JPH0458230A - 液体用循環形位相共役装置 - Google Patents
液体用循環形位相共役装置Info
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- JPH0458230A JPH0458230A JP17068090A JP17068090A JPH0458230A JP H0458230 A JPH0458230 A JP H0458230A JP 17068090 A JP17068090 A JP 17068090A JP 17068090 A JP17068090 A JP 17068090A JP H0458230 A JPH0458230 A JP H0458230A
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- liquid
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 11
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000021615 conjugation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N n-Hexane Chemical compound CCCCCC VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の対象技術分野]
この発明は液体を封入した容器内に入射するレーザービ
ームの位相共役波を発生させる液体用循環形位相共役装
置に関するものである。
ームの位相共役波を発生させる液体用循環形位相共役装
置に関するものである。
[従来技術およびその問題点]
従来、この種の装置として第2図に示すものかあった。
この図において管状の容器1はその両端部に透光壁2a
、2bを一体に形成し、かつその内部には3次の電気感
受率の大きな液体たとえばノルマルヘキサン等が封入さ
れる。
、2bを一体に形成し、かつその内部には3次の電気感
受率の大きな液体たとえばノルマルヘキサン等が封入さ
れる。
また容器1の軸心線上において、その−側にはその一端
部から所定の距離をおいて入射用の凸レンズ4が設けら
れる。
部から所定の距離をおいて入射用の凸レンズ4が設けら
れる。
つぎに第2図に示す動作について説明する。すなわちレ
ーザービーム3は凸レンズ4を通過するがその際このレ
ンズによって屈折され、さらに透光壁2aを通して容器
1内に入射し、この内部で焦点5を結ぶ。そしてこの焦
点において、レーザービームのエネルギー密度があるし
きい値を上回るとき、焦点5において誘導プリルアン散
乱が発生し、これによって位相共役波6すなわち入射ビ
ームと同一の波面を有し、かつ正反対の方向へ伝播する
光が発生する。
ーザービーム3は凸レンズ4を通過するがその際このレ
ンズによって屈折され、さらに透光壁2aを通して容器
1内に入射し、この内部で焦点5を結ぶ。そしてこの焦
点において、レーザービームのエネルギー密度があるし
きい値を上回るとき、焦点5において誘導プリルアン散
乱が発生し、これによって位相共役波6すなわち入射ビ
ームと同一の波面を有し、かつ正反対の方向へ伝播する
光が発生する。
従来の位相共役装置は以上のように構成されているので
、容器内1に入射するレーザービーム3の焦点5付近で
そのレーザービームにより液体が気化し、このため入射
レーザービームの繰り返し数を上げると、位相共役波6
の発生効率が低下する欠点があった。
、容器内1に入射するレーザービーム3の焦点5付近で
そのレーザービームにより液体が気化し、このため入射
レーザービームの繰り返し数を上げると、位相共役波6
の発生効率が低下する欠点があった。
[発明の目的]
この発明はこのような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、容器内に入射するレーザービームの焦点で
の気泡などを含む変質した液体を取り除き、その焦点に
おける液体の純度を高く保つことにより、高繰り返しで
入射するレーザービームに対し、安定に位相共役波を発
生させる装置を提供することを目的とする。
れたもので、容器内に入射するレーザービームの焦点で
の気泡などを含む変質した液体を取り除き、その焦点に
おける液体の純度を高く保つことにより、高繰り返しで
入射するレーザービームに対し、安定に位相共役波を発
生させる装置を提供することを目的とする。
[発明の梗概]
この発明はその目的を達成するために、液体を満たした
管状の容器において、この容器内に入射集光するレーザ
ービームの焦点に位置する部分に、そのレーザービーム
にその軸心と交差する一対のノズルを設け、このノズル
を循環路、循環ポンプおよび液溜めを介して連通させ、
レーザービームの焦点に液体を流すことにより、レーザ
ービームが高繰り返し入射の際にも位相共役波を安定し
て発生させるものである。
管状の容器において、この容器内に入射集光するレーザ
ービームの焦点に位置する部分に、そのレーザービーム
にその軸心と交差する一対のノズルを設け、このノズル
を循環路、循環ポンプおよび液溜めを介して連通させ、
レーザービームの焦点に液体を流すことにより、レーザ
ービームが高繰り返し入射の際にも位相共役波を安定し
て発生させるものである。
[実施例]
以下この発明の一実施例を第1図について説明する。
なお、従来の装置と同一の部分についてはその説明を省
略する。
略する。
すなわち容器1内においてこの容器内に入射するレーザ
ービームの焦点5に相当する位置には容器1の軸心線す
なわちレーザービームの焦点と対称に一対のノズル7.
8がたがいに対向するように設けられ、それぞれのノズ
ルの他端は循環路9と、循環ポンプ10および液溜11
を介してたがいに連通している。
ービームの焦点5に相当する位置には容器1の軸心線す
なわちレーザービームの焦点と対称に一対のノズル7.
8がたがいに対向するように設けられ、それぞれのノズ
ルの他端は循環路9と、循環ポンプ10および液溜11
を介してたがいに連通している。
一般に容器内に入射するレーザービームはその焦点にお
いて、約0.1mm以下の径を有する。
いて、約0.1mm以下の径を有する。
このためレーザービームにより変質された液体は0.1
mm以下のの径を有する円筒内にあり、ビームに対し横
方向から液体を流したばあい、流速1m/s程度で、入
射ビームの入射繰り返し数を250Hzまで上げても誘
導プリルアン散乱による位相共役波6の発生効率は低下
しない。また液体を流すばあい乱流が発生しやすく、こ
の乱流によりレーザービームの集光性が悪くなり、位相
共役波6の発生効率が低下しやすい。したがってできる
だけ低い流速で液体の変質した部分を取り除くことが重
要であり、そのためにはビームの軸心線と交差する方向
から液体を流す本方法が有効である。
mm以下のの径を有する円筒内にあり、ビームに対し横
方向から液体を流したばあい、流速1m/s程度で、入
射ビームの入射繰り返し数を250Hzまで上げても誘
導プリルアン散乱による位相共役波6の発生効率は低下
しない。また液体を流すばあい乱流が発生しやすく、こ
の乱流によりレーザービームの集光性が悪くなり、位相
共役波6の発生効率が低下しやすい。したがってできる
だけ低い流速で液体の変質した部分を取り除くことが重
要であり、そのためにはビームの軸心線と交差する方向
から液体を流す本方法が有効である。
そこで凸レンズ4および透光壁2aを通して容器l内に
入射したレーザービーム3は容器1内において焦点5を
形成する。この焦点で液体が加熱されるとこの液体が気
化しやすくなる。このときポンプ10を駆動すると、液
体は一方のノズル7から焦点5を通り、かつ他方のノズ
ル8に向けて送られる。これによって焦点5において発
生した気泡は循環路9を通る間に復元され、再度使用に
供せられる。
入射したレーザービーム3は容器1内において焦点5を
形成する。この焦点で液体が加熱されるとこの液体が気
化しやすくなる。このときポンプ10を駆動すると、液
体は一方のノズル7から焦点5を通り、かつ他方のノズ
ル8に向けて送られる。これによって焦点5において発
生した気泡は循環路9を通る間に復元され、再度使用に
供せられる。
なお、上記実施例においては変質した液体を焦点から取
り除(ために液体を循環させたが、この液体を循環させ
る代わりに液体を封入したセルをこのセルの軸心線と直
角方向に振動させることにより焦点の位置を移動させる
ことも可能である。
り除(ために液体を循環させたが、この液体を循環させ
る代わりに液体を封入したセルをこのセルの軸心線と直
角方向に振動させることにより焦点の位置を移動させる
ことも可能である。
[発明の効果]
この発明は上述のように液体を満たした容器の、この容
器内に入射収束するレーザービームの焦点に位置する部
分に、その軸心線に対してこれと交差する一対のノズル
を設け、このノズルを循環路、循環ポンプおよび液溜め
を介して連通させているので、焦点付近における気泡の
発生を防止することができ、したがって高繰り返しで入
射するビームに対し位相共役波を安定に発生させること
ができる。このため高繰り返しで集光性の優れた、かつ
指向性の安定したレーザービームを得ることができる効
果がある。
器内に入射収束するレーザービームの焦点に位置する部
分に、その軸心線に対してこれと交差する一対のノズル
を設け、このノズルを循環路、循環ポンプおよび液溜め
を介して連通させているので、焦点付近における気泡の
発生を防止することができ、したがって高繰り返しで入
射するビームに対し位相共役波を安定に発生させること
ができる。このため高繰り返しで集光性の優れた、かつ
指向性の安定したレーザービームを得ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における液体用位相共役装置の1実施
例を示す側断面図、第2図は従来の液体用位相共役装置
を示す側断面図である。 1・・・・容器 2・・・・透光壁 3・・・・レーザービーム ・凸レンズ ・焦点 ・位相共役波 ・ノズル ・ノズル ・循環路 ・循環ポンプ ・液溜め 特許出願人 財団法人 産業創造研究所 −代 理
人 弁理士 田澤博昭 外28第 図
例を示す側断面図、第2図は従来の液体用位相共役装置
を示す側断面図である。 1・・・・容器 2・・・・透光壁 3・・・・レーザービーム ・凸レンズ ・焦点 ・位相共役波 ・ノズル ・ノズル ・循環路 ・循環ポンプ ・液溜め 特許出願人 財団法人 産業創造研究所 −代 理
人 弁理士 田澤博昭 外28第 図
Claims (1)
- 両端部に透光壁を有する管状の容器内に液体を封入する
とともに、上記容器の、上記透光壁を通してその容器内
に入射集光するレーザービームの焦点に対応する部分に
、上記レーザービームの軸心線に対しこれと交差する一
対のノズルを設け、このノズルを循環路、循環ポンプお
よび液溜めを介して連通させたことを特徴とする液体用
循環形位相共役装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17068090A JP2851389B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 液体用循環形位相共役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17068090A JP2851389B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 液体用循環形位相共役装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458230A true JPH0458230A (ja) | 1992-02-25 |
JP2851389B2 JP2851389B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=15909404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17068090A Expired - Fee Related JP2851389B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 液体用循環形位相共役装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851389B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7066156B2 (en) * | 2001-11-07 | 2006-06-27 | Mag Ultra Phase, Llc | Fuel vaporization systems for vaporizing liquid fuel |
JP2011000351A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Intention:Kk | 綿棒及びその製造方法、綿棒の軸部及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP17068090A patent/JP2851389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7066156B2 (en) * | 2001-11-07 | 2006-06-27 | Mag Ultra Phase, Llc | Fuel vaporization systems for vaporizing liquid fuel |
JP2011000351A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Intention:Kk | 綿棒及びその製造方法、綿棒の軸部及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2851389B2 (ja) | 1999-01-27 |
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