JPH045831B2 - - Google Patents

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JPH045831B2
JPH045831B2 JP59272702A JP27270284A JPH045831B2 JP H045831 B2 JPH045831 B2 JP H045831B2 JP 59272702 A JP59272702 A JP 59272702A JP 27270284 A JP27270284 A JP 27270284A JP H045831 B2 JPH045831 B2 JP H045831B2
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JP
Japan
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pump
diaphragm
pumping
chamber
pressure
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Application number
JP59272702A
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English (en)
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JPS60228781A (ja
Inventor
Hainritsuhi Rindonaa Georugu
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M&T Chemicals Inc
Original Assignee
M&T Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by M&T Chemicals Inc filed Critical M&T Chemicals Inc
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Publication of JPH045831B2 publication Critical patent/JPH045831B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B45/00Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids
    • F04B45/04Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B43/06Pumps having fluid drive
    • F04B43/073Pumps having fluid drive the actuating fluid being controlled by at least one valve
    • F04B43/0733Pumps having fluid drive the actuating fluid being controlled by at least one valve with fluid-actuated pump inlet or outlet valves; with two or more pumping chambers in series

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の意義をより十分に理解するために、本
出願の原米国特許出願と共に係属する米国特許出
願第385176号(米国特許第4500264号明細書)
(Georg H.Lindnerのために1982年6月4日に出
願された)を注意深く検討されるべきである。
本発明は、排出されるべき液体の中に浸漬され
る空気圧作動容積式ダイヤフラムポンプに関し、
特に複数のデイスプレーサ弁を用いるダイヤフラ
ムポンプに関する。
液体を容器から入口開口部を通して吸い込み、
それを出口開口部を通して排出するために、先行
技術において種々のダイヤフラムポンプが用いら
れてきた。ダイヤフラムは、通常、ポンプハウジ
ングを供給室と圧力室とに分割する。第1逆止弁
が供給室へ入る流れを調節し、第2逆止弁が供給
室から出る流れを調節する。ポンプケーシング内
のダイヤフラムすなわち薄膜の動きを制御するた
め、外部に配置されたピストンのような作動装置
へ電気信号又は油圧信号が供給される。ダイヤフ
ラムの動きは、加圧された流体を第2逆止弁を通
つて供給室の外へ押しやる。代表的な往復動ダイ
ヤフラムポンプは、米国特許第3285182号(1966
年12月15日H.E.Pinkertonに対し付与)、第
3814548号(1974年6月4日Warren E.Ruppに付
与)及び第4021164号(1977年5月3日Hans
Peter Tellに対し付与)に示されている。
然しながら、低容量の公知の往復動ダイヤフラ
ムポンプは、自己呼び水作用をほとんどもたず、
たとえあるにしても非常に僅かである。それ故、
このようなポンプは、汲み出される液体を入れた
容器の液面に近いか又はそれより下の高さに維持
されなければならない。また、公知の往復動ポン
プの逆止弁は、漏れを起こしやすい。比較的に大
量の液体を汲み出す場合には漏洩は小さい問題で
あるけれども、汲み上げられる量が長時間にわた
り数ミリリツトルにすぎず且つ正確な計量を必要
とする場合には、漏洩の問題ははるかに大きい重
要性を有する。
公知の往復動ダイヤフラムポンプの上述の欠点
の第1は、前述の共に係属中の米国特許出願第
385176号の第2図〜第5図に詳細に示されている
ダイヤフラムポンプにより除去される。共に係属
中の米国特許出願に図示され説明されているダイ
ヤフラムポンプは、空気圧論理回路により制御さ
れるパルス発生装置から供給される低圧空気の制
御パルスに応答する。低圧空気は、工業プラント
にて容易に得られ、公知の電気制御システムや油
圧制御システムに比べて著しいコストの節約とな
る。また、共に係属中の米国特許出願の駆動ダイ
ヤフラムとポンピングダイヤフラムとデイスプレ
ーサとは、選択された速度で少量の液体を排出す
るように有効に機能する。論理回路内の抵抗器の
操作により、この速度を変えることができる。更
に、共に係属中の米国特許出願のダイヤフラムポ
ンプは、排出されるべき液体内、腐蝕性の液体内
にさえも浸漬されることができ、一定の再現性の
ある排出速度で長時間にわたり満足に機能するこ
とができる。
前述の共に係属中の米国特許出願のダイヤフラ
ムポンプは、公知のダイヤフラムポンプに比して
著しい進歩を示しているけれども、ガラスびんを
熱間被覆するための錫化合物のような腐蝕性の液
体を取扱う場合、前記ポンプの広範囲の現場テス
トは、ポンプの設計を更に改善することが望まし
いことを示唆した。例えば、現在のダイヤフラム
ポンプは、入口逆止弁と出口逆止弁との使用を省
き、この弁の代りに一対の積極的に駆動されるデ
イスプレーサ弁を用いる。一対の積極的に駆動さ
れるデイスプレーサ弁は、従来の積極的に駆動さ
れるダイヤフラム弁と組み合わされるとき、両方
の弁は協働して、計量された量の腐蝕性液体をポ
ンプ本体を通して工程の順序で押しやる。このダ
イヤフラムポンプに3つの積極的に駆動されるデ
イスプレーサ弁を使用するという考えは、小さい
容積での作動をうまく行なうため、所望により又
は必要に応じて、4つ又はそれ以上のデイスプレ
ーサ弁の使用に広げることができる。
更に、現在の容積式ダイヤフラムポンプは、単
純化された設計の論理回路を含む空気圧パルス発
生装置により制御することができる。現在の容積
式ダイヤフラムポンプは、共に、係属中の米国特
許出願第385176号(米国特許第4500264号明細書)
の第6図に示す論理回路と両立できるものであ
り、他の空気圧論理回路及び純流体論理回路と協
働し同様にうまくで機能できる。
本発明は、液体をポンプ本体内へ吸い込んでこ
れを加圧し、長時間にわたり一定の低い容積流量
で排出するための、3つ又はそれ以上のデイスプ
レーサ弁を用いる容積式ダイヤフラムポンプを意
図している。
本容積式ダイヤフラムポンプは、信頼性があ
り、漏洩せず、腐蝕性の液体の中への浸漬によく
耐えることができる。ばね負荷されるボール弁の
ような公知の逆止弁に関連した漏れの問題は除去
された。
更に、本容積式ダイヤフラムポンプは、運転中
実質的に自己呼び水作用があり、長時間にわたり
再現性のある結果を与え、低い圧力水頭で確実に
作動し、然も一連の不連続パルスで僅かな量の液
体を排出する。
最後に、本容積式ダイヤフラムポンプは、単純
化された設計の空気圧論理回路を含む公知のパル
ス発生装置からこのポンプに供給された低圧空気
パルスにより作動させることができる。更に、ダ
イヤフラムの破損の好ましくない場合においてさ
えも、空気圧は、腐蝕性の液体がパルス発生装置
に入つてそれを侵さないように維持するのに十分
な圧力である。
本容積式ダイヤフラムポンプの他の利点は、添
付図面と以下の詳細な説明から当業者により容易
に明らかとなるであろう。
添付図面を参照して説明する。第1図は、80ガ
ロン(302.8)の容量を有する大きい金属製ド
ラム100を示している。液面が点線102で示
されており、ドラムの一部を除去してその内部を
示してある。ふた104は、ドラム100の開い
た上端をシールし、透孔106がふたを通して形
成されている。
空気で作動されるダイヤフラムポンプ組立体
は、その全体を参照数字108で示してあるが、
ドラムの内容物を排出するためドラムに作動的に
結合されている。組立体108は、ドラム100
の底部の上に又は底部に接近して位置決めされた
従来のダイヤフラムポンプ110と、透孔106
を通してホンプから上方へ突出する延長スリーブ
112と、延長スリーブの上端に固定されたカラ
ー114とを備えている。ダイヤフラムポンプ組
立体は、更に、パルス発生装置116と、パルス
発生装置へ加圧空気即ち圧縮空気を供給するため
の空気供給管118と、パルス発生装置から延長
スリーブ112上のカラーへ延びてポンプ110
と連通する導管120とを含んでいる。導管12
0とスリーブ112とは、3つの空気パルスホー
スと、1つの復帰圧力ホースとポンプ供給ホース
とを収容している。ポンプ供給ホースは、サイト
グラス126に結合され、供給点128に終つて
いる。延長スリーブは、多かれ少かれ剛性があ
り、ポンプ110に対する液密結合部を有する。
スリーブは、その中のホースをドラム100内の
液体による腐蝕から保護している。導管120は
可撓性であるので、ポンプをドラムの中へ出入れ
することができる。
第2図は、本発明の原理を示すための従来技術
の装置の一つの例を示し、第1図の空気作動ポン
プシステムの従来のポンプ110の代りに置きか
えられるように意図されたダイヤフラムポンプ2
10を概略に示す。ポンプ210は、左側セグメ
ント212と右側セグメント214とからなる本
体を有し、これらのセグメント間には一枚の可撓
性ダイヤフラムが配置されている。3つの離間さ
れた半球形室218,220,222がセグメン
ト212内に形成され、3つの流路224,22
6,228がセグメント214を通して穿孔、中
ぐり又はその他の方法で形成されている。ねじ付
き結合部230,232と234が各流路の外端
に形成され、適当なホース(図示せず)がそこへ
ねじ込み固定される。入口導管236がセグメン
ト212の下縁から室218へ延び、第1内部導
管238が室218から室220へ上方へ延び、
第2内部導管240が室220から室222へ上
方へ延び、出口導管242が室222からセグメ
ント212の上縁へ通じている。
ポンプ210は、汲み出されるべき液体の中に
浸され、この液体は、ドラム又は他の適当に容器
の中に入れられている。
第2図からわかるように、ポンプ210は不作
動位置で図示してある。大気圧より僅かに高い圧
力の空気のパルスが、所定の順序でセグメント2
14内の導管へ供給される。より詳しくは、ポン
プ210の浸漬により第2A図に示すように静水
圧の作用で少くとも一定量の液体が室218の中
へ押し入れられる。次に、空気の第1パルスA
が、116で示すようなパルス発生装置から導管
224へ供給されるとき、ダイヤフラム216
が、押しやられて凹形をとり、室218内の液体
を導管238を通して第2B図に示すように第2
室220の中へ押し入れる。このとき、室218
内の非常に少量の液体だけが導管236内へ押し
戻される。パルスAの持続時間の間、室218内
で撓むダイヤフラムが逆止弁として役立ち、液体
が入口導管236を下へ逆流するのを防止してい
る。
空気の第2パルスBがパルス発生装置から導管
226へ供給されるとき、ダイヤフラムは凹形を
とり、第2C図に示すように室220内の流体を
導管240を通して第3室222の中へ押し入れ
る。パルスBの持続時間の間、室220内で撓む
ダイヤフラムは、逆止弁として作用し、液体がポ
ンプ本体内を下方へ流れるのを防いでいる。第2
D図に示すように、パルスBが加わつた状態でパ
ルスAを終了させる。即ちパルスBを作用させる
ときにはパルスAが加わつたままであるのがよ
い。導管224への空気パルスの供給により生じ
た圧力が除去されると、ダイヤフラム216が応
力のない状態に復帰し、室218が再び液体で満
たされる。
空気の第3パルスCが、導管120内に保持さ
れている3つの空気パルスホースの1つを通し
て、パルス発生装置116から導管228へ供給
されるとき、ダイヤフラムは、第2E図に示すよ
うに凹形をとり、室222内の流体を導管242
を通して上方へ押しやり、遠い排出点で排出す
る。ここでも再び、パルスCの接続時間の間、室
222内で撓むダイヤフラムが逆止弁として作用
し、液体がポンプ本体内を下方へ流れるのを防止
する。
導管226から圧力を除去すると、同様にダイ
ヤフラムがその応力のない状態へ復帰することが
可能となり、第2F図に示すように室220を再
び液体で満す。ポンピングのサイクルを完成する
ために、第2G図に示すように空気のパルスが、
再び導管224へ供給され、導管228から除去
され、続いて導管226へ供給され、第2C図に
示すのとほぼ同じ状態をとる。ポンプの各操作サ
イクルが、室220の容積により左右される量の
液体を供給する。
第2図に示されているポンプ210の室21
8,220と222は容積が等しいけれども、こ
の大きさの関係は、種々の操作要件に適合するよ
うに変えてもよいことが理解されよう。もしも室
222が室220の容積の2分の1となるように
作られたならば、ポンプは、導管226への空気
圧のパルスの供給に基き液体出力の2分の1を供
給し、導管230への空気圧力のパルスの供給に
基き(操作の各サイクルについて)液体出力の他
の2分の1を供給する。ポンプに4つ以上の室、
例えば“n”個の室が形成される場合には、操作
の各サイクルに対する液体出力は、室の容積の賢
明な選択により、ポンプのサイクルにつき(n−
1)パルスに分割することができる。
ポンプ210は、満足に機能し、公知のダイヤ
フラム作動ポンプより秀れているけれども、ダイ
ヤフラム216は若干の問題を提起する。従つ
て、ダイヤフラム216を天然ゴムから作ると
き、ポンプは数日間は良好に作動するが、その後
ダイヤフラムのゆるみが増大するにつれてポンプ
の容量が徐々に減少する。ダイヤフラム216が
ビトン(Viton)のようなプラスチツクから作ら
れているとき、ダイヤフラムがより迅速に伸び、
ポンプ容量が同じ仕方で減少する。ダイヤフラム
を予め伸張し及び/又はダイヤフラムにばね復帰
装置を設ける等の技術は、この問題の解決に失敗
した。
第3図は、第1図の空気作動ポンプシステム内
のポンプ110に代えたダイヤフラムポンプ21
0の一実施態様を略図で示している。第3図に示
すポンプ310は、第2図に於けるポンプ210
と同様に不作動位置で示してある。ポンプ310
は、ポンプ210に対する改良であり、ポンプ2
10内のダイヤフラム216と関連する寿命の問
題を解決する。更に、ポンプ310は、金属偏倚
ばねや予備張力を加えたダイヤフラムに頼ること
なく、ダイヤフラムを応力のない休止位置へ積極
的に復帰させる。
ポンプ310は、左側のセグメント312と、
右側セグメント314と、その間に配置した単一
の可撓性のポンピングダイヤフラム316とから
構成された本体を包含する。第1と第2と第3の
離間されたポンピング室318,320と322
がセグメント314内に形成されている。入口導
管324は、セグメント314の下縁から第1ポ
ンピング室318へ上方へ延び、第1内部導管3
26が室318と第2ポンピング室320との間
に延びている。第2内部導管328が室320と
第3ポンピング室322との間に延び、出口導管
330が、ポンプハウジングの上端と室322と
の間に延びている。拡大されたねじ付き開口部3
32が、導管330の端に形成され、ねじ付きホ
ース即ち管(図示せず)を受入れ、この管を通し
て液体を遠い排出場所へ移送する。
第1中間室334が、小さい駆動ダイヤフラム
336とポンピングダイヤフラム316との間で
セグメント312の下端に形成されている。第2
中間室338は、小さい駆動ダイヤフラム340
とポンピングダイヤフラム316との間でセグメ
ント312の真中近くに形成されている。垂直に
向けられた通路346が、セグメント312の上
端から室334,338と342を通して下方へ
延びている。従つて、基準圧力が通路346の中
へ導入されるとき、全ての薄膜が同じ圧力を受け
る。小さい駆動ダイヤフラム336,340,3
44は、大きさ、形状及び機能が等しく、このダ
イヤフラムは、復帰ばねの必要をなくし、長期間
にわたり満足に機能する。
第1圧力室348は、セグメント312の下端
に形成された空洞と駆動ダイヤフラム336との
間に形成されて、第1制御導管350が、セグメ
ント312の頂部から空洞内へ直接延びている。
制御導管350は第3図に示されていないが、第
4図に示されている。第2圧力室352は、セグ
メント312の真中に形成された空洞と駆動ダイ
ヤフラム340との間に形成されて、第2制御導
管354が、セグメント312の頂部から空洞の
中へまつすぐに延びている。制御導管354は、
第3図に示されていないが、第4図に示されてい
る。第3圧力室356は、セグメント312の上
端に形成された空洞と駆動ダイヤフラム344と
の間に形成されている。第3制御導管358は、
第3図に示すように、セグメント312の頂部か
ら上方空洞の中へ直接延びている。
第1デイスプレーサ弁は、全体を参照数字36
0で指示してあるが、液体をポンピング室318
から内部導管326を経て第2ポンピング室32
0の中へ押し入れるために利用される。第2の等
しいデイスプレーサ弁は、全体を参照数字362
で示してあるが、液体をポンピング室320から
内部導管328を経て第3ポンピング室322の
中へ押し入れるために利用される。第3の等しい
デイスプレーサ弁は、全体を参照数字364で示
してあるが、液体を室322から導管330を経
て開口部332を通してホース又は管(図示せ
ず)の中へ押し入れ遠い場所で排出するために利
用される。
第5図は、代表的なデイスプレーサ弁360の
分解斜視図を示している。デイスプレーサ弁36
0,362と364は、構造及び機能が等しい。
デイスプレーサ弁360は、拡大された環状肩
部368をもつ円筒形キヤツプ366を有し、肩
部368は、ポンピング室318内でのキヤツプ
の移動を案内する。弾力性的で化学的に不活性の
材料からなるボタン370が、弁の作動面内の透
孔375の中に嵌まり、中心中ぐり孔374がキ
ヤツプ366の中へ延びているが、キヤツプを通
していない。孔は点線で示されている。弁は、ま
た、そこを通して延びる孔376をもつスペーサ
弁377と、通し孔379をもつクランプ板37
8と、拡大された頭部をもつ細長いねじ380と
を包含する。ねじ廻し又は類似の工具を入れるた
めのスロツト381が頭部に形成されている。
ねじ380の軸部が、クランプ板378の透孔
379を通り、駆動ダイヤフラム336の小さい
中心孔384を通り、スペーサ377内の孔37
6を通り、ポンピングダイヤフラム316内の小
さい透孔を通り、キヤツプ336の孔374の中
へ延びている。デイスプレーサ弁360は、弁を
ダイヤフラムに固定するため、及び弁の構成要素
を結合して一体的構造体にするためねじ380を
用いる。
ポンプ310は、第3図〜第5図に示すよう
に、次のように機能する。ポンプ310の作動は
第2A図乃至第2G図を参照して説明したのとほ
ぼ同じである。中間室334,338,342を
与圧するため、通路346に基準圧力を導入す
る。排出されるべき液体内にポンプを浸漬する
と、静水圧の作用で若干の液体が下方ポンピング
室318の中へ上方へ移動しポンピング室318
が呼び水される。次に空気の第1制御パルスが導
管350に導入され、この第1制御パルスは、第
1圧力室348内の圧力を中間又は基準室334
の圧力より大きい水準へ瞬間的に上昇させる。駆
動ダイヤフラム336はダイヤフラム316の方
へ撓み、ボタン370が室318を画成する壁に
当接するまで、キヤツプが室318内を右へ動
く。ポンピング室318内に前に保持された液体
は、内部導管326を通して第2ポンピング室3
20の中へ押しやられる。このとき、ポンプ21
0の場合と同様に、室318内の非常に少量の液
体だけが導管324内へ押し戻される。制御パル
スは、第1ポンピング室318と入口導管324
の中へ逆に漏洩するのを防ぐためボタンを室壁に
当接して保持するのに十分な時間持続される。
第2ポンピング室320が満された後、空気の
第2の制御パルスが、導管354に導入され、第
2圧力室352内の圧力を中間室即ち基準室33
8内の圧力より大きい水準へ瞬間的に上昇させ
る。駆動ダイヤフラム340はポンピングダイヤ
フラム316の方へ撓み、ボタンが室320を画
成する壁に当接するまで、キヤツプ366が室3
20内を右へ動く。前に、ポンピング室320内
に保持された液体は、内部導管328を通して第
3ポンピング室322の中へ押しやられる。導管
324に現われる制御パルスは、漏洩を防ぐため
ボタンを室壁に当接して保持するのに十分な時間
持続される。導管350に現れる制御パルスを終
了させるのがよい。
第3ポンピング室322が満された後、空気の
第3制御パルスが、導管358に導入され、第3
圧力室356内の圧力を中間室即ち基準室342
内の圧力より高い水準へ瞬間的に上昇させる。駆
動ダイヤフラム344はポンピングダイヤフラム
316の方へ撓み、ボタンが室322を画成する
壁に当接するまで、キヤツプ366が室322内
を右へ動く。第3ポンピング室322内に前に保
持された液体は、出口導管330と出口開口部3
32を通してホース(図示せず)の中へ押し入れ
られ、遠い場所で排出される。
第6図と第7図は、第1図の空気作動ポンプシ
ステム内のポンプ110に代替しうるダイヤフラ
ム作動ポンプの別の実施態様410を示してい
る。ポンプ410は、第3図〜第5図を参照して
上述したポンプ310と多くの点で同じ方法で機
能する。然しながら、ポンプ310はポンプハウ
ジングの全体を通して延びる1つのポンピングダ
イヤフラム316に頼つているけれども、ポンプ
410は、同じ目的で3つのより小さいポンピン
グダイヤフラム412,414,416を利用し
ている。3つの駆動ダイヤフラム413,41
5,417が、ポンピングダイヤフラムと作動的
に関連付けられている。ポンプ310は、2つの
セグメント312,314から形成されたポンプ
本体に頼つているけれども、ポンプ410の本体
は、複数のより小さいセグメント418,42
0,422,424,426,428と430か
ら形成されている。シールガスケツト432が、
隣接するセグメント428と430の間に配置さ
れ、他方、他のセグメントは、駆動ダイヤフラム
とポンピングダイヤフラムによりシールされてい
る。4つの細長いねじ付きロツドがポンプの本体
の全体を通して延びている。多数のセグメントを
一緒に引くためロツドの対向端のナツト436が
押し進められ、セグメント430の上端にあるカ
ラー438が第1図に示す延長スリーブ112に
固定されている。
ポンプ310は、垂直に配向された単一のポン
ピングダイヤフラムを有するけれども、ポンプ4
10は、水平に配設された駆動ダイヤフラム41
3,415,417に応答する3つの水平に配置
されたより小さいポンピングダイヤフラム41
2,414と416を用いている。ポンプ310
は、同じ方法で配向されたポンピング室318,
320,322を有するけれども、ポンピング室
440と442のみが同様に配向され、ポンピン
グ室444は、他の2つのポンピング室と180度
位相をずらせて配向されている。
ポンプ310は満足に機能するけれども、現場
テストの間ポンプと延長スリーブ112との間か
ら漏洩という問題に遭遇した。漏洩の問題は、汲
み出されている液体の腐蝕性により複雑化した。
従つて、ポンプ410の好ましい形体が案出さ
れ、これによつて漏れの問題が克服され、更にポ
ンプ310で得られた結果に匹敵する結果が得ら
れた。
ポンプ310と410は、駆動ダイヤフラムと
少くとも1つのポンピングダイヤフラムとを利用
しているので、駆動ダイヤフラムの1つが破損す
るという好ましくない場合においてさえも、ポン
プが取り扱つている液体がパルス発生装置へ流入
してそれを汚染することがない。最悪の場合で
も、加圧空気がポンピングダイヤフラムを通して
漏洩して液体に入ることがあるが、然し逆は排除
される。
第8図は、空気作動ポンプシステム用のパルス
発生装置116として機能する論理回路を示して
いる。パターン発生装置は、所要の持続時間と大
きさの低圧空気パルスを公知のポンプ110へ、
並びに独得のポンプ210,310と410へ供
給する。パルス発生装置は、またこのパルスを、
種々のポンプの耐漏洩運転を保証するように正し
いタイミング順序でデイスプレーサ弁へ供給す
る。
パルス発生装置116は、周知の商業的に入手
しうる液体論理素子から構成されている。例え
ば、この流体論理素子は、ニユージヤーシ、フエ
アフイールドのサムソマツクリミテヅド、又は西
独フランクフルトのサムソンアーゲーにより販売
されているものである。手動スイツチ446が、
パルス発生装置に組み込まれている。このスイツ
チは、作動位置で示してあるが、容器100の中
味を排出してポンプ110,210,310又は
410を受入れるため新しい容器を位置決めする
とき、吐出位置又は閉位置(図示されている)の
何れかへ動かされる。
空気供給管118を通して与圧されるパルス発
生装置116は、空気圧スイツチ448,466
といわゆるシユミツトトリガー(Schmitt−
trigger)458とを有する。スイツチ448及
び446は、ゼロ圧力より幾分上で且つシステム
の最大圧力より幾分下で圧力の状態を変化させ
る。シユミツトトリガー458は、所定の正確な
低圧、及び所定の高圧で状態を変える。これらの
スイツチの制御開口部の高圧によつて圧力をスイ
ツチの出口で解放するが、制御開口部の圧力は出
口における十分な圧力を意味しない。スイツチ4
48は、圧力をポンプ410内の室454(又は
ポンプ310内の室348)へ供給する。
圧力流体は、可変抵抗器450を通して容積4
52に入り、導管456を経てシユミツトトリガ
ー458に連通する。若干の時間の経過(抵抗器
450と容積452とにより決定される)の後、
容積452内の圧力が十分な水準に達し、この圧
力が、シユミツトトリガの中央開口部で反射され
る。この増大した圧力信号がトリガの状態を変化
させ、ポンプ410の室476内の空気圧がシユ
ミツトトリガを通して吐出されるようになる。ま
た、固定された抵抗器460を通して空気が容積
462から吐出し、容積462内とスイツチ46
6の中央開口部における圧力をゼロに低下させ
る。
スイツチ466は、その出口において加圧され
た排出を与え、ポンプ410内の室472内の圧
力(又はポンプ310内の室352内の圧力)を
増大させる。圧力は、抵抗器468を通して容積
470内で増大し、抵抗器468と容積470と
により決まる時間の後、スイツチ448の制御開
口部に十分な空気圧を生じさせてその状態を変化
させる。これにより、ポンプ410内のポンプ室
454から空気圧を吐出する。
全サイクルを完成してポンプ410(又は31
0)のポンピング作用を生じさせるため、加圧段
階と吐出段階とを逆にして上述の半サイクルが繰
返される。
勿論、すべてのスイツチをシユミツトトリガー
とし、抵抗器の全部を可変抵抗器とするのがよい
ことが理解されよう。従つて、高速のパルスサイ
クルが必要とされるとき、容積456からスイツ
チ448の出口へ制限されない空気の流れを可能
とするが然し反対方向の流れを制限する空気圧逆
止弁(第8図に点線で示す)を備えた抵抗器45
0を迂回させるのが有利である。この逆止弁は、
室454からの圧力の解放と室476内の圧力の
上昇との重なりを生じさせる。このことは、真中
の弁がこの瞬間に閉じられるので、ポンプの弁の
漏洩を生じさせない。
パルス発生装置116を収容するキヤビネツト
の側にあるサイドグラス126が、システムが正
しく機能していることの視覚的表示を与える。
不連続パルスで僅かな量の腐蝕性液体を排出す
る独得の能力をもつこの空気圧作動ダイヤフラム
310と410は、類似の問題に対する他の解決
を暗示している。当業者は多くの修正と改正を思
い付くことができる。例えば、論理回路は、必要
な数の増幅器をもつ純粋の流体要素を含む種々の
形態をとることができる。更に、3つのデイスプ
レーサ弁を開示したけれども、正しい順序と正し
いタイミングで4つ以上の制御パルスを供給しう
る空気圧論理回路と組み合せて4つ以上のデイス
プレーサ弁を利用してもよい。従つて、特許請求
の範囲は、その文言に限定するべきでなく、本発
明により表わされる有用な技術と科学における重
要な進歩と一致する方法で解決されるべきもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に従つて構成された空
気圧作動ダイヤフラムポンプシステムの側面図で
あり、前記システムは、液体で満されたドラムと
作動的な関係で示されている。第2図は、第1図
のシステム内で利用された従来技術のダイヤフラ
ムポンプを不作動位置で示す拡大垂直断面図であ
る。第2A図乃至第2G図は、本発明のポンプ作
動原理を説明するための断面図である。第3図
は、第1図のシステム内で利用される独得のダイ
ヤフラムポンプの一実施態様の実物大の垂直断面
図である。第4図は、第3図のダイヤフラムポン
プの上面平面図である。第5図は、第3図〜第4
図に示すダイヤフラムポンプ内で利用されたデイ
スプレーサ弁の分解斜視図である。第6図は、第
1図のシステム内で利用された独得のダイヤフラ
ムポンプの別の実施態様の垂直断面図である。第
7図は、第6図に示すダイヤフラムポンプの上面
平面図である。第8図は、ダイヤフラムポンプの
種々の実施態様を作動させるためのパルス発生装
置を形成する空気圧論理回路の概略図である。 116……パルス発生装置、310……ダイヤ
フラムポンプ、312,314……セグメント、
316……ポンピングダイヤフラム、318,3
20,322……ポンピング室、324……入口
導管、326,328……内部導管、334,3
38,342……中間室、336,340,34
4……駆動ダイヤフラム、410……ダイヤフラ
ムポンプ、413,415,417……駆動ダイ
ヤフラム、412,414,416……ポンピン
グダイヤフラム、440,442,444……ポ
ンピング室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排出されるべき液体が入つている容器内に浸
    漬されるようになつた、少量の液体を排出するた
    めのダイヤフラムポンプにおいて、 (a) 複数のセグメントから構成されたポンプ本体
    と、 (b) 前記本体の下端に形成された入口ポート及び
    その上方に形成された出口ポートと、 (c) 前記ポンプ本体内に前記入口ポートと前記出
    口ポートとの間に形成され、これらのポートを
    連通した、少なくとも三つの間隔を隔てたポン
    ピング室と、 (d) 前記ポンプ室を相互連結する導管と、 (e) 各ポンピング室の一方の側をシールするた
    め、前記本体内で前記セグメント間に固定され
    た少なくとも一つのポンピングダイヤフラム
    と、 (f) 前記ポンプ本体内に固定された少なくとも三
    つの駆動ダイヤフラムと、 (g) 前記ポンピングダイヤフラム及び前記駆動ダ
    イヤフラムに固定された少なくとも三つのデイ
    スプレーサ弁と、 (h) 前記ポンプ本体内に形成された少なくとも三
    つの圧力室と、 (i) 加圧空気源と、 (j) 空気の制御パルスをつくるため前記加圧空気
    源に接続されたパルス発生装置と、 (k) 前記ポンプが流体を前記ポンプ本体内に吸い
    込み、これをポンピング室からポンピング室へ
    順々に前進させ、次いで前記出口ポートを通し
    て離散的パルスをなして排出するように制御パ
    ルスを前記圧力室に特定の順序で所望の持続時
    間に亘つて供給するための、前記ポンプ本体に
    連結された導管と、 を有することを特徴とするダイヤフラムポンプ。 2 各駆動ダイヤフラム及び前記ポンピングダイ
    ヤフラムがその間に中間室を構成し、各中間室内
    に基準圧力を導入するための装置が設けられてい
    る、特許請求の範囲第1項に記載のダイヤフラム
    ポンプ。 3 各デイスプレーサ弁が、一端に透孔を持つキ
    ヤツプを有し、化学的に不活性な材料でできたボ
    タンが前記孔に嵌まつている、特許請求の範囲第
    1項に記載のダイヤフラムポンプ。 4 各デイスプレーサ弁は拡大環状肩部を有し、
    この肩部が各ポンピング室内でデイスプレーサ弁
    の移動を案内する、特許請求の範囲第3項に記載
    のダイヤフラムポンプ。 5 各デイスプレーサ弁は、中央貫通ボアを備え
    たスペーサを有し、このスペーサは前記駆動ダイ
    ヤフラムと前記ポンピングダイヤフラムとの間に
    固定されている、特許請求の範囲第3項に記載の
    ダイヤフラムポンプ。 6 前記のポンピング室の容積が等しい、特許請
    求の範囲第1項に記載のダイヤフラムポンプ。
JP59272702A 1983-12-28 1984-12-24 ダイヤフラムポンプ Granted JPS60228781A (ja)

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