JPH0464410A - ダイシングソー - Google Patents
ダイシングソーInfo
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- JPH0464410A JPH0464410A JP17549690A JP17549690A JPH0464410A JP H0464410 A JPH0464410 A JP H0464410A JP 17549690 A JP17549690 A JP 17549690A JP 17549690 A JP17549690 A JP 17549690A JP H0464410 A JPH0464410 A JP H0464410A
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- 238000005339 levitation Methods 0.000 claims description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 abstract 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Dicing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロータ軸に取り付けられたブレードをチーフ
ルに接触させることによりセットアツプ動作を行い、テ
ーブル上に載置されたワークを切断するダイシンクソー
に関する。
ルに接触させることによりセットアツプ動作を行い、テ
ーブル上に載置されたワークを切断するダイシンクソー
に関する。
(従来の技術)
タイシンクソーはテーブル1−に載置されたワクである
ウェハに、スピンドル先端に取り付けられ回転するフル
ートを降下させて、そのウェハを切断するものである。
ウェハに、スピンドル先端に取り付けられ回転するフル
ートを降下させて、そのウェハを切断するものである。
このようなタイシンクソーにあってはウエノ1を予め設
定した深さで切断するために、ブレード先端、すなわち
ブレード外周の砥石からテーブル表面までの距離が分か
らなけれはならない。
定した深さで切断するために、ブレード先端、すなわち
ブレード外周の砥石からテーブル表面までの距離が分か
らなけれはならない。
このため従来のタイシンクソーてはその距離をいわゆる
セットアツプ動作により測定している。
セットアツプ動作により測定している。
セットアツプ動作とは、現在のスピンドルの垂直方向の
座標を検出しておき、次にスピンドルをZ軸方向すなわ
ち垂直方向に降下させて、ブレド外周の砥石かテーブル
」二面と接触したときのスピンドルの垂直方向の座標を
検出し、その両座標の差を求めることにより、ブレード
外周の砥石からテーブル」二面までの正確な距離を求め
る動作のことをいう。
座標を検出しておき、次にスピンドルをZ軸方向すなわ
ち垂直方向に降下させて、ブレド外周の砥石かテーブル
」二面と接触したときのスピンドルの垂直方向の座標を
検出し、その両座標の差を求めることにより、ブレード
外周の砥石からテーブル」二面までの正確な距離を求め
る動作のことをいう。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、従来のダイシングソーではフレートをボールベ
アリンクスピンドル等に取り付けており、また従来の装
置によるセットアツプ動作ではブレドがテーブルに接触
したことをブレードとテブルとの電気的導通により検出
するようにしていたので、以下に示すような問題点ある
いは不具合かあった。
アリンクスピンドル等に取り付けており、また従来の装
置によるセットアツプ動作ではブレドがテーブルに接触
したことをブレードとテブルとの電気的導通により検出
するようにしていたので、以下に示すような問題点ある
いは不具合かあった。
(1)、ブレードとテーブルとを接触させるためテブル
に傷が生しる。そのため、セットアツプする場所を毎回
変更し、その場所がなくなるとテーブル自体を交換する
ようにしている。
に傷が生しる。そのため、セットアツプする場所を毎回
変更し、その場所がなくなるとテーブル自体を交換する
ようにしている。
(2)、ブレードとテーブルとを接触させるためブレー
ド外周の砥石に磨耗か生じ、さらにその接触の繰り返し
により、その砥石に破損を引き起こす虞れがある。
ド外周の砥石に磨耗か生じ、さらにその接触の繰り返し
により、その砥石に破損を引き起こす虞れがある。
(3)、テーブル」二では切削片や切削屑を除去するた
め水が使われており、その水やその中に自まれる不純物
の影響により、フルード外周の砥石がチーフルに接触し
ていないもかかわらず導通してしまい、誤動作を起こす
虞れかある。
め水が使われており、その水やその中に自まれる不純物
の影響により、フルード外周の砥石がチーフルに接触し
ていないもかかわらず導通してしまい、誤動作を起こす
虞れかある。
また以にのような問題点等を解決するため、ブレードの
降下速度を落とすことも考えられるか、そうするとセッ
トアツプ動作に時間がかかり、作業効率か悪くなるとい
う新たな問題点を引き起こすことになる。
降下速度を落とすことも考えられるか、そうするとセッ
トアツプ動作に時間がかかり、作業効率か悪くなるとい
う新たな問題点を引き起こすことになる。
そこで、本発明は時間をかけることなく、またブレード
とテーブルとを接触させてもブレード外周の砥石の磨耗
や破損、そしてテーブル上の水による誤動作を引き起こ
すことなくセットアツプ動作を行うことができるダイシ
ングソーを提供することを目的とする。
とテーブルとを接触させてもブレード外周の砥石の磨耗
や破損、そしてテーブル上の水による誤動作を引き起こ
すことなくセットアツプ動作を行うことができるダイシ
ングソーを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
」1記課題を解決するため本発明は、ロータ軸に取り付
けられたブレードを降下させ、そのブレードをテーブル
に接触させることによりセットアツプ動作を行い、テー
ブル上に載置されたワークを切断するダイシングソーに
おいて、−1−記ロータ軸を磁気浮上により支持する磁
気軸受手段と、上記セットアツプ動作時に、その磁気軸
受手段における」−記ロータ軸の支持力を変更する支持
力変更手段とを設けたことを特徴とするものである。
けられたブレードを降下させ、そのブレードをテーブル
に接触させることによりセットアツプ動作を行い、テー
ブル上に載置されたワークを切断するダイシングソーに
おいて、−1−記ロータ軸を磁気浮上により支持する磁
気軸受手段と、上記セットアツプ動作時に、その磁気軸
受手段における」−記ロータ軸の支持力を変更する支持
力変更手段とを設けたことを特徴とするものである。
(作用)
」−記構成では、磁気軸受手段が磁気浮上によりフルー
ドの取り付けられたロータ軸を支持し、支持力変更手段
かセットアツプ動作時に磁気軸受手段におけるロータ軸
の支持力を変える。
ドの取り付けられたロータ軸を支持し、支持力変更手段
かセットアツプ動作時に磁気軸受手段におけるロータ軸
の支持力を変える。
このため、支持力変更手段はワークを切断する時には、
ロータ軸の支持力を通常通りの大きさにしておき、セッ
トアツプ動作時でブレードかテブルに接触する際には、
その支持力の大きさを切断時のそれより低下させるよう
にすれは、ブレドとテーブルとが接触する際の衝撃を小
さくすることかできると共に、ロータ軸の変位によりそ
の接触を検出することができる。
ロータ軸の支持力を通常通りの大きさにしておき、セッ
トアツプ動作時でブレードかテブルに接触する際には、
その支持力の大きさを切断時のそれより低下させるよう
にすれは、ブレドとテーブルとが接触する際の衝撃を小
さくすることかできると共に、ロータ軸の変位によりそ
の接触を検出することができる。
(実施例)
以下、本発明に係るタイシングツ−の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図は本実施例のダイシングソーの概略構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
同図において本実施例のタイシングツ−は、X軸方向(
図ト、水平方向)に移動するX軸スライダ1の一端に設
けられると共に、スイングアーム2を揺動させるZ軸方
向駆動機構3と、このZ軸方向駆動機構3の動作を制御
するZ軸駆動制御部4と、上記スイングアーム2に取り
付けられてZ軸方向(図−に、垂直方向)に移動つまり
昇降すると共に、ブレード5を磁気浮−ににより支持す
る磁気軸受手段としてのスピンドル6と、このスピンド
ル6の動作を制御するスピンドル制御部7と、その制御
部4.7にセットアツプや切断等の指令を送るプロクラ
マブルコントローラ(以下、PCという)8と、ソーつ
てあるウェハ9が固定されるチャックチーフル10とを
有する。
図ト、水平方向)に移動するX軸スライダ1の一端に設
けられると共に、スイングアーム2を揺動させるZ軸方
向駆動機構3と、このZ軸方向駆動機構3の動作を制御
するZ軸駆動制御部4と、上記スイングアーム2に取り
付けられてZ軸方向(図−に、垂直方向)に移動つまり
昇降すると共に、ブレード5を磁気浮−ににより支持す
る磁気軸受手段としてのスピンドル6と、このスピンド
ル6の動作を制御するスピンドル制御部7と、その制御
部4.7にセットアツプや切断等の指令を送るプロクラ
マブルコントローラ(以下、PCという)8と、ソーつ
てあるウェハ9が固定されるチャックチーフル10とを
有する。
上記Z軸方向駆動機構3は、同図に示すようにX軸スラ
イタ1の−L端部に固定されたステップモタであるZ軸
モータ31の回転運動を、ボールネジ32を介して上・
下の直線運動に変えて−1−記スイングアーム2の一端
に伝達し、当該スイングアーム2をX軸スライダ3の下
側部に取り付けらた支持部材11の支持軸12を支点と
して揺動するように構成されている。
イタ1の−L端部に固定されたステップモタであるZ軸
モータ31の回転運動を、ボールネジ32を介して上・
下の直線運動に変えて−1−記スイングアーム2の一端
に伝達し、当該スイングアーム2をX軸スライダ3の下
側部に取り付けらた支持部材11の支持軸12を支点と
して揺動するように構成されている。
また、チャックテーブル10は図示されていないサーボ
モータ、およびこのモータにより回転されるボールネジ
等により、上記X軸スライタ部の移動方向であるX軸方
向と直行するY軸方向(図上、図面の表裏方向)に移動
するように構成されている。
モータ、およびこのモータにより回転されるボールネジ
等により、上記X軸スライタ部の移動方向であるX軸方
向と直行するY軸方向(図上、図面の表裏方向)に移動
するように構成されている。
さらに、上記スピンドル6は第2図に示すように、スピ
ンドル本体60内におけるロータ軸61の左右端側にラ
ジアル電磁石62 n (n −a−d)が設けられて
いて、これらによりロータ軸61のラジアル方向か支持
されている共に、そのロータ軸61のほぼ中央でこのロ
ータ軸61と一体的に設けられたディスク63の両側に
アキシャル電磁石64nが対向するように設けられ、こ
れらによりロータ軸61のアキシャル方向が支持されて
いる。
ンドル本体60内におけるロータ軸61の左右端側にラ
ジアル電磁石62 n (n −a−d)が設けられて
いて、これらによりロータ軸61のラジアル方向か支持
されている共に、そのロータ軸61のほぼ中央でこのロ
ータ軸61と一体的に設けられたディスク63の両側に
アキシャル電磁石64nが対向するように設けられ、こ
れらによりロータ軸61のアキシャル方向が支持されて
いる。
尚、スピンドル本体60から突出しているロータ軸61
の端部にはブレード5が取り付けられており、このブレ
ード5にはその外周に研削用の砥石5aか設けられてい
る一方、スピンドル本体60内のロータ軸61のほぼ中
央にはモータ68か設けられいて、ロータ軸61を回転
するようになっている。
の端部にはブレード5が取り付けられており、このブレ
ード5にはその外周に研削用の砥石5aか設けられてい
る一方、スピンドル本体60内のロータ軸61のほぼ中
央にはモータ68か設けられいて、ロータ軸61を回転
するようになっている。
また、スピンドル6は」1記電磁石62n、64nによ
るロータ軸61の浮」−1位置を制御するため、スピン
ドル本体60内で、ロータ軸61の左右端側にラジアル
方向位置センサ65nを設ける一方、ロータ軸61の後
方にアキンヤル方向位置センサ66を設け、その位置セ
ンサ65n、66によりロータ軸61の位置を検出し、
この検出信可か後述するスピンドル制御部で処理され、
各電磁石62n、64nへ励磁電流か供給されるように
なっている。
るロータ軸61の浮」−1位置を制御するため、スピン
ドル本体60内で、ロータ軸61の左右端側にラジアル
方向位置センサ65nを設ける一方、ロータ軸61の後
方にアキンヤル方向位置センサ66を設け、その位置セ
ンサ65n、66によりロータ軸61の位置を検出し、
この検出信可か後述するスピンドル制御部で処理され、
各電磁石62n、64nへ励磁電流か供給されるように
なっている。
さらに、第2図においてスピンドル制御部7は、各位置
センサ65n、66から出力された検出信号によりロー
タ軸61の現在の浮1−位置を検出するブリッジ回路等
で構成された位置検出回路71と、この位置検出回路7
1からのロータ軸61の浮上位置を示す?$−h位置信
号と、予め設定しておいた基準となるロータ軸61の中
心位置を示す基準信号とを比較して、その差分を補償す
るように各電磁石62n、64nへ供給される励磁電流
を調節する補償処理回路72と、この補償処理回路72
からの出力信号に応じて斉電磁石62n、 64nに
励磁電流を供給する電磁石ドライバ73と、ロータ軸6
1を回転させるモータ68に駆動電流を供給するモータ
ドライバ74と、後述するコンパレータ75と、支持力
変更手段としての支持力変更回路76を有する。
センサ65n、66から出力された検出信号によりロー
タ軸61の現在の浮1−位置を検出するブリッジ回路等
で構成された位置検出回路71と、この位置検出回路7
1からのロータ軸61の浮上位置を示す?$−h位置信
号と、予め設定しておいた基準となるロータ軸61の中
心位置を示す基準信号とを比較して、その差分を補償す
るように各電磁石62n、64nへ供給される励磁電流
を調節する補償処理回路72と、この補償処理回路72
からの出力信号に応じて斉電磁石62n、 64nに
励磁電流を供給する電磁石ドライバ73と、ロータ軸6
1を回転させるモータ68に駆動電流を供給するモータ
ドライバ74と、後述するコンパレータ75と、支持力
変更手段としての支持力変更回路76を有する。
コンパレータ75は補償処理回路72と同様に、位置検
出回路71からの上記浮上位置信号と、ロタ軸61の中
心位置を示す基準信号とを比較し、この浮上位置信号の
値が上記基準信号の値からずれたとき、すなわちブレー
ド5外周の砥石5aが前記チャックテーブル10に接触
し、ロータ軸61の浮上位置がその中心位置から変化し
たときに、PC8および後述するZ軸駆動制御部4に検
出信号を送出するものである。
出回路71からの上記浮上位置信号と、ロタ軸61の中
心位置を示す基準信号とを比較し、この浮上位置信号の
値が上記基準信号の値からずれたとき、すなわちブレー
ド5外周の砥石5aが前記チャックテーブル10に接触
し、ロータ軸61の浮上位置がその中心位置から変化し
たときに、PC8および後述するZ軸駆動制御部4に検
出信号を送出するものである。
また、支持力変更回路76はPC8からの指令によりロ
ータ軸61の支持力を変更するように補償処理回路72
に指示を出すもので、切断指令かきた時にはその支持力
を切断時の大きさにするように、またセントアップ指令
かきた時にはその支持力を通常の研削時の大きさより低
下させるように指示を出す。
ータ軸61の支持力を変更するように補償処理回路72
に指示を出すもので、切断指令かきた時にはその支持力
を切断時の大きさにするように、またセントアップ指令
かきた時にはその支持力を通常の研削時の大きさより低
下させるように指示を出す。
さらに、同図においてZ軸駆動制御部4はPC8からの
指令により前述のZ軸モータ31に駆動電流であるパル
ス信号を出力し、前記コンパレタ75からの検出信号に
よりそのパルス信号の出力を停止するZ軸モータドライ
バ41と、Z軸モータドライバ41から出力されるパル
ス信号のパルス数をカウントするパルス数カウンタ42
と、パルス数カウンタ42て求められたパルス数により
Z軸モータ31の回転角度を求め、その回転角度と前記
ボールネジ32のピッチ等によりスピンドル6のZ軸方
向の移動量を算出するZ軸方向移動量算出回路43とを
有する。
指令により前述のZ軸モータ31に駆動電流であるパル
ス信号を出力し、前記コンパレタ75からの検出信号に
よりそのパルス信号の出力を停止するZ軸モータドライ
バ41と、Z軸モータドライバ41から出力されるパル
ス信号のパルス数をカウントするパルス数カウンタ42
と、パルス数カウンタ42て求められたパルス数により
Z軸モータ31の回転角度を求め、その回転角度と前記
ボールネジ32のピッチ等によりスピンドル6のZ軸方
向の移動量を算出するZ軸方向移動量算出回路43とを
有する。
つぎに、本実施例の作用を、添付図面を参照して説明す
る。尚、チャックテーブル10」二には第1図に示すよ
うに厚さgのウエノX9か固定されており、この説明で
はウェハ9に深さWで切削するものとする。
る。尚、チャックテーブル10」二には第1図に示すよ
うに厚さgのウエノX9か固定されており、この説明で
はウェハ9に深さWで切削するものとする。
まず、PC8からセラI・アップの指令が出力され、そ
のセットアツプ指令が2軸駆動制御部4およびスピンド
ル制御部7に人力する。
のセットアツプ指令が2軸駆動制御部4およびスピンド
ル制御部7に人力する。
Z軸駆動制御部4てはZ軸モータドライバがそのセット
アツプ指令を受けて、2軸モータ31にその駆動電流と
してのパルス信号を送出する。ZIdlモータ31はそ
のパルス信号により回転し、ポルネジ32およスイング
アーム2を介してスピンドル6およびブレード5を降下
させる。
アツプ指令を受けて、2軸モータ31にその駆動電流と
してのパルス信号を送出する。ZIdlモータ31はそ
のパルス信号により回転し、ポルネジ32およスイング
アーム2を介してスピンドル6およびブレード5を降下
させる。
その際、パルス数カウンタ42は2軸モータドライバ4
1から出力されるパルス信号を人力してそのパルス数を
カウントし、Z軸方向移動量算出回路43はそのパルス
数によりZ軸モータ31の回転角度を求め、その回転角
度と前記ボールネジ32のピッチ、スイングアーム2の
寸法やその支点12まての距離等からスピンドル6のZ
軸方向の移動量を算出する。
1から出力されるパルス信号を人力してそのパルス数を
カウントし、Z軸方向移動量算出回路43はそのパルス
数によりZ軸モータ31の回転角度を求め、その回転角
度と前記ボールネジ32のピッチ、スイングアーム2の
寸法やその支点12まての距離等からスピンドル6のZ
軸方向の移動量を算出する。
一方、スピンドル制御部7てはそのセットアツプ指令を
支持力変更回路76が受けて、補償処理回路72に対し
て電磁石ドライバ73から出力される励磁電流を切断時
より低下させるように指示を送出し、その指示に応じた
励磁電流が各電磁石62n、64nに供給され、スピン
ドル6におけるロータ軸61の支持力が切断時より低下
する。
支持力変更回路76が受けて、補償処理回路72に対し
て電磁石ドライバ73から出力される励磁電流を切断時
より低下させるように指示を送出し、その指示に応じた
励磁電流が各電磁石62n、64nに供給され、スピン
ドル6におけるロータ軸61の支持力が切断時より低下
する。
そして、スピンドル6か降下していくと、スピンドル6
のロータ軸61に取り付けられたブレドラ外周の砥石5
aがチャックテーブル10」二面に接触する。
のロータ軸61に取り付けられたブレドラ外周の砥石5
aがチャックテーブル10」二面に接触する。
その際、スピンドル6におけるロータ軸61の支持力は
通常の切断時より低下させであるので、ブレード5とチ
ャックテーブル10とが接触する際の衝撃を小さくする
ことができ、ブレード5外周の砥石5aの磨耗や破損は
なくなる。
通常の切断時より低下させであるので、ブレード5とチ
ャックテーブル10とが接触する際の衝撃を小さくする
ことができ、ブレード5外周の砥石5aの磨耗や破損は
なくなる。
また、スピンドル本体60に対するロータ軸61の浮上
位置が変化し、その位置変化をラジアル位置方向センサ
65nか検出して、その位置変化を示す検出信号を出力
する。
位置が変化し、その位置変化をラジアル位置方向センサ
65nか検出して、その位置変化を示す検出信号を出力
する。
この検出信号は位置検出回路71に人力し、ロタ軸61
のすれた浮上位置を示す浮4―位置信号に変換され、補
償処理回路72およびコンパレータ75に人力する。
のすれた浮上位置を示す浮4―位置信号に変換され、補
償処理回路72およびコンパレータ75に人力する。
補償処理回路72ではそのずれた位置を示す浮−に位置
信号と、基準となる上記基準信号とを比較して、その差
分を補償するように各電磁石62n。
信号と、基準となる上記基準信号とを比較して、その差
分を補償するように各電磁石62n。
64nの励磁電流を調節する。
一方、コンパレータ75は補償処理回路72と同様にそ
のずれた位置を示す浮上位置信号と、予め設定しておい
た上記基準信号とを比較して、この場合にはl♀上位置
信号の値が上記基準信号の値からずれているので、ロー
タ軸61がスピンドル本体60に対して傾き、ブレード
5がチャックテブル10に接触したことを示す検出信号
をZ軸駆動制御部4およびPC8に送出する。
のずれた位置を示す浮上位置信号と、予め設定しておい
た上記基準信号とを比較して、この場合にはl♀上位置
信号の値が上記基準信号の値からずれているので、ロー
タ軸61がスピンドル本体60に対して傾き、ブレード
5がチャックテブル10に接触したことを示す検出信号
をZ軸駆動制御部4およびPC8に送出する。
Z軸駆動制御部4てはZ軸モータドライバ41かこの検
出信号を受けて、Z軸モータ31への駆動電流としての
パルス信号の出力を停止し、その回転を停止させる。
出信号を受けて、Z軸モータ31への駆動電流としての
パルス信号の出力を停止し、その回転を停止させる。
また、PC8はその検出信可を受けて、パルス数カウン
タ42から出力されるカウント数によりスピンドル6の
移動量を算出していたZ軸方向移動量算出回路43に対
して、Z軸モータ31が回転を停止するまでのスピンド
ル6の移動量を出力するように指令を送出すると共に、
Z軸モータドライバ41に対してただちにZ軸モータ3
1の回転を逆転させてスピンドル6を上昇させるパルス
信号を出力する。
タ42から出力されるカウント数によりスピンドル6の
移動量を算出していたZ軸方向移動量算出回路43に対
して、Z軸モータ31が回転を停止するまでのスピンド
ル6の移動量を出力するように指令を送出すると共に、
Z軸モータドライバ41に対してただちにZ軸モータ3
1の回転を逆転させてスピンドル6を上昇させるパルス
信号を出力する。
すると、Z軸モータ31はその回転を逆転させてスピン
ドル6を上昇させる一方、Z軸方向移動量算出回路43
はパルス数カウンタ42によってカウントされた値によ
り、スピンドル6およびブレード5の降下量、すなわち
スピンドル6の最初の停止位置から、ブレード5の外周
の砥石5aがチャックテーブル10に接触するまでの距
離(第1図において、Pて示される)を算出し、PC8
へ送出する。
ドル6を上昇させる一方、Z軸方向移動量算出回路43
はパルス数カウンタ42によってカウントされた値によ
り、スピンドル6およびブレード5の降下量、すなわち
スピンドル6の最初の停止位置から、ブレード5の外周
の砥石5aがチャックテーブル10に接触するまでの距
離(第1図において、Pて示される)を算出し、PC8
へ送出する。
そして、PC8はスピンドル6が上昇し、最初の停止位
置に達したら、Z軸モータドライバ43に対してZ軸モ
ータ31の回転を停止させ、そして再度逆転させてスピ
ンドル6およびブレード5を降下させるようにパルス信
5の出力の停止・開始の指令を送出すると共に、スピン
ドル制御部7のモータドライバ74および支持力変更回
路73に対して切断の指令を出し、電磁石62n、64
nによるロータ軸61の支持力を通常の切削時の大きさ
にし、またモータ68を駆動させてブレド5を回転させ
る。
置に達したら、Z軸モータドライバ43に対してZ軸モ
ータ31の回転を停止させ、そして再度逆転させてスピ
ンドル6およびブレード5を降下させるようにパルス信
5の出力の停止・開始の指令を送出すると共に、スピン
ドル制御部7のモータドライバ74および支持力変更回
路73に対して切断の指令を出し、電磁石62n、64
nによるロータ軸61の支持力を通常の切削時の大きさ
にし、またモータ68を駆動させてブレド5を回転させ
る。
この場合、PC8はスピンドル6の最初の停止位置から
チャックテーブル10までの距離Pを測定することかで
きたので、その距離Pに基づいて、スピンドル6を距離
P−01)−W)たけ降下させるようにZ軸モータドラ
イバ41に指令を出せは、チャックテーブル10上のウ
ェハ9を深さWで切断することができる。
チャックテーブル10までの距離Pを測定することかで
きたので、その距離Pに基づいて、スピンドル6を距離
P−01)−W)たけ降下させるようにZ軸モータドラ
イバ41に指令を出せは、チャックテーブル10上のウ
ェハ9を深さWで切断することができる。
したがって本実施例では、ウェハを切断する時にはスピ
ンドルの支持ノJを通′帛通りの大きさにしておき、セ
ットアツプ動作時にはその支持力の大きさを切断時より
低下させるようにしたので、ブレード外周の砥石かテー
ブルと接触する際の衝撃を小さくすることができ、砥石
の磨耗や破損を引き起こすことかなくなり、フルードの
寿命か長くなると共に、フレードの交換回数か減少する
ことにより作業効率が向上する。
ンドルの支持ノJを通′帛通りの大きさにしておき、セ
ットアツプ動作時にはその支持力の大きさを切断時より
低下させるようにしたので、ブレード外周の砥石かテー
ブルと接触する際の衝撃を小さくすることができ、砥石
の磨耗や破損を引き起こすことかなくなり、フルードの
寿命か長くなると共に、フレードの交換回数か減少する
ことにより作業効率が向上する。
また、本実施例ではセットアツプ動作において、ブレー
ドがテーブルに接触したことを電気的導通により検出す
るのではなく、磁気浮上されたロータ軸の変位により検
出するようにしたので、ブレードおよびテーブルを導電
体で構成する必要はなくなり、その構造が簡単になると
共に、またウェハ上の水等による導通誤差もなくなり、
セットアツプ動作の正確性および信頼性が向上する。
ドがテーブルに接触したことを電気的導通により検出す
るのではなく、磁気浮上されたロータ軸の変位により検
出するようにしたので、ブレードおよびテーブルを導電
体で構成する必要はなくなり、その構造が簡単になると
共に、またウェハ上の水等による導通誤差もなくなり、
セットアツプ動作の正確性および信頼性が向上する。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれは、ワークを切断する
時にはスピンドルの支持力を通常の大きさにしておき、
セットアツプ動作時には、その支持力の大きさを切断時
の大きさより低下させるようにしたので、ブレード外周
の砥石がテーブルと接触する際の衝撃を小さくすること
ができ、砥石の磨耗や破損を引き起こすことなくかなく
なり、ブレードの寿命か長くなると共に、ブレードの交
換回数か減少することにより作業効率が向にする。
時にはスピンドルの支持力を通常の大きさにしておき、
セットアツプ動作時には、その支持力の大きさを切断時
の大きさより低下させるようにしたので、ブレード外周
の砥石がテーブルと接触する際の衝撃を小さくすること
ができ、砥石の磨耗や破損を引き起こすことなくかなく
なり、ブレードの寿命か長くなると共に、ブレードの交
換回数か減少することにより作業効率が向にする。
また、本実施例ではセットアツプ動作において、磁気浮
」ニされるロータ軸の変位によりブレードかテーブルに
接触したことを検出するようにしたので、ブレードおよ
びテーブルを導電体で114成する必要はなくなり、そ
の構造が簡単になると共に、またワーク上の切削屑等を
除去するための水による導通誤差もなくなり、セットア
ツプ動作の正確性および信頼性が向」ニする。
」ニされるロータ軸の変位によりブレードかテーブルに
接触したことを検出するようにしたので、ブレードおよ
びテーブルを導電体で114成する必要はなくなり、そ
の構造が簡単になると共に、またワーク上の切削屑等を
除去するための水による導通誤差もなくなり、セットア
ツプ動作の正確性および信頼性が向」ニする。
第1図は本発明に係るタインングソーの一実施例の概略
構成を示すブロック図、第2図は本装置の要部を示すフ
ロック図である。 5・・・ブレード 6・・・スピンドル(磁気軸受手段) 10・・・チャックテーブル(テーブル)61・・・ロ
ータ軸
構成を示すブロック図、第2図は本装置の要部を示すフ
ロック図である。 5・・・ブレード 6・・・スピンドル(磁気軸受手段) 10・・・チャックテーブル(テーブル)61・・・ロ
ータ軸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ロータ軸に取り付けられたブレードを降下させ、その
ブレードをテーブルに接触させることによりセットアッ
プ動作を行い、テーブル上に載置されたワークを切断す
るダイシングソーにおいて、上記ロータ軸を磁気浮上に
より支持する磁気軸受手段と、 上記セットアップ動作時に、その磁気軸受手段における
上記ロータ軸の支持力を変更する支持力変更手段とを設
けたことを特徴とするダイシングソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17549690A JPH0464410A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | ダイシングソー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17549690A JPH0464410A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | ダイシングソー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0464410A true JPH0464410A (ja) | 1992-02-28 |
JPH0574228B2 JPH0574228B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=15997059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17549690A Granted JPH0464410A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | ダイシングソー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0464410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388625B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-06-25 | (주)트라이맥스 | 서키트필름 소잉장치 |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP17549690A patent/JPH0464410A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388625B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-06-25 | (주)트라이맥스 | 서키트필름 소잉장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574228B2 (ja) | 1993-10-18 |
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