JPH0467129A - 光偏向素子 - Google Patents

光偏向素子

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JPH0467129A
JPH0467129A JP18079090A JP18079090A JPH0467129A JP H0467129 A JPH0467129 A JP H0467129A JP 18079090 A JP18079090 A JP 18079090A JP 18079090 A JP18079090 A JP 18079090A JP H0467129 A JPH0467129 A JP H0467129A
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JP
Japan
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refractive index
substrate
region
optical
signal light
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Application number
JP18079090A
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Inventor
Masayoshi Kato
正良 加藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光記録、光通信、光情報処理等の分野におい
て、電気光学効果を有する物質を利用して電気光学的に
光ビームを偏向させる光偏向素子に関する。
従来の技術 従来、光偏向素子としてはプリズムや、光ファイバを機
械的に駆動するものや、音響光学効果を利用したものが
あるが、これらは高速動作が期待できない。
この点、原理的に高速動作が期待できる光偏向素子とし
て、例えば特開昭60−192926号公報等に示され
るような電気光学光偏向素子が提案されている。これは
、第6図に示すように電気光学結晶1a、lbを互いに
光学軸(矢印で示す)を逆向きにして一体化した結晶複
合型のものである。これらの表裏両面には電極2a、、
2bが設けられ、電源3により電圧が印加される。そこ
で、電圧印加した時の屈折率変化の極性が±Δnで示す
ように反対になることを利用し、結晶1a、15間での
屈折率差による光を屈折を用いて光ビーム4の光路切換
え、即ち偏向を行うものである。
発明が解決しようとする課題 このような光偏向素子は、原理的にはプリズムによる偏
向作用を利用したものである。また、結晶1a、lbの
光学軸を互いに逆向きになるように一体化しているため
、低電圧駆動が可能とされている。ところが、光路に対
して垂直に電界を形成する素子構造のため、光情報処理
などの光並列処理に用いようとしても、2次元アレイ状
に集積形成することが困難である。
課題を解決するための手段 電気光学効果を有する一対の結晶体を各々の結晶光学軸
の極性を互いに反転させて結晶光学軸に平行な断面で結
合させた基板を設け、前記結晶体の結合面上に光軸を有
してこの基板内部に焦点を結ぶように基板面に垂直な方
向に信号光を集光させる集光手段と、前記基板両面に形
成されて結晶体内部に電気光学効果により屈折率変化領
域を形成する電極とを設け、電極間に所定極性の電圧を
選択的に印加する電圧印加手段を設け、屈折率変化極性
が反転する結合面における全反射と屈折率変化領域での
屈折とにより、前記信号光を偏向制御するようにした。
特に、基板の屈折率をn、電気光学効果による基板の屈
折率変化を△nとしたとき、基板内部における信号光の
入射角度2θを、CO5θ>■−(Δn / n )な
る条件を満たすように設定した。
さらには、複数対の結晶体を1次元アレイ状に配列結合
して基板を形成し、この基板両面の各結合面上に電極を
2次元アレイ状に集積形成した。
作用 電極に対して所定極性の電圧を印加して、一対の結晶体
について相対的に屈折率変化が増減する屈折率変化領域
を形成することにより、集光手段の光軸が位置する結合
面は屈折率が急峻に変化する領域となる。このような領
域に信号光が集光入射されるので、急峻に変化する結合
面を境に一方の領域では全反射され他方の領域では屈折
されて、見掛は上、光軸に対して同一方向に屈折偏向さ
れるものとなる。よって、小型で高速動作が可能な光偏
向素子となる。
特に、請求項2記載の発明の条件を満たすように入射角
を設定することにより、スネルの法則に従った全反射を
利用するものとなシバ光軸中心に分離された偏向光を得
ることができ、性能の高い光スィッチ等の光機能素子と
して活用できる。
また、基板に対する電圧印加方向が光軸方向に一致し、
かつ、電極等は通常の薄膜形成技術やフォトリソグラフ
ィ法等の微細加工技術を利用して面内−括処理できるた
め、電極を同一基板上に2次元アレイ状に形成すること
により、空間光偏向素子も容易に製作できるものとなる
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。概略的に、本実施例の光偏向素子11は、第
2図に示すように電気光学効果を有する矩形状の一対の
結晶体12a、12bを結合させて形成した基板13の
表裏両面に電極14゜15を形成したものである。ここ
に、前記結晶体12a、12bは矢印で示す結晶光学軸
の極性を逆向きとして結晶光学軸に平行な断面を結合面
16として結合させたものである。また、前記電極14
.15は一部ないしは全部が、信号光の波長に対して透
明なものであり、電源(電圧印加手段・・・第4図参照
)17に接続され、所定極性の電圧を選択的に印加し得
るように構成されている。なお、本実施例では電極14
.15はITO薄膜とされ、結晶体12a、12bには
厚さ方向にZ軸を有するLiNb0.結晶が用いられて
いる。
さらに、第1図に示すように基板13面に垂直な方向に
光軸18を有して信号光19を基板13中に集光させる
集光手段としてのレンズ20が設けられている。ここに
、基板13面に垂直な前記光軸18は前記結合面16上
に設定され、かつ、レンズ20の焦点位置は基板13中
心に設定されている。
このような構成において、第1図により動作原理を説明
する。今、何れの電極14.15にも電圧が印加されて
いない状態では、信号光19は基板13中をそのまま直
進し、出力光21として出射される。一方、電源17に
より電極14.15間に電圧を印加した場合、はぼ光軸
18を境にこの電極14.15間の各結晶体12a、1
2b内部の屈折率がその電気光学効果によりΔnだけ変
化する。このとき、光学細極性の違いに応じて、一方が
−Δnだけ、他方が+Δnだけ変化する。
即ち、第1図中に斜線を施して示す結晶体12aは屈折
率がΔnだけ減少した屈折率変化領域22aとなり、斜
線を施してない結晶体12bは屈折率がΔnだけ増加し
た屈折率変化領域22bとなる。そこで、レンズ20に
よる集光光の集光角(=第3図に示すように基板内部に
おける入射角)を20とし、基板13の屈折率をnとし
たとき、COSθ>■−(Δn / n )を満たすよ
うに設定した場合、スネルの法則により、光軸18を境
にして、屈折率の高い屈折率変化領域22b(=結晶体
12b)側の光線は全反射し、屈折率の低い屈折率変化
領域22a(=結晶体12a)側の光線は屈折する。よ
って、入射した信号光19は基板13中で見掛は上、屈
折され出力光21aとして偏向出射される。逆方向に偏
向させる場合には、電極14.15間に印加する電圧の
極性を逆にすればよい。
つまり、電極14.15間に印加する電圧の極性を制御
することにより、信号光19を偏向制御できる。
このように全反射も利用しているため、第4図に示すよ
うに電極15において例えば結晶体12b背部に対応す
る部分を不透明にした遮光膜15aとして形成すること
により、光ゲート素子を構成できる。即ち、電極14.
15間に第4図(a)に示す極性で電圧を印加し屈折率
変化領域22b側を減少側とした場合には信号光19を
偏向させ出力光21bとして通過させ、同図(b)に示
すように印加電圧の極性を反転させて屈折率変化領域2
2a側を減少側としたときには偏向された出力光21a
を遮光膜15aによりカットするものである。
つづいて、本発明の第二の実施例を第5図により説明す
る。本実施例は、基板に対する電界形成方向が光軸方向
と一致するため、2次元アレイ化を図り、空間光偏向素
子として利用できるようにしたものである。まず、複数
対(ここでは、単純化のため2対とする)の結晶体12
a、12bを設け、これらを1次元アレイ状に配列結合
した基板23を設け、この基板23の表裏両面の各結合
面16上に位置させて各々電極14.15を2次元アレ
イ状にモノリシックに集積形成したものである。これら
の電極14.15対への電圧印加は個別に制御される。
よって、電極14に対応した2次元アレイ光源や、2次
元配列のレンズと組合せられて使用される。これは、電
極14.15等が通常のスパッタ法や蒸着法などの薄膜
形成技術及びフォトリソグラフィ法などの微細加工技術
を用いることにより、面内−括処理が可能なため、容易
に製作できる。
なお、各構成要素の材料、形状等は図示例に限らず、適
宜材料等を用い得る。
発明の効果 本発明は、上述したように構成し、電極に対して所定極
性の電圧を印加し、一対の結晶体について相対的に屈折
率変化が増減する屈折率変化領域を形成することにより
、基板内部の光軸付近に屈折率が急峻に変化する領域を
形成し、このような領域に信号光を集光入射させるよう
にしたので、急峻に変化する結合面を境に一方の領域で
は全反射させ他方の領域では屈折させて、見掛は上、光
軸に対して同一方向に屈折偏向させることができ、よっ
て、低電圧駆動にして/JX型で高速動作が可能な光偏
向素子を提供でき、特に、請求項2記載の発明の条件を
満たすように入射角を設定することにより、スネルの法
則に従って全反射を利用するものとなり、光軸中心に分
離された偏向光を得ることができ、性能の高い光スィッ
チ等の光機能素子として活用でき、さらには、基板に対
する電圧印加方向が光軸方向に一致し、かつ、電極等は
通常の薄膜形成技術やフォトリソグラフィ法等の微細加
工技術を利用して面内−括処理できるため、複数対の結
晶体を1次元アレイ状に配列結合させた同一基板両面の
結合面上に電極を2次元アレイ状に形成することにより
、空間光偏向素子も容易に製作できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の動作原理を示す平面図
、第2図は概略斜視図、第3図はその光軸付近の平面図
、第4図は光スイツチ応用例の動作を示す平面図、第5
図は本発明の第二の実施例を示す概略斜視図、第6図は
従来例を示す概略斜視図である。 12a、12b−結晶体、13.23−一基板、14.
15・・電極、16・・・結合面、17・電圧印加手段
、18・光軸、19・・・信号光、20・・・集光手段 171 図 旧 Zb

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電気光学効果を有する一対の結晶体を各々の結晶光
    学軸の極性を互いに反転させて結晶光学軸に平行な断面
    で結合させた基板と、前記結晶体の結合面上に光軸を有
    してこの基板内部に焦点を結ぶように基板面に垂直な方
    向に信号光を集光させる集光手段と、前記基板両面に形
    成されて結晶体内部に電気光学効果により屈折率変化領
    域を形成する電極と、電極間に所定極性の電圧を選択的
    に印加する電圧印加手段とよりなり、屈折率変化極性が
    反転する結合面における全反射と屈折率変化領域での屈
    折とにより、前記信号光を偏向制御するようにしたこと
    を特徴とする光偏向素子。 2、基板の屈折率をn、電気光学効果による基板の屈折
    率変化をΔnとしたとき、基板内部における信号光の入
    射角度2θを、 cosθ>1−(Δn/n) なる条件を満たすように設定したことを特徴とする請求
    項1記載の光偏向素子。 3、複数対の結晶体を1次元アレイ状に配列結合して基
    板を形成し、この基板両面の各結合面上に電極を2次元
    アレイ状に集積形成したことを特徴とする請求項1記載
    の光偏向素子。
JP18079090A 1990-07-09 1990-07-09 光偏向素子 Pending JPH0467129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100236577B1 (ko) * 1995-10-16 2000-01-15 마찌다 가쯔히꼬 편향 소자 및 그것을 이용한 투사형 표시 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100236577B1 (ko) * 1995-10-16 2000-01-15 마찌다 가쯔히꼬 편향 소자 및 그것을 이용한 투사형 표시 장치

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