JPH045862B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045862B2 JPH045862B2 JP57145561A JP14556182A JPH045862B2 JP H045862 B2 JPH045862 B2 JP H045862B2 JP 57145561 A JP57145561 A JP 57145561A JP 14556182 A JP14556182 A JP 14556182A JP H045862 B2 JPH045862 B2 JP H045862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzles
- large number
- nozzle
- pressure vessel
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/26—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass heat exchangers or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子力プラント、火力プラント等に
使用されているウオータードラム、蒸気ドラム等
の多数ノズルを有する圧力容器の製造方法に関す
るものである。
使用されているウオータードラム、蒸気ドラム等
の多数ノズルを有する圧力容器の製造方法に関す
るものである。
従来、管寄せ及び水胴等、多数のノズルを有す
る圧力容器におけるノズルの成形方法は、まず当
該圧力容器の所定位置にノズル位置をけがき、開
先加工を施したノズルを１個ずつ溶接により取付
け、焼純後に機械加工を施して所定の寸法精度を
出す手順で行なわれている。そして、当該圧力容
器が原子力プラントの容器に相当する場合には、
規定によりノズル取付溶接部の全てについて主と
して超音波探傷検査（以下、UTと略称する。）
による体積検査が要求されている。しかしなが
ら、製造時の溶接性の面から要求されるノズル間
の取付けピツチ或いは使用材質により溶接時の歪
防止の面からノズル間の取付ピツチが制限され、
当該圧力容器を小さくすることが困難な場合には
容器サイズを制限することになる。また、逆に製
造上からノズル間の取付ピツチを小さくすること
ができても、UT性を確保するためにその取付ピ
ツチを大きくせざるを得ない場合もあり、容器サ
イズを制限することになる等の問題があつた。ま
た、溶接構造によりノズルを多数取付ける容器の
場合には、その使用材質がSUS材であれば応力
腐食割れに対する対策を講じておく必要がある。
る圧力容器におけるノズルの成形方法は、まず当
該圧力容器の所定位置にノズル位置をけがき、開
先加工を施したノズルを１個ずつ溶接により取付
け、焼純後に機械加工を施して所定の寸法精度を
出す手順で行なわれている。そして、当該圧力容
器が原子力プラントの容器に相当する場合には、
規定によりノズル取付溶接部の全てについて主と
して超音波探傷検査（以下、UTと略称する。）
による体積検査が要求されている。しかしなが
ら、製造時の溶接性の面から要求されるノズル間
の取付けピツチ或いは使用材質により溶接時の歪
防止の面からノズル間の取付ピツチが制限され、
当該圧力容器を小さくすることが困難な場合には
容器サイズを制限することになる。また、逆に製
造上からノズル間の取付ピツチを小さくすること
ができても、UT性を確保するためにその取付ピ
ツチを大きくせざるを得ない場合もあり、容器サ
イズを制限することになる等の問題があつた。ま
た、溶接構造によりノズルを多数取付ける容器の
場合には、その使用材質がSUS材であれば応力
腐食割れに対する対策を講じておく必要がある。
本発明は、かかる従来の製造方法における欠点
を解決するために圧力容器とノズル溶接箇所のノ
ズル用条突を鋳造により一体成形しノズル用条突
を所定の寸法精度に機械加工を施してノズルとす
るものであり、容器とノズルとの溶接箇所がなく
なるとともに溶接歪や応力腐食割れ等がなく、圧
力容器のコンパクト化及びプラントの合理化を図
ることを目的とした多数ノズルを有する圧力容器
の製造方法を提供せんとするものである。
を解決するために圧力容器とノズル溶接箇所のノ
ズル用条突を鋳造により一体成形しノズル用条突
を所定の寸法精度に機械加工を施してノズルとす
るものであり、容器とノズルとの溶接箇所がなく
なるとともに溶接歪や応力腐食割れ等がなく、圧
力容器のコンパクト化及びプラントの合理化を図
ることを目的とした多数ノズルを有する圧力容器
の製造方法を提供せんとするものである。
以下、本発明に係る多数ノズルを有する圧力容
器の製造方法を図面を参照して具体的に説明す
る。
器の製造方法を図面を参照して具体的に説明す
る。
第１図は、本発明方法により製造されたウオー
タドラム１の正面図であり、胴部２に多数のノズ
ル３が鋳造法により一体に設けられている。これ
を製造するにあたつては、まず、第２図ａに示す
ように、胴部２に相当する所定の内径、外径及び
長さを有する筒状素材１０が遠心鋳造法等により
鋳造される。素材１０の外周面には、長手方向へ
延びるノズル３の高さに相当する多数の条突１１
が一体に設けられており、軸方向のプレナー加工
を施すことにより、第２図ｂに示すように成形加
工される。つぎに素材１０の周方向に旋盤加工を
施すことにより、第２図ｃに示すように、円周方
向凹部が加工されて截頭角錐状の突起１２が多数
配列された状態に形成される。その後、突起１２
のそれぞれに横中ぐり加工等を施して第２図ｄに
示すようにノズル３を形成し、グラインダー等で
仕上げ加工を施して所定の胴部２が製造される。
タドラム１の正面図であり、胴部２に多数のノズ
ル３が鋳造法により一体に設けられている。これ
を製造するにあたつては、まず、第２図ａに示す
ように、胴部２に相当する所定の内径、外径及び
長さを有する筒状素材１０が遠心鋳造法等により
鋳造される。素材１０の外周面には、長手方向へ
延びるノズル３の高さに相当する多数の条突１１
が一体に設けられており、軸方向のプレナー加工
を施すことにより、第２図ｂに示すように成形加
工される。つぎに素材１０の周方向に旋盤加工を
施すことにより、第２図ｃに示すように、円周方
向凹部が加工されて截頭角錐状の突起１２が多数
配列された状態に形成される。その後、突起１２
のそれぞれに横中ぐり加工等を施して第２図ｄに
示すようにノズル３を形成し、グラインダー等で
仕上げ加工を施して所定の胴部２が製造される。
なお、上記加工工程において、加工機械等の都
合により素材１０の軸方向プレナー加工及び周方
向の旋盤加工の順序が入れ替つても差し支えない
ものであり、少くとも素材１０の周面にノズルと
なる截頭角錐状の突起１２が多数配列された状態
に一体形成されればよい。
合により素材１０の軸方向プレナー加工及び周方
向の旋盤加工の順序が入れ替つても差し支えない
ものであり、少くとも素材１０の周面にノズルと
なる截頭角錐状の突起１２が多数配列された状態
に一体形成されればよい。
以上、図面とともに詳細に説明したように、本
発明に係る多数ノズルを有する圧力容器の製造方
法によれば、 (1) ノズル管毎の溶接作業がなくなり製造工程が
大幅に低減される。
発明に係る多数ノズルを有する圧力容器の製造方
法によれば、 (1) ノズル管毎の溶接作業がなくなり製造工程が
大幅に低減される。
(2) 溶接箇所が少ないので、最も検査手間のかか
る超音波探査工数が低減される。
る超音波探査工数が低減される。
(3) ノズル管等の溶接箇所がなくなり、溶接歪み
なども起らず、小口径ノズルの多い容器であつ
ても当該機器の信頼性が高まる。
なども起らず、小口径ノズルの多い容器であつ
ても当該機器の信頼性が高まる。
(4) 容器のコンパクト化が図れるとともにプラン
トの合理化が期待される。等の効果があり、多
数のノズルを有する管寄せ及び水胴等、殊に原
子力プラント、火力プラントのウオータドラ
ム、蒸気ドラム等に採用して有益なものであ
る。
トの合理化が期待される。等の効果があり、多
数のノズルを有する管寄せ及び水胴等、殊に原
子力プラント、火力プラントのウオータドラ
ム、蒸気ドラム等に採用して有益なものであ
る。
第１図は本発明方法によつて製造されるウオー
タドラムの概略構成を示す正面図、第２図ａない
しｄは本発明方法の説明図である。 図面中、１はウオータドラム、２は胴部、３は
ノズル、１０は素材、１１は条突、１２は突起で
ある。
タドラムの概略構成を示す正面図、第２図ａない
しｄは本発明方法の説明図である。 図面中、１はウオータドラム、２は胴部、３は
ノズル、１０は素材、１１は条突、１２は突起で
ある。
Claims (1)
- １ 外周面に長手方向へ延びる多数の条突を一体
に設けた筒状素材を鋳造するとともに、該筒状素
材の外周面に円周方向凹部を加工して截頭角錐状
突起を形成する一方、該突起の内面と外面とを所
定加工により多数のノズルとすることを特徴とす
る多数ノズルを有する圧力容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57145561A JPS5937366A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 多数ノズルを有する圧力容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57145561A JPS5937366A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 多数ノズルを有する圧力容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5937366A JPS5937366A (ja) | 1984-02-29 |
| JPH045862B2 true JPH045862B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15387985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57145561A Granted JPS5937366A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 多数ノズルを有する圧力容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937366A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9776693B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-10-03 | Hadal, Inc. | Systems and methods for improving buoyancy in underwater vehicles |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP57145561A patent/JPS5937366A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5937366A (ja) | 1984-02-29 |
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