JPH0466914A - 伸縮アジャスタブルテンプルを有する眼鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、眼鏡の改良に関し、更に詳しくは、強度が高
くて長期使用に耐える伸縮アジ中スタブルチンプルを有
する眼鏡に関するものである。

〔従来の技術および解決すべき技術的課題〕顔の大きさ
、形は人によって千差万別なので、顔に掛けて使用する
眼鏡のサイズも、これに合わせて眼鏡をオーダーメート
すると、眼鏡が非常に高価な姿のとなってしまう、そこ
で現在、予め規格化された幾つかのサイズの眼鏡を作っ
ておき、その中から眼鏡購入者に最も顔に適合する眼鏡
を選んでもらうという方法が採られている。

しかし、実際には、規格化された顔の持ち主など殆ど居
ないので、眼鏡購入者は顔に完全には適合しない眼鏡を
違和感を感じつつ使用しなければならないのである。こ
のように眼鏡購入者に不便を感しさせるのは良くないの
で、眼鏡サイズの規格の数を多くして、購入者の顔によ
り適合して違和感の少ない眼鏡を提供しようとする努力
が払われているが、生産コストが上がったり、販売店の
在庫が増えたりして眼鏡の価格が上昇し、しかも、Ｉ！
鏡のサイズは多くはなっても、各サイズごとのデザイン
のＮ類の数が減じてＩ！鏡購入者のデザイン選択の幅が
狭くなり、眼鏡購買意欲を削ぐ結果となってしまってお
り、思うような成果が上げられていないのである。

ところで、眼鏡のフロント幅は、ブリッジ、智の変形や
テンプルの屈曲調整によって、ある程度拡狭補正でき、
比較的違和感を解消し昌いので、この′ような眼鏡が顔
に合うか合わないかという問題は生としてテンプル長さ
について生しる。過去において、このテンプルの長さを
頭に合わせようと、伸縮自在のテンプルが何度か考案さ
れた。従来考案された伸縮自在のテンプルは、嵌め込み
式と継ぎ年式の２種類に大別されるが、どの考案にも共
通の欠点があった。嵌め込み式伸縮自在テンプルの考案
の代表として実公昭４８−４９０７号を、継ぎ年式テン
プルの考案の代表として実開昭６２−１２３６１９号を
例にとって説明すれば、 先ず、嵌め込み式テンプル実公昭４８−４９０７号は、
テンプルの耳掛は部をロッドアンテナ式に伸縮自在とし
たもので、嵌め込み伸縮部位の強度が不足しており、長
期使用すると、嵌め込み伸縮部位が甘くなって、ｔＩＩ
節長さ保持力が衰え、眼鏡使用中にもテンプルの長さが
変化して、実用に適さないという欠点があり、 また、継ぎ年式テンプル実開昭６２−１２３６１９号は
、長さ方向に２分されたテンプルを、Ｕ！鏡使用者の顔
に合わせて、継ぎ、小さなネジでふジ止めするもので、
伸縮手順が面倒で、かつ、ネジの強度が不足して継ぎ手
部位の保持が甘くなるという欠点があった。

以上の欠点を検討すると、伸縮自在のテンプルの最大の
難点は強度であることがわかる。つまり、伸縮自在のテ
ンプルは、２つのテンプル部材を適宜長さにジヨイント
して伸縮調節させるもので、通常のテンプルのように一
材成形されていないので、強度が不足しているのである
。

本発明は、従来の伸縮自在の眼鏡に上記の欠点があった
ことに鑑みてなされたもので、強度が充分確保された伸
縮自在のテンプルを有する眼鏡を提供することを技術的
課題とするものである。

〔課題解決のために採用した手段〕

本発明者が課題解決のために採用した手段を、添付図面
を参照して説明すれば以下の通りである。

即ち、差込テンプル部材１にスライド棒１１とスクリュ
ービス１２を設け、ソケットテンプル部材２にスライド
ガイド２１とビス止め２２を設け、スライド棒１１はス
ライドガイド２１に嵌挿可能で、スクリュービス１２は
回転してビス止め２２の有するビス孔２２ａに螺合し、
差込テンプル部材１あるいはソケットテンプル部材２の
一方が耳掛は部となり、ソケットテンプル部材２と差込
テンプル部材１の残る一方が１番３を存して眼鏡フロン
ト４に折り畳み可能に付設されて、差込テンプル部材工
とソケットテンプル部材２が片側のテンプルを構成する
ようにするという手段を採用することにより、テンプル
が伸縮自在で、かつ、充分な強度ををするような眼鏡を
提供した。

〔実施例〕

以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明す
る。

差込テンプル部材ｌは、丸棒である２つのスラ・イド棒
１１を上下平行に並べて配設し、その棒の間にビスポー
ルを突設している。ビスポールには、摘みを備えたスク
リュービス１２が回転可能に付設されている。差込テン
プル部材１のスライド棒１１・１１の反対側には１番３
がロウ付けされでいる。

ソケットテンプル部材２は、丸パイプからなる２つのス
ライドガイド２１・２１が設けられており、このスライ
ドガイド２１・２１の中域には両ガイド間にビス止め２
２が架設しである。スライドガイド２１はスライド棒１
１を遊びなく挿嵌でき、ビス止め２２にはビス孔２２ａ
があり、スクリュービス１２が螺合する。ソケットテン
プル部材２のスライドガイド２１・２１の反対側にはモ
ダンが付設されている。

差込テンプル部材１の２つのスライド棒１１・１１をソ
ケットテンプル部材２の２つのスライドガイド２１・２
１に嵌挿し、スクリュービス１２は摘みを持、て回転さ
せてビス止め２２のビス孔２２ａに螺嵌する。こうして
、差込テンプル部材１とソケットテンプル部材２とが連
結され、伸縮アジャスタブルテンプルが構成された。伸
縮アジ中スタブルチンプルは丁番３によって眼鏡フロン
ト４に折り畳み可能に付設され、左右１対の伸縮アジ中
スタブルチンプルを眼鏡フロント４に付設すると、本実
施例眼鏡が構成される。この眼鏡のテンプルのスクリュ
ービス１２の摘みを持って回すと、当該テンプルが伸縮
し、眼鏡使用者の顔に合わせてテンプルの長さを調節で
きる。

本実施例は以上のように構成されるが、本発明は上記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種
々の変更が可能である。特に、スライドガイドを樋状に
構成したり、スライド棒を角棒にし、スライドガイドを
角パイプにするなどの変更も本発明の範囲内に含まれる
。

〔本発明の効果〕

以上実施例によって説明したとおり、本発明の伸縮アジ
中スタブルチンプルを有する眼鏡は、テンプルに、スラ
イド棒とスライド棒を遊びなく嵌合するスライドガイド
からなるスライド部を設け、更にこのスライド部とは別
にスクリュービスとビス止めからなる伸縮調節機能部を
設けることによって、２つのテンプル部材のジヨイント
部を補強し、テンプルに充分な強度を与えている。

スライド部と伸縮調節機能部は別々に構成した方が、テ
ンプル製作技術上、ジヨイント部の強度強化が容易であ
る。また、ビスの回転によってテンプル長が無段階的に
伸縮し、極めて効果的に眼鏡が顔に適合する。しかも、
伸縮操作は摘みを持って回すだけと簡単だが、使用中に
テンプル長さが変化してしまうようなことがない。

このように、本発明の伸縮アジ中スタブルチンプルを有
する眼鏡は、従来の伸縮自在のテンプルに見られた強度
不足の問題を解消したものであり、産業上の利用価値が
高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例伸縮アジャスタブルテンプルを有する
眼鏡の分解組立図である。 １・・・差込テンプル部材、 １１・・・スライド棒、１２・・・スクリュービス、２
・・・ソケットテンプル部材、 ２１・・・スライドガイド、２２・・・ビス止め、２２
ａ・・・ビス孔、 ３・・・丁番、 ４・・・眼鏡フロント。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 眼鏡フロント４の左右に配設されるテンプルは左右それ
   ぞれ差込テンプル部材１とソケットテンプル部材２から
   なり、前記差込テンプル部材１は、スライド棒１１と回
   転可能なスクリュービス１２を有する一方、前記ソケッ
   トテンプル部材２は、スライド棒１１を挿嵌可能なスラ
   イドガイド２１とスクリュービス１２が螺合するビス孔
   ２２ａを備えるビス止め２２を有し、前記差込テンプル
   部材１またはソケットテンプル部材２の何れか一方が耳
   掛け部となり、ソケットテンプル部材２と差込テンプル
   部材１の残る一方が眼鏡フロント４に折り畳み可能に付
   設される丁番３に接続されたことを特徴とする伸縮アジ
   ャスタブルテンプルを有する眼鏡。