JPH0459018A

JPH0459018A - セラミック製脱臭脱油装置

Info

Publication number: JPH0459018A
Application number: JP2164500A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Yanagimachi; 潔柳町
Original assignee: SANBETSUKU KK
Current assignee: SANBETSUKU KK
Priority date: 1990-06-22
Filing date: 1990-06-22
Publication date: 1992-02-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は送風用ダクトや排気用換気扇等！こ付設して用
いられるセラーミック製脱臭脱油又置つこ関する。

〔従来の技術〕

例えば送風用ダクトにおいて、送風の脱臭脱油を目的と
してセラミック製の円筒乃卆円（（（木をこれらの間に
通風路を１［ａ成するよう介設ゼしめろようにしたセラ
ミック製脱外脱油装置としてのチャンバーか知られてい
る。

この−ブーヤンバーは、ダク］へを１赤−内［する、上
’）　１．：：所定開園を置いて円筒乃至円柱体を並置
Ｉ′ｌ一般せしめるとともに、これを送風方向に同じ（
所足間隔を置いて多数列となるよう列設ぜしめ、１１つ
バ丁し９列と偶数列とで措肋方向に交互にイ１装置が偏
位するように配置してあり、これにより全体どして送風
方向に千、１′ｊ状とされた円筒乃至円柱体間に湾曲分
岐状多数の通風路を形成する如くに構成されてなる。

［発明が解決しようとする課題１このチャンバーは、辿ｊΦを路を湾曲分岐状とすること
により、全体の吸イーｊｔｆ１１積を大きく仔保し、通
風路に導かれた送風をセラミック製とした円筒１′Ｊ至
円柱体に衝接させることにより脱臭１］ｉＦ、　Ｍｌ＋
を行おうとするものであり、この点においては有効なも
のとされる。

然し乍ら一方で通風路を湾曲分岐状としたことにより、
チャンバー内での通風抵抗が拡大するため、送風の風速
が通風路内で次第に変化減衰し、結東必ずしも充分な脱
臭脱油効果を達成し難いという問題点を有している。

また、このチャンバーにあって、より脱臭脱油効果を向
上するためには、初回風速を大きくするよう送風ファン
の出力をアップすればよいが、しかし、この方法によれ
ば送風騒音が発生ずることを避は得ず、結局脱臭脱油と
騒音との間に二律背反の関係が生じ、解決が困難である
。

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その１−
１的とする処ば、吸着１ｆｉｉ積を広く確保するととも
に送風抵抗を可及的に減少せしめて、脱臭脱油効率の確
保と騒音発生の防止とを両立させたセラミック製脱臭脱
油装置を提供するにある。

〔課題を解決するための手段１本発明は、離隔対面する側壁間通風路を、間隔Ａを有す
る平行な直線ｘ、’、ｘ、とこれらに直交する間隔Ｂを
有する直線Ｙ、　　Ｙ２・・・Ｙｎの交点において直線
Ｘ、、Ｘ２上を交互に中心点とする直径Ｉ（の円を、Ａ
、Ｂ、Ｒが夫々Ｒ〉Ａ　’＞　Ｒ／　２　及ヒ’Ｂ　≧
ｌ　ｒ［；ＦＩ　トナルヨウニ描き、後式が等号のとき
相互に隣接する円の接点間円弧の連続線を、後式が不等
号のとき隣接する円に共通な接線、円の接点間円弧を通
過する連続線を各通路中心線とじて所定幅に蛇行形成せ
しめてなることを特徴とするセラミック製脱臭脱油装置
を発明の要旨として、−Ｆ証課題の解決手段を提供する
ものである。

〔イ乍　　川〕

本発明にあ−）ては、送風方向に添って多数の通風路を
並列するように用い、各通風路を割隔対面する側壁間に
あって各独立単一の蛇行通風路となるように形成しであ
ること、この蛇行通路を送風方向に円弧の連続線または
（Ｌｍｍ面直線円弧の組合せによる連続線を通路中心線
とする所定幅を有するように形成しであることにより、
送風の（ｊｊｌｌ壁に対する衝接による脱臭脱油効率の
確保と送風抵抗の可及的減少による騒音発生防止を行わ
しめる。

［実　ｈ盲　例１以下実施例を示す図面に従って本発明を咀に説明すれば
、第１図において１は送風ダクト内に設置する脱臭膜）
１１１装置としてのチャンバーを示し、２はこのチャン
バー１を構成するように送風方向に複数配置固定したユ
ニット単位体を示す。

このユニット単位体２・・・は送風方向に前後を開放し
た金属ケース３・・・とこの金属ケース３内に所定間隔
に離隔立設した多数の幅厚縦長のセラミック製ブ〔ノッ
ク５・・・とを０ｉ１１えてなり、これによりブ（フッ
ク５．５の各離隔対面する側壁このブロック５・・・は
、アクパルガイド系粘土を主体に複数のセラミック成分
及び触媒を成型して、通風路７を画することになる側壁
６，６をセラミック製としてあり、本例においてはその
主成分を、酸化シリカ（Ｓ　ｉ　Ｏ□）、アルミナ（Ａ
Ｑ２０３’１．酸化マグネシウム（ＭｇＯ）　酸化鉄（
Ｆｅ２ｅ３璽酸化カルシウム（Ｃａ　Ｏ）　　リン（Ｐ
２Ｏ３）、カリウム（Ｋ２Ｏ）、チタニウム（Ｔ　ｉｏ
　２　）等としである。主体どする粘土によるアタパル
ガイド系セラミック材はその特性として粒子構造が特異
な針状結晶をなすことによって、このブロック５におけ
る側壁６は水分、オイルミスト（油分）、臭気成分の吸
着に優れるとともに、素材の有するイオン交換の触媒作
用によって、これら吸着した油分、臭気成分等を内方に
吸収し且つここにおいて分解し得るものとされてなる。

ブロック５の側壁６．６に」ニー）で区画された通風路
７はチャ〉′バー１の全体において、ま（ｉ、［ｉ間を
ＩＬ！ｌ！厘１路７としである。

た、各ユニットｔｊｅ位体２においていずれもこれか送
風力向に蛇行するように）ｌε１曳ぜしぬである。

１！Ｄち（Ｌ（本１白に（ま、各ブロック５のイ間壁６
を、それ自体が前後方向に蛇行するように成型形成し、
この側壁６を離隔対面せしめることによってこの間の通
風路７を蛇行せしめるようにしである。

このとき通じ（路７ば、第４区に示す如く通路中心線］
Ｏをπジ定した土、この通路中心線１゜のｈ右に所定幅
をイー１−する幅広のものどじてあり、：’、、　ｌｌ
ｌ’、！　ｌ！’、ｉ　’、ン〔３の）［３状の成望及
び！重陽設置の間１；昌の設定はこの通路中心線１０を
基ｉににしで定める。

本例にお１する通路中心線］０は各円弧の連続綿を用い
るものとしてあり、この連ｂ”ｉ線の設定は、送風方向
に゛ゼ１行な間ＶＩＡ　Ａの直線Ｘ、、Ｘ２とこれらに
的交する間隔Ｉ（の直線Ｙ１．￥２、Ｙｌ、・・Ｙ　ｎ
との交点であって、区十Ｆ力に直線Ｘ、、Ｘ、と交互に
位置する各交点を中心点とした直径［−！の円９・・・
を、Ｒ＞Ａ）ｌ（７２、Ｂッｒ］）−Ａ　Ｉとなるよう
に画き、ｌ［ｌ　７−１−にじ１接する円９，９の接点
間におりる各円弧を連続せしめたものとしである。図上
、Ｙ、乃全Ｙ３間の連続線が上記各ブロック５・・１つ
当りに相１．ｉ：：　シた長さの通路中心線とされる。

なお５図中８は通風路７における送風人出をスムーズに
するためにブロック５の前後端部に設けたキャップ状の
導入流出部、４はユニット単位体２の連続嵌合部を示し
、また５ａは両側端ｒ＜ｆ＋に位置する端部ブロックを
示す。

第３図は、１１″ｌｒ記例のチャンバーを構成したユニ
ッ］−ｔｉ１位（木２により、これをｍ独に用いてチャ
ンバー１とした例であり、また、第５図及び第６図は、
前記例のブロック５を薄く又は厚くなるようにして位置
関係を変えずに通風路７の幅を変化させた例を示す。

また、第７図は、通路中心線１ｏを隣接する円に共通す
る接線、１−紀と同様に円の接点間の円弧及び同様な接
線を送風力向に向むづてこの順で連続した連続線とした
ものであって、このとき、ｌ＼、Ｉ３．１＜をＲ＞Ａ＞
ＩＩ／２とする−））、前記後代を１３　＞　１ｍｚ−
＋＋”−Ａ’　ｌとなるような寸法関係とした七で、接
線、円弧を順次交Ｈに結ぶようにし、これにより所定幅
とする通風路に、送風方向に傾斜する直線部分と上言已
円弧の湾曲部分とを交乃二に作置してこれらによって蛇
行をなさしめるものとした例である。

また第８図は、第７図と同じ条件下において、通路中心
線１０とする連続線を上記接線、接、屯間円弧、逆向き
の１と点間円弧、接線により連あ゛５形成せしめた例で
あり、これにより通風路を（ｔｌ　、ｉ１Ｆ直線部分、
２つの湾曲部分及び傾斜直線部分とじて蛇行させるよう
にした（９１１を示す。

第５図乃至第８区のその余は変らないので同１″ｉ５号
をイで１してその説明を省略する。

図示した例は以１のとおりとしたが、本発明のり、施に
当−）では、逆風方向前後又はその一方にｊｆ送風力向
平行な直線部分をイ」加したり、同様に１１１ｊ後又は
その一方の通風路部分の幅を他のものに比して拡開した
先細状乃全末広がり状としたりすることもできる。

また本発明は離隔対面する側壁間に通風路を形成するセ
ラミック製脱臭脱油装置とされればよいから、必ずしも
この側壁の■構成に当りブロックを用いる必要はなく、
例えばｉｌａ］製板、樹脂板等一体の側壁部分にセラミ
ック契薄板を張設したりすることも可能とされる。

また、通風路を画する側壁の材質はセラミック製とされ
るが、その成分を変化調整することにより、■途に応じ
て、グリース、オイルミストの吸着分解用、Ｕ１ガス中
のＮＯｘ、ＳＯｘ除去用、殺［η乃至細菌増殖防止用等
各種の性能を付加したり、消音、断熱性を併有せしめた
りすることもできる。

」二記例はいずれもダク１〜のチャンバーにおける例と
したが、空気の清浄化を［１的として本発明は換気扇、
単独エアコンデーイショナー１煙突等に俗用してこれら
の脱臭１１（３油装置どして用いることもできる。

以」−からも判明するように、本発明の実施に当っては
側壁、通風路、通路中心線による蛇行形状等の各具体的
構造、形状、寸法、材質並び５ここれらに対する付廂や
脱臭脱油装置としての用途四（土面記発明の要旨に反し
ない限り様々にこれを変更でき、図示し又は説明したも
のに限定する必要はない。

〔発明の効果〕

本発明は以−］−のどおりに構成したので、ｉｉｌ詔作
［［１欄にも示した！ＩＩＩ　＜　、通風路は各独立ｉ
’ｌｉ　−とされて蛇行するものとされており、且つこ
の蛇１−ｔは円弧の連続線又は（ψ斜直綿と円弧の組合
ぜによる連続線を通路中心線として所定幅に形成される
から、途中で分岐したり、流速が太き（変化したりする
ことなく、送風抵抗も可及的に減少する　力、送風の側
壁に対するｉ千■＋すも充分に確保でき、騒音か少く、
脱臭脱油効率に優れ、これらを兼ね（Ｉｉｉｉえた脱臭
脱油装置を提供するこができる。

【図面の簡単な説明】

図面は実施例を示すもので、第１図はチャン１　］バーの一部切欠斜視図、第２図はそのｌｆｉ　ｌＩａ’
を面図、第３図は他のチャンバーの例を示す同じ（横断
面図、第４図は通路中心線を示す平面図、第５１図及び
第６図は夫／、１通風路の他の例を示す横断面図、第７
図及び第８図は夫々通路中心線の他の例を示す平面図で
ある。１　・・・　チ　　ャ　　ン　　バ　　−　　　　　　
６　・・・　（間　　　　　　　　　　壁２・・・ユニ
ッｌ−＋１′Ｉ。位体　　７−・・通　風　路５・・・
セラミック製　　　９・・・円ブロック　　１０・・・
通路中心線

Claims

【特許請求の範囲】

離隔対面する側壁間通風路を、間隔Ａを有する平行な直
線Ｘ＿１、Ｘ＿２とこれらに直交する間隔Ｂを有する直
線Ｙ＿１、Ｙ＿２・・・Ｙｎの交点において直線Ｘ＿１
、Ｘ＿２上を交互に中心点とする直径Ｒの円を、Ａ、Ｂ
、Ｒが夫々Ｒ＞Ａ＞Ｒ／２及びＢ≧｜√（Ｒ＾２−Ａ＾
２）｜となるように描き、後式が等号のとき相互に隣接
する円の接点間円弧の連続線を、後式が不等号のとき隣
接する円に共通な接線、円の接点間円弧を通過する連続
線を各通路中心線として所定幅に蛇行形成せしめてなる
ことを特徴とするセラミック製脱臭脱油装置。