JPH0464340A - Mri装置用傾斜磁場コイルの製造方法 - Google Patents

Mri装置用傾斜磁場コイルの製造方法

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JPH0464340A
JPH0464340A JP2175755A JP17575590A JPH0464340A JP H0464340 A JPH0464340 A JP H0464340A JP 2175755 A JP2175755 A JP 2175755A JP 17575590 A JP17575590 A JP 17575590A JP H0464340 A JPH0464340 A JP H0464340A
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良一 高橋
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吉田 祐三
Daihachiro Tsuruno
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、MRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法に
関する。
(従来の技術) MR丁装置では、Gx、Gy、Gzの傾斜磁場コイルに
より発生されたGx、Gy、Gzの傾斜磁場が静磁界に
配置される。これらのGx。
Gy、Gzの傾斜磁場の組合わせにより、被検体のスラ
イス位置が特定され、このスライス位置の断層像が得ら
れている。
このGx、Gy傾斜磁場コイルは、複数のサドルコイル
からなっており、Gz傾斜磁場コイルは、ソレノイドコ
イルからなっている。スライス位置の精度は、これらの
サドルコイル及びソレノイドコイルの位置精度に大きく
依存している。
ところで、従来、サドルコイルは、曲面状の樹脂成型品
内に埋設されている。これの製造工程は、以下の通りで
ある。サドルコイルの線材が型の平坦な面にピンにより
仮止めされる。この型の平坦な面に、樹脂か流し込まれ
て硬化され、その結果、サドルコイルが埋設された平板
状の樹脂成型品か形成される。この樹脂成型品が、型か
ら外され、その後、所定の曲面状に湾曲される。
複数のサドルコイルか埋設された複数の樹脂成型品と、
別途形成されたソレノイドコイルとが、筒状の樹脂成型
品に埋め込まれ、Gx、Gy。
Gz傾斜磁場が形成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、サドルコイルの線材の位置は、ピンによ
り規制されているのみである。そのため、線材の位置決
めが悪く、形成されたサドルコイルの位置精度が悪く、
その結果、スライス位置の精度が悪いという問題がある
特に、線材は、型の平坦な面に平行な方向には、ピンに
より位置規制されるが、平坦な面に垂直な方向には、線
材は、ピンにより位置規制されない。
そのため、線材は、この垂直方向に波打つことがあり、
この垂直方向の位置精度が特に悪い。
さらに、サドルコイルか埋設された樹脂部品は、−旦、
平坦に形成された後、湾曲されている。そのため、この
湾曲時におけるサドルコイルの位置精度があまり良くな
い。さらに、線材の剛性か高い場合には、線材の位置精
度が一層悪い。
この発明の目的は、各傾斜磁場コイルの位置精度を高く
し、その結果、被検体のスライス位置の精度を向上した
、MRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法を提供するこ
とにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、複数のサドルコイルとソレノイドコイルと
を有するMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法におい
て、 (a)  サドルコイルの形状に対応して形成された溝
を有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第
2の型とを準備する工程と;(b)  第1の型の溝に
線材組立体を収納して、この線材組立体を溝に位置決め
する工程と(c)  接着剤か浸透した布を線材組立体
に接触させる工程と (d)  第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型に
より線材組立体を溝内に押圧する工程と;(e)  接
着剤を硬化させることにより、布に線材組立体を接着し
、その結果、布と線材組立体とを有するサドルコイル組
立体を形成する工程と・ ([)  サドルコイル組立体を第1及び第2の型から
取外す工程と; (g)  前記(a)乃至(1)の工程により、複数の
サドルコイル組立体を製造する工程と (h)  筒状の型と、この筒状の型に挿入されるべき
コア型とを準備する工程と; い) 複数のサドルコイル組立体をコア型に仮止めする
とともに、コア型に線材組立体を巻回してソレノイドコ
イルを形成する工程と;(1)  コア型を筒状の型に
挿入して、2つの型の間に形成された筒状の空間内に複
数のサドルコイル組立体とソレノイドコイルとを位置さ
せる工程と; k) 筒状の空間内に樹脂を注入して硬化させ、複数の
サドルコイル組立体とソレノイドコイルとが埋設された
筒状の樹脂部材を形成する工程と (1)  コア型と筒状の型から、前記樹脂部材を取出
す工程とからなることを特徴とするMRI装置用傾斜磁
場コイルの製造方法である。
(作 用) この発明では、線材が第1の型の溝により位置決めされ
て、サドルコイルが形成されている。
サドルコイルの空間的位置は、第1の型の溝の位置に依
存している。そのため、線材組立体の位置決め精度か良
く、サドルコイルの空間的位置精度か良い。さらに、線
材がガイドにより位置決めされて、ソレノイドコイルが
形成されている。従って、サドルコイル及びソレノイド
コイルの位置精度が良いため、被検体のスライス位置精
度が従来に比へて向上する。
(実施例) 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の製造方法によって得られる各傾斜磁場
コイルの説明図である。
第1図(A)に示されるように、Gx傾斜磁場コイルは
、X軸方向に対応する4つのサドルコイル1からなって
いる。Gy傾斜磁場コイルも、同様に第1図(B)に示
されるように、y軸方向に対面する4つのサドルコイル
1からなっている。
Gz傾斜磁場コイルは、第1図(c)に示されるように
、Z軸を覆うソレノイドコイル2からなっている。
Gx、Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体か、これらサド
ルコイル1及びソレノイドコイル2か重ね合されて形成
された筒状部材から構成されている。
次に第2図乃至第10図を参照して、先ず、サドルコイ
ル組立体の製造方法について説明する。
第2図に示されるように、線材組立体10を用意する。
この線材組立体10は、互いに撚られた複数の線材11
と、これらの線材11を被覆する絶縁物質のガラスクロ
ス12とからなっている。
線材11は、導電性の物質、例えば、銅から形成されて
おり、線材11の表面は、電気絶縁部材により被覆され
ている。さらに、ガラスクロク12には、接着剤か浸透
されている。また、後の工程でガラスクロクに接着剤を
塗布してもよい。
次に、第3図及び第4図に示されるように、第1の型1
3を用意する。この第1の型13の表面には、線材組立
体10の幅に対応する幅を有する溝14が形成されてい
る。また、この溝14の深さは、サドルコイルが一層巻
きのときには、1つの線材組立体10の厚さに等しくさ
れており、サドルコイルが2層巻きのときには、2つの
線材組立体10の厚さに等しくされている。
第5図、第6図、第7図に示されるように、線材組立体
10が溝14に嵌合される。このとき、線材組立体10
に塗布された接着材が溝14の壁に接着しないように、
溝14の壁は、離型処理(例えば、テフロンコーティン
グ)されている。
第6図及び第7図に示されるように、接着材が染み込ん
だガラスクロス15が、第1の型13に被せられる。
第8図に示されるように、第2の型16か第1の型13
に嵌合される。このとき、複数のボルト19により、第
1及び第2の型13.16が互(へに堅固に固定されて
いる。これにより、線材組立体10は、溝14内に押圧
されている。
第9図に示される状態において、第1及び第2の型13
.16が加熱される。これにより、線材組立体10同士
が、及び線材組立体10とガラスクロス15とが接着さ
れる。同時に、ガラスクロス15が接着材が硬化するこ
とにより、硬(1板に変化される。これにより、線材組
立体10とガラスクロス15とからなるサドルコイル組
立体17が形成される。
尚、このとき、溝14の壁は、離型処理されているため
、線材組立体10がこの溝14の壁に接着されることが
ない。
第10図に示されるように、サドルコイル組立体17が
、第1及び第2の型13.16から取出される。
このようなサドルコイル組立体17が複数個製造され、
後述するように、Gx、Gy、Gz傾斜磁場コイル組立
体の製造に用いられる。
以上のように、線材組立体10が第1の型13の溝14
により位置決めされて、サドルコイル組立体17が形成
されている。即ち、溝14の側壁により、線材組立体1
0が第9図の1方向に位置決めされ、第2の型16の下
面と溝14の底壁とにより、線材組立体10が第9図の
m方向に位置決めされている。サドルコイルの空間的位
置は、第1の型の溝の位置に依存している。そのため、
線材組立体の位置決め精度が良く、サドルコイルの空間
的位置精度が良い。そのため、被検体のスライス位置精
度が従来に比べて向上される。
次に、第11図乃至第18図を参照して、複数個のサド
ルコイル組立体17とソレノイドコイル2とを用いて、
Gx、Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体を製造する方法
を説明する。
第11図に示されるように、円柱状のボビン(コア型)
21を用意する。このボビン21に、ガラスクロス22
が巻回される。このとき、後述するエポキシ樹脂がボビ
ン21の表面に接着しないように、ボビン21の表面は
、離型処理されている。
第12図に示されるように、上述した方法により製造さ
れた複数個のサドルコイル組立体17が、カラスクロス
22の上に仮固定される。この仮固定の手段は、ピン止
め、接着などいかなる手段であっても良い。
第13図に示されるように、これらの複数のサドルコイ
ル組立体17の上に、ガラスクロス23が巻回される。
次に第14図乃至第16図に示されるように、ソレノイ
ドコイル2が製造される。
即ち、第13図に示されるボビン21に、第14図に示
されるガイド24か取付けられる。このガイド24は、
基板25と、ソレノイドコイル2の線材組立体10の幅
に対応する間隔をおいて配置されたフィン26とを有し
ている。さらに、基板25は、ボビン21の曲率に対応
する曲率を有している。
第16図に示されるように、複数のガイド24のフィン
の間に、線材組立体10が挿入されるように、線材組立
体10かボビン21のガラスクロス23の上に巻回され
る。これにより、ソレノイドコイルが完成する。
以上、第11図乃至第16図に示される工程により、複
数個のサドルコイル組立体とソレノイドコイルとかボビ
ンに仮固定された状態になる。
次に、第17図に示されるように、筒状の型27を用意
する。この型27内に、複数個のサドルコイル組立体1
7とソレノイドコイル29とか仮固定されたボビン21
が挿入される。これにより、ボビン21と型27との間
に、環状の空間28が規定され、この環状の空間28内
に、複数個のサドルコイル組立体17とソレノイドコイ
ル29とが位置されている。
この環状の空間28内に、未硬化状態のエポキシ樹脂が
注入されて、硬化される。これにより、複数個のサドル
コイル組立体とソレノイドコイルとが埋設された筒状の
樹脂部材(即ち、Gx。
Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体)30か形成される。
尚、エポキシ樹脂に代えて、他の樹脂か用いられても良
い。
第18図に示されるように、傾斜磁場コイル組立体30
が、ボビン21及び型27から取り外される。
このように、ソレノイドコイルも正確に位置決めされて
形成されているため、被検体のスライス位置精度が従来
に比べて向上される。
さらに、第11図及び第13図で使用したガラスクロス
21.22の目的は、サドルコイルとソレノイドコイル
の絶縁のためと、エポキシ樹脂がガラスクロス21.2
2に染込むことにより、傾斜磁場コイル組立体30の強
度を強くするためとである。尚、これらのガラスクロス
21.22に代えて、電気的絶縁板か用いられても良い
さらに、エポキシ樹脂により、サドルコイル及びソレノ
イドコイルが固定されている。そのため、コイルに発生
する電磁力によってコイルか振動することか防止されて
いる。
次に、第19図乃至第24図を参照して、遮蔽型傾斜磁
場コイル組立体の製造方法について説明する。
この遮蔽型傾斜磁場コイル組立体は、通常のGx、Gy
、Gz傾斜磁場コイル組立体以外に、これらのコイル組
立体から発生した漏洩磁界を消失するためのキャンセル
Gx、Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体を備えている。
キャンセルGx。
Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体も、同様に、サドルコ
イル及びソレノイドコイルを有している。
第19図に示されるように、パイプ31を用意する。
第20図に示されるように、パイプ31の上に、ガイド
24が配置され、線材組立体10が巻回される。これに
より、キャンセルコイルのためのソレノイドコイルかパ
イプ31に仮固定される。
第21図に示されるように、このパイプ31の上に、さ
らに、キャンセルコイルのためのサドルコイル組立体1
7が仮固定され、ガラスクロス32が巻回される。
第22図に示されるように、このように形成されたパイ
プ31内に、通常の傾斜磁場コイルのためのサドルコイ
ル組立体及びソレノイドコイルが仮固定されたボビン2
1か挿入される。
次に、第23図に示されるように、型33内に、ボビン
21及びパイプ31か挿入される。ボビン21と型33
との間に、環状の空間34か規定される。この環状の空
間34内に通常の磁場コイルのためのサドルコイル組立
体及びソレノイドコイル35と、パイプ31と、キャン
セルコイルのためのサドルコイル組立体及びソレノイド
コイル36とか位置されている。
この環状の空間34内に、未硬化状態のエポキシ樹脂が
注入されて、硬化される。これにより、通常の磁場コイ
ルのためのサドルコイル組立体及びソレノイドコイル3
5と、パイプ31と、キャンセルコイルのためのサドル
コイル組立体及びソレノイドコイル36とが複数個のサ
ドルコイル組立体とソレノイドコイルとが埋設された筒
状の樹指部材(遮蔽型傾斜磁場コイル組立体)37が形
成される。
第24図に示されるように、この遮蔽型傾斜磁場コイル
組立体37が、ボビン21及び型33から取り外される
このように、遮蔽型傾斜磁場コイル組立体も正確に位置
決めされて形成されている。そのため、被検体のスライ
ス位置精度か従来に比べて向上される。
次に、第25図乃至第29図を参照して、サドルコイル
組立体の別の製造方法を説明する。
第25図に示されるように、第1の型41を用意する。
この第1の型41は、−様肉厚を有し、円弧状の金型で
ある。この第1の型41の上面には、NC機械加工によ
り、サドル状の配線パターンに対応する溝42が形成さ
れている。
第26図に示されるように、この第1の型41の溝42
に、線材43が収納される。
第27図及び第28図に示されるように、この第1の型
41に、第2の型44が嵌合される。この第2の型44
は、−様肉厚を有しており、この第2の型44の下面は
、第1の型41の上面に対応するように円弧状に形成さ
れている。
第28図に示されるように、第2の型44の下面には、
第1の型41の溝42に対応する位置に、突起45が形
成されている。これにより、第2の型44が第1の型4
1に嵌合されると、突起45か、線材43を押圧する。
そのため、線材43か波打つことが防止される。
さらに、第1の型41と第2の型44との間に、空間4
6か規定されている。この空間46に、真空状態で、エ
ポキシ樹脂が注入される。このエポキシ樹脂か硬化され
、第29図に示されるように、サドルコイルが埋設され
た円弧状の樹脂成型品47(サドルコイル組立体)が形
成される。尚、樹脂の流れを良くするために、隣接する
溝を連結する連結通路が形成されている。
また、第1及び第2の型41.44は、第30図に示さ
れるように形成されていても良い。即ち、第2の型に、
突起が設けられるのではなく、溝42に収納された線材
43と、第2の型44の下面との間に、スペーサ48が
配置されている。これにより、線材43がスペーサ48
と溝42との間で押圧されている。
このようなサドルコイル組立体47が複数個製造され、
上述した方法のいずれかにより、Gx。
Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体又は、遮蔽型傾斜磁場
コイル組立体が製造される。
第31図乃至第33図に、Gx、Gy、Gz傾斜磁場コ
イル組立体の別の製造方法を示す。
第31図に示されるように、ボビン21か用意され、こ
のボビン21に、絶縁シート51が巻回される。
第32図に示されるように、ソレノイドコイル用ガイド
52を用意する。このガイド52の溝53に線材が係合
されるようにして、線材か絶縁シート52の上に巻回さ
れる。また、このとき、スペーサ54によって、線材が
位置決めされても良い。
第33図に示されるように、複数のサドルコイル組立体
47かボルト55により配置される。この後、上述した
ように、ボビンが型に挿入され、ボビンと型との間に、
樹脂が注入されて、Gx。
Gy、Gz傾斜磁場コイル組立体が完成する。
尚、上述した実施例では、サドルコイル及びソレノイド
コイルからなる傾斜磁場コイル組立体が形成されている
が、サドルコイルのみからなる傾斜磁場コイル組立体、
または、ソレノイドコイルのみからなる傾斜磁場コイル
組立体もこの発明により製造されることかできる。
さらに、遮蔽型傾斜磁場コイル組立体の製造方法を示し
たが、この製造方法は、直径が大きく異なる複数のサド
ルコイル組立体及びソレノイドコイルを有する傾斜磁場
コイル組立体にも適用することかできる。
[発明の効果コ 以上詳述したこの発明によれば、線材が第1の型の溝に
より位置決めされて、サドルコイルが形成されており、
サドルコイルの空間的位置は、第1の型の溝の位置に依
存している。そのため、線材組立体の位置決め精度か良
く、サドルコイルの空間的位置精度か良い。さらに、線
材がガイドにより位置決めされて、ソレノイドコイルか
形成されているため、サドルコイル及びソレノイドコイ
ルの位置精度か良くなり、被検体のスライス位置精度が
向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)、(c)は、各々Gx。 Gy、Gz傾斜磁場コイルを示す斜視図、第2図乃至第
10図は、サドルコイル組立体の製造工程を示す図であ
って、第2図は、線材組立体の斜視図、第3図は、第1
の型の斜視図、第4図は、第1の型の断面図、第5図は
、線材組立体か第1の型に取付けられる状態を示す第1
の型の斜視図、第6図は、ガラスクロス及び線材組立体
が取付けられた第1の型の断面図、第7図は第6図の■
部分の拡大断面図、第8図は、第2の型が第1の型に嵌
合されるときの第1及び第2の型の斜視図、第9図は、
第2の型が第1の型に嵌合された状態での第1及び第2
の型の断面図、第10図は、サドルコイル組立体の斜視
図、第11図乃至第18図は、傾斜磁場コイル組立体の
製造工程を示す図であって、第11図は、カラスクロス
が巻回されたボビンの斜視図、第12図は、サドルコイ
ル組立体か仮固定されたボビンの斜視図、第13図は、
ガラスクロスか巻回されたボビンの斜視図、第14図は
、ガイドの斜視図、第15図は、カイトが取付けられた
ボビンの斜視図、第16図は、線材組立体かボビンに巻
回されるときのボビンの斜視図、第17図は、ボビン及
び筒状の型の断面図、第18図は、傾斜磁場コイル組立
体の断面図、第19図乃至第24図は、遮蔽型傾斜磁場
組立体の製造工程を示す図であって、第19図は、パイ
プの斜視図、第20図は、線材組立体がボビンに巻回さ
れるときのボビンの斜視図、第21図は、ガラスクロス
が巻回されたボビンの斜視図、第22図は、ボビンかパ
イプに挿入されるときのボビンとパイプとの斜視図、第
23図は、ボビン及び筒状の型の断面図、第24図は、
遮蔽型傾斜磁場コイル組立体の断面図、第25図乃至第
29図は、サドルコイル組立体の別の製造工程を示す図
であって、第25図は、第1の型の斜視図、第26図は
、線材か第1の型に取付けられるときの第1の型の斜視
図、第27図は、第2の型か第1の型に嵌合されるとき
の第1及び第2の型の斜視図、第28図は、第2の型か
第1の型に嵌合された状態での第1及び第2の型の断面
図、第29図は、サドルコイル組立体の斜視図、第30
図は、別の第1及び第2の型の断面図、第31図乃至第
33図は、傾斜磁場コイル組立体の別の製造工程を示す
図であって、第31図は、絶縁シートか巻回されたボビ
ンの斜視図、第32図は、ソレノイドコイルが形成され
ているボビンの斜視図、第33図は、サドルコイル組立
体及びソレノイドコイルか仮固定されたボビンの斜視図
である。 1・・・サドルコイル、  2・・・ソレノイドコイル
、10・・・線材組立体、 11・・・線材、12・・
・ガラスクロス、  13・・・第1の型、14・・・
溝、  15・・・ガラスクロス、16・・・第2の型
、 17・・・サドルコイル組立体。 第 図 第 図 第 図 第 図 /3 第 図 第 23図 7.36 第 図 第 図 第 図 / 4φ 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のサドルコイルとソレノイドコイルとを有す
    るMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法において、 (a) サドルコイルの形状に対応して形成された溝を
    有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第2
    の型とを準備する工程と; (b) 第1の型の溝に線材組立体を収納して、この線
    材組立体を溝に位置決めする工程と;(c) 接着剤が
    浸透した布を線材組立体に接触させる工程と; (d) 第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型によ
    り線材組立体を溝内に押圧する工程と;(e) 接着剤
    を硬化させることにより、布に線材組立体を接着し、そ
    の結果、布と線材組立体とを有するサドルコイル組立体
    を形成する工程と; (f) サドルコイル組立体を第1及び第2の型から取
    外す工程と; (g) 前記(a)乃至(f)の工程により、複数のサ
    ドルコイル組立体を製造する工程と; (h) 筒状の型と、この筒状の型に挿入されるべきコ
    ア型とを準備する工程と; (i) 複数のサドルコイル組立体をコア型に仮止めす
    るとともに、コア型に線材組立体を巻回してソレノイド
    コイルを形成する工程と; (j) コア型を筒状の型に挿入して、2つの型の間に
    形成された筒状の空間内に複数のサドルコイル組立体と
    ソレノイドコイルとを位置させる工程と; (k) 筒状の空間内に樹脂を注入して硬化させ、複数
    のサドルコイル組立体とソレノイドコイルとが埋設され
    た筒状の樹脂部材を形成する工程と; (l) コア型と筒状の型から、前記樹脂部材を取出す
    工程とからなることを特徴とするMRI装置用傾斜磁場
    コイルの製造方法。
  2. (2) 線材組立体は、互いに撚られた複数の線材と、
    これらの線材を被覆し且つ接着剤が塗布された布とを含
    む請求項1記載のMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方
    法。
  3. (3) 前記工程(1)は、ガイドを用いて線材組立体
    をコア型に巻回して、ソレノイドコイルを形成する工程
    を含む請求項1記載のMRI装置用傾斜磁場コイルの製
    造方法。
  4. (4) 複数の第1のサドルコイル及び第1のソレノイ
    ドコイルと、これらのコイルの半径方向外方に配置され
    る複数の第2のサドルコイル及び第2のソレノイドコイ
    ルとを有するMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法に
    おいて、 (a) サドルコイルの形状に対応して形成された溝を
    有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第2
    の型とを準備する工程と; (b) 第1の型の溝に線材組立体を収納して、この線
    材組立体を溝に位置決めする工程と:(c) 接着剤が
    浸透した布を線材組立体に接触させる工程と; (d) 第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型によ
    り線材組立体を溝内に押圧する工程と;(e) 布に線
    材組立体を接着し、布と線材組立体とを有するサドルコ
    イル組立体を形成する工程と; (f) サドルコイル組立体を第1及び第2の型から取
    外す工程と; (g) 前記(a)乃至(f)の工程により、複数の第
    1及び第2のサドルコイル組立体を製造する工程と; (h) コア型を準備し、複数の第1のサドルコイル組
    立体をコア型に仮止めするとともに、コア型に線材組立
    体を巻回して第1のソレノイドコイルを形成する工程と
    ; (i) パイプを準備し、複数の第2のサドルコイル組
    立体をパイプに仮止めするとともに、パイプに線材組立
    体を巻回して第2のソレノイドコイルを形成する工程と
    ; (j) パイプ内に、コア型を挿入する工程と;(k)
     筒状の型を準備し、パイプ及びコア型を筒状の型内に
    挿入し、コア型と筒状の型との間に形成された筒状の空
    間内に、第1のサドルコイル組立体,第1のソレノイド
    コイル,パイプ,第2のサドルコイル組立体及び第2の
    ソレノイドコイルを位置させる工程と; (l) 筒状の空間内に、樹脂を注入して硬化させ、第
    1のサドルコイル組立体,第1のソレノイドコイル,パ
    イプ,第2のサドルコイル組立体及び第2のソレノイド
    コイルが埋設された筒状の樹脂部材を形成する工程と; (m) コア型と筒状の型から、前記樹脂部材を取出す
    工程とを有することを特徴とするMRI装置用傾斜磁場
    コイルの製造方法。
  5. (5) 複数のサドルコイルとソレノイドコイルとを有
    するMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法において、 (a) サドルコイルの形状に対応して形成された溝を
    有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第2
    の型とを準備する工程と; (b) 第1の型の溝に線材を収納して、この線材を溝
    に位置決めする工程と; (c) 第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型によ
    り線材を溝内に押圧する工程と; (d) 第1及び第2の型の間に形成された空間と、溝
    とに、樹脂を注入する工程と; (e) 樹脂を硬化させて、線材が埋設された樹脂部材
    を形成する工程と; (f) 前記樹脂部材を第1及び第2の型から取外す工
    程と; (g) 前記(a)乃至(f)の工程により、複数のサ
    ドルコイル組立体を製造する工程と; (h) 筒状の型と、この筒状の型に挿入されるべきコ
    ア型とを準備する工程と; (j) 複数のサドルコイル組立体をコア型に仮止めす
    るとともに、コア型に線材を巻回してソレノイドコイル
    を形成する工程と; (j) コア型を筒状の型に挿入して、2つの型の間に
    形成された筒状の空間内に複数のサドルコイル組立体と
    ソレノイドコイルとを位置させる工程と; (k) 筒状の空間内に樹脂を注入して硬化させ、複数
    のサドルコイル組立体とソレノイドコイルとが埋設され
    た筒状の樹脂部材を形成する工程と; (l) コア型と筒状の型から、前記樹脂部材を取出す
    工程とを有するMRI装置用傾斜磁場コイルの製造方法
  6. (6) MRI装置用サドルコイル組立体の製造方法に
    おいて、 (a) サドルコイルの形状に対応して形成された溝を
    有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第2
    の型とを準備する工程と; (b) 第1の型の溝に線材組立体を収納して、この線
    材組立体を溝に位置決めする工程と;(c)接着剤が浸
    透した布を線材組立体に接触させる工程と; (d) 第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型によ
    り線材組立体を溝内に押圧する工程と;(e)布に線材
    組立体を接着し、布と線材組立体と有するサドルコイル
    組立体を形成する工程と; (f) サドルコイル組立体を第1及び第2の型から取
    外す工程とを有するMRI装置用サドルコイル組立体の
    製造方法。
  7. (7) MRI装置用サドルコイル組立体の製造方法に
    おいて、 (a) サドルコイルの形状に対応して形成された溝を
    有する第1の型と、この第1の型に嵌合されるべき第2
    の型とを準備する工程と; (b) 第1の型の溝に線材を収納して、この線材を溝
    に位置決めする工程と, (c)第2の型を第1の型に嵌合して、第2の型により
    線材を溝内に押圧する工程と, (d) 第1及び第2の型の間に形成された空間と、溝
    とに、樹脂を注入する工程と; (e) 樹脂を硬化させて、線材が埋設された樹脂部材
    を形成する工程と; (f) サドルコイル組立体を第1及び第2の型から取
    外す工程とを有するMRI装置用サドルコイル組立体の
    製造方法。
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