JPH0465739B2 - - Google Patents

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JPH0465739B2
JPH0465739B2 JP59234000A JP23400084A JPH0465739B2 JP H0465739 B2 JPH0465739 B2 JP H0465739B2 JP 59234000 A JP59234000 A JP 59234000A JP 23400084 A JP23400084 A JP 23400084A JP H0465739 B2 JPH0465739 B2 JP H0465739B2
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JP
Japan
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die
drill
forming surface
cutting
electrode
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JP59234000A
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JPS61111740A (ja
Inventor
Fukuzo Yamamoto
Yoshiaki Aoya
Hisayoshi Yamamoto
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Yamahiro Co Ltd
Original Assignee
Yamahiro Co Ltd
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Publication date
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Priority to PCT/JP1985/000610 priority patent/WO1986002867A1/ja
Priority to EP85905434A priority patent/EP0199825B1/en
Priority to DE8585905434T priority patent/DE3586784T2/de
Priority to US06/874,180 priority patent/US4793220A/en
Priority to KR1019850008209A priority patent/KR900005408B1/ko
Publication of JPS61111740A publication Critical patent/JPS61111740A/ja
Publication of JPH0465739B2 publication Critical patent/JPH0465739B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K5/00Making tools or tool parts, e.g. pliers
    • B21K5/20Making working faces of dies, either recessed or outstanding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H9/00Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H3/00Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
    • B21H3/02Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
    • B21H3/027Rolling of self-tapping screws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドリル状の切削加工具を製造する方
法及びこの製造に用いられる転造ダイスに関す
る。ここで、ドリル状の切削加工具とは、ドリル
やセルフドリリングねじ等の、回転することによ
り、被加工物に対し円柱形状あるいはこれに類似
する形状の孔を開けることができるものをいう。
〔従来の技術〕
今日、多くのドリルは、棒状の素材を研削する
ことにより製造されている。また、多くのセルフ
ドリリングねじの先端は、一対のダイスを打ち合
わせることにより、ドリル状に加工されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記素材の研削には多くの工程を要
していた。又、ダイスの打ち合わせによりねじの
先端をドリル状に加工するには1工程で足りる
が、ねじ部の形成には他の工程を必要としていた
ため、工程の簡素化が望まれていた。
また、特開昭56−160414号に記載の転造ダイス
にあつては、転造ダイスの表面に、ねじ山加工用
の長溝と、この穿孔作用を果たす穿孔ねじ山加工
用の溝とを形成することが提案されているもので
ある。
ところが、穿孔ねじ山加工用の溝は、ねじ山加
工用の長溝と同様に、切削加工により形成されて
いるものである。即ち、転造ダイスの表面を旋盤
等により溝状に削つていくことによつて形成され
たものであり、比較的単純な形状しか形成するこ
とはできない。
特に、穿孔ねじ山加工用の溝も、ねじ山加工用
の溝と同様にダイスの表面から溝状に切削を行う
ため、溝と溝との間にはダイスの表面が未加工の
まま残るものである。ダイスによる転造に際し
て、通常のねじの場合には、この未加工の表面
は、ねじの軸の部分を形成し、溝がねじ山を形成
する。そして、これと同様に、穿孔ねじ山加工用
の溝が穿孔ねじ山を形成し、この溝と溝との間の
未加工の部分は軸状の部分を形成する。従つて、
このダイスによる転造によつて製作される穿孔ね
じ山は、その名の通り、ねじの軸から突出した山
であつて穿孔作用を果たし得る機能を備えたもの
になるに過ぎない。即ち理想的な穿孔作用を果た
し得るドリル形状に近づくことは困難である。
そこで、本発明は、ドリル形状に近い切削加工
具を、能率的に、且つ正確に量産できる方法の提
供及び、この方法の実施に使用される転造ダイス
の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は次の方法を提供することにより、上記
の問題を解決する。
本発明に係るドリル状の切削加工具を転造ダイ
スにより製造する方法は、次の工程より構成され
る。
先ず、ドリル状の切削加工具の形状を備えた柱
状の放電加工用の電極106と、この電極により
加工されるダイス201とを準備する。このダイ
ス201が、平坦面202と、この平坦面より突
出する土手部203とを備え、この土手部203
の突出がダイス201の一側方から他側方へ向か
うに従い漸次大きくなるものである。
この電極106によりダイス201の放電加工
を行うに際して、ダイス201の平坦面202と
平行に上記の電極106を回転させつつ、ダイス
の上記一側方から他側方へ移動させることによ
り、土手部203を含むダイスの表面上に、溝状
の凹部207と凸部208とを繰り返し形成す
る。そして、この溝状の凹部207と凸部208
とが繰り返し形成されたダイス201によりドリ
ル状の切削加工具を転造するものである。
又、本発明のドリル状の切削加工具を転造ダイ
スにより製造するためのダイスは、次の構成から
なる。
本発明のダイス201は、平坦面203と、こ
の平坦面より突出した土手部204とを有するも
のである。そして、ドリル形状をなした電極10
6をダイス201の平坦面202回転させつつダ
イスと平行に移動させることにより、放電加工さ
れた溝状の凹部207と凸部208とが、土手部
203を含むダイスの表面上に、繰り返し配列さ
れたものである。
この溝状の凹部207と凸部208との凹凸差
は、ダイスの一側方から他側方へ向かうに従い漸
次大きくなる。
この凹部207は、ランド形成面209と、こ
のランド形成面よりも深いマージン形成面211
とを有する。
上記凸部208は、上記マージン形成面211
から上昇する切削面形成面215と、この切削面
形成面から下降してランド形成面209と続く抗
力面形成面216とを備え、この切削面形成面2
15と抗力面形成面216とにより、凸部208
表面が湾曲した山状をなしているものである。
[作用] 本発明に係るドリル状の切削加工具を製造する
方法においては、ドリル状の切削加工具の形状を
備えた放電加工用の電極106によりダイス20
1を放電加工するため、ドリルの形状に対応した
複雑な形状であつても、これをダイス表面に加工
し得る。
特に、溝状の凹部207と凸部208とは、従
来のダイスのような溝と溝との間に残された未加
工の平面部分ではなく、ドリルの形状に対応した
湾曲した山と谷となる。従つて、このダイスによ
り製造される切削加工具は、軸からねじ山が突出
した形状ではなく、よりドリル本来の形状に近い
ものとすることができる。
そして、電極106によりダイス201の放電
加工を行うに際して、ダイス201の平坦面20
2と平行に上記の電極106を回転させつつ移動
させるものであるため、ダイスの表面には、略同
一形状の溝状の凹部207と凸部208とが繰り
返し形成され得る。
しかも、このとき、ダイス201が、平坦面2
02と、この平坦面より突出する土手部203と
を備え、この土手部203の突出がダイス201
の一側方から他側方へ向かうに従い漸次大きくな
るものであるのに加え、電極を、ダイス201の
平坦面202と平行にダイスの上記一側方から他
側方へ移動させるものである。そのため、複雑な
電極の移動をさせずとも、多数配列形成される凹
部207と凸部208との凹凸差は、ダイスの一
側方から他側方へ向かうに従い徐々に大きくな
る。その結果、ダイスによる転造に際しても、素
材を無理なくドリル状に加工していくことができ
る。
次に、本発明の転造ダイスにあつては、ドリル
形状をなした電極106をダイス201の平坦面
202回転させつつダイスと平行に移動させるこ
とにより、放電加工された溝状の凹部207と凸
部208とが、土手部203を含むダイスの表面
上に、繰り返し配列されたものであるため、ドリ
ルの形状に対応した複雑を有するものである。特
に、凹部207が、ランド形成面209と、この
ランド形成面よりも深いマージン形成面211と
を有することは勿論、上記凸部208は、上記マ
ージン形成面211から上昇する切削面形成面2
15と、この切削面形成面から下降してランド形
成面209と続く抗力面形成面216とを備え、
この切削面形成面215と抗力面形成面216と
により、凸部208表面が湾曲した山状をなして
いる。従つてこのダイスによつて製造される切削
加工具は、従来のような軸部からねじ山に近い穿
孔ねじ山が突出しているといつたようなものでは
なく、切削面15と抗力面16とが連続して湾曲
した状態に窪んだものとできる。これにより、製
造される切削加工具においては、切削の切り屑
が、切削面15から抗力面16にかけてより円滑
に送られ、切り屑の詰まりなく切削を行い得る。
〔実施例〕
以下図に基き本考案の一実施例を説明する。
第5図に示すセルフドリリングねじは、ねじの
先端にドリル状の切削部1を有する切削加工具で
あり、軸部2の中間にねじ部3を有し、軸部の他
端には頭部4を備える。この頭部4は、ねじに回
転トルクを与える工具と係合する。
このセルフドリリングねじは、一般に知られて
いるように、線材を加工して製造されるが、本発
明にあつてはこの線材の加工にあたつて、ねじ部
3及び切削部1の成形を、一対の転造ダイスによ
り、1工程により行い得るようにしたものであ
る。尚、線材の他の加工、例えば頭部の成形加工
や表面加工は、従来と同様の方法で行なわれる。
線材は所定寸法に切断されると共に頭部が形成さ
れ、軸部及び先端の切削部の加工を得つ。
このとき、軸部の先端をテーパ形状に加工する
等の、予備的な軸部の加工を行なつておいてもよ
い。
上記転造ダイスは、通常の軸部のねじ山を加工
する部分に加え、先端の切削部の加工を行う部分
を有する。この先端の切削部の加工は、放電加工
により行なわれ、この放電加工には先端部にドリ
ルの形状を有する工具(電極)が用いられる。従
つて、以下、電極の製作、ダイスの放電加工、ね
じ転造の順に説明する。
電極の製作(第2図参照) 電極は、円柱形状の電極素材を所望のドリルの
形状に研削して製作される。電極素材には、銅、
グラフアイト等を用いることができるが、本実施
例では研削の有利性から銅タンを用いる。
電極素材は、所定の径(最終目的物たるセルフ
ドリリングねじの先端の切削部1の径とほぼ等し
い径)を有する円柱形状に研削される。次にドリ
ルの製造と同様の方法によつて、銅部101の溝
102やランド103等の研削が行なわれ、最後
に先端部104が研削される。尚、この実施例に
あつては、先端角110度、2番角30度とされ、ラ
ンド103も2番取りされている。銅部101
は、すべてドリルの形状に研削してもよいが、放
電加工に必要な部分のみをドリルの形状に研削
し、他は円柱形状部105としてもよい。その
際、円柱形状部の径を胴部101のドリルの径よ
り小さくしておいてもよい。
ダイスの放電加工(第2図、第3図) 次に、叙上の工具(電極106)を利用して、
ダイスの放電加工が行なわれる。放電加工機のサ
ーボヘツド(図示せず)の下端に電極106が取
り付けられる。他方、ワークテーブルTには工作
物たるダイス201,201が1組置かれる。こ
れらのダイスには、あらかじめ、ねじ山形成用の
多数の長溝(図示せず)が所定のリード角によ
り、上部の平坦面202に形成されている。これ
らの長溝は、一般のねじ山転造用の平ダイスの長
溝と同様であり、同様の方法で形成される。尚、
長溝は、放電加工後に形成されてもよい。ダイス
201の下部には土手部203が突出形成されて
いる。この土手部203は、第4図に示すよう
に、平面視において平坦面202と角度aを持つ
て、ダイスの左から右に行くに従がい漸次突出す
る。角度aは、3〜5度である。土手部203
は、平坦面202につづく斜面204と、斜面の
頂部205を有する。
この斜面204及び平坦面202の下部であつ
て長溝が形成されない平坦面下部206に、電極
106によつてドリル部形成用の加工が行なわれ
る。電極106は、ダイス201の左から右へ、
回転しながら、平坦面202と平行に移動する。
尚、放電は、ケロシン等の誘電体液中において
0.01〜0.1mmという微小間隙を介して行なわれる
ことは言うまでもないであろう。電極が1回転す
る間に横方向へ移動する長さは、電極のドリル径
bの円周長さにほぼ等しい。放電加工は、ダイス
201の右端における頂部205の位置に、電極
106の中心軸107が来るまで行なわれる。
尚、前述の斜面204のギムネ角は、この実施例
では20度とするが、適宜変化させ得る。
ダイスとねじの転造(第1、第5、第6図) かくして放電加工されたダイス201の斜面及
び平坦面下部206には、ドリル形状をした電極
106を平面上に回転して移動させたときに、そ
の平面上に生ずる凹凸が多数形成される。凹部2
07のランド103に対応し、凸部208は溝1
02に対応する。尚、ここに言う凹部207、凸
部208は、相対的なものであり、必ずしも両者
間に明確な境界がある必要はない。前述のよう
に、電極106は平坦面と平行に移動するため、
凹部207の平坦面202に対する深さは、ダイ
ス201の左右で一定であが、土手部203がダ
イス201の右に行くほど大きく突出するため、
ダイス201の右の方ほど凹部207と凸部20
8の凹凸の差は激しい。
第5図は、凹部207及び凸部208の詳細を
説明するための斜視図である。尚、この図は、ダ
イス201の斜面204及び平坦面下部206
を、ダイスの左上方から右下方を見た斜視図であ
るため、図の上部に頂部205が描かれ、図の下
部に平坦面下部206が描かれる。
凹部207は、ランド形成面209と、これよ
り段差210を持つて深くなつたマージン形成面
211とからなる。但し、両面209,211は
必ずしも段差210を介して連結する必要はな
く、前者209から後者211へ漸次深くなつて
いくようにしてもよい。両面209,211は、
境界212を介して上昇する急斜面213へ続
く。マージン形成面211は、切削縁形成部21
4を介して凸部208の切削面形成部215に続
く。切削面形成部215は、漸次上昇した後、抗
力面形成面216に続く下降する。抗力面形成面
216は、対ランド境界部217を介してランド
形成面209に続く。境界212は、このダイス
202により転造されるセルフドリリングねじの
切削部1のドリル形状に2番角度を与えるため、
マージン形成面211からランド形成面209に
行くに従い漸次ダイス201の上部に近づく。マ
ージン形成面211と、急斜面213と、切削面
形成面215との3面の接点218は、ねじの切
削部の肩18を形成するものである。急斜面21
3は略扇形をしており、50度前後の斜角Cを有す
る。この急斜面213は、ねじ切削部のテーパ面
13を形成するものであり、急斜面213と切削
面形成面215との境界線219が先端切削縁1
9を形成する。急斜面213の扇縁部220がね
じの切削部1のチゼルポイント20を形成するも
のであり、扇縁部20と頂部205との間にはわ
ずかな間隙221が存在する。凸部208のダイ
スにおける上部には、斜面204が未加工のまま
残されている。尚、各面の境界部分が線や点とし
て明確にあらわれればあらわれるだけ、切削部1
のあらわれる境界は、鋭利となるため、必要に応
じて加工の程度を調整すればよい。例えば境界線
219は先端切削線19を形成するため、明確な
線として表われることが望ましいが、急斜面21
3とランド形成面219との境界域222は線と
して表われる必要はない。ねじ部3を形成する長
溝223は、平坦面202上に形成されている。
かくしてなるダイス201により前叙した線材
を転造する。この転造は、一般の転造平ダイスに
よりねじを製造する方法と同様の方法で行なわれ
る。
セルフドリリングねじ(第6図) 上記転造により、第6図に示すセルフドリリン
グねじが得られる。
このねじの切削部1は、螺旋状に縦方向へのび
る溝7と、ランド9及びマージン11とを有す
る。溝7は、ダイスの凸部208により形成さ
れ、ランド9は凹部のランド形成面209によ
り、又マージン11は凹部のマージン形成面21
1により夫々形成される。
切削部1の先端には、先端角110度に設定され
た先端切削縁19が、テーパ面13の縁に形成さ
れ、このテーパ面13は、ダイスのテーパ形成面
213により形成される。テーパ面13の2番角
は約30度で、テーパ面13端の肩部12はマージ
ン11からランド9にいくに従がい、漸次先端か
ら基部の方へ遠ざかる。これは、ダイスの境界2
12がダイスの接点218か遠ざかるに従がい、
ダイスの上部へ向うように傾斜していることによ
り成される。
又、ランド9は、マージン11に対して2番取
りされている。これはダイスの段差210の存在
に基く。マージン11は、切削縁14を境に溝8
の切削面15につづき、切削面15は湾曲して抗
力面16につづく。抗力面16は境界部17を介
してランド9につながる。そして、ダイスの境界
紙219は、先端のテーパ面13の縁の先端切削
縁19を形成し、境界域222は、テーパ面13
と抗力面16との境界域22を形成する。
切削部1の最先端にはチゼルポイント20が形
成される。このチゼルポインドが直線に形成され
るためには、扇縁部220がきれいな円弧を描い
ていることが望ましい。
溝8の基部には、ドリル状の切削部1と軸部2
との連続部として略テーパ状の突部24が形成さ
れる。この突部24は、斜面204に形成される
ため、約30度のテーパ角を持つ。尚、急斜面21
3は約55度の斜度を持つため、これにより形成さ
れるテーパ面13の先端角は110度となる。
かくしてなるセルフドリリングねじは、そのド
リル状の切削部1によつて下孔を開けつつ、ねじ
部3にて螺着される。尚、切削部1のドリル径
と、軸2の径と、ねじ部3のねじ山径とは必要に
応じて変化させることが可能である。またねじ山
の先端は、切削部1内から始まるものでもよく、
逆に切削部1のかなり空間を置いた位置から始ま
つてもよい。
本発明は、上記セルフドリリングねじとして実
施できる他、ドリルとしても実施できる。その
際、凹部207及び凸部208は、ダイスの下部
から上部に向けて長く延びる凹凸条となり、所定
のリード角を持つて平行に並べられる。又、上記
実施例では溝7の数は2本であつたが、これをさ
らに増加させることもできる。
又放電加工されたダイスの形状を整えるため
に、さらに研削加工を行なつてもよい。
又、形成されるドリル状の形状は、ツイストド
リルの形状に限られるものではなく、変形された
ドリル状の形状であつてもよい。
〔効果〕
以上本発明によれば、転造によりドリル状の切
削加工具を一工程にて製造できると共に、セルフ
ドリリングねじとして実施するときにあつても、
ねじ部と同時に切削部の加工を行なうことがで
き、製作工程の簡略化に効果を有する。以上、本
発明のドリル状の切削加工具を製造する方法は、
ドリル形状に近い切削加工具を、能率的に、且つ
正確に量産できる方法を提供することができたも
のである。
又、本発明の転造ダイスは、上記の方法の実施
に使用される転造ダイスであつて、よりドリル形
状に近い切削加工具を、能率的に、正確に転造で
きるダイスを提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイスの要部拡大斜視図、第2図は電
極(工具)の拡大斜視図、第3図は放電加工の説
明図、第4図はダイスの平面図、第5図はダイス
の拡大側面図、第6図はセルフドリリングねじの
拡大斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドリル状の切削工具を転造ダイスにより製造
    する方法において、 ドリル状の切削加工具の形状を備えた柱状の放
    電加工用の電極106と、この電極により加工さ
    れるダイス201とを準備し、 このダイス201が、平坦面202と、この平
    坦面より突出する土手部203とを備え、この土
    手部203の突出がダイス201の一側方から他
    側方へ向かうに従い漸次大きくなるものであり、 この電極106によりダイス201の放電加工
    を行うに際して、ダイス201の平坦面202と
    平行に上記の電極106を回転させつつ、ダイス
    の上記一側方から他側方へ移動させることによ
    り、土手部203を含むダイスの表面上に、溝状
    の凹部207と凸部208とを繰り返し形成し、 この溝状の凹部207と凸部208とが繰り返
    し形成されたダイス201により、ドリル状の切
    削加工具を転造することを特徴とする切削加工具
    の製造方法。 2 ドリル状の切削加工具を転造により製造する
    ためのダイスにおいて、 このダイス201が、平坦面203と、この平
    坦面より突出した土手部204とを有するもので
    あり、 ドリル形状をなした電極106をダイス201
    の平坦面202回転させつつダイスと平行に移動
    させることにより放電加工された溝状の凹部20
    7と凸部208とが、土手部203を含むダイス
    の表面上に、繰り返し配列されたものであり、 この溝状の凹部207と凸部208との凹凸差
    が、ダイスの一側方から他側方へ向かうに従い漸
    次大きくなるものであり、 この凹部207が、ランド形成面209と、こ
    のランド形成面よりも深いマージン形成面211
    とを有し、 上記凸部208が、上記マージン形成面211
    から上昇する切削面形成面215と、この切削面
    形成面から下降してランド形成面209と続く抗
    力面形成面216とを備え、 この切削面形成面215と抗力面形成面216
    とにより、凸部208表面が湾曲した山状をなし
    ていることを特徴とする転造ダイス。
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