JPH045940A - 電気掃除機の収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電気掃除機の収納装置の改良に関するものであ
る。

［従来の技術］ 電気掃除機の歴史は既に数十年を数えるが、国内はとん
どの家庭に普及し、今や各家庭必須の電化製品の一つと
なっている。それだけに電気掃除機の種類は多く、その
機能も高度化されている。

しかし機能の開発に限界はなく、各メーカにおいて日々
新しい機能が開発されて付与され、より便利より使いか
ってのよい新製品が紹介され上布されているのが現状で
ある。

通常最も普及している電気掃除機は、空気吸りのための
モータ駆動のファンや吸引した空気からごみを濾過し貯
蔵する紙パツクなどを内蔵する本体と、床面を移動して
空気とともにごみを吸引するための床ノズルと、該床ノ
ズルと本体とを結ぶホースとから構成されている。

第５図は上記電気掃除機を示す側面図で、図中（１）は
掃除機本体、（２）は床ブラシ、（３）はパイプ、（４
）はホース、り５）は操作部、（５ａ）はスイッチ、（
６）にコード、（６ａ）はそのプラグ、（７）は床面で
ある。

上記掃除機の使用に当たっては、掃除機のコード（６）
のプラグ（６ａ）を壁のコンセントに挿入した後、操作
部（５）を手にし、スイッチ（５ａ）を操作して、本体
（１）を床面（７）上を引きずりながらパイプ（３）の
先端のノズル（２）を床面に移動させて、床面のごみを
空気とともに吸引するのである。

上記掃除機を掃除の後収納する場合、従来は第６図に示
すように、本体（１）に収納ケース（８）を装着し、こ
の収納ケース（８）内に床ノズル（２）、パイプ（３）
、ホース（４）等を収納した状態で、掃除機を収納場所
に収納するか、または第７図にみるように、本体（１）
を立てた状態にし、床ブラシ（２）、パイプ（３）、ホ
ース（４）などを本体（１）に接続したまま、パイプ（
３）に固着した係止具（９）の鈎部を、本体（１）の下
面に固着された鈎部部（１０）に係着し、そのまま戸棚
などに収納する方法などがとられている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで上記掃除機の収納方法において、第６図に示す
収納ケース（８）を利用する収納方法は、すっきり纏ま
るので外観上見栄えはよいが、収納に当たっては床ノズ
ル（２）、パイプ（３）、ホース（４）などの各部品を
分解して収納ケース（８）内に収め、掃除機を使用する
際は、上記各部品を収納ケースから取り出して組み立て
る必要があり、掃除の頻度の高い場合は、掃除機の収納
や使用に結構手間がかかって面倒なものである。それに
掃除機の製作において、収納ケース（９）は本体の形状
すなわち型番ごとに専用化する必要があり、種類の多い
掃除機においては多種少量生産となるため、生産性が低
下することになる。

また第７図に示すように、本体（１）を立てた状態で収
納するものにあっては、分解接続の必要がなく使い勝手
は良好であるが、背丈が高いため押入れや階段下などの
天井の低い場所は掃除機の収納場所には使用できず、収
納箇所が限定されるとともに、掃除機むきたしの外観は
あまり好ましいものではない。

本発明は従来の掃除機収納装置の上記問題点を解消する
ためになされたもので、使い勝手をあまり下げることな
く、収納設置場所の範囲を広げ、外観もまた良好な収納
装置を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る電気掃除機の収
納装置を、掃除機の収納箇所に配置する台座と、２本継
ぎとしたパイプのそれぞれに固着された係止具と、該係
止具の鈎部を係着するため本体に形成された鈎部は部と
、上記パイプの先端を係着するため本体に設けた係止部
と、該台座に着脱自在の覆い布とを備えて構成した。な
お上記台座は、その床面投影面積が収納すべき掃除機の
本体ならびに付属品の床面投影面積より大きく形成され
、かつその上面には掃除機の小物部品を収納すべき収納
ポケットが設けられている。また上記係止部は本体に回
動自在に設けられている。

［作用］ 掃除機を収納する際は、掃除機のパイプを分解して２個
とし、各パイプに固着された係止具の鈎部を本体の鈎部
部に係着させ、ホースに接続するパイプの先端を係止部
に係着させる。ついで本体を収納場所に置かれた台座上
に載置し、台座の外周部に取付けた覆い布を広げて掃除
機全体または一部を覆う。

パイプは２個に分解されて本体に係着されるので、掃除
機の背丈は低くなり、また掃除機の全体または一部を覆
うので外観もよくなる。

収納された掃除機の使用に当たっては、掃除機を覆う覆
い布を取り外し、掃除機を台座より下ろし、パイプの係
止具を本体から外して、２個のパイプを繋げばよい。

［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す収納時の電気掃除機の
斜視図、第２図は台座の斜視図、第３図は台座に載置さ
れ覆い布で覆われた掃除機の斜視図で、図中（Ｌ）　、
（２）　、（４）は従来の掃除機と同一または相当部品
、（３ａ）はパイプａ、（３ｂ）はパイプｂ、（９ａ）
は係止具ａ、（９ｂ）は係止具す、　（］、Ｏａ）は鈎
部部ａ　、　（ｆｏｂ）は鈎部部す、（１１）は係止部
、（１２）は台座、（１３）は隙間ノズル、（１４）は
凸部、（１５）は収納ポケット、（１６）は覆い布、（
１７）はボタン、（１８）、（１９）は開口部、（１８
ａ）はファスナ、（１９ａ）は紐である。

本発明に係る掃除機においては、パイプ（３〉は２個の
パイプ（３ａ）、（３ｂ）に分解できるように構成され
ており、それぞれのパイプ（３ａ）、（３ｂ）に係止具
（９ａ）、（９ｂ）が固着されている。また本体（１）
には係止具（９ａ）、（９ｂ）の鈎部を係着するための
鈎部部ａ（１０ａ）、鈎部部ｂ　（１０ｂ）　、さらに
パイプ（３ｂ）の先端を係止するための係止部（１１）
が設けられている。なお係止部（１１）は、第４図にみ
るように、ばねなどに、より回動自在に本体（１〉に係
着されており、掃除機使用時は同図（ａ）にみるように
本体内に格納し、掃除機収納時は同図（ｂ）にみるよう
に本体から回動させてパイプ（３ｂ）を係止するように
構成されている。

また台座（１２）には中央部に小物部品を収納するため
の収納ポケット（１５）が、また−隅に隙間ノズルを係
着させるための凸部（１４）が形成されている。

さらに台座（１２）の外周部にはボタン（１７）が装着
されており、該ボタン（１７）により覆い布（１６）を
台座り１２）に着脱する。覆い布く１６）は側部と上部
とに開口部（１８）、（１９）を備え、側部開口部（１
８）はファスナ（１８ａ）で、上部開口部（１９）は紐
（１９ａ）で開閉するように構成されている。

掃除機の収納に際しては、まず所定の収納場所に配置さ
れている台座の収納ポケット（１５）内に、掃除機の小
物部品を収納する。ついで掃除機のパイプａ　（３ａ）
をパイプｂ　（３ｂ）から取り外し、それぞれのパイプ
（３ａ〉、（３ｂ）に固着された係止具（９ａ）、〈９
ｂ）の鈎部を、本体に形成された鈎部部（１０ａ）、（
１０ｂ）に係着し、パイプｂ　（３ｂ）の先端を本体（
１）に形成された係止部（１１）に係着する。続いてこ
のように纏めた掃除機を、第１図に示すように、台座（
１２）上に載置し、隙間ノズル（１３）を台座の凸部（
１４）に係着した後、覆い布（ｌＢ〉をボタン（１７）
により台座（１２）に取り付けて掃除機を覆いついで開
口部（１９）を閉じると、掃除機の収納は完了する。

上記掃除機の収納装置において、台座（１２）の床面投
影面積は、掃除機本体及び付属品の床面投影面積より大
きくしているので、収納場所に収納時、掃除機が周囲の
他の物体に接触することなく好都合である。

また台座（１２）に形成された収納ポケット（１５）に
小物部品を収納できるので、小物部品が散逸する恐れが
なくなる。

パイプａ　（３ａ）は下部に重量のある床ブラシ（２）
を装着しているので、係止具（９ａ）の鈎部を本体の鈎
部部（ｌｏａ）に係着するだけで確実に安定する。

しかしパイプ（３ｂ）にあっては、係止具（９ｂ）の鈎
部を本体の鈎部部（ＬＯｂ）に係着するとともに、本体
（１）に設けた係止部（１１）によりその先端を係着し
て、その本体への固定を確実ならしめる。

なお係止部（１１）は、本体（１）に回動自在に構成さ
れており、掃除機使用時は本体（１）内に格納されるの
で掃除の邪魔にならない。

上記掃除機の収納装置において、覆い布（１６〉を柔軟
な布地で形成することにより、掃除機の型番、形状など
にかかわらず幅広く適応することができ便利である。ま
たその模様、色彩などを適当に選択すれば、収納時の掃
除機の外観は素晴らしいものとなる。覆い布く１６）は
上部と側部とに開口部を備えており、台座（１２）には
着脱自在なので、その利用範囲は広く使いやすいものと
なる。

なお覆い布（１Ｂ）の材質については、布以外に皮革、
プラスチックなど多様な材料を使用可能である。

また係止具（９ａ）、（９ｂ）や鈎部部（１０ａ）、（
１０ｂ）さらに係止部（１１）の仕様については特に限
定するものでなく、パイプ（３ａ）、（３ｂ）を本体に
確実に固着するものであればよい。

［発明の効果コ 本発明は、電気掃除機の収納装置を、掃除機の収納箇所
に配置する台座と、２本継ぎとしたパイプのそれぞれに
固着された係止具と、該係止具の鈎部を係着するため本
体に形成された鈎部部と、上記パイプの先端を係着する
ため本体に設けた係止部と、該台座に着脱自在の覆い布
とを備えて構成したので、次に述べるような優れた効果
をあげることとなった。

■台座（１２）の床面投影面積は、掃除機本体及び付属
品の床面投影面積より大きくしているので、収納時、掃
除機が周囲の他の物体に接触することなく好都合である
。

■覆い布に柔軟な材料を仕様することにより、掃除機の
型番や形状に拘らず広い範囲の掃除機に適用できる。

■覆い布の模様、色彩を選択することにより、収納時の
掃除機の外観を美麗なものとすることができる。

■パイプを２個に分解し、掃除機収納時の高さを低くす
るようにしたので、収納場所の範囲が拡大された。

■台座に小物収納箇所を形成したので、小物部品の散逸
が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である電気掃除機収納装置の
覆い布を取り外したときの斜視図、第２図は台座の斜視
図、第３図は覆い布を・取付けた時の掃除機収納装置の
斜視図、第４図は係止部の（ａ）は格納時の、（ｂ）は
回動時の斜視図、第５図は電気掃除機の側面図、第６図
、第７図は従来の掃除機の収納状態を示す平面図と斜視
図である。 図中（１）は本体、（３ａ）、（３ｂ）はパイプ、（９
ａ）、（９ｂ）は係止具、（１０ａ）　、（１０ｂ）は
鈎部は部、（１１）は係止部、（１２）は台座、（１３
）は隙間ノズル、（１４）は凸部、（１５）は収納ポケ
ット、（１６）は覆い布、（１７）はボタン、（１８）
、（１９）は開口部である。 なお図中の同で符号は同一または相当部品を示すものと
する。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）その床面投影面積が収納すべき掃除機の本体なら
   びに付属品の床面投影面積より大きく、かつその上面に
   掃除機の小物部品を収納すべき収納箇所を設けた台座と
   、 ２本継ぎとしたパイプのそれぞれに固着された係止具と
   、 該係止具の鈎部を係着するため本体に形成された鈎受け
   部と、 上記パイプの先端を係着するため本体に回動自在に設け
   られた係止部と を備えて構成されていることを特徴とする電気掃除機の
   収納装置。
2. （２）その床面投影面積が収納すべき掃除機の本体なら
   びに付属品の床面投影面積より大きく、かつその上面に
   掃除機の小物部品を収納すべき収納箇所を設けた台座と
   、 ２本継ぎとしたパイプのそれぞれに固着された係止具と
   、 該係止具の鈎部を係着するため本体に形成された鈎受け
   部と、 上記パイプの先端を係着するため本体に回動自在に設け
   られた係止部と、 該台座に着脱自在の覆い布と を備えて構成されていることを特徴とする電気掃除機の
   収納装置。