JPH0461287B2 - - Google Patents
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- JPH0461287B2 JPH0461287B2 JP56093129A JP9312981A JPH0461287B2 JP H0461287 B2 JPH0461287 B2 JP H0461287B2 JP 56093129 A JP56093129 A JP 56093129A JP 9312981 A JP9312981 A JP 9312981A JP H0461287 B2 JPH0461287 B2 JP H0461287B2
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- Japan
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- bridge
- circuit
- resistors
- bias
- temperature compensation
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 5
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G23/00—Auxiliary devices for weighing apparatus
- G01G23/18—Indicating devices, e.g. for remote indication; Recording devices; Scales, e.g. graduated
- G01G23/36—Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G3/00—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
- G01G3/12—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
- G01G3/14—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing measuring variations of electrical resistance
- G01G3/142—Circuits specially adapted therefor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Measurement Of Force In General (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はロードセル式秤の重量検出回路に関
するものである。
するものである。
従来のロードセル式秤の重量検出回路は、第1
図に示す様にロードセルのブリツジ1の出力を高
入力インピーダンス型差動増幅回路2(例えばイ
ンスツルメンテーシヨンアンプ)に入力し、その
出力をバイアス回路3を介してA−D変換器4に
入力する様になつていたのである。尚、ブリツジ
1の抵抗R0はロードセルの温度補償抵抗である。
図に示す様にロードセルのブリツジ1の出力を高
入力インピーダンス型差動増幅回路2(例えばイ
ンスツルメンテーシヨンアンプ)に入力し、その
出力をバイアス回路3を介してA−D変換器4に
入力する様になつていたのである。尚、ブリツジ
1の抵抗R0はロードセルの温度補償抵抗である。
ここで高入力インピーダンス型の差動増幅回路
2の出力電圧Voutは、 Vout=(V1−V2)α …… V1,V2:ブリツジ1の出力電圧 α:高入力インピーダンス型差動増幅回路2の増
幅率 となる。またブリツジ1の各点で節点方程式を立
てて解くと、 V1−V2=−ΔR/R+2R0(Va−Vb) …… R:重量が零の時のゲージ抵抗値 ΔR:重量に比例して変化する抵抗値 Va,Vb:印加電圧 R0:温度補償抵抗 式に式を代入すると、 Vout=−ΔR/R+2R0(Va−Vb)α …… となる。
2の出力電圧Voutは、 Vout=(V1−V2)α …… V1,V2:ブリツジ1の出力電圧 α:高入力インピーダンス型差動増幅回路2の増
幅率 となる。またブリツジ1の各点で節点方程式を立
てて解くと、 V1−V2=−ΔR/R+2R0(Va−Vb) …… R:重量が零の時のゲージ抵抗値 ΔR:重量に比例して変化する抵抗値 Va,Vb:印加電圧 R0:温度補償抵抗 式に式を代入すると、 Vout=−ΔR/R+2R0(Va−Vb)α …… となる。
ロードセル式秤の重量検出回路をこの様に構成
すると、ブリツジ1の出力は高入力インピーダン
ス型差動増幅回路2により増幅されるため、同回
路2を独立に考えることができ、ブリツジ1の
4本のゲージ抵抗(R±ΔR)、高入力インピ
ーダンス型差動増幅回路2のフイードバツク抵抗
Rfと入力抵抗Ri、同回路2の2つの分圧抵抗
Rd1,Rd2、更に同回路2の3本の抵抗Rb1,
Rb2,Rb3の温度特性は上記各グループ毎に統一
すれば足り、全体として統一す必要はないので、
設計が容易となる。しかしながら、逆に部品点数
が多くなり製品が高くつく欠点を有しているので
ある。
すると、ブリツジ1の出力は高入力インピーダン
ス型差動増幅回路2により増幅されるため、同回
路2を独立に考えることができ、ブリツジ1の
4本のゲージ抵抗(R±ΔR)、高入力インピ
ーダンス型差動増幅回路2のフイードバツク抵抗
Rfと入力抵抗Ri、同回路2の2つの分圧抵抗
Rd1,Rd2、更に同回路2の3本の抵抗Rb1,
Rb2,Rb3の温度特性は上記各グループ毎に統一
すれば足り、全体として統一す必要はないので、
設計が容易となる。しかしながら、逆に部品点数
が多くなり製品が高くつく欠点を有しているので
ある。
そこで、かかる従来技術の欠点を改善し、高入
力インピーダンス型差動増幅回路を用いないでし
かも回路構成がより簡単なロードセル式秤の重量
検出回路を得るべく、ブリツジの出力を直接演算
増幅器に入力し、回路構成の簡素化を図ることを
考えた。
力インピーダンス型差動増幅回路を用いないでし
かも回路構成がより簡単なロードセル式秤の重量
検出回路を得るべく、ブリツジの出力を直接演算
増幅器に入力し、回路構成の簡素化を図ることを
考えた。
即ち、第2図に示すように第1図に示した高入
力インピーダンス型差動増幅回路2の内の演算増
幅器22,23と抵抗Rb1,Rb2,Rb3と入力抵
抗Riと非接地側の分圧抵抗Rd1を省略した状態に
なつており、かつ、フイードバツク抵抗Rfと接
地側の分圧抵抗Rd2の大きさを等しくしている。
すなわちフリツジ1の出力を直接演算増幅器21
に入力し、かつ上記抵抗条件Rf=Rd2=R1を備え
たものである。
力インピーダンス型差動増幅回路2の内の演算増
幅器22,23と抵抗Rb1,Rb2,Rb3と入力抵
抗Riと非接地側の分圧抵抗Rd1を省略した状態に
なつており、かつ、フイードバツク抵抗Rfと接
地側の分圧抵抗Rd2の大きさを等しくしている。
すなわちフリツジ1の出力を直接演算増幅器21
に入力し、かつ上記抵抗条件Rf=Rd2=R1を備え
たものである。
この回路は、ブリツジの各点で節点方程式を立
てて解くと以下の様になる。
てて解くと以下の様になる。
V′out=−R1・2ΔR/R0・2R+R2−ΔR2(Va−Vb)
……
ただしR1=Rf=Rd2
ここでR2≫ΔR2であるからΔR2を無視すると、
V′out=−ΔR/R+2R0・(Va−Vb)・2R1/R ……
式を式と比較すると、この回路は等価増幅
率が2R1/Rである差動増幅回路とて動作するこ
とが分かる。
率が2R1/Rである差動増幅回路とて動作するこ
とが分かる。
この回路構成によれば、ブリツジ1の出力を直
接演算増幅器21に接続するので回路構成が簡単
となり結果として回路の特性が向上すると共に故
障率及び製品価額を低減することができるのであ
る。
接演算増幅器21に接続するので回路構成が簡単
となり結果として回路の特性が向上すると共に故
障率及び製品価額を低減することができるのであ
る。
しかしながら、上記改良構成によつて回路構成
の簡素化を図ることができたものの、依然として
第1図に示すバイアス回路3を用いており、この
分の簡素化が図れていなかつた。
の簡素化を図ることができたものの、依然として
第1図に示すバイアス回路3を用いており、この
分の簡素化が図れていなかつた。
また、上述の如き簡素化された回路において、
回路全体の温度特性を優れたものとするのにどの
ような手段を講じれば最も構成的にも経済的にも
効果的であるのかが分かつていなかつた。
回路全体の温度特性を優れたものとするのにどの
ような手段を講じれば最も構成的にも経済的にも
効果的であるのかが分かつていなかつた。
本発明は、ブリツジの出力を直接演算増幅器に
入力して部品の省略を図るだけではなく、該演算
増幅器に接続されるバイアス回路をも省略し、以
て、大幅な部品の省略を図りながら、回路全体の
温度特性を優れたものとすることができるロード
セル式秤の重量検出回路を提供することを目的と
する。
入力して部品の省略を図るだけではなく、該演算
増幅器に接続されるバイアス回路をも省略し、以
て、大幅な部品の省略を図りながら、回路全体の
温度特性を優れたものとすることができるロード
セル式秤の重量検出回路を提供することを目的と
する。
尚、上記バイアス回路は以下のような機能を備
えている。すなわち、ロードセルの可動端部には
計量皿が取り付けられており、該計量皿の重量が
初期重量となつてブリツジ回路に作用するため、
非計量中でもブリツジの出力端においてキヤンセ
ルしておく必要がある。そのキヤンセル機能をな
すものがバイアス回路である。
えている。すなわち、ロードセルの可動端部には
計量皿が取り付けられており、該計量皿の重量が
初期重量となつてブリツジ回路に作用するため、
非計量中でもブリツジの出力端においてキヤンセ
ルしておく必要がある。そのキヤンセル機能をな
すものがバイアス回路である。
以下本発明の好適実施例について、図面を参照
して詳述する。
して詳述する。
尚、本発明の基本構成は、上記第2図の説明に
おいて詳述した改良構成と同様であるので、対応
する構成乃至作用の説明は重複を避けるため、こ
れを援用しここでの詳しい説明を省略する。
おいて詳述した改良構成と同様であるので、対応
する構成乃至作用の説明は重複を避けるため、こ
れを援用しここでの詳しい説明を省略する。
第一の実施例を第3図aに、第2実施例を第3
図bに示す。
図bに示す。
すなわち、ブリツジ1の2つの出力側を、バイ
アス抵抗R3,R4を介して印加電圧Va,Vbに接
続したものである。第3図aでは、ロードセルブ
リツジ1の2つの入力側に、それぞれ温度補償抵
抗Roを該ブリツジ1に直列に接続し、一方、前
記ブリツジの2つの出力側に、前記温度補償抵抗
の内の一方に対して並列となるように2つのバイ
アス抵抗を接続しており、従つて、Vbのみをバ
イアス電源として用い、同図bでは、ロードセル
のブリツジ1の2つの出力側にそれぞれ温度補償
抵抗Roを該ブリツジ1に直列に接続し、一方、
前記ブリツジの2つの出力側に、前記温度補償抵
抗の各々に対して並列となるようにバイアス抵抗
をそれぞれ接続しており、従つて、VaとVbをバ
イアス電源として用いている。
アス抵抗R3,R4を介して印加電圧Va,Vbに接
続したものである。第3図aでは、ロードセルブ
リツジ1の2つの入力側に、それぞれ温度補償抵
抗Roを該ブリツジ1に直列に接続し、一方、前
記ブリツジの2つの出力側に、前記温度補償抵抗
の内の一方に対して並列となるように2つのバイ
アス抵抗を接続しており、従つて、Vbのみをバ
イアス電源として用い、同図bでは、ロードセル
のブリツジ1の2つの出力側にそれぞれ温度補償
抵抗Roを該ブリツジ1に直列に接続し、一方、
前記ブリツジの2つの出力側に、前記温度補償抵
抗の各々に対して並列となるようにバイアス抵抗
をそれぞれ接続しており、従つて、VaとVbをバ
イアス電源として用いている。
いま、第3図aを例にとつてブリツジの各点で
節点方程式を立てて解くと演算増幅器21の出力
電圧V′outは以下の様になる。
節点方程式を立てて解くと演算増幅器21の出力
電圧V′outは以下の様になる。
V′out=−R12ΔR/2R・R0+R2−ΔR2(Va−Vb)+R1/
R3Vb−R1/R4Vb +R1 2(−1/R3+1/R4)/2R・R1・R3+(2R・R0
+R2−ΔR2)(R1+R3) ×{(2R・R0+R2−ΔR2)Vb+R3(R−ΔR)Va+R3
(R+ΔR)Vb}…… ここでR2≫ΔR2であるので、ΔR2を無視する
と、 V′out≒[−2R1/R・ΔR/(R+2R0)(Va−Vb)+
[R1/R3Vb−R1/R4Vb] +R1 2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)(R
1+R3){(R+2R0)Vb+R3(Va+Vb)}] −R2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)(R1
+R3)・ΔR/RR3(Va−Vb)]…… となる。
R3Vb−R1/R4Vb +R1 2(−1/R3+1/R4)/2R・R1・R3+(2R・R0
+R2−ΔR2)(R1+R3) ×{(2R・R0+R2−ΔR2)Vb+R3(R−ΔR)Va+R3
(R+ΔR)Vb}…… ここでR2≫ΔR2であるので、ΔR2を無視する
と、 V′out≒[−2R1/R・ΔR/(R+2R0)(Va−Vb)+
[R1/R3Vb−R1/R4Vb] +R1 2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)(R
1+R3){(R+2R0)Vb+R3(Va+Vb)}] −R2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)(R1
+R3)・ΔR/RR3(Va−Vb)]…… となる。
上記式の第1項は前記式と等しいので、こ
の項は重量信号分の増幅された電圧を表す。第2
項第3項は定数項であるからこれ等の項がバイア
ス電圧を表す。尚、第2項≫第3項となるので、
バイアス電圧R1,R3,R4,Vbでほぼ決まる。
の項は重量信号分の増幅された電圧を表す。第2
項第3項は定数項であるからこれ等の項がバイア
ス電圧を表す。尚、第2項≫第3項となるので、
バイアス電圧R1,R3,R4,Vbでほぼ決まる。
上記したようにバイアス回路3は非計量にブリ
ツジ出力端に表れる計量皿等の初期重量をキヤン
セルするためのものである。従つて、下記誤差率
εに求められる要件を満たしながら、上記初期重
量をキヤンセルするように第2項の値を調整する
ことによつてバイアス回路3の省略が可能とな
る。第4項はΔRを含んでいるので誤差電圧を表
す。そこで第1項と第4項の比を取つて誤差率ε
求めると、 ε=(R+2R0)(R3/R4−1)/2{2R3+(R+2R0
)(1+R3/R1}…… この誤差率εが秤の精度、 (精度=最小目盛/最大秤量=一定) より小さくなる様にR1,R3,R4等の値を選択す
ると第式の第4項を無視することができる。従
つてこの回路は重量検出回路としての機能を充分
有することになる。
ツジ出力端に表れる計量皿等の初期重量をキヤン
セルするためのものである。従つて、下記誤差率
εに求められる要件を満たしながら、上記初期重
量をキヤンセルするように第2項の値を調整する
ことによつてバイアス回路3の省略が可能とな
る。第4項はΔRを含んでいるので誤差電圧を表
す。そこで第1項と第4項の比を取つて誤差率ε
求めると、 ε=(R+2R0)(R3/R4−1)/2{2R3+(R+2R0
)(1+R3/R1}…… この誤差率εが秤の精度、 (精度=最小目盛/最大秤量=一定) より小さくなる様にR1,R3,R4等の値を選択す
ると第式の第4項を無視することができる。従
つてこの回路は重量検出回路としての機能を充分
有することになる。
本発明において、ブリツジの各ゲージ抵抗と、
演算増幅器21側のフイードバツク抵抗Rfと、
分圧抵抗Rd2の温度特性を規定する必要がある。
しかし、一般にゲージ抵抗は温度特性が極めて優
れているので、従来から使用されているものをそ
のまま用い、フイードバツク抵抗Rfと分圧抵抗
Rd2の温度時をゲージ抵抗の温度特性に合わせる
ようにして、以て、極めて優れた温度特性を有す
るものでありながら、且つ、部品点数を大幅に少
なくできる重量検出回路を得ることができるので
ある。
演算増幅器21側のフイードバツク抵抗Rfと、
分圧抵抗Rd2の温度特性を規定する必要がある。
しかし、一般にゲージ抵抗は温度特性が極めて優
れているので、従来から使用されているものをそ
のまま用い、フイードバツク抵抗Rfと分圧抵抗
Rd2の温度時をゲージ抵抗の温度特性に合わせる
ようにして、以て、極めて優れた温度特性を有す
るものでありながら、且つ、部品点数を大幅に少
なくできる重量検出回路を得ることができるので
ある。
更に第3図bについても同様に節点方程式をた
ててV′outを求めると、 V′out≒[−2R1/R・ΔR/R+2R0(Va−Vb)+[R1
/R3Va−R1/R4Vb] +[R1 2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)
(R1+R3)・ΔR/RR3(Va−Vb)]…… 式と同様にこの式の第1項は重量信号分の
増幅された電圧、第2項第3項はバイアス電圧、
第4項は誤差電圧を表す。従つて、第2項で初期
重量をキヤンセルする値を与えるとともに式と
同様に第1項と第4項の比、すなわち誤差率εを
求め、誤差率εが秤の精度より小さくなる様に
R1,R3,R4等を選択すればよいことになる。尚
この場合、2本のバイアス抵抗R3,R4はゲージ
抵抗の温度特性に影響を与えない抵抗値を選択す
る必要がある。
ててV′outを求めると、 V′out≒[−2R1/R・ΔR/R+2R0(Va−Vb)+[R1
/R3Va−R1/R4Vb] +[R1 2(−1/R3+1/R4)/2R1R3+(R+2R0)
(R1+R3)・ΔR/RR3(Va−Vb)]…… 式と同様にこの式の第1項は重量信号分の
増幅された電圧、第2項第3項はバイアス電圧、
第4項は誤差電圧を表す。従つて、第2項で初期
重量をキヤンセルする値を与えるとともに式と
同様に第1項と第4項の比、すなわち誤差率εを
求め、誤差率εが秤の精度より小さくなる様に
R1,R3,R4等を選択すればよいことになる。尚
この場合、2本のバイアス抵抗R3,R4はゲージ
抵抗の温度特性に影響を与えない抵抗値を選択す
る必要がある。
また、フイードバツク抵抗Rfと分圧抵抗Rd2の
温度特性をゲージ抵抗の温度特性に合わせる点に
ついては、上記第3図aの場合と同様である。
温度特性をゲージ抵抗の温度特性に合わせる点に
ついては、上記第3図aの場合と同様である。
尚、上記第3図aの回路共に、上記2つの温度
補償抵抗の値が多少異なつても本発明の効果を期
待できるのであるが、方程式が極めて複雑となる
ので、ここでは敢えて省略した。
補償抵抗の値が多少異なつても本発明の効果を期
待できるのであるが、方程式が極めて複雑となる
ので、ここでは敢えて省略した。
以上のとおり、本発明によれば、ロードセルの
ブリツジの2つの入力側に、それぞれ温度補償抵
抗を該ブリツジに直列に接続し、該ブリツジの出
力を演算増幅器に直接入力し、該演算増幅器の負
入力側と出力側との間にフイードバツク抵抗を接
続し、正入力側とアース間に該フイードバツク抵
抗と同じ大きさの分圧抵抗を接続して前記演算増
幅回路とブリツジとを関連させて差動増幅機能を
有せしめたロードセル式秤の重量検出回路におい
て、前記フイードバツク抵抗と分圧抵抗の温度特
性を前記ブリツジのゲージ抵抗の温度特性に合わ
せて、前記ブリツジの2つの出力側に、前記温度
補償抵抗の内の一方に対して並列となるように2
つのバイアス抵抗を接続するか、又は、前記温度
補償抵抗の各々に対して並列となるようにバイア
ス抵抗をそれぞれ接続してバイアス電圧を印加
し、且つ、前記フイードバツク抵抗、分圧抵抗及
びバイアス抵抗の値を誤差率が秤の精度の範囲内
となる様に選択すると共に前記2つのバイアス抵
抗の抵抗値を前記ブリツジのゲージ抵抗の温度特
性に影響を与えない範囲の値としたことによつ
て、次の作用効果を奏するに至つた。
ブリツジの2つの入力側に、それぞれ温度補償抵
抗を該ブリツジに直列に接続し、該ブリツジの出
力を演算増幅器に直接入力し、該演算増幅器の負
入力側と出力側との間にフイードバツク抵抗を接
続し、正入力側とアース間に該フイードバツク抵
抗と同じ大きさの分圧抵抗を接続して前記演算増
幅回路とブリツジとを関連させて差動増幅機能を
有せしめたロードセル式秤の重量検出回路におい
て、前記フイードバツク抵抗と分圧抵抗の温度特
性を前記ブリツジのゲージ抵抗の温度特性に合わ
せて、前記ブリツジの2つの出力側に、前記温度
補償抵抗の内の一方に対して並列となるように2
つのバイアス抵抗を接続するか、又は、前記温度
補償抵抗の各々に対して並列となるようにバイア
ス抵抗をそれぞれ接続してバイアス電圧を印加
し、且つ、前記フイードバツク抵抗、分圧抵抗及
びバイアス抵抗の値を誤差率が秤の精度の範囲内
となる様に選択すると共に前記2つのバイアス抵
抗の抵抗値を前記ブリツジのゲージ抵抗の温度特
性に影響を与えない範囲の値としたことによつ
て、次の作用効果を奏するに至つた。
即ち、2つのバイアス抵抗を、上記のように前
記温度補償抵抗の内の一方に対して並列となるよ
うに接続するか、又は、前記温度補償抵抗の各々
に対して並列となるようにそれぞ接続し、バイア
ス電圧を印加するように構成するだけで、従来の
バイアス回路を省くことができて大幅なコストダ
ウンを図り得たものであり、この回路構成と前記
温度補償抵抗を前記ブリツジに直列に接続し、前
記フイードバツク抵抗と分圧抵抗の温度特性を前
記ブリツジのゲージ抵抗の温度特性を合わせたこ
ととによつて、前記三者の温度特性の一致を経済
的に行い得ながら、増幅率を前記温度補償抵抗の
温度特性に無関係に一定にできて、バイアス回路
を省いたコストダウンを図れる回路構成でありな
がら、極めて優れた温度特性をも有するという利
点がある。更に、この2つの温度補償抵抗は値が
多少異なつてもよいが方程式は極めて複雑になる
のでここでは敢えて省略する。また第2図、第3
図のブリツジ1において、印加電圧Va,Vbの
内、いずれか一方のみを印加して他方を接地する
回路とすることもできる。
記温度補償抵抗の内の一方に対して並列となるよ
うに接続するか、又は、前記温度補償抵抗の各々
に対して並列となるようにそれぞ接続し、バイア
ス電圧を印加するように構成するだけで、従来の
バイアス回路を省くことができて大幅なコストダ
ウンを図り得たものであり、この回路構成と前記
温度補償抵抗を前記ブリツジに直列に接続し、前
記フイードバツク抵抗と分圧抵抗の温度特性を前
記ブリツジのゲージ抵抗の温度特性を合わせたこ
ととによつて、前記三者の温度特性の一致を経済
的に行い得ながら、増幅率を前記温度補償抵抗の
温度特性に無関係に一定にできて、バイアス回路
を省いたコストダウンを図れる回路構成でありな
がら、極めて優れた温度特性をも有するという利
点がある。更に、この2つの温度補償抵抗は値が
多少異なつてもよいが方程式は極めて複雑になる
のでここでは敢えて省略する。また第2図、第3
図のブリツジ1において、印加電圧Va,Vbの
内、いずれか一方のみを印加して他方を接地する
回路とすることもできる。
第1図は従来のロードセル式秤の重量検出回路
図、第2図は他の従来のロードセル式秤の重量検
出回路図、第3図a,bはこの発明の1実施例の
回路図。 図中、1……ブリツジ、21……演算増幅器、
Rf……フイードバツク抵抗、Rd2……分圧抵抗、
R3,R4……バイアス抵抗、Va,Vb……印加電
圧。
図、第2図は他の従来のロードセル式秤の重量検
出回路図、第3図a,bはこの発明の1実施例の
回路図。 図中、1……ブリツジ、21……演算増幅器、
Rf……フイードバツク抵抗、Rd2……分圧抵抗、
R3,R4……バイアス抵抗、Va,Vb……印加電
圧。
Claims (1)
- 1 ロードセルのブリツジの2つの入力側に、そ
れぞれ温度補償抵抗を該ブリツジに直列に接続
し、該ブリツジの出力を演算増幅器に直接入力
し、該演算増幅器の負入力側と出力側との間にフ
イードバツク抵抗を接続し、正入力側とアース間
に該フイードバツク抵抗と同じ大きさの分圧抵抗
を接続して差動増幅機能を有せしめたロードセル
式秤の重量検出回路において、前記ブリツジの2
つの出力側に、前記温度補償抵抗の内の一方に対
して並列となるように2つのバイアス抵抗を接続
するか、又は、前記温度補償抵抗の各々に対して
並列となるようにバイアス抵抗をそれぞれ接続し
てバイアス電圧を印加したことを特徴とするロー
ドセル式秤の重量検出回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56093129A JPS57207831A (en) | 1981-06-16 | 1981-06-16 | Weight detecting circuit of load-cell type weighing apparatus |
US06/385,123 US4475608A (en) | 1981-06-16 | 1982-06-04 | Weight detection circuit for a load cell scale |
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