JPH0462489A - Nmr装置 - Google Patents

Nmr装置

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Publication number
JPH0462489A
JPH0462489A JP17317190A JP17317190A JPH0462489A JP H0462489 A JPH0462489 A JP H0462489A JP 17317190 A JP17317190 A JP 17317190A JP 17317190 A JP17317190 A JP 17317190A JP H0462489 A JPH0462489 A JP H0462489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase correction
phase
absolute value
amount
spectrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP17317190A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Iijima
直人 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP17317190A priority Critical patent/JPH0462489A/ja
Publication of JPH0462489A publication Critical patent/JPH0462489A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、MR3装置やNMRスペクロトメータなど
の核磁気共鳴スペクトルを測定するNMR装置に関する
【従来の技術】
受信されたNMR信号は、通常直交検波方式で検波され
、複素数の形でデータ採取される。そのため、受信NM
R信号から周波数情報のみならず位相情報をも得ること
ができる。 スペクトルは、複素数の形で得られたデータの絶対値を
とってフーリエ変換することによって作られた絶対値ス
ペクトルと、特定の位相角で切り出した成分をフーリエ
変換することによって作られた位相補正スペクトルの2
種類が知られている。 絶対値によるスペクトルは簡便にスペクトル成分を検出
することができて便利であるか、スペクトル分解能は位
相補正スペクトルの方が優れている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、位相補正スペクトルを得るには、各デー
タについて切り出し位相角(位相補正量)を決定するこ
とが必要であり、非常に煩雑な操作を要するという問題
がある。 この発明は上記に鑑み、位相補正量をすばやく且つ容易
に決定することができ、簡便に位相補正スペクトルを得
ることができるように改善した、NMR装置を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明によるNMR装置に
おいては、受信したNMR信号を直交検波して実数部分
のデータと虚数部分のデータとを得る検波手段と、該デ
ータより絶対値スペクトルを求める手段と、該絶対値ス
ペクトル上でピークを求める手段と、該ピークの各々に
おける位相回転量を求める手段と、この位相回転量と位
相補正係数の基づく各点の位相補正量が現れている位相
マ・ツブを表示する手段と、上記位相補正係数を変更す
る操作手段と5変更された位相補正係数に基づいて各点
の位相補正量を計算して位相マツプ上の位相補正量を変
更する手段と、変更されて確定された位相補正係数にし
たがってデータの位相補正を行い位相補正スペクトルを
求める手段とが備えられている。
【作  用】
まず絶対値スペクトルが求められ、そのパターンからピ
ークが求められる。 この各ピークでの位相回転量が求められ、位相マツプ上
に表示される。 位相マツプには、位相補正係数に基づく各点の位相補正
量も表される。 位相補正係数を変更するための操作を行うことにより、
位相補正係数の初期値が変更される。すると、位相マツ
プ上に表示された位相補正量も変化することになる。 この位相マツプ上の、位相補正量を表す図形(直線ある
いは曲線〉と、各ピークでの位相回転量(適当なマーク
で示されいる)との対応関係を、この位相マツプを観察
することにより確認しながら、位相補正係数の変更操作
を行えは、きわめて容易に位相補正係数の最適パラメー
タを決定することができる。 決定された補正係数にしたがってデータの位相補正が行
われ、位相補正スペクトルが得られる。
【実 施 例】
以下、この発明の一実施例について図面を参照しながら
詳細に説明する。第1区において、プローブ11は図示
しない被検体くあるいはサンプル)に装着されたRFア
ンテナであり、被検体とともに図示しない強力な静磁場
中に配置される。このプローブ11には主コンピユータ
13からの指示によりRF送信回路12からRFパルス
が供給されて被検体が所定のRF信号により励起される
。 この励起された被検体より発生するNMR信号はプロー
ブ11により受信されて直交検波回路14に送られ、検
波出力である実数部分のデータと虚数部分のデータとが
主コンピユータ13の主記憶領域に取り込まれる。この
データは高速フーリエ変換回路15でフーリエ変換され
る。表示装置16は、フーリエ変換の結果得られたスペ
クトルなどを表示するものである。主コンピユータ13
には、位相補正に必要な0次補正係数や1次補正係数の
初期値が保持されている6また、この主コンピユータ1
3にはキーボード装置17とマウス18やあるいはトラ
ックボールなどのポインティングデバイスが接続される
。このマウス18によって上記の補正係数の初期値が実
時間で変更される。 直交検波回路14からの実数部分のデータと虚数部分の
データとが主コンピユータ13の主記憶領域に取り込ま
れた後、第2図で示すように、まず、各データの絶対値
が主コンピユータ13によって計算されてそれに基づき
高速フーリエ変換回路15が絶対値スペクトルを求める
。このスペクトルは第3図のカーブ31のようになる。 つぎに主コンピユータ13においてそのスペクトル31
上での各ピークが求められる。すなわち、絶対値スペク
トル31のパターンにおいてその増加・減少の様子を調
べることを原理とする公知のピーク検出アルゴリズムを
用いることにより、ピークの位置(周波数)が求められ
る6絶対値スペクトル31は、分解能的にやや悪いもの
であるが、このようなピーク検出には十分である。そし
て、主コンピュータ13でこの各ピークについて実数部
分のデータと虚数部分のデータとを用いて位相回転量を
求める。 この絶対値スペクトル31が表示装W16で表示される
とともに、上記の各ピークでの位相回転量も表示装置1
6で表示される。すなわち、表示装置16において、第
3図のようなスペクトル31と位相マツプ32の表示が
行われる。位相マツプ32では各ピークでの位相回転量
が×印で示されている。また、同時に、現在主コンピユ
ータ13が保持している位相補正係数(初期値)に基づ
いて位相補正が行われたときの、各点での位相補正量が
計算されて位相マツプ32上で直線33として表示され
る。 そこで、オペレータはこの表示を見て、位相補正係数が
適当であるかどうかを判断する。この第3図の場合には
、位相補正量直線33と各ピークでの位相回転量(×印
)との対応関係がまったくとれていないため不適当であ
るといえる。そこで、オペレータがマウス18の操作を
操作することにより、主コンピユータ13内での位相補
正係数の0次項や1次項(傾き)などのパラメータを実
時間で変更する。するとこれに追従して表示装置16で
表示されている位相補正量直線33も変化する。そのた
め、オペレータは、自らの操作によるパラメータ変更の
結果得られる位相補正係数&!33が表示装置16上で
直ちに表示されるため、それを見ながらパラメータの変
更操作を行い、最適な位相補正係数を求めることかでき
る。最終的に第4図の直線43のように位相補正量が定
められたとすると、各ピークの位相回転量(×印)によ
く対応することになる。 こうして位相補正係数が最適なものとして確定できたと
き、主コンピユータ13はそれにしたがって位相補正さ
れたデータを算出し、高速フーリエ変換回路15はその
位相補正データをフーリエ変換し、位相補正スペクトル
を得るにの最終位相補正スペクトルは第4図のカーブ4
1のように表示装置16において表示される。また、こ
のとき表示装置]6には第4図のような位相マツプ42
(各ピークでの位相回転量が×印で示されているととも
に位相補正量直線43も示されている)が同時に表示さ
れている。 なお、上記では補正係数は1次関数であるとして説明し
たが、2次以上の関数で補正する場合も同様である。こ
の場合、各点での位相補正量は直線33.43のように
はならず複雑なカーブとなるが、パラメータの変更によ
りこのカーブが表示装置16上で変化するので、その変
化を見ながら操作を進めることにより、容易に最適なパ
ラメータに到達できる。
【発明の効果】
この発明のNMR装置によれば、絶対値スペクトルの各
ピークでの位相回転量と位相補正係数に基づく位相補正
量とが位相マツプ上に表示されているため、複雑な計算
などを行わずに最適な位相補正係数を容易に求めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック区、第2図は動
作を示すためのフローチャート、第3図は絶対値スペク
トル及び位相マツプの表示例を示す図、第4図は最終的
な位相補正スペクトル及び位相マツプの表示例を示す図
である。 11・・・プローブ、12・・・RF送信回路、13・
・・主コンピユータ、14・・・直交検波回路、15・
・・高速フーリエ変換回路、16・・・表示装置、17
・・・キーボード装置、18・・・マウス、31・・・
絶対値スペクトル、32.42・・・位相マツプ、33
.43・・・位相補正量直線、41・・・位相補正スペ
クトル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信したNMR信号を直交検波して実数部分のデ
    ータと虚数部分のデータとを得る検波手段と、該データ
    より絶対値スペクトルを求める手段と、該絶対値スペク
    トル上でピークを求める手段と、該ピークの各々におけ
    る位相回転量を求める手段と、この位相回転量と位相補
    正係数の基づく各点の位相補正量が現れている位相マッ
    プを表示する手段と、上記位相補正係数を変更する操作
    手段と、変更された位相補正係数に基づいて各点の位相
    補正量を計算して位相マップ上の位相補正量を変更する
    手段と、変更されて確定された位相補正係数にしたがっ
    てデータの位相補正を行い位相補正スペクトルを求める
    手段とを備えることを特徴とするNMR装置。
JP17317190A 1990-06-30 1990-06-30 Nmr装置 Pending JPH0462489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17317190A JPH0462489A (ja) 1990-06-30 1990-06-30 Nmr装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17317190A JPH0462489A (ja) 1990-06-30 1990-06-30 Nmr装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0462489A true JPH0462489A (ja) 1992-02-27

Family

ID=15955412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17317190A Pending JPH0462489A (ja) 1990-06-30 1990-06-30 Nmr装置

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JP (1) JPH0462489A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313812A (ja) * 1998-03-17 1999-11-16 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴スペクトロスコピイ方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313812A (ja) * 1998-03-17 1999-11-16 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴スペクトロスコピイ方法

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