JP3157158B2 - 湿式粉末膜形成組成物 - Google Patents

湿式粉末膜形成組成物

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JP3157158B2 JP50370592A JP50370592A JP3157158B2 JP 3157158 B2 JP3157158 B2 JP 3157158B2 JP 50370592 A JP50370592 A JP 50370592A JP 50370592 A JP50370592 A JP 50370592A JP 3157158 B2 JP3157158 B2 JP 3157158B2
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 本出願は1990年12月20日に出願された出願番号630815
号に部分継続するものである。
発明の背景 本発明は錠剤等の膜被覆に使用される膜形成又は膜被
覆組成物に関連するものであり、より詳細には湿式粉末
ブレンド又は湿式粉末透明膜形成組成物形態のかかる組
成物に関するものである。
Signorinoの米国特許第3981984号は顔料が非水性溶媒
中に懸濁された食用濃縮顔料懸濁液を開示している。該
顔料懸濁液は、例えば、それらを重合体溶液と混合しタ
ブレット等を被覆するのに使用される被覆懸濁液を調合
する薬剤製造業者のもとに送られる。顔料懸濁液、重合
体溶液及びそれらから形成される被覆懸濁液はそれぞれ
非水性溶媒中に存在する。
Porter等の米国特許第4543370号は、薬剤、菓子、食
品等に使用される顔料粒子、重合体粒子、ポリエチレン
グリコール400等の重合体可塑剤、及び有益的にはジオ
クチルスルホ琥珀酸ナトリウム等の表面活性剤を含有す
る混合物からなる乾式食用膜被覆組成物を開示してい
る。特許権所有者によると、かかる膜被覆組成物は水性
又は非水性溶媒を含有する顔料懸濁液の搬送の問題を除
去し、顧客により溶媒と構成されることができる乾式食
用膜被覆組成物を提供するという長年の要求に答えるも
のであって、又、溶媒重量分だけ搬送費用を削減するこ
とができるというものである。米国特許第4543370号に
は、乾燥重合体粉末を顔料粒子と混合しその混合物を粉
砕して乾燥重合体−顔料混合物を得、次にそれを微粉混
合物に粉砕することが先行技術に於て知られていると記
載されている。しかしながら該特許に更に記載されてい
るように、この微粉重合体−顔料混合物が水中で攪拌さ
れ分散されると、重合体が凝集する為に塊(lumps)及
びフィッシュアイを形成し、その結果として出来る分散
液は均質なものでなくなる。この重合体−顔料分散液が
被覆分散液として使用されタブレット等に被覆される
と、分散液を溶媒和する為に一晩といった相当の期間放
置しない限りは、被覆は塊状であって均質なものではな
い。
米国特許第4543370号の乾式被覆組成物は造られてか
ら1時間以内で利用でき、先行技術の水性及び非水性シ
ステムに必要とされたような一晩の待ち期間を必要とし
ないと記載されている。
Heinzeの米国特許第4636261号は、粉末食用顔料粒子
及び凝集を妨げ溶液中への分散を促進する分散剤の乾燥
混合物を開示している。分散剤は1から4のカルボン酸
基を含有する有機化合物の塩又はりん酸の塩であること
ができる。
アスピリン錠剤等の被覆用透明膜被覆組成物の調製に
は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の重合体を
水に溶解又は分散し出来た重合体溶液又は分散液を錠剤
等の塗布する前に18時間程待つのがこれまでの習慣であ
った。そのような待ち時間がフィッシュアイ溶液又は分
散液をなくし、水が重合体を水に溶解又は分散する際に
形成される重合体ジェル粒子(フィッシュアイ)を貫通
又は水和することを可能にする為に必要だと考えられて
きた。予め調製又は表面処理された重合体が入手可能な
一方で、重合体を水和させ水中に溶解又は分散させる為
に該重合体に基剤を加えることが必要である。
タブレット、カプセル等の被覆に於ける色の分散能力
及び調製又はその後の短時間内でのこの目的の為の有用
性に関して、膜被覆組成物の更なる向上の必要性が残さ
れている。
発明の要約 本発明の目的の中で、タブレット、カプセル等を被覆
するのに有用な湿式粉末ブレンドの形態で生成される膜
形成組成物の提供、タブレット及びカプセルを透明被覆
するのに使用される透明膜形成組成物の提供、水の追加
による稀釈に於てタブレット、カプセル等の被覆用安定
懸濁液を形成することのできる組成物の提供、追加水及
び可塑剤との混合後短時間でタブレット、カプセル等の
被覆に使用できる組成物の提供、及びかかる膜形成組成
物の製造方法の提供、を挙げることができる。他の目的
及び特徴はこの後明らかにされ指摘されるであろう。
簡潔に言うと、本発明はタブレット、カプセル等の被
覆に使用される湿式粉末食用膜形成組成物を指向するも
のであり、該組成物は実質的に粉末顔料粒子、膜形成水
溶性又は水分散性食用重合体、及び約1から約30重量%
の水からなり、顔料粒子及び重合体をブレンドし、顔料
−重合体ブレンドに水を噴霧することにより形成され、
追加水による稀釈に於て安定懸濁液を形成することがで
きる。また該組成物は、組成物中の水の表面張力を低下
させるエチレンジアミンテトラ酢酸のアルカリ金属又は
アンモニウム塩等の分散剤を含有することが好ましい。
本発明はまた、タブレット、カプセル等の被覆に使用
される上述されたタイプの湿式粉末食用膜形成組成物の
製造方法を指向するものであり、それは(a)粉末顔料
粒子及び膜形成水溶性又は水分散性食用重合体をブレン
ドし、(b)水又は上述の分散剤の水溶液を顔料−重合
体ブレンドに噴霧し、組成物は約1から約30重量%の水
を含有している、からなる。
他の具体例に於て本発明は更にタブレット、カプセル
等の透明被覆に使用される湿式粉末食用透明膜形成組成
物を指向するものであり、それは実質的に透明膜形成水
溶性又は水分散性食用重合体及び約1から約30重量%の
水からなり、該組成物は水を重合体に噴霧することによ
り形成され、追加水による稀釈に於てフィッシュアイを
形成することなしに安定懸濁液を形成することができ
る。本発明のこの具体例の組成物はまた前述したタイプ
の分散剤を含有することが好ましく、本発明は更にこの
具体例の透明膜形成組成物の製造方法を含有する。
好ましい具体例の説明 本発明により、タブレット、カプセル等の被覆用の有
用な湿式粉末食用膜形成組成物を、粉末顔料粒子を膜形
成水溶性又は水分散性食用重合体とブレンドし、顔料−
重合体ブレンドに水を噴霧することにより配合すること
ができることが予期せず発見された。この方法で配合さ
れた場合、生じる膜形成組成物は追加水による稀釈に於
て安定懸濁液を形成する能力をまだ残す一方で約30重量
%までの水に耐える能力があることが発見された。また
本発明に従い調製され約1から約30重量%の水を含む膜
形成組成物は塊状化せず又フィッシュアイを含有せず、
追加水及び可塑剤と混合された場合にはタブレット、カ
プセル等の被覆用の滑らかで均質な被覆を提供する。任
意にしかし好ましくは、本発明の膜形成組成物はまた組
成物中の水の表面張力を低下させることにより最終被覆
懸濁液の粘性を低下させ、それにより錠剤等の向上され
た滑らかな被覆を提供する酸性塩により構成される分散
剤を含有する。
本発明による水を顔料−重合体へ噴霧することによる
追加又は使用は重合体を予め有益的に調製し、本発明の
組成物が被覆懸濁液を形成する為に水に加えられる際の
凝集又はフィッシュアイの形成を回避すると信じられ
る。つまり水を霧状にして使用することにより、水は全
ての重合体粒子に均質に分散され、顔料粒子は重合体粒
子に接着し、重合体は顔料−重合ブレンドが水中に分散
され被覆懸濁液を形成する際に重合体の水和が促進され
るように予め調製されるということである。従って、本
発明は顔料及び重合体ブレンドの有益的な調製を予め行
い、ブレンドを容易に水中に分散及び溶解させ、害のあ
る塊状化又は凝集なしに所望される被覆懸濁液を形成す
る。更に本発明を通して、直に又は30分以内に錠剤等の
被覆に使用することのできる滑らかな被覆懸濁液を調製
することが可能になる。
本発明の実施に於て、粉末顔料は最初に膜形成水溶性
又は水分散性食用重合体とブレンド又は混合される。水
又は水の表面張力を低下させる分散剤の水溶液が次に顔
料−重合体ブレンドに噴霧され、約1から約30重量%の
水を含有する膜形成組成物を生成する。本発明の組成物
の粉末顔料成分として使用するには、FDA承認の食用天
然又は人工着色剤を全て用いることができる。有用な顔
料にはFD&C及びD&C染料、FD&C及びD&Cレー
キ、二酸化チタン、鉄酸化物、タルク、アルミナ、シリ
カ及び天然着色剤が含まれるがこれに制限されるもので
はない。粉末顔料粒子は典型的にレーキ及び二酸化チタ
ン又は酸化鉄の組合せから構成されることができる。粉
末顔料粒子の粒径は重要なものではないが、本発明全体
を通して粒径が細かい程、達成される結果は良好であ
る。斯界の当業者に知られている市場で入手可能な顔料
の粒径は本発明の組成物への使用を満足させるものであ
る。
本発明に有用である為に、膜形成食用重合体成分は水
溶性又は水分散性でなければならない。このタイプの有
用な重合体には、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ポリビニルピロリドン、マルトデキストリン、ポリデキ
ストロース、化工デンプン(National Starch社の製品
“Purity Gum 59"等)及びトラガントガム、アカシアガ
ム、キサンタンガム等の天然ガムが含まれ、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースが好まれる重合体である。上
の重合体の混合物も又使用することができる。重合体が
粉末形状であることが好ましいが、重合体の特定の粒径
は本発明の実施には重要なものではない。
粉末顔料及び重合体が均質になるまでブレンドされた
後、好ましい量の水又は分散剤の水溶液が、それらが顔
料−重合体ブレンドに噴霧されるように、激しい混合と
共に加えられる。このことは、例えば、粉末顔料及び重
合体をPKブレンダー又はLittleford FM 130ブレンダー
でブレンドし、粉末顔料及び重合体が混合されているブ
レンダーチャンバーに水又は分散剤水溶液を微細噴霧に
より激しい攪拌と共に加えることにより遂行される。水
又は水溶液はゆっくりと加えられ、水の添加後生じた水
含有ブレンド又は組成物は激しく混合されることが好ま
しい。
この方法で調製された膜形成組成物は約30重量%まで
の水を含有しながら、追加水による稀釈に於て錠剤被覆
に有用な安定懸濁液を形成する能力をまだ残しているこ
とが発見された。FD&Cレーキが顔料として使用される
所ではそれらは15重量%までの水を含有することがで
き、同様に重合体成分は4から6重量%の水を含有する
ことができることは記されるべきことである。本発明の
実施を通して加えられる水は、顔料及び重合体成分に含
まれる以上の添加水であり、記されたように約1から約
30重量%の範囲に渡ることができ、約2から10重量%が
好ましい範囲であり、約5から9重量%が最も好ましい
量である。
任意のしかし非常に好ましい具体例に於て、水の表面
張力を低下させる分散剤は本発明の膜形成組成物中に組
み入れられる。分散剤は組成物中の水の表面張力を低下
させるように機能する酸性塩により構成され、この機能
を行う酸性塩の実例には、エチレンジアミンテトラ酢
酸、ニトリロトリ酢酸、クエン酸、りん酸、酒石酸、グ
リコール酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、及び安息香酸のア
ルカリ金属及びアンモニウム塩が含まれる。組成物中の
水の表面張力を低下させる機能を持つ他の酸性塩もまた
本発明の実施に於て使用することができることは理解さ
れるであろう。エチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウ
ム塩が本発明の実施に於て使用されるのに好ましい分散
剤の代表である。分散剤は一般に該酸性塩の水溶液の形
態で膜形成組成物に組み入れられ、該水溶液は前述され
たように顔料−重合体ブレンドに加えられ分散剤の顔料
−重合体ブレンドへの添加の為のビヒクルとして作用す
ると同時に組成物へ加えられるべき量の水を提供する。
その代わりに、しかしそれ程好ましくは、分散剤を顔料
−重合体ブレンドに粉末形状で加え、水を生じた3成分
のブレンドに噴霧することができる。分散剤は本発明の
膜形成組成物中の水の表面張力を低下させるだけではな
く、該組成物から調製された被覆懸濁液の粘性をも低下
させそれによってより小さい懸濁液体粒子を提供し錠剤
等用のより滑らかな被覆を提供する。本発明が膜形成組
成物への分散剤の添加なしで実施することができる一方
で、分散剤の組入れがよりよい発色及び錠剤等の質の高
い被覆を提供することが発見された。
本発明の膜形成組成物は防腐剤を使用せずとも暫くの
間は自己安定性があり、沈降又は他の分解等への傾向が
ない。更に、該組成物は通常の液体顔料分散溶液に発生
するような細菌の増殖がないと信じられている。
錠剤等の被覆に使用する被覆懸濁液を調製する為に本
発明の膜形成組成物は慣習的方法により水及び可塑剤に
加えられる。このように調製された被覆懸濁液はある種
の先行技術に要求されるような一晩といった待ち時間な
しで直に錠剤に塗布することができる。ポリエチレング
リコール400、グリセリン、プロピレングリコール、グ
リセリントリアセテート、トリエチルシトレート、トリ
ブチルシトレート、又はジエチルフタレート等の斯界に
知られている全ての可塑剤を本発明の湿式膜形成組成物
から被覆懸濁液を配合する際に使用することができる。
他の、しかしそれ程好ましくない本発明の具体例に於
て、錠剤等の被覆に有用な被覆懸濁液を形成する為に、
生じる組成物を単に水に加えることができるように可塑
剤を本発明の湿式膜形成組成物に組入れることができ
る。
本発明の湿式粉末食用膜形成組成物を調製する際に、
用いる顔料及び重合体の比率は重要ではない。一般的に
言って重合体に対する顔料の比率が高い場合に外見が平
らな品質のより低い膜が得られ、重合体に対する顔料の
比率が低いとより光沢のある膜仕上り及びより良い膜特
性が得られる。受け入れられる結果の為には重合体と顔
料の比1.5:1から3:1の間の範囲であるべきであり、顔料
成分が主にレーキにより構成される場合には約2.5:1の
比率が好まれる。
本発明の膜形成組成物に組入れられる分散剤の割合は
広範囲に変化することができるが、一般に、顔料及び重
量体成分の重量を基として0.1から5.0重量%の間、より
好ましくは0.5から2.0重量%の間で組成されることがで
きる。
別の具体例及び更に本発明に従って、タブレット、カ
プセル等を透明被覆で被覆する為の有用な湿式粉末食用
透明膜形成組成物は、膜形成水溶性又は水分散性食用透
明重合体に水を噴霧することにより配合されることがま
た予期せず発見された。この方法で配合された場合もま
た、生じる透明膜形成組成物は、追加水による稀釈に於
て安定な懸濁液を形成する能力を保つ一方でフィッシュ
アイを形成することなしに約30重量%の水に耐え得るこ
とが発見された。上述のように調製され約1から30重量
%の水を含有する該透明膜形成組成物は塊状化又はフィ
ッシュアイを含有することなく、それ故被覆組成物を製
造するのに使用される前に長い待ち時間又は重合成分を
予め調製する必要がない。追加水及び可塑剤と組み合わ
された際に、該透明膜形成組成物は錠剤、カプセル等を
透明被覆する為の滑らかな均質被覆組成物を生み出す。
可塑剤が組み入れられた場合には、最初に水が重合体に
噴霧され生じる組成物にその後可塑剤がスプレーされ
る。この本発明の具体例を通して、透明被覆されたタブ
レット、カプセル等を提供する為に直に又は30分以内に
使用することのできる滑らかな透明被覆懸濁液を調製す
ることが可能になる。本発明のこの具体例に於て、また
任意ではあるが好ましくは、透明膜形成組成物が組成物
中の水の表面張力を低下させる酸性塩により構成される
分散剤を含有する。前に列挙された分散剤の全てを本発
明のこの具体例に使用することができる。
上述されたような透明膜形成組成物を形成するに於
て、重合体への水の添加が上述された顔料−重合体ブレ
ンドの場合のように重合体を予め有益的に調製し、水の
添加時又は生じる本発明の透明膜形成組成物が水に加え
られ被覆懸濁液を形成する際に塊状化又はフィッシュア
イの形成を回避する。前述したように透明重合体に水を
添加する際に重合体粒子のグラニュール又は凝集が形成
されそれは思いがけなく溶液中に溶け込み、重合体自体
を水に加える場合に凝集化又はフィッシュアイを形成す
る傾向があるのとは対照的である。この追加具体例に従
い本発明の透明膜形成組成物を形成する際に、上に開示
された同じ膜形成水溶性又は水分散性食用重合体、分散
剤、及び可塑剤を使用することができるが、それらが顔
料成分を含有していない為に生じる組成物は透明であ
る。また、該透明膜形成組成物は水が重合体に噴霧れる
ことを保証するPKブレンダー又はLittleford FM 130ブ
レンダーを用いて調製することができる。水はまた分散
剤の水溶液によって噴霧されることもでき、後者は任意
にしかし好ましくは膜形成組成物中に組み入れられる。
実施例 以下の例は本発明の実施を例証するものである。
例1 以下の構成成分をLittleford FM 130ブレンダーに入
れた。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 43 lb 二酸化チタン 26 lb FD&C Yellow 6 Low dyeレーキ 1 lb 構成成分を2分間ブレンドし顔料−重合体ブレンドを
形成した。10%のクエン酸ナトリウム水溶液3.5lbを撹
拌しながら約2.5分間顔料−重合体ブレンドにスプレー
し、クエン酸ナトリウム溶液の添加終了後1分間混合し
た。これはクエン酸ナトリウム溶液の顔料−重合体ブレ
ンドへの噴霧を遂行した。ダストのない易流動性粉末膜
形成組成物が生成された。
例2 以下の構成成分をLittleford W−10ミキサーに入れ
た。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1.36 kg 二酸化チタン 0.35 kg FD&C Yellow 5 High dyeレーキ 0.20 kg FD&C Yellow 6 High dyeレーキ 0.03 kg 構成成分を3分間混合し顔料−重合体ブレンドを形成
した。次に10%のエチレンジアミンテトラ酢酸のテトラ
ナトリウム塩水溶液60グラムを1分間顔料−重合体ブレ
ンドにスプレーし、混合は10%溶液の添加終了後1分間
続けた。ダストのない易流動性粉末が生成された。
例3 以下の構成成分をPKブレンダーModel LBC−2Pに入れ
た。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 400 g 二酸化チタン 100 g FD&C Yellow 6 High dyeレーキ 100 g 構成成分を4分間混合し顔料−重合体ブレンドを形成
した。次に水60グラムを2分間顔料−重合体ブレンドに
スプレーし、混合は水の添加終了後1分間続けた。ダス
トのない易流動性粉末が生成された。
例4 水の代わりに10%のエチレンジアミンテトラ酢酸のテ
トラナトリウム塩水溶液60グラムを用いて例3を繰り返
した。ダストのない易流動性粉末が生成された。
例5 水の代わりに10%のクエン酸水溶液60グラムを用いて
例3を繰り返した。ダストのない易流動性粉末が生成さ
れた。
例6 水の代わりに10%の二塩基性りん酸ナトリウム(Na2H
PO4)水溶液30グラムを用いて例3を繰り返した。ダス
トのない易流動性粉末が生成された。
例7 FD&C Yellow 6 High dyeレーキの代わりにFD&C
Red 40を用いて例3を繰り返した。ダストのない易流
動性粉末が生成された。
例8 FD&C Yellow 6 High dyeレーキの代わりにFD&C
Red 40を、水の代わりに10%のエチレンジアミンテト
ラ酢酸のトリナトリウム塩水溶液30グラムを用いて例3
を繰り返した。ダストのない易流動性粉末が生成され
た。
例9 以下のようにして被覆懸濁液を調製した。水87.5グラ
ム及びポリエチレングリコール400(1.5グラム)をビー
カーに入れた。ビーカーの構成成分を激しく攪拌しなが
ら、例4で生産された粉末11グラムをビーカーに加え
た。粉末は容易に分散し形成された懸濁液は増粘され15
分間で非常に滑らかになった。
出来上がった被覆懸濁液は直に4″Wurster Columnで
錠剤に塗布され、15分間で滑らかで光沢のあるタブレッ
ト被覆が遂行された。
例10 以下の構成成分をPKブレンダーModel LBC−2Pに入れ
た。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 360 g Maltrin M−100(マルトデキストリン) 240 g 上述の重合体構成成分はブレンダーのそれぞれのシェ
ルに均等に分布されることが好ましく、ブレンダーの増
圧バーの1/2から3/4までであるべきである。ブレンダー
を密閉し乾燥ブレンドの混合をシェル及び増圧バー混合
を共に使用しながら4、5分間行った。重合体構成成分
をこのようにブレンドした後、シェル及び増圧バー両方
による混合を続け、液体供給ポンプのスイッチをいれ
た。10%のクエン酸水溶液38グラムを重合体ブレンドに
噴霧し、続いてポリエチレングリコール400(48グラ
ム)を可塑剤として加えた。クエン酸溶液及び可塑剤の
添加後、液体供給ポンプをラインをきれいにする為に1
分間運転した。液体供給ポンプ停止後、シェル及び増圧
バーで30秒混合しブレンダーを停止させた。ダストのな
い易流動性粉末が生成された。
例11 例10の組成物を被覆溶液を製造する為に用いた。水86
3.2グラムを速度可変ミキサーを装着した容器に加え
た。ミキサーを始動させ一旦うずが形成された時に例10
の組成物136.8グラムを安定し調和した方法で加えた。
溶液がより粘性になるにつれ、最良の混合の為に組成物
をうずの中心に加えながら、ミキサーの速度を増加させ
た。例10の組成物の添加が完全に終了した後、ミキサー
の速度を落とし溶液の通気を減少させた。クランプを除
去する為に容器の内側を擦ってそれを取り出し溶液の中
心に加えた。混合を30分間続け、滑らかな透明被覆溶液
を生成した。
例12 例11の透明被覆溶液をカラムまたはパン被覆によりタ
ブレットを被覆する為に用いた。例11の透明被覆溶液を
液体供給システムに入れ被覆されるタブレットを被覆装
置に入れた。タブレットを暖め、被覆溶液をタブレット
にスプレーした。出来たタブレットは滑らかな透明光沢
被覆を有していた。
例13 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 68.2 ヒドロキシプロピルセルロース 22.8 水 9.0 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例14 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 94.6 クエン酸ナトリウム 0.4 水 5.0 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例15 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 91.5 クエン酸ナトリウム 0.4 水 8.1 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例16 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 84.0 クエン酸ナトリウム 1.0 タルク 5.0 グリセリントリアセテート 5.0 水 5.0 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例17 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 87.70 クエン酸ナトリウム 0.14 タルク 3.90 グリセリントリアセテート 4.30 水 3.90 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例18 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 90.3 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム 0.5 ポリエチレングリコール 4.5 水 4.7 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例19 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 85.4 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム 0.5 ポリエチレングリコール 4.3 水 4.6 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例20 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 91.5 クエン酸トリエチル 4.6 水 3.8 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例21 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 84.50 クエン酸ナトリウム 0.35 グリセリントリアセテート 8.50 タルク 3.50 水 3.20 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例22 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 84.50 クエン酸ナトリウム 0.35 グリセリントリアセテート 8.00 タルク 4.00 水 3.20 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例23 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 85.50 クエン酸ナトリウム 0.35 グリセリントリアセテート 6.00 タルク 5.00 水 3.20 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例24 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 78.70 クエン酸ナトリウム 0.55 ポリビニルピロリドン 15.70 水 5.00 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例25 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 90.20 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム 0.53 ポリエチレングリコール 4.50 水 4.70 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例26 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 95.0 水 5.0 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例27 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 85.0 クエン酸ナトリウム 0.4 ポリエチレングリコール 6.0 水 3.6 ダストのない易流動性粉末が生成された。
例28 例10の手順に大体追従して以下の組成を有する湿式粉
末食用透明膜形成組成物を生成した。
成分 重量% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 47.75 化工デンプン 47.75 (“Purity Gum 59"National Starch社) クエン酸ナトリウム 0.50 水 8.00 ダストのない易流動性粉末が生成された。
上述の点から見て、本発明の幾つかの目的が達成され
他の有益な結果が得られることが分かるであろう。
本発明の範囲から逸脱することなしに上述の方法及び
生成物に様々な変化を為すことができる故に、上に記述
に含まれる全てのことは例証的なものでありそれに制限
される意図のものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 39/06 C08L 39/06 C09C 3/10 C09C 3/10 C09D 101/08 C09D 101/08 103/00 103/00 107/00 107/00 139/06 139/06 (56)参考文献 特開 平2−180943(JP,A) 特開 昭56−99424(JP,A) 特開 昭60−90234(JP,A) 特表 平5−501984(JP,A) 特表 平5−508173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 C09D 1/00 - 201/10 C09C 3/10 A61K 9/30 C08J 5/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)粉末顔料粒子、 (b)メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
    ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニル
    ピロリドン、マルトデキストリン、ポリデキストロー
    ス、化工デンプン、並びにトラガントガム、アカシアガ
    ム、及びキサンタンガムから選択される天然ガム、から
    なる群から選択される少なくとも一種の膜形成水溶性又
    は水分散性食用重合体であって、該重合体と前記粉末顔
    料粒子の重量比が5:1〜3:1である重合体、及び (c)5〜9重量%の水、 よりなる組成物を、前記粉末顔料粒子と前記重合体との
    ブレンドに、前記水を噴霧することにより得た、タブレ
    ット及びカプセルを被覆するのに使用される湿式粉末食
    用膜形成組成物。
  2. 【請求項2】(a)粉末顔料粒子、 (b)メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
    ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニル
    ピロリドン、マルトデキストリン、ポリデキストロー
    ス、化工デンプン、並びにトラガントガム、アカシアガ
    ム、及びキサンタンガムから選択される天然ガム、から
    なる群から選択される少なくとも一種の膜形成水溶性又
    は水分散性食用重合体であって、該重合体と前記粉末顔
    料粒子の重量比が1.5:1〜3:1である重合体、 (c)5〜9重量%の水、及び (d)組成物中の水の表面張力を低下させる酸性塩によ
    り構成される、前記粉末顔料と前記重合体の全量を基準
    にして0.1〜5.0重量%の分散剤、 よりなる組成物を、前記粉末顔料粒子と前記重合体との
    ブレンドに、前記分散剤を含有する前記水を噴霧するこ
    とにより得た、タブレット及びカプセルを被覆するのに
    使用される湿式粉末食用膜形成組成物。
  3. 【請求項3】(a)粉末顔料粒子及び膜形成水溶性又は
    水分散性食用重合体をブレンドし、そして、 (b)水を顔料−重合体ブレンドに噴霧して、該組成物
    の水分を1から30重量%まで含ませる段階、 からなるタブレット及びカプセルを被覆するのに使用さ
    れる粉末顔料粒子の湿式粉末食用膜形成組成物の製造方
    法。
  4. 【請求項4】(a)粉末顔料粒子及び膜形成水溶性又は
    水分散性食用重合体をブレンドし、そして (b)分散剤の水溶液を顔料−重合体ブレンドに噴霧
    し、該分散剤は組成物中の水の表面張力を低下させる酸
    性塩により構成されており、該組成物は1から30重量%
    の水を含有する、 段階からなるタブレット及びカプセルを被覆するのに使
    用される粉末顔料粒子の湿式粉末食用膜形成組成物の製
    造方法。
  5. 【請求項5】メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
    チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリ
    ビニルピロリドン、マルトデキストリン、ポリデキスト
    ロース、化工デンプン、並びにトラガントガム、アカシ
    アガム、及びキサンタンガムからなるガムから選択され
    る天然ガム、からなる群から選択される少なくとも一種
    の膜形成水溶性又は水分散性食用重合体及び5〜9重量
    %の水を含む組成物よりなる組成物を、前記粉末顔料粒
    子と前記重合体とのブレンドに、前記分散剤を含有する
    前記水を噴霧することにより得られ、追加水による稀釈
    によりフィッシュアイを形成することなく安定懸濁液を
    形成することができる、カプセル及びタブレットの被覆
    に使用される湿式粉末食用膜形成組成物。
  6. 【請求項6】(a)メチルセルロース、ヒドロキシプロ
    ピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
    ス、ポリビニルピロリドン、マルトデキストリン、ポリ
    デキストロース、化工デンプン、並びにトラガントガ
    ム、アカシアガム、及びキサンタンガムからならガムか
    ら選択される天然ガム、からなる群から選択される少な
    くとも一種の膜形成性水溶性又は水分散性の食用重合体
    であって、該重合体と前記粉末顔料粒子の重量比が1.5:
    1〜3:1である重合体、 (b)5〜9重量%の水、及び (c)組成物中の水の表面張力を低下させる酸性塩によ
    り構成される、前記粉末顔料と前記重合体の全量を基準
    にして0.1〜5.0重量%の分散剤、よりなる組成物を、前
    記粉末顔料粒子と前記重合体とのブレンドに、前記分散
    剤を含有する前記水を噴霧することにより形成し、追加
    水による希釈によりフィッシュアイを形成することなく
    安定な懸濁液を形成できる、カプセル及びタブレットの
    被覆に使用される湿式粉末食用膜形成組成物。
  7. 【請求項7】透明膜形成水溶性又は水分散性食用重合
    体、及び1から30重量%の水よりなり、タブレット及び
    カプセルを透明被覆するのに使用される湿式粉末食用透
    明膜形成組成物の製造方法であって、該方法はフィッシ
    ュアイを形成することなく該組成物を形成する為に水を
    該重合体に噴霧することからなるところの湿式粉末食用
    透明膜形成組成物の製造方法。
  8. 【請求項8】透明膜形成水溶性又は水分散性食用重合
    体、1から30重量%の水、及び組成物中の水の表面張力
    を低下させる酸性塩により構成される分散剤よりなり、
    タブレット及びカプセルを透明被覆するのに使用される
    湿式粉末食用透明膜形成組成物の製造方法であって、該
    方法はフィッシュアイを形成することなく該組成物を形
    成する為に該分散剤の水溶液を該重合体に噴霧すること
    からなるところの湿式粉末食用透明膜形成組成物の製造
    方法。
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