JPH0458760A - 共振型dc―dcコンバータの出力制御方法 - Google Patents

共振型dc―dcコンバータの出力制御方法

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JPH0458760A
JPH0458760A JP16745290A JP16745290A JPH0458760A JP H0458760 A JPH0458760 A JP H0458760A JP 16745290 A JP16745290 A JP 16745290A JP 16745290 A JP16745290 A JP 16745290A JP H0458760 A JPH0458760 A JP H0458760A
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pulse
period
switch
pulses
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JP16745290A
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Motoharu Kitamura
北村 元治
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、共振型DC−DCコンバータの変換出力を制
御するための方法に係り、特に共振回路のスイッチを開
閉させるパルスの間引きにより変換出力を制御するもの
である。
〔従来の技術〕
rcla+s E +esonan+ Regulat
cd DC/DCPavcr Conve+je++:
AnalHi+ thj 0pera+ion+、an
d Erpc+imen)al Re+ulN at 
1.511Hx J IEEE TRANSACTIO
NSON POWERELECTRONIC8VOL、
PE−I NO,2,APRIL 1986、またはU
SP第4,607.323号公報には、スイッチの開閉
周波数を変化させて変換出力を制御する共振型DC−D
Cコンバータが記載されている。
また、「補助スイッチにより電圧調整を行う準E級共振
形DC−DCコンバータの静特性の解析」電子情報通信
学会論文誌 C−If  Vol、172−C−nNa
 6 pp、 605−616  に記載されているよ
うに、補助スイッチのスイッチングのデユーティを変更
して回路の共振周波数を変更し、これにより出力を制御
する共振型DC−DCコンバータが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記USP第4.607.323号公報等前者の共振型
DC−DCコンバータにあっては、入力電圧を降圧して
出力する場合、この降圧比を大きくするにつれて出力側
のインピーダンスが増大し、小レベルの共振電流が流れ
なくなり、このため、出力の制御可能範囲が狭いことに
なる。
また、後者の電子情報通信学会論文誌に記載の共振型D
C−DCコンバータにあっても、入力電圧を降圧して出
力する場合、上述同様に出力の制御可能範囲が狭いこと
になる。加えて、パワートランジスタや、共振電流の位
相に関する信号を帰還させるための電流位相検出手段を
追加する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、共振回路のス
イッチを開閉させるパルスの間引きの割合、ないしはパ
ルス数や幅等パルスの形態に基づいてスイッチング損失
の少ない動作モードで広範囲に変換出力を制御する共振
型DC−DCコンバータの出力制御方法を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る共振型DC−DCコンバータの出力制御方
法は、共振回路のスイッチに開閉用のパルス列を導いて
該スイッチを開閉させ、変換出力を制御するようにした
共振型DC−DCコンバータにおいて、m (m=2.
3…)個のパルスよりなるパルス列から、連続するn 
(<m)個のパルスが間引かれるように構成され、上記
mとnとの比率を上記変換出力の変動に応じて変更する
ことにより変換出力を制御するようにしたものである。
上記において、m個のパルスよりなるパルス列は、 パルス休止区間Toと、 初回パルス区間Tpと、 通常パルス区間Tnと、 縮小パルス幅区間Tsと から構成され、パルス休止区間Toは前記スイッチを閉
にすべきパルスが現れない期間であり、初回パルス区間
Tpは前記スイッチを閉にする最初の1個または所定個
のパルスを有するパルス区間であって、上記通常パルス
区間Tnに含まれる1<ルスの幅よりも広く設定されて
おり、通常パルス区間Tnは前記スイッチを閉にするパ
ルスの幅が一定にされた区間であり、縮小パルス幅区間
Tsは前記スイッチを閉にするパルスの幅が該スイッチ
を開にするパルス幅に対して相対的に狭い区間であるこ
とを特徴とするものである(請求項2)。
また、上記において、スイッチに導かれるパルスの数(
m−n)を一定にし、mの個数を前記変換出力の変動に
応じて変更することにより変換出力を制御するようにし
てもよい(請求項3)。
また、mの個数を一定にし、間引かれるパルスの数n(
<m)を前記変換出力の変動に応じて変更することによ
り変換出力を制御するようにしてもよい(請求項4)。
更に、前記縮小パルス幅区間Tsを前記通常パルス区間
Tnにおけるパルスよりも幅の狭いパルス1個だけで構
成するようにしてもよい(請求項5)。
〔作用〕
本発明に係る共振型DC−DCコンバータの出力制御方
法によれば、共振回路のスイッチは開閉用のパルス列に
より開閉され、この開閉により共振回路が動作し、変換
出力が制御されている。上記パルス列に関して、今、m
 (m =2 、 3…)個のパルスよりなるパルス列
から、連続するn (<m)個のパルスが間引かれると
、この間引かれた区間は共振回路が動作しない。そして
、変換出力が変動すると、この変動に応じてmとnとの
比率が変更され、これにより変、検出力が制御される。
また、請求項2記載の方法によれば、ノ々ルス休止区間
Toの後に、初回パルス区間Tp1通常1<ルス区間T
n1縮小パルス幅区間Tsの順で各区間のパルスがスイ
ッチに導かれる。初回/<ルス区間Tpのパルスにより
、動作開始時に供給電力が充分取り込まれるとともに前
回のパルス列供給時に蓄積されたエネルギーが好適に放
出される。また、通常パルス区間Tnのパルスにより、
所定の変換出力が得られる。そして、縮小パルス幅区間
Tsのパルスにより、供給電力が押さえられ、蓄積され
るエネルギーも低減する。
請求項3記載の方法によれば、スイッチには常に(m 
−n )の連続パルスが間欠的に導かれる。
この固定的な(m−n)個のパルスにより、蓄積される
エネルギーが一定、かつ小さい状態に押さえられる。そ
して、変換出力の制御は、該変換出力の変動に応じてm
の個数が変更される(結果的にパルス休止区間が変更)
ことにより行われる。
請求項4記載の方法によれば、変換出力の変動に応じて
間引かれるパルスの数H(<m)のみが変更され、これ
により変換出力が制御される。
請求項5記載の方法によれば、前記縮小パルス幅区間T
sのパルスにより、供給電力が押さえられ、蓄積される
エネルギーが低減される。
〔実施例〕 第1図は、本発明の第1実施例を示す共振型DC−DC
コンバータのブロック図である。
コンデンサCとコイルLからなる直列回路は共振回路を
構成するものである。コンデンサC1は上記共振回路の
特性インピーダンス(共振周期に関与)を変更するため
のものである。チョークコイルLoは図示しない直流電
源から供給電力を上記共振回路に供給するものである。
スイッチSWは上記コンデンサC□及びダイオードDo
に並列接続され、後述する緩衝回路5からの開閉用のパ
ルス列信号によりスイッチングされるようにしている。
なお、このスイッチSWがパワーMOSトランジスタ等
で構成されているときはダイオードDoは除いてもよい
トランスTは上記スイッチSWのスイッチングにより一
次側コイルN□を介して二次側コイルN2□、N22に
電圧を誘起するものである。
ダイオードD、、D2およびコンデンサcoは上記二次
側コイルN211N22の誘起電圧を全波整流、平滑す
るものである。なお、負荷6は出力側に接続される負荷
である。
鋸歯状波発生回路1は予め設定された繰り返し周期で鋸
歯状波(第2図、信号a)を発生するものである。レベ
ル判定回路2は、本コンバータの変換出力、すなわち負
荷電圧Vcを検出し、該負荷電圧Vcと上記鋸歯状波発
生回路1からの鋸歯状波aとを比較し、上記鋸歯状波a
のレベルが負荷電圧Vc以上の期間ハイレベルのパスル
列(第2図、信号b)を出力するものである。すなわち
、該レベル判定回路2は負荷電圧Vcが上昇すると、出
力パルスbの幅が狭くなり、逆に負荷電圧Vcが低下す
ると、出力パルスbの幅が広くなる。
一方、発振回路3は上記鋸歯状波aの周波数よりも比較
的高周波のパルス列を発生するものである。アンド回路
4は上記レベル判定回路2からのパルス列すと発振回路
3からのパルス列Cとの論理積を取って緩衝回路5に出
力するものである(第2FiA、信号d)。
すなわち、レベル判定回路2は負荷電圧Vcの変動に対
応する幅のパルスbを出力し、アンド回路4で該パルス
bのローレベル期間To(パルス休止区間)だけ発振回
路3からのパルス列Cを間引くようになっている。今、
このパルスbの1周期(鋸歯状波aの1周期と同じ)に
含まれる発振回路3からのパルスCの個数をmとすると
、パルス休止区間Toに含まれるパルスCの個数はn個
となっている。
そして、このパルスdは緩衝回路5を介してスイッチS
Wに導かれ、開閉用のパルス列信号としてスイッチSW
の開閉動作を制御する。スイッチSWはパルスのハイレ
ベルで閉にされ、ローレベルで開にされるようになって
いる。
次に、この第1実施例の動作を、第2図の波形図を参照
して説明する。
直流電源が投入されると、スイッチSWの開期間コンデ
ンサC1の他、コンデンサC1コイルしおよび一次側コ
イルN1に電流が流れ、一方スイッチSWの閉期間、コ
ンデンサC1コイルL、−次側コイルN□およびスイッ
チSWからなるループに共振電流e(第3図、信号e1
参照)が流れる。このため、二次側コイルN 21 +
 N 22に電圧が誘起され、この誘起電圧はダイオー
ドD1.D2およびコンデンサcoにより全波整流、平
滑されて負荷6に出力される。
今、負荷6が軽い方に変化したとすると、負荷電圧Vc
が上昇し、この上昇した負荷電圧Vcがレベル判定回路
2に帰還されて、レベル判定回路2からの出力パルスb
のハイレベル期間を短くさせる。このため、パルス休止
区間Toにおける、前記m個のパルスから連続して間引
かれるパルス数nの個数が増加し、スイッチSWに導か
れるパルス数が減少して該スイッチSWを開閉する回数
が減少することとなる。従って、共振回路に電流が流れ
る回数も減少し、変換出力が低下するため負荷電圧の上
昇が抑制されて一定に制御されることになる。
一方、負荷6が重い方に変化したとすると、負荷電圧V
cが低下し、この低下した負荷電圧Vcがレベル判定回
路2に帰還されて、レベル判定回路2からの出力パルス
bのハイレベル期間を長くさせる。このため、パルス休
止区間Toにおける、前記m個のパルスから連続して間
引かれるパルス数nの個数が減少し、スイッチSWに導
かれるパルス数が増加して該スイッチSWを開閉する回
数が増大することとなる。従って、共振回路に電流が流
れる回数も増加し、変換出力が上昇するため負荷電圧の
低下が抑制されて一定に制御されることになる。
このように、パルスの間引きにより、一定数のm個のパ
ルスに対して間引かれるパルスの数nを1から(m−1
)まで幅広く変更出来るので、スイッチング損失が少な
い動作モードで幅広い出力制御が行える。
なお、第3図、信号dl、e工は、上記第1実施例にお
ける一般的な波形を示すものである。
同図において、パルス列d□の初めの過渡期間、すなわ
ちパルスD 1 +  D 2付近では共振回路電流の
ピークが低く、徐々に高くなって安定している。
また、パルス列d□の終了直後、すなわちパルスD(m
−n)直後では共振電流が過渡的に減少しながら残ると
ともに、チョークコイルLoに蓄積されたエネルギーに
よる電流ILOが重畳され、スイッチSWに過電圧とし
て作用することとなる。
策4図は、本発明に係る第2実施例を示すブロック図で
、上記第3図、信号d2.e2に示すようにパルス列が
パルスD1〜D3のように所定個数、例えば(m−n)
=3個とした場合の実施例である。この実施例は、(m
−n)が一定で、mの個数、すなわちnの個数を設定す
るパルス休止区間Toが変更されるものである。
なお、第4図において、第1図と同一番号が付されたも
のは同一機能を果たすものである。
電圧制御型発振回路7は負荷電圧Vcの変動に応じて発
生パルス(第5図、信号f)の周期が変更されるもので
、第5図の波形図に示すように周期の変動はパルスfの
ハイレベル期間のみが変更されることにより行われるよ
うになされている。
ナオ、パルスfのローレベルの期間はT1に固定されて
いる。すなわち、負荷電圧Vcが上昇すると、パルスf
のハイレベル期間が長くなり、逆に負荷電圧Vcが低下
すると、パルスfのハイレベル期間が短くなる。単安定
マルチバイブレータ8は上記パルスfの立ち上がり時点
から所定幅T2のローレベルのパルス(第5図、信号g
)を出力するものである。ナンド回路9は上記電圧制御
型発振回路7からのパルスfと単安定マルチバイブレー
タ8からのパルスgとの論理積の反転パルス(第5図、
信号h)を出力するものである。そして、このナンド回
路9からの出力パルスhと発振回路3からのパルスCと
がアンド回路4で論理積を取られて、前述したようにス
イッチSWの開閉用のパルスiとして緩衝回路5を介し
てスイッチSWに導かれる。そして、スイッチSWは3
個のパルスにより開閉動作をした後パルス休止期間To
に入るという動作を繰り返す。
なお、(T1十T2)期間は一定で、この期間内に発振
回路3のパルスが3個含まれるように、上記期間T1.
T2、あるいは発振回路3の発振周波数が設定されてい
る。
以下、この第2実施例の動作を第5図を参照して説明す
る。
今、負荷6が軽い方に変化したとすると、負荷電圧Vc
が上昇し、この上昇した負荷電圧Vcが電圧制御型発振
回路7に帰還されて、出力パルスfの周期が長くなる。
この出力パルスfはハイレベル期間のみ長くなるため、
パルス休止区間T。
が3個のパルスを含む期間(T工+72)に比して長く
なり、一定時間内にスイッチSWに導かれるパルスiの
数が相対的に減少する。従って、スイッチSWを開閉す
る回数が減少することとなり、共振回路に電流が流れる
回数も減少し、変換出力が低下するため負荷電圧の上昇
が抑制されて一定に制御されることになる。
一方、負荷6が重い方に変化したとすると、負荷電圧V
cが低下し、この低下した負荷電圧Vcが電圧制御型発
振回路7に帰還されて、出力パルスfの周期が短くなる
。この出力パルスfはハイレベル期間のみ短くなるため
、パルス休止区間Toが3個のパルスを含む期間(T□
+72)に比して短くなり、一定時間内にスイッチSW
に導かれるパルスiの数が相対的に増加する。従って、
スイッチSWを開閉する回数が増大することとなり、共
振回路に電流が流れる回数も増加し、変換出力が上昇す
るため負荷電圧の低下が抑制されて一定に制御されるこ
とになる。
このように、共振回路の共振電流のピークが充分に高く
ならない内にスイッチSWの開閉動作を停止するように
スイッチSWの開閉用のパルスの個数を設定することに
より、チョークコイルL。
に蓄積されるエネルギーに起因する過電圧の発生を押さ
えることができるようになる。なお、負荷電圧Vcが制
御目標より低い場合はパルス休止区間Toに比して(T
l +72 )期間が相対的に広くなるが、この(T工
+T2)期間が最も広くなる状態での上記パルス休止区
間Toの最初に現れる過電圧が許容レベル以下に規制さ
れるように、パルス休止区間Toと期間(TI +T2
 )との割合を決めておけば、出力が少ないなりに、過
電圧を常に許容レベル以下に押さえた状態で出力の制御
が可能となる。
第6図は、本発明の第3実施例を示すもので、スイッチ
SW開閉用のパルス列の発生部分のブロック図である。
この実施例は、mの個数を一定にしてnの個数を変更す
るようにしたものである。
また、この実施例は、上記過電圧の発生を防止するとと
もに、パルス列の初めの過渡期における低レベル出力状
態を改善するものである。
なお、第6図において、第1図と同一番号が付されたも
のは同一機能を果たすものである。
同図において、レベル判定回路10は負荷電圧Vcと上
記鋸歯状波発生回路1からの鋸歯状波aとを比較し、上
記鋸歯状波aのレベルが負荷電圧Vc以上の期間ハイレ
ベルのパスル列(第7図、信号j)を出力するものであ
る。すなわち、該レベル判定回路10は負荷電圧Vcが
上昇すると、出力パルスjの幅が狭くなり、逆に負荷電
圧Vcが低下すると、出力パルスJの幅が広くなる。単
安定マルチバイブレータ11は上記パルスjの立ち上が
り時点から所定幅T3のパルス(箪7図、信号k)を出
力して後述するオア回路12に導くものである。このパ
ルスには後述するように初回パルス区間Tpに含まれる
初回パルスのパルス幅を設定するために用いられる。単
安定マルチバイブレータ13は上記パルスjの立ち下が
り時点から所定幅T4のパルス(第7図、信号りを出力
するものである。このパルスlは後述するように縮小パ
ルス幅区間Tsを設定するためのものである。鋸歯状波
発生回路14は上記パルス!のハイレベル期間、一定勾
配の鋸歯状波(第7図、信号m)を出力するもので、こ
の鋸歯状波mは上記縮小パルス幅区間Tsに含まれるパ
ルスを生成するために用いられるものである。また、電
圧制御型発振回路15は上記鋸歯状波発生回路14から
の8カレベルに比例した周波数でパルス列(第7図、信
号n)を出力するものである。従って、鋸歯状波以外の
定レベル期間では一定周波数(一定周期)であり、鋸歯
状波の期間では順次周波数が高く(周期が狭く)なって
いる。鋸歯状波発生回路16は上記パルスnのハイレベ
ル期間、鋸歯状波(第7図、信号0)を発生するもので
ある。レベル判定回路17は前記鋸歯状波発生回路14
からの鋸歯状波mと上記鋸歯状波発生回路16からの鋸
歯状波0とを比較して、鋸歯状波0のレベルが鋸歯状波
mのレベル以上の間、ハイレベルのパルス(第7図、信
号p)を出力するものである。このパルスpは縮小パル
ス幅区間Tsに含まれるパルスを構成するものである。
そして、このパルスpと前記単安定マルチバイブレータ
11からのパルスにとがオア回路12で論理和を取られ
る(第7図、信号q)。また、オア回路18は前記レベ
ル判定回路10からのパルスjと単安定マルチバイブレ
ータ13からのパルスlとの論理和を取るもので(第7
図、信号r)、この論理和によりパルス休止区間Toと
それ以外の区間とを識別する信号が形成される。
そして、アンド回路19は上記オア回路1218からの
パルスq、rが入力されて、それらの論理積を取るもの
である(第7図、信号S)。
このようにして、パルス休止区間Toの他、初回パルス
区間Tp、通常パルス区間Tn及び縮小パルス幅区間T
sに含まれる各パルスが生成される。パルス休止区間T
oは前記スイッチSWを閉にすべきパルスが全く現れな
い期間であり、初回パルス区間Tpは前記スイッチSW
を閉にする最初の1個または所定個のパルスを有するパ
ルス区間であって、該区間内のパルスは上記通常パルス
区間Tnに含まれるパルスの幅よりも広い、例えば略2
倍に設定されており、通常パルス区間Tnは前記スイッ
チSWを閉にするパルスの幅が一定にされた区間であり
、縮小パルス幅区間Tsは前記スイッチSWを閉にする
パルスの幅が該スイッチSWを開にするパルス幅に対し
て所定の関係を有して相対的に順次狭くされる区間であ
るなお、単安定マルチバイブレータ11の出力パルスに
の期間T3は電圧制御型発振回路15の出力パルスnの
半周期より長くしておくと、初回パルス区間Tpに含ま
れる初回パルスの幅を通常パルス区間Tnに含まれるパ
ルスの幅の少なくとも2倍以上に設定することが出来る
。また、縮小パルス幅区間Tsの最終パルスの幅を、コ
イルLとコンデンサC,C1で決まる共振周期に略一致
するように設定することにより(このときはスイッチS
Wの閉期間が短く、コンデンサC工が共振周期に関与す
るから)、スイッチSWの最後の開閉動作において、ス
イッチング周期と共振回路の周期とを一致させることが
出来る。
次に、この実施例の動作を説明する。
今、負荷6が軽い方に変化したとすると、負荷電圧Vc
が上昇し、この上昇した負荷電圧Vcがレベル判定回路
10に帰還されて、レベル判定回路10からの出力パル
スjのハイレベル期間を短くさせる。このため、パルス
休止区間Toにおける、前記m個のパルスから連続して
間引かれるパルス数nの個数が増加、すなわちスイッチ
SWに導かれるパルス数の内、通常パルス区間Tnに含
まれるパルスの個数が減少して該スイッチSWを開閉す
る回数が減少することとなる。従って、共振回路に電流
が流れる回数も減少し、変換出力が低下するため負荷電
圧の上昇が抑制されて一定に制御されることになる。
一方、負荷6が重い方に変化したとすると、負荷電圧V
cが低下し、この低下した負荷電圧Vcがレベル判定回
路10に帰還されて、レベル判定回路10からの出力パ
ルスjのハイレベル期間を長くさせる。このため、パル
ス休止区間Toにおケル、前記mgMのパルスから連続
して間引かれるパルス数nの個数が減少、すなわちスイ
ッチSWに導かれるパルスの内、通常パルス区間Tnに
含まれるパルスの個数が増加して該スイッチSWを開閉
する回数が増大することとなる。従って、共振回路に電
流が流れる回数も増加し、変換出力が上昇するため負荷
電圧の低下が抑制されて一定に制御されることになる。
このように、パルスの間引きにより、一定数のm個のパ
ルスに対して間引かれるパルスの数nを1から(m−4
)まで幅広く変更出来るとともに、この間引きパルスを
通常パルス区間Tnに含まれるパルスで担うようにし、
初回パルス区間Tp1縮小パルス幅区間Tsをそのまま
としたので、スイッチング損失が少ない動作モードで幅
広い出力制御が行える。
また、初回パルス区間Tpに含まれるパルスの幅を広く
設定することにより、立ち上がり時に好適なレベルのエ
ネルギーを回路のインダクタンスに蓄積し得るとともに
、パルス休止区間ToにコンデンサC1C□に蓄積され
たエネルギーを放出させてスムースな共振動作の開始が
図れる。更に、縮小パルス幅区間Tsを設け、該縮小パ
ルス幅区間TsでチョークコイルLoを通して回路に供
給される電力を絞り込むので、前述した過電圧のレベル
を押さえることができる。
第8図は、本発明の第4実施例を示すプロ・ンク図であ
る。この実施例は、上記第3実施例と略同−機能を達成
するとともに、その構成を簡単にしたものである。
なお、第8図において、第1図と同一番号が付されたも
のは同一機能を果たすものである。
電圧制御型発振回路20は負荷電圧Vcの変動に応じて
発生パルス(第9図、信号t)の周期が変更されるもの
で、無安定マルチバイブレータ24からのパルス出力(
第9図、信号X)に同期して出力される。なお、上記パ
ルスtのハイレベルの幅は電圧制御型発振回路2oに付
属するタイミング要素によって決定されている(例えば
、アナログデバイセズ社製、AD652等)。単安定マ
ルチバイブレータ21は上記パルスtの立ち上がり時点
から所定幅Tsのハイレベルのパルス(第9図、信号U
)を出力するものである。このパルスUは、後述するよ
うに初回パルス区間Tpに含まれる初回パルスのパルス
幅を設定するために用いられる。単安定マルチバイブレ
ータ22は上記パルスtの立ち下がり時点から所定幅T
6のパルス(第9図、信号V)を出力するものである。
単安定マルチバイブレータ23は上記パルスVの立ち下
がり時点から所定幅T7のパルス(第9図、信号W)を
出力するものである。上記パルスV。
Wは、後述するように縮小パルス幅区間Tsに含まれる
パルスのハイレベル期間、ローレベル期間を決定するも
のである。
アンド回路25は前記無安定マルチバイブレータ24か
らのパルスXと電圧制御型発振回路20からのパルスt
との論理積を取るものである(第9図、信号y)。この
アンド回路25により、m個のパルス列から連続するn
個のパルス列が間弓かれるパルス休止区間Toが形成さ
れる。
そして、オア回路26は上記各パルスU、W。
yを入力して、それらの論理和を取るものである(第9
図、信号2)。
このようにして、パルス休止区間Toの他、初回パルス
区間Tp、通常パルス区間Tn及び縮小パルス幅区間T
sに含まれるパルスが生成される。
初回パルス区間Tpは1個または所定個のパルスが含ま
れる区間であって、そのパルス幅は、前記第3実施例同
様通常パルス区間Tnに含まれるパルスの幅よりも少な
くとも広く、例えば略2倍(10倍程度でも可能)に設
定されている。縮小パルス幅区間Tsには1個のパルス
が含まれている。また、この実施例では、前述したよう
に電圧制御型発振回路20のパルスtのハイレベルの幅
を所定値に設定しているので、(Tp+Tn+Ts)期
間は画定され、負荷電圧Vcの変動に応じてパルス休止
区間Toのみが増減変更される。
なお、電圧制御型発振回路20のパルスtのハイレベル
の幅が周期変化に応じて変化するような回路で構成する
こともでき、この場合通常パルス区間Tnに含まれるパ
ルスの数も負荷電圧Vcの変動に応じて増減する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、m個のパルス列
からn(<m)個のパルスを連続して間引くように構成
し、変換出力の変動に応じてmとnとの比率を変化、例
えばmが一定でnが可変、あるいは(m−n)が一定で
mが可変とさせて変換出力を制御するようにしたので、
スイッチング損失が大きくならない動作モードで出力を
広範囲に制御できる。
また、請求項4の発明では、mを一定にしてnを可変、
すなわちスイッチの動作期間と動作停止期間との和を一
定にして出力を制御するようにしたので、負荷電圧の変
動幅(制御誤差)を所定値以下に押えることが出来る。
更に、請求項2.3.5の発明では、縮小パルス幅区間
を設けることにより、またはスイッチの動作期間を一定
にし、かつ比較的少ないパルス数としたので蓄積エネル
ギーによる過電圧を低く押えることが出来る。
また、請求項2の発明では、初回パルス区間を設けるこ
とにより、スイッチの動作期間の始めの時点での低出力
状態を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すブロック図、第2図
はその動作を説明する波形図、第3図は本発明の第2実
施例の考え方を説明する波形図、第4図は本発明の第2
実施例を示すブロック図、第5図はその動作を説明する
波形図、第6図は本発明の第3実施例を示すスイッチ開
閉用のパルス列の発生部分のブロック図、第7図はその
動作を説明する波形図、第8図は本発明の第4実施例を
示すブロック図、第9図はその動作を説明する波形図で
ある。 1.14.16…鋸歯状波発生回路、2.10゜17…
レベル判定回路、3…発振回路、4.19゜25…アン
ド回路、5…緩衝回路、6…負荷、7゜15.20…電
圧制御型発振回路、8,11.13.21.22.23
…単安定マルチバイブレータ、9…ナンド回路、12.
18.26…オア回路、24…無安定マルチバイブレー
タ、SW…スイッチ、C,C1,CO…コンデンサ、L
O…チョークコイル、L…コイル、T…トランス、Do
。 ョークコイル、L・・・コイル、T・・・トランス、D
o。 Dl、D2…ダイオード、To…パルス休止区間、Tp
…初回パルス区間、Tn…通常パルス区間、Ts…縮小
パルス幅区間。 特許出願人    松下電工株式会社 代 理 人    弁理士 小谷悦司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共振回路のスイッチに開閉用のパルス列を導いて該
    スイッチを開閉させ、変換出力を制御するようにした共
    振型DC−DCコンバータにおいて、m(m=2、3…
    )個のパルスよりなるパルス列から、連続するn(<m
    )個のパルスが間引かれるように構成され、上記mとn
    との比率を上記変換出力の変動に応じて変更することに
    より変換出力を制御するようにしたことを特徴とする共
    振型DC−DCコンバータの出力制御方法。 2、前記m個のパルスよりなるパルス列は、パルス休止
    区間Toと、 初回パルス区間Tpと、 通常パルス区間Tnと、 縮小パルス幅区間Tsと から構成され、パルス休止区間Toは前記スイッチを閉
    にすべきパルスが現れない期間であり、初回パルス区間
    Tpは前記スイッチを閉にする最初の1個または所定個
    のパルスを有するパルス区間であって、上記通常パルス
    区間Tnに含まれるパルスの幅よりも広く設定されてお
    り、通常パルス区間Tnは前記スイッチを閉にするパル
    スの幅が一定にされた区間であり、縮小パルス幅区間T
    sは前記スイッチを閉にするパルスの幅が該スイッチを
    開にするパルス幅に対して相対的に狭い区間であること
    を特徴とする請求項1記載の共振型DC−DCコンバー
    タの出力制御方法。 3、前記スイッチに導かれるパルスの数(m−n)が常
    に一定にされるとともに、mの個数が前記変換出力の変
    動に応じて変更することにより変換出力を制御すること
    を特徴とする請求項1または2記載の共振型DC−DC
    コンバータの出力制御方法。 4、前記mの個数を一定にし、間引かれるパルスの数n
    (<m)が前記変換出力の変動に応じて変更されること
    により変換出力を制御することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の共振型DC−DCコンバータの出力制御方
    法。 5、前記縮小パルス幅区間Tsは、前記通常パルス区間
    Tnにおけるパルスよりも幅の狭いパルスが1個だけで
    構成されていることを特徴とする請求項2記載の共振型
    DC−DCコンバータの出力制御方法。
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