JPH0462739A - 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法 - Google Patents

外球バルブ内面の粉体被膜形成方法

Info

Publication number
JPH0462739A
JPH0462739A JP17223190A JP17223190A JPH0462739A JP H0462739 A JPH0462739 A JP H0462739A JP 17223190 A JP17223190 A JP 17223190A JP 17223190 A JP17223190 A JP 17223190A JP H0462739 A JPH0462739 A JP H0462739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application liquid
powder coating
bulb
coating
warm air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17223190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hibashi
賢治 日橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP17223190A priority Critical patent/JPH0462739A/ja
Publication of JPH0462739A publication Critical patent/JPH0462739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉体被膜形成方法に係り、特に蛍光高圧水銀ラ
ンプ、メタルハライドランプなどの外球バルブの内面に
蛍光体等の粉体の被膜を形成する粉体被膜形成方法に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、蛍光高圧水銀ランプなどの外球バルブの内面に
蛍光体等の粉体の被膜を形成する粉体被膜形成方法は知
られている。
この種の粉体被膜形成方法は、第3図に示すように、塗
液タンク11内に、蛍光体等の粉体と溶剤と粘着剤とか
らなる塗布液を貯留しておき、この塗布液に圧力をかけ
て、開閉弁12、ノズル13を通して外球バルブ15の
内面に塗布液を噴射して、その後に、外球バルブ15の
内面を温風等により乾燥して粉体被膜を形成するように
している。上記の溶剤及び粘着剤には酢酸ブチル・ニト
ロセルローズまたはキシレン−エチルセルローズ等が用
いられている。
ところで、この方法によれば、溶剤に有機溶剤を用いて
いるので、良好な粉体被膜を形成することができるとい
う利点がある。しかしながら、有機溶剤には、引火性が
強いこと、人体に有害であること、価格が高いこと等の
欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
これを解消するために、近年では、溶剤及び粘着剤に、
水及び水溶性高分子物質を用いてなる粉体被膜の形成方
法が提案されている。この水溶性高分子物質には、通常
、ポリエチレンオキサイドが用いられている。ポリエチ
レンオキサイドは、水への溶解性に優れ、比較的少量で
も充分な粘度を確保することができるだけでなく、ポリ
エチレンオキサイドに(九、燃焼温度が比較的低(、灰
分が少ない等の利点がある。
しかしながら、ポリエチレンオキサイドは、発泡性が高
いために、塗布液の調合時や塗布作業時などに気泡が発
生しやすく、塗布乾燥時などにも温風の包み込みによる
気泡か発生しやすく、ポリエチレンオキサイドを用いた
のでは、外球バルブの内面に良好な粉体被膜を形成しに
くいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、溶剤及び粘着剤に水及び水溶性高分子
物質を用いて、しかも外球バルブ内面に良好な粉体被膜
を形成することのできる粉体被膜形成方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、外球バルブの内
面に粉体と水と粘着剤と消泡剤とを混合してなる塗布液
を塗布し、その後に、外球バルブの内面を温風等により
乾燥することを特徴とするものである。
〔作 用〕
この発明によれば、外球バルブの内面に塗布する塗布液
には、粉体と水と粘着剤の他に、消泡剤が含まれている
ので、この消泡剤の作用により、塗布液の調合時や塗布
作業時などに発生する気泡は充分に抑えられ、また塗布
乾燥時などに温風の包み込みにより発生する気泡は充分
に抑えられるので、外球バルブの内面には、良好な粉体
被膜が形成される。
〔実施例〕
以下、本発明による外球バルブ内面の粉体被膜形成方法
の一実施例を第1図および第2図を参照して説明する。
第1図は塗布の工程を、第2図は乾燥の工程をそれぞれ
示している。即ち、第1図において、外球バルブ1の内
面には、塗液噴射ノズル2により塗液3が塗布される。
その後、外球バルブ1の内面には、第2図に示すように
、温風送風ノズル5により約50〜60℃の温風6が送
風され、これにより塗布された塗液3が乾燥して、外球
バルブ1の内面には粉体被膜7が形成される。
ここで塗布液は次のように調整される。
(第1例) Eu3+付活リ付活リンバナジンドイツトリウム蛍光0
0g、微粒子のピロリン酸カルシウム30g1純水12
00ccを混合して、短時間ボールミルを行う。その後
、分子量15X14’〜30X144のポリエチレンオ
キサイドの8%水溶液1200 cc、脂肪酸アミドを
基体とする消泡剤(明成化学工業株式会社製ホームレス
+1り40CCを加えて、充分に攪拌混合した後に、2
00メツシユの篩により篩別する。
(第2例) 酸化アルミニウム900 g、酸化チタン300g1微
粒子のピロリン酸カルシウム30g、純水3500cc
を混合して、8時間ボールミルを行う。
その後、分子量15X14’〜30X14’のポリエチ
レンオキサイドの8%水溶液3500cc1脂肪酸アミ
ドを基体とする消泡剤(明成化学工業株式会社製ホーム
レスpi)80ccを加えて、充分に攪拌混合した後に
、200メツシユの篩により篩別する。
以上は一例であるが、いずれの場合にも、本実施例によ
れば、塗布液に消泡剤が含まれているので、塗布液の調
合時や塗布作業時などに気泡は発生しなかった。また、
いずれの例の場合にも、塗布乾燥時などの温風の包み込
みによる気泡は発生しなかった。したがって、外球バル
ブの内面には良好な粉体被膜が得られた。
また、第1例の塗布液を用いて得られた外球バルブを用
いて、通常の方法で、4oow蛍光高圧水銀ランプを製
造したところ、この水銀ランプから得られた光束は、有
機溶剤を用いて得られた従来の水銀ランプとほぼ同じで
あり、充分に実用化できることが判明した。
さらに、第2例の塗布液を用いて得られた外球バルブを
用いて、通常の方法で、360W拡散膜付高圧ナトリウ
ムランプを製造したところ、このナトリウムランプから
得られた光束は、有機溶剤を用いて得られた従来のナト
リウムランプとほぼ等しであり、実用化できることが判
明した。
なお、蛍光高圧水銀ランプ及び高圧ナトリウムランプの
外球バルブについて説明したが、本発明は、他の種類の
ランプ、例えば、メタルハライドランプの外球バルブな
どにも適用できることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は、外球バルブ
の内面に粉体と水と粘着剤と消泡剤とを混合してなる塗
布液を塗布し、その後に、外球バルブの内面を温風等に
より乾燥するから、消泡剤の作用により、塗布液の調合
時や塗布作業時などに発生する気泡は充分に抑えられ、
また塗布乾燥時などに温風の包み込みにより発生する気
泡は充分に抑えられるので、外球バルブの内面に良好な
粉体被膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗布の工程を示す断面図、第2図は乾燥の工程
を示す断面図、第3図は従来の塗液塗布方法を示す側面
図である。 1・・・外球バルブ、2・・・塗液噴射ノズル、5・・
・温風送風ノズル。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  外球バルブの内面に粉体と水と粘着剤と消泡剤とを混
    合してなる塗布液を塗布し、その後に、外球バルブの内
    面を温風等により乾燥することを特徴とする外球バルブ
    内面の粉体被膜形成方法。
JP17223190A 1990-06-29 1990-06-29 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法 Pending JPH0462739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17223190A JPH0462739A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17223190A JPH0462739A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0462739A true JPH0462739A (ja) 1992-02-27

Family

ID=15938036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17223190A Pending JPH0462739A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0462739A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010121478A1 (zh) * 2009-04-24 2010-10-28 东莞宏威数码机械有限公司 胶水除泡装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010121478A1 (zh) * 2009-04-24 2010-10-28 东莞宏威数码机械有限公司 胶水除泡装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3157158B2 (ja) 湿式粉末膜形成組成物
KR100359043B1 (ko) 수분차단필름피복조성물,방법,및피복제형
EP0035780B1 (en) Coating compositions for enterosoluble solid dosage forms
Porter Controlled-release film coatings based on ethylcellulose
US4816259A (en) Process for coating gelatin capsules
KR940703886A (ko) 셀룰로오스 중합체 및 락토오스 기재 필름 코팅 조성물 및 필름 코팅(Film Coatings and Film Coating Compositions Based on Cellulosic Polymers and Lactose)
MXPA97001839A (en) Process to establish gelat products
WO1996001874A1 (en) Moisture barrier film coating composition, method, and coated form
HU187058B (en) Process for coating pharmaceutical compositions by coating material dispersed in water
WO2003072016A3 (en) Pharmaceutical compositions in particulate form
KR960703577A (ko) 비말이나 극미립자의 코팅공정(process for coating droplets or nanometric particles)
CN107459874A (zh) 一种封闭剂及其制备方法
JPH0462739A (ja) 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法
US3700479A (en) Method of providing a luminescent layer on a support
KR970704339A (ko) 서방성 살생물성 조성물의 제조 방법(method of making sustained release biocidal compositions)
JPH04196027A (ja) 外球バルブ内面の粉体被膜形成方法
CA1236024A (en) Enteric coating liquid
US4689172A (en) Process of surface treating luminescent materials
JPH0140458B2 (ja)
CN115975558B (zh) 一种用于ins膜的贴合胶及其贴合方法
JPH0238568B2 (ja) Aburaruiokuwaetenaruakyuasukoochinguho
JP2594082B2 (ja) 芳香性ゼリー化組成物
JPS5889747A (ja) 環状螢光ランプの製造方法
CN114224860A (zh) 氨基葡萄糖钙片制剂及其制备方法与应用
JPH0328466B2 (ja)