JPH0466714A - 触媒コンバーターの操作方法 - Google Patents

触媒コンバーターの操作方法

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JPH0466714A
JPH0466714A JP2176942A JP17694290A JPH0466714A JP H0466714 A JPH0466714 A JP H0466714A JP 2176942 A JP2176942 A JP 2176942A JP 17694290 A JP17694290 A JP 17694290A JP H0466714 A JPH0466714 A JP H0466714A
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    • F01N3/2013Periodically heating or cooling catalytic reactors, e.g. at cold starting or overheating using electric or magnetic heating means
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車等排ガスの浄化に好適に用いることか
てきる抵抗調節型ヒーターと触媒コン7\−ター、及び
触媒コンバーターの操作方法に関する。
[従来の技術] 自動車等の排気ガスを浄化するために用いられる触媒コ
ンバーターは、触媒か触媒作用を発揮するために所定温
度以上に昇温されることが必要であるので、自動車の始
動時等の未た触媒か十分に昇温していない場合には触媒
を加熱することか必要となる。
従来、このような触媒を加熱するための提案として、例
えば実開昭63−67609号公報に記載の技術か知ら
れている。この実開昭63−67609号公報には、セ
ラミック製主モノリス触媒の上流側に近接させてメタル
担体にアルミナをコートした電気通電可能なメタルモノ
リス触媒を配設した触媒コンバーターか開示されている
[発明か解決しようとする課題] しかしなから、実開昭63−67609号公報記載のプ
レヒーターたるメタルモノリス触媒は、単にフォイルタ
イプのメタルハニカム構造体の内周から外周へ通電し発
熱させるものであって、その抵抗か調節されておらず(
即ち、材質、寸法、リフ厚で規定されるのみて、所望の
抵抗か調節されていない)、昇温特性か不十分であるば
かりでなく、内周部に電極を設けているため、中心部か
触媒として作用せず、しかも圧力損失の原因となるとい
う問題がある。さらに、ガス流によって電極か脱離し易
くなるという欠点かある。
[課題を解決するための手段] 従って、本発明は上記欠点を解消した抵抗調節型ヒータ
ー、触媒コンバーター及びその操作方法を提供すること
を目的とするものである。
そしてその目的は、本発明によれば、多数の貫通孔を有
するハニカム構造体に通電のための少なくとも2つの電
極を設けるとともに、該電極間に電Fi、密度か5A/
履112以上となる抵抗調節手段を設けたことを特徴と
する抵抗調節型ヒーター、により達成することかてきる
このヒーターの場合、ハニカム構造体に触媒を担持する
ようにすることか好ましい。
また、本発明によれば、多数の貫通孔を有するハニカム
構造体に触媒を担持させるとともに、通電のための少な
くとも2つの電極を設け、かつ該電極間に電流密度が5
A/mm2以上となる抵抗調節手段を設けたことを特徴
とする触媒コンバーターか提供される。
さらに本発明によれば、主モノリス触媒の上流側に、又
は主モノリス触媒と主モノリス触媒の間に、多数の貫通
孔を有するハニカム構造体に通電のための少なくとも2
つの電極を設けるとともに該電極間に電流密度が5A/
mm2以上となる抵抗調節手段を設けてなるヒーターを
配設したことを特徴とする触媒コンバーター、および、
主モノリス触媒の下流側に、多数の貫通孔を有するハニ
カム構造体に触媒を担持させ且つ通電のための少なくと
も2つの電極を設けるとともに、該電極間に電流密度か
5A/mm2以上となる抵抗調節手段を設けてなるヒー
ターを配設したことを特徴とする触媒コンバーターか提
供される。
本発明においては、ハニカム構造体を金属粉末をハニカ
ム状に押出成形し焼結させて形成すると、好ましい。
さらに、本発明によれば、エンジン作動と実質的に同時
に、電極間に5A/+sm2以上の電流密度て通電し、
ヒーター温度か主モノリス触媒またはヒーター上に担持
した触媒の作用温度以上に到達後ヒーターへのインプッ
ト電力を低減させて通電することを特徴とする触媒コン
バーターの操作方法、が提供される。
[作用] 本発明ては、多数の貫通孔を有するハニカム構造体に通
電のための少なくとも2つの電極を設けるとともに、電
極間に電流密度が5A/mm2以上となるように抵抗調
節手段を設けることを特徴とする。
このように、電極間に電流密度か5A/層層2以上とな
るように抵抗調節手段を設けることにより、エンジン始
動時(コールドスタート時)等のエミッションか最も多
い初期の低温排ガスを迅速に加熱・昇温することかでき
、排ガスの高浄化率を達成できる。
本発明では、電極間の電流密度を5A/mm2以上とす
る。これにより、ヒーターの昇温速度か大きく、コール
ドスタート時の排ガス中のエミッションか低減する。即
ち、ヒーター温度は10秒以内に確実に300°C以上
に到達し、主触媒およびヒーター上の触媒を有効に作用
させることができるのである。
また、電流密度を8A/層m2以上とすれば、ヒーター
温度は5秒以内に確実に300 ’C以上に到達するた
めさらに好ましいが、一方電流密度を30A/12以上
とすると、多大な電力を要して好ましくなく、またヒー
ター上の触媒か高温になり過ぎ、触媒の耐久性の点て実
用上好ましくない。
主モノリス触媒またはヒーター上に担持した触媒の作用
温度とは、一般に300℃以上の温度を意味し、実用上
はヒーター出口温度またはコンバーター出口温度を計測
し、300°C以上の所望の温度になるようヒーターへ
のインプット電力を調節する。
なお、本発明において、電流密度は以下の如く定義され
る。
第1図(a) (b)に示すように、多数の貫通孔11
を有するハニカム構造体10に、抵抗調節手段としての
スリット12を所定数設けた抵抗調節型ヒーターにおい
て、隔壁(リブ)13の断面14の断面積(リプ厚Xヒ
ーター長)をSとしスリットスリット間のリブ数をn(
例えば、第1図(b)の場合、リブ数nは5である。)
として、電流Iを流したとき、電流密度はI/(SXn
)て表わされる。
次に、上記した抵抗調節型ヒーターと主触媒かうなる触
媒コンバーターの操作方法を自動車排ガスの浄化の場合
に関し説明すると、エンジン始動時における低温ガスを
迅速に加熱するために、ヒーターへの通電開始後60秒
間は5A/+++112以上の電流密度で通電すること
か好ましい。電流密度5A/mm2未満てヒーターに通
電する場合には、エンジン始動前に数十秒間ヒーターを
予熱しないと所望の排ガス浄化特性を得ることかてきず
、実用上問題がある。
そして、ヒーターに担持した触媒および主触媒の作用温
度(300〜400°C)に到達するまで、少なくとも
5A/層層2以上の電流密度で通電し、その後インプッ
ト電力を低減させて通電する。インプット電力を低減す
る方法としては、オン−オフ制御するが、あるいは5A
/mm2未満の電流密度で通電する等かある。
なお、エンジン作動と実質的に同時とは、エンジン作動
と同時の場合のほが、エンジン作動の数秒前、例えば5
秒程度前に通電してもよい。
本発明の基体であるハニカム構造体の構成材料としては
、通電により発熱する材料からなるものであれば制限は
なく、金属質てもセラミック質てもよいが、金属質か機
械的強度か高いため好ましい。金属質の場合、例えばス
テンレス鋼やFeCr−Al、Fe−Cr、Fe−Al
、Fe−Ni、W−Co、Ni−Cr等の組成を有する
材料からなるものか挙げられる。上記のうち、FeCr
−Al、F e  Cr、 F e −A’lか耐熱性
、耐酸化性、耐食性に優れ、かつ安価て好ましい。
ハニカム構造体は、多孔質であっても非多孔質であって
もよいが、触媒を担持する場合には、多孔質のハニカム
構造体か触媒層との布石性か強く熱膨張差による触媒の
剥離か生ずることか殆どないことから好ましい。
次に、本発明のハニカム構造体のうち金属質ハニカム構
造体の製造方法の例を説明する。
まず、所望の組成となるように、例えばFe粉末、AI
粒粉末Cr粉末、又はこれらの合金粉末などにより金属
粉末原料を調製する。次いで、このように調製された金
属粉末原料と、メチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル等の有機バインダ、水を混合した後、この混合物を所
望のハニカム形状に押出成形する。
次に、押出成形されたハニカム成形体を、非酸化雰囲気
下1000〜1450°Cで焼成する。ここで、水素を
含む非酸化雰囲気下において焼成を行なうと、有機バイ
ンターかFe等を触媒にして分解除去し、良好な焼結体
(ハニカム構造体)を得ることが、好ましい。
焼成温度が1000°C未満の場合、成形体が焼結せず
、焼成温度が1450°Cを超えると得られる焼結体が
変形するため、好ましくない。
なお、望ましくは、得られたハニカム構造体の隔壁及び
気孔の表面を耐熱性金属酸化物で被覆する。
次に、得られたハニカム構造体について、後述する電極
間に、各種の態様により抵抗調節手段を設ける。
ハニカム構造体に設ける抵抗調節手段としては、例えば
■スリットを種々の方向、位置、長さて設けること、■
貫通軸方向の隔壁長さを変化させること、■ハニカム構
造体の隔壁の厚さ(壁厚)を変化させるが、または貫通
孔のセル密度を変化させること、および■ハニカム構造
体の隔壁にスリットを設けること、等か好ましいものと
して挙げられる。発熱部分を簡易に調節てきる方法とし
て、■のスリットの形成が特に好ましい。
上記のようにして得られた金属質ハニカム構造体は、通
常その外周部の隔壁または内部に、ろう付け、溶接など
の手段によって電極を設けることにより、ハニカムヒー
ターか作製される。
ここで、電極とは、当該ヒーターに電圧をかけるための
端子の総称を意味し、ヒーター外周部と缶体を直接接合
したものや、アース等の端子を含む。
この金属質ハニカム構造体は、全体としてその抵抗値か
0.001Ω〜0.5Ωの範囲となるように形成するこ
とか好ましい。
また、上記の金属質ハニカム構造体の表面にさらに触媒
を担持させることにより、排気ガスの浄化反応(酸化反
応熱等)による温度上昇か期待できるため、好ましい。
金属質ハニカム構造体の表面に担持する触媒は大きな表
面積を有する担体に触媒活性物質を担持させたものであ
る。ここて、大きな表面積を有する担体としては、例え
ばγ−An20.系、TiO2系、5in2−A又20
3系などやペロブスカイト系のものか代表的なものとし
て挙げられる。触媒活性物質としては、例えばPt、P
dRh等の貴金属、Cu、Ni、Cr、Co等の卑金属
などを挙げることかできる。上記のうち、γ−A文20
3系にPt、PdをlO〜100g/ft’担持したも
のか好ましい。
次に、本発明における抵抗調節型ヒーターの形状、形成
されるスリット等の、自動車排ガス浄化用に用いられる
場合のヒーターについて特に好ましい範囲(ベストモー
ド)を説明する。
まず、ハニカム構造体の隔壁の厚さ(リブ厚)は75〜
500p、mの範囲がよい。75鈎層未満では強度に劣
り、ヒーター寿命に問題がある。
500p履を超えると圧力損失か大きくなって問題かあ
るほが、昇温するために多大な電流を特徴とする特に好
ましくは100〜300 gtsの範囲である。
セル密度としては100〜400セル/インチ2 (c
 p i 2)か好ましい。即ち、ハニカム構造体の貫
通孔内のガスを加熱する伝熱面積及びヒーター上に触媒
を担持している場合には、触媒表面積の点からtoot
ル/インチ2以上か好ましく、また400セル/インチ
2を超えるとスリット等の加工の問題や、スリットを形
成するリブ同士か接近するため、長期寿命の観点からシ
ョートし易いという問題かある。
また、ハニカム構造体の開孔率としては、圧力損失及び
強度の点から50〜85%か好ましい。
さらにヒーター長(貫通孔軸方向長さ)が長くなると断
面積か増加するため、多大な電流を必要とし、一方短く
なり過ぎると、伝熱面積、触媒面積か小さくなりすぎて
好ましくない。主触媒の前にプレヒーターとして設置す
る場合、主触媒長の1/20〜1/3程度のヒーター長
か好ましい。
スリットは発熱部分を制御するように設けるか自動車排
ガス浄化用の場合、ヒーターの中心部及び全体を比較的
均一に加熱することか好ましくスリットと外壁との距離
かスリット間距離より長くなるようにスリットを設置す
る。
また、スリット本数が多くなると、全発熱長か長くなり
ヒーターとして好ましいが、抵抗か大きくなるため、一
定電圧を印加する場合、電流か小さくなり、結果として
5A/mw2未満の電流密度となる場合か生しるのて、
5A/厘層2以上になるようにスリット本数を定める。
尚、本発明においてハニカム構造体とは、隔壁により仕
切られた多数の貫通孔を有する一体構造をいい、例えば
貫通孔の断面形状(セル形状)は円形、多角形、コルゲ
ート形等の各種の任意な形状か使用できる。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例に限られるものではな
い。
第1図(a)は本発明の抵抗調節型ヒーターの一例を示
す斜視図、第1図(b)は第1図(a)の一部拡大斜視
図で、多数の貫通孔11を有するハニカム構造体lOに
、抵抗調節手段として複数のスリット12を設け、かつ
その外壁に2つの電極15を設置したものである。なお
、図において、13は隔壁(リブ)、14はリブ断面て
あり、Sはスリット間に存在するリブ13の断面14の
断面積Bはヒーター直径、Cはヒーター長、Dはスリッ
ト長を示す。
次に、具体的な実施結果を説明する。
(実施例1) 平均粒径10.20.22gmのFe粉、Fe−A!;
L粉(Ai50wt$)、Fe−Cr粉(Cr50 w
tl)の原料を用い、Fe−22Cr−5A文(重量%
)の組成になるよう原料を配合し、これに有機バインタ
ー(メチルセルロース)と酸化防止剤(オレイン酸)、
水を添加して坏土を調製し第1表に示すリブ厚、貫通孔
数の四角セルよりなるハニカムを押出し成形し、乾燥後
H2雰囲気下1300°Cで焼成し、その後空気中、1
000°Cて熱処理を行なった。得られたハニカム構造
体の気孔率は22%てあり、平均細孔径は5JLmてあ
った。
上記方法により得られた外径90@■φのハニカム構造
体10を第1表に示すヒーター長Cへ加工し、さらに約
50〜70■■長のスリット12を所定の本数設けた。
得られた抵抗調節型ヒーターに第1図(a)に示すよう
にその外壁に2ケ所電極15をセットし、さらにスリッ
ト12の外周部にジルコニア系の耐熱性無機接着剤を充
填し、絶縁部とした。
(実施例2) 〔ヒーター昇温特性確認実験〕 自動車用の12Vバツテリー単独又は直列に2個接続し
たもの(24V)を電源とし、ヒーターに0 、7 m
3/winの空気を通風(自動車の排ガス量をシミュレ
ート)しなから通電し、この時のヒーター温度を測定し
、ヒーター温度か200°C1300°C1400°C
に到達するまでの時間を計測した。結果を第1表および
第2図に示す。
第1表および第2図に示す通り、種々の形状からなるヒ
ーターにおいて電流密度5A/mm2以上の場合、いず
れも10秒以内にヒーターか300°C以上になる。ま
た比較例に示す通り、ヒーター形状か同一ても低電圧て
通電し、5A/lll12未満である場合は、10秒以
内にはヒーターか300°Cに到達しないことかわかる
(以下、余白) (実施例3) 〔エンジン始動時の性能確認〕 ヒーターNo、5そのもの、及び当該ヒーターにPt、
Pdを各々20g含有するC e O27AlzO3か
らなる触媒か担持(被覆)されたヒーター(No、11
)を、外径90mmφ、長さLoommの主モノリス触
媒である市販三元触媒(リブ厚6■11、貫通孔数40
0セル/インチ2)の前方(ガス上流側)に設置した。
本システムでエンジン始動時の性能を確認するためにエ
ンジン(A/F=14.6)を100°Cから420°
Cまて2分間で定速昇温し、その後420℃て1分間キ
ープし、各エミッションの浄化率を測定した。排ガス量
は0 、71/winとし、ヒーターへの通電は、バッ
テリーによる24Vと12Vの2種類を用い、排ガスか
100℃になると同時に通電を開始し、ヒーター温度か
450°Cになるように、オン−オフ制御を行なった。
得られた各エミッションの平均浄化率を第2表に示す。
第2表の結果から明らかな通り、電流密度を5A/m−
2以上とした本発明の実施例が、5A/■12未満の比
較例より排ガス浄化能に優れていることがわかる。実施
例のうち、No、2の触媒性能か最大活性を示し、かつ
ヒーター通電後ヒーター上の触媒着火による自己発熱に
よって約1.5分後にヒーターの通電はオフの状態とな
った。
における到達時間と電流密度の関係を示すグラフである
lO−・・ハニカム構造体、11・・・貫通孔、12・
−・スリット、13・・・隔壁(リブ)、14・・・リ
ブ断面15・・・電極、S・・−リブ断面積、B・・・
ヒーター直径、C−・・ヒーター長、D・−・スリット
長。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電極間の電流密
度が5A/ms2以上となるように抵抗調節手段を設け
、あるいは操作するので、エンジン始動時(コールドス
タート時)等のエミッションか最も多い初期の低温排ガ
スを迅速に加熱・昇温することかでき、排ガスの高浄化
率を達成できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の貫通孔を有するハニカム構造体に通電のた
    めの少なくとも2つの電極を設けるとともに、該電極間
    に電流密度が5A/mm^2以上となる抵抗調節手段を
    設けたことを特徴とする抵抗調節型ヒーター。
  2. (2)ハニカム構造体が、粉末原料をハニカム状に押出
    成形し焼結させたものである請求項1記載の抵抗調節型
    ヒーター。
  3. (3)ハニカム構造体に触媒を担持した請求項1記載の
    抵抗調節型ヒーター。
  4. (4)多数の貫通孔を有するハニカム構造体に触媒を担
    持させるとともに、通電のための少なくとも2つの電極
    を設け、かつ該電極間に電流密度が5A/mm^2以上
    となる抵抗調節手段を設けたことを特徴とする触媒コン
    バーター。
  5. (5)主モノリス触媒の上流側、又は主モノリス触媒と
    主モノリス触媒の間に、多数の貫通孔を有するハニカム
    構造体に通電のための少なくとも2つの電極を設けると
    ともに、該電極間に電流密度が5A/mm^2以上とな
    る抵抗調節手段を設けてなるヒーターを配設したことを
    特徴とする触媒コンバーター。
  6. (6)主モノリス触媒の下流側に、多数の貫通孔を有す
    るハニカム構造体に触媒を担持させ且つ通電のための少
    なくとも2つの電極を設けるとともに、該電極間に電流
    密度が5A/mm^2以上となる抵抗調節手段を設けて
    なるヒーターを配設したことを特徴とする触媒コンバー
    ター。
  7. (7)ハニカム構造体に触媒を担持した請求項5記載の
    触媒コンバーター。
  8. (8)請求項4、5、6または7記載の触媒コンバータ
    ーの操作方法てあって、 エンジン作動と実質的に同時に、電極間に5A/mm^
    2以上の電流密度で通電し、ヒーター温度が主モノリス
    触媒またはヒーター上に担持した触媒の作用温度以上に
    到達後、ヒーターへのインプット電力を低減させて通電
    することを特徴とする触媒コンバーターの操作方法。
JP2176942A 1990-07-04 1990-07-04 触媒コンバーターの操作方法 Expired - Fee Related JP3034913B2 (ja)

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