JPH0462330B2 - - Google Patents

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JPH0462330B2
JPH0462330B2 JP60090460A JP9046085A JPH0462330B2 JP H0462330 B2 JPH0462330 B2 JP H0462330B2 JP 60090460 A JP60090460 A JP 60090460A JP 9046085 A JP9046085 A JP 9046085A JP H0462330 B2 JPH0462330 B2 JP H0462330B2
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JP
Japan
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head
lever
stud
force
tip
Prior art date
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Application number
JP60090460A
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English (en)
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JPS61247940A (ja
Inventor
Akio Honami
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POP RIVET FASTENER KK
Original Assignee
POP RIVET FASTENER KK
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溶接されたスタツドの溶接部の溶接
強度を検査する装置に関する。
従来の技術 現在、実際に母材に溶接されたスタツドの溶接
部の溶接強度を検査するため、ハンマ等によつて
スタツドの側面から叩く打撃検査法と、ペンチ等
によつてスタツドを曲げる曲げ検査法が用いられ
ている。また、ねじ付きスタツドの場合には、検
査用ナツトを用意し、これをトクレンチによつて
ねじ締めしてその溶接強度を知る方法もある。
発明が解決しようとする問題点 上記打撃検査法は簡便ではあるが、その打撃の
力を常に一定に保つのは困難であり、また打撃の
際の衝撃によつてスタツド側面を損傷したり、曲
げたりし、母材が薄板である場合には母材を変形
させてしまうことがあつた。また曲げ検査法は、
衝撃がない点で打撃検査法より好ましいが、スタ
ツド軸部の損傷や曲りは生じる可能性があり、ま
た薄板母材では曲げ検査によつて母材を変形させ
るのでその全数を検査できない不利がある。更
に、ねじ付きスタツドに対するねじ締め検査法
は、曲げ力が作用しないので上記二方法により優
れているが、ねじ付きスタツドにしか適用できな
いし、また、種々のスタツドに対して多数の検査
用ナツトを用意せねばならず、また検査時間も多
くかかり、全数の検査が難しいという不利があ
る。
従つて本発明の目的は、スタツドの種類や形状
や寸法にかかわらず、スタツドや母材を損傷や曲
げることなく、簡単に全数のスタツドを検査する
ことのできる、スタツドの溶接強度検査装置を提
供するにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明によれば、一
端にスタツドの受入れる孔が形成された棒状のヘ
ツドと、一端が前記ヘツドの中間位置にピンを介
して連結されてヘツドの軸線に一致する直立位置
とヘツドの軸線に対して角度を成す傾斜位置との
間で旋回できるレバーとから成り、該レバーには
その内部に、圧縮ばねと該圧縮ばねによつてヘツ
ドの他端に向けて押出されたピストンが設けら
れ、レバーを前記傾斜位置から前記直立位置に旋
回するとピストンの先端がヘツドの他端に前記圧
縮ばねの力に従つて当接しつつ押圧して該レバー
に旋回抵抗力を生じ、この抵抗力の反力が前記ピ
ンを支点としてヘツドの前記一端に加えられてヘ
ツドに受入れられたスタツドに母材から剥離する
力が与えられることを特徴とするスタツドの溶接
強度検査装置が提供される。
従つて、検査者は、ヘツドの先端をスタツドに
挿入し、レバーを起すだけでスタツドの溶接強度
を検査することができる。すなわち、レバーを起
したとき、スタツドが母材から離れず溶接された
ままであれば、溶接は良好であり、スタツドが母
材から剥離すれば溶接不良であり、再度の溶接の
必要性を知ることができる。
実施例 以下本発明の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第1図及び第2図において、本発明
によるスタツドの溶接強度検査装置は、ヘツド1
とこのヘツド1に旋回可能に連結されたレバー2
とから成る。ヘツド1はその一端に孔が形成され
てスタツド3の軸部4を受入れ、レバー2はヘツ
ドの1に対してその中間位置でピン5を介して連
接され、第2図のA位置とB位置との間を旋回で
きるようになつており、この旋回によりヘツド1
の先端に旋回方向とは反対の方向に力を加え、ス
タツド3の軸部4に母材6から剥離させる力を加
える。
ヘツド1は、先端11にスタツド受入孔12を
有し、中間位置にレバー2との連結を成すピン5
が貫通しており、他方の端(すなわち上端)13
は上方に突出している。該他端13はレバーの旋
回面において、第2図図示のように丸く形成され
るのが好ましく、これによりレバーの旋回を往復
行程のいずれにおいても滑らかにさせる。なお、
先端11は、スタツドの寸法、形状に合せて交換
できるように構成されるのが好ましい。この場
合、先端部品は幾つか用意され、ねじ14等によ
り固着、取外しできるようにすればよい。
レバー2は、筒状の本体16と、ヘツド1への
連結部を成す二股状の一対の板17,17と、自
由端の握り18とを備え、筒状本体16の内部に
は圧縮ばね20と、このばねによつてヘツド1の
他端13へ向つて押されるピストン21とが設け
られ、ピストン21の先端22はヘツド1の他端
13に向けて押出されている。圧縮ばね20は、
ピストン21を押すため、その後端がストツパ2
3によつて規制され、このストツパ23はその側
面に、本体16の内面の雌ねじに対応した雄ねじ
が形成されるのが好ましく、これにより圧縮ばね
の押圧力を調整することができる。すなわちスト
ツパ23が調整ねじとして作用することになる。
更に、この圧縮圧の強さを可視表示するようにす
るため、筒状本体16の側面に窓24(第2図)
を設け、ストツパ23と連動する検査荷重を示す
指針を設けるとともに窓の縁に目盛を設けてもよ
い。ピストン21の本体内側にはフランジ25が
設けられ、ピストンの先端22の突出長さを定め
ており、この突出長さは、レバー2をA位置から
B位置へ旋回させると、ある角度でヘツド1の他
端13に当接し、レバー2がヘツド1の真上に来
ると少し後退する程度のものであればよい。ま
た、ピストン先端22は、ヘツド他端13と同じ
ように丸く形成されるのが好ましい。
二股状の連結部を構成する一対の板17,17
は、一端がそれぞれねじ27,27等によりレバ
ー本体16に固着され、他端には連結ピン5を受
入れるボス28が形成されている。板17とヘツ
ド1の他端13とにはそれぞれピン30,31を
設け且つ両ピン30,31の間に弱い力で引寄せ
る引張りばね32を設けるのが好ましい。これに
より、ピストン先端22とヘツド他端13の位置
は第2図に示すA位置(またはB位置)の状態に
維持され、即座に検査作業をすることができる。
動作において、ヘツド1の先端11の孔12を
スタツド軸部4に挿通し、レバー2の握り18を
持つて第2図のA位置からB位置へ旋回させる。
この旋回の途中でレバー2のピストン先端22が
ヘツド1の他端13に接触し、これを押圧し始め
る。この押圧力は、連結ピン5を支点としてヘツ
ド先端11に反対向きの力を反力として与え、ス
タツド3の軸4の側面に、母材6に対する剥離力
を加えることになる。旋回を続けると、この剥離
力がスタツド3に加え続けられ、ピストン先端2
2がヘツド他端13から離れるとその剥離力はな
くなる。
剥離力は、圧縮ばね20によるピストン21
の、ヘツド他端13への押圧力によつて定めら
れ、これをストツパ23の位置によつて調整する
ことができ、これにより、検査すべきスタツドの
検査荷重を定めることができる。この調整のた
め、握り18は本体16に対してねじ止めされる
のが好ましく、握り18を外してストツパ上面の
溝33にドライバ等を当てて回せばよい。なお、
窓24には検査荷重またはスタツドサイズを刻む
のが好ましく、これにより、更に調整が容易にな
る。
検査荷重を設定した後、ヘツド1をスタツド3
に入れてレバー2をA位置からB位置へ旋回さ
せ、旋回後スタツド3が母材6に接合したままで
あれば、溶接強度は十分良好であると判定され
る。しかし、旋回時においてスタツド3が母材6
から剥離するようであれば、溶接不良として判定
でき、再度の溶接を指示できる。なお、A位置か
らB位置へ向けて旋回させて検査作業を行つた場
合、次の検査はB位置からA位置に向けて行えば
よく、また、往復させることによつて2方向から
の検査を一度に行うこともできる。
発明の効果 本発明によれば、ヘツドを、その孔にスタツド
が収容されるように配置して、レバーを旋回させ
るだけの簡単な作業でスタツドの溶接強度を検査
することができ、その検査荷重は常に一定に維持
されるので母材を変形させることがなく、またス
タツドには曲げや打撃が加わらないので、スタツ
ドを損傷することがなく、更に、スタツド全数に
ついても少ない時間で簡単に検査をすることがて
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による、スタツドの溶接強度検
査装置の部分側断面図、第2図は本発明による装
置の動作を示す部分的に破断した正面図である。 1……ヘツド、2……レバー、3……スタツ
ド、5……連結ピン、6……母材、11……ヘツ
ドの一端、13……ヘツドの他端、16……レバ
ー本体、17……板、18……握り、20……圧
縮ばね、21……ピストン、23……ストツパ、
32……引張りばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 母材に溶接したスタツドの溶接強度を検査す
    る装置において、 一端にスタツドを受入れる孔が形成された棒状
    のヘツドと、一端が前記ヘツドの中間位置にピン
    を介して連結されてヘツドの軸線に一致する直立
    位置とヘツドの軸線に対して角度を成す傾斜位置
    との間で旋回できるレバーとから成り、該レバー
    にはその内部に、圧縮ばねと該圧縮ばねによつて
    ヘツドの他端に向けて押出されたピストンとが設
    けられ、レバーを前記傾斜位置から前記直立位置
    に旋回すると前記ピストンの先端が前記ヘツドの
    他端に前記圧縮ばねの力に従つて当接しつつ押圧
    して該レバーに旋回抵抗力を生じ、この抵抗力の
    反力が前記ピンを支点としてヘツドの前記一端に
    加えられてヘツドに受入れられたスタツドに母材
    から剥離する力が与えられることを特徴とする溶
    接強度検査装置。 2 圧縮ばねの圧縮力を調整する調整ねじがレバ
    ー内に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 3 レバーの自由端には握りが取付けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装
    置。 4 レバーの、ヘツドに対する連結部は二股状に
    形成され、その中間に前記ヘツド他端が延びてお
    り、該ヘツド他端と連結部とには弱い力で相互に
    引き寄せる引つ張りばねが設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 5 ヘツドの前記先端は、スタツドの形状及び寸
    法に合わせて交換可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の装置。
JP9046085A 1985-04-26 1985-04-26 スタツドの溶接強度検査装置 Granted JPS61247940A (ja)

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JP9046085A JPS61247940A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 スタツドの溶接強度検査装置

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JPS61247940A JPS61247940A (ja) 1986-11-05
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JP5729535B2 (ja) * 2010-05-28 2015-06-03 トヨタ自動車株式会社 結合構造物の剛性評価装置およびその剛性評価方法
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JPS5917377A (ja) * 1982-07-22 1984-01-28 株式会社スワロ−スキ− スキ−の製造方法およびこれに用いる発泡性芯材の補強材

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JPS5917377A (ja) * 1982-07-22 1984-01-28 株式会社スワロ−スキ− スキ−の製造方法およびこれに用いる発泡性芯材の補強材

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