JPH046283Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH046283Y2
JPH046283Y2 JP14289585U JP14289585U JPH046283Y2 JP H046283 Y2 JPH046283 Y2 JP H046283Y2 JP 14289585 U JP14289585 U JP 14289585U JP 14289585 U JP14289585 U JP 14289585U JP H046283 Y2 JPH046283 Y2 JP H046283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
switch
call
key
phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14289585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6251841U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14289585U priority Critical patent/JPH046283Y2/ja
Publication of JPS6251841U publication Critical patent/JPS6251841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH046283Y2 publication Critical patent/JPH046283Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電話機とラジオ等の他の電子装置と
を1つの操作盤(リモートコントロール盤)で作
動制御する自動車電話機に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、自動車電話機のハンドセツト(送受器)
は例えば、前席中央のコンソールボツクスに収納
されており、搭乗者はこれを取出して相手局との
交信を行つている。しかるに、運転者が自動車の
運転中にハンドセツトにより相手局と交信する場
合、自動車の運転と電話機の操作とを同時に行う
と安全運転上問題があり、運転者がハンドセツト
を取り上げずに電話機を操作できることが望まし
い。そこでハンドセツトに代えて運転席の前方の
計器盤等にスピーカとマイクロホンとを取付け、
相手局の選局、呼出し、終話には運転席の近傍に
設けたリモートコントロール盤のスイツチ群を操
作して行うものが提案されている。
一方、自動車にはカセツトテープデツキ、ラジ
オ等のオーデイオ装置、区間距離や燃費を電子的
にデイジタル表示する走行情報装置等を装備して
おり、これらの装置を運転者が運転中に操作する
場合にも運転席の近傍に設けたリモートコントロ
ール装置により操作することが望ましい。
リモートコントロール盤に上述の自動車電話機
に加え、オーデイオ装置、走行情報装置等の他の
電子装置の作動制御に必要なスイツチを設けると
その数が多数になるため、電話機の作動制御用ス
イツチと他の電子装置の作動制御用スイツチとを
共用にして切換スイツチにより電話機及び他の電
子装置のいずれか一方の作動制御モードを切換選
択するようにしてリモートコントロール盤の限ら
れたスペースを有効利用することが要請される。
しかるに、リモートコントロール盤のスイツチ
群を電話機と他の電子装置とで共用した場合、電
話機の終話時に本来終話スイツチを操作して電話
機を終話させた後に、即ち回線を遮断させた後に
切換スイツチでオーデイオ装置等の他の電子装置
の作動制御に切換えるべきところ、終話スイツチ
の操作を失念して切換スイツチを操作してしまう
と電話機は終話されないことになり不都合が生じ
る。
本考案はかかる問題を解決するためになされた
もので、終話スイツチの操作を失念した場合にも
不都合が生じないようにした自動車電話機を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案に依れば、
電話機及び電話機以外の他の電子装置のいずれか
一方の作動制御モードに切換選択する第1のスイ
ツチと、該第1のスイツチが電話機の作動制御モ
ードに切換えられているとき電話機の終話スイツ
チとして機能する第2のスイツチとを有し、前記
第1のスイツチにより選択された作動制御モード
に従つて電話機及び電話機以外の他の電子装置の
いずれか一方を作動制御する操作制御回路を備え
た自動車電話機において、前記操作制御回路は、
終話時に前記第2のスイツチを操作したとき、及
び該第2のスイツチを操作せずに前記第1のスイ
ツチを前記他の電子装置の作動制御モードに切換
えたとき、終話指令信号を出力して電話機を強制
的に終話させる終話信号発生手段を備えてなるこ
とを特徴とする自動車電話機が提供される。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
先ず、第1図乃至第5図により自動車電話機の
構成を説明する。符号10は従来公知のハンドセ
ツト電話機でハンドセツト(H/S)11により
送受話を行うものであり、この電話機10は例え
ば後席12中央部に設けられたアームレスト13
内に収納されている。(第4図)。この電話機10
はハンドフリーアダプタ(以下単に「アダプタ」
という)15の切換スイツチ16を介してトラン
クルーム等に格納されている無線機18に接続さ
れている。電話機10は無線機18のアンテナ1
8aを介して地上加入局又は他の自動車電話加入
局と交信を行う。
アダプタ15は詳細は後述する通り、ハンドセ
ツト電話機10からスピーカ20及びマイクロホ
ン22から成るハンドフリー電話機に切換制御等
の機能を有し、中央演算処理装置(CPU)24、
H/F基板26、ハンドルリモコンIC28、音
声合成IC30から構成される。前記スピーカ2
0は前席中央に設けられたコンソールボツクス4
0の前部内壁に取付けられており(第2図及び第
3図)、増幅回路、側音防止回路等からなるH/
F基板26の出力端子26aに電気的に接続され
ている。マイクロホン22は運転席前方のインス
トルメントパネル41に、ステアリングホイール
32を中心としてその両側に運転席に向けて2本
突設しており(第2図)、前記H/F基板26の
入力端子26bに電気的に接続している。H/F
基板26の端子26Cは前記切換スイツチ16に
接続されている。
ステアリングホイール32の支持部(スポー
ク)にはハンドルリモコン(操作制御回路の操作
盤部)33が取り付けられており、ハンドルリモ
コン33は途中で図示しないステアリングコラム
下端部近傍に取り付けた電気・光変換器と、前記
ハンドルリモコンIC28の入力側に電気的に接
続された光・電気変換器(光センサ)34とによ
り公知の方法で光接続されてハンドルリモコン
IC28に接続される。そして、ハンドルリモコ
ン33の後述するスイツチ群(第6図)の操作に
より発生する各種指令信号はこの光センサ34等
を介してハンドルリモコンIC28に供給される。
ハンドルリモコンIC28の出力側にはセンタコ
ンソール42に取り付けられた電子同調ラジオ3
6が接続している。このラジオ36のスピーカ3
6aは前席前方のダツシユボードの両側端部に2
個取り付けられている。ハンドルリモコンIC2
8には前述の各種指令信号のコード変換回路、ハ
ンドルリモコン33とラジオ36を直結させる切
換回路等が含まれる。
符号38はオーバヘツドコンソール43に取付
けた表示装置であり、ダイアルロツクを表示する
ダイアルロツクランプ38a、移動局である自動
車が地上局との交信不能となる電波到達圏外に移
動したとき点灯する圏外表示ランプ38b、ダイ
ヤル先の相手局を識別するための7セグメント形
液晶表示板38cで構成され、表示装置38はバ
スケーブル19aを介してCPU24と接続して
いる。さらに、CPU24は前述のハンドルリモ
コンIC28、音声合成IC30、H/F基板26
び無線機18と夫々バスケーブル19b,19
c,19d、及び19eを介して接続されてい
る。尚、前記表示装置38はオーバーヘツドコン
ソールに代えて前窓中央上部やインストルメント
パネル41に取り付けてもよい。
第6図は前記ハンドルリモコン33のスイツチ
群を示し、これらのスイツチは押しボタン型のス
イツチから成り以下これを「キー」という。
先ず、「AUDIO/PHONE」キー(第1のスイ
ツチ)50はハンドルリモコン33のスイツチ群
をラジオ36及び電話機のいずれの作動制御に使
用するか切換選択するもので、キー50を押圧す
るごとに交互に作動制御モードが切換わる。電話
機の制御モード(PHONEモード)に切換えられ
たときには前記表示装置38の液晶表示板38c
が点灯するので、選択されたモードは液晶表示板
38cの点灯の有無でこれを確認することが出来
る。尚、キー50がラジオ制御モード(AUDIO
モード)に切換えられたとき、CPU24はハン
ドルリモコンIC28の切換回路を切換えてハン
ドルリモコン33からの指令信号がラジオ36に
直接供給されるようにハンドルリモコンIC28
の切換回路を切換え、これによりラジオ制御
(AUDIO制御)が実行される。
「POWER」キー51は前記「AUDIO/
PHONE」キー50がAUDIOモードに切換られ
ているとき、ラジオ36の電源オン・オフスイツ
チとして機能する。尚、電話機側の電源はハンド
セツト11に設けられたオン・オフスイツチ(図
示せず)によりオン・オフされるが通常は常時オ
ン状態に保持されている。
「VOL+/UP」キー52は1回押圧する毎に
AUDIOモードの場合にはラジオの音量を所定量
宛増大させるスイツチとして機能し、PHONEモ
ードの場合には呼出相手局の短縮ダイヤルを1宛
インクリメントする切換スイツチとして機能す
る。呼出相手局の短縮ダイヤルは表示装置38の
液晶表示板38cに表示される。
「VOL−/DOWN」キー53はキー52とは
逆にAUDIOモードの場合には音量を所定量宛減
少させるスイツチとして、PHONEモードの場合
には呼出相手局の短縮ダイヤルを1宛デクリメン
トする切換スイツチとして夫々機能する。尚、表
示板38cが数字8を表示している場合、この表
示を1だけインクリメントすると表示は0にもど
される。又、数字0を表示している場合、この表
示を1だけデクリメントすると表示は数字8にな
る。
「CHANGE/CALL」キー54はAUDIOモ
ードの場合にはラジオ36のチヤンネル切換スイ
ツチとして機能し、1回押圧するごとに他の局に
切換わる。PHONEモードの場合には上述の
「VOL+/UP」キー52及び「VOL−/
DOWN」キー53で選局した呼出相手局の短縮
ダイヤル番号で相手局を呼び出す指令信号を発生
させる機能を有し、この指令信号がCPU24に
供給させるとCPU24は無線機18に所定の信
号を発生させ、交換局を経て相手局を呼出すこと
になる。
「AUTO M/CHECK」キー55はAUDIOモ
ードの場合にはオートメモリスイツチとして機能
し、PHONEモードの場合には「VOL+/UP」
キー52及び「VOL−/DOWN」キー53によ
り選択した相手局の短縮ダイヤル番号に対応して
記憶されている電話番号を音声により報知させる
ための指令信号を発生させる機能を有し、この指
令信号がCPU24に供給させるとCPU24は選
局された短縮ダイヤル番号に対応して記憶されて
いる呼出相手局の電話番号をCPU24の記憶装
置から読出し、読出した番号に対応した音声合成
信号を音声合成IC30から読出し、これをH/
F基板26に供給するとスピーカ20は選択した
短縮ダイヤル番号に対応して記憶されている電話
番号を合成音声により出力する。これにより選択
した短縮ダイヤル番号が呼び出しを希望する相手
局の正しい電話番号に対応するか否かを確かめる
ことができる。
「FM・AM/END」キー(第2のスイツチ)
56はAUDIOモードの場合にはラジオのAM
局・FM局切換スイツチとして機能し、PHONE
モードでは終話スイツチとして機能し、通話中に
このキー56を押圧すると電話機を終話(END)
状態にさせることが出来る。
尚、ハンドセツト(H/S)11による通話
(ハンドセツト通話)中にハンドフリー(H/F)
電話機による通話(ハンドフリー通話)に切換え
たい場合には「AUDIO/PHONE」キー50に
よりPHONEモードに切換え、CALLキー54を
押圧(オン)し、ハンドセツト11が電話機10
のフツクスイツチを押下げるとハンドフリー通話
に切換えられる。即ち、CPU24は線路17を
介して切換スイツチ16のリレーコイルを付勢
し、無線機18をH/F基板26を介してスピー
カ20及びマイクロホン22に接続する。又、逆
にハンドフリー通話中にハンドセツト11が取り
上げられるとハンドセツト通話に切換られる。
次に、ハンドルリモコン33からの指令信号を
受けてCPU24内で実行されるハンドフリー電
話機の制御手順を第7図乃至第11図のフローチ
ヤートを参照して説明する。
先ず、ハンドフリー電話機から発呼する場合に
ついて説明すれば、ステツプ101において、第
6図のPHONEキー50によりPHONEモードに
切換えられたか否かを判別する。この判別結果が
否定(No)の場合にはステツプ102に進み、
ラジオ38の制御(AUDIO制御)が実行され
る。電子同調ラジオの音量や選局等の制御方法は
公知であるので、AUDIO制御の詳しい説明は省
略する。AUDIO制御が実行されると再びステツ
プ101が実行される。従つて、PHONEキー5
0によりPHONEモードに切換えられる迄はステ
ツプ102が繰返し実行されることになる。
PHONEキー50によりPHONEモードに切換え
られると、PHONEモード信号がCPU24に供
給され、CPU24はPHONEモードに切換えら
れたことを識別し、これを記憶する(ステツプ1
05)。
次いで、エントリポイントBを経由して第8図
のステツプ120に進みAUDIOキー50により
AUDIOモードに切換えられたか否かを判別す
る。AUDIOモードに切換えられる前にUPキー
52又はDOWNキー53が押圧(オン)される
とステツプ121に進む。ステツプ121では
UPキー52及びDOWNキー53により呼出相手
局の短縮ダイヤル番号の選択が行われる。そし
て、再びAUDIOキー50によりAUDIOモード
に切換えられたか否かを判別し、AUDIOモード
に切換えられる前にCHECKキー55が押圧(オ
ン)されるとステツプ124に進む。ステツプ1
24では前述した方法によりダイヤル番号の確認
を行う。即ち、ステツプ121で選択された短縮
ダイヤル番号に対応して記憶されている電話番号
をスピーカ20から合成された音声により報知さ
せる。尚、CHECKキー55をオンにして電話番
号を確認するか否かは電話機使用者の恣意による
ので電話番号の確認が不要の場合にはステツプ1
22及び124をスキツプしてステツプ125に
進み、このステツプにおいて再びAUDIOキー5
0によりAUDIOモードに切換えられたか否かを
判別する。そして、AUDIOモードに切換えられ
る前にCALLキー54がオンにされるとステツプ
126に進み、ステツプ121で選局した短縮ダ
イヤル番号に基づく選択(呼出)信号を交換局を
介して相手局に発信する。
尚、前記各ステツプ121,124及び126
を実行せずにAUDIOキー50を押圧(オン)す
るといずれもエントリポイントCを経由して第7
図のステツプ106に進み、CPU24がAUDIO
モードに切換えられたことを記憶した後前記ステ
ツプ102のAUDIO制御が実行される。
第8図のステツプ126の実行により相手局を
発呼して相手局が応答するまで待機することにな
るが(ステツプ130乃至133)、相手局が送
受器を取り上げて応答するとエントリポイントD
を経由して第9図のステツプ140に進み、ハン
ドフリー(H/F)通話が開始される。一方、相
手局が応答しない場合ステツプ132及び133
の各ステツプでENDキー56及びAUDIOキー5
0が押圧(オン)されたか否かを夫々判別し
ENDキー56が押圧(オン)された場合(ステ
ツプ132の判別結果が肯定(Yes)の場合)、
CPU24は電話機を終話状態(オフ)にし、即
ち、電話機と回線の接続を断ち(ステツプ13
5)、前記エントリポイントBに戻る。ENDキー
56が押圧されずに(ステツプ132の判別結果
が否定(No))、AUDIOキー50がオンにされる
と(ステツプ133の判別結果が肯定(Yes)の
場合)、CPU24は斯かる場合にも電話機を終話
したものと見做し、エントリポイントEを経由し
てステツプ134に進み、ステツプ134で電話
機をオフにした後エントリポイントCを経由して
前記ステツプ106に進む。
次に、第9図のステツプ140においてハンド
フリー通話が開始されると、自局及び相手局いず
れもが電話機を切ることなく(ステツプ141及
び142の判別結果がいずれも否定(No)の場
合)、且つ、ハンドセツト11が取り上げられ電
話機10のフツクスイツチがオンにならない限り
(ステツプ143の判別結果が否定(No))エン
トリポイントFを経由してステツプ140乃至1
43が繰返実行される。
自局側で電話機を切る場合(ステツプ141の
判別結果が肯定(Yes)の場合)、ステツプ14
6及び148の各ステツプでENDキー56及び
AUDIOキー50が押圧(オン)されたか否かを
夫々判別し、いずれのキーもオンされない場合に
はエントリポイントFを経由してステツプ140
に戻るが、ENDキー56がオンされると(ステ
ツプ146の判別結果が肯定(Yes)の場合)電
話機をオフにし(ステツプ147)、エントリポ
イントBを経由して前記ステツプBに戻り、
ENDキー56がオンにされずに(ステツプ14
6の判別結果が否定(No))、AUDIOキー50が
オンにされると(ステツプ148の判別結果が肯
定(Yes)の場合)、CPU24は電話機が終話さ
れたものと見做してエントリポイントBを経由し
て前記ステツプ134を実行、即ち電話機をオフ
にする。
ハンドフリー通話中に相手局が電話を切つた場
合には(ステツプ142の判別結果が肯定
(Yes)の場合)、電話機と回線の接続が断たれ電
話機は終話状態となるがCPU24はH/F基板
26を介してスピーカ20に話中音を吹鳴させる
(ステツプ150)。そして、ENDキー56及び
AUDIOキー50のいずれかが押圧(オン)され
た否かを判別し(ステツプ151及び152)、
いずれのキーもオンされない場合には引続きステ
ツプ150を実行してスピーカ20に話中音の吹
鳴させる。しかし、ENDキー56がオンされる
と(ステツプ151の判別結果が肯定(Yes))、。
話中音の吹鳴を停止してエントリポイントBを経
由して前記ステツプ120に戻り、ENDキー5
6がオンにされずに(ステツプ151の判別結果
が否定(No))、AUDIOキー50がオンにされる
と(ステツプ152の判別結果が肯定(Yes)の
場合)、エントリポイントCを経由して第7図の
ステツプ106に進む。
ハンドフリー通話中にハンドセツト11が取り
上げられると(ステツプ143の判別結果が肯定
(Yes)の場合)、電話機10のフツクスイツチが
オンになり、CPU24は切換スイツチ16をハ
ンドセツト側に切換えてハンドフリー側をオフ、
即ちハンドフリー通話を禁止し(ステツプ15
5)、エントリポイントGを経由して第10図の
ステツプ160に進み、ハンドセツト(H/S)
通話を開始させる。
ハンドセツト通話が開始されると、自局及び相
手局のいずれもが電話機を切ることなく(ステツ
プ161及び162の判別結果がいずれも否定
(NO)の場合)、且つ、ハンドフリー通話への切
換操作が行われなければ(ステツプ163の判別
結果が否定(No)の場合)、ステツプ160乃至
163が繰返し実行され、ハンドセツト通話が保
持される。
自局側で電話機を切る場合(ステツプ162の
判別結果が肯定(Yes)の場合)、又は、相手局
で電話機を切る場合(ステツプ162の判別結果
が肯定(Yes)の場合)、ステツプ168に進み、
ハンドセツト11を電話機10に置いてフツクス
イツチをオフにし、次いで、CPU24は
AUDIO/PHONEキー50がPHONEモードに
切換られているか否かを判別する(ステツプ16
9)。この答が肯定(Yes)の場合にはエントリ
ポイントBを経由して第8図のステツプ120に
進み、否定(No)の場合にはエントリポイント
Aを経由して第7図のステツプ101に進む。
ハンドセツト通話中にハンドフリー通話に切換
えたい場合には(ステツプ163の判別結果が肯
定(Yes)の場合)、ステツプ164に進み、
CPU24はAUDIO/PHONEキー50が
PHONEモードに切換えられているか否かを判別
する。そして、この判別結果が否定(No)の場
合にはPHONEキー50がオンにされる迄待機し
(ステツプ165の判別結果が否定(No))、かか
る場合、ステツプ160乃至165を繰返し実行
する。PHONEキー50がオンにされると(ステ
ツプ165の判別結果が肯定(Yes)の場合)、
CPU24はステツプ166においてPHONEモ
ードに切換えられたことを記憶し再びステツプ1
60乃至164を実行する。ステツプ164では
PHONEキー50がPHONEモードに切換えられ
た結果、その判別結果が肯定(Yes)になり、ス
テツプ170に進む。ステツプ170ではCALL
キー54が押圧(オン)されたか否かを判別し、
CALLキー54がオンにされなければオンにされ
る迄待機し、ステツプ160乃至164及び17
0を繰返し実行する。る。CALLキー54がオン
になれば(ステツプ170の判別結果が肯定
(Yes)の場合)、ステツプ172に進み、ハンド
セツト(H/S)11が電話機10に置かれてフ
ツクスイツチがオフにされたか否かを判別する。
この答が否定(No)の場合にはハンドセツト通
話が保持され(ステツプ173)、ハンドセツト
11の電話機10のフツクスイツチがオフになる
迄ステツプ172及び173が繰返し実行され
る。ハンドセツト11が置かれると(ステツプ1
72の判別結果が肯定(Yes)の場合)、エント
リポイントFを経由して第9図のステツプ140
に進み、前述のハンドフリー通話が開始される。
即ち、ハンドセツト通話中にハンドフリー通話に
切換えたい場合にはハンドルリモコン33の
AUDIO/PHONEキー50がPHONEモードに
切換えられ、且つ、CALLキー54がオンにさ
れ、しかもハンドセツト11の電話機10のフツ
クスイツチがオフにされて初めてハンドフリー通
話が可能になる。
次に、他局からの呼出し信号が着信した場合、
CPU24はH/F基板26を介してスピーカ2
0に呼出音を吹鳴させる(第11図のステツプ1
75)。ハンドセツト電話機10は後席12中央
のアームレスト13中に格納されており、他局か
らの着呼をハンドセツト11の電話機10により
これを行つた場合にはアームレスト13を引き起
こしてこれを後席12のシートバツク内に埋め込
むと呼出し音がアームレスト13内に籠り搭乗者
にはこの呼出し音が聞き取り難いため、スピーカ
20により呼出し音を吹鳴させるのである。
他局からの着呼に応答してこれをハンドフリー
(H/F)電話機で受けるか否かを判別する(ス
テツプ176)。ハンドフリー電話機で受けない
場合(ステツプ176の判別結果が否定(No)
の場合)、ステツプ184に進み、ハンドセツト
11を取り上げてフツクスイツチをオンにし、エ
ントリポイントGを経由して第10図のステツプ
160に進み、前述のハンドセツト(H/S)通
話を開始する。
一方、ハンドフリー電話機で他局からの着呼に
応答する場合には(ステツプ176の判別結果が
肯定(Yes)の場合には)、CPU24はAUDIO/
PHONEキー50がPHONEモードに切換えられ
ているか否かを判別する(ステツプ177)。そ
して、この判別結果が否定(No)の場合には
PHONEキー50がオンにされる迄待機し(ステ
ツプ178の判別結果が否定(No))、かかる場
合、ステツプ176乃至178を繰返し実行す
る。PHONEキー50がオンにされると(ステツ
プ178の判別結果が肯定(Yes)の場合)、
CPU24はステツプ179においてPHONEモ
ードに切換えられたことを記憶し、再びステツプ
176及び177を実行する。ステツプ177で
はPHONEキー50がPHONEモードに切換えら
れた結果、その判別結果が肯定(Yes)になり、
ステツプ182に進む。そして、ステツプ182
ではCALLキー54が押圧(オン)されたか否か
を判別し、CALLキー54がオンにされなければ
オンにされる迄待機し、ステツプ176,177
及び182を繰返し実行する。CALLキー54が
オンになれば(ステツプ182の判別結果が肯定
(Yes)の場合)、エントリポイントFを経由して
第9図のステツプ140に進み、前述のハンドフ
リー通話が開始される。このように他局からの着
呼をハンドフリー電話機で応答する場合には
AUDIO/PHONEキー50がPHONEモードで
あり、且つ、CALLキー54がオンになればハン
ドフリー通話が可能になる。
尚、上述の実施例では操作盤としてステアリン
クホイールのスポークに取付けたハンドルリモコ
ンについて説明したが操作盤はこれに限定され
ず、インストルメントパネルやセンターコンソー
ルに取付けられたものであつてもよい。
又、ハンドルリモコンのスイツチ群は自動車電
話機の作動制御用スイツチと他の電子装置として
の電子同調ラジオのそれとを共用にしたが、他の
電子装置としては電子同調ラジオに限定されず、
これに代えて、又はこれと共にカセツトテープデ
ツキや走行情報装置であつてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案の自動車電話機に依
れば、電話機及び電話機以外の他の電子装置のい
ずれか一方の作動制御モードに切換選択する第1
のスイツチと、該第1のスイツチが電話機の作動
制御モードに切換えられているとき電話機の終話
スイツチとして機能する第2のスイツチとを有す
る操作制御回路を備え、該操作制御回路は終話時
に前記第2のスイツチを操作せずに前記第1のス
イツチを前記他の電子装置の作動制御モードに切
換えたとき、電話機を強制的に終話させるように
構成されるので終話時に終話スイツチの操作を失
念しても電話機を終話させることができ、然から
ざる場合には電話機を終話させることができない
という不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車電話機の構成の一
例を示すブロツク図、第2図は車室内前部ダツシ
ユボード近傍のレイアウト図、第3図はセンタコ
ンソールの斜視図、第4図はアームレストの一部
透視を含む後席の斜視図、第5図は第2図のオー
バヘツトコンソールに取付けられた表示装置の拡
大正面図、第6図は第2図のステアリングホイー
ルの支持部に設けられたハンドルリモコンのスイ
ツチ群のレイアウト図、第7図乃至第11図は自
動車電話機の作動制御手順を説明するためのフロ
ーチヤート第12図は、本考案の自動車電話機の
ハンドフリーアダプタ15により実現される機能
を説明するための機能ブロツクである。 10……ハンドセツト電話機、11……ハンド
セツト、15……ハンドフリーアダプタ、18…
…無線機、20……スピーカ、22……マイクロ
ホン、24……中央演算処理装置(CPU)、26
……ハンドフリー(H/F)基板、28……ハン
ドルリモコンIC、30……音声合成IC、33…
…ハンドルリモコン、36……電子同調ラジオ、
38……表示装置、50……AUDIO/PHONE
キー(第1のスイツチ)、56……ENDキー(第
2のスイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話機及び電話機以外の他の電子装置のいずれ
    か一方の作動制御モードに切換選択する第1のス
    イツチと、該第1のスイツチが電話機の作動制御
    モードに切換えられているとき電話機の終話スイ
    ツチとして機能する第2のスイツチとを有し、前
    記第1のスイツチにより選択された作動制御モー
    ドに従つて電話機及び電話機以外の他の電子装置
    のいずれか一方を作動制御する操作制御回路を備
    えた自動車電話機において、前記操作制御回路
    は、終話時に前記第2のスイツチを操作したと
    き、及び該第2のスイツチを操作せずに前記第1
    のスイツチを前記他の電子装置の作動制御モード
    に切換えたとき、終話指令信号を出力して電話機
    を強制的に終話させる終話信号発生手段を備えて
    なることを特徴とする自動車電話機。
JP14289585U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH046283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14289585U JPH046283Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14289585U JPH046283Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6251841U JPS6251841U (ja) 1987-03-31
JPH046283Y2 true JPH046283Y2 (ja) 1992-02-20

Family

ID=31052063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14289585U Expired JPH046283Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH046283Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6251841U (ja) 1987-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4365001B2 (ja) 自動車の通信システム
US7257427B2 (en) System and method for managing mobile communications
JPH046283Y2 (ja)
JPH0419876Y2 (ja)
JP3644173B2 (ja) 車載用電話装置および車載アダプタならびに携帯電話機
JPH0419875Y2 (ja)
JPH0413872Y2 (ja)
JP3156304B2 (ja) 電話装置
JPH1159283A (ja) 車載ハンズフリー装置
JP4781550B2 (ja) 車両の無線通話システム及びハンズフリー装置
JPH10303806A (ja) ハンズフリー装置
JPH03243027A (ja) 車載端末装置
JPH10190816A (ja) 車載用ハンズフリーユニット
JPH0513855U (ja) 自動車用ハンドフリー通話装置
JP3674487B2 (ja) ハンズフリー装置
JP2577817Y2 (ja) 車載通信装置
JPH10315876A (ja) ハンズフリー装置及びその制御方法
JPH0193952A (ja) 自動車電話
KR200253130Y1 (ko) 자동차용 핸즈 프리
KR100432916B1 (ko) 자동차용 핸즈 프리
JPH0621880A (ja) 通信装置
KR19980035916U (ko) 핸드폰을 이용한 차량용 원격 통화 장치
JPH0468949A (ja) 車載電話システム
JP2001016323A (ja) 車載用携帯電話システムおよび車載用携帯電話機操作方法
JPH04335743A (ja) 自動車電話装置