JP2955154B2 - ボイラ管台のオリフィス装置 - Google Patents
ボイラ管台のオリフィス装置Info
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- JP2955154B2 JP2955154B2 JP16680793A JP16680793A JP2955154B2 JP 2955154 B2 JP2955154 B2 JP 2955154B2 JP 16680793 A JP16680793 A JP 16680793A JP 16680793 A JP16680793 A JP 16680793A JP 2955154 B2 JP2955154 B2 JP 2955154B2
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- Japan
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- orifice
- nozzle
- boiler
- orifice plate
- furnace
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Description
整する目的で設置されるボイラ管台のオリフィス装置に
関する。
フィス装置としては、従来火炉入口管寄せに接続された
管台入口部にマルマンカップリングを用いてオリフィス
プレートを固定する構造が知られている。
的に知られているボイラの入口管寄せ01は火炉の下部
に配置され、入口管寄せ01に接続された多数本の管台
02は、上方へ延設され炉底を形成した後前後の火炉壁
管に接続されている。この入口管寄せ01内の高温水は
上昇して、炉底の管台と火炉壁管にて加熱され蒸気とな
っていくが、多数本の火炉壁管内の流量により加熱が変
化するために各管台02を通る高温水量を調整するよう
になっている。この流量を調整するため、管台02入口
部に、入口管寄せ01に接続されるマウントアダプター
03を溶接によって取付け、その頂部に指標ピン06及
び通穴05aをもつオリフィスプレート05を載せ、マ
ルマンカップリング04をかぶせた状態としボルト・ナ
ット07によって固定している。
置を取付ける場合は、図4に示すように、丸棒等から管
08内に通穴09aをもつオリフィス09が配置された
構造を削り出し加工したものを使用していた。
を使用して管台にオリフィスプレートを固定する前記の
従来のオリフィス装置では、ボルト・ナットによってマ
ルマンカップリングを締め付けてオリフィスを固定して
いるが、ボイラ運転中にこのボルトがゆるみマルマンカ
ップリングが外れてオリフィスが外れたり、外れたボル
トがチューブ閉塞を生じる等の問題があった。また、オ
リフィス装置を固定するために管寄せにオリフィスマウ
ントアダプタ03を挿入する手穴を設けていたが、この
手穴蓋の溶接部から漏洩事故を生ずることがあった。
前記の従来のオリフィス装置では、丸棒等からオリフィ
スを削り出すために、加工の手間がかかっていた。ま
た、耐圧部材とオリフィスが同じ材料となるために、オ
リフィスの材料として耐エロージョン性を考慮してイン
コネル等を使用する場合、耐圧部材としての強度が不充
分になるという欠点があった。
きるボイラ管台のオリフィス装置を提供しようとするも
のである。
リフィス装置は、2本の管で通穴を設けたオリフィスプ
レートをはさみ込んだ上オリフィスプレートを2本の管
に溶接したオリフィスを、ボイラの火炉入口管寄せと火
炉壁管とを接続する管台に配設したことを特徴とする。
を2本の管ではさみ込んだ上オリフィスプレートと2本
の管を溶接したオリフィスをボイラの火炉入口管と火炉
壁とを接続する管台に配設しているので、従来入口管寄
せと管台との接続部に設置していたマルマンカップリン
グを用いたオリフィス装置を廃止することができ、ボル
トのゆるみによるオリフィスの外れが防止される。
作るよりも加工コストが安くなり、かつ、耐圧部である
2本の管とオリフィスプレートを別の材料とすることが
可能であるため、オリフィスプレートの材質とは別に、
耐圧部としての2本の管の材料を通常ボイラで使用され
ている材料として強度を上げることができる。
説明する。図1は、オリフィス20を示し、2本の管
1,1は、後記する管台と火炉壁管と材質、外径及び内
径共に同じに構成されている。この2本の管1,1によ
ってオリフィスプレート2をはさみ込み、これらを溶接
してその溶金3によって、オリフィスプレート2が2本
の管1,1に固定される。
材質、外径及び内径の管を必要長さに切断されたもので
あり、一端側に管台と火炉壁管に接続するための開先1
0を施し、他端側(オリフィスプレート2をはさみ込む
側)にも開先5が施されている。これらの開先5及び1
0は、まったく同じ形状でもよくオリフィスプレート2
の端部の形状に合わせて、開先5の形状を変えるように
してもよい。
に貫通するノズル穴4が加工されていて、その端部6
は、管1の内径とほぼ同じとするか又は多少大きくし
て、管1,1同志の間にはさみ込まれた構造とする。ま
た、その材質は、耐エロージョン性の高いもの、例え
ば、インコネル材が用いられる。2本の管1,1とオリ
フィスプレート2との材質が相違している場合には、溶
接に当って溶接材をこれらの中間的材質等とすることに
よって、溶金3は充分に管1,1とオリフィスプレート
2に溶け込み可能である。
は、図2に示すように、火炉入口管寄せ7と多数本の火
炉壁管9の各々を接続する多数本の管台8の途中に溶接
によって接続される。
めに、従来のマルマンカップリングを用いた場合のよう
に、入口管寄せと管台の接続部にボルトによる締め付け
を行わず、かつ、入口管寄せに手穴を設けていないため
に、ボルトのゆるみによるカップリングの外れ及び手穴
蓋の溶接部からの漏洩事故の発生を確実に防止すること
ができる。
場合に比して加工コストが低廉になり、かつ、オリフィ
スプレート2として耐エロージョン性のあるインコネル
等を使用し、耐圧部としての管1,1として使用実績の
ある材料を使用し、耐エロージョン性と強度を共に向上
させることができる。
リフィス10を溶接して取付けているが、一方の管1を
管台8とし、他方の管1に火炉壁管9をそのまま使用す
ることもできる。この場合には、溶接個所数の減少もで
きることから工数を大幅に削減することができる。
フィスプレートをはさみ込んだ上オリフィスプレートを
2本の管に溶接したオリフィスを、ボイラの火炉入口管
寄せと火炉壁管とを接続する管台に配設しているため
に、次の効果を奏することができる。 (1)従来のマルマンカップリングを用いたオリフィス
を廃止することによって、ボルト・ナットのゆるみによ
るカップリングの外れと外れたボルトによる管の閉塞を
防ぐことができると共に、火炉入口管寄せの手穴蓋の溶
接部からの漏洩事故を生ずることがない。 (2)耐摩耗性を要するオリフィスプレートと耐圧部と
しての2本の管を別の材料にすることができ、耐摩耗性
と耐圧性の両性能を向上することができる。 (3)管を削り出した従来のオリフィスに比して、その
加工コストを低廉にすることができる。
1(a)はその断面正面図、図1(b)はその側面図で
ある。
図、図2(b)はその正面図である。
ィス装置を示し、図3(a)はその一部を断面で示す平
面図、図3(b)は図3(a)のa−aの矢視図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 2本の管で通穴を設けたオリフィスプレ
ートをはさみ込んだ上オリフィスプレートを2本の管に
溶接したオリフィスを、ボイラの火炉入口管寄せと火炉
壁管とを接続する管台に配設したことを特徴とするボイ
ラ管台のオリフィス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16680793A JP2955154B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ボイラ管台のオリフィス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16680793A JP2955154B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ボイラ管台のオリフィス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719405A JPH0719405A (ja) | 1995-01-20 |
JP2955154B2 true JP2955154B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=15838048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16680793A Expired - Lifetime JP2955154B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ボイラ管台のオリフィス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955154B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102315317B1 (ko) * | 2021-05-14 | 2021-10-20 | 이원엔지니어링 주식회사 | 보일러 절탄기 지지 장치 |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP16680793A patent/JP2955154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719405A (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
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