JPH0462713B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は煙草の煙の通気手段に関するもので、
特に通気によつてタール分を減少させるための改
良された煙草吸口片とその新規の製造法に関す
る。

従来技術 煙草製品の一端部に吸口片及び／またはフイル
ター手段を設け通気によつて周縁空気を内部に導
入して煙草の煙を希釈させることは煙草の業界に
おいて周知である。この通気手段は喫煙者の口中
に運ばれる煙粒子とガス成分の量を減少させるの
に有効である。

煙草業界ではまた軸方向に長いフイラメント材
料から細長いロツドを形成しこれにくぼみをつけ
てから単位長の煙草製品の長さに切断し、次いで
チツプ材で包むことにより通気性の煙草製品をつ
くることもよく知られている。このようにして得
られる単位製品の中のいくつかは煙や空気を通過
させるための溝付き外壁や通路を備えており、チ
ツプ材の中のいくつかは空気透過性である。例え
ば米国特許第3637447号（リチヤード エム バ
ージヤー、1972年１月25日付）、同第3690326号
（フランシス アール ダベンポート、1972年９
月12日付）及び同第3805682号（ヘンリーレオン
他、1974年４月23日付）は全てこれらの成型しく
ぼませた煙草単位体についてのものである。また
米国特許第3533416号、同第3599646号、同第
3648711号、同第3994306号、同第4022221号、同
第4026306号及び同第4075936号等も全てこれに関
連した製品に関するものである。

発明が解決しようとする問題点 然しながらこれらの特許は何れも本発明、即
ち、煙草の煙の希釈とこの希釈された煙の適当量
を喫煙者の口中に運び込むことの重要性を認識し
て、簡単な方法で最小の部品と材料から混合室を
利用してこの目的を達成する吸口片を提供すると
いう本発明の概念を示唆していない。さらに、本
発明は比較的安価で簡便な方法でこのような煙草
吸口片を製造する方法を提供するもので、その各
工程は工業的に安価で簡便な装置で行なうことが
できる。

本発明のその他の特徴は以下の説明から明らか
にされるところである。

発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は特に開放端を有し同軸上に隔離された
両端部の煙草煙入口室及び出口室、及び該両室を
連通するように結合される少くも１個以上のその
間に配置された混合室を有するように成型配置さ
れた構造的に安定した細長い成型体；該成型体を
包むチツプ材；及び煙希釈用空気を該混合室及び
両側に配置された該両室の少くも１個に該チツプ
材を通して流過させるための該チツプ材及び該成
型体に設けた開口手段からなることを特徴とする
改良された煙草吸口片を提供するものであり、ま
た構造的に安定な成型可能な材料から細長い中空
管状ロツドを成型し、該管状体の軸方向に沿つて
間隔をおいて軸方向に配置される流過導管により
相互に結合された同軸上に互いに隔離された管状
室を形成するように該管状体を押圧成型し、ロツ
ドに沿つて伸びる部屋の中の一部を透孔して透孔
を有する部屋と透孔されてない部屋を形成させ、
該ロツドがその後の処理に便利な寸法になるよう
に決められた部屋数づつに該ロツドを切断して開
放端を有し同軸上に両端に隔離された煙草煙入口
室及び出口室とその間に少くも１個の混合室を有
する短小化ロツドとし、煙希釈用空気をチツプ材
を通して該混合室及び連通可能に結合された両端
の室の少くも１個内に流過させるようにロツドと
混合室に沿つて位置する透孔を有するチツプ材で
捲くことを特徴とする煙草吸口片製造法を提供す
るものである。

また本発明の精神及び範囲を逸脱することな
く、ここに示された製品についての配列形状、構
成やここに示された方法についての工程の変更を
行なうことは当業者にとつて容易なことであるこ
とは当然理解されるべきところである。

実施例 以下の図面は本発明の製品の望ましい具体例と
その変形、またそれら製品の製造法を示すもの
で、第１図は本発明の改良煙草吸口片用の吸口片
用ロツドを製造する工程の一部を示すもので、押
し出しダイスとくぼみ付け車の模式的斜視図、第
２図は第１図２−２線に沿つた断面図で第１図の
装置でつくられるロツドの部屋部分の断面図、第
３図は第１図の装置でつくられるロツドのリブ付
き毛管流路部分の断面を示すもので第１図の３−
３線に沿つた断面図、第４図は第１図の装置と製
造方法によりつくられた管状ロツドから切断され
た吸口片ロツドの特定の部屋部分を透孔するため
の装置の模式的側面図、第５図は透孔部を有する
ロツドの拡大側面図、第６図は煙草ロツドに取り
付けられた本発明の吸口片の一例を示す拡大側面
図で、毛管流路を囲む混合室を示すもの、第７図
は本発明の煙草吸口片の別の例を示す側面図で混
合室が両端の煙入口室及び出口室と直線状に配置
されたものを示す。

第３〜６図において、本発明の改良された煙草
吸口片が開放端を有し同軸上に隔離された両端部
の煙草煙入口室３と吸口端出口室４が軸方向に同
軸に配置され、室３，４を連結する毛管通路を構
成する毛細導管６によつて相互に直接に結合され
るようにポリエチレン等の適当な材料から成型さ
れた一般に円筒形の煙不透過性ロツド２として示
される。第３図から知られるように、導管６は両
端の室３及び４に結合されその間に外側円周方向
に伸びる複数のリブ７を備えており、このリブ７
は十字形の断面を有し導管６の周縁に混合室８を
提供する。混合室８に連通するように位置した１
列の開口１１を有する適当なチツプ紙９が室３，
４，８及び煙草ロツド１２の隣接端を包囲してフ
イルターチツプの付いた喫煙製品即ちシガレツト
を形成させる。混合室８は煙入口室３側および煙
出口室４側にそれぞれ複数個の開孔１３を備え、
チツプ紙９の開口１１からの煙希釈用空気の混合
室８、開口１３及び導管６によつて連通可能に結
合された両端の室３及び４への流過を可能にす
る。

本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、望
ましい結果を得るためこれらの室、毛管通路、開
口部の相対的な寸法、材料、形状、位置、間隔を
変えることができることは当然理解されるところ
である。例えば開口は反対側の室でも、両方の室
３，４にもまた導管６に設けることもできるし、
リブ７の数や混合室８への配置は任意に変更する
ことができる。

第５図では第６図のロツド２がロツド体１４が
切断され、成型され、透孔され、再び切断され、
組み立てられたものであることがわかる。

第７図では、ロツド体１４に類似したロツド体
からつくられた本発明の煙草吸口片の別の具体例
が示されている。第７図の煙草吸口片は開放端を
有し同軸上に隔離された両端部の煙草煙入口室及
び出口室即ち吸口端２３及び２４を有するように
ポリエチレン等の適当な材料から成型した一般に
円筒形の煙不透過性のロツド２２として示され
る。この形式では混合室２８が同様に設けられて
いるが、第７図の混合室２８は混合室８と異なつ
て入口室及び出口室２３，２４と軸方向に直線状
に並べられ、この混合室２８の両側に一対の細長
い同軸導管２６が設けられ室２３及び２４を混合
室２８に結合する毛管流路を形成する。導管６に
ついて述べたと同じように導管２６は相互に隔離
された複数のリブ（図示せず）を有し、その十字
形断面によつて空気室を形成する。混合室２８は
その両端に適当数の開口３１を備えている。従つ
て、適当な間隔の２列の開口を有するチツプ紙を
リブの間に形成される空気室に連通する開口が一
列ではないことを別とすれば第６図の説明と同様
にして直線状に並んだ室２３，２８及び２４なら
びにリブで形成される空気室を包囲するように配
置することによつて、チツプ紙と混合室２８の開
口が煙希釈用空気を、混合室２８及び連通可能に
結合された室２３及び２４中に流過することを可
能にする。

第７図のロツド２２は後に説明されるように、
第５図のロツド１４のような適当なロツドを切断
し、成型し、透孔し、切断し、組み立てることに
よつてつくることができる。

図面の第１〜４図では、第５〜７図に示したよ
うな煙草吸口片の新規の製造法が模式的に示され
る。第５図に示すようなロツド１４が環状ダイス
３２を通して押し出し成型することによつて適当
な煙不透過性ポリエチレンプラスチツク材料から
つくられる。このダイス３２はダイスの環形部３
４の中心から伸びている針金成型具３３を有す
る。またダイス３２から離れて適当な距離のとこ
ろに、２組の相対して離れた動力駆動型成型ロー
ル３６及び３７がある。図面に示されるように一
対のロール３６は垂直に配置され、他の一対のロ
ール３７はそれと直角に水平に針金成型具３３の
末端部に隣接する。この２組のロールは環状ダイ
ス３２から管部１４が押し出されてくると一定間
隔でこれにくぼみ加工するもので、円周状の歯３
６′及び３７′をそれぞれ有し、既に述べたよう
に、直線状に軸方向に伸び相互に隔てられている
煙不透過性の室を形成し、これらの煙不透過性室
はそれぞれ相互に軸方向に伸びる毛細導管によつ
て結合され、毛細導管はその外周部に向かつて断
面が十字形に伸びるリブを各煙不透過性室の間に
有する。

２組のロール成型機によつて管状部材がくぼみ
加工された後、処理し易い長さに切断されるが、
図面に示すように、６個目毎の室の中央部で切断
して相互に毛細導管によつて結合された５個の煙
不透過性室と開放端を有する両端部の室とからな
る管状部材に切断することが望ましいことが知ら
れている。（第５図参照） 決められた長さに切断されたこの管状部材は次
に適当なベルトコンベア３８と透孔板３９の間を
回転しながらロールプレスされる。（第４図参照）
透孔板３９は管状部を透孔するための一連の列状
に配置したピン４１を備えている。ピン４１の列
間及び相互間の距離は、第１、第３及び第５番目
の煙不透過性室の両側面だけを透孔室とするよう
に管の寸法に応じて決められる。（第５図）管状
ロツド部分１４はこのようにして透孔された後、
透孔１１を有する適当なチツプ紙９で捲かれて、
このチツプ紙を通して煙希釈用の空気を各室間に
形成されるリブ内に導入し、次いで透孔を有する
室内に導入する。本発明はこの特定の透孔方法だ
けに限定されるものではなく、例えばレーザー法
等他の方法も利用し得ることもまた当然理解され
るところである。

吸口片を完成するために、管状ロツド部分１４
は第２、第４番目の煙不透過性室の中央部で再び
切断されて、各部分からそれぞれが透孔室１個を
有する３個のものとされる。これが第７図に示す
もので、必要ならば寸法、形状、性能に応じてさ
らにフイルター部材を取り付けた後煙草ロツドの
一端に取り付けられる。

第６図に示すように、煙草完成品とするために
両端の開放端に煙草ロツド１２が取り付けられて
から透孔室の中央部で切断されて吸口片を取り付
けた２個の煙草製品とされる。

以上に述べたところに基いて、本発明の精神と
範囲を逸脱することなく望ましい結果を得るため
に当業者が室の形状、寸法、数や透孔の位置、
数、寸法や、リブの寸法、形状を変化し得ること
は当然である。

発明の効果 このように本発明によれば、効果的な煙草製品
を得るために簡便で安価な方法を提供することが
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の改良煙草吸口片用の吸口片用
ロツドを製造する工程の一部を示すもので、押し
出しダイスとくぼみ付け車の模式的斜視図、第２
図は第１図２−２線に沿つた断面図で第１図の装
置でつくられるロツドの部屋部分の断面図、第３
図は第１図の装置でつくられるロツドのリブ付き
毛管流路部分の断面を示すもので第１図の３−３
線に沿つた断面図、第４図は第１図の装置と製造
方法によりつくられた管状ロツドから切断された
吸口片ロツドの特定の部屋部分を透孔するための
装置の模式的側面図、第５図は透孔部を有するロ
ツドの拡大側面図、第６図は煙草ロツドに取り付
けられた本発明の吸口片の一例を示す拡大図、第
６Ａ図は他の実施例を示す一部断面図、第７図は
本発明の煙草吸口片の別の例を示す側面図で混合
室が両端の煙入口室及び出口室と直線状に配置さ
れたものを示す。 ２，１４，２２……ロツド、３，２３……煙入
口室、４，２４……煙出口室、６……導管、７…
…リブ、８，２８……混合室、９……チツプ紙、
１１，１３，３１……開口（透口）、１２……煙
草ロツド、１４……管部、３２……環状ダイス、
３３……針金成型具、３６，３７……ロール、３
６′，３７′……成型歯、３８……ベルトコンベ
ア、３９……透孔板、４１……ピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の煙
   草煙入口室及び出口室及び該両室を連通するよう
   に結合される少くも１個以上のその間に配置され
   た混合室を有するように成型配置された構造的に
   安定した細長い成型体； 該成型体を包むチツプ材； 及び 煙希釈用空気を該混合室及び両側に配置された
   該両室の少くも１個に該チツプ材を通して流過さ
   せるための該チツプ材及び該成型体に設けた開口
   手段 からなることを特徴とする改良された煙草吸口
   片。 ２ 該両端の入口及び出口室が相互に連通するよ
   うに軸方向に配置された毛管通路手段で結合され
   ている特許請求の範囲第１項記載の吸口片。 ３ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の煙
   草煙入口室及び出口室の間に外側円周方向に伸び
   る相互に隔離された複数個のリブ部材を有する特
   許請求の範囲第１項記載の吸口片。 ４ 該成型体がプラスチツクの煙不透過性ポリエ
   チレンである特許請求の範囲第１項記載の吸口
   片。 ５ 該成型体が一般的に円筒形の１個のロツド部
   材である特許請求の範囲第１項記載の吸口片。 ６ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の煙
   草煙入口室及び出口室が軸方向に配置された毛細
   導管を介して相互に直接に結合され、該毛細導管
   を囲んで該混合室がある特許請求の範囲第１項記
   載の吸口片。 ７ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の煙
   草煙入口室及び出口室が軸方向に配置された毛細
   導管を介して相互に直接に結合され、該毛細導管
   を囲んで該混合室があり、該混合室が該毛細導管
   から外側円周方向に向かつて伸びるリブ部材によ
   つて複数個の小室に分割されている特許請求の範
   囲第１項記載の吸口片。 ８ 該混合室が同軸上にかつ両端の入口及び出口
   室の間にあり、該混合室の両端が毛細導管によつ
   て該入口及び出口室に結合され、そして内部に煙
   希釈用の空気を該混合室中に該チツプ材を通して
   流過させるための開口を有する特許請求の範囲第
   １項記載の吸口片。 ９ 該毛細導管を囲む空間が該毛細導管から外側
   円周方向に向かつて伸びるリブ部材によつて複数
   個の小室に分割されている特許請求の範囲第８項
   記載の吸口片。 １０ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の
   煙草煙入口室及び出口室を有するように成型さ
   れ、該入口及び出口室が該両室を連通するための
   毛管通路を形成する細長い軸方向に同軸の導管に
   よつて直接に相互に連結され、該導管が該入口及
   び出口室の反対端部に結合されその間で外側円周
   方向に伸びる複数のリブを有し、該リブがその間
   に該導管を囲む混合室を形成する一般に円筒形で
   煙不透過性のポリエチレンロツド部材； 該室を包囲するチツプ紙； 及び 煙希釈用空気を該混合室及び連通可能に結合さ
   れた両端の室に該チツプ材を通して流過させるた
   めの該チツプ紙及び該入口室の開口からなること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の煙草吸
   口片。 １１ 開放端を有し同軸上に隔離された両端部の
   煙草煙入口室及び出口室及びその間の軸方向に同
   軸上にある混合室を有するように成型され、該混
   合室が該両室を結合する毛管流路を形成するため
   の同軸上の細長導管を有し、該導管が該両室の相
   対する端部に結合し外側円周方向に向かつて伸び
   それらの間に空気室を形成する十字形の断面を有
   する複数のリブを備えている一般に円筒形の煙不
   透過性ポリエチレンロツド； 該煙不透過性室及びその間のリブで形成される
   該空気室を包囲するためのチツプ紙； 及び 煙希釈用空気を該混合室及び両側の連通可能に
   結合された室にチツプ紙を通して流過させるため
   の該空気室に隣接するチツプ紙及び該混合室の開
   口からなることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の煙草吸口片。 １２ 構造的に安定な成型可能な材料から細長い
   中空管状ロツドを成型し、該管状体の軸方向に沿
   つて間隔をおいて軸方向に配置される流過導管に
   より相互に結合された同軸上に互いに隔離された
   管状室を形成するように該管状体を押圧成型し、
   ロツドに沿つて伸びる部屋の中の一部を透孔して
   透孔を有する部屋と透孔されてない部屋を形成さ
   せ、該ロツドがその後の処理に便利な寸法になる
   ように決められた部屋数づつに該ロツドを切断し
   て開放端を有し同軸上に両端に隔離された煙草煙
   入口室及び出口室とその間に少くも１個の混合室
   を有する短小化ロツドとし、煙希釈用空気をチツ
   プ材を通して該混合室及び連通可能に結合された
   両端の室の少くも１個内に流過させるようにロツ
   ドと混合室に沿つて位置する透孔を有するチツプ
   材で捲くことを特徴とする煙草吸口片製造法。 １３ 該管体が２組の相対する押圧成型手段によ
   つて成型され、該手段が互いに実質的に直角に位
   置し、該導管から外側円周方向に伸び同軸上に隣
   接する空間を結合するリブを形成するものである
   特許請求の範囲第１２項記載の方法。 １４ 透孔工程が相互に隔離された透孔ピンから
   なる一連の隔離されたピン列を有する透孔板上で
   予め決められた長さの管状ロツドをその軸の周囲
   にロールプレスし、各列のそれぞれのピンが各ロ
   ツドの決められた室の一端を透孔し、透孔された
   室の他端を透孔しないままで残すことからなる特
   許請求の範囲第１２項記載の方法。 １５ 透孔工程がレーザーによつて行なわれる特
   許請求の範囲第１２項記載の方法。 １６ 同軸上に配置された流過導管によつて相互
   に結合され同軸上に隔離された複数のガス不透過
   性室からなる該成型管状ロツドが予め決められた
   長さで予め決められた室の中央部で切断され、混
   合室を形成するために予め決められた同軸上の複
   数の室の端部に開口が設けられ、切断ロツドが混
   合室内の開口部にチツプ材を通して煙希釈用空気
   を流過させるための開口を軸方向に離れて有する
   チツプ材で捲かれ、透孔されていない室の中央部
   で再びロツドが切断されて煙草吸口片とされる特
   許請求の範囲第１２項記載の方法。 １７ 該管体が環状ダイスを通して適当な成型用
   プラスチツク材料を押し出し成型することにより
   形成される特許請求の範囲第１２項記載の方法。 １８ 該管体がダイス円形部の中央から伸びる成
   型用具を有する環状ダイスを通して適当なプラス
   チツク成型材料を押し出し成型することによつて
   成型され、該管体の長さ方向に沿つて一定間隔で
   軸方向につくられる管体の押圧成型が上記成型用
   具の周囲で行われる特許請求の範囲第１２項記載
   の方法。 １９ 該成型用具が細い針金で、該軸方向に配置
   される流過導管が毛管流路を形成する特許請求の
   範囲第１８項記載の方法。