JPH046226A - 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法 - Google Patents

連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法

Info

Publication number
JPH046226A
JPH046226A JP10957090A JP10957090A JPH046226A JP H046226 A JPH046226 A JP H046226A JP 10957090 A JP10957090 A JP 10957090A JP 10957090 A JP10957090 A JP 10957090A JP H046226 A JPH046226 A JP H046226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
steel strip
width
annealing furnace
necking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10957090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ogawa
小川 正浩
Takeo Kusaka
日下 武夫
Takao Noguchi
孝男 野口
Tomoyoshi Furukawa
古川 知良
Yasuhiro Toyoda
豊田 康寛
Yuichi Fukushima
祐一 福島
Ichiro Mishima
三島 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP10957090A priority Critical patent/JPH046226A/ja
Publication of JPH046226A publication Critical patent/JPH046226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は連続焼鈍炉における鋼帯め張力制御方法に関す
る。
[従来技術] 鋼帯の連続溶融亜鉛めっきの連続焼鈍炉における鋼帯の
連続焼鈍は、第3図のような方法によって行なわれてい
る。すなわち、鋼帯21は、焼鈍炉22の入口のデフレ
クタロール23で垂直方向から水平方向に方向を変更さ
れて焼鈍炉22に入る。そして、」−下方向に千鳥に配
置した複数の炉内ロール24に巻き掛けられて進行して
いくうちに、焼鈍炉22の加熱帯25において所定の焼
鈍温度に加熱される。ついで、焼鈍炉22の冷却帯26
に到達して、ここで加熱帯25と同じように上下方向に
千鳥に配置した複数の炉内ロール24に巻き掛けられて
進行していくうちに冷却され、炉内プライドルロール2
7を経てめつき浴29に入り、デフレクタロール28と
経て次工程へと送られていく。
上記した上下方向に千鳥に配置した複数の炉内ロール2
4間を、鋼帯21が蛇行等なしにスムーズに進行してい
くためには、鋼帯21にある程度の張力をかけてやる必
要がある。第3図のプライドルロール27は、このよう
な張力を鋼帯21に付与するためのものである。この張
力は鋼帯の寸法諸元によってことなるが、0.5〜10
kg/mm2程度の張力がかけられている。
鋼帯21に張力がかけられると、加熱帯25においては
鋼帯21が 580〜860°Cの高温に加熱されてい
るので、鋼帯21が塑性変形をおこして、鋼帯21の幅
が減少する(ネッキングという)という減少が発生する
。この幅の減少量、すなわちネッキング量は3〜13m
mにもなる。そして、このネッキング量は、鋼帯にかか
る単位面積当たりの張力に比例して大きくなる。
[発明が解決しようとする課題] 連続焼鈍工程においては、上述したネッキングにより鋼
帯21の幅が最終製品幅を割り込むことがないように、
焼鈍炉に装入する鋼帯の幅を最終製品幅にネッキング量
および余裕代を加えたもめにしている。このネッキング
量は、鋼帯の断面積か同一鋼帯内で常に同一で、鋼帯に
かかるトータル張力も同一鋼帯内て常に一定であるとい
う前提、すなわち単位面積当たりの張力が一定という前
提で設定しである。しかしながら、現実には同一鋼帯内
で、特に幅が例えば公称1,000mmの幅の鋼帯で二
1.5mmの幅のバラツキが発生している。したがって
、幅が公称の値よりも狭い鋼帯の部分の単位面積当たり
の張力は外の部分よりも大きくなっているので、ネッキ
ング量も他の部分よりも大きくなり、このような部分が
製品幅を割って、板幅不良として格落ち材となってしま
うという問題点があった。
本発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、板
幅不良を発生させない連続焼鈍炉における鋼帯の張力制
御方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係る連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法
は、連続焼鈍炉入口および連続焼鈍炉出口近傍に設けた
2台の板幅測定装置により、鋼帯の連続焼鈍炉入口にお
ける板幅および連続焼鈍炉出口近傍における板幅を測定
し、板幅の差に基づき求められる連続焼鈍炉内の板幅の
ネッキング量をネッキング量演算手段により演算し、こ
の演算された焼鈍炉内の板幅のネッキング量とあらかじ
め設定されている標準ネッキング量との差分をネッキン
グ量差分演算手段により演算し、このネッキング量差分
をゼロにする張力の変更量を張力変更量演算手段で演算
し、演算された張力の変更量に基づき、張力制御手段に
より鋼帯の連続焼鈍炉内での張力を制御する連続焼鈍炉
における鋼帯の張力制御方法である。
[作用] この発明に係る連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法
は、連続焼鈍炉入口および連続焼鈍炉出口近傍に設けた
2台の板幅測定装置により、鋼帯の連続焼鈍炉入口にお
ける板幅および連続焼鈍炉出口近傍における板幅を測定
し、板幅の差に基づき求められる連続焼鈍炉内の板幅の
ネッキング量をネッキング量演算手段により演算し、こ
の演算された焼鈍炉内の板幅のネッキング量とあらかじ
め設定されている標準ネッキング量との差分をネッキン
グ量差分演算手段により演算し、このネッキング量差分
をゼロにする張力の変更量を張力変更量演算手段で演算
し、演算された張力の変更量に基づき、張力制御手段に
より鋼帯の連続焼鈍炉内での張力を制御するようにして
いる。このようにしているのは、次のような理由による
ものである。すなわち、連続焼鈍工程においては、ネッ
キングにより鋼帯の幅が最終製品幅を割り込むことがな
いように、焼鈍炉に装入する鋼帯の幅を最終製品幅にネ
ッキング量および余裕代を加えたものにしている。この
ネッキング量は、鋼帯の断面積が同一鋼帯内で常に同一
で、鋼帯にかかるトータル張力も同一鋼帯内で常に一定
であるという前提、すなわち単位面積当たりの張力が一
定という前提で設定しである。しかしながら、現実には
同一鋼帯内で、特に幅が例えば公称1000mmノ幅ノ
鋼帯で±1.5mmの幅のバラツキが発生している。し
たがって、幅か公称の値よりも狭い鋼帯の部分の単位面
積当たりの張力は外の部分よりも大きくなっているのて
、ネッキング量も他の部分よりも大きくなり、このよう
な部分が製品幅を割って、板幅不良として格落ち材とな
ってしまう、そこで、鋼帯の連続焼鈍炉入口における板
幅および連続焼鈍炉出口近傍における板幅を測定し、板
幅の差に基づき求められる連続焼鈍炉内の板幅のネッキ
ング量を常時把握し、このネッキング量が常に一定にな
るように1−一タルの張力を制御するようにしたのであ
る。このようにネッキング量が一定になるようにしてい
るので、鋼帯に板幅不良が発生することはない。
[実施例の 本発明の1実施例の連続溶融亜鉛めっきの連続焼鈍炉に
おける鋼帯の張力制御方法を、第1図および第2図によ
り説明する。本発明の1実施例の連続溶融亜鉛めっきの
連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法においては、第
1図に示すように、第3図で説明した連続焼鈍炉の入側
のデフレクタ23近傍に鋼帯炉入側幅検出器1を、また
めつき浴29の出側のデフレフクロール28近傍に鋼帯
炉出側幅検出器2を配置して、入側幅から出側幅を引い
て鋼帯のネッキング量を常時把握するようにしている6 第2図は上述した鋼帯のネッキング量をもとに、ネッキ
ング量を常に一定にする鋼帯の張力制御方法を示すブロ
ック図である。鋼帯炉入側幅検出器1からの鋼帯幅信号
および鋼帯炉出側幅検出器2からの鋼帯幅信号が、ネッ
キング量演算器3に送られ、実績のネッキング量が演算
される。そして、標準ネッキング量が標準ネッキング量
設定器5により設定しである標準ネッキング量との差分
演算器4により、標準ネッキング量と実績のネッキング
量との差分が演算される。そして、この演算結果にもと
づいて、トータル張力変更量演算器6により、ネッキン
グ量の差分をゼロにするに必要なトータル張力変更量が
演算され、この演算されたトータル張力変更量にもとづ
いて、トータル張力制御器7が鋼帯の張力を制御し、実
績ネッキング量が標準ネッキング量に近づくようにする
本発明の1実施例の連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御
方法においては、上述したように鋼帯の張力を制御して
いるので、ネッキング量が大きくて板幅不良の鋼帯が発
生することはない。
[発明の効果] 本発明により、板幅不良の鋼帯が発生することはない。
ンク量との差分演算器、6・トータル張力変更量演算器
、7・・・トータル張力制御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続焼鈍炉入口および連続焼鈍炉出口近傍に設けた2台
    の板幅測定装置により、鋼帯の連続焼鈍炉入口における
    板幅および連続焼鈍炉出口近傍における板幅を測定し、
    板幅の差に基づき求められる連続焼鈍炉内の板幅のネッ
    キング量をネッキング量演算手段により演算し、この演
    算された焼鈍炉内の板幅のネッキング量とあらかじめ設
    定されている標準ネッキング量との差分をネッキング量
    差分演算手段により演算し、このネッキング量差分をゼ
    ロにする張力の変更量を張力変更量演算手段で演算し、
    演算された張力の変更量に基づき、張力制御手段により
    鋼帯の連続焼鈍炉内での張力を制御することを特徴とす
    る連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法。
JP10957090A 1990-04-25 1990-04-25 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法 Pending JPH046226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10957090A JPH046226A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10957090A JPH046226A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH046226A true JPH046226A (ja) 1992-01-10

Family

ID=14513599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10957090A Pending JPH046226A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH046226A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050751A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Kanae Co Ltd ハンドホール内侵入防止蓋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050751A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Kanae Co Ltd ハンドホール内侵入防止蓋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW401328B (en) Rolling roll profile control equipment
JPH0534093B2 (ja)
JPH0732024A (ja) 熱延鋼材の温度制御方法
JP6102650B2 (ja) 連続ラインにおける板温制御方法及び板温制御装置
TWI744739B (zh) 厚鋼板的冷卻控制方法、冷卻控制裝置以及厚鋼板的製造方法
JP3384330B2 (ja) リバース圧延機における板厚制御方法
JPH046226A (ja) 連続焼鈍炉における鋼帯の張力制御方法
JPH02179825A (ja) 熱間圧延鋼板の冷却制御装置
JPH06246320A (ja) 熱延鋼材の冷却制御方法
JP3058403B2 (ja) 熱延鋼板の冷却制御方法
JPH03287720A (ja) ストリップの熱間仕上圧延温度の制御方法
JP3518504B2 (ja) 鋼板の冷却条件設定方法
JPS62166014A (ja) 差厚熱鋼板の冷却方法
JPH08294717A (ja) 熱間圧延鋼板の制御冷却方法および装置
JPS629711A (ja) 薄板熱間圧延ラインの板幅制御方法
JPH0857523A (ja) 制御冷却方法
US11779977B2 (en) Method for setting different cooling curves of rolling material over the strip width of a cooling stretch in a hot-strip mill or heavy-plate mill
JPH0530885B2 (ja)
KR790001893B1 (ko) 탠덤(tandem)압연기에 있어서의 형상제어법
JPS6376709A (ja) タンデム圧延機の板幅制御方法
JPH08257623A (ja) 厚鋼板の冷却方法
JP2692544B2 (ja) 熱間圧延機の温度制御方法及び装置
JP3467559B2 (ja) 熱間連続圧延における板幅制御方法
JPS61266524A (ja) 鋼材の冷却制御方法
JP2000192214A (ja) めっき付着量測定装置