JPH046434B2 - - Google Patents

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JPH046434B2
JPH046434B2 JP61057978A JP5797886A JPH046434B2 JP H046434 B2 JPH046434 B2 JP H046434B2 JP 61057978 A JP61057978 A JP 61057978A JP 5797886 A JP5797886 A JP 5797886A JP H046434 B2 JPH046434 B2 JP H046434B2
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JP
Japan
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ice
bullet
pipe
water
cylinder
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JP61057978A
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JPS62213886A (ja
Inventor
Akihisa Kimura
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HOTSUKAI BISO KK
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HOTSUKAI BISO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水道管、水道本管等の通水管内面に
付着したスケール等を剥ぎ取り除去し、通水管内
を洗浄する氷弾を発射する装置に関する。
従来技術と問題点 従来は通水管を洗浄清掃し、管内面に付着した
スケール等を除去するために管内に水を充満さ
せ、あらかじめ管内に砂や氷塊を投入し、一方か
ら大きな圧力を瞬間的に与えて、管内にウオータ
ーハンマー作用を起させ、これら砂、氷塊を走行
せしめ、管内のスケールを取り除き洗浄清掃して
いたが、この砂や氷塊が水中に浮遊動して、スケ
ールを剥ぎ取る力が衰え、思うようにスケール等
を取り除くことができず、且又後処理に於いても
手間時間を要し、極めて不便であつた。又近時に
於いては半硬質の発泡性を有する合成樹脂製帽体
を管内に装着せしめ、その帽体の背後から水圧又
は空気圧等を加圧して、帽体を管内に走動せしめ
ると、この帽体は管内の抵抗と相俟つて圧縮され
て半径方向に膨張し、管内面に圧接密着し、前記
水圧、空気圧力によつて管内面を圧接摺動し、そ
の際に管内面に付着せるスケール等を剥がし、前
方に押し出して取り除き、水と共に排水排出せし
めていたが、時として、この帽体が曲管部を通過
する場合にこの曲管部内面に詰まり、管内を閉塞
し、強力な圧力を背後から加えても、なかなか走
動せず、管詰まりせしめる危険が生じ、大掛りな
取換作業をせねばならず、その上スケール等と共
にこの帽体を管内より取り除く作業も加わつて、
作業上の取扱いも複雑化し極めて不便であつた。
本発明は、このような問題点に着目してなした
もので、通水管の内面に付着したスケール等を氷
弾で能率よく簡単で剥ぎ取り除去し、通水管内を
簡単に洗浄しえる氷弾発射装置の提供を目的とす
る。
問題点解決のための手段 本発明は、上記発明の目的を達成するため、通
水管に送気管と開閉弁とを順次に介して接続する
シリンダー内に、氷弾用の作動シリンダーを軸方
向移動自在に嵌合し、水弾用の弾径別交換管をシ
リンダーに対向配置して上記通水管の下流側通水
管に接続し、該弾径別交換管に作動シリンダー用
のフツクを設け、前記シリンダーと弾径別交換管
との間に作動シリンダー用ガイド部材を設けると
共に、弾倉に対向配置する氷弾受部を設けたとい
う技術手段を提案する。
作用効果 本発明は、上記手段からなるので、スケール等
の付着せる通水管をいわゆる銃身として利用する
もので、その銃身内に弾丸を発射しえるような状
態に氷弾受部に氷弾を装填し、その氷弾を作動シ
リンダーで弾径別交換管内に押動かし、開閉弁を
操作して水圧力又は空気圧力で氷弾を発射せし
め、通水管が直管、曲管のいずれであつても、通
水管内を滑らかに摺擦走動せしめ、通水管内面に
付着しているスケールを剥ぎ取り得ると共に、ス
ケールを剥ぎ取つた氷弾を経時にともなつて融解
せしめて水となし、その水をスケールの含まれた
汚水と一緒に蛇口或いは排水管などから排出せし
め得る。従つて、通水管内にはスケールの残留も
なく、且異物を投入しないので、極めて簡単に洗
浄清掃でき、汚水も容易に排水し得、作業上の能
率アツプを図ることができると共に安全且安心し
て洗浄清掃作業できる効果がある。
実施例 図面について説明すれば、通水管a,a′は、埋
設水道本管の例を示すが、通水管a′は通水管aの
下流側部であり、その通水管a′の下流側(図で右
側)にT字管(不図示)で排水管(不図示)を接
続し、スケール等の混じつた汚水及びスケールを
剥ぎ落した氷弾bの融解水を排水し得るように構
成する。氷弾bは、通水管a,a′の内径と略同径
に成形し、かつ先端を円錐状に形成して砲弾形と
なし、その背後側周縁に蝶旋凹溝(不図示)を凹
設し得るように氷成形機の成形型を作り、この成
形型に水を入れて、冷却固化して砲弾型の氷弾b
を成形する。そして、この氷弾bは、氷弾受部6
の上方に設けた弾倉cに入れ、ついで氷弾受部6
に降し、作動シリンダー2で弾径別交換管3内に
押動かし、開閉弁8を開けて通水管aからの流水
圧力を氷弾bの背後に加え、その氷弾を通水管
a′内に発射して走動せしめる。氷弾bは、通水管
a′の内面に付着しているスケールsを剥ぎ取り除
去し乍ら走動し、ある程度走動すると融解し始
め、下流側の残存スケールsを剥ぎ取り得なくな
り、そのままスケールsを含んだ汚水に溶けてし
まうが、次々に発射される氷弾bが前記残存スケ
ールsを徐々に剥ぎ取り除去しながら走動する。
氷弾bは曲管部に於いて停止したとしても時間の
経過と共に溶けてしまうので、全く管詰まりを起
すことなく、次の氷弾bが滑らかに管内壁を摺擦
走動して、徐々に曲管部に付着するスケールsを
も剥ぎ取り除去する。弾倉cは、氷弾受部6の上
方に設備し、氷弾用の上下動する空圧ホイスト
(不図示)を設け、そのホイストの下端部に氷弾
用ダンパー9の一端を回動自在にかつ氷弾bを支
持しえるようにロツク装置(不図示)を用いて取
付け、氷弾用ストツパー10を1回操作するごと
に氷弾bを1個ずつ氷弾用ダンパー9上に載せ、
前記空圧ホイストを操作して氷弾用ダンパー9を
氷弾受部6に迄下降せしめ、つぎに氷弾用ダンパ
ー9のロツクを解除して回動せしめることによ
り、1個の氷弾bを氷弾受部6に装填し、既述し
た如く氷弾bの背後に通水管aからの流水圧力を
加え、氷弾bを通水管a′内に走動せしめてスケー
ルsを剥ぎ取り除去せしめる。シリンダー1は、
内部に中空の作動シリンダー2が軸方向移動自在
に嵌合され、該作動シリンダー用のガイド部材5
が弾径別交換管3との間にわたつて架設され、さ
らに作動シリンダー2を軸方向移動自在ならしめ
る空圧ホイスト11が架設される。シリンダー1
の通水管a側端部(上流側端部で図の左側端部)
は、開閉弁8に接続され、通水管a′側端部(下流
側端部で図の右側端部)は、氷弾受部6に面し、
前記ガイド部材5を弾径別交換管3との間にわた
つて架設し、作動シリンダー2の軸方向移動を円
滑ならしめる。作動シリンダー2は、内部に通
水、通気をなすため中空に構成し、シリンダー1
内に軸方向移動自在に嵌合し、シリンダー1に一
端を取付けた空圧ホイスト11の他端を作動シリ
ンダー2の氷弾受部側端部に(下流側端部で図の
右側端部)に取付け、空圧ホイスト11を操作す
ることによつて作動シリンダー2を軸方向に往復
移動せしめ、氷弾受部6に装填された氷弾bを弾
径別交換管3内へ押動かし得るように構成する。
作動シリンダー2の氷弾受部側端部の外周に回動
環12を設け、その回動環にはフツク4に係外せ
しめるL字形り係合爪13を適数(第3図で3個
を例示)突設し、氷弾受部6に装填された氷弾b
を作動シリンダー2で弾径別交換管3内に押動か
した後、氷弾発射に先立つて回動環12を回動せ
しめ、係合爪13を回動せしめてフツク4に係合
し、作動シリンダー2を弾径別交換管3に接続ロ
ツクせしめ、その後、氷弾発射のために作動シリ
ンダー2内に通水せしめる。作動シリンダー2の
氷弾受部側端部には氷弾用の押動ロツド14を横
架せしめ、氷弾bの弾径が異なつても押動可能な
るように構成する。弾径別交換管3は、第7図示
の如く通水管a′の内径が通水管aの内径よりも小
径なる場合に、氷弾bを小径通水管a′の内径に対
応して小径に成形するので、その小径氷弾を使用
する時に小径氷弾用弾径別交換管3に交換して使
用するいわゆるアタツチメントである。弾径別交
換管3の氷弾受部側端部(上流側端部で図で左側
端部)には、作動シリンダー2の係合爪13と同
数の〓形フツク4を突設し、かつ円弧状を呈する
樋状の氷弾受部6を下側に突設し、フツク4によ
つて作動シリンダー2を接続ロツク可能に構成
し、氷弾受部6によつて氷弾bを装填可能に構成
せしめ、反対側を通水管a′に接続せしめ、氷弾受
部6に装填された氷弾bが作動シリンダー2で押
込まれ、その押込まれた氷弾bが流水圧力によつ
て通水管a′内に向つて発射されるように構成す
る。氷弾受部6は、図示の如き円弧状を呈するほ
ぼ樋状に構成して弾径別交換管3の氷弾受部側端
部の下側に突設し、弾倉cの下方に配置して1個
の氷弾bが装填されるように構成する。しかし
て、氷弾受部6は、弾径別交換管3の氷弾受部側
端部の下側において、作動シリンダー2の内側と
なる位置に突設し、該シリンダーで氷弾bが弾径
別交換管3内に押込まれ、その押込まれた氷弾が
流水圧力で通水管a′内に発射されるように構成す
る。氷弾受部6は、図示例の構造に制限されるも
のではなく、不図示の他例について説明すれば、
シリンダー1と同じ内径の氷弾受シリンダー構成
とし、弾倉cに対向する側に氷弾受入口を開設
し、かつ作動シリンダー2を軸方向移動自在に内
在せしめ、上流側及び下流側の両側端部をそれぞ
れシリンダー1及び弾径別交換管3に接続する。
そして、氷弾bを通水管a′内へ向つて発射する時
は、氷弾受シリンダー内に氷弾bを装填した後、
空圧ホイスト11で作動シリンダー2を押動か
し、氷弾bを弾径別交換管3内へ押動せしめ、同
時に氷弾受入口を作動シリンダー2で閉鎖し、こ
のシリンダーを係合爪13とフツク4とで弾径別
交換管3に接続ロツクせしめ、氷弾bの背後に流
水圧力を加えて通水管a′内に発射せしめる。送気
管7は、断水、その他の事情で流水圧力が得られ
ない場合に、不図示の空気加圧発装置及びコンプ
レツサー等に接続して空気圧力を得るためにも使
用する部材で、一端を通水管aに、他端を開閉弁
8にそれぞれ接続し、上記コンプレツサー等と分
岐管8′とに不図示のエアホースを接続し、空気
圧力を得られるように構成する。しかして、送気
管7は、上記したように流水圧力を得られる場合
には、通水管aから通水して使用することを主体
とし、分岐管8′から通気して空気圧力を使用す
るのは、流水圧力を得られない場合に限られる。
開閉弁8は、氷弾bによる洗浄作業に先立つて通
水、通気などを一旦遮断するために、氷弾bの発
射とに使用する部材である。開閉弁8は、氷弾b
を装填するときは閉じ、氷弾bが弾径別交換管3
内に押動かされて発射準備が整つたら開け、氷弾
bの背後に通水管aからの流水圧力をかけて通水
管a′内へ向つて発射し、該通水管内面のスケール
sを剥ぎ取り除去せしめる。
本発明は以上のように構成したから、通水管
a′を洗浄清掃する際には、弾倉c内の氷弾bを氷
弾受部6に装填し、その氷弾を作動シリンダー2
で弾径別交換管3に押込み、作動シリンダー2を
ロツクし、開閉弁8を開らいて通水管a内の圧水
による流水圧力又は空気圧力を氷弾bの背後に与
え、その氷弾を通水管a′内に発射させ、蝶旋凹溝
によつて氷弾bを回転せしめながら、猛スピード
で通水管a′内を通過せしめて管内に付着するスケ
ールsを取り除く。多数の氷弾bを順次通水管
a′内に発射摺擦走動せしめることにより、通水管
a′内のスケールsを上流側から順次取り除いて、
完全に洗浄清掃することができる。そして其後、
通水管a′内を走動した氷弾bは、前方に於いて融
解し、スケールsを含んだ汚水と共に排水バルブ
から排水され、通水管a′内は長さに応じて発射さ
れた多数の氷弾bによりスケールsが取り除か
れ、洗浄清掃される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明氷弾発射装置の縦断正面図、第
2図は−線による横断平面図、第3図は第1
図の−線に沿える縦断側面図、第4図、第5
図、第6図は通水管洗浄作業の工程説明図、第7
図は別の氷弾径別交換管を取付けた他例を示す縦
断正面図である。 図中、a,a′……通水管、b……氷弾、c……
弾倉、1……シリンダー、2……作動シリンダ
ー、3……弾径別交換管、4……フツク、5……
ガイド部材、6……氷弾受部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 通水管に送気管と開閉弁とを順次に介して接
    続するシリンダー内に、氷弾用の作動シリンダー
    を軸方向移動自在に嵌合し、氷弾用の弾径別交換
    管をシリンダーに対向配置して上記通水管の下流
    側通水管に接続し、該弾径別交換管に作動シリン
    ダー用のフツクを設け、前記シリンダーと弾径別
    交換管との間に作動シリンダー用ガイド部材を設
    けると共に、弾倉に対向配置する氷弾受部を設け
    た通水管用洗浄氷弾発射装置。
JP61057978A 1986-03-14 1986-03-14 通水管用洗浄氷弾発射装置 Granted JPS62213886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61057978A JPS62213886A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 通水管用洗浄氷弾発射装置

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JP61057978A JPS62213886A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 通水管用洗浄氷弾発射装置

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Publication Number Publication Date
JPS62213886A JPS62213886A (ja) 1987-09-19
JPH046434B2 true JPH046434B2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=13071091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61057978A Granted JPS62213886A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 通水管用洗浄氷弾発射装置

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JP (1) JPS62213886A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2619564B2 (ja) * 1990-10-24 1997-06-11 株式会社日立製作所 免震床装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2619564B2 (ja) * 1990-10-24 1997-06-11 株式会社日立製作所 免震床装置

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JPS62213886A (ja) 1987-09-19

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