JPH0459254A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH0459254A JPH0459254A JP17050490A JP17050490A JPH0459254A JP H0459254 A JPH0459254 A JP H0459254A JP 17050490 A JP17050490 A JP 17050490A JP 17050490 A JP17050490 A JP 17050490A JP H0459254 A JPH0459254 A JP H0459254A
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- JP
- Japan
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- thin plate
- bonded
- ink
- head substrate
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 24
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 5
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
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- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、インク漬を飛翔させて記録媒体上に画像を形
成するインクジェット記録装置の構造に関するものであ
る。
成するインクジェット記録装置の構造に関するものであ
る。
[従来の技術]
従来の同一構造のインクジェット記録装置においては第
4図(a)に示すようにヘッド基板1の流路の断面形状
において薄板8と接着剤を用いて接合される接合面側の
形状は鋭利な角となっていた。
4図(a)に示すようにヘッド基板1の流路の断面形状
において薄板8と接着剤を用いて接合される接合面側の
形状は鋭利な角となっていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記の方法ではヘッド基板1とF!i板
8を接着剤を用いて接合した場合に余剰接着剤12が薄
板8との境界部にたまってしまい、かつ余剰接着剤12
のたまり方が一定しないため、インクの飛行特性に大き
く影響するインク供給口3の断面形状を不安定にし、高
い印字品質を得ることができなかった。つまり第4図(
b)に示すようにヘッド基板1と薄板8を接合した後の
インク供給口3の断面形状は余剰接着剤のはみ出しによ
って形状が変動的になるのである。
8を接着剤を用いて接合した場合に余剰接着剤12が薄
板8との境界部にたまってしまい、かつ余剰接着剤12
のたまり方が一定しないため、インクの飛行特性に大き
く影響するインク供給口3の断面形状を不安定にし、高
い印字品質を得ることができなかった。つまり第4図(
b)に示すようにヘッド基板1と薄板8を接合した後の
インク供給口3の断面形状は余剰接着剤のはみ出しによ
って形状が変動的になるのである。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは安定した印字品質の得られる
インクジェット記録装置を提供することにある。
、その目的とするところは安定した印字品質の得られる
インクジェット記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明のインクジェット記録装置は流路を有する高分子
基材のヘッド基板1に高分子の薄板8を接着剤にて接合
して前記ヘッド基板lの流路を密閉してインクを流動さ
せる構造のインクジェット記録装置において、ヘッド基
板1の前記流路の断面形状において前記薄板8と接合さ
れる接合面側の両側に断面積15μm2以上500μS
以下の接着剤溜り用の間隙11を設けたことを特徴とす
る。
基材のヘッド基板1に高分子の薄板8を接着剤にて接合
して前記ヘッド基板lの流路を密閉してインクを流動さ
せる構造のインクジェット記録装置において、ヘッド基
板1の前記流路の断面形状において前記薄板8と接合さ
れる接合面側の両側に断面積15μm2以上500μS
以下の接着剤溜り用の間隙11を設けたことを特徴とす
る。
[実施例]
そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図(a)、第1図(b)は本発明を実施したインク
ジェット記録装置のヘッド基板1における流路構造の概
観図を示す。ボワサルフォンあるいはボワカーボネート
などの高分子素材を基材とし、それを射出成形すること
により作られたヘッド基板1の片面は圧力室2、インク
供給口3、インク準備室4よりなる一連の流路溝が形成
されている。そして、各流路溝の端部から厚み方向に貫
通した連絡流路5、オワフィス部6を通ってインク滴を
噴出するインクノズル7が列状に配置されている。そし
て、ヘッド基板1の流路溝面に高分子の薄板8を接着剤
により接合することにより流路は密閉されインク滴を噴
出するインク流路が形成される。インクは、圧力室2の
位置において薄板8に接着された図示されていない圧電
素子などのアクチュエーターの力により噴出される。こ
こで言う接着剤とは一般的な接着剤に限らず、有機溶剤
だけでも良く、ただし有機溶剤で溶剤接着する場合はヘ
ッド基板1と薄板8が同材質もしくは溶解係数の近い材
質同士であることが望ましい。
ジェット記録装置のヘッド基板1における流路構造の概
観図を示す。ボワサルフォンあるいはボワカーボネート
などの高分子素材を基材とし、それを射出成形すること
により作られたヘッド基板1の片面は圧力室2、インク
供給口3、インク準備室4よりなる一連の流路溝が形成
されている。そして、各流路溝の端部から厚み方向に貫
通した連絡流路5、オワフィス部6を通ってインク滴を
噴出するインクノズル7が列状に配置されている。そし
て、ヘッド基板1の流路溝面に高分子の薄板8を接着剤
により接合することにより流路は密閉されインク滴を噴
出するインク流路が形成される。インクは、圧力室2の
位置において薄板8に接着された図示されていない圧電
素子などのアクチュエーターの力により噴出される。こ
こで言う接着剤とは一般的な接着剤に限らず、有機溶剤
だけでも良く、ただし有機溶剤で溶剤接着する場合はヘ
ッド基板1と薄板8が同材質もしくは溶解係数の近い材
質同士であることが望ましい。
この実施例ではヘッド基板1のインク供給口3の断面形
状は第1図(C)に示すように薄板8と接合される接合
面9例の両側に幅5μm、深さ5μmの接着剤溜り用の
間隙11が設けである。この場合間隙11の断面積は2
5μゴになる。これにより余剰接着剤12は間隙11に
収まり第1図(d)に示すようにヘッド基板1と薄板8
が接合された後のインク供給口3の断面形状は安定した
形状が得られる。この間隙11の深さが3μmから10
μmの範囲は毛管現象により余剰接着剤12を捕捉しや
すい。
状は第1図(C)に示すように薄板8と接合される接合
面9例の両側に幅5μm、深さ5μmの接着剤溜り用の
間隙11が設けである。この場合間隙11の断面積は2
5μゴになる。これにより余剰接着剤12は間隙11に
収まり第1図(d)に示すようにヘッド基板1と薄板8
が接合された後のインク供給口3の断面形状は安定した
形状が得られる。この間隙11の深さが3μmから10
μmの範囲は毛管現象により余剰接着剤12を捕捉しや
すい。
第2図(a)に本発明による第二の実施例によるヘッド
基板1のインク供給口3の断面形状を示す。この例では
間隙11はR10μmのコーナーRとして形成されてい
る。この場合間隙11の断面積は約79μm2になる。
基板1のインク供給口3の断面形状を示す。この例では
間隙11はR10μmのコーナーRとして形成されてい
る。この場合間隙11の断面積は約79μm2になる。
この例でも余剰接着剤12は第2図(b)に示すように
間pi、11に収まっている。この例の特徴はヘッド基
板1を成形する際に間隙11の形状を高分子材料が転写
しやすい形状になっていることである。
間pi、11に収まっている。この例の特徴はヘッド基
板1を成形する際に間隙11の形状を高分子材料が転写
しやすい形状になっていることである。
第3図(a)に本発明による第三の実施例によるヘッド
基板1のインク供給口3の断面形状を示す。この例では
間[11はC15μmの面が取られた形状となっている
。この場合間隙11の断面積は約110μボになる。こ
の例でも余剰接着剤12は第3図(b)に示すように間
隙11に収まっている。
基板1のインク供給口3の断面形状を示す。この例では
間[11はC15μmの面が取られた形状となっている
。この場合間隙11の断面積は約110μボになる。こ
の例でも余剰接着剤12は第3図(b)に示すように間
隙11に収まっている。
なお余剰接着剤12を捕捉するための間隙11の必要断
面積は、接着剤の種類及び接着剤の塗布量に応じて変え
られるべきものであり、−船釣に接着剤の粘度が高い場
合や塗布量の多い場合及び溶剤溶着用の有機溶剤の溶解
力が高い場合には間隙11の断面積を大きくした方がよ
い傾向にある。
面積は、接着剤の種類及び接着剤の塗布量に応じて変え
られるべきものであり、−船釣に接着剤の粘度が高い場
合や塗布量の多い場合及び溶剤溶着用の有機溶剤の溶解
力が高い場合には間隙11の断面積を大きくした方がよ
い傾向にある。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によればヘッド基板の流路
の断面形状において薄板と接合される接合面側の両側に
断面積15μm2以上500μm′以下の接着剤溜り用
の間隙を設けたことによりヘッド基板の流路、特にイン
クの飛行特性に大きな影響を与えるインク供給口の断面
形状を安定的に所望の形状として得ることができ、目的
とする安定した印字品質の得られるインクジェット記録
装置を提供することが出来る。
の断面形状において薄板と接合される接合面側の両側に
断面積15μm2以上500μm′以下の接着剤溜り用
の間隙を設けたことによりヘッド基板の流路、特にイン
クの飛行特性に大きな影響を与えるインク供給口の断面
形状を安定的に所望の形状として得ることができ、目的
とする安定した印字品質の得られるインクジェット記録
装置を提供することが出来る。
さらに本発明の応用はインクジェット記録装置にとどま
る事なく、液体を噴出する装置全般に応用可能であり、
例えば圧電素子駆動のマイクロポンプへの応用も可能で
ある。
る事なく、液体を噴出する装置全般に応用可能であり、
例えば圧電素子駆動のマイクロポンプへの応用も可能で
ある。
第1図(a)は本発明の第一の実施例によるインクジェ
ットヘッドの流路構造を示す平面図。第1図(b)はそ
の断面図。第1図(C)は第1図(a)のヘッド基板の
インク供給口の断面図。第1図(d)は第1図(a)の
ヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面図
。 第2図(a)は本発明の第二の実施例によるヘッド基板
のインク供給口の断面図。第2図(b)は第2図(a)
のヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面
図。 第3図(a)は本発明の第三の実施例によるヘッド基板
のインク供給口の断面図。第3図(b)は第3図(a)
のヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面
図。 第4図(a)は従来技術によるヘッド基板のインク供給
口の断面図。第4図(b)は第4図゛(a)のヘッド基
板と薄板を接合した後のインク供給口の断面図。 3・・・インク供給口 4・・・インク準備室 5・・・連絡流路 6・・・オリフィス部 7・・・インクノズル 8・・・薄板 9・・・接合面 10・・・一般面 11・・・間隙 12・・・余剰接着剤
ットヘッドの流路構造を示す平面図。第1図(b)はそ
の断面図。第1図(C)は第1図(a)のヘッド基板の
インク供給口の断面図。第1図(d)は第1図(a)の
ヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面図
。 第2図(a)は本発明の第二の実施例によるヘッド基板
のインク供給口の断面図。第2図(b)は第2図(a)
のヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面
図。 第3図(a)は本発明の第三の実施例によるヘッド基板
のインク供給口の断面図。第3図(b)は第3図(a)
のヘッド基板と薄板を接合した後のインク供給口の断面
図。 第4図(a)は従来技術によるヘッド基板のインク供給
口の断面図。第4図(b)は第4図゛(a)のヘッド基
板と薄板を接合した後のインク供給口の断面図。 3・・・インク供給口 4・・・インク準備室 5・・・連絡流路 6・・・オリフィス部 7・・・インクノズル 8・・・薄板 9・・・接合面 10・・・一般面 11・・・間隙 12・・・余剰接着剤
Claims (1)
- 流路を有する高分子基材のヘッド基板に高分子の薄板を
接着剤にて接合して前記ヘッド基板の流路を密閉してイ
ンクを流動させる構造のインクジェット記録装置におい
て、前記ヘッド基板の流路の断面形状において前記薄板
と接合される接合面側の両側に断面積15μm^2以上
500μm^2以下の接着剤溜り用の間隙を設けたこと
を特徴とするインクジェット記録装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17050490A JPH0459254A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17050490A JPH0459254A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459254A true JPH0459254A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15906185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17050490A Pending JPH0459254A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0459254A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5604522A (en) * | 1992-06-11 | 1997-02-18 | Seiko Epson Corporation | Ink jet head and a method of manufacturing the ink jet head |
EP0795406A2 (en) * | 1996-03-14 | 1997-09-17 | Lexmark International, Inc. | Ink jet Cartridge |
EP0810095A1 (en) * | 1996-05-31 | 1997-12-03 | Hewlett-Packard Company | Inkjet print cartridge design to decrease deformation of the printhead when adhesively sealing the printhead to the print cartridge |
US6334672B1 (en) | 1996-04-18 | 2002-01-01 | Minolta Co., Ltd. | Inkjet recording head having a driving source attached by a chamfered adhesive layer |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP17050490A patent/JPH0459254A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5604522A (en) * | 1992-06-11 | 1997-02-18 | Seiko Epson Corporation | Ink jet head and a method of manufacturing the ink jet head |
US5852460A (en) * | 1995-03-06 | 1998-12-22 | Hewlett-Packard Company | Inkjet print cartridge design to decrease deformation of the printhead when adhesively sealing the printhead to the print cartridge |
EP0795406A2 (en) * | 1996-03-14 | 1997-09-17 | Lexmark International, Inc. | Ink jet Cartridge |
EP0795406A3 (en) * | 1996-03-14 | 1998-12-16 | Lexmark International, Inc. | Ink jet Cartridge |
US6334672B1 (en) | 1996-04-18 | 2002-01-01 | Minolta Co., Ltd. | Inkjet recording head having a driving source attached by a chamfered adhesive layer |
EP0810095A1 (en) * | 1996-05-31 | 1997-12-03 | Hewlett-Packard Company | Inkjet print cartridge design to decrease deformation of the printhead when adhesively sealing the printhead to the print cartridge |
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