JPH04665B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、浴槽、うず流温泉等向の流体マツサ
ージ装置に関し、特に、弾性ダイヤフラムのふく
らませ圧力を調節して、使用者が浴槽内に入つて
いる間上体部分に乾いて温い衝撃マツサージを提
供する手段を含む乾体マツサージ装置に関する。
前記マツサージ装置は特定の用途に対しては伸縮
性の手持ち組立体に組み込むことができる。

（従来の技術） うず流浴槽や温泉用の水治療噴射が温泉での使
用者の身体に衝撃を与えるために水と空気の乱流
を提供するべく開発されてきた。これらの噴射は
最大限の治療効果を備えた効率的な流れを提供す
るように整えられる。使用者により選択的に方向
を調整しうる噴射および閉鎖軌道に沿つて運動す
る噴射は温泉効果を高めるための周知の実施例で
ある。しかしながら、前記の噴射は、そのはねを
最小にするために浴槽内で水位より下に位置させ
る必要がある。その結果、治療効果は水位以下の
身体の部分に限定され、あるいは使用者はその肩
にマツサージ効果を与えるには前かがみになる必
要がある。

例えば、ウオータベツドのような特定の装置用
に閉鎖乾流体マツサージ装置が開発されてきた。
これらの装置では、使用者と係合するメンブレン
に対して、閉鎖槽からの水を循環させる。前記メ
ンブレンはウオータベツドのマツトレスの上面あ
るいは自動車の座の背を形成しうる。しかしなが
ら、前記装置は身体の選択した部分を水マツサー
ジするために温泉で採用されることはなかつた。
さらに、メンブレンのふくらませを保つための手
段は何ら提供されていないため、マツサージは弾
性メンブレンに対する水噴射の衝撃作用のみに依
存している。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、使用者に対して安楽な弾性面を提供
し、一方通常水位より上方に位置する首や肩をマ
ツサージするために弾性のダイヤフラムをふくら
ませ続ける圧力調節手段を含む、温泉用の乾流体
マツサージ装置を提供することにより従来から公
知の流体マツサージ装置の欠点を克服する。

（課題を解決するための手段） 本発明による乾流体マツサージ装置は一般的
に、浴槽あるいは温泉と関連しており、かつ、排
出ヘツドへ乱流混合物を供給する空気と水の供給
手段を有するハウジングを含む。排出ヘツドは、
排出がダイヤフラムに対して導かれるように弾性
ダイヤフラムの背後でシールされて位置する。ハ
ウジングには頂部に空気が逃げることができるよ
うにする空気口と、その底部において水排出口が
設けられている。水排出口は浴槽と流体連通して
水が浴槽へ戻ることができるようにする。噴射
は、部分的に弾性のダイヤフラムと、複数のポー
トを有する内壁とにより形成された調節済みの室
へ排出される。前記ポートの寸法と数とは排出噴
射の排出能力によりダイヤフラムのふくらみを保
証するために前記室内の圧力を調整するよう選択
される。代替実施例においては回転可能プレート
を内壁に取り付けポートの寸法を変えることがで
き、その結果ダイヤフラムのふくらませ圧力を変
えることができる。排出ヘツドが水／空気混合物
をダイヤフラムに対して圧送し、水は水位より下
のポートを介して温泉へ排出される。このよう
に、乾流体マツサージが、水位より上方に位置す
る身体の部分に提供される。噴射ハウジングが手
持ち装置の一部を形成したり、また浴槽の縁部よ
り上方の位置と水位との間で伸縮自在に調整でき
れば尚都合がよい。

本発明は、過去公知の噴射で発生の水しぶき無
くして首や頭に乾マツサージの治療効果を提供す
るという利点を有する。その結果、顔や目に対す
る水しぶきが排除され使用者が乾流体マツサージ
を満喫できるようにする。水発明は使用者の髪や
顔を濡らさないため使用者は髪形やメーキヤツプ
を保ち、髪形やメーキヤツプを崩すことなく温泉
マツサージ効果を享受できるという利点を有す
る。さらに、使用者はダイヤフラムがふくらむ結
果それにもたれることのできる温かい弾力的な面
が提供される。排出室からの流体の排出を調整し
ないとダイヤフラムのふくらみを保つことはでき
ない。さらに、ふくらませたマツサージ用枕によ
り、衝撃によりマツサージを特定方向に向けなが
らも広い範囲にわたり大きな伝熱を提供する。噴
射による衝撃の力はポンプの圧力により、空気と
は排出流体との混合を規制することにより変える
ことができる。

本発明のその他の目的、特徴および利点は添付
図面に関連した以下の詳細説明から明らかとな
る。

本発明は、添付図面を通して同じ部材を同じ参
照番号で言及する添付図面と関連して読めば、本
発明の好適実施例についての以下の詳細説明から
完全に理解できる。

（実施例） まず第１図と第２図とを参照すれば、本発明を
実施した乾流体マツサージ装置１２が装着されて
いる浴槽１０が示されている。前記乾流体マツサ
ージ装置１２は、うず流温泉、あるいは浴槽を含
み、使用者が入れるようにしたいずれかのタイプ
の容器に装着できる。好適実施例においては、前
記装置１２は浴槽１０の上縁部１４に取り付ける
ことにより、浴槽１０に入つた使用者が、通常水
位より上に位置した身体の部分を選択的にマツサ
ージするべく前記乾流体マツサージ装置１２にも
たれることができる。前記乾流体マツサージ装置
１２は、公知の装置における水しぶきを排除し乾
流体マツサージ装置のマツサージ効果を提供す
る。以下説明するように、前記乾流体マツサージ
装置１２は手持ち組立体や、あるいは伸縮自在の
組立体と組み合わせ、装置の自由度を大きくでき
る。

第１図から第３図までを参照すれば、本発明に
よる乾流体マツサージ装置１２は浴槽の縁部１４
に取り付けられるハウジング１６を含む。好適実
施例においては、ハウジング１６は、ハウジング
１６の前方開口部２２を形成する表縁２０が取り
付けられている主本体部１８から構成されてい
る。ハウジング１６内には乾流体マツサージ噴射
組立体２４が装着されており、該組立体は排出噴
射部２６を含む。前記噴射組立体２４は、ハウジ
ング１６の本体１８の一部として形成されたフラ
ンジ３０と係合する取付けブラケツト２８を用い
てハウジング１６内に取り付けられる。空気配管
３２および水配管３４を介して空気と水とが噴射
組立体２４へ供給される。噴射組立体２４は、ベ
ンチユリ噴射ノズルを用いて空気と水とを混合
し、噴射部２６を介して排出される快適なマツサ
ージ流体を発生させる。流体マツサージ噴射組立
体２４は、マツサージ流体がハウジング１６の前
方開口部２２を介して導かれるようにハウジング
１６内に位置される。

マツサージ流体が使用者に対して排出されない
ようにし、従つて乾流体マツサージ効果を出すた
めに、マツサージ流体がダイヤフラム３６に対し
て排出されるよう前記ダイヤフラムが前方開口部
２２にシールされて取り付けられている。マツサ
ージするべくダイヤフラム３６を撓ませるように
マツサージ流体を排出すると若干の快適な解放感
を提供するものの、ハウジング１６が剛性構造で
あるため使用者が本マツサージ装置１２にリラツ
クスしてもたれるには安楽さに欠ける。従つて、
枕状の面を形成すべくダイヤフラム３６をふくら
ませるために、ハウジング１６内に流れを規制す
る内壁３８が位置される。前記内壁３８はダイヤ
フラム３６と共に、その中へマツサージ流体が排
出される圧力室４０を形成する。前記内壁３８は
複数の円周方向に隔置されたポート４２を含み、
前記圧力室４０からの流れを規制する。前記ポー
ト４２の寸法と数とは、流体マツサージ噴射組立
体２４の排出流量に応じてダイヤフラム３６が希
望レベルまでふくらむように圧力室４０内で所定
の流体圧を発生させるように選択される。このよ
うに、マツサージ流体が噴射組立体２４により排
出されるにつれて、内壁３８の前記流れポート４
２が圧力室４０からの流体の流出量を規制してダ
イヤフラム３６をふくませて安楽な枕を形成する
流体圧を発生させる。流体は、排出ポート４６を
介して浴槽と連通する流出配管４４を介してハウ
ジング１６から排出される。その結果、水しぶき
を排除しながら、弾性のダイヤフラム３６を介し
て使用者は流体のマツサージ効果を感じることが
できる。排出された流体は水配管の下方で浴槽１
０へ戻される。さらに、ハウジング１６の本体１
８にはハウジング１６内に捕捉された空気を抽気
する空気口４８が設けられている。

前記の乾流体マツサージ装置１２は第４図から
第６図までに示すように伸縮調整可能位置に、あ
るいは第７図から第９図までに示すように手持ち
組立体に組み入れることができる。これらの代替
実施例によりさらに柔軟性を提供するが、前述し
た基本的な乾流体マツサージ装置１２を組み入れ
ている。

伸縮調整可能装置１３０は浴槽１１０の周囲の
壁１１４に組み込み、通常浴槽１１０の縁部より
上方に位置する身体の部分に流体を排出すること
なく水治療法の噴射によるほぐしマツサージを提
供する。好適実施例においては、伸縮調整可能装
置１３０は浴槽１１０の周壁１１４に形成した開
口１３２内に取り付けられる。閉鎖プレート即ち
壁１３４が開口部１３２の上で壁１１４と概ね面
一に取り付けられて浴槽１１０の頂部へ開放した
室１３６を形成する。乾流体マツサージ装置１３
０は前記室１３６内で伸縮調整可能に配置されて
いる。前記閉鎖壁１３４は、マツサージ装置１３
０の排出ヘツドを案内しながら受け入れるＵ字形
スロツト１３８を含む。浴槽１１０の底部近傍に
形成された排出ポート１４０は内部室１３６と浴
槽１１０の内部との間の流体連通を提供する。第
６図に最もよく示されているように、乾流体マツ
サージ装置１３０は、空気と水の治療用乱流混合
物を供給する流体マツサージ噴射組立体１４２を
含む。他の実施例と同様に、噴射組立体１４２は
ダイヤフラム１５４によりシールされて密閉され
治療用流体がダイヤフラム１５４に対して排出さ
れるようにする。周囲の通路１７６を通る流体の
流れはダイヤフラム１５４をふくらませた状態に
保つよう規制される。

流体マツサージ組立体１４２は、ダイヤフラム
で被覆した排出噴射部１４４を、概ね水配管１１
８かあるいはそれより下方の第１の位置と、浴槽
１１０の頂縁部１２４より上方の第２の位置の間
で選択的に調整するように内部室１３６内で伸縮
自在に取り付けられている。前記組立体１４２
は、スロツト１３８の両側で閉鎖壁１３４の内側
に対向して取り付けられた一対の軌条１６２によ
り案内される。前記軌条１６２はハウジング１５
６の側部分１６４を摺動して受け取る。前記ハウ
ジングは組立体１４２の位置決めするためのロツ
ク手段１６６を含めてよい。好適実施例におい
て、ロツク手段１６６はばね弾圧されたピン１６
８を含み、該ピンは軌条１６２と協働して組立体
１４２を閉鎖壁１３４から離れる方向に弾圧す
る。側部分１６４の裏側には一体のピン１７０が
設けられ、該ピンは一連の開口１７２と協働して
複数の位置において前記組立体１４２を位置決め
する。噴射組立体１４２は、それを前方へ引張り
ピン１７０を開口１７２から外すことにより室１
３６内で伸縮調整される。

手持ち装置２１２は、例えば首や肩のような身
体の特定の部位に治療流体マツサージを加えるべ
く使用者２１４が操作し易く構成されている。前
記装置は全体的に、操作をしやすくするハンドル
２１８を有するハウジング２１６と、該ハウジン
グ２１６を空気と水の供給源に接続する弾性ホー
ス２２０とを含む。ハウジング２１６は、その中
に流体マツサージ噴射組立体２３０が配置されて
いる前方開口部２２８を有する。噴射組立体２３
０は、前記開口部２２８の上にシールされて位置
された弾性ダイヤフム２４２に対してハウジング
２１６からマツサージ流体を導く排出ノズル２３
４を含む。ダイヤフラム２４２をハウジング２１
６に取り付けると、マツサージ流体は、ホース２
２０を除いて、ハウジング２１６から排出されな
いようにされる。噴射組立体２３０に対するダイ
ヤフラム２４２の位置は、マツサージ流体がダイ
ヤフラム２４２に対して排出されるのを保証し、
その結果、ダイヤフラム２４２は排出流体により
マツサージのために撓む。流体は一旦ダイヤフラ
ム２４２に対して排出されると、規制された周囲
の軌道２４８を介してハウジング２１６とホース
２２０とへ流入する。その結果ダイヤフラム２４
２の背後で圧力が大きくなつてダイヤフラム２４
２をふくらませて、使用者の身体に対して位置す
べき、適当なマツサージ面を形成する。

このようにして、本発明はマツサージ用噴射が
はねることなく、使用者に快適な乾流体マツサー
ジを提供する。その結果、流体マツサージ装置
は、通常温泉の水位より上に位置する首や肩やそ
の他の身体の部位に快適な解放感を与えるよう水
位より上方に取り付けることができる。

前述の詳細説明は理解をしやすくなるためのみ
に提供したものであつて、特許請求の範囲に記載
の範囲や精神から逸脱することなく当該技術分野
の専門家にはある種の修正が明らかであるので、
前記説明から何ら不必要な限定を理解すべきでな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した乾流体マツサージ装
置を装着した浴槽の斜視図、第２図は浴槽に装着
された乾流体マツサージ装置の断面斜視図、第３
図は第２図の線３−３に沿つて視た一部断面の正
面図、第４図は温泉の槽に関連した伸縮調整可能
組立体へ組み込んだ乾流体マツサージ装置の斜視
図、第５図は伸縮調整可能乾流体マツサージ装置
の破断斜視図、第６図は伸縮調整可能乾流体マツ
サージ装置の断面図、第７図は乾流体マツサージ
装置を手持ち装置に組み入れている温泉の槽の斜
視図、第８図は手持ちの乾流体マツサージ装置の
部分的に断面の正面図、および第９図は手持ちの
乾流体マツサージ装置の部分的に断面の側面図で
ある。 図において、１０……浴槽、１２……マツサー
ジ装置、１６……ハウジング、２２……開口、２
４……噴射組立体、２６……排出噴射部、３２…
…空気配管、３４…………水配管、３６……ダイ
ヤフラム、４０……圧力室、４２……ポート、４
４……排出配管、４６……排出ポート、４８……
空気口、１１０……浴槽、１３０……マツサージ
装置、１３２……開口、１３４……閉鎖プレー
ト、１３６……室、１３８……スロツト、１４０
……排出ポート、１４２……噴射組立体、１４４
……噴射部、１５４……ダイヤフラム、１５６…
…ハウジング、１６２……軌条、１６６……ロツ
ク手段、２１２……手持ちマツサージ装置、２１
４……使用者、２１６……ハウジング、２１８…
…ハンドル、２２０……ホース、２２８……開
口、２３０……噴射組立体、２３４……排出ノズ
ル、２４２……ダイヤフラム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 浴槽に取り付けられ、浴槽内に入つた使用者
   に対して選択的にマツサージを施す乾流体マツサ
   ージ装置において、 前記浴槽に取り付けられ、前方開口部を含む剛
   性の高いハウジングと、 前記ハウジングの前方開口部をシールして被覆
   し前記ハウジング内に圧力室を形成するダイヤフ
   ラムと、 前記ハウジング内に装着される排出噴射部を有
   し、前記排出噴射部が前記ハウジングの前記圧力
   室中へ、かつ前記ダイヤフラムに対してマツサー
   ジ流体を排出することにより前記排出噴射部から
   のマツサージ流体がマツサージのために前記ダイ
   ヤフラムを撓ませる流体マツサージ噴射組立体
   と、 前記流体マツサージ噴射組立体に接続され前記
   マツサージ流体を前記排出噴射部へ供給する装置
   と、および 前記ハウジングの前記圧力室からの流体の排出
   を規制して前記噴射組立体から前記圧力室内への
   マツサージ流体の流入量を前記圧力室からの流体
   流量より大きくすることにより前記前方開口部よ
   り前方への前記ダイヤフラムのほぼ一定のふくら
   み状態を保ち使用者がもたれかかるまくら状表面
   を形成する装置とを含むことを特徴とする乾流体
   マツサージ装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記圧力室からの流体の排出を規制する前記
   装置が前記ハウジング内の内壁であつて、前記圧
   力室からの流体がそこを通つて前記ハウジングの
   残りの部分へ流入する少なくとも１個の調整ポー
   トを有する内壁を含むことを特徴とする乾流体マ
   ツサージ装置。 ３ 特許請求の範囲第２項に記載の装置におい
   て、前記内壁が前記ハウジング内で前記流体マツ
   サージ噴射組立体の周囲に取り付けられた環状壁
   であつて、複数の円周方向に隔置されたポートを
   含み、該ポートの数と直径とが前記圧力室内での
   流体圧を決定する環状壁であることを特徴とする
   乾流体マツサージ装置。 ４ 特許請求の範囲第３項に記載の装置におい
   て、前記ポートを通る流量と前記圧力室内の流体
   圧とを選択的に調整するために前記ポートの直径
   を選択的に調整する装置をさらに含むことを特徴
   とする乾流体マツサージ装置。 ５ 特許請求の範囲第２項に記載の装置におい
   て、前記ハウジングからの流体が流体導出装置を
   介して浴槽へ排出されることを特徴とする乾流体
   マツサージ装置。 ６ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記ハウジングが通気装置を含むことを特徴
   とする乾流体マツサージ装置。 ７ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記ハウジングは、前記ダイヤフラム被覆ハ
   ウジングが浴槽の上縁部より下方の第１の位置と
   浴槽の上縁部より上方の第２の位置の間で選択的
   に運動可能に浴槽の周壁内に運動可能に取り付け
   られていることを特徴とする乾流体マツサージ装
   置。 ８ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記ハウジングが手持ち組立体の一部を形成
   し、前記手持ち組立体は前記のダイヤフラム被覆
   排出噴射部が使用者の身体の特定の部位に対して
   選択的に位置しうるよう手で操作可能であること
   を特徴とする乾流体マツサージ装置。 ９ 特許請求の範囲第８項に記載の装置におい
   て、前記のマツサージ流体を前記排出噴射部へ供
   給する前記装置が前記手持ち組立体に接続された
   少なくとも１個のホースを含むことを特徴とする
   乾流体マツサージ装置。 １０ 浴槽に取り付けられ、浴槽内に入つた使用
   者を選択的にマツサージする乾流体マツサージ装
   置において、 浴槽内に位置した使用者が選択的にふれるよう
   浴槽近傍に装着され、前方開口部を含むハウジン
   グと、 前記ハウジングの前記前方開口部をシールして
   被覆し、前記ハウジング内の圧力室を囲むたわみ
   可能なダイヤフラムと、 前記ハウジング内に装着された排出噴射部を有
   し、前記排出噴射部が前記ハウジングの前記圧力
   室内へ、かつ前記ダイヤフラムに対してマツサー
   ジ流体を排出し、前記排出噴射部からの前記マツ
   サージ流体が前記ダイヤフラムを撓ませ、一方前
   記ダイヤフラムを通過する流体の流れが阻止され
   る流体マツサージ噴射組立体と、 前記流体マツサージ噴射組立体に流体的に接続
   され、マツサージ流体を前記噴射部へ供給して、
   前記ダイヤフラムに対して排出させる装置と、お
   よび 前記流体マツサージ噴射組立体近傍で前記ハウ
   ジング内に位置し、前記ハウジング内において前
   記圧力室を形成する内壁であつて、流量規制ポー
   ト装置を有して前記ダイヤフラム背後の前記圧力
   室からの前記マツサージ流体の排出を調整し、前
   記圧力室内の所定の流体圧力を保持して前記前方
   開口部より前方での前記ダイヤフラムのほぼ一定
   のふくらみ状態を保持し、前記排出噴射部からの
   前記マツサージ流体がぶつかり使用者がもたれか
   かるまくら状表面を形成する内壁とを有する乾流
   体マツサージ装置。 １１ 特許請求の範囲第１０項に記載の装置にお
   いて、前記内壁は前記ハウジング内で前記乾流体
   マツサージ噴射組立体の周囲に取り付けられた環
   状の壁であつて、前記の流量規制ポート装置を形
   成する複数の円周方向に隔置したポートを含み、
   前記のポートの数と直径とが前記圧力室内の、前
   記ダイヤフラムをふくらませる流体圧を決定する
   ことを特徴とする乾流体マツサージ装置。 １２ 特許請求の範囲第１１項に記載の装置にお
   いて、前記ポートを介して前記圧力室からの前記
   マツサージ流体の排出を選択的に規制する装置を
   さらに含むことを特徴とする乾流体マツサージ装
   置。 １３ 特許請求の範囲第１２項に記載の装置にお
   いて、流量を選択的に規制する前記装置が、前記
   内壁の近傍にシールされて取付けられている回転
   可能のシヤツタ部材を含み、前記シヤツタ部材
   は、前記内壁に対して回転すると前記ポートの直
   径を選択的に調整することを特徴とする乾流体マ
   ツサージ装置。 １４ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記のダイヤフラムも前記浴槽の上縁部の下
   方の第１の位置と浴槽の上縁部より上の第２位置
   で選択的に運動できるよう前記ハウジングが浴槽
   の周壁内に運動可能に装着されていることを特徴
   とする乾流体マツサージ装置。 １５ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記ハウジングが手持ち組立体の一部を形成
   し、前記手持ち組立体は前記ダイヤフラム被覆排
   出噴射部が使用者の身体の特定の部位に対して選
   択的に手で操作可能であることを特徴とする乾流
   体マツサージ装置。 １６ 上縁部を有する浴槽の周壁に取り付ける乾
   流体マツサージ装置において、 排出噴射部を有する流体マツサージ噴射組立体
   と、 マツサージ流体を前記排出噴射部に供給する前
   記流体マツサージ噴射組立体に接続された装置
   と、および 前記排出噴射部をシールして被覆するダイヤフ
   ラムであつて前記排出噴射部からの前記マツサー
   ジ流体によりマツサージのために変形させられる
   ダイヤフラムとを含み、 前記流体マツサージ噴射組立体は浴槽の周壁内
   で移動可能であり前記ダイヤフラムに覆われる排
   出噴射部を浴槽の上縁部より下の第１の位置と浴
   槽の上縁部より上方の第２の位置との間で選択的
   に変位させる、ことを特徴とする乾流体マツサー
   ジ装置。 １７ 特許請求の範囲第１６項に記載の装置にお
   いて、浴槽の周壁が前記流体マツサージ噴射組立
   体を受け入れる開口を含み、前記乾流体マツサー
   ジ装置がさらに浴槽の壁の開口を被覆し、浴槽の
   頂部に開放した内部室を形成する密閉壁を含み、
   前記流体マツサージ噴射組立体は前記内部室内で
   摺動可能に配置されており、前記密閉壁は細長い
   スロツトを有し、かつ浴槽の周壁に対して概ね面
   一に取り付けられていることを特徴とする乾流体
   マツサージ装置。 １８ 特許請求の範囲第１７項に記載の装置にお
   いて、前記の細長いスロツトの両側で前記密閉壁
   に取り付けられた案内軌条をさらに含み、該案内
   軌条は前記流体マツサージ噴射組立体を運動可能
   に受け入れることを特徴とする乾流体マツサージ
   装置。 １９ 特許請求の範囲第１８項に記載の装置にお
   いて、前記流体マツサージ噴射組立体が前記案内
   軌条と係合可能で前記案内軌条に沿つて前記噴射
   組立体を選択的に位置づけ、かつ前記第１と第２
   の位置の間で前記噴射組立体を選択的にロツクす
   るロツク装置を含むことを特徴とする乾流体マツ
   サージ装置。 ２０ 特許請求の範囲第１６項に記載の装置にお
   いて、前記ハウジングからの排出流体の流出流量
   を規制することにより前記ハウジング内の流体圧
   を増加させて前記ダイヤフラムを広げる装置をさ
   らに含み、前記排出噴射部は流体を加圧した流体
   環境へ排出することを特徴とする乾流体マツサー
   ジ装置。 ２１ 使用者の身体の特定部位に乾燥した流体マ
   ツサージを加え、水および空気供給源を有する浴
   槽に関連した手持ち乾燥流体マツサージ装置にお
   いて、 前方開口部を有する剛性の高いハウジングと、
   前記ハウジング内に取り付けられた排出ノズルを
   有し、前記排出ノズルを介して空気と水の混合物
   であるマツサージ流体を供給する流体マツサージ
   噴射組立体と、 前記流体マツサージ噴射組立体を浴槽の水およ
   び空気供給源と流体接続して前記流体マツサージ
   噴射組立体へ水と空気とを供給する装置と、およ
   び 前記ハウジングの前記開口部をシールして被覆
   し、前記排出ノズルからの前記マツサージ流体に
   よりマツサージのために変形させられるダイヤフ
   ラムと、 前記ハウジングから排出される流体の流出を制
   限し、前記ハウジング内の流体圧力を増加させ、
   前記前方開口部前方へのほぼ一定のふくらみ状態
   へ前記ダイヤフラムをひろげ且つ保持し使用者と
   接触するまくら状表面を形成する装置とを有し、 前記排出ノズルは流体を加圧された流体の中へ
   且つひろげられたダイヤフラムに対して排出し、 前記乾流体マツサージ装置は、前記のダイヤフ
   ラムにより覆われた排出ノズルが使用者の身体の
   特定部位に対して選択的に位置するよう手で操作
   可能であることを特徴とする乾流体マツサージ装
   置。 ２２ 特許請求の範囲第２１項に記載の装置にお
   いて、前記ハウジングが前記マツサージ装置を操
   作するための一体のハンドルを含むことを特徴と
   する乾流体マツサージ装置。 ２３ 特許請求の範囲第２２項に記載の装置にお
   いて、前記噴射組立体へ水と空気とを供給する前
   記装置が水供給配管と空気供給配管とを含み、前
   記供給配管が浴室の水と空気の供給源の間を前記
   流体マツサージ噴射組立体まで延びて前記排出噴
   射部を介して排出することを特徴とする乾流体マ
   ツサージ装置。 ２４ 特許請求の範囲第２１項に記載の装置にお
   いて、前記ハウジングからの排出された流体の流
   出流量を規制して前記ハウジング内の流体圧を増
   して前記ダイヤフラムを広げ、前記排出噴射部が
   流体を加圧された流体環境へ排出することを特徴
   とする乾流体マツサージ装置。