端部が軸線方向外方に広がる係止部１５を有し
   、かつ、前記鍔部１６と係止部１５との間を前記
   回転体２に設けられた段部３と回転体２に取り付
   けられるフライホイール等の被回転部材４との間
   で挟持固定されるスリーブ１３と、前記リテーナ
   ５に一体に取り付けられるとともに、前記スリー
   ブ１３に当接するシールリツプ部９を有するオイ
   ルシール８と、前記スリーブ１３の外周面に取り
   付けられる環状の振り切り板１７とを具え、前記
   回転体２の回転時に前記振り切り板１７に作用す
   る遠心力によつて前記オイルシール８に作用する
   油等の潤滑材を振り切ることを特徴とする密封装
   置。 (2) エンジン本体の固定体２１とクランクシヤ
   フト等の回転体２２との間を密封する密封装置で
   あつて、該密封装置は、前記回転体２２に遊嵌さ
   れる円筒部３５、該円筒部３５の一体に設けられ
   る径方向外方に延出する鍔部３７および円筒部３
   ５の他端に設けられ、径方向外方に延出するとと
   もに、先端部が軸線方向外方に広がる係止部３６
   を有し、かつ、前記鍔部３７と係止部３６との間
   を前記回転体２２に設けられた段部２３と回転体
   ２２に取り付けられるフライホイール等の被回転
   部材２４との間で挟持固定されるスリーブ３４と
   、前記固定体２１に一体に取り付けられるととも
   に、前記スリーブ３４に当接するシールリツプ部
   ２９を有するオイルシール２８と、前記スリーブ
   ３４の外周面に取り付けられる環状の振り切り板
   ３８とを具え、前記回転体２２の回転時に前記振
   り切り板３８に作用する遠心力によつて前記オイ
   ルシール２８に作用する油等の潤滑材を振り切る
   ことを特徴とする密封装置。 (3) 前記振り切り板１７，３８のオイルシール
   ８，２８側の面には油等の潤滑材を保持するフア
   ブリツク部材１９，４０が設けられている請求項
   １および２記載の密封装置。 (4) 前記スリーブ１３，３４の係止部１５，３
   ６と前記回転体２，２２の段部３，２３との間に
   はシール部材２０，４１が設けられている請求項
   １および２記載の密封装置。 (5) 前記振り切り板１７，３８の適宜の位置に
   は切欠部１８，３９が設けられている請求項１お
   よび２記載の密封装置。