JPH0466670B2 - - Google Patents

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JPH0466670B2
JPH0466670B2 JP59254834A JP25483484A JPH0466670B2 JP H0466670 B2 JPH0466670 B2 JP H0466670B2 JP 59254834 A JP59254834 A JP 59254834A JP 25483484 A JP25483484 A JP 25483484A JP H0466670 B2 JPH0466670 B2 JP H0466670B2
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JP
Japan
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wheel
density
web
thermoplastic resin
low
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JP59254834A
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JPS61131872A (ja
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Hisayuki Takigawa
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/20Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially organic
    • B24D3/28Resins or natural or synthetic macromolecular compounds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は合成繊維製カードウエブを骨格とする
渦巻状メイクコートホイールを形成後、砥粒含有
熱硬化性樹脂にてサイズコートを施してなる木
工、金属等の表面仕上げ、研摩研削に用いる低密
度(みかけ密度0.5g/cm3以下)の研摩ホイール及
びその製造方法に関するものである。 従来の技術及びその問題点 従来、この種の研摩ホイールは、ランダムウエ
ブを基材とし、SBR、NBR等の熱可塑性樹脂で
仮止め、メイクコートされた不織布シート状態で
研摩砥粒を含有する熱硬化性樹脂を含浸処理し、
湿潤状態のまま渦巻状に巻き締め、乾燥熱処理を
施して所定の密度、外径に仕上げて作られたもの
が殆んどである。 これらの研摩ホイールは高密度範囲では積層接
着剤量も多く、また高圧力により巻き締められる
ので、層間が強固に接着固定される。従つて研摩
ホイール使用時に、高速回転、高圧がかけられる
条件下でも層間剥離することなく均一な研摩性能
を持続できる。しかし、密度0.5g/cm3以下、特に
0.1〜0.2g/cm3の低密度研摩ホイールでは、層間
接着剤量が少なく、また高圧で巻き締めることが
出来ないので、シート構成繊維間の接着力はある
が、渦巻状に巻かれた層間の接着力が弱く、研削
工程中に於て層間より脱落し、研削ムラが生じ易
く、時には研摩ホイール全体がバラバラに破壊す
るという問題点があり、通常0.2g/cm3以下の研摩
ホイールは商品化が出来なかつた。 また、層間の接着力は研摩砥粒と熱硬化性樹脂
の比率によつても大きく影響され、研削効果を上
げるため、研摩砥粒率を上げるほど上記の問題点
が多発していた。 更に、研摩砥粒を不織布シートに固着させる工
程を別工程にすれば、上記問題点は解消される
が、コストが高くなるばかりか、繊維:樹脂の比
率は、樹脂の割合がどうしても多くなり、不織布
製低密度研摩材の特長とする弾性力が低下する等
の新たな問題点が発生する。 そこで、本発明は上記問題点を一挙に解消した
低密度研磨ホイール並びにその製造方法を提供す
ることを目的とする。 問題点を解決するための手段 この出願の第1の発明は、合成繊維製カードウ
エブを骨格とし、かつ積層層間に熱可塑性樹脂に
よる連続接合部を有する密度0.5g/cm3以下の渦巻
状メイクコートホイールを形成し、上記メイクコ
ート材の表面に研摩材砥粒を含有する熱硬化性樹
脂で以てサイズコートを施した低密度研磨ホイー
ルである。 この出願の第2の発明はカード機より紡出した
カードウエブの表裏両面を合成樹脂又は合成ゴム
結合剤の散布により仮止めした仮止めウエブに、
メイクコート材とする熱可塑性樹脂を含浸させ、
湿潤状態で渦巻状に所定の外径に巻取り、乾燥、
熱処理を施してウエブ層間を完全に一体化した渦
巻状不織布ホイール形成後、研摩砥粒を含有する
熱硬化性樹脂でサイズコートすることにより、み
かけ密度0.5g/cm3以下の低密度研摩ホイールを得
るものである。 作 用 上記構成とすることにより渦巻状カードウエブ
構成繊維相互間及び層間は接着強力、柔軟性に富
むSBR、NBR、ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂
で接着固定された同心円状とし、従来のランダム
ウエブで形成されたホイールの放射状配向に伴う
ブロツク状破壊を防止せんとするものである。更
には渦巻状不織布ホイールを構成する不織布の表
裏面に於ける樹脂付着量に差を設けることにより
層間の強力を向上させて、高速研摩作業時に、薄
い層状で剥離はしても研摩性能に影響を及ぼさ
ず、むしろドレス効果となり、常に新しい研摩面
が現出する研摩ホイールとして理想的な脱落状態
を呈する。 実施例 以下本発明の1実施例を図面に従つて説明す
る。 第1図に示すようにウエブ形成機例えばカード
機とクロスラツパ1により6・6ナイロン30デニ
ール80%、6・6ナイロン15デニール20%の混合
繊維を紡出、積層してなる目付100g/cm2、厚さ10
mmのクロスウエブ2を形成し、下記配合の結合剤
をウエブの表裏面に夫々散布装置3により付着せ
しめ目付110g/cm2、厚さ8mmの仮止めウエブ4を
得た。尚上記仮止め結合剤の散布は、表裏両面
で、夫々付着量が異なるように実施した。 (仮止め結合剤配合) 固形比 ポリビニルアルコール 100部 メラミン樹脂 30部 触 媒 3部 固形分濃度 5% DPU=10% (乾燥固形部付着量) 次に、上記仮止めウエブ4をメイクコート剤と
する下記配合の熱可塑性樹脂液5に含浸し、絞り
ロール6で付着量を調整したのち、湿潤状態のま
まコア7に渦巻状に巻取り、所定の密度、外径と
なるように調節し乾燥機Aに導入して乾燥・熱処
理を行つた。 (メイクコート剤配合) 固形比 SBRラテツクス 100部 メラミン樹脂 30部 触 媒 3部 増粘剤 1部 感熱ゲル化剤 5部 固形分濃度40%、DPU=40% 粘 度 2000cps 得られた渦巻状不織布ホイール8は、内径12.5
cm、外径32.5cm、みかけ密度0.02g/cm3の層間が
強固に固着したゴム弾性に富むものであつた。次
に、上記の如く形成したコアに巻かれた渦巻状ホ
イール8をシヤフトに通し、サイズコート剤とす
る下記の研摩材砥粒を配合した熱硬化性樹脂溶液
9に不織布ホイール部分のみを含浸させ、余剰液
はシヤフトと鉄製ロール10との加圧により数回
絞つて付着量調整後、乾燥機B内に導入し、乾球
温度80℃、湿球温度40℃の加湿雰囲気中に100時
間程度乾燥、熱処理を行つて密度0.1g/cm3内径
12.5cm、外径32.5cmの低密度研摩ホイール11を
得た。 (サイズコート剤配合) ウレタンプレポリマー 100部 研摩砥粒 200部 顔 料 増粘剤 溶 剤 固形分濃度70%、乾燥固形分付着量(不織布シ
ート換算量)646g/m2(不織布シート換算目付
800g/m2、厚さ8mm)砥粒率53.8% 次に、この低密度研摩ホイールの外径をダイヤ
モンドホイールで外径を30cmとなるように仕上げ
て、非常に目が粗く、弾力性に富んだ所望の低密
度研摩ホイールを形成した。また、このロール状
の研摩ホイールは所定の厚み幅で輪切りして、低
密度研摩ホイールを形成した。 ところで、カードウエブを仮止めする仮止め結
合剤の散布付着量は表・裏面のうちいずれか一方
を少なくすることにより、メイクコート材による
積層層間の接着強度をより一層高めることができ
る。 第2図及び第3図は、上記の如く形成した本発
明の低密度研摩ホイール11の概略構成断面図及
び層間の繊維結合状態を示す模式図であり、仮止
めされたカードウエブ12の渦巻状ホイールを骨
格とし、上記仮止ウエブの積層層間13の相互
は、メイクコート剤とする熱可塑性樹脂14で被
覆され、かつ、上下が強固に接着した連続接合部
14aを有し、更にその表面をサイズコート剤と
する研摩剤砥粒を含有する熱硬化性樹脂15で被
覆され、砥粒16が表面に固着してなるみかけ密
度0.1g/cm3の低密度で、目の粗い、弾性に富む研
摩ホイールを構成している。 比較例 目付100g/m2のランダムウエブを実施例と同様
にして仮止めした仮止めウエブを上記メイクコー
ト剤に含浸し、同一付着量になるように調節し、
シート状のまま乾燥して不織布原反を形成する。 次にこの原反を実施例と同一のサイズコート剤
に含浸し、シート換算目付800g/m2になるように
マングルで絞り、湿潤状態で渦巻状にコアに巻き
とり実施例と同一の密度、外径となるように調整
し、同一の条件で乾燥、熱処理して外観上は本発
明品と同一の研摩ホイールを得た。 また、第4図及び第5図は上記比較例により得
られた研摩ホイールの概略構成断面図及び層間の
繊維結合状態を示す模式図であり、仮止めされた
ランダムウエブ17の渦巻状ホイールを骨格と
し、ウエブはメイクコート剤とする熱可塑性樹脂
14で被覆され、更にその表面及び各層間はサイ
ズコート剤とする研摩剤砥粒を含有する熱硬化性
樹脂15で被覆すると共に接着され、砥粒16が
表面に固着した実施例と同一密度、目付の研摩ホ
イールを形成している。 次に上記の如く得られた本発明の低密度研摩ホ
イールと比較例の低密度研摩ホイールの性能を次
のテスト法条件により比較テストを行つた。 1 破壊試験…ホイールが完全破壊する時の回転
数、使用回転数=破壊回転数/2 2 研削試験…ホイール回転数2000rpmで荷重を
、、の3段階でホイールを回転させ、ホ
イールと直角に被研削物を固定して10分間研削
し、ホイールと被研削物との減少量より研削比
を算出する。研削比=被研削物減少率/ホイー
ル消耗量 3 層間剥離試験…シートの厚さまで切れ目を入
れハンドルにて少し剥離させテンシロン引張試
験機により層間剥離強力を測定する。 得られた結果を下表に示す。
【表】 発明の効果 上記テスト結果から明らかなるように本発明の
低密度研摩ホイールは破壊試験、研削試験、剥離
試験において比較例よりも夫々優れた性能を示
し、安定した研摩、研削効果を得ることができ
る。 また層間の接着力は方向性のカードウエブを用
いることにより改良され、第6図に示す如くホイ
ール構成繊維18が渦巻状の円周方向に配列固定
することにより、高速研摩作業時に於ても薄い層
状19で剥離することが生じても研摩性能に影響
を与えることなく、ドレス効果が得られ、常に新
しい研摩面が出現する理想的な脱落を示す。これ
に対し従来の比較例としたランダムウエブを用い
る研摩ホイールでは第7図に示すように繊維は層
間を放射状20に配向し、しかも渦巻状に巻かれ
た層間21の接着力が弱いため、研削工程中ブロ
ツク状22に破壊され易く研削ムラを生じ、時に
は研摩ホイール全体が破壊する等の欠点がある。 また本発明による時は従来、ブロツク破壊、層
間剥離等の問題により製造し得なかつたみかけ密
度0.2g/cm3以下の低密度研摩ホイールの製造を可
能にした上、0.1〜0.5g/cm3の範囲で安定した研
摩性能を持続する低密度研摩ホイールが得られる
など種々の効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低密度研摩ホイール製造方法
を示す概略工程図、第2図及び第3図は本発明の
1実施例を示し、第2図は低密度研摩ホイールの
概略構成断面図、第3図は層間の結合状態を示す
模式図、第4図及び第5図は比較例を示し、第4
図は低密度研摩ホイールの概略構成断面図、第5
図は層間の結合状態を示す模式図、第6図は本発
明の低密度研摩ホイールの剥離状態を示す部分拡
大図、第7図は比較例の剥離状態を示す部分拡大
図である。 1…カード機及びクロスラツパ、2…クロスウ
エブ、3…散布装置、4…仮止めウエブ、5…熱
可塑性樹脂液、6…絞りロール、7…コア、8…
渦巻状不織布ホイール、9…熱硬化性樹脂溶液、
10…鉄製ロール、11…低密度研摩ホイール、
12…カードウエブ、13…ウエブ積層層間、1
4…熱可塑性樹脂、14a…連続接合部、15…
熱硬化性樹脂、16…砥粒、17…ランダムウエ
ブ、18…ホイール構成繊維、19…層状、20
…放射状、21…層間、22…ブロツク状。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成繊維製積層カードウエブを骨格とし、前
    記積層カードウエブの積層層間に熱可塑性樹脂に
    よる連続接合部を設けて、構成繊維が上下方向に
    熱可塑性樹脂によつて連続一体化した密度0.5g/
    cm3以下の渦巻状メイクコートホイールを形成し、
    上記メイクコートした骨格繊維の表面に研摩材砥
    粒含有の熱硬化性樹脂で被覆してなるサイズコー
    ト層を設けてなることを特徴とする低密度研摩ホ
    イール。 2 カード機により紡出された合成繊維よりなる
    積層カードウエブの表裏面に、付着量が表裏面で
    異なるように合成樹脂又は合成ゴム結合剤を散布
    して仮止めウエブを形成した後、メイクコート材
    とする熱可塑性樹脂に含浸し、湿潤状態のまま所
    要の密度、外径となるように渦巻状に巻き締め乾
    燥し、仮止めウエブの積層層間を熱可塑性樹脂で
    連続的に固着一体化した不織布ホイール形成後、
    研摩材砥粒を含有する熱硬化性樹脂に浸漬し、所
    定の付着量となるように調節、乾燥、熱処理を施
    して、サイズコートを施すことを特徴とする低密
    度研摩ホイールの製造方法。
JP25483484A 1984-11-30 1984-11-30 低密度研摩ホイ−ル及びその製造方法 Granted JPS61131872A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140311A (ja) * 1974-10-02 1976-04-05 Kobe Steel Ltd Obijokobannoshodonhoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5140311A (ja) * 1974-10-02 1976-04-05 Kobe Steel Ltd Obijokobannoshodonhoho

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JPS61131872A (ja) 1986-06-19

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