JP2738903B2 - 閉鎖性水域における栄養塩類利用方法およびその装置 - Google Patents

閉鎖性水域における栄養塩類利用方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湖沼等の閉鎖水域に沈
殿している栄養塩類を吸い上げて利用し、好気的条件下
で植物、プランクトン、微生物等の生物を増殖させるこ
とにより、生物の栽培を図ると共に併せて水域中の栄養
塩類の含有量を減少させることにより湖沼等の閉鎖水域
の水の浄化を図ることを目的とするものである。
【0002】
【従来技術】従来湖沼等の閉鎖水域に炭水化物、脂肪、
タンパク質、有機酸類等の有機物を含む家庭排水又は産
業排水が流入する。有機物は水中の微生物の作用により
好気的条件下では酸化分解されて、二酸化炭素、燐酸等
の無機物に変換されている。しかし、産業排水の供給量
が多すぎるとバランスがくずれ有機汚濁が始まり、らに
嫌気性菌による腐敗現象を引き起こしている。これら水
域の汚染を改善するための方策として、湖沼にエアーを
供給する酸化分解法や、微生物を投入することによる酵
素分解法や、凝集剤を散布し汚れを凝集させる凝集法
や、濾過装置を用いて濾過浄化法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は湖沼への栄養塩類の流入が少ない場合には微生
物、プランクトン、水性植物等により環境浄化を図るこ
とができたが、栄養塩類の流入が多いと水域の含有酸素
量が減少すると共に水の透明度も低下するため、水域底
部に栄養塩類が堆積していき、低層部富栄養化が認めら
れる。そこで、本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みな
されたもので、閉鎖水域の底部に堆積する栄養塩類を利
用することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は閉鎖水
域に浮遊させた栽培床を有する有底容器と該容器の栽培
床に植えつけ又は付着させた水性植物、プランクトン若
しくは微生物において、閉鎖水域の底部の水を自然石又
はゼオライト等の多孔質の素材またはポリウレタン、ポ
リエチレン等の水不溶性の素材を底部から上部に向けて
粒径が次第に小さくなるように構成した栽培床の下方に
供給し、該供給した水に含まれる栄養塩を栽培床に植え
つけた水性植物、プランクトン若しくは微生物により利
用させ、利用後の水を容器からオーバーフローさせて閉
鎖水域に戻すという水の循環を連続的に行うようにした
閉鎖性水域における栄養塩類利用方法により本目的を達
成する。請求項2の発明は、閉鎖水域に浮遊させた栽培
床を有する有底容器と、該容器の栽培床に植えつけ又は
付着させた水性植物、プランクトン若しくは微生物と、
該有底容器に該容器の底部と連通する縦樋を設けたもの
からなり、閉鎖水域の底部の水をポンプでくみ上げると
共に該くみあげた水を縦樋の上部から栽培床の下方に供
給し、該供給した水に含まれる栄養塩を栽培床に植えつ
けた水性植物、プランクトン若しくは微生物により利用
させ、利用後の水を容器からオーバーフローさせて閉鎖
水域に戻すという水の循環を連続的に行うようにした閉
鎖性水域における栄養塩類利用方法に関する発明であ
る。請求項3の発明は、閉鎖水域に浮遊する有底容器
と、該容器の上部において容器全面を覆うように装着さ
れた栽培床と、前記栽培床上に植え付けられた水性植物
又は付着された微生物と、前記閉鎖水域の底部から栄養
塩類を含む水を有底容器の底部に供給するホース及びポ
ンプとからなり、前記栽培床が自然石又はゼオライト等
の多孔質の素材またはポリウレタン、ポリエチレン等の
水不溶性の素材を底部から上部に向けて粒径が次第に小
さくなるように構成し、前記容器上部に設けた栽培床を
通過した水を容器からオーバーフローさせ閉鎖水域に戻
すように構成した閉鎖性水域における栄養塩類利用装置
であり、請求項4の発明は、閉鎖水域に浮遊する有底容
器と、該容器の上部において容器全面を覆うように装着
された栽培床と、前記栽培床上に植え付けられた水性植
物又は付着された微生物と、前記閉鎖水域の底部から栄
養塩類を含む水を有底容器の底部に供給するホース及び
ポンプと、前記有底容器に設けた該容器の底部と連通す
る縦樋とからなり、ポンプ及びホースを介して排出され
る水を前記縦樋の上部から空気と共に供給し、前記容器
上部に設けた栽培床を通過した水を容器からオーバーフ
ローさせ閉鎖水域に戻すように構成した閉鎖性水域にお
ける栄養塩類利用装置である。尚、栽培床に付着させる
プランクトンとしては、閉鎖水域に住む魚等の好むよう
なプランクトンを選択し、これを増殖するのが好まし
い。
【0005】
【作用】本発明にかかる請求項1の方法では、閉鎖水域
の底部の栄養塩類を有する水を浮遊容器の自然石又はゼ
オライト等の多孔質の素材またはポリウレタン、ポリエ
チレン等の水不溶性の素材を底部から上部に向けて粒径
が次第に小さくなるように構成した栽培床の下方に供給
することにより、該容器の栽培床に植えつけられた水性
植物等が栄養塩類を植物成長、増殖のための栄養として
吸収する。他方栽培床の構造により底部に供給された水
は濾過された状態で容器からオーバーフローされること
になる。その結果栄養塩の濃度が低くなった水が容器か
ら閉鎖水域に戻される、このような閉鎖水の容器への供
給を続けることにより徐々に閉鎖水域の水は浄化され
る。請求項2の発明では、容器底部に水を供給するに際
して縦樋の上部から大気中の空気が気泡となって水に溶
け込むことになり、該作用により水の浄化を促進させる
ことになる。
【0006】本発明にかかる請求項3装置では、閉鎖水
域の底部から栄養塩類を含む水が吸引され、ホースを介
して浮遊有底容器の底部に排出される。浮遊有底容器に
は全面にわたり栽培床により区画され濾過される関係か
ら閉鎖水域から供給される水の流れは抑えられ、栽培床
上には透明度の良い上澄液として溜る。
【0007】栽培床上に溜った上澄液の水位は次第に上
がり、有底容器の周縁部から閉鎖水域にオーバーフロー
して戻る。この時有底容器の水の中には栄養塩類が溶
解、混合された状態にあり、さらに自然石又はゼオライ
ト等の多孔質の素材またはポリウレタン、ポリエチレン
等の水不溶性の素材を底部から上部に向けて粒径が次第
に小さくなるように構成した栽培床上の水は濾過作用を
受け、深さもなく透明度も良いので太陽光線が透過しや
すく浄化される。また栽培床に植えつけられた水性植物
又は栽培床に付着された微生物等がこれら栄養塩類を吸
収・消費し、成長・増殖していく。
【0008】また請求項4の発明では、閉鎖水域の水を
有底容器に供給する際に縦樋の上部から空気と共に供給
するように構成しているので、有底容器に流入する空気
には酸素が溶け込むことになり、オーバーフローして閉
鎖水域に戻る水の酸素含有量量が増加することになり、
水域の自浄作用を促進することになる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1は、本発明の栄養塩類利用装置全体
を示す概略断面図であり、1は閉鎖水域の底部に載置さ
れた閉鎖型のポンプピットであり、該ポンプピット1は
伸縮性のホース又はパイプ2aの一端と接続され、ホー
ス又はパイプ2aの他端はストレーナー3と接続されて
いる。ポンプピット1内には水中ポンプ4が設置されて
おり、水中ポンプ4の吐き出し口には、ホース又はパイ
プ2bの一端が接続されている。
【0010】5は、閉鎖水域上に浮遊する有底容器であ
り、該有底容器5はその外側周に装着されたフロート5
aと、容器5内の上部で全面を覆うように装着された栽
培床6とからなり、本実施例では前記ホース又はパイプ
2bの他端が栽培床6を貫通して容器5の底部と連通し
ている。
【0011】図2に示すものは、本発明の栄養塩類利用
装置の第2実施例を示す概略断面図であり、この実施例
では有底容器5が仕切り板7を介してポンプ室8と栽培
室9とに区画されており、栽培室9の中央には縦樋10
が底部から直立して設置されており、栽培室9の該縦樋
10を除く全面を覆うように前述栽培床6が装着されて
いる。栽培床6と容器5の外周縁との高低差は、水性植
物を植えつける場合には、植物が呼吸できる程度の高さ
5〜10cm程度あると良い。縦樋10の上部には頚部1
1を設け、ホース又はパイプ2bによって供給される水
に空気が気泡となって溶け込むように構成されている。
前記ポンプ室8の底部は、閉鎖水域の底部まで伸びるホ
ース又はパイプ2aと接続されており、該ホース又はパ
イプ2bの他端はストレーナー3と接続されている。
【0012】次に図3及び図4は栽培床6の具体的構造
を示すもので、12は栽培室9又は有底容器5の側壁に
接続された150mmのワイヤーメッシュであり、該ワイ
ヤーメッシュ12上に10mmメッシュのプラスチックネ
ット13が載置され、該プラスチックネット13上に略
粒径20mm、粒径10mm、粒径5mmの順で多孔質の素材
(自然石、炭酸カルシウム、コーラル、ゼオライト)又
はポリエチレン、ポリスチロール等の合成素材が底部か
ら上部に向けて粒径が小さくなるように層状に敷き詰め
てあり栽培層14を形成している。
【0013】該栽培床6上にはホテイアオイ、芝、あや
め、よし、アシ等の水性植物を植え付けたり、あおさ等
の緑藻類、閉鎖水域等に養殖されている魚、海老等の生
物にとって餌となるプランクトン、微生物等を付着させ
て栄養塩類を吸収するようにしている。尚、芝等を植え
つけるに際しては栽培層14に根が張らないように和紙
等の素材の上に植えつけるようにすると良い。
【0014】以上述べた構成において、本実施例の装置
では、閉鎖水域の底部に設けたストレーナー3を介して
底部に堆積した栄養塩類を含む水が吸引され、浮遊する
有底容器5の底部に排出される。排出された水は、栽培
床6を通過して栽培床6上に上澄水として溜る。また有
底容器5に排出された水に含まれる栄養塩類は、栽培床
6上に植え付け又は付着されたホテイアオイ、芝生、あ
やめ、よし、アシ等の水性植物や、あおさ等の緑藻類、
プランクトン、微生物等により消費されるため、上澄水
は栄養塩類の含有量の少ない水となって有底容器5の外
周縁から閉鎖水域にオーバーフローにより戻る。また、
増殖されたプランクトンは水域に住む生物の餌となり、
生物の増殖を促進する。
【0015】その結果この装置を用いた閉鎖水域底部の
水を容器底部に供給し、栽培床を通過した水を容器から
オーバーフローさせる作業を続けることにより閉鎖水域
中の栄養塩類の含有量は次第に減少していき、閉鎖水域
は次第に澄んでいき、水の自浄作用が可能な水質に変化
することになる。
【0016】次に第2実施例の装置では、閉鎖水域の底
部の水を有底容器5に注ぐ際に、水を縦樋の頚部11と
衝突させて無数の気泡を作り、該気泡を数多く含有する
水としている。
【0017】やがて、気泡の一部は水に溶解し、有底容
器5からオーバーフローさせることにより閉鎖水域に排
出されるので閉鎖水域の酸素含有量が多くなり、栄養塩
類の減少と共に好気性菌の活動を促す。その結果、閉鎖
水域中の微生物や珪藻類の発生を促し、水の自然浄化作
用を促進させている。
【0018】
【効果】以上述べたように本発明にかかる方法及び装置
は、従来のものと異なり浮遊有底容器に自然石又はゼオ
ライト等の多孔質の素材またはポリウレタン、ポリエチ
レン等の水不溶性の素材を底部から上部に向けて粒径が
次第に小さくなるように構成した栽培床を設けると共に
該栽培床に栄養塩類を消費する植物や微生物等を植え付
け又は付着しているので、栄養塩類を消費しながら水域
の浄化を促しているので、水の浄化を早く行うことがで
きる。また栽培床に植え付けした水性植物は、連続的に
栄養塩類の供給を受けているので、その成長が早く水耕
栽培にも適する。さらに縦樋を設けて空気と共に閉鎖水
域の底部の水を供給する構成からなる装置及び方法で
は、栽培床下方の水の酸素含有量が増加するために、栄
養塩類の減少と共に好気性菌の活動を促す。その結果、
閉鎖水域中の微生物や珪藻類の発生を促し、水の自然浄
化作用を促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1にかかる装置の概略断面図
である。
【図2】 本発明の実施例2にかかる装置の概略断面図
である。
【図3】 栽培床の構造を多段回にわたり透視した部分
平面図である。
【図4】 栽培床の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプピット 2a,2b ホース又はパイプ 3 ストレーナー 4 ポンプ 5a フロート 6 栽培床 7 仕切り板 8 ポンプ室 9 栽培室 10 縦樋 11 頚部 12 ワイヤーメッシュ 13 プラスチックネット 14 栽培層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池本 勇 鳥取県倉吉市瀬崎町2736番地 石田工業 株式会社内 (72)発明者 大橋 俊彦 鳥取県倉吉市瀬崎町2736番地 石田工業 株式会社内 (72)発明者 田中 淑郎 東京都千代田区神田駿河台三丁目1番地 2 日立化成テクノプラント株式会社内 (72)発明者 高橋 一人 東京都千代田区神田駿河台三丁目1番地 2 日立化成テクノプラント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−61698(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖水域に浮遊させた栽培床を有する有
    底容器と該容器の栽培床に植えつけ又は付着させた水性
    植物、プランクトン若しくは微生物において、閉鎖水域
    の底部の水を自然石又はゼオライト等の多孔質の素材ま
    たはポリウレタン、ポリエチレン等の水不溶性の素材を
    底部から上部に向けて粒径が次第に小さくなるように構
    成した栽培床の下方に供給し、該供給した水に含まれる
    栄養塩を栽培床に植えつけた水性植物、プランクトン若
    しくは微生物により利用させ、利用後の水を容器からオ
    ーバーフローさせて閉鎖水域に戻すという水の循環を連
    続的に行うようにした閉鎖性水域における栄養塩類利用
    方法。
  2. 【請求項2】 閉鎖水域に浮遊させた栽培床を有する有
    底容器と、該容器の栽培床に植えつけ又は付着させた水
    性植物、プランクトン若しくは微生物と、該有底容器に
    該容器の底部と連通する縦樋を設けたものからなり、
    鎖水域の底部の水をポンプでくみ上げると共に該くみあ
    げた水を縦樋の上部から栽培床の下方に供給し、該供給
    した水に含まれる栄養塩を栽培床に植えつけた水性植
    物、プランクトン若しくは微生物により利用させ、利用
    後の水を容器からオーバーフローさせて閉鎖水域に戻す
    という水の循環を連続的に行うようにした閉鎖性水域に
    おける栄養塩類利用方法。
  3. 【請求項3】 閉鎖水域に浮遊する有底容器と、該容器
    の上部において容器全面を覆うように装着された栽培床
    と、前記栽培床上に植え付けられた水性植物又は付着さ
    れた微生物と、前記閉鎖水域の底部から栄養塩類を含む
    水を有底容器の底部に供給するホース及びポンプとから
    なり、前記栽培床が自然石又はゼオライト等の多孔質の
    素材またはポリウレタン、ポリエチレン等の水不溶性の
    素材を底部から上部に向けて粒径が次第に小さくなるよ
    うに構成し、前記容器上部に設けた栽培床を通過した水
    を容器からオーバーフローさせ閉鎖水域に戻すように構
    成したことを特徴とする閉鎖性水域における栄養塩類利
    用装置。
  4. 【請求項4】 閉鎖水域に浮遊する有底容器と、該容器
    の上部において容器全面を覆うように装着された栽培床
    と、前記栽培床上に植え付けられた水性植物又は付着さ
    れた微生物と、前記閉鎖水域の底部から栄養塩類を含む
    水を有底容器の底部に供給するホース及びポンプと、前
    記有底容器に設けた該容器の底部 と連通する縦樋とから
    なり、ポンプ及びホースを介して排出される水を前記縦
    樋の上部から空気と共に供給し、前記容器上部に設けた
    栽培床を通過した水を容器からオーバーフローさせ閉鎖
    水域に戻すように構成したことを特徴とする閉鎖性水域
    における栄養塩類利用装置。
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