JPH0459719B2 - - Google Patents

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JPH0459719B2
JPH0459719B2 JP62120274A JP12027487A JPH0459719B2 JP H0459719 B2 JPH0459719 B2 JP H0459719B2 JP 62120274 A JP62120274 A JP 62120274A JP 12027487 A JP12027487 A JP 12027487A JP H0459719 B2 JPH0459719 B2 JP H0459719B2
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mesfet
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Hiroyuki Makino
Satoshi Takano
Shuichi Matsue
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガリウム砒素半導体メモリ装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、例えば昭和59年度電子通信学会総合
全国大会講演論文集P.2−304記載による従来の
E/D型ダイレクト カツプル FET ロジツ
ク(Direct Couple FET Logic)回路(以下
DCFL回路と略記する。)によるガリウム砒素半
導体メモリ装置のメモリセル及びワード線、ビツ
ト線の構成を示している。図中、1はメモリセル
で、これはノーマリオン型金属−半導体電界効果
型トランジスタ(以下MESFETと略記する。)2
及び3を負荷としノーマリオフ型MESFET4及
び5をドライバとしたフリツプフロツプ回路と、
ノーマリオフ型MESFETによるトランスフアゲ
ート6及び7とから構成されている。ノードN1
はメモリセルの電源ノードで、ノードN2及びN
3はデータが蓄えられるストレージノードであ
る。ノードN4はワード線でトランスフアゲート
6及び7のゲートに接続されている。ノードN5
及びN6は一対のビツト線を構成し、それぞれト
ランスフアゲート6及び7に接続されている。8
及び9はビツト線プルアツプのための抵抗性の負
荷素子で、プルアツプ電源であるノードN7、ビ
ツト線ノードN5間及び電源ノードN7、ビツト
線ノードN6間にそれぞれ接続されている。ま
た、ノーマリオフ型MESFET10及び11はコ
ラム選択のためのトランスフアゲートでそれぞれ
ノードN5、ノードN8間、及びノードN6、ノ
ードN9間に接続されている。ノードN10はビ
ツト線セレクト信号線で上記トランスフアゲート
10及び11のゲートに接続されている。またこ
こでノードN8とノードN9とは一対のI/O線
を構成している。
次に第2図に基づいて動作を説明する。
通常、ガリウム砒素によるE/D型DCFL回路
はハイレベル0.6V程度(これはMESFETのゲー
ト、ソース間のシヨツトキバリア高さで決る。)、
ローレベル0V程度の内部信号で動作する。従つ
てメモリセル1は、ハイレベル0.6V、ローレベ
ル0Vのワード線N4とビツト線セレクト信号線
N10とが共にハイレベルとなることにより選択
される。また、ノードN1及びN7の電源電圧
は、共に1.0Vとする。
まず、読出し動作について説明する。ワード線
N4及びビツト線セレクト信号線N10が共にロ
ーレベルのとき、トランスフアゲート6,7及び
10,11は全て非導通状態となり、ストレージ
ノードN2,N3はビツト線N5,N6からそれ
ぞれ遮断される。メモリセル1はフリツプフロツ
プ回路で構成されているため、このときストレー
ジノードN2,N3には一対のデータが蓄えられ
る。すなわちノードN2がハイレベル(0.6V)
のときはノードN3がローレベル(0V)となり、
逆にノードN2がローレベルのときはノードN3
がハイレベルとなる。今仮にノードN2にハイレ
ベル、ノードN3にローレベルが蓄えられている
とする。このときドライバFET4は非導通状態、
5は導通状態である。
次にワード線N4がハイレベル(0.6V)にな
ると、トランスフアゲート6と7が導通状態とな
りノードN2及びノードN3の電位がノードN5
及びノードN6に読出される。このとき、ハイ側
のビツト線N5の電位はドライバFET4が非導
通状態となつているため、ビツト線負荷8とトラ
ンスフアゲート6及びドライバFET5のゲート、
ソース間のシヨツトキダイオードとの電位分割で
決まり、通常シヨツトキバリア高さ0.6Vよりも
やや高い値となる。今この値を0.7Vとする。一
方ロー側のビツト線N6の電位は、ドライバ
FET5が導通状態となつているため、ビツト線
負荷9とトランスフアゲート7及びドライバ
FET5との電位分割で決まり、通常接地レベル
0Vとシヨツトキバリア高さ0.6Vの間の値となる。
今この値を0.2Vとする。すなわち、ワード線N
4が立上がることによりメモリセル1からビツト
線N5,N6にハイレベル0.7V、ローレベル
0.2Vのデータが読出される。
次にビツト線セレクト信号線N10がハイレベ
ル(0.6V)になるとトランスフアゲート10及
び11が導通状態となりビツト線N5及びN6の
データがそれぞれI/O線N8及びN9に読出さ
れる。このとき、ハイ側のI/O線N8の電位
は、ビツト線セレクト信号線のレベル(0.6V)
からトランスフアゲート10のしきい値電圧Vth
10を引いた値0.6−Vth10Vまでしか上がらない。
なぜならば、I/O線N8の電位が0.6−Vth10V
以上になるとトランスフアゲート10が非導通状
態となるからである。今Vth10を0.1Vとすると
I/O線N8の電位は0.6V−0.1V=0.5Vとなる。
一方ロー側のI/O線N9の電位はビツト線N6
の電位がそのまま伝えられ0.2Vとなる。
以上より、読出し時にはワード線N4及びビツ
ト線セレクト信号線N10の両方がハイレベルと
なることによりメモリセル1が選択され、ビツト
線N5,N6にはハイレベル0.7V、ローレベル
0.2Vのデータが読出され、さらにI/O線N8,
N9にはハイレベルの0.5V、ローレベル0.2Vの
データが読出される事がわかる。ワード線N4及
びビツト線セレクト信号線N10のどちらか一方
がローレベルならば、メモリセル1のデータは
I/O線に読出されない。また、I/O線に読出
されたデータは、センスアンプ及びデータ出力回
路を経てメモリ外部へ出力される。
次に書き込み動作を説明する。初期条件として
ノードN2がローレベル(0V)、ノードN3がハ
イレベル(0.6V)とし、これに対しノードN2
にハイレベル、ノードN3にローレベルを書き込
む動作を考える。書き込み時も読出し時と同様ワ
ード線N4とビツト線セレクト信号線N10の両
方をハイレベル(0.6V)としてメモリセル1を
選択状態とし、さらにI/O線N8を電源電位
(1.0V)、N9を接地電位(0V)にする。このと
き、ハイ側のトランスフアゲート10はビツト線
N5が0.5V以上では非導通状態となるため、ビ
ツト線N5の電位は0.5Vなる。これと同時にビ
ツト線N6の電位は、ビツト線負荷9の電流供給
能力よりもトランスフアゲート11からの電流引
き抜き能力の方がはるかに大きくとられているた
めに接地電位に近い値となる。今仮にこれを
0.1Vとする。すなわち逆データ書き込み時には
一瞬ビツト線電位としてN5が0.5V、N6が
0.1Vという状態になる。メモリセル1は通常こ
の状態でストレージノードN2の電位がN3の電
位よりも高くなるように設計されており、従つて
このときデータは反転する。データ反転後はドラ
イバFET4は非導通状態となるため、ハイ側の
ビツト線N5の電位は0.7Vまで上昇する。また、
データ反転後ワード線N4をローレベルにすると
ストレージノードの電位は、N2が0.6V、N3
が0Vに落ち着く。こうしてデータの書き込みが
完了する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のガリウム砒素半導体メモリ装置は以上の
ように構成されているため、次のようなデータ読
み出しにおける問題点があつた。
すなわち、前に説明したように例えばビツト線
N5への読み出しのハイレベルはビツト線負荷8
とトランスフアゲート6及びドライバFET5の
ゲート、ソース間のシヨツトキダイオードとの電
位分割で決まり、またローレベルはビツト線負荷
8とトランスフアゲート6及びドライバFET4
との電位分割で決まるため、トランスフアゲート
やドライバFETの特性にばらつきがあるとビツ
ト線の読出しレベルがばらついた。通常、1対の
ビツト線は複数のメモリセルが共有しており、ま
たガリウム砒素によるE/D型DCFL回路は内部
信号の振幅が0.6V程度と小さく、特に読出し時
におけるビツト線の振幅はそれ以下となるため素
子特性のばらつきによる影響を受け易く、従つて
1対のビツト線を共有する複数のメモリセルのト
ランスフアゲートやドライバFETの特性の小さ
なばらつきに対してビツト線の読出しレベルがば
らつき易かつた。
さらに詳しく説明すると第3図a〜cはビツト
線のローレベルにばらつきがあつた場合のビツト
線レベルの時間変化を示しており、連続する2つ
の読出しサイクルで互いに逆のデータを読出した
場合を示している。図中Aは前サイクルのローレ
ベルが後サイクルのローレベルと同じ場合の波
形、Bは前サイクルのローレベルが後サイクルの
ローレベルよりも高い場合の波形、Cは前サイク
ルのローレベルが後サイクルのローレベルよりも
低い場合の波形を表わす。この図からわかるよう
にビツト線のローレベルが前、後のサイクルで同
じ場合に比べ、前サイクルのローレベルが後サイ
クルより高い場合はビツト線の交点は速い方へ移
動し、前サイクルのローレベルが後サイクルより
低い場合はビツト線の交点は遅い方へ移動する。
このようにビツト線読出し電位のローレベルがば
らつくことによつてビツト線の交点の位置にばら
つきが生じ、これはアクセスタイムのバラツキの
原因となる。ハイレベルのばらつきに対しても同
様のことが言える。以上のように従来の構成では
メモリセルのトランスフアゲートやドライバ
FETの特性のばらつきによつてビツト線レベル
にばらつきが生じアクセスタイムがばらつくとい
う問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、メモリセル間でのアクセスタ
イムのばらつきを低減することができる半導体メ
モリ装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体メモリ装置は、ノーマリ
オフ型MESFETを有しそのしきい値電圧によつ
て電源電圧をクランプするクランプ回路を設け、
読出し時、該クランプ電圧をローレベル読出し電
位としてビツト線に印加するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においてはノーマリオフ型MESFET
のしきい値によつて電源電圧をクランプしこのク
ランプ電圧をローレベル読出し電位としてビツト
線に印加するようにしたから、ビツト線のローレ
ベルをメモリセルを構成する素子の特性のばらつ
きにかかわらず一定に保つことができ、これによ
りメモリセル間でのアクセスタイムのばらつきを
低減することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による半導体メモ
リ装置のメモリセル及びワード線、ビツト線の構
成を示す回路図であり、該回路は半絶縁性ガリウ
ム砒素半導体基板上に形成されている。第1図に
おいて、メモリセル1及びワード線、ビツト線の
構成は第2図と全く同様であり、20はノーマリ
オフ型MESFET12、シヨツトキダイオード1
3及びノーマリオフ型MESFET14から構成さ
れた第1のビツト線クランプ回路で、ノーマリオ
フ型MESFET12はドレインが電源ノードN1
1に、ソースがノードN12に接続され、シヨツ
トキダイオード13はアノードがノードN12
に、カソードが接地電位に接続され、ノーマリオ
フ型MESFET14はゲート及びドレインがノー
ドN12に、ソースがビツト線ノードN5に接続
されている。また、30はノーマリオフ型
MESFET15、シヨツトキダイオード16及び
ノーマリオフ型MESFET17から構成された第
2のビツト線クランプ回路で、ノーマリオフ型
MESFET15はドレインが電源ノードN11に、
ソースがノードN13に接続され、シヨツトキダ
イオード16はアノードがノードN13に、カソ
ードが接地電位に接続され、ノーマリオフ型
MESFET17はゲート及びドレインがノードN
13に、ソースがビツト線ノードN6に接続され
ている。また、ノーマリオフ型MESFET12及
び15のゲートN14には書き込み読出し制御信
号が入力される。
次に第1図に基づいて本実施例回路の動作を説
明する。
ここでも従来回路と同様、メモリセル1は、ハ
イレベル0.6V、ローレベル0Vのワード線N4と
ビツト線セレクト信号線N10とが共にハイレベ
ルとなることにより選択される。ノードN1,N
7及びN11の電源電圧は全て1.0Vとする。
まず、ビツト線クランプ回路の動作を説明す
る。ノードN14の書き込み読出し制御信号は、
読出し時にはハイレベル(1.0V、これは前段が
電源電圧1.0VのE/Dインバータであれば自然
に実現される。)、書き込み時にはローレベル
(0V)となる。ここで、シヨツトキダイオード1
3及び16のシヨツトキバリア高さを通常の
0.6Vとし、ノーマリオフ型MESFET14及び1
7はしきい値電圧を0.3Vとする。
読出し時、すなわちノードN14の書き込み読
出し制御信号がハイレベル(1.0V)のとき、ノ
ーマリオフ型MESFET12及び15は導通状態
となりノードN12及びN13はそれぞれシヨツ
トキダイオード13及び16によつて共に0.6V
にクランプされる。このときビツト線ノードN5
及びN6は、それぞれノードN12及びN13の
電位0.6Vからノーマリオフ型MESFET14及び
17のしきい値電圧である0.3Vを引いた値、す
なわち0.3Vよりも低くなることはできない。な
ぜなら、0.3Vよりも低くなるとノーマリオフ型
MESFET14及び17が導通してビツト線電位
が0.3Vまで引き上げられるからである。一方書
き込み時、すなわちノードN14の書き込み読出
し制御信号がローレベル(0V)のとき、ノーマ
リオフ型MESFET12及び15は非導通状態と
なりノードN12及びN13はフローテイング状
態となる。このとき、ノードN12及びN13は
ビツト線ノードN5及びN6には全く影響を及ぼ
さない。従つて、書き込み時はビツト線クランプ
回路が無い状態と同じになる。
次に、メモリ回路の読出し動作について説明す
る。ワード線N4及びビツト線セレクト信号線N
10が共にローレベルのとき、トランスフアゲー
ト6,7及び10,11は全て非導通状態とな
り、ストレージノードN2及びN3はビツト線N
5及びN6からそれぞれ遮断される。メモリセル
はフリツプフロツプ回路で構成されているため、
このときストレージノードN2とN3には従来例
と同様に一対のデータが蓄えられる。仮にノード
N2にハイレベル、ノードN3にローレベルが蓄
えられているとする。このときドライバFET4
は非導通状態、5は導通状態である。
次にワード線N4がハイレベル(0.6V)にな
ると、トランスフアゲート6と7が導通状態とな
りノードN2及びノードN3の電位がノードN5
及びノードN6に読出される。このとき、ハイ側
のビツト線N5の電位はドライバFET4が非導
通状態となつているため、ビツト線負荷8とトラ
ンスフアゲート6及びドライバFET5のゲート、
ソース間のシヨツトキダイオードとの電位分割で
決まり、0.7Vとなる。この場合上記第1のビツ
ト線クランプ回路20はこのハイレベルの値には
影響を与えない。一方ロー側のビツト線N6に
は、ドライバFET5が導通状態となつているた
め、ビツト線負荷9とトランスフアゲート7及び
ドライバFET5との電位分割で決まる値である
0.2Vが読出されようとするが、上記第2のビツ
ト線クランプ回路30により0.3Vに引き上げら
れ、0.3Vで一定となる。すなわち、ワード線N
4が立上がることによりメモリセル1からビツト
線N5,N6にハイレベル0.7V、ローレベル
0.3Vのデータが読出され、このローレベルはメ
モリセルの特性のばらつきによらず、0.3V一定
となる。
次にビツト線セレクト信号線N10がハイレベ
ル(0.6V)になるとトランスフアゲート10及
び11が導通状態となりビツト線N5及びN6の
データがそれぞれI/O線N8及びN9に読出さ
れる。このとき、ハイ側のI/O線N8の電位
は、ビツト線セレクト信号線レベル(0.6V)か
らトランスフアゲート10のしきい値電圧Vth10
(0.1V)を引いた値0.6−0.1=0.5Vまでしか上が
らない。なぜならば、I/O線N8の電位が
0.5V以上になるとトランスフアゲート10が非
導通状態となるからである。一方ロー側のI/O
線N9の電位はビツト線N6の電位がそのまま伝
えられ0.3Vとなる。
以上より、読出し時にはワード線N4及びビツ
ト線セレクト信号線N10の両方がハイレベルと
なることによりメモリセル1が選択され、ビツト
線N5,N6にはハイレベル0.7V、ローレベル
0.3Vのデータが読出され、さらにI/O線N8,
N9にはハイレベル0.5V、ローレベル0.3Vのデ
ータが読出される事がわかる。また、ローレベル
の0.3Vはメモリセルによるばらつきがなく、極
めて均一性が良い。従来回路と同様にワード線N
4及びビツト線セレクト信号線N10のどちらか
一方がローレベルならば、メモリセル1のデータ
はI/O線には読出されない。また、I/O線に
読出されたデータは、センスアツプ及びデータ出
力回路を経てメモリ外部へ出力される。一方メモ
リセルへの書き込み動作については、上述したよ
うに第1、第2のビツト線クランプ回路20,3
0は書き込み時には全く書き込み動作に影響を及
ぼさない。従つて、書き込み動作は上述の従来回
路の場合と全く同様である。
このように本実施例によればノーマリオフ型
MESFET14,17を有しそのしきい値電圧
0.3Vを用いてビツト線N5,N6の読み出しロ
ーレベルを0.3Vに固定する第1、第2のビツト
線クランプ回路20,30を設けたので、ワード
線N4が立上ることによりロー側のビツト線N5
あるいはN6に読み出されるローレベルを常に
0.3Vとでき、これによりアクセスタイムのばら
つきを抑えることができる。
なお、上記実施例ではノーマリオフ型
MESFET14及び17のしきい値電圧が0.3Vの
場合を示したが、必要に応じてこのしきい値電圧
を変化させることによつてビツト線の読出しロー
レベルを任意に調節してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればノーマリオフ
型MESFETのしきい値電圧を用いて電源電圧を
クランプし、該クランプ電圧をローレベル読出し
電位としてビツト線に印加するようにしたので、
ビツト線の読み出しローレベルを個々のメモリセ
ルの素子特性のばらつきによらず一定に保つこと
ができ、これによりメモリセル間でのアクセスタ
イムのばらつきの小さい半導体メモリ装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体メモ
リ装置のメモリセル及びワード線、ビツト線の構
成を示す回路図、第2図は従来の半導体メモリ装
置のメモリセル及びワード線、ビツト線の構成を
示す回路図、第3図はビツト線の読出しのローレ
ベルがばらついた場合のビツト線の読出しレベル
の時間変化を示す図である。 図中、1はメモリセル、2,3はノーマリオン
型MESFET、4〜7,10〜12,14,15,
17はノーマリオフ型MESFET、8,9は抵抗
性の負荷素子、13,16はシヨツトキダイオー
ド、N1〜N14は各ノード、20,30は第
1、第2のビツト線クランプ回路、Aはローレベ
ルが前サイクルと後サイクルとで同じ場合のビツ
ト線レベル波形、Bは前サイクルの方が後サイク
ルよりもそのローレベルが高い場合のビツト線レ
ベル波形、Cは前サイクルの方が後サイクルより
もそのローレベルが低い場合のビツト線レベル波
形である。なお図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半絶縁性基板上に形成されたスタテイツク型
    の半導体メモリ装置において、 ノーマリオフ型MESFETを有しそのしきい値
    電圧によつて電源電圧をクランプするクランプ回
    路を備え、 読出し時、該クランプ電圧をローレベル読出し
    電位としてビツト線に印加するようにしたことを
    特徴とする半導体メモリ装置。 2 上記クランプ回路は、 ドレインが電源に接続され、ゲートにその導
    通、非導通を制御する信号を受ける第1のノーマ
    リオフ型MESFETと、 カソードが設置され、アノードが上記第1の
    MESFETのソースに接続されたシヨツトキダイ
    オードと、 ゲート及びドレインが該シヨツトキダイオード
    のアノードに接続され、ソースがビツト線に接続
    された第2のノーマリオフ型MESFETとからな
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の半導体メモリ装置。 3 上記第1のノーマリオフ型MESFETのゲー
    トには、データの書き込み時に上記第1のノーマ
    リオフ型MESFETを非導通状態とする制御信号
    が入力されることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の半導体メモリ装置。
JP62120274A 1987-05-19 1987-05-19 半導体メモリ装置 Granted JPS63285796A (ja)

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