JPH0463531A - 動植物飼育水槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、水中又は水辺に棲息する魚や小動物を飼育し
、同時に植物類も生育させることができる主として観賞
用の動植物飼育水槽に関するものである。

（従来の技術） 従来、ガラスや透明材からなる観賞用水槽と、これに装
置される水の浄化や水中への酸素供給器具については各
種の技術が普及しているが、斯種水槽を利用して魚とと
もに小動物を飼育したり植物を生育させ、岩石等を配置
する利用に対しては、水の濾過や各種の浄化機能をもつ
装置としては見当らない。

（発明が解決しようとする課題） 従来技術による水槽は、専ら養魚のみを目的としており
、槽内の水を常に満水の状態に保持しなければ水の濾過
や各種の浄化機能が作用しないものが多い。水量が低下
したときはポンプを作動させろことが不能となるばかり
でなく、水の交換時排水や給水をすべて手作業で行なう
必要があり、不便はもちろん機構上にも問題があった。

本発明は、かかる問題を解決するためのもので、満水時
はもちろん水位が低下している場合でも、−台のポンプ
によって水の濾過、水中への酸素供給、さらにオゾンを
利用した水質や槽内空間の浄化のほか、排水や新規な水
の供給等もすべて同一のポンプを作動させて自動的に行
なえる軽便な動植物飼育水槽を提供することを目的とし
ている。

（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明の動植物飼育水槽に
おいては、水槽を設置する台面上に据え付けるポンプの
吸入部から水平に保持される吸入管を水槽の側面部に穿
設する通水孔に接続する。

槽内の水は底部からポンプに吸入されるため、吸入孔に
は無数の微小な孔を穿つ板材からなる防塵カバーを装置
する。

ポンプに接続する吐出管は分岐部を介して二分される。

すなはち水槽上面に架設する濾材を収納した濾過器内へ
吐出孔を配置する第一吐出管と通気孔を穿ち、管内の通
路部にインジェクタを配置し、その下流側に連続して挿
入する混合素子（実用新案登録第１５７８５７１号）を
配置し、さらに流速が低下する容積をもち縦形となり筒
状で密閉され、かつ排気弁を取り付けてなる気水混合室
を連結したのち、吐出孔を槽内に設ける第二吐出管との
二系統の吐出路からなるものである。

また、気水混合室の内部通路部に岩石、セラミック、磁
性材等の触媒となる固形体を収納することもできる。

水槽は、観賞用としては透明材質によるアクリル等のも
のが好ましい。

さらに、第一吐出管、第二吐出管にはそれぞれ流量調節
弁を備えて分流量を適宜に調節し、ポンプの吸入側と吐
出側にはそれぞれ個別の分岐部を設は流量調節弁を介し
てポンプを作動させることにより槽内の汚水を排出し、
又槽外の新規な水を給水するためのホースを接続する器
具をそれぞれの開孔部へ装着する。

また、別の機構として個別に空気ポンプを備え空気等の
圧送管を分岐部を介して接続したポンプから吐出管を下
流側に連結する気水混合室の下面部に接続し、上面部に
は混合素子を挿入配置した吐出管を接続したのち濾過器
内へ吐出孔を配置し、吐出路を一系統とした循環路を形
成することもできる。

（作　用） 前述のように構成された動植物飼育水槽では、通水孔が
概ね沈没する程度に水を入れポンプを作動させると槽内
の水は底部から吸入され分岐部を介して二分される吐出
管に分流したのち、それぞれの吐出孔から槽内へ吐出す
る循環路を形成する。

第一吐出管を経由する水は、水槽上面に架設する濾過器
内へ配置する吐出孔から濾材の上部へ吐出し、濾過され
たのち濾過器の底面に設けた流出、孔から槽内の水面上
に落下する。

一方、第二吐出管に通水されると管内に配置するインジ
ェクタの作用により通気孔を介して空気等が通路内に流
入し、水と合流したのち長手方向に挿入される混合素子
によって攪拌されたのち、続いて連結する気水混合室の
上面から流入するが同室内は流速が低下することにより
、気泡は上昇し上面部に取り付けた排気弁から排出され
、水のみが下面部に接続する吐出管を経て槽内へ吐出さ
れる。

オゾンガスが通気孔から流入し、排気弁から未溶解オゾ
ンガスが排出されるときは、排気孔に接続する小径の管
によって一部は水槽内空間へ排出し、一部は屋外へ放出
する。

また、気水混合室内に収納する岩石、セラミック、磁性
材等の固形体は、上下に流動する気水と接触するよう配
置して収納する構造とする。

ポンプに接続する吸入管には、流量制御弁の下流側に分
岐部を設けることにより、ポンプを作動させて槽外の水
や海水等を吸引し適宜の吐出管を経由して槽内へ供給す
る。−万、ポンプの吐出側の管にも分岐部と流量制御弁
を介してホースを接続し、ポンプを作動させて槽内の水
を遠隔地点へ排出する。

さらに個別に設ける空気ポンプによって供給される空気
又はオゾンガス等をポンプの吐出管内へ圧圧し、吐出路
を一系統として下面部に接続する気水混合室を通過せし
め、混合素子によって攪拌された気水合流体をそのまま
濾過器内へ吐出させると気体は濾過器内で放散し、水の
みが濾過されて底面の孔から槽内の水面上に落下する。

（実施例） 実施例について図面を参照しで説明する。

第−図において架台１にアクリル等の透明板材からなる
水槽２とポンプ３を据付け、通水孔４とポンプ３の吸入
部を水平に保持する吸入管によって連結する。第一吐出
管５は、流量調節弁６を介して水槽上に架設する合成樹
脂によって形成される濾過器７の内部に吐出孔を配置す
る。

一方、第二吐出管８は分岐部から流量調節弁９を介して
通気孔１０を設けた管の通路部にステンレスの板材によ
って形成される混合素子１１を挿入配置し、その下流側
に縦形となり、筒状でステンレス板又は塩化ビニールに
よって形成される気水混合室１３に気水混合体が上面か
ら流入し、下面部から流出するよう第一吐出管を連結し
、吐出孔を水槽側面に設けた孔に固着させる。

ポンプ８に接続する吐出管に分岐部と流量制御弁１４を
介して排水用開孔部１５と吸入管に設けた流量制御弁１
６の下流側に分岐部と流量制御弁１７を介した給水用開
孔部１８を設け、それぞれの開孔部にはホースを接続す
る器具を装着する。

第二図において、ポンプ３からの吐出管に設けた流量制
御弁１４の分岐部の下流側に新たな流量制御弁１９を設
け、さらに分岐部を設けたのち流量制御弁２０を介して
別に備える空気ポンプ２１に接続した圧送空気又はオゾ
ンガスの給送管を連結することにより、ポンプ３によっ
て吸入され吐出管内を流通する水中へ合流する圧送され
る気体は、前記気水混合室１３の下部から流入し、岩石
、セラミック、磁性材等の触媒等と接触して通過したの
ち上面部から流出し、混合素子１１によって攪拌された
のち濾過器７内に吐出され、気体は濾過器７の内部で大
気中へ放散し、濾過された水のみが底面から槽内の水面
上に落下する一系統の吐出路を形成する。

（発明の効果） 本発明は、上記のように構成されているので、次に記載
するような効果を奏する。

水を満水とした養魚ばかりでなく、水を浅くして陸上部
分を設け、小型魚や水中又は水辺に棲息する小動物、岩
肌に密着して生育する植物類、自然の風姿の岩石等も配
置し、水質や槽内空間を浄化することにより、透明の水
槽によるミニ庭園を再現したときも次のような機能をも
ち観賞用だけでなく学習、研究用としても利用できる。

１−０槽内の水量に関係なくポンプが作動すると水中へ
の酸素の供給、オゾン等の利用、水中又は槽内空間の環
境を改善する。

２、槽内にはポンプや配管等の突起物がなく、全スペー
スを最大限に活用できる。

８、軽便で小型のうえ、−台のポンプで前記の全機能を
システム化することができる。

４、槽内の清掃時、汚水の排水や新規な水が延長ホース
を接続することによりポンプを作動させて自動的に行な
えるので管理が省力化できる。

【図面の簡単な説明】

第−図及び第二図は、本発明の実施例を示す構成系統図
である。 １・・・・・・架台、２・・・・・・水槽、８・・・・
・・ポンプ、５・・・・・・第一吐出管、７・・・・・
・濾過器、８・・・・・・第二吐出管、１０・・・・・
通気孔、１１・・・・・・混合素子、１３・・・・・・
気水混合室２１・・・・・・空気ポンプ、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水槽の側面部又は底面部に設けた通水孔に吸水管を
   接続したポンプの吐出管内に空気等を流入せしめ混合素
   子を配置し、密閉の気水混合室を連結して、吐出孔を水
   槽内に配置してなる動植物飼育水槽 ２、気水混合室の内部に、岩石、セラミック、磁性材等
   を収納してなる請求項１記載の動植物飼育水槽