JPH0459681B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0459681B2 JPH0459681B2 JP57084386A JP8438682A JPH0459681B2 JP H0459681 B2 JPH0459681 B2 JP H0459681B2 JP 57084386 A JP57084386 A JP 57084386A JP 8438682 A JP8438682 A JP 8438682A JP H0459681 B2 JPH0459681 B2 JP H0459681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- air
- inner block
- base
- recesses
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はターンテーブルを空気圧により浮上さ
せるようにしたエアーベアリング式ターンテーブ
ルシステムに関する。
せるようにしたエアーベアリング式ターンテーブ
ルシステムに関する。
レコードプレーヤのターンテーブルシステムは
ターンテーブルの回転の慣性モーメントを大きく
すると回転の安定性の点で有利であるがターンテ
ーブルの軸受にボールベアリング式やオイルベア
リング方式等を用いたタイプでは慣性を大きくす
る為にターンテーブル自体の質量をを大きくする
とターンテーブル軸と軸受との間の摩擦抵抗が増
加し耐久性や音質上好ましくない一方、該摩擦抵
抗を小さくする為ターンテーブルの質量を小さく
すると期待する慣性モーメントを得られないとい
う矛盾が生じていた。
ターンテーブルの回転の慣性モーメントを大きく
すると回転の安定性の点で有利であるがターンテ
ーブルの軸受にボールベアリング式やオイルベア
リング方式等を用いたタイプでは慣性を大きくす
る為にターンテーブル自体の質量をを大きくする
とターンテーブル軸と軸受との間の摩擦抵抗が増
加し耐久性や音質上好ましくない一方、該摩擦抵
抗を小さくする為ターンテーブルの質量を小さく
すると期待する慣性モーメントを得られないとい
う矛盾が生じていた。
上記の欠点を克服する為エアーポンプの送り出
す空気の圧力によつてターンテーブルを浮上させ
ることにより、ターンテーブルの回転による摩擦
抵抗を軽減し音質の向上を図つたエアーベアリン
グ式ターンテーブルシステムがあるが、従来のエ
アーベアリング式ターンテーブルシステムはベー
ス内に設けられたエアーチヤンバーに圧縮空気を
送り、エアーチヤンバーを介してベース本体上面
に設けられた吹出口から該圧縮空気をターンテー
ブル内面方向に垂直に吹き出し、吹出空気圧によ
りターンテーブルを垂直方向に浮上させるもので
ある。しかしながら、垂直方向への空気圧に依る
だけではターンテーブルの水平方向の保持が困難
であり、この水平方向保持の為にターンテーブル
軸を油液を介して軸受で受ける等、依然として軸
受機構を必要としていた。しかしこの場合におい
ても油液による粘性抵抗の影響を受ける等の為に
回転安定性や音質の点で完全な性能が得られなか
つた。
す空気の圧力によつてターンテーブルを浮上させ
ることにより、ターンテーブルの回転による摩擦
抵抗を軽減し音質の向上を図つたエアーベアリン
グ式ターンテーブルシステムがあるが、従来のエ
アーベアリング式ターンテーブルシステムはベー
ス内に設けられたエアーチヤンバーに圧縮空気を
送り、エアーチヤンバーを介してベース本体上面
に設けられた吹出口から該圧縮空気をターンテー
ブル内面方向に垂直に吹き出し、吹出空気圧によ
りターンテーブルを垂直方向に浮上させるもので
ある。しかしながら、垂直方向への空気圧に依る
だけではターンテーブルの水平方向の保持が困難
であり、この水平方向保持の為にターンテーブル
軸を油液を介して軸受で受ける等、依然として軸
受機構を必要としていた。しかしこの場合におい
ても油液による粘性抵抗の影響を受ける等の為に
回転安定性や音質の点で完全な性能が得られなか
つた。
本発明は、上述の問題点を解決するために、ベ
ースの上部を形成する円筒状インナーブロツクに
略逆U字形状のターンテーブルを嵌装し、前記イ
ンナーブロツクに、前記ターンテーブルの基部内
面に対向する平滑上面に開口する第1の空気吹出
口と、前記ターンテーブルの環状外周部内面に対
向する外周面に円周方向に等間隔に形成された複
数の凹部と、該凹部内に開口する第2の空気吹出
口と、前記インナーブロツクの外周部に設けられ
外周側上面に開口し第1の空気吹出口からの吹出
空気と、第2の空気吹出口からの吹出空気の一部
とを外部に導く空気流出路とを形成して成ること
を特徴とするエアーベアリング式ターンテーブル
システムを提供するものである。
ースの上部を形成する円筒状インナーブロツクに
略逆U字形状のターンテーブルを嵌装し、前記イ
ンナーブロツクに、前記ターンテーブルの基部内
面に対向する平滑上面に開口する第1の空気吹出
口と、前記ターンテーブルの環状外周部内面に対
向する外周面に円周方向に等間隔に形成された複
数の凹部と、該凹部内に開口する第2の空気吹出
口と、前記インナーブロツクの外周部に設けられ
外周側上面に開口し第1の空気吹出口からの吹出
空気と、第2の空気吹出口からの吹出空気の一部
とを外部に導く空気流出路とを形成して成ること
を特徴とするエアーベアリング式ターンテーブル
システムを提供するものである。
以下本発明の構成を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図は本発明に係るエアーベアリ
ング式ターンテーブルシステムを示す。
ング式ターンテーブルシステムを示す。
第1図はそのターンテーブルとベースの斜視図
であり、第2図はその側面図であり、第3図はそ
の平面図であり、第4図は第3図におけるA−
A′線断面図である。ベース4にはエアーチヤン
バー5が内設され(第4図)、エアーチヤンバー
5はチユーブ6を介して図示していないエアーポ
ンプに連通している。
であり、第2図はその側面図であり、第3図はそ
の平面図であり、第4図は第3図におけるA−
A′線断面図である。ベース4にはエアーチヤン
バー5が内設され(第4図)、エアーチヤンバー
5はチユーブ6を介して図示していないエアーポ
ンプに連通している。
上記ベース4の上面には円筒状のインナーブロ
ツク3が載設されビス11によつてベース4に固
定されている。ベース4とインナーブロツク3は
単一部材から一体に形成してもよい。該インナー
ブロツク3の上面には該インナーブロツク3の外
径よりもも適宜に小さい外径を有する円盤状のガ
ラス板2がインナーブロツク3と同心円上に固設
されている。(第3図)。
ツク3が載設されビス11によつてベース4に固
定されている。ベース4とインナーブロツク3は
単一部材から一体に形成してもよい。該インナー
ブロツク3の上面には該インナーブロツク3の外
径よりもも適宜に小さい外径を有する円盤状のガ
ラス板2がインナーブロツク3と同心円上に固設
されている。(第3図)。
中心孔4g,3gがエアーチヤンバー5の上壁
より夫々ベース4、インナーブロツク3の各軸心
部内を貫通し、上方の孔3aはガラス板2の中心
孔内に臨んでインナーブロツク3の上面に開口
し、該上方の孔3aに垂直方向の吹出口を形成す
る複数の孔7aを形成したノズル7が挿設されて
下端部をベース4の中心孔4gに螺合し、ベース
4の中心孔4gと該吹出孔7aおよびノズル7内
に形成した軸孔7bは協働して垂直方向吹出空気
の供給流路を形成している。
より夫々ベース4、インナーブロツク3の各軸心
部内を貫通し、上方の孔3aはガラス板2の中心
孔内に臨んでインナーブロツク3の上面に開口
し、該上方の孔3aに垂直方向の吹出口を形成す
る複数の孔7aを形成したノズル7が挿設されて
下端部をベース4の中心孔4gに螺合し、ベース
4の中心孔4gと該吹出孔7aおよびノズル7内
に形成した軸孔7bは協働して垂直方向吹出空気
の供給流路を形成している。
第2図に明瞭に示すように円盤状のインナーブ
ロツク3の外周側面には、中心に半径方向の空気
吹出口4aを有した長手状の2対の凹部4bがイ
ンナーブロツク3の円周方向に等間隔に配されて
いる。具体的は、各対の凹部4bはインナーブロ
ツク3の直径方向に対称になるように配されてい
る。該吹出口4aはベース4に設けられた孔4c
を介してエアチヤンバー5と連通している。孔4
c及び7bには脱塵の為夫々スポンジ8及び12
が装着されている。
ロツク3の外周側面には、中心に半径方向の空気
吹出口4aを有した長手状の2対の凹部4bがイ
ンナーブロツク3の円周方向に等間隔に配されて
いる。具体的は、各対の凹部4bはインナーブロ
ツク3の直径方向に対称になるように配されてい
る。該吹出口4aはベース4に設けられた孔4c
を介してエアチヤンバー5と連通している。孔4
c及び7bには脱塵の為夫々スポンジ8及び12
が装着されている。
円筒状のインナーブロツク3には外周側上面に
開口して円周方向に複数の孔3bが連設され、こ
の孔3bはインナーブロツク3の内部を略垂直方
向に延び、ベース4にインナーブロツク3の外周
部の基部近傍に開口して形成された開口部4fを
介して外部へ連通している。前記孔3bは4つの
群に形成され、各群は相隣接する凹部4b,4b
間に配置されている。
開口して円周方向に複数の孔3bが連設され、こ
の孔3bはインナーブロツク3の内部を略垂直方
向に延び、ベース4にインナーブロツク3の外周
部の基部近傍に開口して形成された開口部4fを
介して外部へ連通している。前記孔3bは4つの
群に形成され、各群は相隣接する凹部4b,4b
間に配置されている。
略逆U字状のターンテーブル1は基部1aと環
状外周部1bとから成り、基部1aの内面が前記
円盤状のガラス板2の上面に当接し、かつ該外周
部1bの内周面が前記インナーブロツク3の周側
面と適宜の間隙5fを介して対向して、該インナ
ーブロツク3に嵌合している。尚、第4図におい
て、9,10はインナーブロツク3とベース4間
に介装されて両者間の気密を保持するO−リング
である。
状外周部1bとから成り、基部1aの内面が前記
円盤状のガラス板2の上面に当接し、かつ該外周
部1bの内周面が前記インナーブロツク3の周側
面と適宜の間隙5fを介して対向して、該インナ
ーブロツク3に嵌合している。尚、第4図におい
て、9,10はインナーブロツク3とベース4間
に介装されて両者間の気密を保持するO−リング
である。
次に上述のごとき構成をとることによる作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
圧縮空気は図示しないエアーポンプからチユー
ブ6を介してエアーチヤンバー5に送られる。非
作動時は、ターンテーブル1の基部1aの内面は
平滑な面を有する円盤状のガラス板2と当接して
おりかつ外周部1bの底面1b′はベース4の上面
5cと当接しているので該圧縮空気の流路は閉ざ
されている。
ブ6を介してエアーチヤンバー5に送られる。非
作動時は、ターンテーブル1の基部1aの内面は
平滑な面を有する円盤状のガラス板2と当接して
おりかつ外周部1bの底面1b′はベース4の上面
5cと当接しているので該圧縮空気の流路は閉ざ
されている。
エアーポンプの作動によりエアーチヤンバー5
内の圧縮空気の圧力は次第に高くなり該チヤンバ
ーから孔4g,7b,7aを介して吹出口7aよ
りターンテーブル1のの基部1aの内面に向つて
垂直に吹き出す圧縮空気の圧力がターンテーブル
1を浮き上らせる。このときターンテーブル1の
基部1aの内面とガラス板2の上面との間に間隙
5eが生じ吹出口7aより吹き出た圧縮空気は間
隙5eを通つて外周側の拡大間隙5dに至り孔3
bから開口部4f、間隙5aを順次介して外部へ
流出する。
内の圧縮空気の圧力は次第に高くなり該チヤンバ
ーから孔4g,7b,7aを介して吹出口7aよ
りターンテーブル1のの基部1aの内面に向つて
垂直に吹き出す圧縮空気の圧力がターンテーブル
1を浮き上らせる。このときターンテーブル1の
基部1aの内面とガラス板2の上面との間に間隙
5eが生じ吹出口7aより吹き出た圧縮空気は間
隙5eを通つて外周側の拡大間隙5dに至り孔3
bから開口部4f、間隙5aを順次介して外部へ
流出する。
間隙5eを通る圧縮空気はターンテーブル1の
基部1aの内面に一定の圧力を一様に与え、ター
ンテーブル1を垂直方向に浮上させる。
基部1aの内面に一定の圧力を一様に与え、ター
ンテーブル1を垂直方向に浮上させる。
一方、半径方向の吹出口4aにより吹出した圧
縮空気は凹部4bに充満し、該凹部4bに対向す
るターンテーブル1の外周部1bの内周部分を一
様に押圧した後、間隙5f、間隙5aを順次介し
て流出する。また前記半径方向の吹出口4aより
吹出した圧縮空気の一部はターンテーブル1の外
周部1bの内周面を押圧した後、間隙5fを上昇
して間隙5dに至るがこの圧縮空気は3bに入つ
て開口部4f、間隙5aを順次介して外部へ流出
する。
縮空気は凹部4bに充満し、該凹部4bに対向す
るターンテーブル1の外周部1bの内周部分を一
様に押圧した後、間隙5f、間隙5aを順次介し
て流出する。また前記半径方向の吹出口4aより
吹出した圧縮空気の一部はターンテーブル1の外
周部1bの内周面を押圧した後、間隙5fを上昇
して間隙5dに至るがこの圧縮空気は3bに入つ
て開口部4f、間隙5aを順次介して外部へ流出
する。
このように半径方向の吹出口4aから吹き出す
空気は前記吹出口7aより吹き出した空気と干渉
することなく外部へ流出する。
空気は前記吹出口7aより吹き出した空気と干渉
することなく外部へ流出する。
このとき各対の凹部4bは直径方向に対称に配
されているで、互に逆方向に圧縮空気が吹出口4
aから吹き出され、ターンテーブル1はその直径
方向においてバランス良く支持される。
されているで、互に逆方向に圧縮空気が吹出口4
aから吹き出され、ターンテーブル1はその直径
方向においてバランス良く支持される。
例えば第5図に示すごとくターンテーブル1が
右方向に変位すると、ターンテーブル1の外周部
1bの内周面とインナーブロツク3の周側面との
間隙5fのうち左側の間隙5fは狭くなり、右側
の間隙5fは広くなる。したがつて該左側の間隙
5fと凹部4bによつて画成される空間の内圧は
高くなる一方、右側の間隙5fと凹部4bによつ
て画成される空間の内圧は低くなるので、ターン
テーブル1はその直径方向の内圧差によつて左方
向へ押し戻されて元の平衡状態を維持する。
右方向に変位すると、ターンテーブル1の外周部
1bの内周面とインナーブロツク3の周側面との
間隙5fのうち左側の間隙5fは狭くなり、右側
の間隙5fは広くなる。したがつて該左側の間隙
5fと凹部4bによつて画成される空間の内圧は
高くなる一方、右側の間隙5fと凹部4bによつ
て画成される空間の内圧は低くなるので、ターン
テーブル1はその直径方向の内圧差によつて左方
向へ押し戻されて元の平衡状態を維持する。
上述した実施例では、垂直方向の空気吹出口7
aの位置をインナーブロツクの中心に設けたが、
中心に設けることに代えて該中心と外周との中間
部に対称に開口させて複数の吹出口を設けること
も可能である。また該吹出口の口径も適宜に選択
することもできる。また、孔3bの形状も適宜変
形してもよく、例えば全体で4個の長手形状の孔
で構成してインナーブロツクの外周部に等間隔に
設けることも可能である。更に、凹部bは形状が
長手状でなく円形状のもの等でもよく、更にその
数も図示例の4個に限ることなく任意の数に形成
することができる。ターンテーブルとインナーブ
ロツクの材質は温度変化に対して間隙5fが適宜
に生じるようなものであればよい。更に又、ガラ
ス板2は、インナーブロツクの上面が平滑なもの
であれば省略してもよく、、またガラス板と同等
以上の面粗度をもつ材料をガラス板に代えて使用
することもできることは勿論である。
aの位置をインナーブロツクの中心に設けたが、
中心に設けることに代えて該中心と外周との中間
部に対称に開口させて複数の吹出口を設けること
も可能である。また該吹出口の口径も適宜に選択
することもできる。また、孔3bの形状も適宜変
形してもよく、例えば全体で4個の長手形状の孔
で構成してインナーブロツクの外周部に等間隔に
設けることも可能である。更に、凹部bは形状が
長手状でなく円形状のもの等でもよく、更にその
数も図示例の4個に限ることなく任意の数に形成
することができる。ターンテーブルとインナーブ
ロツクの材質は温度変化に対して間隙5fが適宜
に生じるようなものであればよい。更に又、ガラ
ス板2は、インナーブロツクの上面が平滑なもの
であれば省略してもよく、、またガラス板と同等
以上の面粗度をもつ材料をガラス板に代えて使用
することもできることは勿論である。
本発明のターンテーブルシステムは前述した如
き構成であるので、以下の様な優れた効果を奏す
る。
き構成であるので、以下の様な優れた効果を奏す
る。
イ) 従来の軸受機構を取り除き、完全に空気圧
のみでターンテーブルを浮上させ平衡位置を維
持できるから、ターンテーブルの回転によつて
生ずる摩擦抵抗は皆無に等しく、従つてターン
テーブルの期待する性能を略完全に満足するこ
とができる。更に完全に空気圧のみでターンテ
ーブルを浮上支持するので、ターンテーブルと
ベース間には軸受機構をはじめ摩擦部品が全く
介在しないので、耐久性に優れると共にメイン
テナンスが極めて容易である。
のみでターンテーブルを浮上させ平衡位置を維
持できるから、ターンテーブルの回転によつて
生ずる摩擦抵抗は皆無に等しく、従つてターン
テーブルの期待する性能を略完全に満足するこ
とができる。更に完全に空気圧のみでターンテ
ーブルを浮上支持するので、ターンテーブルと
ベース間には軸受機構をはじめ摩擦部品が全く
介在しないので、耐久性に優れると共にメイン
テナンスが極めて容易である。
ロ) 半径方向の吹出口を有する凹部を内周方向
に等間隔に又は各対を直径方向に称に配して設
けたことにより、該吹出口より吹き出す圧縮空
気圧がターンテーブルの内周側面に局部的に作
用するからターンテーブルを効果的に平衡維持
することができる。
に等間隔に又は各対を直径方向に称に配して設
けたことにより、該吹出口より吹き出す圧縮空
気圧がターンテーブルの内周側面に局部的に作
用するからターンテーブルを効果的に平衡維持
することができる。
ハ) 空気流出路を形成する孔3bをインナーブ
ロツク3の外周部に設けたことにより垂直方向
に吹き出した空気と半径方向に吹き出した空気
とが相互に干渉することがないから、相互干渉
による空気の乱流も生じることなく円滑な空気
流が得られ、ターンテーブルの回転が安定かつ
スムーズになる。
ロツク3の外周部に設けたことにより垂直方向
に吹き出した空気と半径方向に吹き出した空気
とが相互に干渉することがないから、相互干渉
による空気の乱流も生じることなく円滑な空気
流が得られ、ターンテーブルの回転が安定かつ
スムーズになる。
ニ) 垂直方向吹出空気の供給流路と半径方向吹
出空気の供給流路が独立に設けてあるから垂直
方向の吹出空気の圧力値及び半径方向の吹出空
気の圧力値を互いに独立して自由に定めること
ができる。
出空気の供給流路が独立に設けてあるから垂直
方向の吹出空気の圧力値及び半径方向の吹出空
気の圧力値を互いに独立して自由に定めること
ができる。
第1図乃至第5図は本発明に係るエアーベアリ
ング式ターンテーブルシステムの一実施例を示
し、第1図はそのターンテーブルとベース本体の
斜視図、第2図は側面図、第3図はベースの平面
図、第4図は第3図におけるA−A′線断面図で
あり、第5図はターンテーブルがインナーブロツ
クに対して変位した状態を示す図である。 1…ターンテーブル、2…ガラス板、3…イン
ナーブロツク、4…ベース、4a…吹出口、4b
…凹部、4f…開口部、5…エアーチヤンバー、
6…チユーブ、7a…吹出口。
ング式ターンテーブルシステムの一実施例を示
し、第1図はそのターンテーブルとベース本体の
斜視図、第2図は側面図、第3図はベースの平面
図、第4図は第3図におけるA−A′線断面図で
あり、第5図はターンテーブルがインナーブロツ
クに対して変位した状態を示す図である。 1…ターンテーブル、2…ガラス板、3…イン
ナーブロツク、4…ベース、4a…吹出口、4b
…凹部、4f…開口部、5…エアーチヤンバー、
6…チユーブ、7a…吹出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベースの上部を形成する円筒状インナーブロ
ツクに略逆U字形状のターンテーブルを嵌装し、
前記インナーブロツクに、前記ターンテーブルの
基部内面に対向する平滑上面に開口する第1の空
気吹出口と、前記ターンテーブルの環状外周部内
面に対向する外周面に円周方向に等間隔に形成さ
れた複数の凹部と、該凹部内に開口する第2の空
気吹出口と、前記インナーブロツクの外周部に設
けられ外周側上面に開口し第1の空気吹出口から
の吹出空気と、第2の空気吹出口からの吹出空気
の一部とを外部に導く空気流出路とを形成して成
ることを特徴とするエアーベアリング式ターンテ
ーブルシステム。 2 前記凹部は2対以上の凹部から成り、各対の
凹部が前記インナーブロツクの直径方向に対称位
置に配されて成る特許請求の範囲第1項記載のエ
アーベアリング式ターンテーブル。 3 前記凹部は各々円周方向に長手の形状を有し
て成る特許請求の範囲第1項または第2項記載の
エアーベアリング式ターンテーブルシステム。 4 前記流出路は前記凹部の相隣接するもの同士
間に配置され、前記インナーブロツクの外周部に
略垂直方向に貫設された複数の通孔から成る特許
請求の範囲第1項記載のエアーベアリング式ター
ンテーブルシステム。 5 前記インナーブロツクの外周部の基部近傍の
前記ベースの上面に開口すると共に各前記通孔と
各々連通する開口部を複数形成して成る特許請求
の範囲第1項又は第4項記載のエアーベアリング
式ターンテーブルシステム。 6 前記第1の吹出口に連通する圧縮空気の供給
流路と、前記第2の吹出口に連通する圧縮空気の
供給流路とを相互に独立して設けて成る特許請求
の範囲第1項記載のエアーベアリング式ターンテ
ーブルシステム。 7 前記インナーブロツクの上面およびターンテ
ーブルの内面の少なくとも一方に円盤状の平滑な
ガラス板を前記インナーブロツクと同心円上に固
設して成る特許請求の範囲第1項記載のエアーベ
アリング式ターンテーブルシステム。 8 前記第1の吹出口をインナーブロツクの軸心
部上面に開口させて成る特許請求の範囲第1項乃
至第7項のいずれかに記載のエアーベアリング式
ターンテーブルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8438682A JPS58200403A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | エア−ベアリング式タ−ンテ−ブルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8438682A JPS58200403A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | エア−ベアリング式タ−ンテ−ブルシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58200403A JPS58200403A (ja) | 1983-11-22 |
JPH0459681B2 true JPH0459681B2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=13829118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8438682A Granted JPS58200403A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | エア−ベアリング式タ−ンテ−ブルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58200403A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9201022D0 (sv) * | 1992-04-01 | 1992-04-01 | Peter Forsell | Anordning foer drivning av cd-spelare |
DE19654051A1 (de) * | 1996-12-23 | 1998-06-25 | Trace Optical | Luftbetriebene Drehscheibe |
JP2006312500A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Myotoku Ltd | 浮上搬送ユニット |
JP6401399B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2018-10-10 | 知名 弘 | 音響機器の振動防止装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522572U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP8438682A patent/JPS58200403A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522572U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58200403A (ja) | 1983-11-22 |
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