JPH0467966B2 - - Google Patents

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JPH0467966B2
JPH0467966B2 JP58503117A JP50311783A JPH0467966B2 JP H0467966 B2 JPH0467966 B2 JP H0467966B2 JP 58503117 A JP58503117 A JP 58503117A JP 50311783 A JP50311783 A JP 50311783A JP H0467966 B2 JPH0467966 B2 JP H0467966B2
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liquid
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JP58503117A
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JPS61500202A (ja
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Uiriamu Samyueru Sarofu
Debitsudo Sarofu
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RUMETSUKUSU Inc
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RUMETSUKUSU Inc
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Publication date
Application filed by RUMETSUKUSU Inc filed Critical RUMETSUKUSU Inc
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Publication of JPH0467966B2 publication Critical patent/JPH0467966B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/085Fluid mattresses or cushions of liquid type, e.g. filled with water or gel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S5/00Beds
    • Y10S5/932Seals and sealing methods, for plastics

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

請求の範囲 1 加圧時に、空間的配置にかかわらず、内部の
液体の波動やうねりに対してほぼ完全に安定であ
り、かつ、特定部分に溜まる液体の量が多くない
ようにした減衰型液体変位支持装置において、ほ
ぼ同じ大きさのほぼ平行な二つのパネルを有し、
各パネルは境界面を有し、前記パネルの境界面が
液密合せ目状態に互いに密閉され、パネルの一つ
が身体支持面として作用するたわみ性液密材料の
外皮と該外皮内の空間のほぼ全てを占める弾性液
体吸収材料のコアと、該コアをほぼ飽和する液体
と、前記外皮に、その内部と周囲を連通して液体
や気体の出入りを可能にするように取りつけられ
た弁と、外皮のパネルとほぼ平行で且つ大きさが
同じであり、外皮を2個以上の隔室に分ける1個
以上の内部分割部材とを含み、各隔室は、各々の
液体飽和コアを収容し、前記内部分割部材は周囲
に配置された複数の開口を含み、他に貫通穴はな
く、前記内部分割部材の周囲の開口は前記本体支
持面に垂直な力成分を有する外皮への加圧時に、
前記装置の空間的配置にかかわらず、前記外皮の
隔室間に液体を波動やうねりが殆どない且つ前記
外皮の特定部分に溜まる液体量が殆どないように
制御されたほぼ均一な流れで動くように位置づけ
且つ大きさとし、それによつて使用者が前記外皮
を支持クツシヨンとして使用し、前記外皮内の液
体が前記外皮に接する使用者の身体部分について
の平衡を除々に探るようにした減衰型液体変位支
持装置。
2 コアがたわみ性細胞状材料である請求の範囲
第1項に記載の減衰型液体変位支持装置。
3 コアが細胞状ポリウレタンである請求の範囲
第1項に記載の減衰型液体変位支持装置。
4 弾性液体吸収材料のコアが分割部材の内部に
接着され、さらに外皮の内面にも接着されている
請求の範囲第1項に記載の減衰型液体変位支持装
置。
5 減衰型液体変位支持装置の使用者の身体の感
知る部分での圧力を減らすか又は除去するよう
に、外皮の一部をほぼ完全に圧縮し、外皮の残り
の部分での浮く量を増大させた請求の範囲第1項
に記載の減衰型液体変位支持装置。
6 液体が、重量で、20%プロピレングリコー
ル、4%アルカリ可溶セルロースエーテル、およ
び水からなる。請求の範囲第1項に記載の減衰型
液体変位支持装置。
7 外皮を比較的厚い弾性材料のケーシングが囲
んでいる、請求の範囲第1項に記載の減衰型液体
変位支持装置。
8 ケーシングと外皮が互いに接着している、請
求の範囲第7項に記載の減衰型液体変位支持装
置。
9 制御方式での加圧変化に応答し、減衰型液体
変位支持装置の使用者の身体の感知部分での支持
圧力を減らすか、又は除去する減衰型液体変位支
持装置において、ほぼ同じ大きさのほぼ平行な二
つのパネルを有し、各パネルは境界面を有し、前
記パネルの境界面が液密合わせ目状態に互いに密
閉され、パネルの一つが身体支持面として作用す
るたわみ性液密材料の外皮と、該外皮内の空間の
ほぼ全てを占める弾性液体吸収材料のコアと該コ
アをほぼ飽和する液体と、前記外皮に、その内部
と周囲を連通して液体や気体の出入りを可能にす
るように取りつけられた弁と、外皮のパネルとほ
ぼ平行で且つ大きさが同じであり、外皮を2個以
上の隔室に分ける1個以上の内部分割部材とを含
み、各隔室は各々の液体飽和コアを収容し、前記
内部分割部材は前記外皮の周囲に沿つて設けられ
た多数の開口を有し、前記内部分割部材の開口は
前記身体支持面に垂直な力成分を有する外皮への
加圧時に、前記外皮の隔室の間にスロツトル方式
に液体が動くようにし、更に前記外皮と内部分割
部材に設けられた整合開口を含み、前記整合開口
を形成した外皮と内部分割部材の周縁端は開口の
まわりで液密合わせ目状態に互いに結合されて、
前記外皮内に圧縮部分を形成するようにし、該圧
縮部分は減衰型液体変位支持装置の使用者の身体
の感知部分での圧力を減少させるか又は除去する
ように選択的に位置している減衰型液体変位支持
装置。
10 内部分割部材の整合開口が外皮の整合開口
よりも大きく、外皮の整合開口のみが開口の周縁
端のまわりで一体に結合されている請求の範囲第
9項に記載の減衰型液体変位支持装置。
11 整合開口を形成した外皮と内部分割部材の
周縁端が実質的に零高さで互いに結合している請
求の範囲第9項に記載の減衰型液体変位支持装
置。
12 整合開口に管状手段が配置され、整合開口
で形成された外皮と内部分割部材の周縁端が互い
に離れたところで管状手段に結合している請求の
範囲第9項に記載の減衰型液体変位支持装置。
13 内部分割部材の整合開口が外皮の整合開口
より大きく、管状手段が整合開口内に配置され、
外皮の整合開口のみが互いに離れたところで開口
の周縁端のまわりで管状手段に結合されている請
求の範囲第9項に記載の減衰型液体変位支持装
置。
14 各液体不透過性材料で作られた二つのほぼ
平行のパネル13,15を有する未密封外皮11
内に弾性液体吸収材料のコア29を配置し、コア
が外皮をほぼ満たすようにし、前記外皮およびコ
アを圧縮してほとんど全ての気体をそこから押し
出し、前記外皮をその周縁端のまわりで互いに密
封する工程を含む減衰型液体変位支持装置の製法
において、前記外皮の内部を横断するように周縁
に位置した多数の開口6を備えた少くとも一つの
内部分割部材19を前記コアの間に設けて、前記
外皮を少くとも二つの隔室に分割し、各隔室は各
のコアを収容し、且つ内部分割部材の開口により
互いに連通しており、また内部分割部材は各外皮
のパネルにほぼ平行に置かれており、更に外皮と
内部分割部材が互いに密閉されていることを特徴
とする方法。
15 外皮11と内部分割部材19に複数の整合
開口33,35,37,39,41を形成し、該
開口の周縁端を一体に密封する請求の範囲第14
項記載の方法。
16 外皮11と内部分割部材19に複数の整合
開口33,35,37,39,41を形成し、内
部分割部材の開口47を外皮の開口より大きい寸
法とし、外皮の開口の周縁のみを互いに密封する
請求の範囲第14項記載の方法。
17 整合開口33,35,37,39,41の
周縁端が実質的に零高さで互いに密封されている
請求の範囲第15項記載の方法。
18 外皮11と内部分割部材19の整合開口3
3,35,37,41を通して管状手段45を挿
入し、前記開口の周縁を互いに間隔をおいた距離
で前記管状に対して密封する請求の範囲第15項
記載の方法。
19 外皮11と内部分割部材19に複数の整合
開口33,35,37,39,41,47を形成
し、前記内部分割部材の開口47を外皮の開口よ
り大きい寸法とし、前記整合開口を通して管状手
段45を挿入し、前記外皮の開口の周縁のみを互
いに離れた距離で前記管状手段に対し密封する請
求の範囲第15項記載の方法。
20 個人の体形のパターン、モールド、又は成
形体を形成し、体の突起部の部分を前記パター
ン、モールド又は成形体に印象を形成し、配置決
めし、寸法決めし、同時に、印象部を形成しない
敏感部位、外傷部位の部分を前記パターン、モー
ルド又は、成形体にマークし、前記パターン、モ
ールド又は成形体に液体不透過性材料の未密封外
皮11内で弾性液体吸収材料の2個以上のコア2
9を配置し、コアが外皮をほぼ満たすようにし、
更に前記外皮およびコアを圧縮し、前記パター
ン、モールド、または成形体の骨の突起、敏感部
位、外傷の部分に対応する凹み部分43や穴を外
皮に形成し、同時にほとんど全ての気体を押し出
すようにした請求の範囲第14項記載の方法。
21 パターン、モールドまた成形体が硬化さ
れ、減衰型液体変位支持装置用の基体として使用
され、その凹みや圧縮部分がモールドの凹みや圧
縮部分に対応することからなる請求の範囲第20
項に記載の方法。
明細書 発明の背景 本発明は、支持装置に関し、特に、例えばウオ
ータベツドのように内部に液体を有するマツトレ
ス、クツシヨン、あるいは室内装飾用詰め物のよ
うな支持装置に関する。
ウオータベツド、クツシヨン、あるいはそれら
のいろいろな利用物のような液体含有支持装置は
周知である。一方、このような支持装置には多く
の欠点がある。例えば、従来のウオータベツドや
クツシヨンは、使用中に波状になつたり、くねく
ねしたりする。それは、その中の水や他の液体
が、使用者の体重の置き場所によつて、押しやら
れる結果、支持装置内の一部から他の部へ急な動
きを行うからである。さらに、このような支持装
置では、液体を入れる外皮が弾性的にたわみやす
く、最初の液体のうねりに対する反動が生じる。
その結果、支持装置が平衡に達するまで、外皮内
でうねりが行つたり来たりして続く。このような
液体の減衰しないうねりの往復動は、多くの使用
者に不快感を与えるばかりでなく、動揺病を引き
起こすことも実際にある。このような欠点を除く
には、多くのウオータベツド製造者は、使用者の
頭や肩を支持するための部分に液体の変位が無い
ようにしている。そして、そこには、コイルばね
や同様な他の非液体構造物を利用する普通の方法
でマツトレスの一部を構成している。これによつ
て、製造プロセスが複雑になつたり、コストが上
つたりするのは明らかである。
ウオータベツドの製造者はいろいろな方法で波
動を減衰することを試みた。例えば、米国特許第
3585356号には、そのために、液体内にスチロフ
オームのような固体粒子を分散させており、また
米国特許第3600726号では、たわみ性膜の外皮を
有する治療用、安楽用パツドを、その中に弁を介
して液体透過性泡材料、水、その他の流体を入れ
て、形成している。米国特許第3611455号には、
同様の構成の浮きパツドを開示している。米国特
許第3736604号には、その第11図にフラツプ手
段を開示している。米国特許第4245361号には、
中央空洞内に弾性開放細胞状詰め物を入れた比較
的剛性の泡材料製周囲クツシヨンでできた密封型
液体外皮のウオータベツドマツトレスを開示して
いる。
米国特許第3872525号には、液体変位減衰装置
を構成するのに、不透過性外皮に、開放細胞状弾
性泡材料のパツドを入れて結合し、外皮の内側と
連通する弁で流体の出し入れを行えるようにして
いる。米国特許第3789442号では、液体変位装置
として、液体体積の小さい、また重量の小さい水
パツドがマツトレスとして使用され、その中で、
細胞状の泡材料の下側たわみパツドが、たわみ材
料の液体充填容器を入れるように部分的に空中に
なつていて、該パツドの中空でない部分が使用者
の頭や上体に当たるようになつていて、そこには
前記液体容器を置かないようにしてある。同一の
細胞状泡材料の上側たわみパツドが下側パツドを
通つて延びている。この構造全体がたわみ性の水
不透過外皮内に収容されるように、外皮の端の開
口を介して挿入され、そして外皮の端を閉じる。
米国特許第3702484号では、マツトレスやクツシ
ヨンに利用する低水体積、低重量の水パツドが開
示され、水充填容器が細胞状泡材料の板状材の上
下層の間にはさまれ、全体が水不透過性板状材で
囲まれている。
米国特許第2748399号では、軽量の泡状ゴムの
クツシヨン構造の中に、複数の隔室を有する袋を
設け、これらの隔室は連通していても、遮断され
ていてもよく、また空気で満たされている。泡状
ゴムの層は、袋に支持されて、袋は泡状材料の2
層の間にはさまれている。スイス特許第608951号
では、プラスチツクなどの弾性材料の枠体を有す
る気密、液密の内側外皮を設け、外皮に液体を充
填したクツシヨン構造を開示している。内側外皮
は、多数の隔室に分けられ、これらの隔室は、全
体的に隔離してあつても、またオリフイスや弁で
連通していてもよい。内側外皮は、それよりも体
積の大きい気密・液密の外側ケーシングに入れら
れ、該外側ケーシングも液体や水で充填されてい
る。米国特許第4370768号では、液体変位減衰支
持装置に、たわみ材料の外皮を設け、その中に、
液体でほぼ飽和した弾性液体吸収材料のコアを入
れ、外皮には、それを2つの隔室にわける内側分
断部材が含まれている。
前述の各装置は、従来のものに比較して、その
中の液体の波動やうねりをある程度改良してい
る。そして、米国特許第4370768号では、他のも
のよりかなり大きな効果を得ている。しかし、こ
のような装置における不利な波動やうねりをさら
に大きく克服しなければならないという要求はま
だある。
従来の液体変位支持装置の他の欠点は、そこに
かかる重量や力の移動に応答する反動が急速すぎ
る傾向にあつて比較的不安定であるということで
ある。例えば、マツトレスとしてこのような装置
を使う人が寝返りをうつとき、動きを始めるため
に手足でマツトレスを押すと、マツトレスはそれ
にすぐに押されてしまう。マツトレスの中で液体
がうねると、マツトレスは人の下でうねる。ま
た、人がマツトレスから起き上がるとき、その平
衡感覚に関してかなり不安定な感じを受ける。な
ぜなら、その体重が端へ動けばマツトレスが急速
に逃げるからである。この不安定性は、従来の椅
子や、車椅子や、自動車の座席にクツシヨンとし
て液体変位支持装置を使用した場合にも感じられ
る。この不安定性は、椅子や車椅子から立ち上つ
たり、自動車から出るときに極めてはつきりと現
われる。実際に生じることでは、人の体重が移動
すると、クツシヨン内で液体がすぐに移動し、体
を上方へ押そうとすると、体の下からクツシヨン
がとび出てしまうように感じる。さらに、自動車
や車椅子が動いているときに、揺動運動が、同様
の理由で、従来の液体充填クツシヨン装置によつ
て著しく増幅する。繰返すが、前述の先行技術
は、この欠点を、すなわち、力や体重のかかつた
ときの相対的不安定性をある程度解決し、米国特
許第4370368号では、他の先行技術より良い結果
が得られる。しかし、この不安定性を大幅に改良
する装置の必要性が未だ存在する。
従来の液体変位支持装置に係る他の欠点は、多
くの場合、水平な姿勢で使用しなければならない
ことである。これは、比較的長い液体変位支持装
置を垂直に置いたり、水平に対してかなり角度を
つけて置いたりすると、液体が重力によつて下側
部分に移るからである。これによつて、下側部分
がふくらみ、上側部分には、クツシヨン効果、支
持効果がなくなつてしまうか、大幅に小さくな
る。その結果、例えば、水平方向に対して一定角
度傾むける必要のあるところがある病院ベツド、
背もたれ、室内装飾用詰め物として使用するには
有効性が限られてしまう。米国特許第4370678号
では、この問題を認識しており、使用する液体の
量を減少して、ある程度解決しているが、すなわ
ち、液体でほぼ飽和したたわみ性細胞状材料のコ
アを使用して液体の移動を減衰し、やわらげてい
るが、空間的姿勢がどうであろうとこの点に関す
る大きな改良がなされた液体変位支持装置の必要
性が依然としてあるのである。
従来の液体変位支持装置の欠点として、さら
に、水のように非圧縮性の、あるいは極くわずか
な圧縮性の液体が使用されており、使用者の体が
直接接する表面が平らであることがある。従つ
て、使用者の体の骨格の突部、例えば、骨盤、腰
骨、尾骨、背骨脊椎骨、肩甲骨、ひじ、ひざ、足
首の骨などがこの平らな表面と直接に接する。従
つて、このような骨格の突部がこの平らな表面に
当たる力と、この力に対する装置中の液体の反動
力が、使用者に不快感を与える。この欠点は、こ
の装置を、例えば、使用者が長時間座つたままで
あるクツシヨンや車椅子、あるいは使用者が長期
間安静にしたり、極くわずかしか動けない病院の
ベツドに利用する場合、特にやつかいである。し
かし、この装置を自動車のクツシヨンに使用した
り、長時間ほぼ同一位置に使用者が居るようなと
ころに使用したりする場合にも同じことがいえ
る。先行技術では、泡状詰め物のようなクツシヨ
ン手段を使用して、この問題をある程度解決して
いるが、この問題を更に解決する装置が依然とし
て必要である。
さらに、従来の液体変位支持装置の欠点として
その重量がある。液体セルの内部全体が液体で満
たされているから、全体重量は大きくなる。この
問題は、ある程度従来技術によつても解決されて
いるが、さらにこの問題を解決する装置が未だ要
求される。
前述のことから、従来技術の多くの欠点をある
程度解決したという点では、液体変位支持装置は
徐々に発展して来てはいるが、未だ前述の欠点が
存在しているのであり、このような欠点のない液
体変位支持装置は未だ要求されている。本発明は
このような要求にこたえるものである。
本発明の概略 本発明およびその広い特徴によれば、減衰型液
体変位支持装置が、たわみ性材料の外皮と、外皮
内のほぼ全空間を占める弾性液体吸収材料のコア
と、コアをほぼ飽和する液体と、外皮の内部と大
気を連通して液体や気体を出し入れするように外
皮にとりつけた弁と、外皮の内部を複数の開口が
横断して配置されるように、また外皮を少なくと
も2つの隔室に分けて、各隔室に各々の液体飽和
コアを収容するようにした少なくとも1個の内部
分割部材とを有し、内部分割部材の開口によつ
て、加圧時に、外皮の隔室間に液体が移動でき
る。
本発明の他の実施例では、外皮と内部分割部材
の内で複数の開口が整列しており、該開口の周縁
端は大体高さ零で結合されており、著しくは、該
開口に管状手段を挿入して、開口の周縁端を互い
に離れたところで管状手段に対し密封し、外皮か
ら液体が出るのを防止し、外皮内の液体量を安定
化している。他の実施例では、管状手段を使用
し、内部分割部材内の整列した開口または孔が外
皮の開口より大きく、外皮の開口の周縁端のみ
が、離隔関係で管状手段に対し密封され、内部分
割部材の大きい開口は隔室間を流通する液体の付
属的開口となる。
本発明によれば、減衰型流体または液体変位支
持装置を作る方法が、液体不透過性材料の未密封
外皮内に液体吸収材料のコアを2個以上配置し、
コアが外皮内をほぼ占めており、コアとコアの間
に、外皮の内側を横断して、複数の開口を備えた
1個以上の内部分割部材を設け、外皮を2個以上
の隔室に分け、各隔室内に各々コアを有し、内部
分割部材の開口を介して隔室を互いに連通し、外
皮とコアを圧縮し、そこからほぼ全部のガスを押
し出し、分割部材と外皮をその周縁端にそつて互
いに密封し、圧縮した外皮とコアを液体内に浸漬
して、外皮を部分的に開いて、コアがほとんど液
体で飽和してそれ以上吸収しないようになるまで
液体を入れてから外皮を閉じる。
本発明の他の実施例では、外皮と内部分割部材
に複数の開口を整列して設けて、大体零高さで該
開口の端を密封するか、該開口に管状手段を挿入
して、その周縁端を互いに離れた距離で管状部材
に対し密封する。本発明の他の実施例では、管状
手段を使用すると共に、外皮の開口より大きい開
口または孔を内部分割部材に整列して設けて、外
皮の開口の周縁端のみを離隔関係で管状手段に対
して密封し、隔室間を移動する液体の補助的開口
とする。
図 面 本発明を十分に理解するために、添付の図面に
関して以下に詳細な説明を行う。
第1図は、本発明の減衰型液体または流体支持
装置の部分断面平面図で、各部分の関係と、隔室
間を液体が移動できるように内部分割部材に設け
た開口を示す。
第2図は、本発明の減衰型液体支持装置の他の
実施例の平面図で、外皮と内部分割部材に整列し
て形成した開口の使用を示す。
第3図は、第2図の装置の線2−2に沿う部分
断面図で、外皮と内部分割部材を通る開口の周縁
端が大体零高さで結合しているところを示す。
第4図は、第2図の装置の線2−2に沿う部分
断面図で、外皮と内部分割部材を通る開口内に管
状手段を配置し、外皮と内部分割部材の開口の周
縁端を離隔関係で管状手段に結合しているところ
を示す。
第5図は、本発明の減衰型液体変位支持装置の
断面図で、外皮を囲む弾性材料の比較的厚いケー
シングの使用を示す。
第6図は、本発明の減衰型液体変位装置の部分
断面図で、圧縮密封状態にあるところを示す。
第7図は、第6図の装置の部分断面図で、コア
が液体でほぼ飽和したところを示す。
第8図は、第2図の線2−2に沿う断面図で、
外皮の整列開口の周縁端のみが離隔関係で管状手
段に取りつけられ、内部分割部材の整列開口が外
皮の開口より大きく、管状手段に結合していない
ところを示す。
好適実施例の説明 第1図で、本発明の減衰型液体変位支持装置が
液体不透過性外皮またはセル11を有し、パネル
または側面13,15が設けられている。外皮
は、高品質の「プール等級ビニル」で作るのがよ
く、その厚さは約0.020インチで、ピンホールが
無く、少なくとも約−20°F(Ca30℃)で冷間割れ
抵抗があり、通常の誘電加熱技術で一体に容易に
溶けるようなパネルまたは側面となる属性のもの
である。外皮のパネル15に弁17が、第5図に
示すように埋め込まれ、液体や気体を出し入れす
るために外皮の内部と大気を連通させる。弁は、
しつかり閉じる型のものがよく、この点に関し、
ホルキーロバーツ(Halkey−Roberts)社の
1020AF型が特が適していることがわかつた。内
部分割部材19が、パネル13,15と同一また
は同質の材料で作られ、外皮の内部を横断し、2
個の隔室21,23に分ける。内部分割部材に
は、4個の開口が、例えば2個の弧状開口25,
27のように設けられ、隔室間を連通する。本発
明の装置で使用された内部分割部材の開口は、装
置が大体矩形の場合、隅に配置するのが普通であ
るが、4個以上設けてもよいし、分割部材の周縁
端の近くにあるいは、それに沿つて配置するのが
よいことがわかるだろう。例えば、装置が円形の
場合、複数開口が分割部材の円形周縁の近くに配
置できる。開口の形状は重要でないが、その寸法
と配置によつて本発明の減衰型液体変位支持装置
に大きな効果が得られる。これについては、後で
詳述する。
弾性液体吸収材料のコア29は、外皮の隔室内
の空間の大部分を占める。コアをほぼ飽和する水
のような液体が、外皮の隔室内に収容される。コ
ア29は、ウレタンフオームのような弾性液体吸
収材料で作れる。細胞構造を有するウレタンのよ
うな材料は、後述のように望ましい減衰作用をす
るから特に有用である。弾性液体吸収コア29
が、後述のように、適当な接着剤で、内部分割部
材19だけに、その両側または片側に、または外
皮のパネル13,15の片方または両方に取りつ
けられる。接着剤は、このために、パネルの内側
面となる面に塗布される。外皮のパネルと、内部
分割部材は、パネル13,15と同一面関係で外
皮の内部を横断しており、コアを液体飽和の膨張
状態で収容し、パネルと分割部材を周縁31に沿
つて互いに熱密封するのに充分な寸法になつてい
ることが理解できよう。
本装置の作動は、従来のウオータベツド、クツ
シヨン、他の流体変位支持装置の作動と大体同様
であるが、明らかに異つた態様で作動するところ
もあり、従来得られなかつた利点も有する。作動
の類似性の点では、液体、この場合水、が、該装
置に加わる力に応じて隔室の中を移動する。しか
し、従来のウオータベツドやクツシヨンのような
流体変位支持装置との類似性はここまでで、本発
明の独特の構成により明らかな相違が生じる。例
えば、本発明では、圧力が外皮またはセルの隔室
に加えられた部分から、水などの液体が自由に移
動できないが、内部分割部材の開口によつて隔室
間において、調整された、絞られた、あるいは制
御された流れが生じ、開口の大きさは、隔室間の
流体の移動速度を最適なものとするようになつて
いる。さらに、水などの流体の動きは、同時にコ
アの細胞状態構造によつても調整されあるいは絞
られ、細胞状構造はその弾性によつて装置の堅固
性を増す。さらに本発明で使用する水などの液体
の量が従来のものに比較してかなり少ないことが
わかるであろう。
従つて、本発明の流体変位支持装置は、その空
間的配置態様にかかわらず、安定性が極めて高
く、垂直方向に利用されて底部が非常にふくらん
でしまうということもなくその安定性は実質的に
不変である。安定性の高さとふくらみの無いこと
は、従来技術では満足に得られなかつたことであ
るが、外皮やセル11の内部がコアの飽和の前に
ほぼ脱気されていて、流体が下方へ移動しようと
するセル内が真空になるという事実と共に、流体
が内部分割部材の開口を介して隔室に調整され、
絞られ、制御された態様で、出入りすることがで
きるという事実、さらに、コアが特にそれが内部
分割部材や外皮パネルに固着している場合に、ほ
とんど変位しないという事実に主としてよるので
ある。従つて、力や重みが加わつてもゆつくりし
た制御された態様で装置は常に平衡に達するので
あり、波動やうねりの往復動がなくなるのであ
る。
従つて、実際に、本発明の装置をベツドやクツ
シヨンとして使用する場合、使用者の体重に対す
る調整はゆつくりかつ徐々に行われ、ほとんど感
じることがないといつてよい。しかし、液体は流
れることができるから、平衡状態に向つているの
は確かであり、しばらくの後には、使用者は徐々
に快さとしつかりした支持感を感じる。体の置き
場所を変えたいとき、あるいは立ち上りたいと
き、その動きに対する反応が遅いから、装置から
受ける支持は続いている。これによつて、従来の
装置にくらべて、安定感が良く感じられるのであ
る。すなわち、従来の装置では、不安定な感じが
あつて、病人が例えば食事をしたり、掻いたり、
着物を着たり、基本的な動作をするのに困難であ
つたり、乗物酔いみたいになつたり、部位感覚喪
失や幻覚を生じたりしていた。さらに、立ち上つ
たりするとき、体を上方へ押しても、体の下から
装置が逃げていく感じが最早しなくなる。さら
に、本発明の装置をベツドやクツシヨンとして利
用するとき、特に後者の場合、流体や液体は、体
が装置に接するとき、外皮やセル11の周縁端へ
移動する傾向が大きく、そして比較的著しい上方
流よりはむしろ開口を通るゆつくりした流れにな
る。なぜなら、内部分割部材の開口が周縁に沿つ
て配置され、液体がゆつくりした、調整され、絞
られ、制御された形で隔室間を流れるからであ
る。
さらに、この装置を使用する場合、体の骨格の
突起のような特徴部分に応じて普通に圧力点が生
じることが認められる。本発明では、広い重量分
布によつて圧力が低くなるという医学的事実が認
められる。しかも、この広い重量分布は、圧力点
の発生という欠点を克服することを究極的解決と
するものではない。著しく圧力を低くできる浮上
装置にすわつたり、横になつたりするときでさ
え、座骨結節や尾骨の普通の突起のために、ある
いは、けがや皮ふの外傷で敏感になつているとこ
ろにわずかでも圧力が加わつたために、不快感を
感じることが多い。さらに、けがや外傷のある部
分は、血液の循環を制限する外圧が加わらなけれ
ば、はやく直るであろう。この問題は、本発明の
第2図、第4図〜第8図に示す実施例によつて、
前述のように外皮またはセルを構成し、骨や感じ
やすい体部の下に穴や圧縮部分を、感じやすい体
部のまわりに体重の全てを浮かせて支持し、これ
らの体部がその下のセルや、基本や詰め物と接し
ないように保持され、そこに圧力が加わらないよ
うにして、設けることにより防止できる。敏感な
体部との接触を無くすと、残りの体部がその下の
外皮やセルと接して受ける圧力が増大する。しか
し、外皮やセルに圧力を分配する能力があるか
ら、医学的には許容できるころである。本発明の
概念的特徴を実行すると共に、病人のような使用
者にその最大の利益を与えるために、体重や骨格
などの肉体的特徴の全く同じ者は二人としていな
い事実、けがや外傷などの特殊部位の大きさや場
所も同じでないという事実を考慮しなければなら
ない。従つて、特に医学的使用の場合では、外皮
やセルの穴や圧縮部分は、敏感な体部やけがの部
分に圧力が加わらないように大きさと場所を決め
るのが好ましい。本発明によれば、外皮やセルの
穴や圧縮部を正確に位置決め、寸法決めするため
に、体の印象を作るのに現在使用されている材料
のブロツクに、人の体の形のモデルや正確な印象
を作ることによつて、このことが達成される。こ
のようなモールド形成では、モールドや印象の材
料に印象を作らない敏感部位やけがの部位は、フ
エルトのマーキング手段や他の方法で印をつけ、
外皮やセルの該当部分を必要に応じて圧縮して、
敏感な部位やけがの部分が浮くようにし、すなわ
ち、そのような部分に穴や圧縮部分が来るように
する。
こうして作つたモールドや成形体は、パターン
やモールドとして使用でき、それから、前述の基
体や詰め物を作ることができ、病人等の体全体か
ら圧力を除くことができる。ブロツクやモールド
は、硬化したり、硬質材料で複製を作ることがで
き、外皮やセルの基体や詰め物として使用でき
る。本発明によつて減衰型液体変位支持装置の基
体としてこのようなモールドや成形体を使用する
と、例えば、穴に対して適当な位置に、あるいは
該装置を置いた車椅子やベツドに対して、看者を
きちんと配置できる利点も得られる。
一般的使用のために、圧縮部分は、体に対して
全体に快い感じを与えるために座骨や尾骨に圧力
がかからない配置や寸法にすることができ、この
ような例としてクツシヨン付家具、車輌の座席、
詰め物付き車椅子などがある。また穴、すなわち
小さな開口は、外皮やセルに設けることができ、
わずかな凹みとなり、クツシヨン付家具に房を付
けるような効果を与え、家具構造に該装置を固定
する手段としても作用し、特に浮き背もたれのよ
うに垂直位置に置かれたときに有効である。本装
置では、重力効果による振動や乱用によつて移動
したり変位することはない。
さらに、本発明の実施例が複雑な形になつて
も、外皮やセルの特定の場所はほぼ完全に圧縮で
きる。例えば、マツトレス、クツシヨン、背もた
れ、その他のクツシヨン付部品として使われ、部
品によつては支持機能を有する必要がないところ
では、この部分は、零高さまでほぼ完全に圧縮し
外皮のパネルや内部分割部材が周縁端で結合され
るのと同様に熱で密封できる。すなわち、浮かす
必要のない構造部分はほぼ完全に閉じてよいので
ある。このような部分は閉じると、外皮やセルの
残りの部分の浮きが大きくなり、用途によつて
は、外皮やセルの全体の高さを増大する必要がな
くなり、不必要な重量を省けるし、大きさも最小
にできる。
第2図および第4〜8図で、説明すると、第2図
の装置は第1図のものに似ているが、外皮すなわ
ちセル11が複数の穴あるいは開口33,35,
37,39,41を有している点が異なる。本装
置では、第3図に部分43で示すように、開口は
圧縮部分や凹み部分を形成することが認められ
る。外皮のパネル13,15や内部分割部材19
が全てほぼ零高さで加熱密封され、穴や開口を周
縁で密封し、該装置から液体が流出するのを防止
する。一方、本発明の実施例によつては、穴や開
口に管状手段45を設けることができる。例えば
第4図に示すように、開口35に管状手段45を
設け、外皮のパネル13,15と内部分割部材1
9が開口のまわりで互いに離隔関係で管状手段に
密封され、浅い目立たない圧縮部分、あるいは凹
み部分を形成する。本発明の装置に管状手段を利
用すると、装置の高さを特定のところにすること
ができ、いろいろな長さの管状手段を使えば必要
に応じて高さが変えられる。
第8図に示すような実施例では、開口35に管
状手段45を設け、外皮のパネル13,15を開
口の周縁端のまわりで離隔関係で管状手段に密封
している。しかし、内部分割部材19の開口は、
パネル13,15より大きくて、管状手段には取
りつけられておらず、隔室間の連通のために補助
的開口47となる。
本発明では、減衰型液体変位支持装置やそのい
ろいろな実施例は、前述のように、最終製品とし
て使用できる。しかし、一般的には、第5図に示
すように、熱絶縁の良好な弾性材料の外側ケーシ
ング内に前述の外皮またはセルを配置するのがよ
い。第5図では、本装置がマツトレスとして使用
される。熱絶縁が良好な弾性材料の外側ケーシン
グ49が外皮またはセル11を囲む。これにはウ
レタンフオームが適している。図示していない
が、ケーシング49はマツトレスに一般に使用さ
れる適当な被覆材料で覆われている。被覆は、充
分にやわらかく、良くのびて、前述のような本装
置の機能を妨害してはならない。ケーシングには
適当な凹みがあつて、外皮やセル11を受け入
れ、二つ割れに作られ、装置の組みたてを容易に
する。本発明の好適実施例では、適当な接着剤を
使つて、外皮11をケーシング49の内表面にく
つつける。接着剤はビニルをウレタンフオームに
接着するのに適したものがよく、例えば、3−M
社から製造されるスコツチグリツプ(Scotch−
Grip)接着剤第1359番がよい。こうして、ケー
シングに外皮11を接着すると、出荷や作動の間
に外皮を適所に保持できる。また、外皮が一端を
下にして立てられたとき底近くが膨らむ傾向を抑
えたり補強することにも役立つ。もつとも、後者
の場合には、前述のように、セルはほぼ完全に安
定で、ふくらむことがない。
前述のように、本発明の装置では、コアが水の
ような液体でほぼ飽和している。本発明の実施例
においては、水の使用が好適である。しかし、本
発明の実際の使用においては、温度が比較的低温
で、零度以下にもなることがあるから、水は、氷
点を下げる添加剤と共に使用するのがよい。従つ
て、本発明の実施例で使用するのに特に好適な液
体は、20%プロピレングリコール、4%ナトロゾ
ール(Natrosol)、および他の添加剤を加えた水
からなるものである。この混合物は大きな温度変
化によつても影響されないし、プロピレングリコ
ールの存在が氷結防止になる。さらに、プロピレ
ングリコールとナトロゾールは、水のような液体
の粘性を増大することにもなり、液体の移動の制
御にもなり、本装置の大部分の圧縮部分に一定量
の液体が残りやすいという傾向をなくす。これ
は、さらに、本装置による浮きの性質を安定化
し、その制御を向上する。ナトロゾール
(Natrosol)は、HerculesPowder Company(米
国デラウエア,ウイルミントン所在)の登録商標
であつて、アルカリ可溶のセルロースエーテルに
関するものである。
本発明の実施に使用する液体に関し、石油を含
むいろいろな型式の厚いゲルの使用は、有用であ
るが、多くの理由で避けるべきである。例えば、
このような材料は比較的重くて、時間と共に硬く
なり、重量を分散したり、圧力を下げることがで
きなくなる。さらに、これらの材料は、一般的に
高価である。逆に、水は容易に得やすく、プロピ
レングリコール、ナトロゾール(Natrosol)な
どの添加物と混合して使用しても高価ではない。
本発明の減衰型液体変位支持装置によれば、前
述のような従来技術の欠点が全て克服できる。従
来技術の多くは体重を支持するのに比較的多量の
液体を必要とする。特に、体重によつて液体が完
全に押しのけられて、底がついてしまうことがな
い場合はそうである。このような装置の総重量は
本発明の装置にくらべてかなり大きい。本発明の
装置では、コア材料があるから、コアをほぼ完全
に飽和するために必要な水の量を著しく減らし、
必要な重量分布特性が本発明の減衰型液体変位支
持装置によつて達成される。
本発明の装置は、従来の液体変位支持装置のい
ろいろな欠点を克服するが、広範囲の最終製品に
利用できるという特徴もある。例えば、本発明の
装置はいろいろな形に製造でき、マツトレスとし
て、クツシヨンとして、詰め物付き車椅子や自動
車に、従来型式の椅子に利用でき、室内装飾用詰
め物として家具に利用でき、椅子の浮き背もたれ
として、また浮きひじかけとして利用できる。事
務家具の場合、製造者は、椅子が使用者の背にな
じむように、そして所望の結果がなめらかに且つ
機能的に得られるような調整を必要に応じてでき
るように常に努力している。さらに、必要な調整
を行うのに必要な時間も重要であると考えられ
る。しかし、本発明の減衰型液体変位支持装置
は、自動的に自己調整できるから、これらの問題
を解決している。本発明の装置は、その特異な構
成で、家具用の室内装飾詰め物として使えるよう
に適当に形成でき、これらの家具が事務用であろ
うと、家庭用あるいは医療用であろうと従来の詰
め物にとつてかわるものである。
前述のように、コアや液体にいろいろな物質を
使用できることは、本発明の範囲内にあることを
理解できよう。同様に、外皮を囲むケーシングも
いろいろな材料でできる。しかし、ケーシングを
作るのにどの材料を使用するとも、外皮の中にど
のような液体を使用するとも、その選定は、本装
置の堅固性、安定性の要求を損うほど性質を著し
く変えてはならない。例えば、コア内に使用され
る材料や液体は、反応時間や堅固性や安定性の程
度を本発明の要求するところから大きく変えては
ならない。
方 法 本発明では、減衰型液体変位支持装置の製法
が、その最も広い範囲では、液体不透過性材料の
未密封外皮内に弾性液体吸収材のコアを2個以上
配置し、コアは外皮をほぼ満たし、コアの間に外
皮の内部を横断し、複数の開口を設けた1個以上
の内部分割部材が外皮を2個以上の隔室に分ける
ようにし、各隔室が各々コアを収容し、隔室は内
部分割部材の開口を介して互いに連通し、外皮と
コアを圧縮してほぼ全部の気体を押し出し、外皮
と分割部材をそれらの周縁端のまわりで互いに対
し密封し、圧縮した外皮とコアを液体内に浸漬
し、コアが液体でほぼ飽和してそれ以上吸収しな
くなるまで液体を入れるように外皮を部分的に開
き、そして外皮を閉じる。密封工程は、圧縮工程
の前か、それと同時に実施できる。本方法は、外
皮をケーシングで囲んで接着剤でケーシングに付
けることを含むのがよい。ケーシングは断熱性の
よい弾性泡状材料で作るのがよい。
さらに、本方法では、複数の整列開口を外皮と
内部分割部材に形成し、開口の周縁端を密封する
ことを含む。整列開口の周縁端は実施的に零高さ
で一体に密封され、あるいは管状手段が整列開口
を介して挿入され、開口の周縁端が互いに離れた
ところで管状手段に密封される。整列開口が実質
的に零高さで一体に密封され、あるいは離隔関係
で挿入された管状手段に密封される場合、形成・
密封は圧縮工程の前か、それと同時に行われる。
本方法の一特徴によれば、内部分割部材の整列
開口は外皮のパネルの開口より寸法が大きく、外
皮パネルの開口の周縁端のみが、開口を通る管状
手段に密封される。この特徴によれば、大きい穴
が都合のよい方法で細胞状コア材料にあからかじ
め開けられ、次いでコア材料が内部分割部材に接
着され、そして内部分割部材に穴が開けられる。
この作業が終ると、開口が外皮のパネルに設けら
れ、パネルと内部分割部材がコア材料を接着した
まま組み立てられる。そして、管状部材がそこに
挿入される。組立体は適当な型に入れられ、圧縮
され、熱で密封されて組立体はその周縁端のまわ
りで閉じられ、外皮のパネルの開口の周縁端を管
状手段に対して密封し、同時に、管状手段を通す
ために内部分割部材に開口を形成する。この特徴
によれば、内部分割部材の周縁開口は管状手段に
対して密封されない。ここでも、組立体の密封
は、圧縮工程の前か、それと同時に行われる。
さらに具体的には、本発明の装置の製造は、標
準的な加熱密封型部材を少し変形して利用でき、
型部材に、コア材料の2倍以上の堅さを有する泡
状ゴムやスポンジ材料を充填することを含み、型
部材を作動するとコア材料が圧縮され、その中の
空気などの気体が全て押し出される。本方法で
は、まず、熱密封プレスの床板の上にビニル片が
置かれ、型部材の下で芯合わせされる。このビニ
ルが外皮11のパネル13になる。次に、ウレタ
ンフオーム材29がビニルの上に中心に置かれ、
内部分割部材19がウレタンフオーム上の中心に
置かれ、他のウレタンフオーム材の片が内部分割
部材19の上の中心に置かれ、最後に、外皮のパ
ネル15を形成する他のビニル片がウレタンフオ
ームの上の中心に置かれる。ビニルの頂部片には
弁17が埋め込まれ、弁は閉じた状態にある。次
に、熱密封プレスを働かせて、型部材を組立体に
おろす。型部材内の詰め物が、ウレタンフオーム
を圧縮し、空気等の気体を押し出してしまう。型
部材が作動位置にあるとき、組立体の周縁端にそ
つて普通の方法でラジオ周波数加熱を行つて、密
封31を形成する。圧縮状態の組立体が第6図に
示され、圧縮状態での密封によつて、型部材が取
り出されたときにコア29が空気を吸収しないよ
うにできる。従つて、平らになつた外皮11が作
られ、外皮11の中に圧縮コア29があり、外皮
11は内部分割部材19によつて隔室21,23
に分けられる。これらの場合、ウレタンフオーム
は内部分割部材の片側または両側のみに接着さ
れ、あるいは外皮の両パネルに接着され、接着剤
は、パネルの内側表面となる側面につけられ、ま
た分割部材の一方または両方の面にもつけられ
る。接着剤をつけるのは、パネルや分割部材が熱
密封プレスの床板に置かれる前、すなわち床板上
に「貯蔵」されるときである。
圧縮した外皮は、液体、好ましくは水、の中に
浸漬されて、弁17が開き、液体が弁を介して外
皮の中に入り、第7図に示すように、コア29の
膨張をコアの吸収がなくなるまで行わせる。いい
かえると、コアはほぼ飽和になる。代わりに、外
皮の中に空気を入れないように圧力ポンプを利用
して、圧縮した外皮を単に液体で満たすようにし
てもよい。
外皮の膨張を可能とするように充分な大きさの
ビニル材料片と内部分割部材片を使用することが
理解できよう。余分の材料は第7図に垂直壁部分
51として示される。
コア29が飽和すると、弁17が閉じて、外皮
を液体から取り出して、乾燥し、必要に応じて、
ケーシング49の中に置く。ケーシング49は、
外皮を収容できるように、適当な空洞があり、且
つ二つ割れになつている。また、ケーシングは、
前記空洞の表面に接着してあるのがよい。最後
に、ケーシングのまわりに、あるいはケーシング
を使用しない場合は、外皮自体のまわりに、適当
な覆い材料を配置できる。
内部分割部材の周囲開口が第1図で25,27
で示され、整列開口33,35,37,39,4
1が第2図に示されているが、これらは、外皮の
パネルや内部分割部材を型部材の中で組み立てる
前に、パネルや分割部材を形成するビニル材に必
要に応じて前もつて切り開けておくことができ
る。さらに、整列開口は、その周縁で高さに関し
適当な方法で密封されるが、それは、外皮の周縁
端の密封と同時に行われうる。
このような場合、型部材を適当に改良して、公
知の技術により密封を行うことができる。このこ
とは、管状手段を利用した場合にもいえ、この場
合、型部材の各要素の組立時に、整列開口内に管
状手段を挿入して行う。型部材は、管状手段の存
在を受け入れるように改良されている。
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