JPH0467904A - セメント製品のプレス成形装置 - Google Patents
セメント製品のプレス成形装置Info
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- JPH0467904A JPH0467904A JP18197090A JP18197090A JPH0467904A JP H0467904 A JPH0467904 A JP H0467904A JP 18197090 A JP18197090 A JP 18197090A JP 18197090 A JP18197090 A JP 18197090A JP H0467904 A JPH0467904 A JP H0467904A
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、主として原型スレート瓦等のセメント製品
をプレス成形する装置に関する。
をプレス成形する装置に関する。
従来の成形装置が、セメント原料をプレス成形する工程
を第8図ないし第12図に示している。 この装置は、下金型11と、型枠12と、上金型l5と
、水切板13と、載板14とを備えている。 この構造のセメント製品のプレス成形装置は、下記の工
程でセメントをプレス成形する。 ■ 下金型11にセメント原料を供給する(第8図)。 ■ 型枠12で下金型11の周縁を囲み、上金型15を
押し下げてセメント原料をプレスする(第9図)、この
とき、セメントに含まれる水は、水切板13から排水さ
れる。 ■ 上金型15と型枠12とを一緒に上昇して、成形さ
れたセメント製品を吸着して上昇させる(第10図)。 ■ セメント製品の下方に載板14を搬入し、型枠12
を上昇して成形されたセメント製品を載板14の上に載
せる(第11図および第12図)。 ■ その後、載板14に載せた状態でセメント製品を次
の工程に運搬して養生、硬化させる。
を第8図ないし第12図に示している。 この装置は、下金型11と、型枠12と、上金型l5と
、水切板13と、載板14とを備えている。 この構造のセメント製品のプレス成形装置は、下記の工
程でセメントをプレス成形する。 ■ 下金型11にセメント原料を供給する(第8図)。 ■ 型枠12で下金型11の周縁を囲み、上金型15を
押し下げてセメント原料をプレスする(第9図)、この
とき、セメントに含まれる水は、水切板13から排水さ
れる。 ■ 上金型15と型枠12とを一緒に上昇して、成形さ
れたセメント製品を吸着して上昇させる(第10図)。 ■ セメント製品の下方に載板14を搬入し、型枠12
を上昇して成形されたセメント製品を載板14の上に載
せる(第11図および第12図)。 ■ その後、載板14に載せた状態でセメント製品を次
の工程に運搬して養生、硬化させる。
【発明が解決しようとする課題】
以上の状態でセメントを成形する装置は、金型コストが
高(なり、しかも、セメント製品を奇麗に歪なく成形す
るのが難しい欠点がある。金型が高くなるのは、厚くて
重い上金型の下面を、鏡面に、あるいは、凹凸面に加工
するからである。また、セメント製品を奇麗に成形でき
ないのは、プレス成形した後、載板に載せ変えて次の工
程に運搬することが理由である。 第8図ないし第12図は、わかり易くするために、セメ
ント製品を平面状としているが、実際の成形品は、殆ど
が立体的な凹凸がある。そのため、成形状態における凹
凸が載板の凹凸に正確に合致しないと、載板で歪ができ
ることになる。 また、金型で成形した面を外部に表出して次の工程に運
ぶので、この面が保護されずに損傷を受は易い欠点があ
ったに の発明は、これ等の欠点を解決することを目的に開発さ
れたもので、この発明の重要な目的は。 金型を安価にでき、しかも成形面を奇麗に保持し、さら
に、歪を少なくして養生できるセメント製品のプレス成
形装置を提供するにある。
高(なり、しかも、セメント製品を奇麗に歪なく成形す
るのが難しい欠点がある。金型が高くなるのは、厚くて
重い上金型の下面を、鏡面に、あるいは、凹凸面に加工
するからである。また、セメント製品を奇麗に成形でき
ないのは、プレス成形した後、載板に載せ変えて次の工
程に運搬することが理由である。 第8図ないし第12図は、わかり易くするために、セメ
ント製品を平面状としているが、実際の成形品は、殆ど
が立体的な凹凸がある。そのため、成形状態における凹
凸が載板の凹凸に正確に合致しないと、載板で歪ができ
ることになる。 また、金型で成形した面を外部に表出して次の工程に運
ぶので、この面が保護されずに損傷を受は易い欠点があ
ったに の発明は、これ等の欠点を解決することを目的に開発さ
れたもので、この発明の重要な目的は。 金型を安価にでき、しかも成形面を奇麗に保持し、さら
に、歪を少なくして養生できるセメント製品のプレス成
形装置を提供するにある。
【従来の課題を解決する為の手段]
この発明のセメント製品のプレス成形装置は、前述の目
的を達成するために下記の構成を備えている。 (a) 下金型1と、型枠2と、下金型lの上面にセ
ットされる模様板4と、模様板4を下金型1から押し上
げる押上部材5と、上金型6と、上金型6を押し下げる
シリンダー7と、模様板4を吊り下げるクランプ部材8
と、製品受台3と、下金型1と製品受台3とを交互に上
金型6の下方に搬入する搬送手段10とを備えている。 (b) 型枠2は下金型lの周囲に上下に移動自在に
設けられている。 (c) 模様板4は、下金型1上面の外形に等しい外
形をしている。 (d) 上金型6は型枠2上面を押し下げ、上金型6
と型枠2と模様板4とでセメント原料のプレス成形室を
形成している。 (e) 上金型6は、下面に開口してセメント原料に
含まれる水分のバキューム孔が開口されている− (f) バキューム孔は、バキューム手段に連結され
ている。 (g) クランプ部材8は、押上部材5で下金型lか
ら上昇された模様板4の外周を引っ掛けて吊り下げるク
ランプバー8Aを備えている。 (h) 成形室でプレス成形されたセメント製品は、
模様板4が上昇されてクランプ部材8に吊り下げられて
次の工程に運搬されるように構成されている。 【作用効果】 この発明のセメント製品のプレス成形装置は、下記の工
程でセメント原料をプレス成形する。 ■ 第1図に示すように、上金型6の下方から取り出し
た位置で、下金型1の上に模様板4を載せ、模様板4の
上にセメント原料を供給する。この状態において、押上
部材5は、模様板4を上昇させない、さらに、好ましく
は、図に示すように、型枠2を上昇させて、下金型lの
外周を囲む状態とする。 ■ 搬送手段10でもって、第2図に示すように、下金
型lを上金型6の下方に移動させる。 ■ 第3図に示すように、上金型6を降下させて、セメ
ント原料をプレスする。プレスと同時に、上金型6から
バキューム手段でもって、セメント原料に含まれる水分
を吸引する。 ■ 第4図に示すように、型枠2が降下する。その後、
上金型6は上昇する。 ■ 第5図に示すように、押上部材5が模様板4を下金
型lから上昇させる。上昇位置は、クランプ部材8で引
っ掛けることができる位置とする。 ■ 第6図に示すように、クランプ部材8が模様板4の
外周を引っ掛ける。その後、押上部材5を降下させる。 ■ 搬送手段10でもって、下金型lを上金型6の下方
から搬出し、上金型6の下方に製品受台3を搬入する。 ■ クランプ部材8を解除して、製品を製品受台3に載
せる。 ■〜■の工程を繰り返して、セメント原料をプレス成形
する。 このようにしてセメント原料をプレス成形するこの発明
の成形装置は、金型な安価にでき、しかも、プレス成形
された製品を奇麗に歪少なく養生できる特長がある。 それは、金型を鏡面あるいは凹凸模様に加工する必要が
なく、模様板4を加工して成形できることが理由である
。模様板4は、金属板で金型のように重い鉄の塊でない
ので、簡単に、しかも安価に加工できる。 また、この発明の装置は、セメント製品をプレス成形す
る模様板4に載せて次の工程に搬送できるので、模様板
4が成形面を保護することができる。このため、成形さ
れた製品を損傷なく処理できる特長がある。 さらにまた、この発明の装置は、従来の装置のように、
成形後に別の板°材に載せることがないので、製品と運
搬板との位置ずれ等で発生する歪を極減して、狂いを少
なくできる特長がある。
的を達成するために下記の構成を備えている。 (a) 下金型1と、型枠2と、下金型lの上面にセ
ットされる模様板4と、模様板4を下金型1から押し上
げる押上部材5と、上金型6と、上金型6を押し下げる
シリンダー7と、模様板4を吊り下げるクランプ部材8
と、製品受台3と、下金型1と製品受台3とを交互に上
金型6の下方に搬入する搬送手段10とを備えている。 (b) 型枠2は下金型lの周囲に上下に移動自在に
設けられている。 (c) 模様板4は、下金型1上面の外形に等しい外
形をしている。 (d) 上金型6は型枠2上面を押し下げ、上金型6
と型枠2と模様板4とでセメント原料のプレス成形室を
形成している。 (e) 上金型6は、下面に開口してセメント原料に
含まれる水分のバキューム孔が開口されている− (f) バキューム孔は、バキューム手段に連結され
ている。 (g) クランプ部材8は、押上部材5で下金型lか
ら上昇された模様板4の外周を引っ掛けて吊り下げるク
ランプバー8Aを備えている。 (h) 成形室でプレス成形されたセメント製品は、
模様板4が上昇されてクランプ部材8に吊り下げられて
次の工程に運搬されるように構成されている。 【作用効果】 この発明のセメント製品のプレス成形装置は、下記の工
程でセメント原料をプレス成形する。 ■ 第1図に示すように、上金型6の下方から取り出し
た位置で、下金型1の上に模様板4を載せ、模様板4の
上にセメント原料を供給する。この状態において、押上
部材5は、模様板4を上昇させない、さらに、好ましく
は、図に示すように、型枠2を上昇させて、下金型lの
外周を囲む状態とする。 ■ 搬送手段10でもって、第2図に示すように、下金
型lを上金型6の下方に移動させる。 ■ 第3図に示すように、上金型6を降下させて、セメ
ント原料をプレスする。プレスと同時に、上金型6から
バキューム手段でもって、セメント原料に含まれる水分
を吸引する。 ■ 第4図に示すように、型枠2が降下する。その後、
上金型6は上昇する。 ■ 第5図に示すように、押上部材5が模様板4を下金
型lから上昇させる。上昇位置は、クランプ部材8で引
っ掛けることができる位置とする。 ■ 第6図に示すように、クランプ部材8が模様板4の
外周を引っ掛ける。その後、押上部材5を降下させる。 ■ 搬送手段10でもって、下金型lを上金型6の下方
から搬出し、上金型6の下方に製品受台3を搬入する。 ■ クランプ部材8を解除して、製品を製品受台3に載
せる。 ■〜■の工程を繰り返して、セメント原料をプレス成形
する。 このようにしてセメント原料をプレス成形するこの発明
の成形装置は、金型な安価にでき、しかも、プレス成形
された製品を奇麗に歪少なく養生できる特長がある。 それは、金型を鏡面あるいは凹凸模様に加工する必要が
なく、模様板4を加工して成形できることが理由である
。模様板4は、金属板で金型のように重い鉄の塊でない
ので、簡単に、しかも安価に加工できる。 また、この発明の装置は、セメント製品をプレス成形す
る模様板4に載せて次の工程に搬送できるので、模様板
4が成形面を保護することができる。このため、成形さ
れた製品を損傷なく処理できる特長がある。 さらにまた、この発明の装置は、従来の装置のように、
成形後に別の板°材に載せることがないので、製品と運
搬板との位置ずれ等で発生する歪を極減して、狂いを少
なくできる特長がある。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思ぜを具体
化する為のセメント製品のプレス成形装置を例示すもの
であって、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない、この発
明の装置は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々
の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、 「特許
請求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段
の欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記し
ている。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施
例の部材に特定するものでは決してない。 第1図に示すセメント製品のプレス成形装置は、下金型
1と、型枠2と、下金型lの上面にセットされる模様板
4と、模様板4を下金型1から押し上げる押上部材5と
、上金型6と、上金型6を押し下げるシリンダー7と、
模様板4を吊り下げるクランプ部材8と、製品受台3と
、下金型lと製品受台3とを交互に上金型6の下方に搬
入する搬送手段10とを備えている。 下金型1は、上面に模様板4を載せる。したがって、下
金型lの上面は、模様板4との間に隙間ができないよう
に、模様板4の下面と同じ形状に加工される。下金型1
は、押上部材5が模様板4を押上できるように、押上部
材5のロッドが上下に貫通する孔が設けられている。 押上部材5は、模様板4を下金型lの上面から上昇させ
る。上昇される模様板4は、水平の姿勢に保持される。 第1図のプレス成形装置は、押上部材5として複数本の
押上シリンダー5Aを備えている。押上シリンダー5A
は、下金型1に垂直に立てて内蔵されており、各押上シ
リンダー5Aは、−緒に上下して模様板4を水平に上昇
させる。 型枠2は下金型1の周囲に位置して上下に移動自在に設
けられている。型枠2の内面は、下金型lの外周に隙間
なく接触して摺動する。下金型lは第1図に示すように
、上面が水平に配設される。 模様板4は、セメント製品の下面を奇麗にプレス成形す
る。したがって、模様板4の上面は、鏡面状に、あるい
は、凹凸模様に加工されている。 模様板4は外周が型枠2の内面に接近するように、下金
型l上面の外形に等しい外形をしている。模様板4は、
耐摩性に優れた金属板が使用される。 上金型6は、模様板4と型枠2とで囲まれた成形室に供
給されたセメント原料をプレス成形する。 したがって、上金型6は、型枠2内に挿入される外径を
している。また、上金型6は、スライド定盤9を介して
シリンダー7のプランジャー下端に連結されている。 シリンダー7は、成型プレス機本体に垂直に固定されて
いる。 上金型6が降下して成形室のセメント原料をプレスする
時、セメント原料に含まれる水が絞り出される。水は、
上金型6を貫通して排水されることになる。したがって
、上金型6は、下面に開口して、セメント原料に含まれ
る水分を排出するバキューム孔(図示せず)が開口され
ている。バキューム孔は、上金型6を貫通して一定の間
隔で多数開口されている。複数のバキューム孔は互いに
連結されてバキューム手段(図示せず)に連結されてい
る。バキューム手段には、水と空気とを吸出できるポン
プが使用できる。 スライド定盤9には、クランプ部材8が取り付けられて
いる。クランプ部材8は、横様板4の外周を引っ掛けて
吊り下げる。クランプ部材8は、クランプバー8Aと、
これを回動させるクランプシリンダー8Bとを備えてい
る。クランプバー8Aは、垂直面内で回動して模様板4
を引っ掛ける。 したがって、クランプバー8Aの中間は、軸を介してス
ライド定盤9の外周に取り付けられており、下端はフッ
ク状をしている。 クランプバー8Aの上端には、第6図に示すように、ク
ランプシリンダー8Bに連結される長孔が開口されてい
る。長孔には、クランプシリンダ8Bのロッドの先端に
設けられたビンが挿通される。この形状のクランプ部材
8は、第6図に示すように、クランプシリンダー8Bが
押し出されると、クランプバー8Aの下端で模様板4を
引っ掛けることができる9図示しないが、クランプシリ
ンダー8Bが収縮されると、クランプバー8Aの下端が
開いて模様板4を引っ掛けることがない。 成形室でプレス成形されたセメント製品は、模様板4が
上昇されてクランプ部材8に吊り下げられて次の工程に
運搬されるように構成されている。 搬送手段10は、移動テーブルと、これを水平に移動す
る駆動部材とを備えている。移動テーブルには、下金型
1と製品受台3とが離されて取り付けられている。搬送
手段10は、セメント原料を成型する時には、下金型1
を上金型6の下方に位置させ、成型された製品を取り出
すときには、製品受台3を上金型6の下方に移動させる
。
化する為のセメント製品のプレス成形装置を例示すもの
であって、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない、この発
明の装置は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々
の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、 「特許
請求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段
の欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記し
ている。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施
例の部材に特定するものでは決してない。 第1図に示すセメント製品のプレス成形装置は、下金型
1と、型枠2と、下金型lの上面にセットされる模様板
4と、模様板4を下金型1から押し上げる押上部材5と
、上金型6と、上金型6を押し下げるシリンダー7と、
模様板4を吊り下げるクランプ部材8と、製品受台3と
、下金型lと製品受台3とを交互に上金型6の下方に搬
入する搬送手段10とを備えている。 下金型1は、上面に模様板4を載せる。したがって、下
金型lの上面は、模様板4との間に隙間ができないよう
に、模様板4の下面と同じ形状に加工される。下金型1
は、押上部材5が模様板4を押上できるように、押上部
材5のロッドが上下に貫通する孔が設けられている。 押上部材5は、模様板4を下金型lの上面から上昇させ
る。上昇される模様板4は、水平の姿勢に保持される。 第1図のプレス成形装置は、押上部材5として複数本の
押上シリンダー5Aを備えている。押上シリンダー5A
は、下金型1に垂直に立てて内蔵されており、各押上シ
リンダー5Aは、−緒に上下して模様板4を水平に上昇
させる。 型枠2は下金型1の周囲に位置して上下に移動自在に設
けられている。型枠2の内面は、下金型lの外周に隙間
なく接触して摺動する。下金型lは第1図に示すように
、上面が水平に配設される。 模様板4は、セメント製品の下面を奇麗にプレス成形す
る。したがって、模様板4の上面は、鏡面状に、あるい
は、凹凸模様に加工されている。 模様板4は外周が型枠2の内面に接近するように、下金
型l上面の外形に等しい外形をしている。模様板4は、
耐摩性に優れた金属板が使用される。 上金型6は、模様板4と型枠2とで囲まれた成形室に供
給されたセメント原料をプレス成形する。 したがって、上金型6は、型枠2内に挿入される外径を
している。また、上金型6は、スライド定盤9を介して
シリンダー7のプランジャー下端に連結されている。 シリンダー7は、成型プレス機本体に垂直に固定されて
いる。 上金型6が降下して成形室のセメント原料をプレスする
時、セメント原料に含まれる水が絞り出される。水は、
上金型6を貫通して排水されることになる。したがって
、上金型6は、下面に開口して、セメント原料に含まれ
る水分を排出するバキューム孔(図示せず)が開口され
ている。バキューム孔は、上金型6を貫通して一定の間
隔で多数開口されている。複数のバキューム孔は互いに
連結されてバキューム手段(図示せず)に連結されてい
る。バキューム手段には、水と空気とを吸出できるポン
プが使用できる。 スライド定盤9には、クランプ部材8が取り付けられて
いる。クランプ部材8は、横様板4の外周を引っ掛けて
吊り下げる。クランプ部材8は、クランプバー8Aと、
これを回動させるクランプシリンダー8Bとを備えてい
る。クランプバー8Aは、垂直面内で回動して模様板4
を引っ掛ける。 したがって、クランプバー8Aの中間は、軸を介してス
ライド定盤9の外周に取り付けられており、下端はフッ
ク状をしている。 クランプバー8Aの上端には、第6図に示すように、ク
ランプシリンダー8Bに連結される長孔が開口されてい
る。長孔には、クランプシリンダ8Bのロッドの先端に
設けられたビンが挿通される。この形状のクランプ部材
8は、第6図に示すように、クランプシリンダー8Bが
押し出されると、クランプバー8Aの下端で模様板4を
引っ掛けることができる9図示しないが、クランプシリ
ンダー8Bが収縮されると、クランプバー8Aの下端が
開いて模様板4を引っ掛けることがない。 成形室でプレス成形されたセメント製品は、模様板4が
上昇されてクランプ部材8に吊り下げられて次の工程に
運搬されるように構成されている。 搬送手段10は、移動テーブルと、これを水平に移動す
る駆動部材とを備えている。移動テーブルには、下金型
1と製品受台3とが離されて取り付けられている。搬送
手段10は、セメント原料を成型する時には、下金型1
を上金型6の下方に位置させ、成型された製品を取り出
すときには、製品受台3を上金型6の下方に移動させる
。
第1図ないし第7図はこの発明の一実施例にがかるセメ
ント製品のプレス成形装置の使用工程を示す側面図及び
断面図、第8図ないし第12図は従来の装置を示す断面
図である。 1・・・・・・・・・・・・下金型、 2・・・・・・・・・・・・型枠。 3・・・・・・・・・・・・製品受台、4・・・・・・
・・・・・・模様板、 5・・・・・・・・・・・・押上部材、5A・・・・・
・・・・・・・押上シリンダー6・・・・・・・・・・
・・上金型。 7・・・・・・・・・・・・シリンダー8・・・・・・
・・・・・・クランプ部材8A・・・・・・・・・・・
・クランプバ8B・・・・・・・・・・・・クランプシ
リンダー9・・・・・・・・・・・・スライド定盤、1
0・・・・・・・・・・・・搬送手段、11・−・・・
・・・・・・・下金型、12・・・・・・・・・・・・
型枠、 13・・・・・・・・・・・・水切板、14・・・・・
・−・・・・・載板、 15・・・・・・・・・・・・上金ζ 第 図 第 図 第 図 手続補正書泪発) 事件の表示 平成2年 特 許 願第181970号 発明の名称 セメント製品のプレス成形装置 3、補正をする者 事件との関係
ント製品のプレス成形装置の使用工程を示す側面図及び
断面図、第8図ないし第12図は従来の装置を示す断面
図である。 1・・・・・・・・・・・・下金型、 2・・・・・・・・・・・・型枠。 3・・・・・・・・・・・・製品受台、4・・・・・・
・・・・・・模様板、 5・・・・・・・・・・・・押上部材、5A・・・・・
・・・・・・・押上シリンダー6・・・・・・・・・・
・・上金型。 7・・・・・・・・・・・・シリンダー8・・・・・・
・・・・・・クランプ部材8A・・・・・・・・・・・
・クランプバ8B・・・・・・・・・・・・クランプシ
リンダー9・・・・・・・・・・・・スライド定盤、1
0・・・・・・・・・・・・搬送手段、11・−・・・
・・・・・・・下金型、12・・・・・・・・・・・・
型枠、 13・・・・・・・・・・・・水切板、14・・・・・
・−・・・・・載板、 15・・・・・・・・・・・・上金ζ 第 図 第 図 第 図 手続補正書泪発) 事件の表示 平成2年 特 許 願第181970号 発明の名称 セメント製品のプレス成形装置 3、補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- (1)下記の構造を有するセメント製品のプレス成形装
置。 (a)下金型1と、型枠2と、下金型1の上面にセット
される模様板4と、模様板4を下金型1から押し上げる
押上部材5と、上金型6と、上金型6を押し下げるシリ
ンダー7と、模様板4を吊り下げるクランプ部材8と、
製品受台3と、下金型1と製品受台3とを交互に上金型
6の下方に搬入する搬送手段10とを備えている。 (b)型枠2は下金型1の周囲に上下に移動自在に設け
られている。 (c)模様板4は、下金型1上面の外形に等しい外形を
している。 (d)上金型6は型枠2上面を押し下げ、上金型6と型
枠2と模様板4とでセメント原料のプレス成形室を形成
している。 (e)上金型6は、下面に開口してセメント原料に含ま
れる水分のバキューム孔が開口されている。 (f)バキューム孔は、バキューム手段に連結されてい
る。 (g)クランプ部材8は、押上部材5で下金型1から上
昇された模様板4の外周を引っ掛けて吊り下げるクラン
プバー8Aを備えている。 (h)成形室でプレス成形されたセメント製品は、模様
板4が上昇されてクランプ部材8に吊り下げられて次の
工程に運搬されるように構成されている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18197090A JPH0673849B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | セメント製品のプレス成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18197090A JPH0673849B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | セメント製品のプレス成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467904A true JPH0467904A (ja) | 1992-03-03 |
JPH0673849B2 JPH0673849B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16110050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18197090A Expired - Lifetime JPH0673849B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | セメント製品のプレス成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673849B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18197090A patent/JPH0673849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673849B2 (ja) | 1994-09-21 |
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